注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、買い継続も米中摩擦激化に警戒 *14:42JST 米国株見通し:伸び悩みか、買い継続も米中摩擦激化に警戒 (14時30分現在)S&P500先物      5,452.50(-38.50)ナスダック100先物  19,058.00(-230.75)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は152ドル安。原油相場は弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。9日の主要3指数は急反発。前日終値を挟んだもみ合いから一転して買いが殺到しナスダックは反発、S&Pは6日ぶりにプラス、過去4日間で4500ドル超下げたダウは2962ドル高の40608ドルで取引を終えた。トランプ政権はこの日、中国以外で対米報復を決定していない貿易相手国を対象に、相互関税の引き上げ分を90日間猶予する方針を打ち出した。それを受けハイテクをはじめ主力株は10%超上昇し、相場を大きく押し上げた。本日は伸び悩みか。トランプ政権の関税引き上げの一部猶予を受け、買い安心感から上昇基調を維持。一方、9日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で当局者は高関税政策を背景としたインフレ加速と雇用悪化のリスクを認め、経済への悪影響にも警戒感が示された。今後スタグフレーションが本格化した場合、連邦準備制度理事会(FRB)は追加利下げに踏み切るとの見方も買いを支える。ただ、米中通商摩擦の激化は懸念材料として指数の上値を抑えそうだ。 <TY> 2025/04/10 14:42 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は安値圏、日本株の上げ渋りで *14:31JST 東京為替:ドル・円は安値圏、日本株の上げ渋りで 10日午後の東京市場でドル・円は146円50銭付近と、本日安値圏でのもみ合い。日経平均株価は前日比2600円超高と急反発したが、一段の上昇は抑制去れ日本株高を好感した円売りは抑制されている。米株式先物は軟調で、今晩の株安も警戒される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円50銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0991ドル。 <TY> 2025/04/10 14:31 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、ドル売り地合い継続 *14:16JST 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、ドル売り地合い継続 10日午後の東京市場でドル・円は146円50銭まで下落後、146円60銭台と安値圏でのもみ合い。ドル売り地合いは継続し、ポンド・ドルと豪ドル・ドルは上昇基調を強めた。一方、米株式先物は弱含み、今晩の株安を警戒した円買いがドルを下押しする。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円50銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0989ドル。 <TY> 2025/04/10 14:16 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは大幅に低下、株価大幅高で警戒感が後退 *14:06JST 日経平均VIは大幅に低下、株価大幅高で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-17.61(低下率31.11%)の39.00と大幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は39.63、安値は34.08。昨日の米株式市場で主要指数が急反発した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では米中貿易摩擦の激化や相互関税の不透明感が引き続き意識されているが、今日は取引開始後に日経225先物が上げ幅を広げ大幅高となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退。日経VIは昨日の水準を大幅に下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2025/04/10 14:06 注目トピックス 市況・概況 日経平均は2708円高、高値圏で小動き *13:52JST 日経平均は2708円高、高値圏で小動き 日経平均は2708円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、ZOZO<3092>がマイナス寄与上位となっている。セクターでは、全業種が値上がり。非鉄金属、電気機器、保険業、証券商品先物、その他製品が値上がり率上位となっている。日経平均は高値圏で小動きとなっている。買い戻しの動きが継続している一方、ダウ平均先物が時間外取引で軟調で、東京市場の重しとなっているようだ。 <SK> 2025/04/10 13:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り継続 *13:50JST 東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り継続 10日午後の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、146円52銭と本日安値を更新した。前日のドル買いを巻き戻す展開で、ポンドや豪ドルは対ドルで強含む。一方、日経平均株価は大幅高だが、米ダウ先物は下げ幅を拡大し、一段の円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円52銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0989ドル。 <TY> 2025/04/10 13:50 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり安、ドル買い後退で *13:05JST 東京為替:ドル・円はじり安、ドル買い後退で 10日午後の東京市場でドル・円はじり安となり、一時146円61銭まで値を下げた。米トランプ政権の高関税政策の一部停止を好感したドル買いは一服し、主要通貨は対ドルで堅調地合いに。一方、日経平均株価は上げ渋り,一段の円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円61銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0989ドル。 <TY> 2025/04/10 13:05 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~買戻し優勢で34000円台を回復 *12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~買戻し優勢で34000円台を回復 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅反発、買戻し優勢で34000円台を回復・ドル・円は下げ渋り、日本株にらみ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は大幅反発、買戻し優勢で34000円台を回復日経平均は大幅反発。前日比2639.14円高(+8.32%)の34353.17円(出来高概算13億7000万株)で前場の取引を終えている。9日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は2962.86ドル高の40608.45ドル、ナスダックは1857.06ポイント高の17124.97で取引を終了した。トランプ政権が発動した大幅相互関税に対し中国が報復措置を発表したため貿易戦争激化懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後、安値での押し目買いや売り疲れ感も見られもみ合いとなったが、心配されていた10年債入札で強い需要が見られ安心感が広がり、相場は上昇に転じた。続いて、トランプ大統領が報復措置を発表していない諸国に対し相互関税を90日間一時停止することを承認したと言及すると、脅威が後退し買戻しに拍車がかかり、相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。米国株の大幅反発と為替の円安推移などを材料に東京市場は買い戻し優勢でスタート。日経平均は、大型株の上昇や先物の買い戻しなどを材料に34000円台を回復した。買い一巡後は、34300円水準でのもみ合いとなったが、プライム市場の99%の銘柄が上昇する全面高の展開のまま、前場の取引を終えた。日経平均採用銘柄では、フジクラ<5803>がストップ高買い気配となったほか、証券会社による目標株価引き上げや造船需要増大の思惑などを背景に川崎重工業<7012>もストップ高。アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>など半導体株も総じて買われた。このほか、安川電機<6506>、ファナック<6954>、太陽誘電<6976>、日東電工<6988>など、直近売られていた中国関連・アップル関連銘柄も買い優勢となった。一方、日経平均採用銘柄ではZOZO<3092>のみ下落した。下落率上位には、コメ価格の高騰などが影響して今期営業利益予想を下方修正したサイゼリヤ<7581>が下落したほか、今期営業利益が前期比2%増になりそうだと発表したABCマート<2670>も売られ年初来安値を更新した。全業種が上昇したなか、非鉄金属、電気機器、保険、銀行、証券・商品先物の上昇が目立った。米国関税政策に翻弄される地合いとなっていることで、前場のプライム市場の売買代金は2.8兆円とさほど伸びなかった。買戻しが一巡した後は、関税政策を見極めたいとするムードが強まっており積極的な買いは手控えられているようだ。後場の東京市場は、新規の売り材料が伝わらない限り、高値圏は維持されると見るが、貿易戦争の根本的な解決には至っていないことから、日経平均の後場一段高は期待できないだろう。■ドル・円は下げ渋り、日本株にらみ10日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、147円81銭から146円64銭まで値を下げた。米金利の失速を受け、米トランプ政権の相互関税に関する一部延期を好感した前日のドル買いは一服。一方、アジア株は急反発も、円売りは収束している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円64銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0987ドル。■後場のチェック銘柄・リガク・ホールディングス<268A>、キオクシアホールディングス<285A>など、18銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・3月国内企業物価指数:前年比+4.2%(予想:+3.9%、2月+4.0%→+4.1%)・中国 3月消費者物価指数:前年比-0.1%(予想:+0.1%、2月:-0.7%)・中国 3月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.3%、2月-2.2%)【要人発言】・トランプ米大統領「中国が米国の関税の影響を相殺するために為替操作を行っている」「医薬品に関税を賦課するつもり、主要な関税を近く発表」・加藤財務相「米国とは為替について財務相間で協議との認識共有」「日米関税交渉、為替もテーマになり得ると承知」・赤沢再生相「米国に関税措置見直しを強く求めることに変わりない」<国内>・特になし<海外>・特になし <CS> 2025/04/10 12:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、米金利にらみ *12:15JST 東京為替:ドル・円は軟調、米金利にらみ 10日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、147円81銭から146円64銭まで値を下げた。米金利の失速を受け、米トランプ政権の相互関税に関する一部延期を好感した前日のドル買いは一服。一方、アジア株は急反発も、円売りは収束している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円64銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0987ドル。【要人発言】・中国商務省「中EU間の貿易・投資・産業協力深化への意欲を表明」「米国が一方的な相互関税を強行する場合、中国は断固として対抗」・加藤財務相「米関税政策、日本の金融市場にも影響するため引き続き注視」「経済対策、米関税政策の影響に万全期す方針で対応」「米関税の一時停止、前向きに受け止めている」【経済指標】・日・3月国内企業物価指数:前年比+4.2%(予想:+3.9%、2月+4.0%→+4.1%)・中国 3月消費者物価指数:前年比-0.1%(予想:+0.1%、2月:-0.7%)・中国 3月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.3%、2月-2.2%) <TY> 2025/04/10 12:15 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):川崎重、サイゼリヤ、Synsなど *11:49JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):川崎重、サイゼリヤ、Synsなど ABCマート<2670>:2601.5円(-108.5円)大幅続落。前日に25年2月期の決算を発表、営業利益は626億円で前期比12.4%増となり、市場予想を10億円程度下振れる着地になったとみられる。また、26年2月期は640億円で同2.3%増の予想。コンセンサスを20億円程度下振れている。粗利益率の伸び悩みに加えて、賃上げによる人件費上昇など見込んでいるようだ。下振れ決算に加えて、本日は円高メリット銘柄が相対的に軟調な地合いも影響している。サイゼリヤ<7581>:3980円(-170円)大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は61.9億円で前年同期比4.2%増となり、従来予想の72億円を下回る着地になっている。また、通期予想は従来の166億円から155億円、前期比4.3%増に下方修正。売上高は上振れ推移となっているものの、米価格の高騰や野菜などの食材価格上昇の影響を受け、粗利益率が想定よりも低下するもよう。通期の市場コンセンサスは従来会社計画を上回る水準であったため、ネガティブ反応が優勢に。フジクラ<5803>:4710円 カ -ストップ高買い気配。米トランプ政権の相互関税上乗せ分の一時延期を受けて株式市場には過度な警戒感が後退、とりわけ、米国市場ではナスダック指数が12%超の上昇、SOX指数も18.7%の急騰となり、東京市場でも下げのきつかった半導体関連株のリバウンドの動きが目立っている。半導体関連株高に伴い、同社などの電線株にも買いが集まる展開へ。なお、4月2日相互関税発動後の同社株は前日まで25%の下落であった。メイコー<6787>:5600円 カ -ストップ高買い気配。米トランプ大統領が相互関税の上乗せ部分について90日間の一時停止を発表。同社は米中対立を見据えてベトナムで製造体制を構築してきており、23年以降の株価水準訂正につながっていたが、4月2日の相互関税詳細発表において、ベトナムに46%の高関税が課せられ、その後同社株の売り材料となっていた。今回、関税上乗せ部分の延期が決まったことで、過度な警戒感が大きく後退する流れになっている。川崎重<7012>:7457円(+1000円)ストップ高。米トランプ大統領が、相互関税の上乗せ部分について一部の国・地域に90日間の一時停止を許可すると発表。日本もこれに含まれ、即時実施となっている。前日の米国株式市場は急伸となり、為替市場でもドル高円安が進む展開に。これを受け、東京市場でも相互関税詳細発表後に急落の反動の動きが強まる形へ。4月2日と前日終値との比較でいうと、同社は太陽誘電に次いでプライム市場では下落率第2位であった。GENDA<9166>:1099円(+81円)急反発。連結子会社によるPlayer One Amusement Group Inc.を傘下に有する米Pixel Intermediate Holding Corporationの株式取得(連結子会社化)を発表、買いが優勢となっている。株式取得後はNENに対するPMI施策と同様、PLAYER ONEが持つ巨大なネットワークにミニクレーンの設置や「Kawaii」景品の他、今後予定されている日本アニメIPも含めた同社グループならではの景品を導入し、更なる売上の増加を見込んでいる。レナサイエンス<4889>:1060円(+60円)急反発。維持血液透析を支援する人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器の薬事承認のための臨床性能試験における登録患者数が目標症例数(150例)に到達したことを発表し、好感されている。このプログラム医療機器は、約3,000症例(国内透析患者の1%程度)におよぶ透析治療情報をAIに学習させて透析専門医の治療を模倣し、透析専門医と同等の予測を非専門医に提供し、非専門医の知識及び経験を補い、透析患者に対する適切な維持血液透析治療の施行に寄与することが期待されるという。Syns<290A>:1148円(+150円) 1117 +119ストップ高、年初来高値更新。航空自衛隊の入札案件である「宇宙システムにおけるセキュリティガイドラインの作成」を受注したことを発表し、好材料視されている。本案件は、航空自衛隊の装備品である宇宙システムに対して、個々の宇宙システムに対するセキュリティ管理策を策定するための指針となる標準的なガイドラインの作成に関する役務について規定することが求められる。契約金額は99,990,000円。またあわせて、防衛省情報本部の「画像調達案件」を落札(落札金額87百万円)したことも発表している。 <ST> 2025/04/10 11:49 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:7&iHDや古野電気などに注目 *09:08JST 個別銘柄戦略:7&iHDや古野電気などに注目 昨日9日の米株式市場でNYダウは2,962.86ドル高の40,608.45、ナスダック総合指数は1,857.06pt高の17,124.97、シカゴ日経225先物は大阪日中比3,030円高の34,860円。為替は1ドル=147.70-80円。今日の東京市場では、営業利益が前期比21.2%減・今期0.7%増予想で発行済株式数の15.1%上限の自社株買いを発表した7&iHD<3382>、25年2月期営業利益が前期比2.0倍と従来予想の同84.0%増を上回った古野電気<6814>、営業利益が前期20.5%増・今期9.5%増予想で中期経営計画をローリング方式により更新したトレファク<3093>、東証スタンダードでは、 上期営業損益が2.44億円の赤字と従来予想の13.00億円の赤字から赤字幅が縮小したライトオン<7445>、営業利益が前期黒字化・今期3.15増予想で25年2月期決算短信で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したと発表したタカキュー<8166>、発行済株式数の1.65%上限の自社株買いを発表したベルテクス<5290>、発行済株式数の1.4%上限の自社株買いと買付け委託を発表したアドヴァンG<7463>、発行済株式数の4.16%の自社株消却を発表したGFC<7559>、半導体パッケージ基板検査装置総額約7.8億円を超える大型受注を獲得したと発表したINSPEC<6656>などが物色されそうだ。一方、25年2月期業績見込みを下方修正したS FOODS<2292>、25年8月期売上高予想は上方修正だが営業利益と経常利益予想を下方修正したサイゼリヤ<7581>、上期営業利益が0.6%減で中国で歯科用ダイヤモンドバーを自主回収すると発表したマニー<7730>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/04/10 09:08 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~相互関税一時停止で買い戻しの動きが強まる~ *08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~相互関税一時停止で買い戻しの動きが強まる~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■相互関税一時停止で買い戻しの動きが強まる■7&iHD、25/2営業利益 21.2%減 4209億円、26/2予想 0.7%増 4240億円■前場の注目材料:住友商事、鉱山電動化で脱炭素、スイスABBと協業■相互関税一時停止で買い戻しの動きが強まる10日の日本株市場は、ギャップアップからのスタートとなり、その後は次第にこう着感が強まりそうだ。9日の米国市場は、NYダウが2962ドル高、ナスダックは1857ポイント高だった。米政権が発動した相互関税に対し、中国は報復措置を発表したため、貿易摩擦への警戒から売りが先行した。その後、トランプ米大統領は、報復措置を発表していない諸国に対し相互関税を90日間一時停止することを承認したと発表。これをきっかけに幅広い買い戻しの動きが強まった。シカゴ日経225先物は大阪比3030円高の34860円。円相場は1ドル=147円30銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップから始まることになりそうだ。日経平均株価は下向きで推移するボリンジャーバンドの-3σと-2σに沿った形での下落基調を継続していたが、一気に-2σを上抜け、-1σが位置する34360円辺りを突破してくる可能性がありそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時35140円まで急伸する場面もみられており、朝方はインデックスに絡んだ買いが集中することになりそうだ。ボトム圏から一気に上抜けることから、売り方の買い戻しの動きが集中しやすいところである。低迷が続いていた半導体株などにはより買い戻しが入りやすいだろう。米国ではエヌビディアの上昇率は18%を超えており、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>などが日経平均株価を押し上げる形になろう。一方で、節目の35000円に接近する局面では、短期筋の利益確定の動きが入りやすいだろう。相互関税の一部を90日間停止することで、今後の政府間協議への進展期待が高まるだろうが、中国は報復措置を発動するなど、一歩も引かない姿勢である。米中の関税の応酬による影響が警戒されるなか、買い一巡後は押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。物色としてはこれまで下げがきつかった半導体株のほか、関税の影響を受けづらいなかでも売られていた新興市場の中小型株の一角にはリバウンド狙いの資金が向かいそうだ。■7&iHD、25/2営業利益 21.2%減 4209億円、26/2予想 0.7%増 4240億円7&iHD<3382>が発表した2025年2月期業績は、営業収益が前期比4.4%増の11兆9727億6200万円、営業利益は同21.2%減の4209億9100万円だった。2026年2月期業績は、営業収益が前期比10.1%減の10兆7610億円、営業利益は同0.7%増の4240億円を計画。併せて6000億円、発行済み株式総数(自己株式を除く)の15.4%に当たる4億株を上限とする自社株買いを実施すると発表した。■前場の注目材料・NYダウは上昇(40608.45、+2962.86)・ナスダック総合指数は上昇(17124.97、+1857.06)・SOX指数は上昇(4230.45、+667.51)・シカゴ日経225先物は上昇(34860、+3030)・VIX指数は低下(33.62、-18.71)・為替相場は円安・ドル高(147.70-80)・米原油先物相場は上昇(62.35、+2.77)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・7&iHD<3382>31年までに成長投資3.2兆円、自社株買い最大6000億円・東レ<3402>EU、車部材で炭素繊維規制へ、関連企業の株価下落・三菱商事<8058>水素還元製鉄に参画・住友商事<8053>鉱山電動化で脱炭素、スイスABBと協業・東京センチュリー<8439>長崎で系統用蓄電所を単独開発・トヨタ自<7203>欧で年1万台リサイクル、部品・材料分別・精工技研<6834>型内塗装で内装部品量産、東海理化と技術・日産自<7201>資材・物流コスト上昇で商用車値上げ・オムロン<6645>米社と提携、車など経営課題解決支援・日機装<6376>水素燃料船向けポンプユニットを川重から受注・やまびこ<6250>太陽光併設型蓄電池を実証、CO2排出9割減確認・三菱重工業<7011>豪パースに営業拠点、脱炭素で事業機会模索・NTTデータG<9613>パーソナルデータ流通の仕組み構築、6月に協議会設立・NEC<6701>MTNと南アでオープン光トランスポート実証に成功・三菱電機<6503>鉄道車両向けパワー半導体モジュール発売・ダイヘン<6622>EVバスに走行中給電、関西電力などと万博会場2か所で☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 3月国内企業物価指数(予想:前年比+3.9%、2月+4.0%)<海外>・10:30 中国 3月消費者物価指数(予想:前年比+0.1%、2月:-0.7%)・10:30 中国 3月生産者物価指数(予想:前年比-2.3%、2月-2.2%) <ST> 2025/04/10 08:55 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し *08:32JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今月開催の理事会で政策金利の据え置きを決定する可能性があるが、政策金利見通しは不透明。そのため、リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・欧州経済の先行きは不透明・欧州の政治不安・米国の関税措置【ユーロ買い要因】・ECBは利下げを一時休止する可能性・日本銀行による追加利上げは当面なくなった可能性・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/04/10 08:32 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米追加関税措置の一時停止でリスク回避的な為替取引は縮小へ *08:28JST 今日の為替市場ポイント:米追加関税措置の一時停止でリスク回避的な為替取引は縮小へ 9日のドル・円は、東京市場では146円36銭から144円58銭まで下落。欧米市場では一時144円00銭まで売られた後、148円27銭まで反発し、147円75銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に147円台で推移か。米追加関税措置の一時停止を受けてリスク回避的な為替取引は縮小する可能性がある。報道によると、トランプ米大統領は4月9日、貿易相手国に対する相互関税について、国・地域ごとに設定した上乗せ部分を90日間停止すると発表した。一律10%の基本関税は維持する。一方、中国に対する追加関税を125%に引き上げ、即時発効する。米ホワイトハウスによると90日間停止措置は即時に発効。各国の状況に合わせた交渉は継続されるようだ。ただ、貿易・通商分野における米中の対立は長期化する可能性が高いため、世界経済の成長見通しについては予断を許さない状況が続くとみられる。 <CS> 2025/04/10 08:28 注目トピックス 市況・概況 9日の米国市場ダイジェスト:NYダウは2962ドル高、追加関税一時停止で貿易戦争激化懸念が後退 *08:20JST 9日の米国市場ダイジェスト:NYダウは2962ドル高、追加関税一時停止で貿易戦争激化懸念が後退 ■NY株式:NYダウは2962ドル高、追加関税一時停止で貿易戦争激化懸念が後退米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は2962.86ドル高の40608.45ドル、ナスダックは1857.06ポイント高の17124.97で取引を終了した。トランプ政権が発動した大幅相互関税に対し中国が報復措置を発表したため貿易戦争激化懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後、安値での押し目買いや売り疲れ感も見られもみ合いとなったが、心配されていた10年債入札で強い需要が見られ安心感が広がり、相場は上昇に転じた。続いて、トランプ大統領が報復措置を発表していない諸国に対し相互関税を90日間一時停止することを承認したと言及すると、脅威が後退し買戻しに拍車がかかり、相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方で、不動産管理・開発が小幅下落した。航空会社のデルタ(DAL)は貿易を巡る不確実性を理由に通期業績見通しを撤回したが、引き続き25年の黒字を見込んでいることが明かになり、上昇した。ディスカウント小売のウォルマート(WMT)は26年度の通期純売上高見通しを据え置き、最高経営責任者(CEO)が投資家説明会で、不確実性が強いものの、今回の困難も乗り切る能力があると表明し、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)はトランプ政権が同社の人工知能(AI)ソフトウェア開発・実行などに使用されるH20チップ取り締まりを緩和するとの報道で買われた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、当局者がインフレが長引く可能性を指摘したことが明かになった。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米トランプ政権が一部関税措置を緩和、リスクオンの円売り9日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円00銭へ下落後、148円27銭まで上昇し、147円75銭で引けた。トランプ政権が中国製品に104%関税発動したことに対し、中国が米国製品に84%報復関税発表、欧州連合(EU)も報復措置の第1弾を発表したため世界貿易戦争激化を警戒し、リスク回避のドル売り、円買いが強まった。警戒されていた10年債入札も十分な買い手が見られ、良好な結果となり不安が後退、さらに、トランプ大統領が相互関税で報復措置をとらない諸国に90日間の一時停止を発表したため、貿易戦争への懸念が緩和し、リスク選好のドル買い、円売りが加速した。ユーロ・ドルは1.1095ドルまで上昇後、1.0914ドルまで下落し1.0953ドルで引けた。EUが米製品に報復措置を発表し、欧米貿易摩擦の悪化を懸念しユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は159円48銭まで下落後、162円20銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2744ドルまで下落後、1.2838ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8360フランまで下落後、0.8583フランまで上昇した。■NY原油:大幅高で62.35ドル、米関税措置の一時停止報道で買い急増NY原油先物5月限は大幅高(NYMEX原油5月限終値:62.35 ↑2.77)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+2.77ドル(+4.65%)の62.35ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは55.12ドル-62.93ドル。一時55.12ドルまで売られたが、一部の国に対して米関税措置を一時的に停止するとの報道を受けてポジション調整的な買いが急増し、通常取引終了後の時間外取引で62.93ドルまで買われる場面があった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  37.15ドル   +2.12ドル(+6.05%)モルガン・スタンレー(MS) 111.70ドル  +11.39ドル(+11.35%)ゴールドマン・サックス(GS)516.87ドル  +54.65ドル(+11.82%)インテル(INTC)        21.53ドル   +3.40ドル(+18.75%)アップル(AAPL)        198.85ドル  +26.43ドル(+15.32%)アルファベット(GOOG)    161.06ドル  +14.48ドル(+9.87%)メタ(META)           585.77ドル  +75.32ドル(+14.75%)キャタピラー(CAT)      301.01ドル  +27.07ドル(+9.88%)アルコア(AA)         25.86ドル   +3.29ドル(+14.57%)ウォルマート(WMT)      89.60ドル   +7.81ドル(+9.54%) <ST> 2025/04/10 08:20 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンド加速へ *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンド加速へ 本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドが加速する展開を見込む。前日9日のダウ平均は2962.86ドル高の40608.45ドル、ナスダックは1857.06pt高の17124.97ptで取引を終了した。トランプ政権が発動した大幅相互関税に対し中国が報復措置を発表したため貿易戦争激化懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後、安値での押し目買いや売り疲れ感も見られもみ合いとなったが、心配されていた10年債入札で強い需要が見られ安心感が広がり、相場は上昇に転じた。続いて、トランプ大統領が報復措置を発表していない諸国に対し相互関税を90日間一時停止することを承認したと言及すると、脅威が後退し買戻しに拍車がかかり、相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物はリバウンドが加速する展開を見込む。米国株高と円安を支援に、夜間取引で急騰しており、この流れが継続しそうだ。24年8月安値を下回っていないことに加え、日足パラボリックが陽転したため、買い戻しも含めて全体的な買いニーズは高そうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比55pt高の624ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは610ptとする。 <SK> 2025/04/10 08:05 注目トピックス 市況・概況 NY原油:大幅高で62.35ドル、米関税措置の一時停止報道で買い急増 *07:35JST NY原油:大幅高で62.35ドル、米関税措置の一時停止報道で買い急増 NY原油先物5月限は大幅高(NYMEX原油5月限終値:62.35 ↑2.77)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+2.77ドル(+4.65%)の62.35ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは55.12ドル-62.93ドル。一時55.12ドルまで売られたが、一部の国に対して米関税措置を一時的に停止するとの報道を受けてポジション調整的な買いが急増し、通常取引終了後の時間外取引で62.93ドルまで買われる場面があった。 <CS> 2025/04/10 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY金:大幅高で3079.40ドル、米関税措置の一時停止を好感 *07:32JST NY金:大幅高で3079.40ドル、米関税措置の一時停止を好感 NY金先物6月限は大幅高(COMEX金6月限終値:3079.40 ↑89.20)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+89.20ドル(+2.98%)の3079.40ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2983.30-3118.50ドル。米関税措置の一時停止を受けて金の需要が急増した。通常取引終了後の時間外取引で3118.50ドルまで一段高となった。 <CS> 2025/04/10 07:32 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米トランプ政権が一部関税措置を緩和、リスクオンの円売り *06:54JST NY為替:米トランプ政権が一部関税措置を緩和、リスクオンの円売り 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円00銭へ下落後、148円27銭まで上昇し、147円75銭で引けた。トランプ政権が中国製品に104%関税発動したことに対し、中国が米国製品に84%報復関税発表、欧州連合(EU)も報復措置の第1弾を発表したため世界貿易戦争激化を警戒し、リスク回避のドル売り、円買いが強まった。警戒されていた10年債入札も十分な買い手が見られ、良好な結果となり不安が後退、さらに、トランプ大統領が相互関税で報復措置をとらない諸国に90日間の一時停止を発表したため、貿易戦争への懸念が緩和し、リスク選好のドル買い、円売りが加速した。ユーロ・ドルは1.1095ドルまで上昇後、1.0914ドルまで下落し1.0953ドルで引けた。EUが米製品に報復措置を発表し、欧米貿易摩擦の悪化を懸念しユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は159円48銭まで下落後、162円20銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2744ドルまで下落後、1.2838ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8360フランまで下落後、0.8583フランまで上昇した。 <MK> 2025/04/10 06:54 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:中消費者物価指数、中生産者物価指数、米消費者物価コア指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:中消費者物価指数、中生産者物価指数、米消費者物価コア指数など <国内>08:50 国内企業物価指数(3月) 3.9% 4.0%08:50 貸出動向 銀行計(3月)  3.4%08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(3月)  3.1%08:50 対外・対内証券投資(先週)11:00 東京オフィス空室率(3月)  3.94%<海外>10:30 中・消費者物価指数(3月) 0.1% -0.7%10:30 中・生産者物価指数(3月) -2.3% -2.2%21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(2月)  -0.2%21:30 米・消費者物価コア指数(3月) 3.0% 3.1%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  21.9万件27:00 米・財政収支(3月)  -2366億ドルゼレンスキーウクライナ大統領が南アフリカ訪問・大統領と会談米・ダラス連銀総裁がイベントで開会のあいさつ米・シカゴ連銀総裁が講演米・フィラデルフィア連銀総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/04/10 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは2962ドル高、追加関税一時停止で貿易戦争激化懸念が後退 *06:15JST NY株式:NYダウは2962ドル高、追加関税一時停止で貿易戦争激化懸念が後退 <ST> 2025/04/10 06:15 注目トピックス 市況・概況 4月9日のNY為替概況 *04:31JST 4月9日のNY為替概況 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円00銭へ下落後、148円27銭まで上昇し、引けた。トランプ政権が中国製品に104%関税発動したことに対し、中国が米国製品に84%報復関税発表、欧州連合(EU)も報復措置の第1弾を発表したため世界貿易戦争激化を警戒し、リスク回避のドル売り、円買いが強まった。警戒されていた10年債入札も十分な買い手が見られ、良好な結果となり不安が後退、さらに、トランプ大統領が相互関税で報復措置をとらない諸国に90日間の一時停止を発表したため、貿易戦争への懸念が緩和し、リスク選好のドル買い、円売りが加速した。ユーロ・ドルは1.1095ドルまで上昇後、1.0914ドルまで下落した。EUが米製品に報復措置を発表し、欧米貿易摩擦の悪化を懸念しユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は159円48銭まで下落後、162円20銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2744ドルまで下落後、1.2824ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8360フランまで下落後、0.8583フランまで上昇した。[経済指標]・米・3月NFIB中小企業楽観指数:97.4(予想99、2月100.7) <KY> 2025/04/10 04:31 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル上昇に転じる、FRBはインフレ長期化の可能性を指摘=FOMC議事要旨 *03:46JST NY外為:ドル上昇に転じる、FRBはインフレ長期化の可能性を指摘=FOMC議事要旨 米連邦準備制度理事会(FRB)は3月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を公表した。相互関税を発表前、当局者は関税により今年のインフレが押し上げられる可能性を指摘したことが、明らかになった。大半の当局者はインフレの長期化への懸念も表明。ドルは上昇に転じ、ドル・円は144円の安値から148円27銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1095ドルの高値から1.0914ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2744ドルまで下落後、1.2824ドルまで上昇した。 <KY> 2025/04/10 03:46 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]R/R、円コール買い加速 *03:33JST [通貨オプション]R/R、円コール買い加速 ドル・円オプション市場で変動率は上昇。リスク警戒感を受けたオプション買いが強まった。リスクリバーサルで円コールスプレッドは拡大。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが加速した。■変動率・1カ月物13.71%⇒15.09%(08年/24=31.044%)・3カ月物12.19%⇒13.34%(08年10/24=31.044%)・6カ月物11.41%⇒12.35%(08年10/24=25.50%)・1年物10.41%⇒11.11%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+2.62%⇒+3.41%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+2.34%⇒+3.10%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.94%⇒+2.54%(08年10/27=+10.70%)・1年物+1.43%⇒+1.87%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2025/04/10 03:33 注目トピックス 市況・概況 NY外為:リスクオン、米10年債入札好調で安心感 *03:07JST NY外為:リスクオン、米10年債入札好調で安心感 米財務省は390億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.435%。テイルはマイナス3.0ベーシスポイント(bps)。過去6回入札平均はマイナス0.2 bpsだった。応札倍率は2.67倍と、過去6回入札平均の2.56倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は87.9%。過去6回入札平均は68.3%だった。強い入札結果で米国債相場は下げ止まった。10年債利回りは4.35%で推移した。良好な入札結果で外国人による米資産売却懸念が後退し、安心感が広がったほか、トランプ政権が相互関税の90日停止でリスク選好の動きが優勢となり、ドル・円は147円39銭まで上昇した。 <KY> 2025/04/10 03:07 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円147円台回復、米トランプ大統領、報復のない諸国に対する関税90日停止承認 *02:43JST NY外為:ドル・円147円台回復、米トランプ大統領、報復のない諸国に対する関税90日停止承認 NY外為市場でドル・円は147円00銭を回復した。米トランプ大統領が報復のない諸国に対する関税を90日間一時停止することを承認したとしたためリスク選好の動きが加速。一方で、対中の関税を即時125%にすると発表した。ダウは2000ドル超上昇。ドル・円は朝方の安値144円00銭から147円25銭まで上昇。ユーロ・円は159円50銭の安値から161円51銭まで上昇した。ポンド・円は184円39銭の安値から187円94銭まで上昇し、日中高値を更新した。 <KY> 2025/04/10 02:43 注目トピックス 市況・概況 NY外為:BTC、下げ止まる、押し目買い、貿易戦争激化懸念は存続 *02:20JST NY外為:BTC、下げ止まる、押し目買い、貿易戦争激化懸念は存続 暗号通貨のビットコイン(BTC)は金融資産市場の回復に連れ、下げ止まり7.8万ドルまで上昇した。ただ、依然心理的節目となる8万ドルを割り込んだ水準。テクニカルでも200日移動平均水準を50日移動平均水準が割り込み、下落を示唆していることも上値を抑制していると見られる。押し目買いも見られるが、米国のトランプ政権が発表した相互関税を受け、欧州や中国が報復関税を発表し、貿易戦争が激化するリスクも上昇しており、上値を抑制すると見る。 <KY> 2025/04/10 02:20 注目トピックス 市況・概況 米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計) *00:48JST 米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計) 米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)【米週次石油在庫統計(4/4時点)、前週比、単位:バレル】・原油在庫:+255.3万(予想:+260万、前回:+616.5万)・オクラホマ州クッシング在庫:+68.1万(前回:+237.3万)・ガソリン在庫:-160万(予想―141.6万、前回:-155.1万)・留出油在庫:-354.4万(予想:+10万、前回:+26.4万)・精製設備稼働率:86.7%(86.0%) <KY> 2025/04/10 00:48 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロの上値も限定的、EU報復措置発表、欧米の貿易摩擦激化の様相 *00:38JST NY外為:ユーロの上値も限定的、EU報復措置発表、欧米の貿易摩擦激化の様相 NY外為市場ではユーロは伸び悩んだ。欧州連合(EU)は第1弾の対米報復関税を発表、15日に発動する。米国との貿易摩擦激化による域内経済への影響を懸念しユーロの上値も限定的となった。ユーロ・ドルは1.1095ドルまで上昇後、1.1027ドルまで反落。ユーロ・円は159円48銭まで下落後、160円25銭まで反発も伸び悩んだ。ユーロ・ポンドは0.8662ポンドまで上昇後、高値圏でもみ合った。 <KY> 2025/04/10 00:38 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米2月卸売在庫改定値、ドル売り一服 *23:21JST 【市場反応】米2月卸売在庫改定値、ドル売り一服 米国商務省が発表した2月卸売在庫改定値は前月比+0.3%と、伸び拡大予想に反し速報値から修正はなかった。1月の+0.8%から伸びが鈍化。卸売売上高は前月比+2.4%と、1月の-0.9%から予想外のプラスに改善した。22年1月来で最大の伸び。米国債相場は下げ止まり。10年債利回りは4.35%で推移した。ドル・円は145円10銭から144円80銭へじり安。ユーロ・ドルは1.1095ドルの高値から1.1045ドルまで反落。ポンド・ドルは1.2815ドルから1.2752ドルまで下落した。【経済指標】・米・2月卸売在庫改定値:前月比+0.3%(予想:+0.4%、速報値:+0.3%) <KY> 2025/04/09 23:21

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