注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利益確定売りが広がる流れ 【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 2369.75 +2.19%16日のロシア株式市場は堅調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比50.79ポイント高(+2.19%)の2369.75で引けた。日中の取引レンジは、2317.87−2374.24。米長期金利の低下や原油先物の反発を好感した買いがが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 51495.79 -1.99%16日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比1045.60ポイント安(-1.99%)の51495.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同2.11%(331.55ポイント)安の15360.60で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、1が上昇、29が下落、変わらずは0。ほぼすべての銘柄が下げた。タタ・スティールの下げが目立った。一方、ネスレ・インディアは小幅高。米金融政策の不透明感は払しょくされつつあるようだが、スイス中央銀行の金利引き上げが嫌気されたようだ。【中国本土】上海総合指数 3285.39 -0.61%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.02ポイント安(-0.61%)の3285.39ポイントと3日ぶりに反落した。利益確定売りが広がる流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとでは約3カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。原油安も重し。需要減の警戒感で、昨夜のWTI原油先物は3.0%安と急落した。米金融当局が大幅利上げを決定する中、景気が落ち込むとみられている。中国経済対策の期待感などが持続し、指数は高く推移していたものの、中盤からマイナスに転じた。 <CS> 2022/06/17 09:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、米金融政策を見極める必要がある 【ブラジル】ボベスパ指数 102806.82 +0.73%15日のブラジル株式市場は、強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比743.57ポイント高(+0.73%)の102806.82で引けた。米長期金利の低下が好感されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では70が上昇、21が下落、変わらずは1で買いが優勢。【ロシア】MICEX指数 2318.96 +1.28%15日のロシア株式市場は堅調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比29.21ポイント高(+1.28%)の2318.96で引けた。日中の取引レンジは、2282.79−2320.40。米長期金利の低下観測を受けて押し目買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 52541.39 -0.29%15日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比152.18ポイント安(-0.29%)の52541.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同39.95ポイント安(-0.25%)の15692.15で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、13が上昇、17が下落、変わらずは0。下げた銘柄がやや多かった。タタ・スティールの下げが目立った。バジャジ・フィンサーブなどは強含み。米金融政策を見極める必要があることから、買いは一部にとどまったようだ。【中国本土】上海総合指数 3305.41 +0.50%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.50ポイント高(+0.50%)の3305.41ポイント(上海A株指数は0.51%高の3463.62ポイント)と続伸した。3月11日以来、約3カ月ぶりの高値水準を切り上げている。中国経済の回復が期待される流れ。取引時間中に公表された5月の中国経済統計では、小売売上高の減少率が大幅に縮小し、鉱工業生産が予想外のプラス成長に転じた。足もとでは、政府関係部局が雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表しているほか、プラットフォーム企業や不動産デベロッパーなどに向けた産業統制もやや緩和している。ただ、指数は引けにかけて上げ幅を縮小。中国の新型コロナウイルス感染再拡大や、米国の利上げペース加速が警戒されている。米国ではあす未明(日本時間)、米連邦準備理事会(FRB)の結果が発表される予定だ。 <FA> 2022/06/16 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅高、押し目買い興味は残されているようだ 【ブラジル】ボベスパ指数 102063.25 -0.52%14日のブラジル株式市場は、弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比534.93ポイント安(-0.52%)の102063.25で引けた。米長期金利の上昇が嫌気されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では28が上昇、61が下落、変わらずは3で売りが優勢。【ロシア】MICEX指数 2289.75 +0.19%14日のロシア株式市場は小幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比4.23ポイント高(+0.19%)の2289.75で引けた。日中の取引レンジは、2261.26−2308.43。ロシアの安全保障上のリスクは軽減されていないが、押し目買い興味は残されているようだ。【インド】SENSEX指数 52693.57 -0.29%14日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比153.13ポイント安(-0.29%)の52693.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同42.30ポイント安(-0.27%)の15732.10で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、15が上昇、14が下落、変わらずは1。売買拮抗となった。バーティ・エアテルなどがしっかりとした値動き。一方、インダスインド銀行、HDFC銀行など金融株は弱含み。【中国本土】上海総合指数 3288.91 +1.02%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.35ポイント高(+1.02%)の3288.91ポイントと反発した。3月11日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復している。中国政府による経済政策の期待感が相場を支える流れ。政府の関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表しているほか、プラットフォーム企業や不動産デベロッパーなどに向けた産業統制も緩和している。中国の新型コロナウイルス感染再拡大と米国の金利高を嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は後場途中からプラスに転じた。 <FA> 2022/06/15 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続落、世界的な株安連鎖が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 102598.18 -2.73%13日のブラジル株式市場は7日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2883.05ポイント安(-2.73%)の102598.18で取引を終了した。105478.15から101699.55まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。世界的な株安連鎖が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米国の利上げペースの加速懸念も圧迫材料。ほかに、国内での追加の利上げ観測がリスク回避の売りを加速させた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 52846.70 -2.68%13日のインドSENSEX指数は続落。前日比1456.74ポイント安(-2.68%)の52846.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同427.40ポイント安(-2.64%)の15774.40で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後は安値圏でもみ合った。世界的な株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、欧米の金融引き締め懸念が高まっていることも外資の流出懸念を高めた。国内では、熱波の到来に伴う停電の懸念が高まっていることが、経済活動の停滞不安を高めた。また、インフレ高進に伴う個人消費の落ち込みなども関連セクターの圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3255.55 -0.89%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.28ポイント安(-0.89%)の3255.55ポイントと反落した。中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。行動制限が緩和された首都北京市では、新規感染数が増加し、学校再開も大半で延期された。新規感染者が確認された上海市では、週末に大規模なPCR検査を実施している。中国政府は「ゼロコロナ」政策を堅持しているだけに、ロックダウン(都市封鎖)突入の不安も漂っている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。当局の景気支援策に対する期待感は持続している。今年5月の人民元建て新規融資は、政策支援の効果で4月から急回復し、予想も大幅に上回った。 <FA> 2022/06/14 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 107093.71 -1.18%6日続落、欧米の金融引き締めを警戒10日のブラジル株式市場は6日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1612.48ポイント安(-1.51%)の105481.23で取引を終了した。107092.37から104647.59まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧米の金融引き締めスタンスが嫌気され、外資の流出懸念が一段と強まった。国内では、追加の利上げ観測が圧迫材料。翌週16日に開催される金融政策決定会合では、政策金利が12.75%から13.25%まで引き上げられると予測されている。一方、原油など資源価格の高止まりが指数をサポートしている。【ロシア】MICEX指数 2293.99 -1.07%10日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比8.47ポイント安(-0.37%)の2285.52で取引を終了した。2296.10から2273.95まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。通貨ルーブル高進行で輸出企業に売り圧力が強まった。また、欧米による追加の経済制裁懸念が根強いことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。予想以上の利下げ実施が指数を下支えした。ロシア中央銀行は10日、政策金利を11.00%から9.50%に引き下げると発表。市場予想を1.00%の利下げだった。【インド】SENSEX指数 54303.44 -1.84%10日のインドSENSEX指数は反落。前日比1016.84ポイント安(-1.84%)の54303.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同276.30ポイント安(-1.68%)の16201.80で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。一部の市中銀行が貸出金利を引き上げていることが嫌気された。これに伴う企業の資金調達コストが増加すると警戒されている。経常赤字の拡大なども圧迫材料。2021年度の経常赤字は438億米ドル(約5兆8692億円)となり、3年ぶりの高水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3284.83 +1.42%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比45.88ポイント高(+1.42%)の3284.83ポイントと反発した。3月11日以来、約3カ月ぶりの高値水準を終値で回復している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。世界銀行や経済協力開発機構(OECD)など、有力シンクタンクが経済見通しを相次ぎ引き下げるなか、中国政府は景気腰折れを回避するための対策を強めるとの見方が広がっている。取引直後に5月の中国物価統計が公表され、懸念されるほどインフレが進行していなかった点も買い安心感につながった。消費者物価指数(CPI)がプラス2.1%となり、上昇率は市場予想をやや下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)はプラス6.4%と予想通りだった。欧米の金融引き締めなどを嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は上げ幅を広げている。 <FA> 2022/06/13 09:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日ぶりに反発、燃料税の引き下げなどもインフレ高進懸念 【ブラジル】ボベスパ指数 107093.71 -1.18%9日のブラジル株式市場は5日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1273.96ポイント安(-1.18%)の107093.71で取引を終了した。108510.31から107067.62まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、追加の利上げ観測も引き続き圧迫材料。翌週16日に開催される政策金利決定会合では、政策金利であるセリック金利は12.75%から13.25%まで引き上げられるとみられている。ほかに、世界経済の成長鈍化観測などが引き続き足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2293.99 -1.07%9日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比24.86ポイント安(-1.07%)の2293.99で取引を終了した。2323.39から2275.22まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、通貨ルーブル安がロシア株の売り圧力を強めた。また、欧米などがロシアに対して経済制裁を追加するとの観測も引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 55320.28 +0.78%9日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比427.79ポイント高(+0.78%)の55320.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同121.85ポイント高(+0.74%)の16478.10で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、燃料税の引き下げなどもインフレ高進懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3238.95 -0.76%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.84ポイント安(-0.76%)の3238.95ポイントと5日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとで約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。取引時間中に公表された5月の貿易統計では、輸出の伸びが大幅に上振れたものの、市場の反応は限定されている。 <NH> 2022/06/10 10:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、続伸、原油高やウクライナ情勢の緊張緩和期待で 【ブラジル】ボベスパ指数 108367.67 -1.55%8日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1702.09ポイント安(-1.55%)の108367.67で取引を終了した。110142.34から108045.38まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。財政赤字の拡大懸念が警戒され、ブラジル株に売りが広がった。また、インフレ高進に伴う利上げ懸念も引き続き足かせに。このほか、世界銀行や経済協力開発機構(OECD)が相次いで世界経済の見通しを下方修正していることが成長鈍化懸念を高めた。【ロシア】MICEX指数 2318.85 +1.19%8日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比27.23ポイント高(+1.19%)の2318.85で取引を終了した。2296.62から2342.69まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、プーチン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領の会談に向けて準備が進められているとの報道も緊張するウクライナ情勢の緩和期待を高めた。一方、欧米がロシアに対して経済制裁を追加するとの観測が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 54892.49 -0.39%8日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比214.85ポイント安(-0.39%)の54892.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同60.10ポイント安(-0.37%)の16356.25で取引を終えた。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。予想以上の利上げが嫌気され、後半は再び売り優勢となった。インド準備銀行(中央銀行)はきのう8日、政策金利であるRBIレポレートを4.40%から4.90%に引き上げると発表。市場予想は0.30%の利上げだった。また、成長予想の下方修正も足かせに。世界銀行は最新リポートで、2022年度のインドの成長予想をこれまでの8.0%から7.5%に下方修正した。【中国本土】上海総合指数 3263.79 +0.68%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.03ポイント高(+0.68%)の3263.79ポイントと4日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。景気持ち直し期待が相場を支える流れ。中国の経済活動正常化や景気刺激策、産業統制の緩和などが引き続き支援材料だ。売り圧力が意識される中、指数は安く推移する場面がみられたものの、引けにかけて再び上昇の勢いが増している。 <NH> 2022/06/09 10:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、利上げ懸念が引き続き足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 110069.76 -0.11%7日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比116.15ポイント安(-0.11%)の110069.76で取引を終了した。110435.02から109393.54まで下落した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。利上げ懸念が引き続き足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米株高などが好感されたほか、物価上昇ペースの落ち着き観測が指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2291.62 +0.41%7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比9.46ポイント高(+0.41%)の2291.62で取引を終了した。2239.72から2294.40まで下落した。朝方は下値を探る展開もみられたが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の増配期待の高まりが好感され、終盤はプラス圏を回復した。また、連日の下落で値ごろ感も強い。一方、欧米がロシアに対して制裁を追加するとの観測が引き続き嫌気され、前半は軟調な展開を示した。【インド】SENSEX指数 55107.34 -1.02%7日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比567.98ポイント安(-1.02%)の55107.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同153.20ポイント安(-0.92%)の16416.35で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後も安値圏でもみ合った。追加の利上げ観測が圧迫材料。翌8日に開催される予定となるインド準備銀行(中央銀行)理事会では、0.4%の利上げが予測されている。これに伴う流動性の低下は懸念されている。また、米金利の上昇基調なども外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3241.76 +0.17%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.39ポイント高(+0.17%)の3241.76ポイントと3日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。中国景気の持ち直しが期待される流れ。中国で経済活動が再開しつつあることや、当局の財政・金融政策に対する期待感が投資家心理を上向かせている。また、産業統制の動きが一巡したとの見方もプラス。配車サービス中国大手の滴滴出行(DIDI/NYSE)など3社に対し、中国当局がサイバーセキュリティ問題を巡る調査を近く終了するもよう——と伝わっている。早ければ今週中にも、新規ユーザーの登録禁止措置を解除する見込みという。ただ、上値は重い。指数はこのところの上昇ピッチが速かったこともあり、売り圧力が意識されている。 <FA> 2022/06/08 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、先週までの好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 110185.91 -0.82%6日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比916.41ポイント安(-0.82%)の110185.91で取引を終了した。111934.78から110015.20まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米金利の上昇基調が警戒され、売りが継続。国内では、追加の利上げ懸念が高まっていることが嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、12月のインフレ率が8.89%まで上昇するとの予想が示された。前回予想は7.89%だった。一方、中国経済の回復期待などが対中輸出の拡大観測を高めた。【ロシア】MICEX指数 2282.16 -1.12%6日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比25.87ポイント安(-1.12%)の2282.16で取引を終了した。2321.75から2277.21まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。欧米がロシアに対して経済制裁を追加する予定だの観測が警戒され、リスク回避の売りが継続。国の証券保管振替機構も欧州連合(EU)の制裁リストに追加されたと報じられている。また、原油価格が弱含みの展開を示したことや、米金利の上昇基調なども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 55675.32 -0.17%6日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比93.91ポイント安(-0.17%)の55675.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.75ポイント安(-0.09%)の16569.55で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。利上げ観測が指数の足かせ。今週8日に開催されるインド準備銀行(中央銀行)理事会では、50bp(ベーシスポイント)の利上げが実施されると予測されている。また、米国の引き締め懸念の再燃などもインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3236.37 +1.28%連休明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比40.91ポイント高(+1.28%)の3236.37ポイントと続伸した。4月8日以来、約2カ月ぶりの高値水準を回復している。先週までの好地合いを継ぐ流れ。財政・金融政策や、経済活動再開の期待が投資家心をを上向かせている。中国人民銀行(中央銀行)の副総裁は2日の記者会見で、「穏健な金融政策を強化し、景気対策を前倒しする」と表明した。財政部長も同日の記者会見で、「景気刺激策を確実に実行していく」などと強調している。新型コロナウイルス感染対策で実施していた行動制限に関しては、事実上のロックダウン(都市封鎖)を1日に解除した上海市に続き、北京市では6日から飲食店での食事が一部地域を除いて再開された。 <NH> 2022/06/07 11:23 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は小反落、貿易赤字の拡大が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 111102.32 -1.15%3日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1290.59ポイント安(-1.15%)の111102.32で取引を終了した。112391.83から110935.15まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米引き締め懸念の再燃や米国の金利高などを受け、外資の流出懸念が強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。国内では、鉱工業生産のマイナス成長が継続していることを受け、足元での景気低迷懸念が強まった。4月の鉱工業生産は前年同月比でマイナス0.5%となり、前月のマイナス1.9%(改定値)から改善したものの、引き続きマイナス成長となった。【ロシア】MICEX指数 2308.03 -1.37%3日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比32.14ポイント安(-1.37%)の2308.03で取引を終了した。2348.03から2286.82まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米国に続き、欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加したことが嫌気され、リスク回避の売りが継続。EUはこのほど、6つの対ロ制裁パーケージを新たに発表した。一方、原油価格の高止まりなどが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 55769.23 -0.09%3日のインドSENSEX指数は小反落。前日比48.88ポイント安(-0.09%)の55769.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.70ポイント安(-0.26%)の16584.30で取引を終えた。プラス圏でもみ合った後は終盤マイナス圏に押された。貿易赤字の拡大が足かせ。5月の貿易赤字は233億米ドル(約3兆290億円)に上り、2021年11月以来の高水準を記録した。また、財政赤字の拡大観測に伴う財政支出の縮小観測も嫌気された。2022年度の財政赤字について、同年度のGDPの6.7%まで拡大すると予測されている。インフレ高進の対策資金が一段と拡大すると予測され、景気対策などに回す予算がカットされる可能性があると懸念されている。【中国本土】休場 <NH> 2022/06/06 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、米国が対ロ制裁を追加 【ブラジル】ボベスパ指数 112392.91 +0.93%2日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1032.97ポイント高(+0.93%)の112392.91で取引を終了した。111218.20から112708.96まで上昇した。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅を拡大させた。米株高や米金利の落ち着きが好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国上海市での経済活動の再開なども引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。1-3月期の成長率が予想を下回ったことが嫌気されたもようだ。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は1.7%となり、前期の1.6%を上回ったものの、予想の2.1%を下回った。【ロシア】MICEX指数 2340.17 -1.45%2日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比34.43ポイント安(-1.45%)の2340.17で取引を終了した。2382.23から2337.53まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。。米国がロシアに対して経済政策を追加で発表したことが嫌気され、ロシア株への売りが広がった。米政府はこのほど、17のロシア企業・個人を制裁リスクに追加したと発表。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 55818.11 +0.79%2日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比436.94ポイント高(+0.79%)の55818.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.25ポイント高(+0.64%)の16628.00で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。また、経済指標が安定していることも景気後退懸念を緩和させた。インフレ率の上昇にもかかわらず、5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.6となり、前月の54.7をやや下回る程度だ。ほかに、再生可能エネルギーの増加が電力不足の懸念をやや緩和させている。【中国本土】上海総合指数 3195.46 +0.42%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.30ポイント高(+0.42%)の3195.46ポイントと反発した。4月18日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。このところ政府関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表している。景気腰折れが回避できると見方も改めて高まった。また、中国財政部の欧文漢・部長助理は2日の記者会見で、今年1-5月の専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行額が2兆300億人民元(約39兆円)に達したと報告している。専項債の利用範囲をさらに拡大し、新インフラや新エネルギープロジェクトなどを重点対象に含める考えも示した。ただ、上値は重い。あす3日は端午節の祝日で、本土・香港市場が休場となることもあり、積極的な売買も手控えられている。 <NH> 2022/06/03 11:12 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、経済指標の改善が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 111359.94 +0.01%1日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比9.43ポイント高(+0.01%)の111359.94で取引を終了した。110821.51から111930.89まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。経済指標の改善が支援材料。5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.2となり、前月の51.8を上回った。一方、指数の上値は重い。米金利高が外資の流出懸念を強めよう。また、翌2日に1-3月期の国内総生産(GDP)などが発表される予定となり、積極的な売買も手控えられた。【ロシア】MICEX指数 2374.60 +0.80%1日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比18.85ポイント高(+0.80%)の2374.60で取引を終了した。2338.90から2385.64まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感された。5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の48.2から50.8に上昇。また、欧州連合(EU)が当面、対ロ制裁を新たに追加しないとの観測も支援材料となった。一方、米金利高などが外資の流出懸念をやや強めた。【インド】SENSEX指数 55381.17 -0.33%1日のインドSENSEX指数は続落。前日比185.24ポイント安(-0.33%)の55381.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.80ポイント安(-0.37%)の16522.75で取引を終えた。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。成長鈍化が嫌気された。1-3月期の国内総生産(GDP)は4.1%となり、前期の5.4%を下回った。2021年度の成長率は8.7%となった。また、外国人の売り越しも圧迫材料。5月のインド市場からの外資流出額は4400億ルピー(約7436億円)に拡大し、約2年ぶりの高水準を記録した。ほかに、インフレ高進懸念が根強いことが引き続き指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3182.16 -0.13%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.27ポイント安(-0.13%)の3182.16ポイントと6日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに5日続伸し、足もとで約1カ月半ぶりの高値水準を回復していた。中国景気の鈍化懸念もくすぶる。取引時間中に公表された5月の財新中国製造業PMI(民間集計)は48.1にとどまり、市場予想に届かなかった。 <FA> 2022/06/02 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 111350.51 +0.29%31日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比318.40ポイント高(+0.29%)の111350.51で取引を終了した。110685.49から111902.64まで上昇した。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。失業率の低下が好感され、買い戻しが広がった。4月の失業率は前月の11.1%と予想の10.9%を下回り、10.5%まで低下。これは6年ぶりの低水準を記録した。また、中国上海市での経済活動の再開も対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。インフレ高進懸念が根強いことが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2355.75 -1.86%31日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比44.64ポイント安(-1.86%)の2355.75で取引を終了した。2400.75から2351.74まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加すると発表したことが売り圧力を強めた。EUはパイプライン経由を除き、75%のロシア製原油の輸入禁止に踏み切った。また、通貨ルーブル高の進行も輸出大手の売り手掛かりとなった。一方、中国上海市の経済活動の再開などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 55566.41 -0.64%31日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比359.33ポイント安(-0.64%)の55566.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同76.85ポイント安(-0.46%)の16584.55で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)などが発表される予定となり、積極的な売買は手控えられた。なお、1-3月期のGDP成長率は4.1%となり、前期の5.4%を下回ったものの、予想の3.9%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3186.43 +1.19%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.37ポイント高(+1.19%)の3186.43ポイントと5日続伸した。4月19日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の経済活動再開や景気刺激策の期待感が引き続き手がかりとなった。中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染数は減少傾向にあり、一部では「ピークは過ぎた」との声も聞かれる。また、国務院(内閣に相当)が5月31日、先ごろの常務会議で決定した景気対策33項目の詳細を発表したことも好感されている。景況感の改善も追い風。朝方公表された今年5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6となり、前月実績(47.4)と市場予想(49.0)を上回っている。景況判断の分かれ目となる50は3カ月連続で割り込んだものの、調査対象21業種のうち、過半の12業種が50を超えた。前月比で3業種増えている。 <FA> 2022/06/01 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、海外株高を受け 【ブラジル】ボベスパ指数 111032.11 -0.81%30日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比909.57ポイント安(-0.81%)の111032.11で取引を終了した。112690.15から110655.46まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。東北部ペルナンブコ州の豪雨被害が拡大していることが改めて警戒されたもようだ。また、通貨レアルの下落なども圧迫材料。一方、海外株の上昇などが指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2400.39 -0.30%30日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比7.20ポイント安(-0.30%)の2400.39で取引を終了した。2433.04から2376.44まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。上場企業が年末配当の見送りを相次いで発表したことを受け、失望売りが広がった。また、欧州連合(EU)がロシアに対して新たな制裁を加えるとの観測も嫌気された。一方、MOEX指数の下値は限定的。通貨ルーブルの急反発が支援材料となった。【インド】SENSEX指数 55925.74 +1.90%30日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比1041.08ポイント高(+1.90%)の55925.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同308.95ポイント高(+1.89%)の16661.40で取引を終えた。大幅高で寄り付いた後も高値圏でもみ合った。海外株高を受け、インド株にも買いが先行した。また、米国の消費活動の回復報告も対中輸出の拡大期待を高めた。なお、米国は2021年度、中国を抜いてインド最大の貿易相手国となった。ほかに、中国の経済活動の再開期待などが対中輸出の増加期待を高めた。国内では、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3149.06 +0.60%週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比18.82ポイント高(+0.60%)の3149.06ポイントと4日続伸した。4月20日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。経済活動の正常化期待が相場を支える流れ。中国本土では、新型コロナウイルスの1日当たり感染数が減少しつつあり、足もとでは約3カ月ぶりの低水準に落ち着いている。中国最大の経済都市、上海市では副市長が29日の記者会見で、感染対策の徹底などを条件に、6月1日以降、企業活動の全面再開を認める方針を明らかにした。また、首都北京市では29日、制限措置が一部緩和されている。ただ、上値は重い。直近の上昇を受けて売り圧力が意識されたほか、あす31日に公表される5月製造業PMI(国家統計局などが集計)の内容を見極めたいとするスタンスも漂った。 <FA> 2022/05/31 09:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、通貨ルーブルの大幅安 【ブラジル】ボベスパ指数 111941.68 +0.05%27日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比51.80ポイント高(+0.05%)の111941.68で取引を終了した。111558.24から112440.80まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高や原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は限定的。北東部ペルナンブコ州の豪雨被害が拡大していることや死者数が57人まで増加しているとの報告が足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2407.59 -0.23%27日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比5.47ポイント安(-0.23%)の2407.59で取引を終了した。2439.89から2399.92まで下落した。前半はプラス圏で推移したが、後半は弱含みの展開を示した。通貨ルーブルの大幅安がロシア株の売り圧力を高めた。また、最近の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。利下げの実施が引き続き好感されたほか、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【インド】SENSEX指数 54884.66 +1.17%27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比632.13ポイント高(+1.17%)の54884.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同182.30ポイント高(+1.13%)の16352.45で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、6月の利上げが実施した後は当面追加されないとの観測も支援材料。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、6月の準備銀理事会では利上げが実施される予定だが、インフレ率の落ち着きを受けて利上げが当面継続する必要性がないとの見解を示した。【中国本土】上海総合指数 3130.24 +0.23%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.13ポイント高(+0.23%)の3130.24ポイントと3日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国政府はこのところ、雇用やインフラ投資、産業支援、消費刺激などに関する対策を相次ぎ公表している。また、中国本土で新型コロナウイルスの新規感染数が落ち着いていることも好材料。3月下旬から事実上のロックダウン(都市封鎖)が続いている上海市では、6月6日から一部の学校で対面授業が再開される。ただ、上値は限定的。中国景気の鈍化懸念が依然としてくすぶっている。全国工業企業の利益総額は今年1-4月、前年同期比で3.5%増となったが、増加率は1-3月の8.5%から鈍化してた。指数は安く推移する場面もみられている。 <FA> 2022/05/30 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、海外株高が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 111889.88 +1.18%26日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1310.07ポイント高(+1.18%)の111889.88で取引を終了した。110388.48から112101.51まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油など資源価格の上昇も同セクターの物色手掛かり。ほかに、中国が追加の景気対策を発表するとの観測が対中輸出の拡大期待を高めた。【ロシア】MICEX指数 2413.06 +3.11%26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比72.88ポイント高(+3.11%)の2413.06で取引を終了した。2327.29から2415.03まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。大幅な利下げ実施が好感され、ロシア株に買いが広がった。ロシア中央銀行は26日、政策金利を年14.00%から11.00%に引き下げると発表。市場予想は2.5%の利下げだった。また、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かりとなった。ほかに、海外市場の上昇などが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 54252.53 +0.94%26日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比503.27ポイント高(+0.94%)の54252.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.35ポイント高(+0.90%)の16170.15で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、米国が利上げを加速させるとの懸念が後退しているなども支援材料。ほかに、中国政府が景気対策を追加するとの観測が対中輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3123.11 +0.50%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.64ポイント高(+0.50%)の3123.11ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国務院(内閣に相当)は25日、経済安定を巡り、地方政府の幹部ら10万人超を動員した異例の規模のテレビ会議を開催している。報道によれば、李克強・首相は失業率の低下に努めるよう求めたほか、先ごろの常務会議で決定した33項目の景気対策について、できる限り5月末までに実施細則を発表するよう関連部局に指示した。ただ、上値は限定的。新型コロナウイルス感染対策の行動規制が長期化すると不安視される中、中国景気の鈍化懸念もくすぶっている。 <FA> 2022/05/27 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気対策が改めて材料視される流れ。 【ブラジル】ボベスパ指数 110579.81 -0.00%25日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比0.98ポイント安(-0.00%)の110579.81で取引を終了した。111006.05から109699.18まで下落した。終盤はプラス圏を回復する場面もあったが、引け間際に再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米株高などが支援材料となった。また、中国政府が景気対策を追加していることも引き続き好感された。【ロシア】MICEX指数 2340.18 +2.03%25日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比46.56ポイント高(+2.03%)の2340.18で取引を終了した。2291.13から2340.18まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。外貨売却政策の変更が好感されたもようだ。政府はこのほど、輸出企業に対して保有する外貨の売却指定比率をこれまでの80%から50%に引き下げた。これにより、通貨ルーブルは下落に転じ、輸出大手に買いが広がった。また、ロシア中央銀行が利下げ余地があると発言したことも支援材料。5月のインフレ率は前月の12.5%から11.5%まで低下すると予測されている。【インド】SENSEX指数 53749.26 -0.56%25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比303.35ポイント安(-0.56%)の53749.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.35ポイント安(-0.62%)の16025.80で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。米中景気の先行き不安が引き続き警戒された。国内では、利上げ観測が引き続き指数の足かせに。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3107.46 +1.19%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.54ポイント高(+1.19%)の3107.46ポイントと反発した。中国の景気対策が改めて材料視される流れ。中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会は、主要金融機関と会合し、中国経済支援のため貸出を拡大するよう要請した。5月の地方債発行が過去2番目の大きさと報じられる中、公共事業の加速も期待されている。また、新型コロナウイルスの1日当たり新規感染が減少している上海市で、経済活動が正常化しつつあることもプラス。「6月1日から主要商業施設が営業再開される」と伝わった。 <FA> 2022/05/26 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、利上げ観測が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 110580.79 +0.21%24日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比234.97ポイント高(+0.21%)の110580.79で取引を終了した。108399.23から110635.27まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。中国の景気対策の追加や米国が対中関税制裁の緩和観測などが引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中国景気の先行き不安や米ハイテック株の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2293.62 -0.36%24日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比8.23ポイント安(-0.36%)の2293.62で取引を終了した。2317.92から2229.22まで下落した。軟調な展開が続いた後は終盤前日の終値近辺まで回復した。通貨ルーブル高の進行が輸出大手の売り手掛かり。また、原油価格の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、一部の銘柄に買い戻しが広がった。【インド】SENSEX指数 54052.61 -0.43%24日のインドSENSEX指数は続落。前日比236.00ポイント安(-0.43%)の54052.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.55ポイント安(-0.55%)の16125.15で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。利上げ観測が圧迫材料。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、6月の準備銀理事会で追加の利上げを示唆した。インフレ率が目標を上回っていることが利上げ予定の理由だと説明。なお、準備銀は5月に40bp(ベーシスポイント)の利上げを実施したばかりだ。また、ウクライナ紛争の発生や世界的な新型コロナウイルス流行で貿易関連の雇用市場が大幅に悪化しているとの報告も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3070.93 -2.41%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比75.93ポイント安(-2.41%)の3070.93ポイントと4日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで3日続伸し、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。新型コロナウイルス感染対策の長期化も改めて不安視。北京市や上海市など大都市圏で一日当たり新規感染者数は減少しつつあるものの、「ゼロコロナ」政策を堅持する中国政府は行動抑制を続行している。当局は経済対策を強化しているが、経済活動縮小による景気不安もくすぶる状況だ。政府が追加経済対策の方針を示す中、指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、買いの勢いは続かず、徐々に下げ幅を広げている。 <FA> 2022/05/25 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、欧米などの追加制裁懸念で 【ブラジル】ボベスパ指数 110345.82 +1.71%23日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1857.94ポイント高(+1.71%)の110345.82で取引を終了した。108499.83から110679.60まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米中景気の悲観的な見通しが緩和されていることが支援材料。米国が対中実施している関税制裁を緩和する意向を示したことが背景になる。また、中国の景気対策の追加なども対中輸出の拡大期待を高めた。【ロシア】MICEX指数 2301.85 -3.01%23日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比71.41ポイント安(-3.01%)の2301.85で取引を終了した。2389.42から2300.77まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米などがロシアに対して経済制裁を追加するとの観測が嫌気され、ロシア株への売りが広がった。地元メディアによると、ドイツは欧州連合(EU)が実施しているロシア製原油の輸入禁止に参加する計画だという。また、通貨ルーブルの上昇も輸出大手の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 54288.61 -0.07%23日のインドSENSEX指数は小反落。前日比37.78ポイント安(-0.07%)の54288.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.45ポイント安(-0.32%)の16214.70で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。新型コロナウイルス流行などでサプライチェーンが混乱していることが消費に悪影響を与えているとの指摘が足かせ。また、農村部の消費が失業率の増加などで縮小傾向にあるとの報告も小売関連の売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3146.86 +0.01%週明け23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.29ポイント高(+0.01%)の3146.86ポイントと小幅ながら3日続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)が20日公表した銀行貸し出しの指標となる5月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、5年物が4.45%と予想(4.55%)以上に前月(4.60%)から引き下げられた。市場の一部には、6月も引き下げられる——との見方が流れている。また、訪日中のバイデン米大統領が23日、日米共同記者会見で「対中関税の引き下げを検討している」と発言したこともポジティブ材料視された。新型コロナウイルス感染対策の行動抑制強化などを嫌気して安く推移していたものの、指数は終盤に入りプラスに転じている。 <NH> 2022/05/24 11:12 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株主市場は続伸、海外株高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 108487.88 +1.39%20日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1482.66ポイント高(+1.39%)の108487.88で取引を終了した。107056.05から108794.63まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株への買いが継続した。また、中国当局が金融緩和を実施したことや、景気対策を早期に実施する方針を示したことも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、インフレ高進懸念などが引き続き足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2373.26 -2.60%20日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比63.31ポイント安(-2.60%)の2373.26で取引を終了した。2451.02から2365.81まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル高の進行を受け、利益率の低下観測から資源輸出大手を中心に売りが広がった。また、ウクライナ紛争の長期化観測や欧米などが対ロシアの経済制裁を緩めていない状況なども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 54326.39 +2.91%20日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比1534.16ポイント高(+2.91%)の54326.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同456.75ポイント高(+2.89%)の16266.15で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、海外株の上昇を受けてインド株にも買いが広がった。また、中国の金融緩和の実施も好感された。国内では、早急な利上げが実施されないとの見方が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 3146.57 +1.60%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比49.60ポイント高(+1.60%)の3146.57ポイントと続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。前日の好地合いを継ぐ流れ。経済対策に対する期待感が持続し、投資家のリスク選好を強めている。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸し出しの指標となる5月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、1年物が3.70%と前月から据え置かれたものの、5年物は4.45%と予想(4.55%)以上に前月(4.60%)から引き下げられた。住宅ローンの金利設定や製造業など中長期融資に影響を与える5年物が予想以上に引き下げられたことで、市場からは「当局は景気重視のスタンスを明確化した」との声も聞かれている。 <NH> 2022/05/23 10:33 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は軟調推移、外部環境の悪化を警戒して大半の銘柄が下げている 【ブラジル】ボベスパ指数 107005.22 +0.71%19日のブラジル株式市場は、やや反発。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比758.07ポイント高(+0.71%)の107005.22で引けた。米長期金利の低下を受けて押し目買いが入ったようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では60が上昇、31が下落、変わらずは1で買いが優勢。【ロシア】MICEX指数 2436.57 -0.36%19日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比8.73ポイント安(-0.36%)の2436.57で引けた。日中の取引レンジは、2414.63−2454.83。フィンランド、スウェーデンのNATO加盟申請でロシアの安全保障上のリスクは軽減されていないため、利食い目的の売りが優勢となったようだ。【インド】SENSEX指数 52792.23 -2.61%19日のインド株式市場は軟調推移。前日比1416.30ポイント安(-2.61%)の52792.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同430.90ポイント安(-2.65%)の15809.40で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、3が上昇、27が下落、変わらずは0。外部環境の悪化を警戒して大半の銘柄が下げている。ウィプロ、HCLテクノロジーの下げが目立った。一方、ITCはしっかりとなった。【中国本土】上海総合指数 3096.97 +0.36%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.99ポイント高(+0.36%)の3096.97ポイントと反発した。約1カ月ぶりの高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は18日、景気の下振れ圧力が強まる中、迅速果断な対応が必要との認識を示し、5月に導入が可能な措置はできるだけ早期に実施する必要があると強調した。このところ政府関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表している。ただ、新型コロナウイルス対策の行動抑制強化が警戒されたことで、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。首都北京市やそれに隣接する天津市では、新規感染数が足もとで増加しつつあり、行動制限も強化されている。 <FA> 2022/05/20 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、底堅い動きを維持 【ブラジル】ボベスパ指数 106247.15 -2.34%18日のブラジル株式市場は、大幅下落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2542.18ポイント安(-2.34%)の106247.15で引けた。欧米株安が嫌気されたようだ。押し目買いの興味も後退した。ボべスパ指数の92の構成銘柄では7が上昇、84が下落、変わらずは1で売りが圧倒的に優勢。【ロシア】MICEX指数 2445.30 +0.87%18日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比21.20ポイント高(+0.87%)の2445.30で引けた。日中の取引レンジは、2438.00−2490.17。欧米株安は大幅安となり、ロシアの安全保障上のリスクは軽減されていないものの、底堅い動きを維持した。【インド】SENSEX指数 54208.53 -0.20%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比109.94ポイント安(-0.20%)の54208.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同19.00ポイント安(-0.12%)の16240.30で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、13が上昇、17が下落、変わらずは0で下げた銘柄が多かった。パワーグリッドコーポレーションオブインディア、テック・マヒンドラの下げが目立った。一方、ヒンドゥスタン・ユニリーバはしっかりとなった。【中国本土】上海総合指数 3085.98 -0.25%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.72ポイント安(-0.25%)の3085.98ポイントと反落した。売り圧力が意識される流れ。前日の市場では、上海総合指数が約1カ月ぶりの高値水準を回復していた。新型コロナウイルス感染拡大の懸念も再燃。新規感染数が減少している上海市ではロックダウン(都市封鎖)の解除が進みつつあるものの、首都北京市の感染者数は足もとで増加し、行動制限の強化が警戒される状況だ。 <FA> 2022/05/19 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、米長期金利の上昇が多少意識された 【ブラジル】ボベスパ指数 108789.33 +0.51%17日のブラジル株式市場は、強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比556.59ポイント高(+0.51%)の108789.33で引けた。米長期金利の上昇が多少意識されたようだが、押し目買いの興味は失われていないようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では70が上昇、21が下落、変わらずは1で買いが優勢。【ロシア】MICEX指数 2424.10 +2.52%17日のロシア株式市場は大幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比59.50ポイント高(+2.52%)の2424.10で引けた。日中の取引レンジは、2371.93−2425.17。ロシアとウクライナの戦闘継続、ロシアの安全保障上のリスクは高まっているが、原油高の基調はおおむね維持されており、底堅い動きを維持した。【インド】SENSEX指数 54318.47 +2.54%17日のインド株式市場は大幅高。前日比1344.63ポイント高(+2.54%)の54318.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同417.00ポイント高(+2.63%)の16259.30で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、30が上昇、0が下落、変わらずは0で全銘柄が上昇。タタ・スチール、リライアンス・インダストリーズなどの上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3093.70 +0.65%17日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比19.95ポイント高(+0.65%)の3093.70ポイントと反発した。約4週ぶりの高値水準を回復している。経済活動正常化の期待が相場を支える流れ。上海市では16日までに、新型コロナウイルスの市中感染者数が3日連続でゼロを達成し(隔離者分を除く)、ロックダウン緩和開始の要件を満たしている。また、上海当局は17日、優先的に工事再開を認める重要建設プロジェクトの第1陣ホワイトリストに掲載された24件について、うち6割強に当たる16件がすでに工事再開したと報告した。前日公表された4月の経済統計が軒並み下振れたことを引き続き不安視し、朝方は安く推移する場面がみられたものの、指数は中盤から上昇の勢いを増している。 <FA> 2022/05/18 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国景気の鈍化が意識される 【ブラジル】ボベスパ指数 108232.74 +1.22%16日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1308.56ポイント高(+1.22%)の108232.74で取引を終了した。106851.58から108794.91まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ懸念の後退が好感され、買いが継続した。ブラジル中央銀行はこのほど、政策金利の安定を望んでいると発言。新興国の中で、ブラジルが比較的に早いペースで利上げを実施していると指摘し、これによって下半期のインフレ抑制効果が出るとの見方を示した。また、原油など商品価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2364.60 +2.47%16日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比57.10ポイント高(+2.47%)の2364.60で取引を終了した。2306.06から2379.35まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当や好業績報告が好感され、買いが広がった。ルクオイル(LKOH)は2022年度の配当計画を発表した。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、欧米など新たな制裁を公表しなかったことが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 52973.84 +0.34%16日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比180.22ポイント高(+0.34%)の52973.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同60.15ポイント高(+0.38%)の15842.30で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。前日の米株高を受け、インド市場も買いが先行。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。国内では、早急な利上げ懸念の後退が支援材料。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、国内の経済状況の大幅改善がみられないなか、早急な利上げに慎重姿勢を示した。【中国本土】上海総合指数 3073.75 -0.34%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比10.54ポイント安(-0.34%)の3073.75ポイントと反落した。中国指標の悪化が不安視される流れ。取引時間中に公表された4月の経済統計がそろって下振れするなか、中国景気の鈍化が意識された。鉱工業生産はマイナス成長に転落し、小売売上高はマイナス幅が大幅に拡大している。もっとも、下値は限定的。中国経済対策や経済活動正常化に対する期待感が高まっている。上海市の副市長は16日の記者会見で、ロックダウン(都市封鎖)を6月に解除する見込みと発表した。 <NH> 2022/05/17 11:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続落、通貨ルピー安の進行がインド株の売り圧力を強めた 【ブラジル】ボベスパ指数 106924.18 +1.17%13日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1236.54ポイント高(+1.17%)の106924.18で取引を終了した。105690.55から107772.82まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。海外株高が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、暗号資産市場が持ち直したことで金融市場混乱に対する懸念が後退したことが買い安心感を与えた。【ロシア】MICEX指数 2307.50 +0.42%13日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比9.61ポイント高(+0.42%)の2307.50で取引を終了した。2283.10から2321.91まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧米などによる追加の経済制裁懸念が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 52793.62 -0.26%13日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比136.69ポイント安(-0.26%)の52793.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.85ポイント安(-0.16%)の15782.15で取引を終えた。プラス圏でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルピー安の進行がインド株の売り圧力を強めた。ルピーの対米ドル為替レートは12日、再び過去最安値を更新。また、中小企業が停電など新たなリスクに直面していることも圧迫材料となった。熱波の到来や石炭在庫不足、発電コストの増加などを受け、一部地域では停電が発生している。このほか、インフレ高進が追加の利上げ懸念を高めた。4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の6.95%から7.79%まで上昇し、95カ月ぶりの高水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3084.28 +0.96%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.29ポイント高(+0.96%)の3084.28ポイントと反発した。4月22日以来、3週ぶりの高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が高まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の副総裁は12日、貸出金利をさらに引き下げることに言及し、政策金利の引き下げを示唆した。新型コロナウイルス禍による景気腰折れを回避するため、このところ政府関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表している。 <FA> 2022/05/16 09:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、海外株の下落など弱い外部環境が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 105687.64 +1.24%12日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1290.74ポイント高(+1.24%)の105687.64で取引を終了した。103578.58から105707.56まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ対策の実施観測が支援材料。政府はインフレ高進を抑制するため、燃料価格の引き下げを検討していると報じられている。また、通貨レアルの上昇もブラジル株の支援材料。一方、海外株安や世界景気の先行き不安などが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2297.89 -3.74%12日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比89.25ポイント安(-3.74%)の2297.89で取引を終了した。2386.16から2283.31まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落など弱い外部環境が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、ウクライナ紛争の長期化懸念なども改めて嫌気され、「ロシア売り」の動きが優勢となった。ほかに、欧米などが対ロ制裁を緩めない方針を堅持していることが世界景気の先行き不安を一段と高めた。【インド】SENSEX指数 52930.31 -2.14%12日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1158.08ポイント安(-2.14%)の52930.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同359.10ポイント安(-2.22%)の15808.00で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後も安値圏でもみ合った。成長予想の下方修正が警戒された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、2022年度のインド成長予想をこれまでの7.9%から7.6%に引き下げた。世界経済成長の鈍化や商品価格の上昇、世界金融市場の不安定などがインド経済に悪影響を与えると指摘した。また、国内銀行が大幅減益を報告したことも同セクターの売り手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3054.99 -0.12%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.71ポイント安(-0.12%)の3054.99ポイントと4日ぶりに小反落した。中国景気の回復遅れが懸念される流れ。ロックダウン(都市封鎖)緩和の期待がはく落した。上海市で11日、新型コロナウイルスの市中感染者を2例確認(10日は市中感染ゼロ)。上海市当局は行動抑制の緩和について、市中感染が3日連続でゼロとなる必要があると説明している。中央政府が「ゼロコロナ」政策を堅持しているだけに、経済活動の正常化に時間がかかると不安視された。また、通貨安も逆風。12日の外国為替市場では再び元安が進み、対米ドルの人民元(オフショア)相場が約1年7カ月ぶりの達した。資金流出も警戒されている。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が持続し、指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <FA> 2022/05/13 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反発、インフレ高進懸念が追加の利上げ観測を強めた 【ブラジル】ボベスパ指数 104396.90 +1.25%11日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1286.96ポイント高(+1.25%)の104396.90で取引を終了した。103007.59から105374.25まで上昇した。横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、中国での新型コロナウイルス流行状況が改善されたとの報道も世界経済の先行き不安をやや改善させた。一方、インフレ高進懸念が追加の利上げ観測を強めた。【ロシア】MICEX指数 2387.14 -0.25%連休明けとなる11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比5.89ポイント安(-0.25%)の2387.14で取引を終了した。2414.87から2367.48まで下落した。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。世界景気の先行き不安が足かせに。また、ウクライナ紛争の長期化観測や欧州連合(EU)による追加の経済制裁懸念なども引き続き圧迫材料となった。一方、通貨ルーブル高が指数を下支えした。また、原油価格の上昇などもサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 54088.39 -0.51%11日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比276.46ポイント安(-0.51%)の54088.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.95ポイント安(-0.45%)の16167.10で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。インフレ高進懸念の高まりが警戒された。調査によると、4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は7.5%まで加速するという予想は出ている。予想通りなら18カ月ぶりの高水準を記録。また、深刻な電力不足が改善されていないことも、経済活動の停滞懸念を強めた。このほか、世界経済の後退入り懸念が高まっていることが引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3058.70 +0.75%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.86ポイント高(+0.75%)の3058.70ポイントと3日続伸した。中国経済対策の期待感が持続する流れ。コロナ禍による景気腰折れを回避するため、政府は雇用やインフラ投資、消費振興などに向けた対策を矢継ぎ早に発表している。市場関係者の強気発言もプラス。中国証券監督管理委員会の王建軍・副主席はこのほど、足元の国内A株市場について、各種リスクはコントロール可能であり、外資の純流入が続いているとの見解を示した。米国による対中圧力の緩和期待も強まる。バイデン米大統領は10日、演説後の記者会見で、国内インフレ対策の一つとして、トランプ前政権が広範な中国製品に課した追加輸入関税の引き下げを検討していることを明らかにした。 <FA> 2022/05/12 09:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 103109.94 -0.14%10日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比140.09ポイント安(-0.14%)の103109.94で取引を終了した。104286.27から102386.18まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで前日の終値前後でもみ合った。ブラジル中央銀行が追加の利上げに踏み切るとの観測が足かせ。中銀は最新リポートで、インフレ率を目標範囲内に収めさせるため、6月に小幅な利上げが必要だと強調した。また、世界景気の先行き不安なども引き続き足かせに。一方、内需関連の上昇が指数を下支えした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 54364.85 -0.19%10日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比105.82ポイント安(-0.19%)の54364.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.80ポイント安(-0.38%)の16240.05で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。欧米やアジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米中景気の先行き不安なども投資家心理を悪化させた。ほかに、通貨ルピー安の進行がインド株の売り圧力を高めた。ルピーの対米ドルレートは過去最安値水準で推移している。【中国本土】上海総合指数 3035.84 +1.06%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.70ポイント高(+1.06%)の3035.84ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。コロナ禍による景気腰折れを回避するため、政府は雇用やインフラ投資、消費振興などに向けた対策を矢継ぎ早に発表している。直近では、中国人民銀行(中央銀行)が9日、第1四半期の金融政策執行報告を公表し、流動性を適度に保ち、実体経済を支える方針を明らかにした。米国の対中圧力などを懸念した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じている。 <FA> 2022/05/11 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった 【ブラジル】ボベスパ指数 103250.02 -1.79%9日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1884.71ポイント安(-1.79%)の103250.02で取引を終了した。105109.06から102768.18まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。内外景気後退入りへの懸念が高まっていることが圧迫材料。また、海外株安もリスク回避の動きを強めた。ほかに、ウクライナ紛争の長期化観測や中国景気の先行き不安などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 54470.67 -0.67%9日のインドSENSEX指数は続落。前日比364.91ポイント安(-0.67%)の54470.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.40ポイント安(-0.67%)の16301.85で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。米金利高を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった。また、海外株安なども投資家の不安心理を高めた。国内では、電力不足が深刻化しているとの報告が経済活動の停滞懸念を強めた。原油や石炭価格の上昇を受け、コスト面の上昇で電力会社が休眠ユニットの再開を躊躇していると報じられている。【中国本土】上海総合指数 3004.14 +0.09%週明け9日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数が前営業日比2.58ポイント高(+0.09%)の3004.14ポイントと小反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。先週末の上海総合指数は2.16%安と5日ぶりに反落していた。もっとも上値は重い。指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。上海のロックダウン(都市封鎖)の長期化に伴う中国経済の回復ペース鈍化が警戒されている。昼頃公表された今年1-4月の貿易統計では、輸出入総額(人民元ベース)が前年同期比7.9%増の概算12兆5800億人民元(約63兆2960億円)となった。伸びは1-3月の13.9%増から6.0ポイントも減速している。 <FA> 2022/05/10 10:04 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、ウクライナ紛争の長期化観測も引き続き圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 105134.73 -0.16%6日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比169.46ポイント安(-0.16%)の105134.73で取引を終了した。106267.57から103984.11まで下落した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。米金利高が警戒され、ブラジルなど新興国からの資金流出懸念が高まった。また、貿易黒字の縮小や輸出の伸び鈍化も嫌気された。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2393.03 -0.49%6日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比11.77ポイント安(-0.49%)の2393.03で取引を終了した。2406.78から2372.52まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加するとの観測が警戒され、売りが広がった。また、ウクライナ紛争の長期化観測も引き続き圧迫材料。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 54835.58 -1.56%6日のインドSENSEX指数は反落。前日比866.65ポイント安(-1.56%)の54835.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同271.40ポイント安(-1.63%)の16411.25で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。前日の米株の大幅安に加え、この日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示したことを受け、インド株も売りが広がった。国内では、利上げの実施が改めて圧迫材料となった。インド準備銀行(中央銀行)は4日、市場予想に反して利上げに踏み切った。【中国本土】上海総合指数 3001.56 -2.16%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比66.20ポイント安(-2.16%)の3001.56ポイントと5日ぶりに反落した。内外環境の不透明感が嫌気される流れ。中国では、新型コロナウイルス感染対策の行動抑制長期化が一段と警戒されている。国務院(内閣に相当)は5日の常務会議で、「ゼロコロナ」政策を堅持していく方針を改めて確認した。一部地域で新規感染者数の鈍化がみられるものの、外出制限などの完全な解除は程遠い。中国景気の先行きも不安視された。外部環境では、米金利高がネガティブ。積極的な米金融政策の引き締め懸念が再燃し、昨夜の米10年債利回りは騰勢を強め、一時3.10%と2018年11月以来の高い水準まで上昇した。 <FA> 2022/05/09 10:01

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