注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、米国金利の先高観を嫌気 *10:15JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、米国金利の先高観を嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 105798.40 -1.67%24日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1794.47ポイント安(-1.67%)の105798.40で引けた。米国金利の先高観が広がっていることが嫌気されたようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では12が上昇、74が下落、変わらずは2。デクスコなどの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2208.03 -0.20%24日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比4.37ポイント安(-0.20%)の2208.03で引けた。日中の取引レンジは、2202.25-2223.23。米国金利の先高観が広がっていることが嫌気されたようだ。原油高の影響は限定的だったようだ。【インド】SENSEX指数 59463.93 -0.24%24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比141.87ポイント安(-0.24%)の59463.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比45.45ポイント安(-0.26%)の17465.80で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、12が上昇、18が下落、変わらずは0。外部環境の悪化が警戒されており、過半数の銘柄が下落。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の下げが目立った。一方、アジアン・ペインツ(APNT)はしっかりとした値動きを見せた。【中国本土】上海総合指数 3267.16 -0.62%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.32ポイント安(-0.62%)の3267.16ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。欧米の金融引き締め長期化で世界経済の成長が鈍化するとの懸念や、ロシアのウクライナ侵攻問題を巡る中国と欧米の対立が不安材料として意識された。ただ、中国経済対策の期待感は根強く、下値は限定されている。 <NH> 2023/02/27 10:15 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ *09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 107592.87 0.41%23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比440.82ポイント高(+0.41%)の107592.87で取引を終了した。106,731.17から108,663.34まで上昇した。後半は軟調な展開を示す場面もあったが、終盤は再び買い戻された。米金利低下を受け、外資の流出懸念がやや後退。また、成長予想の上方修正も支援材料となった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の0.76%から0.80%に上方修正された。一方、指数の上値は重い。政府が3月から燃料税を回復させる方針が引き続き圧迫材料となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 59605.80 -0.23%23日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比139.18ポイント安(-0.23%)の59605.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.05ポイント安(-0.25%)の17511.25で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。株式市場への外資流入が減少していることが圧迫材料。報告によると、昨年4-12月の外資流入額は前年同期比で15%減少したという。また、米大幅な利上げ懸念が再び高まっていることも外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3287.48 -0.11%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.67ポイント安(-0.11%)の3287.48ポイントと小幅ながら続落した。外部環境の不透明感が重しとなる流れ。欧州や米国の金融引き締めが長期化するとの見方が強まる中、世界経済の成長鈍化が改めて懸念された。中国と欧米の対立も不安視される。ウクライナ侵攻で欧米から非難されているロシアの国防省は22日、「中国、南アフリカとの3カ国で合同軍事演習を開始した」と発表した。また、習近平・国家主席が向こう数カ月内のロシア訪問に向け、準備を進めているもよう――とも伝わっている。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の期待が根強く、指数は小高く推移する場面もみられている。 <CS> 2023/02/24 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料 *09:45JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料 【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 2212.42 +1.32%21日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比28.85ポイント高(+1.32%)の2212.42で取引を終了した。2184.51から2227.82まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。プーチン大統領は21日、ロシア経済が新たな成長モデルに転換する必要があると発言した。大統領の発言を受け、ニューモデルとなるセクターへの支援策が打ち出されるとの期待が高まった。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料。一方、海外株の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60672.72 -0.03%21日のインドSENSEX指数は続落。前日比18.82ポイント安(-0.03%)の60672.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.90ポイント安(-0.10%)の17826.70で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料。報告によると、直近3カ月の新規雇用者数はそろって100万人割り込んでいたという。昨年12月の新規雇用者数は前月比で14.5%減少したとも報告された。また、欧州市場が軟調な値動きを示していたことも終盤の売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3306.52 +0.49%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.19ポイント高(+0.49%)の3306.52ポイントと続伸した。昨年7月以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)が資金供給を継続していることに加え、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(3月5日)が視野に入ってきたことも意識された。景気テコ入れに向け、各種方針が打ち出されると見込まれている。ただ、上値は限定的。米金融引き締めの長期化や、米中関係の悪化などが不安材料としてくすぶっている。 <CS> 2023/02/22 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ブレント原油高が好感 *09:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ブレント原油高が好感 【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 2183.57 +0.68%20日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比14.69ポイント高(+0.68%)の2183.57で取引を終了した。2140.78から2186.39まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。ブレント原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、中国経済の再開進展や中国当局が景気対策を強化していることも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル安が足かせとなったほか、マイナス成長が嫌気された。なお、2022年の国内総生産(GDP)成長率は前年のプラス5.6%(改定値)からマイナス2.1%に沈んだ。【インド】SENSEX指数 60691.54 -0.51%20日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比311.03ポイント安(-0.51%)の60691.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.60ポイント安(-0.56%)の17844.60で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の下落が足かせとなり、終盤は売りが一段と拡大した。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の上値を抑えた。このほか、足元での景気低迷などが引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3290.34 +2.06%週明け20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.31ポイント高(+2.06%)の3290.34ポイントと4日ぶりに急反発した。中国の景気テコ入れスタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は20日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で2240億人民元(約4兆3800億円)を市中供給した。人民銀は17日も巨額資金を供給している。また、23年新規専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の前倒し発行額が前年同期比で大幅に増加している点も改めて材料視された。朝方公表された2月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物(前月は3.65%)と5年物(同4.30%)がそれぞれ前月(1月)と同水準に据え置かれた。ただ、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRについては、「今後、不動産市況の回復が予想を下回るペースにとどまるようであれば、3月以降に5年物LPRが引き下げられる可能性がある」とのブローカー予測もある。 <CS> 2023/02/21 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ *09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 109176.92 -0.70%17日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比764.54ポイント安(-0.70%)の109176.92で取引を終了した。109,941.46から108,968.48まで下落した。横ばいで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利上げの加速懸念が緩和されたことが好感されたもようだ。【ロシア】MICEX指数 2168.88 +0.69%17日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.92ポイント高(+0.69%)の2168.88で取引を終了した。2147.31から2180.96まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨ルーブル高がロシア株の支援材料。また、企業業績の改善も対象セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 61002.57 -0.52%17日のインドSENSEX指数は反落。前日比316.94ポイント安(-0.52%)の61002.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.65ポイント安(-0.51%)の17944.20で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの加速観測が外資の流出懸念を高めた。また、本日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していることを受け、インド株にも売り圧力は強まった。国内では、インフラ大手アダニ・グループのデフォルト(債務不履行)問題は解決されていないことが引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3224.02 -0.77%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.01ポイント安(-0.77%)の3224.02ポイントと3日続落した。約1カ月ぶりの安値水準に低迷している。ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が7.7%安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が7.3%安、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.9%安、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が4.1%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.1%安で引けた。 <CS> 2023/02/20 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、貿易赤字の縮小も好感された *09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、貿易赤字の縮小も好感された 【ブラジル】ボベスパ指数 109941.46 +0.31%16日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比341.32ポイント高(+0.31%)の109941.46で取引を終了した。108377.51から110436.98まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が好感された。昨年12月の経済活動指数前月比プラス0.29%となり、前月のマイナス0.77%(改定値)と予想のプラス0.10%を上回った。一方、指数の上値は重い。米利上げの加速懸念が再び高まっていることが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2153.96 -0.58%16日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比12.50ポイント安(-0.58%)の2153.96で取引を終了した。2186.64から2150.17まで下落した。プラス圏でもみ合った後はマイナス圏に転落した。景気の悪化懸念が高まっていることが嫌気された。10-12月期の国内総生産(GDP、速報)は前期のマイナス3.7%からマイナス4.6%まで落ち込むと予測されている。また、欧州委員会が対ロ制裁を追加したことも引き続き圧迫材料。外部環境では、米利上げの加速観測が外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 61319.51 +0.07%16日のインドSENSEX指数は強含み。前日比44.42ポイント高(+0.07%)の61319.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.00ポイント高(+0.11%)の18035.85で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、貿易赤字の縮小も好感された。1月の貿易赤字は177億5000万米ドルとなり、1年ぶりの低水準を記録した。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日までに5日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3249.03 -0.96%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.46ポイント安(-0.96%)の3249.03ポイントと続落した。利食い売り圧力が意識される流れ。中国景気の持ち直し期待などで、上海総合指数は一時、昨年7月以来の水準まで上昇した。中国発の新規材料に乏しい中で、終盤に入りマイナスに転じている。 <CS> 2023/02/17 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州委員会が対ロ制裁を追加したことが嫌気 *09:44JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州委員会が対ロ制裁を追加したことが嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 109600.14 +1.62%15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1751.33ポイント高(+1.62%)の109600.14で取引を終了した。107,266.63から110,209.69まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中の景気回復期待なども輸出の拡大観測を高めた。一方、ルラ新政権がインフレ目標の上方修正を先送りすると発言したことが、利下げ期待を後退させた。【ロシア】MICEX指数 2232.23 -1.41%15日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比65.77ポイント安(-2.95%)の2166.46で取引を終了した。2216.69から2164.70まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。欧州委員会が対ロ制裁を追加したことが嫌気された。同委員会はこのほど、ロシアに対して総額110億ユーロの輸出規制を新たに課すと明らかにした。また、原油価格の下落や米利上げの長期化観測なども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 61275.09 +0.40%15日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比242.83ポイント高(+0.40%)の61275.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.00ポイント高(+0.48%)の18015.85で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、財政支出の拡大期待も引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3280.49 -0.39%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.79ポイント安(-0.39%)の3280.49ポイントと3日ぶりに反落した。米金利高が嫌気される流れ。米インフレ高止まりで米債券利回りが上昇するなか、中国などから資金が流出するとの懸念がくすぶっている。また、上海総合指数はこのところ堅調に推移し、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げていただけに、利食い売りも出たようだ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)が進んでいる上、当局の景気テコ入れスタンスも強まっている。中国メディアが14日報じたところによれば、23年新規専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の前倒し発行額は、前年同期比で50%も増加した。各地方政府が打ち出した重点プロジェクトでは、鉄道や高速道路などの「旧型インフラ」に加えて、人工知能(AI)、新素材などの「新型インフラ」も幅広くカバーしている。 <CS> 2023/02/16 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、米利上げの長期化懸念が引き続き圧迫 *10:34JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、米利上げの長期化懸念が引き続き圧迫 【ブラジル】ボベスパ指数 107848.81 -0.91%14日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比987.66ポイント安(-0.91%)の107848.81で取引を終了した。109564.11から107557.07まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの長期化懸念が引き続き圧迫材料。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。国内では、成長予想の下方修正などが引き続き嫌気された。【ロシア】MICEX指数 2232.23 -1.41%14日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比32.04ポイント安(-1.41%)の2232.23で取引を終了した。2256.96から2225.94まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。欧州連合(EU)の追加制裁懸念の高まりが引き続き警戒された。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。一方、中国経済の再開進展が引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 61032.26 +0.99%14日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比600.42ポイント高(+0.99%)の61032.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.95ポイント高(+0.89%)の17929.85で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米ハイテク株高を受け、IT関連に物色の動きが活発になった。また、インド準備銀行(中央銀行)が早急な利上げを実施しないとの見方も好感された。【中国本土】上海総合指数 3293.28 +0.28%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.12ポイント高(+0.28%)の3293.28ポイントと小幅に続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の早期持ち直しが期待されている。今年1月の中国金融統計で、新規融資や通貨供給量の上振れが確認されたことも引き続きプラス。経済活動の活発化を連想させている。 <NH> 2023/02/15 10:34 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ *09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 108836.47 +0.70%13日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比758.20ポイント高(+0.70%)の108836.47で取引を終了した。107,419.59から109,192.91まで上昇した。朝方は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。米利上げの長期化懸念の後退が外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。成長予想の下方修正などが圧迫材料となった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査では、2023年の国内総生産(GDP)成長予想は前回の0.79%から0.76%に引き下げられた。23年末の政策金利予想は前回の12.50%から12.75%に引き上げられた。【ロシア】MICEX指数 2264.27 +0.12%13日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比2.69ポイント高(+0.12%)の2264.27で取引を終了した。2261.37から2271.00まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが広がった。また、中国当局の景気支援スタンスなども好感された。一方、指数の上値は重い。欧州連合(EU)の追加制裁懸念の高まりが指数の上値を押えた。【インド】SENSEX指数 60431.84 -0.41%13日のインドSENSEX指数は続落。前日比250.86ポイント安(-0.41%)の60431.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.60ポイント安(-0.48%)の17770.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高が圧迫材料となった。また、IT大手らの新規雇用が鈍化しているとの報告も、景気の先行き不安を高めた。【中国本土】上海総合指数 3284.16 +0.72%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比23.49ポイント高(+0.72%)の3284.16ポイントと反発した。経済指標の改善が好感される流れ。10日引け後に発表された1月の中国金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想を大幅に上回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も上振れている。中国景気の持ち直しが改めて意識されるなか、指数は上げ幅を徐々に広げた。 <CS> 2023/02/14 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ *09:50JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 108078.27 +0.07%10日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比70.23ポイント高(+0.07%)の108078.27で取引を終了した。107619.93から108646.51まで上昇した。後半は軟調な展開を示したが、引け間際にプラス圏を回復した。米景気見通しの改善が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。また、財政赤字の拡大懸念なども引き続き嫌気された。【ロシア】MICEX指数 2261.58 -0.04%10日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比0.87ポイント安(-0.04%)の2261.58で取引を終了した。2264.39から2249.62まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤は前日の終値近辺まで値を回復した。インフレ率の高止まりが指数の足かせ。1月の消費者物価指数(CPI)は11.77%となり、前月の11.94%を下回ったものの、予想の11.63%を上回った。なお、ロシア中央銀行は10日、政策金利の7.5%に据え置くと発表。金利の据え置きは3会合連続となる。一方、指数の下値は限定的。原油高などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60682.70 -0.20%10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比123.52ポイント安(-0.20%)の60682.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.95ポイント安(-0.21%)の17856.50で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米利上げの長期化懸念が再び高まっていることが、外資の流出観測を強めた。また、株式市場からの外資流出が加速しているとの報告も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3260.67 -0.30%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.71ポイント安(-0.30%)の3260.67ポイントと反落した。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利上昇と景気不安に加え、対中圧力の強化が警戒されている。「米国は中国に対する新たな規制の導入を検討しているもよう」と伝わった。報道によれば、米国企業が中国の先端技術開発に資金を提供することを制限する。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の持ち直し期待が続いている。 <CS> 2023/02/13 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、欧州市場の上昇が好感 *10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、欧州市場の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 108008.05 -1.77%9日のブラジル株式市場は下落。主要指標のボベスパ指数は前日比1943.45ポイント安(-1.77%)の108008.05で取引を終了した。110045.92から107766.59まで下落した。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標が景気の低迷懸念を強めた。12月の小売売上高は前年比で0.4%増加し、前月の増加率1.4%(改定値)と予想の2.7%を下回った。また、通貨レアル安もブラジル株の圧迫材料。このほか、米利上げの長期化懸念が外資の流出観測を高めた。【ロシア】MICEX指数 2262.45 +0.47%9日のロシア株式市場は強含み。主要指標のMOEX指数は前日比10.48ポイント高(+0.47%)の2262.45で取引を終了した。2241.02から2269.96まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油安が足かせとなったほか、欧州委員会が対ロ制裁を追加するとの報道が嫌気された。地元メディアによると、欧州委員会は約100億ユーロ分の輸出規制をロシアに課す予定だという。【インド】SENSEX指数 60806.22 +0.23%9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比142.43ポイント高(+0.23%)の60806.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.75ポイント高(+0.12%)の17893.45で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が好感され、終盤買いは優勢。また、インド準備銀行(中央銀行)の利上げが収束に向かうとの観測も支援材料となった。なお、準備銀は8日、市場予想通り政策金利(レポ金利)を0.25%引き上げ、6.5%とした。【中国本土】上海総合指数 3270.38 +1.18%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.28ポイント高(+1.18%)の3270.38ポイントと反発した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される流れ。人民銀は7日までリバースレポ取引により連日で市中から資金を引き揚げていたが、8日から資金供給に転じ、9日は満期分との差引で3870億人民元を市中供給した。リオープン(経済再開)の進展を手掛かりに、中国景気の持ち直しが改めて意識されている。米中対立の過度な警戒感も後退。バイデン米大統領は8日、「中国の気球問題に関し、対立は求めていない」などと発言した。大統領はそのほか、中国は欧米諸国との経済関係を重要視し、ロシアとは一定の距離を置いている――との認識も示している。 <CS> 2023/02/10 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、原油高の影響は限定的 *10:04JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、原油高の影響は限定的 【ブラジル】ボベスパ指数 109951.49 +1.97%8日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2121.76ポイント高(+1.97%)の109951.49で引けた。ボべスパ指数の88の構成銘柄では71が上昇、16が下落、変わらずは1。サン・マルティーニョ(SMTO3)などの上昇が目立った。【ロシア】MICEX指数 2251.97 -0.69%8日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.72ポイント安(-0.69%)の2251.97で引けた。日中の取引レンジは、2244.52-2283.49。利益確定を狙った売りが入ったようだ。原油高の影響は限定的だったようだ。【インド】SENSEX指数 60663.79 +0.63%8日のインドSENSEX指数は、強含み。前日比377.75ポイント高(+0.63%)の60663.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同150.20ポイント高(+0.85%)の17871.70で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが観測された。バジャジ・ファイナンス(BAF)、ウルトラ・テック・セメント(UTCEM)などの上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3232.11 -0.49%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.99ポイント安(-0.49%)の3232.11ポイントと反落した。米金利高が嫌気される流れ。米10年債利回りは先週末から上昇に転じ、8日は約1カ月ぶりの高い水準で推移している。中国本土からの資金流出も警戒された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。指数はプラス圏で推移する場面もあった。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスが引き続き相場の下支え要因となっている。また、中国人民銀行(中央銀行)が資金供給に転じたこともプラス。人民銀は8日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で4860億人民元を市中供給している。前日までは、巨額資金を市中から連日で引き揚げていた。 <CS> 2023/02/09 10:04 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた 【ブラジル】ボベスパ指数 107829.73 -0.82%7日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比891.85ポイント安(-0.82%)の107829.73で取引を終了した。109037.00から107233.94まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。また、財政赤字の拡大懸念も足かせに。金利の高止まりを受け、財政支出額が予想以上に拡大すると危惧されている。一方、米株高などが指数を下支えした。また、米パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がインタビューで連邦公開市場委員会(FOMC)会見と同様、ディスインフレの初期段階であると発言したことも好感された。【ロシア】MICEX指数 2267.69 -0.21%7日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比4.68ポイント安(-0.21%)の2267.69で取引を終了した。2290.51から2262.30まで下落した。買いが先行した上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。VTB銀行(VTBR)の増資発表を受けて流動性不足懸念が高まったことが圧迫材料。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油高などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60286.04 -0.37%7日のインドSENSEX指数は続落。前日比220.86ポイント安(-0.37%)の60286.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.10ポイント安(-0.24%)の17721.50で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは6日、1%以上下落し、4カ月ぶりの下落幅を記録した。また、大手企業の減益報告なども対象セクターの売り圧力を高めた。鉄鋼大手のタタ・スチール(TATA)はこのほど、昨年10-12月期の最終損益が957億2000万ルピーの赤字に転落したと発表した。【中国本土】上海総合指数 3248.09 +0.29%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.40ポイント高(+0.29%)の3248.09ポイントと3日ぶりに反発した。中国の景気テコ入れスタンスが改めて意識される流れ。湖北省の武漢市政府は6日、住宅購入制限の緩和を発表し、即日で実施した。その他の複数地区でも、制限が大幅に緩和されている。リオープン(経済再開)の進展もあり、中国経済が早期に持ち直すとの見方も根強い状況だ。もっとも、上値は限定されている。米金融緩和の期待後退や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収が引き続き相場の重しとなった。 <FA> 2023/02/08 09:34 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、米中関係の悪化も警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 108523.47 +0.18%6日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比198.11ポイント高(+0.18%)の108721.58で取引を終了した。107415.53から108743.77まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しがやや優勢。また、原油価格の上昇なども資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米利上げの早期収束観測の後退が警戒されたほか、海外株安なども足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2272.37 +1.07%6日のロシア株式市場は7日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.07ポイント高(+1.07%)の2272.37で取引を終了した。2243.77から2276.50まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の好業績報告が支援材料となり、対照セクター物色する動きが活発になった。また、原油価格の上昇も資源セクターのサポート材料。一方、海外株の下落や米利上げの早期収束観測の後退などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60506.90 -0.55%6日のインドSENSEX指数は反落。前日比334.98ポイント安(-0.55%)の60506.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.45ポイント安(-0.50%)の17764.60で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでも見合った。利上げ観測が嫌気された。8日に開催される予定となる金融政策決定会合では、25bp(ベーシスポイント)の利上げが実施されると予測される。また、株式市場からの外資流出が加速していることも圧迫材料。統計によると、1月の外資流出額は2885億2000万ルピーに上り、7カ月ぶりの高水準を記録したという。ほかに、財閥アダニ・グループの不正会計疑惑が環境産業に悪影響を与えるとの指摘も関連銘柄の売り手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3238.70 -0.76%週明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.71ポイント安(-0.76%)の3238.70ポイントと続落した。米長期金利の上昇や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスが嫌気されている。人民銀は6日、リバースレポ取引により、満期分との差引で3730億人民元を市中から引き揚げた。先週も、連日で巨額の資金を吸収している。米中関係の悪化も警戒。米軍は4日、米本土上空に飛来した中国の「大型気球」を撃墜した。中国外交部は5日、「民間の無人飛行船が米国に入ったのは不可抗力」だとし、「撃墜は無責任な行動」と強く非難している。 <NH> 2023/02/07 10:23 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は上昇、買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大 【ブラジル】ボベスパ指数 108523.47 -1.47%3日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1617.17ポイント安(-1.47%)の108523.47で取引を終了した。110570.22から108184.98まで下落した。前日の終値近辺でもみあった後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、米利上げの長期化懸念の再燃も外資の流出懸念を高めた。ほかに、足元での景気低迷などが引き続き嫌気された。【ロシア】MICEX指数 2248.30 +0.21%3日のロシア株式市場は6日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.76ポイント高(+0.21%)の2248.30で取引を終了した。2216.63から2253.70まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が支援材料。1月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の45.9から48.7まで上昇した。また、企業の好業績報告も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落が足かせとなった。また、米利上げの長期化懸念が再び高まっていることも指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 60841.88 +1.52%3日のインドSENSEX指数は上昇。前日比909.64ポイント高(+1.52%)の60841.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同243.65ポイント高(+1.38%)の17854.05で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。主要国の中央銀行による利上げが終盤に差し掛かっているとの観測が好感された。また、政府が電気自動車(EV)及び付随産業への予算は前年度から2倍に引き上げられたとの報道も同セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3263.41 -0.68%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.26ポイント安(-0.68%)の3263.41ポイントと3日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は今年に入り上昇基調を強め、足もとでは約5カ月半ぶりの高値水準を回復している。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収もネガティブ。人民銀は3日、リバースレポ取引により、満期分との差引で2960億人民元を市中から引き揚げた。前日は4010億人民元を吸収している。 <FA> 2023/02/06 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、外資の流出懸念が後退している 【ブラジル】ボベスパ指数 110140.64 -1.72%2日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1932.91ポイント安(-1.72%)の110140.64で取引を終了した。112943.15から109746.74まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。金利の高止まりがブラジル経済を疲弊させるとの懸念が圧迫材料。なお、ブラジル中央銀行はきのう2日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を予想通り13.7%に据え置くと発表した。また、1月の自動車販売台数(ブラジル自動車販売店連盟)は前月の21万6920台から14万2827台に大幅減少した。一方、通貨レアル高や米ハイテク株高が指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2243.54 +0.60%2日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比13.39ポイント高(+0.60%)の2243.54で取引を終了した。2228.56から2249.56まで上昇した。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。主要国中央銀行の利上げが終盤に差し掛かっているとの観測を受け、外資の流出懸念が後退している。また、欧州株が堅調だったことも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標や原油安などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59932.24 +0.38%2日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比224.16ポイント高(+0.38%)の59932.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.90ポイント安(-0.03%)の17610.40で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。米金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退。国内では、2023年度予算の公表を受け、対象セクターへの物色する動きが活発となった。なお、政府は製造業や航空業、循環経済などを重視する姿勢を示しているほか、歳出は2022年度から拡大することも明らかにした。【中国本土】上海総合指数 3285.67 +0.02%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.75ポイント高(+0.02%)の3285.67ポイントと小幅ながら続伸した。昨年8月17日以来、約5カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。中国景気の持ち直し期待が持続する流れ。リオープン(経済再開)の進展、当局の経済支援スタンスなどが支えだ。1月31日に習近平・総書記(国家主席)が主宰した共産党中央政治局の研究会では、科学技術の「自立自強」ペースを拡大すると強調し、消費拡大に向けて長期戦略を確立するとの戦略が表明されている。また、米金融引き締めの警戒感が後退し、米10年債利回りが急低下していることも好材料だ。ただ、売り圧力が意識される中で上値は重い。1月の本土市場では、上海総合指数の累計騰落率はプラス5.4%となり、2010年以降で最も良好なパフォーマンスを達成した。 <FA> 2023/02/03 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、景気減速懸念の高まりが圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 112073.55 -1.20%1日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1356.99ポイント安(-1.20%)の112073.55で取引を終了した。113597.64から110729.47まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。景気減速懸念の高まりが圧迫材料。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年のブラジル経済成長率が22年の4%(予想)から1.8%に鈍化すると予測した。金利の高止まりや不安定な政治環境などが指摘された。また、輸出の減少なども足かせ。1月の輸出総額は前月と予想を下回った。一方、米利上げ長期化懸念の後退や海外株高などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MICEX指数 2230.15 +0.20%1日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.55ポイント高(+0.20%)の2230.15で取引を終了した。2224.95から2247.12まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。海外株高が支援材料となり、ロシア株への買いは継続した。また、米利上げの長期化懸念が後退していることも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、弱い経済指標が足かせとなった。1月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.0から52.6まで低下した。【インド】SENSEX指数 59708.08 +0.27%1日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比158.18ポイント高(+0.27%)の59708.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.85ポイント安(-0.26%)の17616.30で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利上げ長期化懸念の後退を受け、外資の流出懸念が緩和された。また、財政赤字が目標範囲内に収まるとの観測も好感された。2022年4-12月の財政赤字は22年度目標の60%にとどまったと報告された。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。なお、23年度の予算案はこの日に発表される予定だ。【中国本土】上海総合指数 3284.92 +0.90%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.25ポイント高(+0.90%)の3284.92ポイントと反発した。昨年8月17日以来、約5カ月半ぶりの高値水準を回復している。投資家のリスク選好が高まる流れ。米金融引き締めの警戒感後退、中国景気の持ち直しも改めて意識されている。1月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、景況判断の境目となる50を4カ月ぶりに上回った。また、国際通貨基金(IMF)は31日、最新の世界経済見通し(WEO)を公表し、うち中国については、23年の成長率を5.2%(前回4.4%)に上方修正している。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。 <FA> 2023/02/02 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数はと5日ぶりに反落、売り圧力が意識される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113430.54 +1.03%31日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1157.53ポイント高(+1.03%)の113430.54で取引を終了した。112144.78から113691.16まで上昇した。横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、米利上げ長期化懸念の後退が好感された。これに伴う外資の流出懸念が緩和されているもようだ。また、原油価格の上昇なども資源セクターの物色手掛かり。このほか、成長予想の上方修正が引き続き支援材料となった。【ロシア】MICEX指数 2225.60 +0.96%31日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比21.19ポイント高(+0.96%)の2225.60で取引を終了した。2202.76から2225.60まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年、24年のロシア経済の成長予想をそれぞれ2.6%、0.6%引き上げ、プラス0.3%、2.1%とした。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、欧州市場の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 59549.90 +0.08%1月31日のインドSENSEX指数は強含み。前日比49.49ポイント高(+0.08%)の59549.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.20ポイント高(+0.08%)の17662.15で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。2023年度の予算は翌日2月1日に公表される予定で、製造業など一連の支援策は明らかになる計画だ。【中国本土】上海総合指数 3255.67 -0.42%1月31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.65ポイント安(-0.42%)の3255.67ポイントと5日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。本土市場は春節(旧正月)連休前から取引再開した30日までの上昇で、上海総合指数が約5カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国のリオープン(経済再開)進展や景況感の改善などで朝方は小高く推移したものの、好材料出尽くし感が浮上するなか、指数は程なくマイナス圏に沈んでいる。31日公表された1月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、景況判断の境目となる50を4カ月ぶりに上回っている。 <FA> 2023/02/01 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、高級賃貸物件の需要が増加している 【ブラジル】ボベスパ指数 112273.01 -0.04%30日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比43.15ポイント安(-0.04%)の112273.01で取引を終了した。112920.30から111823.63まで下落した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ加速観測が足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年のインフレ予想が前回の5.48%から5.74%に引き上げられた。また、欧米市場の下落なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。2023年の成長予想は前回調査の0.79%から0.80%に引き上げられた。【ロシア】MICEX指数 2204.41 +0.69%30日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比15.06ポイント高(+0.69%)の2204.41で取引を終了した。2189.12から2204.41まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当発表が好感され、関連銘柄の物色動きは活発になった。また、インフレ率の鈍化観測も支援材料。経済発展省はこのほど、2023年のインフレ率が5-6%になるとの見方を示した。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 59500.41 +0.29%30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比169.51ポイント高(+0.29%)の59500.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.60ポイント高(+0.25%)の17648.95で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再びプラス圏に回復した。前日の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、高級賃貸物件の需要が増加しているとの報告も同セクターの支援材料となった。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが対象銘柄の物色手掛かり。なお、2023年度予算は2月1日に発表される予定だ。【中国本土】上海総合指数 3269.32 +0.14%春節(旧正月)連休明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.50ポイント高(+0.14%)の3269.32ポイントと小幅ながら4営業日続伸した。経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は28日の常務会議で、「中国経済の着実な回復を後押しするため、消費促進策の完全な実行を要する」との認識を示した。地方政府は春節(旧正月)明けに、大規模な景気対策を相次ぎ発表している。また、連休中の消費活動が活発化する中、国内景気の早期持ち直しも期待された。ただ、上値は重い。指数は昨年8月以来の高値水準を回復しただけに、売り圧力が意識された。また、あす31日、1月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表されることも気がかり材料となっている。 <FA> 2023/01/31 09:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 112316.16 -1.63%27日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1861.39ポイント安(-1.63%)の112316.16で取引を終了した。114190.65から112044.46まで下落した。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が圧迫材料。また、原油など資源価格の下落も同セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、財政不安が払しょくされていないことが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2189.35 +1.04%27日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比22.43ポイント高(+1.04%)の2189.35で取引を終了した。2167.33から2189.35まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、海外株高も買い安心感を与えた。このほか、中国の新型コロナウイルス新規感染がすでにピークを迎えたとの報告が対中輸出の拡大期待を高めた。【インド】SENSEX指数 59330.90 -1.45%27日のインドSENSEX指数は続落。前日比874.16ポイント安(-1.45%)の59330.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同287.60ポイント安(-1.61%)の17604.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIは前営業日27日までに5日連続の売り越しとなった。また、2023年予算の発表は2月1日に控え、慎重ムードも強まった。【中国本土】休場 <FA> 2023/01/30 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 114177.55 -0.08%26日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比92.52ポイント安(-0.08%)の114177.55で取引を終了した。114835.35から113591.04まで下落した。中盤は下値を模索する展開もみられたが、その後か前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が指数を下支えした。また、原油など資源価格の上昇も同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2166.92 -0.15%26日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.23ポイント安(-0.15%)の2166.92で取引を終了した。2183.77から2166.92まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。国内の景気低迷が改めて警戒されたほか、ウクライナ情勢をめぐる欧米との対立が緩和されていないことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。海外株高や中国経済の再開進展などが指数を下支えした。【インド】休場【中国本土】休場 <FA> 2023/01/27 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続落、欧州市場の下落が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 114270.07 +1.10%25日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1241.92ポイント高(+1.10%)の114270.07で取引を終了した。111927.22から114426.47まで上昇した。前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、インフレ目標が引き上げられるとの観測も金融緩和期待を高めた。ほかに、中国経済の再開進展などが引き続き好感された。一方、欧州市場の下落が指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2170.15 -0.12%25日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比2.60ポイント安(-0.12%)の2170.15で取引を終了した。2176.61から2160.76まで下落した。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。欧州市場の下落が足かせとなった。また、ブレント原油先物の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。金鉱株の上昇などが指数を下支えした。また、通貨ルーブルの上昇も支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60205.06 -1.27%25日のインドSENSEX指数は下落。前日比773.69ポイント安(-1.27%)の60205.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同226.35ポイント安(-1.25%)の17891.95で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日までに4日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピー安の進行もインド株の売り圧力を強めた。このほか、2023年度予算の発表(2月1日の予定)を控え、見極めるムードが強まった。【中国本土】休場 <FA> 2023/01/26 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米金利低下などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 113028.15 +1.16%24日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1290.87ポイント高(+1.16%)の113028.15で取引を終了した。111669.24から113040.25まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。米金利低下が好感され、買いが優勢。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。ほかに、中国経済の再開進展が対中輸出の加速期待を高めた。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ加速も足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2172.75 -0.57%24日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比12.56ポイント安(-0.57%)の2172.75で取引を終了した。2199.29から2172.75まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。IT銘柄の下落が指数の足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米金利低下や米利上げの減速期待などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 60978.75 +0.06%24日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比37.08ポイント高(+0.06%)の60978.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.25ポイント安(-0.00%)の18118.30で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米利上げペースの減速観測も外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】休場 <NH> 2023/01/25 10:14 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、海外株高を受けインド株も買いが先行 【ブラジル】ボベスパ指数 111737.28 -0.27%23日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比303.36ポイント安(-0.27%)の111737.28で取引を終了した。113061.34から111541.82まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ加速が足かせとなった。1月22日まで1カ月間のFGV消費者物価指数(IPC-S)は0.62%上昇し、前回の0.49%と予想の0.55%を上回った。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が支援材料となった。また、成長予想の上方修正も好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した調査では、2023年の成長予想が前回の0.77%から0.79%まで引き上げられた。【ロシア】MICEX指数 2185.31 +0.86%23日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比18.62ポイント高(+0.86%)の2185.31で取引を終了した。2164.89から2186.85まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、米利上げペースの減速観測が外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60941.67 +0.53%23日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比319.90ポイント高(+0.53%)の60941.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.90ポイント高(+0.50%)の18118.55で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、2023年度予算の中で、一部業種に向けた税控除の優遇策が盛り込まれているとの観測も対象セクターの支援材料となった。このほか、米国の利上げの減速期待が外資の流出懸念を緩和させた。【中国本土】休場 <FA> 2023/01/24 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続落、内外景気の先行き不安が払しょくされていない 【ブラジル】ボベスパ指数 112040.64 -0.78%20日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比881.24ポイント安(-0.78%)の112040.64で取引を終了した。113024.87から111734.58まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、ルラ大統領が大統領府襲撃事件の引責として軍最高司令官を更迭したことなど内部の混乱も足かせとなった。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。一方、海外株高などが指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2166.69 -0.10%20日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比2.14ポイント安(-0.10%)の2166.69で取引を終了した。2173.71から2154.37まで下落した。中盤は下値を探る展開を示したが、その後は前日の終値近辺まで回復した。内外景気の先行き不安が払しょくされていないことが引き続き圧迫材料。また、ウクライナ情勢をめぐる欧米との対立が緩和されていないことも引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。海外市場や原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60621.77 -0.39%20日のインドSENSEX指数は続落。前日比236.66ポイント安(-0.39%)の60621.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.20ポイント安(-0.44%)の18027.65で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家(FII)の大幅な売り越しが指数の足かせとなった。また、前日の米株安や米中景気の先行き不安が再び高まっていることも警戒された。【中国本土】上海総合指数 3264.81 +0.76%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.54ポイント高(+0.76%)の3264.81ポイントと3日続伸した。昨年8月以来の高値水準を回復している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国のリオープン(経済再開)進展、当局の経済重視スタンスが支えとなっている。週末から始まる春節連休(本土は23?27日休場)を前に、資金ひっ迫を避けるため、中国人民銀行(中央銀行)は多額の資金を連日で市中供給している。16?20日の1週間で、供給規模は満期到来分との差し引きで2兆450億人民元(約38兆8280億円)を記録した。週間ベースで過去最大を更新している。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の1月分が寄り付き前に公表され、予想通り前月から据え置かれた。これに対する市場の反応は限定されている。 <FA> 2023/01/23 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、ルラ新政権による経済重視の姿勢が明確にしていることが好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112921.88 +0.62%19日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比693.49ポイント高(+0.62%)の112921.88で取引を終了した。111306.96から113171.83まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。ルラ新政権による経済重視の姿勢が明確にしていることが好感された。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安が圧迫材料となったほか、米中景気の先行き不安が再び高まっていることも警戒された。【ロシア】MICEX指数 2168.83 -1.25%19日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比27.43ポイント安(-1.25%)の2168.83で取引を終了した。2193.93から2162.11まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株安が嫌気され、ロシア株にも売りが広がった。また、米中景気の先行き不安が再び高まっていることも輸出の伸び鈍化懸念を高めた。このほか、中国市場が今週末から旧正月大型連休に突入するため、積極的な買いが手控えられた。【インド】SENSEX指数 60858.43 -0.31%19日のインドSENSEX指数は小反落。前日比187.31ポイント安(-0.31%)の60858.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.50ポイント安(-0.32%)の18107.85で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。米中景気の先行き不安が再び高まっていることが警戒された。また、マイクロソフトやアマゾンなど各業界の世界大手が相次いで大型リストラを実施していることもインドの労働市場に悪影響を与えると嫌気された。ほかに、中国・香港市場が週末から旧正月大型連休に突入するため、慎重ムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3240.28 +0.49%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.87ポイント高(+0.49%)の3240.28ポイントと続伸した。中国景気の持ち直し期待が高まる流れ。国際通貨基金(IMF)のゴピナート筆頭副専務理事は18日、「中国経済は第2四半期以降に急回復する可能性がある」との見解を示した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は19日、リバースレポ取引により、満期分との差引で4670億人民元を市中供給した。今週に入り、連日で大量資金を市中供給している。春節(旧正月)連休を週末に控え、資金ひっ迫を避ける狙いだ。ただ、全体としては動意を欠く。本土市場は週明け23-27日が休場とあって、様子見ムードも漂っている。 <CS> 2023/01/20 09:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、税制改革が対象銘柄の支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 111439.12 +2.04%17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2226.46ポイント高(+2.04%)の111439.12で取引を終了した。109213.72から111577.45まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ目標が上方修正されるとの観測が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強い。一方、米中景気の先行き不透明感が払しょくされていないことが足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2196.84 -1.26%17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比28.06ポイント安(-1.26%)の2196.84で取引を終了した。2226.49から2196.84まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。米中景気の先行き不安が再び高まっていることが圧迫材料。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、企業の好業績報告などが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60655.72 +0.94%17日のインドSENSEX指数は反発。前日比562.75ポイント高(+0.94%)の60655.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.45ポイント高(+0.89%)の18053.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。税制改革が対象銘柄の支援材料。政府はこのほど、原油に課している超過利潤税の引き下げを決定したほか、航空燃料やディーゼルの輸出関税も下方修正。また、過半数の大手企業が2023年の経済見通しに楽観的な見方を示したことも好感された。【中国本土】上海総合指数 3224.25 -0.10%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.35ポイント安(-0.10%)の3224.25ポイントと4日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとで約4カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国の人口減も不安材料としてくすぶる。中国の総人口は2022年末時点で14億1175万人となり、前年末比で85万人の減少。複数メディアによると、人口減は1961年以来、61年ぶりとなる。経済成長の鈍化につながると懸念された。一方、取引時間中に公表された中国経済指標はそれほど悪い内容ではない。注目の2022年中国国内総生産(GDP)成長率は前年比3.0%となり、市場予想(2.7%)を上回っている。ほか、12月の小売売上高は前年同月比で1.8%減少したが、マイナス幅は、市場予想(9.0%減)と11月実績(5.9%減)から大幅に縮小した。 <NH> 2023/01/18 10:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油などの輸出増加報告が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 110916.08 -0.84%16日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比934.14ポイント安(-0.84%)の110916.08で取引を終了した。111,846.71から110,427.64まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の0.78%から0.77%まで下方修正された。また、2023年末の政策金利予想も前回の12.25%から12.50%に引き上げられた。このほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MICEX指数 2199.94 +0.64%16日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.96ポイント高(+1.13%)の2224.90で取引を終了した。2204.46から2224.90まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油などの輸出増加報告が好感された。エネルギー省の発表によると、2022年の原油輸出は前年比で7%増加したという。これにより、原油及び天然ガスに関連した歳入は28%拡大したと報告されている。また、米国の利上げペースの鈍化観測も外資の流出懸念を後退させた。このほか、企業の好業績報告などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 60092.97 -0.28%16日のインドSENSEX指数は小反落。前日比168.21ポイント安(-0.28%)の60092.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.75ポイント安(-0.34%)の17894.85で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに15日連続の売り越しとなった。また、足元での景気低迷なども引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3227.59 +1.01%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比32.29ポイント高(+1.01%)の3227.59ポイントと3日続伸した。昨年9月以来、約4カ月ぶりの高値水準を回復している。前営業日までの好調地合いを継ぐ流れ。中国のリオープン(経済再開)進展、当局の経済対策に対する期待感が投資家心理を上向かせている。資金流入もプラス。本土・香港間の相互取引スキームを通じた先週13日の売買では、香港経由の本土株取引が大幅な買い越しだった(16日前場も大幅買い越し)。香港・海外の投資家は、昨年11月から買い越しに転じている。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給も支援材料。人民銀は朝方、中期貸出制度(MLF)を通じ、満期到来分との差引で790億人民元の資金を市場に供給した。ほか、リバースレポを通じ、差引1540億人民元の短期資金も供給している。 <FA> 2023/01/17 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、弱い経済指標が足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 110916.08 -0.84%13日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比934.14ポイント安(-0.84%)の110916.08で取引を終了した。111,846.71から110,427.64まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が足かせに。11月の経済活動指数は前年比で1.65%増となり、前月の3.75%増(改定値)と予想の2.25%増を下回った。またボルソナロ前大統領の支持者らに襲撃された事件で、トレス前法相が逮捕されたことなど政治的な混乱も引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇や米金利の低下などが指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2199.94 +0.64%13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.01ポイント高(+0.64%)の2199.94で取引を終了した。2179.82から2204.18まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が同セクターの物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。このほか、米中景気の回復期待が高まっていることが好感された。【インド】SENSEX指数 60261.18 +0.51%13日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比303.15ポイント高(+0.51%)の60261.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同98.40ポイント高(+0.55%)の17956.60で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が支援材料。11月の鉱工業生産増加率(前年同月比)はプラス7.1%となり、前月のマイナス4.2%(改定値)と予想のプラス2.8%を上回った。これは5カ月ぶりの高水準を記録。また、12月の消費者物価指数(CPI)も5.72%となり、前月の5.88%と予想の5.90%を下回ったほか、12カ月ぶりの低水準となった。このほか、IT業界の好業績報告などが同セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3195.31 +1.01%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.86ポイント高(+1.01%)の3195.31ポイントと続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国のリオープン(経済再開)進展や、当局の景気テコ入れスタンスで、国内経済が早期に持ち直すと期待されている。人民元高の動きもプラス。米金利低下を受け、外国為替市場でオフショア人民元(対米ドル)は上昇基調を強めた。12月の米消費者物価指数(CPI)が鈍化する中、米債券市場では米10年債利回りが急低下している。中国指標もそれほど悪くない。取引中に公表された昨年12月の中国貿易統計は、ドル建ての輸出と輸入がマイナス成長を強いられたものの、減少率は予想より小幅だった。 <FA> 2023/01/16 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済の持ち直しが期待される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 111850.22 -0.59%12日のブラジル株式市場は7日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比666.86ポイント安(-0.59%)の111850.22で取引を終了した。113128.80から110981.59まで下落した。前半は軟調な展開を示したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が支援材料となった。また、米金利の低下や米インフレ率のピーク達成なども外資の流出懸念を後退させた。【ロシア】MICEX指数 2185.93 -0.05%12日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比1.05ポイント安(-0.05%)の2185.93で取引を終了した。2194.80から2177.36まで下落した。前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。輸出企業の下落が足かせに。通貨ルーブル高が圧迫材料となったもようだ。一方、指数の下値は限定的。欧米株高が支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 59958.03 -0.25%12日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比147.47ポイント安(-0.25%)の59958.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.50ポイント安(-0.21%)の17858.20で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに13日連続の売り越しとなった。また、インフレ高進に伴う生活費危機の発生報告なども警戒された。【中国本土】上海総合指数 3163.45 +0.05%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.61ポイント高(+0.05%)の3163.45ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済の持ち直しが期待される流れ。中国のリオープン(経済再開)進展や、中国当局の景気テコ入れスタンスが改めて材料視されている。原油や銅などの商品市況高も追い風。昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%高で5日続伸した。ただ、全体としては上値が重い。米中の指標発表が気がかり材料として意識され、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。12月の米消費者物価指数(CPI)は今夜(日本時間22時半ごろ)、同月の中国貿易統計はあす公表される。寄り付き直後に公表された昨年12月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス1.8%で市場予想と一致、生産者物価指数(PPI)はマイナス0.7%と市場予想(マイナス0.1%)以上に下落した。 <FA> 2023/01/13 09:36

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