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10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1014ドル安、米中貿易摩擦の悪化を警戒
*07:49JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1014ドル安、米中貿易摩擦の悪化を警戒
■NY株式:NYダウは1014ドル安、米中貿易摩擦の悪化を警戒米国株式市場は反落。ダウ平均は1014.79ドル安の39593.66ドル、ナスダックは737.66ポイント安の16387.31で取引を終了した。昨日の大幅上昇の反動で、寄り付き後、下落。その後、相互関税の大半が一時停止されたものの、トランプ政権の関税策を巡る不透明感が存続したほか、景気後退懸念も根強く続落した。さらに、対中関税率が合計145%になることを政府が確認すると、米中貿易戦争激化を警戒し、売りが加速。終盤にかけ、下院が恒久的な減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると相場は下げ幅を縮小し、終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が下落した。管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)はトランプ政権による民間保険会社へのメディケア料率引き上げを好感した買いが継続。鉄鋼会社のユナイテッド・ステイツ・スチール(X)はトランプ大統領が日本企業による同社所有に反対する姿勢を示唆したため大幅安。中古車販売会社のカーマックス(KMX)は四半期決算が予想を下回ったほか、見通し撤回が嫌気され、下落。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は米中貿易戦争の長期化を警戒し、下落した。エンターテインメントのウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)やワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)は中国が報復措置の一環として米国映画の輸入を削減する方針を受け、下落。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)はアナリストが目標株価を引下げ、下落した。トランプ大統領は関税策が移行上のコスト上昇などの問題が起こりうるが、最終的には望ましい結果をもたらすと楽観的見解を示した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米3月CPIは予想以上に減速、ドル続落10日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円56銭から144円02銭まで下落し、144円60銭で引けた。米3月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したためドル売りに拍車がかかった。さらに、米政府が対中関税率が合計で145%になることを明らかにしたため、リスク回避の円買いに拍車がかかった。ただ、米30年債入札が10年債に続き強い結果となり、外国の米資産に対する強い投資意欲が証明されたためドルは下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1064ドルから1.1241ドルまで上昇し、1.1202ドルで引けた。欧州連合(EU)が鉄鋼・アルミニウム関税巡る対米報復措置の90日間停止を発表したためユーロ買いが強まった。ユーロ・円は161円06銭から162円58銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2892ドルから1.2996ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8400フランから0.8232フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが加速した。■NY原油:反落で60.07ドル、株安を警戒した売りが強まるNY原油先物5月限は反落(NYMEX原油5月限終値:60.07 ↓2.28)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-2.28ドル(-3.66%)の60.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.76ドル-63.34ドル。アジア市場の序盤で63.34ドルまで買われたが、まもなく戻り売りが強まり、じり安となった。米関税措置の一時停止を受けた買いは一巡し、株安を警戒した売りが優勢となった。米国市場の中盤にかけて58.76ドルまで下落し、通常取引終了後の時間外取引では主に60ドル台で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 35.85ドル -1.30ドル(-3.49%)モルガン・スタンレー(MS) 106.58ドル -5.12ドル(-4.58%)ゴールドマン・サックス(GS)489.80ドル -27.07ドル(-5.23%)インテル(INTC) 19.88ドル -1.65ドル(-7.66%)アップル(AAPL) 190.42ドル -8.43ドル(-4.23%)アルファベット(GOOG) 155.37ドル -5.69ドル(-3.53%)メタ(META) 546.29ドル -39.48ドル(-6.73%)キャタピラー(CAT) 289.16ドル -11.85ドル(-3.93%)アルコア(AA) 23.75ドル -2.11ドル(-8.15%)ウォルマート(WMT) 90.61ドル +1.01ドル(+1.12%)
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2025/04/11 07:49
注目トピックス 市況・概況
NY原油:反落で60.07ドル、株安を警戒した売りが強まる
*07:35JST NY原油:反落で60.07ドル、株安を警戒した売りが強まる
NY原油先物5月限は反落(NYMEX原油5月限終値:60.07 ↓2.28)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-2.28ドル(-3.66%)の60.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.76ドル-63.34ドル。アジア市場の序盤で63.34ドルまで買われたが、まもなく戻り売りが強まり、じり安となった。米関税措置の一時停止を受けた買いは一巡し、株安を警戒した売りが優勢となった。米国市場の中盤にかけて58.76ドルまで下落し、通常取引終了後の時間外取引では主に60ドル台で推移。
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2025/04/11 07:35
注目トピックス 市況・概況
NY金:大幅続伸で3177.50ドル、ドル安や株安を意識した買いが入る
*07:32JST NY金:大幅続伸で3177.50ドル、ドル安や株安を意識した買いが入る
NY金先物6月限は大幅続伸(COMEX金6月限終値:3177.50 ↑98.10)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+98.10ドル(+3.19%)の3177.50ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3086.10-3194.30ドル。米関税措置の一時停止を受けた買いが続いており、株安やドル安も意識されている。通常取引終了後の時間外取引では3190ドルを挟んだ水準で推移。
<CS>
2025/04/11 07:32
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NY為替:米3月CPIは予想以上に減速、ドル続落
*06:50JST NY為替:米3月CPIは予想以上に減速、ドル続落
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円56銭から144円02銭まで下落し、144円60銭で引けた。米3月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したためドル売りに拍車がかかった。さらに、米政府が対中関税率が合計で145%になることを明らかにしたため、リスク回避の円買いに拍車がかかった。ただ、米30年債入札が10年債に続き強い結果となり、外国の米資産に対する強い投資意欲が証明されたためドルは下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1064ドルから1.1241ドルまで上昇し、1.1202ドルで引けた。欧州連合(EU)が鉄鋼・アルミニウム関税巡る対米報復措置の90日間停止を発表したためユーロ買いが強まった。ユーロ・円は161円06銭から162円58銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2892ドルから1.2996ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8400フランから0.8232フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが加速した。
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2025/04/11 06:50
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今日の注目スケジュール:英鉱工業生産指数、英商品貿易収支、米生産者物価コア指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:英鉱工業生産指数、英商品貿易収支、米生産者物価コア指数など
<国内>08:50 マネーストック(3月)13:30 「生活意識に関するアンケート調査」(第101回)の結果発表(日本銀行)<海外>15:00 独・CPI(3月) 0.3%15:00 英・鉱工業生産指数(2月) -0.9%15:00 英・商品貿易収支(2月) -178.49億ポンド19:30 印・鉱工業生産(2月) 5.0%21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(3月) 5.06%21:00 ブ・経済活動(2月) 0.89%21:30 米・生産者物価コア指数(3月) 3.4%23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月) 55.0 57.0印・外貨準備高(先週)欧・ユーロ圏財務相会合欧・EU非公式財務相理事会(12日まで)米・セントルイス連銀総裁が講演米・ニューヨーク連銀総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2025/04/11 06:30
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NY株式:NYダウは1014ドル安、米中貿易摩擦の悪化を警戒
*06:02JST NY株式:NYダウは1014ドル安、米中貿易摩擦の悪化を警戒
米国株式市場は反落。ダウ平均は1014.79ドル安の39593.66ドル、ナスダックは737.66ポイント安の16387.31で取引を終了した。昨日の大幅上昇の反動で、寄り付き後、下落。その後、相互関税の大半が一時停止されたものの、トランプ政権の関税策を巡る不透明感が存続したほか、景気後退懸念も根強く続落した。さらに、対中関税率が合計145%になることを政府が確認すると、米中貿易戦争激化を警戒し、売りが加速。終盤にかけ、下院が恒久的な減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると相場は下げ幅を縮小し、終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が下落した。管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)はトランプ政権による民間保険会社へのメディケア料率引き上げを好感した買いが継続。鉄鋼会社のユナイテッド・ステイツ・スチール(X)はトランプ大統領が日本企業による同社所有に反対する姿勢を示唆したため大幅安。中古車販売会社のカーマックス(KMX)は四半期決算が予想を下回ったほか、見通し撤回が嫌気され、下落。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は米中貿易戦争の長期化を警戒し、下落した。エンターテインメントのウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)やワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)は中国が報復措置の一環として米国映画の輸入を削減する方針を受け、下落。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)はアナリストが目標株価を引下げ、下落した。トランプ大統領は関税策が移行上のコスト上昇などの問題が起こりうるが、最終的には望ましい結果をもたらすと楽観的見解を示した。(Horiko Capital Management LLC)
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2025/04/11 06:02
注目トピックス 市況・概況
4月10日のNY為替概況
*04:43JST 4月10日のNY為替概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円56銭から144円02銭まで下落し、引けた。米3月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したためドル売りに拍車がかかった。さらに、米政府が対中関税率が合計で145%になることを明らかにしたため、リスク回避の円買いに拍車がかかった。ただ、米30年債入札が10年債に続き強い結果となり、外国の米資産に対する強い投資意欲が証明されたためドルは下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1064ドルから1.1241ドルまで上昇し、引けた。欧州連合(EU)が鉄鋼・アルミニウム関税巡る対米報復措置の90日間停止を発表したためユーロ買いが強まった。ユーロ・円は161円06銭から162円58銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2892ドルから1.2996ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8400フランから0.8232フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが加速した。[経済指標]・米・3月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.5%、2月:+2.8%)・米・3月消費者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+3.0%、2月:+3.1%)・米・3月消費者物価指数:前月比-0.1%(予想:+0.1%、2月:+0.2%)・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、2月:+0.2%)・米・先週分新規失業保険申請件数(4/5):22.3万件(予想:22.3万件、前回:21.9万件)・米・失業保険継続受給者数(3/29):185.0万人(予想:188.6万人、前回:189.3万人←190.3万人)・米・3月財政収支:-1605億ドル(予想―1450億ドル、前年同月-2366億ドル)
<KY>
2025/04/11 04:43
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[通貨オプション]OP買い再開、リスク警戒感強まる
*04:05JST [通貨オプション]OP買い再開、リスク警戒感強まる
ドル・円オプション市場で変動率は上昇。リスク警戒感を受けたオプション買いが再開した。リスクリバーサルで円コールスプレッドは拡大。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが再開した。■変動率・1カ月物12.71%⇒13.72%(08年/24=31.044%)・3カ月物11.43%⇒12.73%(08年10/24=31.044%)・6カ月物10.90%⇒11.88%(08年10/24=25.50%)・1年物10.14%⇒10.83%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+2.48%⇒+2.89%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+2.32%⇒+2.76%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+2.02%⇒+2.32%(08年10/27=+10.70%)・1年物+1.57%⇒+1.76%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2025/04/11 04:05
注目トピックス 市況・概況
NY外為:リスクオフ一服、米株下げ幅縮小、トランプ米大統領が関税策に自信示す
*03:35JST NY外為:リスクオフ一服、米株下げ幅縮小、トランプ米大統領が関税策に自信示す
NY外為市場ではリスク回避の動きが一段落した。トランプ米大統領は閣僚会議を開催し、記者団の質問に中国との取引を望んでいるとしたほか、関税策が最終的にうまくいくと自信を示した。また、ベッセント財務長官は90日間の間に関税を巡り明確化すると指摘した。一時は対中関税率が合計で145%になることが明かになると、リスク回避が加速した。ドル・円は144円02銭の安値から144円62銭まで反発した。ユーロ・円は160円88銭の安値から162円58銭まで上昇した。ポンド・円は186円36銭の安値から187円89銭まで上昇した。
<KY>
2025/04/11 03:35
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NY外為:BTC反落、米中貿易戦争の激化懸念がくすぶる
*02:33JST NY外為:BTC反落、米中貿易戦争の激化懸念がくすぶる
10日の暗号通貨のビットコイン(BTC)は反落した。再び心理的節目の8万ドル割り込み7.8万ドル台で推移した。9日は米国のトランプ大統領が中国を除き、相互関税を90日間一時停止すると発表し、金融資産市場の回復に連れ、8.3万ドル台を回復した。しかし、対中では合わせて即時145%の関税が実行されたため米中貿易戦争の深刻化による景気減速懸念が上値を抑制した。
<KY>
2025/04/11 02:33
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NY外為:ドル下げ止まる、米30年債入札好調
*02:26JST NY外為:ドル下げ止まる、米30年債入札好調
米財務省が発表した220億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.813%。テイルはマイナス2.6ベーシスポイント(bps)。応札倍率は2.43倍と、過去6回入札平均の2.41倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は61.9%。10年債入札に続き結果は強く、米国債相場は下げ止まった。10年債利回りは4.32%まで低下した。良好な入札結果で外国人による米資産売却懸念が後退し、安心感が広がった。ドルは下げ止まり、ドル・円は144円02銭の安値から144円56銭まで上昇した。
<KY>
2025/04/11 02:26
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NY外為:ユーロ上昇、欧米の貿易摩擦の悪化懸念が緩和、EUも対米報復措置停止
*00:47JST NY外為:ユーロ上昇、欧米の貿易摩擦の悪化懸念が緩和、EUも対米報復措置停止
NY外為市場でユーロ買いが優勢となった。欧州連合(EU)が、鉄鋼・アルミニウム関税巡る対米報復措置を90日間停止すると発表。欧米の貿易摩擦悪化懸念が緩和した。ユーロ・ドルは1.1217ドルまで上昇し、2023年来の高値を更新。ユーロ・円は161円17銭から161円93銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8653ポンドまで上昇した。
<KY>
2025/04/11 00:47
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NY外為:ドル一段安、米3月CPIの予想以上の鈍化で長期金利低下
*23:49JST NY外為:ドル一段安、米3月CPIの予想以上の鈍化で長期金利低下
NY外為市場でドルは一段安となった。朝方発表された米国の3月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化したため長期金利の低下に伴うドル売りに拍車がかかった。一方、米カンザスシティ連銀のシュミッド総裁はインフレの鈍化にもかかわらず、関税のインフレへの影響が一時的を信じるのをためらうとし、インフレに著しい上方リスクを警戒している。米国債相場は反発。10年債利回りは一時4.27%まで低下後も4.31%で推移した。ドル・円は145円55銭から144円72銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1149ドルまで上昇し、昨年9月末以来の高値を更新した。ポンド・ドルは朝方1.2957ドルまで上昇後も1.2936ドルで高止まりとなった。
<KY>
2025/04/10 23:49
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【市場反応】米3月CPI、予想外にコロナ直後以来のマイナス、ドル続落
*22:08JST 【市場反応】米3月CPI、予想外にコロナ直後以来のマイナス、ドル続落
米労働省が発表した3月消費者物価指数(CPI)は前月比-0.1%と、予想外に新型コロナによる経済封鎖直後、2020年5月来のマイナスに転じた。前年比では+2.4%と、昨年9月来で最低の伸びに予想以上に鈍化した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として最も注視している変動の激しい食品や燃料を除いたCPIコア指数は前月比+0.1%と、2月+0.2%から伸び加速予想に反し鈍化し、昨年6月来で最低となった。また、前年比では+2.8%と、2月+3.1%から予想以上に伸びが鈍化し、21年3月来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを正当化する結果を受け、ドル売りが加速し、ドル・円は一時145円を割り込み144円89銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1067ドルから1.1131ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.2957ドルまで上昇し、4日来の高値を更新した。【経済指標】・米・3月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.5%、2月:+2.8%)・米・3月消費者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+3.0%、2月:+3.1%)・米・3月消費者物価指数:前月比-0.1%(予想:+0.1%、2月:+0.2%)・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、2月:+0.2%)・米・先週分新規失業保険申請件数(4/5):22.3万件(予想:22.3万件、前回:21.9万件)・米・失業保険継続受給者数(3/29):185.0万人(予想:188.6万人、前回:189.3万人←190.3万人)
<KY>
2025/04/10 22:08
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欧州為替:ドル・円は続落、米株式先物は下げ幅拡大
*20:05JST 欧州為替:ドル・円は続落、米株式先物は下げ幅拡大
欧州市場でドル・円は続落となり、145円50銭台に沈んだ。米高関税政策の一部停止を好感し欧州株は強含むものの、米株式先物は下げ幅を拡大。市場では米中貿易戦争の激化が警戒され、クロス円は全般的に軟調地合いに。スイスフランも選好されやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円55銭から146円42銭、ユーロ・円は161円09銭から161円73銭、ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1083ドル。
<TY>
2025/04/10 20:05
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欧州為替:ドル・円は145円台に失速、ユーロ買い継続
*19:25JST 欧州為替:ドル・円は145円台に失速、ユーロ買い継続
欧州市場でドル・円は146円を割り込み、145円81銭まで値を下げた。米10年債利回りは戻りが鈍く。ドル買いは入りづらい。ユーロ買いは継続し、ユーロ・ドルは1.1070ドル台に浮上。一方、欧州株の急反発も米株安観測で、クロス円は上値が重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円81銭から146円42銭、ユーロ・円は161円15銭から161円73銭、ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1071ドル。
<TY>
2025/04/10 19:25
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欧州為替:ドル・円は小安い、ユーロ買い先行
*18:16JST 欧州為替:ドル・円は小安い、ユーロ買い先行
欧州市場でドル・円は小安く推移し、146円42銭から146円14銭まで値を下げた。米10年債利回りは底堅く推移しドルは下げづらいものの、ユーロ買い先行でユーロ・ドルは1.10ドル台に浮上。また、欧州株の急反発でユーロ・円も堅調地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円14銭から146円42銭、ユーロ・円は161円15銭から161円73銭、ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1147ドル。
<TY>
2025/04/10 18:16
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 急反発、終値5日線上方に復帰
*18:15JST 日経平均テクニカル: 急反発、終値5日線上方に復帰
10日の日経平均は急反発した。ローソク足は大陽線で終了。ザラ場で2925.26円高まで買い進まれ、終値は2894.97円高とほぼ高値引けし、3月27日以来2週ぶりに5日移動平均線を上回った。一方、25日線との下方乖離率は昨日の12.57%から本日は節目の5%を下回る4.29%に縮小し、25日線対比での売られ過ぎ修正を一気に進める形となった。一目均衡表では三役逆転下の弱気形状が続いたが、転換線とその上を走る基準線を終値で突破し、下値リスク後退を示唆する形となった。
<CS>
2025/04/10 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ指標鈍化も米中摩擦懸念は継続
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ指標鈍化も米中摩擦懸念は継続
10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ指標の鈍化でスタグフレーション懸念が一服すれば、追加利下げ観測の後退でドル買い先行。ただ、米中貿易対立の激化が懸念され、ドルの上昇は限定的となりそうだ。米トランプ政権は前日、中国以外で対米報復を決定していない貿易相手国に対し、相互関税の引き上げ分を90日間猶予する方針を打ち出した。それを受け米主要株価指数は急騰。特に、過去4日間で4500ドル超下げたダウは約3000ドル高となり、ドルの買戻しが優勢に。ユーロ・ドルは1.0910ドル付近に軟化、ドル・円は円売りも加わり144円50銭台から148円20銭台まで水準を切り上げた。ただ、本日アジア市場はドル買い・円売りは縮小した。この後の海外市場は米国政府の関税引き上げの一部停止を受け、リスクオンのムードが広がりやすい。世界的に急激な株高に振れ、円売りが主要通貨を押し上げる見通し。一方、9日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で当局者は高関税政策を背景としたインフレ加速と雇用悪化のリスクを認めた。ただ、今晩の消費者物価指数(CPI)は鈍化が予想され、スタグフレーション懸念が払拭されればドル買い地合いに。もっとも、米中摩擦激化への警戒で根強い円買いはドルの重石となる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米 3月消費者物価コア指数(予想:前年比+3.0%、2月:+3.1%)・21:30 米 先週分新規失業保険申請件数(前回:21.9万件)
<CS>
2025/04/10 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、前日のドル買いは後退
*17:11JST 東京為替:ドル・円は軟調、前日のドル買いは後退
10日の東京市場でドル・円は軟調。米高関税政策の一部猶予を受けた前日のドル買いは一服し、早朝に147円81銭を付けた後は弱含む展開に。米株式先物の下落で前日急反発した米国株は反落が予想され、円売り後退でドルは午後に146円22銭まで失速。・ユーロ・円は161円80銭から160円87銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.1030ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値32,321.21円、高値34,639.39円、安値32,320.66円、終値34,609.00円(前日比2,894.97円高)・17時時点:ドル円146円20-30銭、ユーロ・円161円20-30【要人発言】・中国外務省「米国と争いたくはないが、向かってくるならば恐れない」「米国の主張は支持を得られず、失敗に終わるだろう」「中国国民の正当な権利と利益が奪われるのを黙って見過ごさない」・中国商務省「中EU間の貿易・投資・産業協力深化への意欲を表明」「米国が一方的な相互関税を強行する場合、中国は断固として対抗」・フォンデアライエン欧州委員長「EUは米国との建設的な協議に引き続き尽力」「トランプ米大統領の決定は世界経済の安定に向けた重要な一歩」「米国とのゼロ対ゼロ関税協定を一貫して主張してきた」・ビルロワドガロー仏中銀総裁「最近のトランプ米大統領の政策を受けてドルの信認が低下している」「トランプ政権の保護主義と予測不可能性は米国経済に悪い要素」・加藤財務相「米関税政策、日本の金融市場にも影響するため引き続き注視」「経済対策、米関税政策の影響に万全期す方針で対応」「米関税の一時停止、前向きに受け止めている」【経済指標】・日・3月国内企業物価指数:前年比+4.2%(予想:+3.9%、2月+4.0%→+4.1%)・中国 3月消費者物価指数:前年比-0.1%(予想:+0.1%、2月:-0.7%)・中国 3月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.3%、2月-2.2%)
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2025/04/10 17:11
注目トピックス 市況・概況
トランプ関税一時停止でリスクオン【クロージング】
*16:40JST トランプ関税一時停止でリスクオン【クロージング】
10日の日経平均は急騰。2894.97円高の34609.00円(出来高概算27億4000万株)と終値で1週間ぶりに34000円台を回復して取引を終えた。トランプ関税に対する警戒感が後退したことを背景に前日の米国市場で主要株価指数が急騰したほか、円相場も一時1ドル=147円台後半まで円安が進んだことも好感され、幅広い銘柄に買いが先行して始まった。32000円台を回復して始まった日経平均は34500円台まで上げ幅を広げた。その後は34200円~34400円台での推移を継続。引けにかけてレンジを上抜けると、一時34639.39円まで買われた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1600を超え、全体の99%を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇し、非鉄金属、電気機器、その他製品、機械、保険の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった。前日の米国市場は、トランプ大統領が相互関税に対する報復措置を実施していない国・地域に対して90日間の猶予を与える方針を示したことが好感され、NYダウは過去最大の上げ幅を記録した。トランプ関税の発動に90日間の猶予ができたことで、米国と各国との交渉がうまく進む可能性があり、世界景気の減速に対する警戒感が後退したことが投資マインドの好転につながった。個別では、フジクラ<5803>や川重<7012>がともにストップ高まで買い進まれた。日経平均の上げ幅は今年最大となったが、トランプ政権は中国に対しては更なる追加関税を課すなど米中貿易摩擦の激化は必至で、先行き不透明さは拭えていない。また、米国と各国との交渉がまとまらなければ、再び相互関税が発動されることも想定されるだけに手放しでは喜べない。来週以降、日米ともに主要企業の決算発表が本格化するだけに、今後業績予想がどのようなものになるのか確認してからでも遅くはないと考える向きも多い。目先はトランプ関税に関する報道に一喜一憂する展開が続くことになりそうだ。
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2025/04/10 16:40
注目トピックス 市況・概況
日経VI:大幅に低下、株価大幅高で警戒感が後退
*16:35JST 日経VI:大幅に低下、株価大幅高で警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比-17.36(低下率30.67%)の39.25と大幅に低下した。なお、高値は40.55、安値は34.08。昨日の米株式市場で主要指数が急反発した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では米中貿易摩擦の激化や相互関税の不透明感が引き続き意識されているが、今日は取引開始後に日経225先物が上げ幅を広げ大幅高となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退。日経VIは昨日の水準を大幅に下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2025/04/10 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:米国の株高と金融政策軟化期待で急反発
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米国の株高と金融政策軟化期待で急反発
4月10日の東証グロース市場250指数先物は前営業日40pt高の609pt。なお、高値は624pt、安値は601pt、日中取引高は4293枚。前日9日の米国市場のダウ平均は大幅反発。トランプ政権が発動した大幅相互関税に対し中国が報復措置を発表したため貿易戦争激化懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後、安値での押し目買いや売り疲れ感も見られもみ合いとなったが、心配されていた10年債入札で強い需要が見られ安心感が広がり、相場は上昇に転じた。続いて、トランプ大統領が報復措置を発表していない諸国に対し相互関税を90日間一時停止することを承認したと言及すると、脅威が後退し買戻しに拍車がかかり、相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比53pt高の622ptからスタートした。米国株の急騰を受け、朝方から全面高商状で推移。不動産開発を手掛けていたトランプ大統領が、金利上昇による不動産業界への負担を懸念し、金融政策を軟化させるとの期待も強まり、市場全体に買いが波及した。日経平均ボラティリティー・インデックスが大幅に低下したことや日足パラボリックが陽転したことも買い安心感につながり、大幅反発となる609ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やフリー<4478>などが上昇した。
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2025/04/10 16:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は値を戻す展開、米金利高で
*16:21JST 東京為替:ドル・円は値を戻す展開、米金利高で
10日午後の東京市場でドル・円は値を戻す展開となり、146円80銭台に浮上した。米10年債利回りの持ち直しでドル買いに振れ、ユーロ・ドルは本日安値付近に値を下げた。ユーロ・円は底堅く推移していたが、ユーロ・ドルの失速に追随し伸び悩む。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円50銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0991ドル。
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2025/04/10 16:21
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ
*16:19JST 東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ
非鉄金属が上昇率トップ。そのほか電気機器、その他製品、機械、保険業、銀行業なども上昇。一方、下落はなし。業種名/現在値/前日比(%)1. 非鉄金属 / 1,312.21 / 13.422. 電気機器 / 4,319.91 / 12.153. その他製品 / 6,286.62 / 10.434. 機械 / 2,957.5 / 9.865. 保険業 / 2,518.53 / 9.776. 銀行業 / 334.96 / 8.517. 石油・石炭製品 / 1,608.43 / 8.498. 証券業 / 528.49 / 8.289. ガラス・土石製品 / 1,240.54 / 8.0310. 卸売業 / 3,388. / 7.8911. 輸送用機器 / 3,966.24 / 7.8412. 精密機器 / 10,521.67 / 7.6713. 化学工業 / 2,128. / 7.5514. サービス業 / 2,860.36 / 7.3415. ゴム製品 / 4,143.54 / 7.2816. 海運業 / 1,689.45 / 7.2717. 鉱業 / 533.54 / 7.0618. 不動産業 / 1,991.93 / 6.9519. その他金融業 / 921.62 / 6.5920. 情報・通信業 / 5,944.96 / 6.4121. 繊維業 / 738.46 / 6.3022. 小売業 / 1,892.57 / 5.7923. 鉄鋼 / 675.73 / 5.7724. 金属製品 / 1,318.63 / 5.7425. 空運業 / 210.64 / 5.3526. 建設業 / 1,781.02 / 5.2227. 陸運業 / 2,011.52 / 5.0928. 電力・ガス業 / 476.91 / 4.8529. 水産・農林業 / 570.17 / 4.8030. 倉庫・運輸関連業 / 3,143.41 / 4.4531. 食料品 / 2,213.8 / 4.2232. 医薬品 / 3,219.04 / 4.1433. パルプ・紙 / 472.17 / 3.97
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2025/04/10 16:19
注目トピックス 市況・概況
4月10日本国債市場:債券先物は140円28銭で取引終了
*15:42JST 4月10日本国債市場:債券先物は140円28銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年6月限寄付140円10銭 高値140円88銭 安値139円89銭 引け140円28銭 30082枚2年 471回 0.678%5年 177回 0.907%10年 378回 1.371%20年 191回 2.307%10日の債券先物6月限は下げ渋り。140円10銭で取引を開始し、139円89銭まで下げた後、140円88銭まで反発し、140円28銭で取引を終えた。20年債の利回りが主に上昇した。<米国債概況>2年債は3.88%、10年債は4.31%、30年債は4.72%近辺で推移。債券利回りは低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.68%、英国債は4.78%、オーストラリア10年債は4.33%、NZ10年債は4.62%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・21:30 米 3月消費者物価コア指数(予想:前年比+3.0%、2月:+3.1%)・21:30 米 先週分新規失業保険申請件数(前回:21.9万件)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/04/10 15:42
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比2894.97円高の34609.00円
*15:39JST 日経平均大引け:前日比2894.97円高の34609.00円
日経平均は前日比2894.97円高の34609.00円(同+9.13%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比190.07pt高の2539.40pt(同+8.09%)。
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2025/04/10 15:39
注目トピックス 市況・概況
ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
*15:16JST ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
10日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、146円45銭から146円80銭台にやや値を戻した。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは本日高値圏から失速している。一方、時間外取引の米株式先物の下げ幅縮小で円買いを弱めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円50銭から147円81銭、ユーロ・円は160円87銭から161円80銭、ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.0991ドル。
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2025/04/10 15:16
注目トピックス 市況・概況
日経平均は2652円高、米CPIなどに関心
*14:51JST 日経平均は2652円高、米CPIなどに関心
日経平均は2652円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、ZOZO<3092>がマイナス寄与上位となっている。セクターでは、全業種が値上がり。非鉄金属、電気機器、保険業、機械、証券商品先物が値上がり率上位となっている。日経平均は高値圏で推移している。米国では今晩、3月の米消費者物価指数(CPI)、週間の米新規失業保険申請件数、3月の米財政収支が発表される。
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2025/04/10 14:51
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、買い継続も米中摩擦激化に警戒
*14:42JST 米国株見通し:伸び悩みか、買い継続も米中摩擦激化に警戒
(14時30分現在)S&P500先物 5,452.50(-38.50)ナスダック100先物 19,058.00(-230.75)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は152ドル安。原油相場は弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。9日の主要3指数は急反発。前日終値を挟んだもみ合いから一転して買いが殺到しナスダックは反発、S&Pは6日ぶりにプラス、過去4日間で4500ドル超下げたダウは2962ドル高の40608ドルで取引を終えた。トランプ政権はこの日、中国以外で対米報復を決定していない貿易相手国を対象に、相互関税の引き上げ分を90日間猶予する方針を打ち出した。それを受けハイテクをはじめ主力株は10%超上昇し、相場を大きく押し上げた。本日は伸び悩みか。トランプ政権の関税引き上げの一部猶予を受け、買い安心感から上昇基調を維持。一方、9日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で当局者は高関税政策を背景としたインフレ加速と雇用悪化のリスクを認め、経済への悪影響にも警戒感が示された。今後スタグフレーションが本格化した場合、連邦準備制度理事会(FRB)は追加利下げに踏み切るとの見方も買いを支える。ただ、米中通商摩擦の激化は懸念材料として指数の上値を抑えそうだ。
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2025/04/10 14:42