注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~4万円の大台回復が射程に入る~
配信日時:2025/06/27 08:46
配信元:FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~4万円の大台回復が射程に入る~
27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■4万円の大台回復が射程に入る
■ハローズ、1Q営業利益 3.3%増 30.47億円
■前場の注目材料:ニデック、滋賀にプレス機集約、拠点統廃合で固定費圧縮
■4万円の大台回復が射程に入る
27日の日本株市場は、4万円の大台回復を射程に入れた相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが404ドル高、ナスダックは194ポイント高だった。トランプ米大統領が次期連邦準備理事会(FRB)議長を早期指名するとの報道を受け、利下げ期待が再燃。金利安に加えてエヌビディアなど半導体株の上昇が続くなか、終日堅調な相場展開になった。シカゴ日経225先物は大阪比245円高の39745円。円相場は1ドル=144円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで39390円と下落する場面もあったが、終盤にかけてリバウンド基調を強めており、一時39810円まで買われた。日経平均株価は前日の大幅上昇に対する反動安が意識されやすいところだが、1月下旬以来の4万円回復が射程に入ってくるなかで、押し目待ち狙いの買い意欲が強そうだ。
また、昨日はアドバンテスト<6857>が1月10日以来の最高値を更新した。いったんは達成感から利食いに向かわせそうだが、6月20日時点の信用倍率は1.00倍と、4月4日時点の13.93倍をピークに取り組みが改善傾向にあるなか、売り方の買い戻しが意識されやすい。良好な需給状況のなかで、リスク選好に向かわせそうである。
米国では半導体株への物色が続いているほか、景気敏感株の買い戻しもみられてきた。東京市場においては足もとで日経平均型優位の需給状況が続いているが、NT倍率は2月以来の14倍台を回復してきたことで、TOPIX型への出遅れ修正の動きも意識されてくる可能性がありそうだ。
物色は成長期待の高いAI関連のほか、防衛費増額の思惑から防衛関連への押し目狙いのスタンス。また、米国ではFRBが米銀大手の自己資本規制の一部を緩める案を公表したことで、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが買われており、メガバンクの動向にも注目しておきたい。
■ハローズ、1Q営業利益 3.3%増 30.47億円
ハローズ<2742>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比8.6%増の539億9600万円、営業利益は同3.3%増の30億4700万円だった。商品面においては、継続して重点販売商品の育成及び適切な品質かつ低価格を基本コンセプトとしたプライベートブランド商品のシェアアップを行った。販売促進面においては、生活防衛企画並びに自社カード会員に対する買い物優遇施策を継続。2026年2月期業績は、営業収益が前期比6.4%増の2242億1800万円、営業利益は同0.4%増の123億2000万円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(39584.58、+642.51)
・NYダウは上昇(43386.84、+404.41)
・ナスダック総合指数は上昇(20167.91、+194.36)
・SOX指数は上昇(5541.46、+48.16)
・シカゴ日経225先物は上昇(39745、+245)
・VIX指数は低下(16.59、-0.17)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(65.24、+0.32)
・活発な自社株買い
・MS&AD<8725>あいおいニッセイ同和損保、1時間単位の傷害保険
・ニデック<6594>滋賀にプレス機集約、拠点統廃合で固定費圧縮
・富士電機<6504>DC向け低圧配電盤、米に来年度投入
・ルネサス<6723>売上高200億ドル超など経営目標5年先送り
・三洋貿易<3176>再生エネ発電活況、商社各社が脱炭素加速
・アルファ<3434>中国で間接人員3割削減、事業体制スリム化
・ホンダ<7267>大阪にソフトウエア開発の新拠点、高度IT人材500人
・ソフトバンク<9434>高高度無人機の米スカイに出資、広範囲で安定通信
・富士通<6702>世界でコンサル強化、リーダーシップチーム本格始動
・TDK<6762>MLCC静電容量10倍、AIサーバー向け量産開始
・良品計画<7453>再生エネ会社設立、太陽光発電所に21億円投資
・北陸電力<9505>丸紅系と、石川に再生エネ電力、複数の太陽光集約、供給
・ポート<7047>欧社と業務提携、系統用蓄電所を最適運用
・JR東日本<9020>山形新幹線トラブル、補助電源の半導体素子損傷、車両計画に暗雲
・住友ファーマ<4506>カナダ社に独占販売権、子宮筋腫治療剤など
・ヤマハ<7951>欧米4社の技術導入、製品開発を加速
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 日・5月失業率(予想:2.5%、4月:2.5%)
・08:30 日・5月有効求人倍率(予想:1.26倍、4月:1.26倍)
・08:30 日・6月東京都区部消費者物価コア指数(予想:前年比+3.3%、5月:+3.6%)
<海外>
・特になし <ST>
■4万円の大台回復が射程に入る
■ハローズ、1Q営業利益 3.3%増 30.47億円
■前場の注目材料:ニデック、滋賀にプレス機集約、拠点統廃合で固定費圧縮
■4万円の大台回復が射程に入る
27日の日本株市場は、4万円の大台回復を射程に入れた相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが404ドル高、ナスダックは194ポイント高だった。トランプ米大統領が次期連邦準備理事会(FRB)議長を早期指名するとの報道を受け、利下げ期待が再燃。金利安に加えてエヌビディアなど半導体株の上昇が続くなか、終日堅調な相場展開になった。シカゴ日経225先物は大阪比245円高の39745円。円相場は1ドル=144円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで39390円と下落する場面もあったが、終盤にかけてリバウンド基調を強めており、一時39810円まで買われた。日経平均株価は前日の大幅上昇に対する反動安が意識されやすいところだが、1月下旬以来の4万円回復が射程に入ってくるなかで、押し目待ち狙いの買い意欲が強そうだ。
また、昨日はアドバンテスト<6857>が1月10日以来の最高値を更新した。いったんは達成感から利食いに向かわせそうだが、6月20日時点の信用倍率は1.00倍と、4月4日時点の13.93倍をピークに取り組みが改善傾向にあるなか、売り方の買い戻しが意識されやすい。良好な需給状況のなかで、リスク選好に向かわせそうである。
米国では半導体株への物色が続いているほか、景気敏感株の買い戻しもみられてきた。東京市場においては足もとで日経平均型優位の需給状況が続いているが、NT倍率は2月以来の14倍台を回復してきたことで、TOPIX型への出遅れ修正の動きも意識されてくる可能性がありそうだ。
物色は成長期待の高いAI関連のほか、防衛費増額の思惑から防衛関連への押し目狙いのスタンス。また、米国ではFRBが米銀大手の自己資本規制の一部を緩める案を公表したことで、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが買われており、メガバンクの動向にも注目しておきたい。
■ハローズ、1Q営業利益 3.3%増 30.47億円
ハローズ<2742>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比8.6%増の539億9600万円、営業利益は同3.3%増の30億4700万円だった。商品面においては、継続して重点販売商品の育成及び適切な品質かつ低価格を基本コンセプトとしたプライベートブランド商品のシェアアップを行った。販売促進面においては、生活防衛企画並びに自社カード会員に対する買い物優遇施策を継続。2026年2月期業績は、営業収益が前期比6.4%増の2242億1800万円、営業利益は同0.4%増の123億2000万円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(39584.58、+642.51)
・NYダウは上昇(43386.84、+404.41)
・ナスダック総合指数は上昇(20167.91、+194.36)
・SOX指数は上昇(5541.46、+48.16)
・シカゴ日経225先物は上昇(39745、+245)
・VIX指数は低下(16.59、-0.17)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(65.24、+0.32)
・活発な自社株買い
・MS&AD<8725>あいおいニッセイ同和損保、1時間単位の傷害保険
・ニデック<6594>滋賀にプレス機集約、拠点統廃合で固定費圧縮
・富士電機<6504>DC向け低圧配電盤、米に来年度投入
・ルネサス<6723>売上高200億ドル超など経営目標5年先送り
・三洋貿易<3176>再生エネ発電活況、商社各社が脱炭素加速
・アルファ<3434>中国で間接人員3割削減、事業体制スリム化
・ホンダ<7267>大阪にソフトウエア開発の新拠点、高度IT人材500人
・ソフトバンク<9434>高高度無人機の米スカイに出資、広範囲で安定通信
・富士通<6702>世界でコンサル強化、リーダーシップチーム本格始動
・TDK<6762>MLCC静電容量10倍、AIサーバー向け量産開始
・良品計画<7453>再生エネ会社設立、太陽光発電所に21億円投資
・北陸電力<9505>丸紅系と、石川に再生エネ電力、複数の太陽光集約、供給
・ポート<7047>欧社と業務提携、系統用蓄電所を最適運用
・JR東日本<9020>山形新幹線トラブル、補助電源の半導体素子損傷、車両計画に暗雲
・住友ファーマ<4506>カナダ社に独占販売権、子宮筋腫治療剤など
・ヤマハ<7951>欧米4社の技術導入、製品開発を加速
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 日・5月失業率(予想:2.5%、4月:2.5%)
・08:30 日・5月有効求人倍率(予想:1.26倍、4月:1.26倍)
・08:30 日・6月東京都区部消費者物価コア指数(予想:前年比+3.3%、5月:+3.6%)
<海外>
・特になし <ST>
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