注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 118737.78 -0.29%28日のブラジル株式市場は9日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比343.35ポイント安(-0.29%)の118737.78で取引を終了した。119444.42から118060.65まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまでおおむね安値圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。急速な引き締めの終結観測などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2430.70 -2.15%28日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比53.43ポイント安(-2.15%)の2430.70で取引を終了した。2484.57から2407.20まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。ウクライナ紛争をめぐる投資家の悲観ムードが継続。欧米による対ロ制裁が続いていることなどを受け、国内経済の一段悪化懸念が高まっている。また、原油価格の大幅安や中国の上海市でロックダウン(都市封鎖)が実施されていることなども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 57593.49 +0.40%28日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比231.29ポイント高(+0.40%)の57593.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.00ポイント高(+0.40%)の17222.00で取引を終えた。マイナス圏でもみ合った後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、国内景気の回復が順調に進むとの観測も好感された。このほか、景気対策への期待などが引き続き指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3214.50 +0.07%週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.26ポイント高(+0.07%)の3214.50ポイントと3日ぶりに反発した。業績内容に着目した買いが全体相場を支える流れ。主要企業の決算報告が進む中、予想を上回った銘柄群が物色されている。ただ、国内の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視され、指数は安く推移する場面もみられた。新型コロナの1日当たり感染者数が過去最多を更新する中、上海市は市を2分割し事実上のロックダウンに突入している(西側は28日から4日間、東側は4月1日から4日間の封鎖)。経済活動の停滞が懸念された。
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2022/03/29 09:27
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、ウクライナ紛争の不透明感
【ブラジル】ボベスパ指数 119081.13 +0.02%25日のブラジル株式市場は8日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比28.23ポイント高(+0.02%)の119081.13で取引を終了した。118548.49から119728.70まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。急速な引き締めの終結観測が引き続き支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、伸び悩む展開となった。また、インフレの高進懸念なども引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2578.51 +4.37%25日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比94.38ポイント安(-3.66%)の2484.13で取引を終了した。2664.74から2470.69まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。前日の大幅上昇を受けた反動から利益確定売りが優勢。また、外国人の取引参加者の減少なども出来高の減少につながった。このほか、ウクライナ紛争の不透明感が引き続きロシア株の圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 57362.20 -0.41%25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比233.48ポイント安(-0.41%)の57362.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.75ポイント安(-0.40%)の17153.00で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長予想の下方修正が嫌気された。国際連合は最新リポートで、2022年のインドの成長予想をこれまでの6.7%から4.6%に下方修正した。ウクライナ紛争の進行や原油価格の高止まりを受け、インド国内のインフレ率の高進懸念が高まっていると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3212.24 -1.17%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.02ポイント安(-1.17%)の3212.24ポイントと続落した。中国景気の持ち直し期待で、前場は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を拡大した。対露制裁の拡大に伴う世界経済に対する悪影響や米中対立の激化が懸念されている。対露制裁が中国に及ぶとの不安もくすぶった。EUの関係者は「中国はロシアに半導体を輸出する準備をしている疑念がある」と指摘している。
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2022/03/28 09:15
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続伸、金融引き締めの終結観測が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 117457.34 +1.36%24日のブラジル株式市場は7日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1595.56ポイント高(+1.36%)の119052.91で取引を終了した。117150.79から119256.41まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。金融引き締めの終結観測が好感され、買いが広がった。ブラジル中央銀行はこのほど、急速な引き締めは5月に終了させる方針を示した。また、原油高が一服していることも一段のインフレ加速懸念を緩和させた。ほかに、米株高などが買い安心感を与えた。【ロシア】MOEX指数 2578.51 +4.37%24日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比108.03ポイント高(+4.37%)の2578.51で取引を終了した。2447.68から2761.17まで上昇した。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させた。この日は4時間だけの取引となった。ウクライナ紛争や欧米日などによる対ロシア制裁の強化を受け、ロシア株式市場の取引は約1カ月中止していた。ウクライナ紛争でロシア市場が暴落しており、売られ過ぎ感から買い戻しが優勢。また、原油価格が高止まりしていることも支援材料となった。ただ、欧米などによる制裁の追加が引き続き嫌気され、後半は上げ幅を大幅に縮小させた。【インド】SENSEX指数 57595.68 -0.15%24日のインドSENSEX指数は続落。前日比89.14ポイント安(-0.15%)の57595.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同22.90ポイント安(-0.13%)の17222.75で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油高に伴うインフレ率の高進懸念が再び高まっていることが警戒された。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を強めた。このほか、成長予想の下方修正などが引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3250.26 -0.63%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.77ポイント安(-0.63%)の3250.26ポイントと7日ぶりに反落した。インフレ高進の警戒感が再燃し、投資家の慎重スタンスが強まる流れ。ロシア産原油の供給がさらに細るとの見方が広がり、昨夜のWTI原油先物は5.2%も大幅上昇した。製造や輸送のコスト上昇による景気下振れが不安視されている。また、指数は前日まで6連騰しただけに、売り圧力も意識された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感などが相場を支えている。
<FA>
2022/03/25 10:01
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日続伸、景気先行きを楽観した買いが継続
【ブラジル】ボベスパ指数 117457.34 +0.16%23日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比184.91ポイント高(+0.16%)の117457.34で取引を終了した。117036.14から118269.79まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、終盤に上げ幅を縮小させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。また、原油など商品価格の上昇も同セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、インフレ高進懸念が再び高まっていることも警戒された。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57684.82 -0.53%23日のインドSENSEX指数は反落。前日比304.48ポイント安(-0.53%)の57684.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.85ポイント安(-0.40%)の17245.65で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。成長予想の下方修正が足かせとなった。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2022年度のインド成長予想を180ベーシス(bp)引き下げ、8.5%とした。ウクライナ紛争がエネルギー価格を押し上げているほか、サプライチェーンの混乱などを引き起こしていると指摘。また、日用品やガソリンなどの値上げもインフレ加速懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3271.03 +0.34%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.17ポイント高(+0.34%)の3271.03ポイントと6日続伸した。景気先行きを楽観した買いが継続する流れ。中国の関係部局からは、「市場の安定化」や「金融支援の強化」などの方針が相次いで発表されている。また、深セン市では21日、コロナ感染再拡大によるロックダウンが解除された。中国全体の経済活動が早期に正常化するとの見方も広がっている。売り圧力が意識される中、指数はマイナス圏に沈む場面がみられたものの、下値は堅く、引けにかけて再び上昇の勢いが増した。
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2022/03/24 09:55
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済活動が順調に回復
【ブラジル】ボベスパ指数 117272.44 +0.96%22日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1117.91ポイント高(+0.96%)の117272.44で取引を終了した。116156.77から117540.64まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。銀行セクターの上昇が指数をサポートした。また、ブラジル中央銀行は商品価格の落ち着きが確認された場合、追加利上げを実施しない方針を示したことも好感された。ほかに、欧米株高が買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57989.30 +1.22%22日のインドSENSEX指数は反発。前日比696.81ポイント高(+1.22%)の57989.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同197.90ポイント高(+1.16%)の17315.50で取引を終えた。前半はマイナス圏で推移したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済活動が順調に回復していることが好感された。野村インターナショナルがまとめた先週の野村インドビジネス再開指数(NIBRI)は126.4となり、前週の122.8を上回ったほか、過去最高を記録した。また、インド準備銀行(中央銀行)が金融政策について、経済発展や通貨ルピーのサポートを優先させる方針を明確にしたことも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3259.86 +0.19%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.18ポイント高(+0.19%)の3259.86ポイントと小幅ながら5日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。李克強・首相が主宰した21日の国務院(内閣に相当)常務会議では、景気下支えのため、金融支援を強化する方針が改めて示された。中国人民銀行(中央銀行)は先週、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を明らかにしている。ただ、全体として上値は重い。インフレ高進の警戒感がくすぶっている。ロシアとウクライナの停戦交渉が長引く中、ロシアは石油やガス、希少金属、穀物などの主要輸出国なだけに、西側諸国の対露制裁による商品相場の混乱が危ぐされた。
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2022/03/23 09:59
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、通貨レアル高の進行
【ブラジル】ボベスパ指数 116154.53 +0.73%21日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比843.62ポイント高(+0.73%)の116154.53で取引を終了した。115207.78から116359.55まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。セリック金利(政策金利)予想の引き上げがレアルの物色手掛かりとなったもようだ。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、セリック金利が年末までに13.00%まで引き上げられるという結果が示された。前回の予想は12.75%だった。一方、米株安や追加の引き締め懸念が指数の上値を抑えた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57292.49 -0.99%21日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比571.44ポイント安(-0.99%)の57292.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.45ポイント安(-0.98%)の17117.60で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が圧迫材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2022年のインドの成長予想をこれまでの9.5%から9.1%に引き下げた。また、インフレ率の高進懸念も警戒された。日用品メーカーは原油高などで出荷価格を10%引き上げる予定だと報じられているほか、住宅の新築販売価格も建材価格の上昇で5-10%引き上げられる予定だという。【中国本土】上海総合指数 3253.69 +0.08%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.61ポイント高(+0.08%)の3253.69ポイントと小幅ながら4日続伸した。経済活動正常化の期待で買われる流れ。深セン市政府は20日、市内の企業活動を21日から正常に戻すと発表している。中国経済対策の期待も根強い。中国人民銀行(中央銀行)は21日、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を予想通り据え置いたが、市場では追加緩和の観測も広がっている。人民銀は先週、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を示した。資源高による景気下押しの警戒感がくすぶり、指数は安く推移する場面がみられたものの、引けにかけて再びプラスに転じている。
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2022/03/22 09:28
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、市場安定化の期待感が相場を押し上げる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 113076.33 +1.77%17日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1963.90ポイント高(+1.77%)の113076.33で取引を終了した。111070.40から113087.80まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジア株や米株高が好感され、ブラジル株への買いが継続した。また、ロシアの債務不履行懸念の後退も支援材料。ロシアのドル建て債利払いが完了し、債権者に分配されたと報じられた。国内では、ブラジル中央銀行が引き締めペースを落すとの見方も支援材料。なお、ブラジル中央銀行は17日日本時間未明、市場予想通りセリック金利(政策金利)を10.75%から11.75%に引き上げた。一方、インフレ率の高止まりや一段の加速懸念が引き続き懸念材料となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57863.93 +1.84%17日のインドSENSEX指数は続伸。前日比1047.28ポイント高(+1.84%)の57863.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.84%(311.70ポイント)高の17287.05で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外環境の好転を受け、インド株にも買いが広がった。前日の欧米市場は上昇したほか、本日のアジア市場は堅調な値動きを示していた。また、ロシアとウクライナの停戦交渉が進捗しているとの報道も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3215.04 +1.40%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比44.33ポイント高(+1.40%)の3215.04ポイントと続伸した。市場安定化の期待感が相場を押し上げる流れ。劉鶴・副首相が16日、「市場に有利な政策を積極的に打ち出す」と強調したことに続き、金融当局が市場の安定化に関する方針を相次ぎ表明している。うち中国人民銀行(中央銀行)は17日、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を明らかにした。これを受けて市場では、預金準備率引き下げや利下げの可能性が高まったとの見方が出ている。そのほか、財政部は年内の「不動産税」(個人向け固定資産税)本格導入を見送る方針を示した。
<NH>
2022/03/18 11:57
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、ロシアとウクライナの停戦交渉に対する期待
【ブラジル】ボベスパ指数 111112.43 +1.98%16日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2153.13ポイント高(+1.98%)の111112.43で取引を終了した。108957.6から111183.4まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、海外株高も買い安心感を与えた。このほか、ロシアとウクライナの停戦交渉が進捗しているとの報道が支援材料。一方、利上げ懸念などが指数を上値を抑えた。なお、ブラジル中央銀行は17日日本時間未明、市場予想通りセリック金利(政策金利)を10.75%から11.75%に引き上げた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 56816.65(+1.86%)16日のインドSENSEX指数は反発。前日比1039.80ポイント高(+1.86%)の56816.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同312.35ポイント高(+1.87%)の16975.35で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。前日の米株高に加え、この日のアジア市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、ロシアとウクライナの停戦交渉に対する期待が高まっていることも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3170.71 +3.48%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比106.75ポイント高(+3.48%)の3170.71ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(政府)の金融安定発展委員会が16日開催され、主宰した劉鶴・副首相は「市場に有利な政策を積極的に打ち出す」と強調した。「緊縮的」な政策には慎重になる方針を示している。指数はこのところ急落していただけに、買い戻しも入りやすかった。新型コロナウイルス感染の再拡大や米中関係の悪化などを警戒し売られる場面がみられたものの、指数は中盤から再びプラスに転じ、終盤にかけて一段高となっている。
<FA>
2022/03/17 09:58
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、通貨レアル安の進行が足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 108959.30 -0.88%15日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比968.32ポイント安(-0.88%)の108959.30で取引を終了した。109924.5から107780.9まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせとなった。外国人投資家がポートフォリオのなかのブラジル資産を見直している動きが活発になっていると報じられている。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かり。一方、ロシアとウクライナの停戦交渉に対する期待などが指数をサポートした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55776.85 -1.26%15日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反落。前日比709.17ポイント安(-1.26%)の55776.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同208.30ポイント安(-1.23%)の16663.00で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。米中景気の不透明感が増していることが警戒された。また、ウクライナ情勢の悪化に伴う世界経済の混乱も引き続き圧迫材料。ほかに、両指数とも前日まで5日続伸しており、足元では高値警戒感が強い。【中国本土】上海総合指数 3063.97 -4.95%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比159.57ポイント安(-4.95%)の3063.97ポイントと大幅に続落した。約1年8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。新型コロナウイルス感染症の急増が危ぐされる流れ。感染が全国的に広がる中国本土では、代表的なハイテク企業が本社を構える深セン市など、複数の大都市が事実上のロックダウンに踏み切っている。14日に確認された1日当たりの新規感染者数は、再び過去2年で最多となった。北京市に近い河北省廊坊市でもロックダウンが実施されるなど、各地で社会活動が停滞している。取引時間中に今年1-2月の中国経済統計が公表され、小売売上高や鉱工業生産額などが上振れたことを手がかりに指数は下げ渋る場面がみられたものの、終盤に入り売りの勢いが改めて強まった。
<FA>
2022/03/16 09:57
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、景気不安が強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 109927.62 -1.60%14日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1785.45ポイント安(-1.60%)の109927.62で取引を終了した。112298.9から109716.6まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。米中景気の先行き不透明感が警戒され、売りが継続。また、米利上げ懸念もブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 56486.02 +1.68%14日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比935.72ポイント高(+1.68%)の56486.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同240.85ポイント高(+1.45%)の16871.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。1月の鉱工業生産は前年同月比で1.3%増加し、前月の0.7%(改定値)を上回った。また、欧州市場の上昇や、ロシアとウクライナが第4回の停戦交渉に対する期待が高まっていることなども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3223.53 -2.60%週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比86.21ポイント安(-2.60%)の3223.53ポイントと3日ぶりに反落した。約1年5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。景気不安が強まる流れ。新型コロナウイルス感染が全国的に広がる中国本土では、代表的なハイテク企業が本社を構える深セン市など、複数の大都市が事実上のロックダウンに踏み切っている。経済活動の停滞も懸念される状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)が11日に発表した今年2月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が前月実績から予想以上に縮小し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も予想を下回っている。
<FA>
2022/03/15 09:43
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、欧州株の上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 111713.07 -1.72%11日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1950.06ポイント安(-1.72%)の111713.07で取引を終了した。114627.2から111331.8まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、終盤に下げ幅を拡大させた。米利上げペースの加速懸念が高まっていることがブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、欧米が対ロシア制裁を追加したことなど世界経済の混乱も足かせとなった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55550.30 +0.15%11日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比85.91ポイント高(+0.15%)の55550.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.55ポイント高(+0.21%)の16630.45で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧州株の上昇を受け、インド株も終盤に買いが広がった。また、州議会選挙でのインド人民党(BJP)が優勢になっていることも引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3309.75 +0.41%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.66ポイント高(+0.41%)の3309.75ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕後の記者会見で、「5.5%前後の経済成長目標の達成は厳しい」と指摘し、「マクロ政策の支援を要する」などと強調している。追加減税などの思惑が広がった。米中対立の警戒感や、国内の新型コロナウイルス感染再拡大などを不安視した売りが先行したものの、終盤に入り指数はプラスに転じた。
<FA>
2022/03/14 09:38
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、欧米市場の下落が足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 113663.13 -0.21%10日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比237.21ポイント安(-0.21%)の113663.13で取引を終了した。113939.00から111888.8まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。欧米市場の下落が足かせとなり、ブラジル株への売り圧力も強まった。また、米利上げ観測の再燃もブラジルからの資金流出懸念を高めた。ほかに、原油価格など資源価格の下落が同セクターの売り手掛かり。一方、経済指標の改善などが指数を下支えした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55464.39 +1.50%10日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比817.06ポイント高(+1.50%)の55464.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同249.55ポイント高(+1.53%)の16594.90で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。州議会選挙で与党インド人民党(BJP)が優勢になっていることが好感された。地元メディアによると、主要5州のうち、与党は4州で勝利する確率が高いという。また、企業業績の改善なども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3296.09 +1.22%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.70ポイント高(+1.22%)の3296.09ポイントと7日ぶりに反発した。過度なインフレ懸念の後退で、投資家に買い安心感が広がる流れ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国による増産観測が広がり、昨夜のWTI原油先物は12.1%安と4日ぶりに急反落した。小麦や鉄鋼、一部の非鉄なども大幅に値下がりしている。商品市況高の一服で、個人消費の冷え込みや企業収益の悪化に対する警戒感もひとまず薄らいだ。
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2022/03/11 10:00
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日続落、世界経済の混乱が不安視される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 113900.30 +2.43%9日のブラジル株式市場は、反発。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2696.90ポイント高(+2.43%)の113900.30で引けた。ウクライナ情勢の改善が期待されたことで国内勢などの買いが入った。ボべスパ指数の91の構成銘柄では86が上昇、5が下落、変わらずは0で買いが優勢。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 54647.33 +2.29%9日のインドSENSEX指数は堅調推移。前日比1223.24ポイント高(+2.29%)の54647.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同2.07%(331.90ポイント)高の16345.35で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、25が上昇、5が下落、変わらずは0で買いが優勢。【中国本土】上海総合指数 3256.39 -1.13%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.14ポイント安(-1.13%)の3256.39ポイントと6日続落した。1年4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。世界経済の混乱が不安視される流れ。ロシアのウクライナ軍事作戦が苛烈さを増す中、欧米は制裁措置を強化している。バイデン米大統領は8日、ロシア産原油の輸入を禁止すると発表した。プーチン露大統領は同日、西側諸国の制裁に対抗するため、一部原材料の輸出入を制限する法令に署名している。ロシアは石油やガス、希少金属、穀物などの主要輸出国なだけに、商品相場の混乱も危ぐされた。足元では原油のほか、非鉄や小麦などの商品市況が記録的な高水準で推移。インフレ高進も経済の下押し要因になると懸念された。
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2022/03/10 09:50
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、サン・ファーマシューティカルズの上げが目立った
【ブラジル】ボベスパ指数 111203.40 -0.35%8日のブラジル株式市場は、弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比390.10ポイント安(-0.35%)の111203.40で引けた。ウクライナ情勢の悪化、エネルギー価格の高騰による世界経済の減速が引き続き警戒されているようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では62が上昇、27が下落、変わらずは2で指数構成銘柄では買いが多い。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 53424.09 +1.10%8日のインドSENSEX指数は反発。前日比581.34ポイント高(+1.10%)の53424.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同0.95%(150.30ポイント)高の16013.45で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落、変わらずは0で買いが優勢。サン・ファーマシューティカルズの上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3293.53 -2.35%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比79.33ポイント安(-2.35%)の3293.53ポイントと大幅に5日続落した。1年4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。世界経済の混乱が警戒される流れ。米欧の首脳は7日に電話会談し、ロシアに対する経済制裁を今後も強めていくことで一致した。この影響で資源価格が高騰。個人消費の落ち込みや、企業業績の悪化につながると危ぐされている。指数は中盤から下げ幅を加速させている。
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2022/03/09 10:16
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移
【ブラジル】ボベスパ指数 111593.46 -2.52%7日のブラジル株式市場は、軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2880.32ポイント安(-2.52%)の111593.46で引けた。ウクライナ情勢の悪化、世界経済の減速が引き続き警戒されているようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では8が上昇、82が下落、変わらずは1で売りが優勢。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 52842.75 -2.74%7日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比1491.06ポイント安(-2.74%)の52842.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同382.20ポイント安(-2.35%)の15863.15で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、4が上昇、26が下落、変わらずは0で売りが優勢。インダスインド銀行、アクシス銀行の下げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3372.86 -2.17%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比74.79ポイント安(-2.17%)の3372.86ポイントと大幅に4日続落した。1月下旬以来の安値水準に落ち込んでいる。世界経済の先行き不安が強まる流れ。米欧がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わり、時間外取引のWTI原油先物は7日朝方、一時、2008年9月以来の1バレル130米ドル台に高騰した。インフレ高進が個人消費の冷え込み、企業収益の悪化につながると危ぐされている。中国経済対策の期待感などで指数は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を拡大した。中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)は先週スタート。李克強・首相が開幕式で読み上げた「政府活動報告」では、経済の安定成長を重視するスタンスが明示された。
<NH>
2022/03/08 11:00
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、世界経済の混乱が警戒される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 114473.78 -0.60%4日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比691.77ポイント安(-0.60%)の114473.78で取引を終了した。115165.6から113389.4まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ情勢を巡る不透明感が引き続き警戒され、売りは継続。また、原油など商品相場の高止まりに伴うインフレ率の高進懸念も足かせとなった。一方、資源セクターの上昇が指数をサポート。また、政権交代への期待なども引き続き好感された。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 54333.81 -1.40%4日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比768.87ポイント安(-1.40%)の54333.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同252.70ポイント安(-1.53%)の16245.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。海外株の下落を受け、インド株も売りが広がった。また、ウクライナ情勢の不透明感なども引き続き圧迫材料となった。国内では、インフレ率の一段加速観測も利上げ懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3447.65 -0.96%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.46ポイント安(-0.96%)の3447.65ポイントと3日続落した。世界経済の混乱が警戒される流れ。ロシア軍は4日午前(日本時間)、ウクライナにある欧州最大の原子力発電所を砲撃した——などと伝わる中、西側諸国は対露制裁を一段と強化する見通しだ。ロシアは世界有数の資源国なだけに、サプライチェーンの分断も不安視されている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。経済対策の期待感が高まる状況だ。中国では本日(4日)、国政助言機関の全国政治協商会議が開幕し、あす5日には、国会に相当する全国人民代表大会(全人代)がスタートする。全人代の開幕式では、李克強・首相が「政府活動報告」を読み上げ、2022年の政策方針などを明らかにする予定だ。
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2022/03/07 09:59
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、新興国からの資金流出懸念も強まった
【ブラジル】ボベスパ指数 115165.55 -0.01%3日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比8.06ポイント安(-0.01%)の115165.55で取引を終了した。115947.7から115009.7まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念が警戒され、後半の売りが優勢。原油高に伴う物価上昇ペースの加速を受け、政策金利であるセリック金利は年内13%以上に引き上げられると予測されている。また、ロシアのプーチン大統領が軍事作戦の目的を必ず遂行すると強硬の姿勢を示したことも警戒材料。一方、減税措置の発表や、ロシアとウクライナの停戦交渉が再開されるとの期待から前半は買い優勢となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55102.68 -0.66%3日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比366.22ポイント安(-0.66%)の55102.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.90ポイント安(-0.65%)の16498.05で取引を終えた。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせとなった。FIIはこの日までに14日連続の売り越しとなった。また、米国の利上げ方針を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念も強まった。ほかに、ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3481.11 -0.09%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.08ポイント安(-0.09%)の3481.11ポイントと小幅ながら続落した。インフレ高進の警戒感が重しとなる流れ。ロシアのウクライナ侵攻を背景に、原油や穀物などの国際商品相場が高騰している。昨夜の米商品市場では、小麦が約14年ぶりの高値水準を連日で更新し、WTI原油先物は一時、約10年ぶりの高値を切り上げた。3日の上海先物市場では原油がストップ高。前日に続き上場来高値を切り上げている。個人消費の冷え込みや、企業収益の悪化が危ぐされる状況だ。また、米当局による金融引き締めの不安感もくすぶっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国ではあす4日、重要政治イベントの「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)がスタートする運び。景気テコ入れに向け、各種の方針が打ち出される見通しとなっている。上海の指数は後場途中まで高く推移していた。
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2022/03/04 09:42
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、景気対策の発表が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 115173.61 +1.80%2日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2031.67ポイント高(+1.80%)の115173.61で取引を終了した。113143.1から115428.9まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気対策の発表が好感された。政府はこのほど、工業製品税(IPI)の適用税率を25%引き下げると発表。これはタバコ産業を除いてすべての産業に適用する。また、ロシアとウクライナの停戦交渉が再開されるとの期待も支援材料となった。ほかに、米株高などが買い安心感を与えた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55468.90 -1.38%2日のインドSENSEX指数は3営業日ぶりに反落。前日比778.38ポイント安(-1.38%)の55468.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同187.95ポイント安(-1.12%)の16605.95で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ危機が引き続き警戒された。危機が長引いた場合、インド経済は多大な悪影響を受けると懸念されている。また、成長率の下振れも嫌気された。10-12月期の国内総生産(GDP)成長率は5.4%となり、前期の8.5%(改定値)と予想の5.9%を下回った。【中国本土】上海総合指数 3484.19 -0.13%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.64ポイント安(-0.13%)の3484.19ポイントと4日ぶりに反落した。世界経済の混迷が懸念される流れ。ロシアのウクライナ侵攻を受け、西側諸国は金融や経済などの各分野で制裁を一段と強化している。貿易停滞を背景に、原油や穀物などが高騰。個人消費の冷え込みや、企業収益の悪化も危ぐされた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えした。中国では今週4日、重要政治イベントの「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)がスタートする。
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2022/03/03 10:01
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、中国経済対策の期待感も根強い
【ブラジル】休場【ロシア】休場【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3488.84 +0.77%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.53ポイント高(+0.77%)の3488.84ポイントと3日続伸した。中国景気の先行き楽観が強まる流れ。寄り付き直後に公表された2月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.2となり、低下予想(49.8)に反し、前月実績(50.1)を上回った。中国経済対策の期待感も根強い。中国では今週4日、重要政治イベントの「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)がスタートする。指数は徐々に上げ幅を広げた。
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2022/03/02 09:35
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国経済対策の期待感が持続する流れ
【ブラジル】休場【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 56247.28 +0.70%28日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比388.76ポイント高(+0.70%)の56247.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.50ポイント高(+0.81%)の16793.90で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ロシアとウクライナが停戦交渉に入るとの期待感が指数をサポートした。また、最近の下落で値ごろ感も強い。ほかに、成長予想の上方修正などが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3462.31 +0.32%週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.90ポイント高(+0.32%)の3462.31ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国では週末の3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気テコ入れに向け、各種方針が打ち出される見通しだ。ただ、上値は限定的。欧米が国際決済システムの国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの一部銀行を排除することを決定する中、世界経済や金融の混乱が危ぐされた。また、ロシアとウクライナの停戦交渉は28日午後(日本時間)に開始予定。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながった。
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2022/03/01 09:57
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は8日ぶりに反発、アジア市場の上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 113141.94 +1.39%25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1550.07ポイント高(+1.39%)の113141.94で取引を終了した。110673.3から113141.9まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。ロシアとウクライナが停戦交渉に入るとの期待が好感され、買い戻しが優勢。また、海外株高も買い安心感を与えた。国内では、政権交代に対する期待が高まっていることなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2470.48 +20.04%25日のロシア株式市場は急反発。主要指標のMOEX指数は前日比412.36ポイント高(+20.04%)の2470.48で取引を終了した。2256.09から2552.46まで上昇した。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。ロシアとウクライナが停戦交渉に入るとの期待が高まっていることが支援材料。また、最近の急落で売られ過ぎ感も強い。このほか、欧米などの対ロ制裁がすでに織り込まれている上、予想より軽いとの見方もサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 55858.52 +2.44%25日のインドSENSEX指数は8日ぶりに反発。前日比1328.61ポイント高(+2.44%)の55858.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同410.45ポイント高(+2.53%)の16658.40で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、アジア市場の上昇を受けてインド株も買いが広がった。また、成長予想の上方修正も好感された。【中国本土】上海総合指数 3451.41 +0.63%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.45ポイント高(+0.63%)の3451.41ポイント(上海A株指数は0.63%高の3617.17ポイント)と反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国では来週末の3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気テコ入れに向け、各種の方針が打ち出される見通しだ。もっとも、上値は限定的。ウクライナ情勢の不透明感が根強い中、世界経済の混乱も警戒されている。
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2022/02/28 10:04
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は暴落、2017年6月以来の安値まで下落
【ブラジル】ボベスパ指数 111591.87 -0.37%24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比415.74ポイント安(-0.37%)の111591.87で取引を終了した。112001.00から109125.2まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を縮小させた。ロシア軍がウクライナを侵攻したことを受け、リスク回避の売りが広がった。また、インフレ率の一段加速懸念も圧迫材料。一方、終盤は一部銘柄に買い戻しの動きが活発となった。米株高や米国の対ロ制裁が予想ほど厳しくなかったことが支援材料となったもようだ。【ロシア】MOEX指数 2058.12 -33.28%休み明けとなる24日のロシア株式市場は暴落。主要指標のMOEX指数は前日比1026.62ポイント安(-33.28%)の2058.12で取引を終了した。2740.31から1681.55まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。MOEX指数はこの日、2017年6月以来の安値まで下落。ロシア軍がウクライナの侵攻を開始したことが警戒され、リスク回避の売りが広がった。ウエートの高い銘柄がそろって2ケタ以上下落し、MOEX指数は一時1700ptの大台割れ画面も見られた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧米が相次いで追加の制裁を発表した。【インド】SENSEX指数 54529.91 -4.72%24日のインドSENSEX指数は7日続落。前日比2702.15ポイント安(-4.72%)の54529.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.78%(815.30ポイント)安の16247.95で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、ウクライナ情勢を巡る不透明感が増していることも圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3429.96 -1.70%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.19ポイント安(-1.70%)の3429.96ポイントと反落した。東欧地域の地政学リスクが意識される流れ。ロシア軍が24日、ウクライナに対し軍事行動を開始したことを受け、欧米は猛烈に非難している。一段の制裁措置が打ち出されると予測され、世界経済の混乱も危ぐされた。原油や非鉄、穀物などの商品が急騰したことも景気の下押し圧力になると懸念されている。中国本土の一部地域で新型コロナウイルス感染が散発する中、社会活動の制限が続いていることもマイナス材料だ。指数は下げ幅を徐々に広げている。
<FA>
2022/02/25 10:05
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、ウクライナ情勢を引き続き警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 112007.61 -0.78%23日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比884.19ポイント安(-0.78%)の112007.61で取引を終了した。113721.4から111748.1まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢をめぐる不透明感が引き続き警戒された。また、財政収支の悪化懸念も圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、政権交代への期待が高まっていることも引き続き好感された。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57232.06 -0.12%23日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比68.62ポイント安(-0.12%)の57232.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.95ポイント安(-0.17%)の17063.25で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、原油価格の高騰に伴うインフレ率の高進が引き続き圧迫材料。財務相はこのほど、原油価格の高騰がインドの財政収支を圧迫していると発言した。ほかに、通貨ルピー安や国債利回りの上昇(価格は下落)などもインド株の売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3489.15 +0.93%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.00ポイント高(+0.93%)の3489.15ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。景気鈍化懸念がくすぶる中、当局は景気対策を強めるとの見方が改めて意識された。また、指数は前日までの下落が急ピッチだっただけに、値ごろ感も着目されている。
<NH>
2022/02/24 10:54
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、ウクライナ情勢が緊迫
【ブラジル】ボベスパ指数 111725.30 -1.02%21日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1154.55ポイント安(-1.02%)の111725.30で取引を終了した。113404.8から111607.6まで下落した。前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。ウクライナ情勢が緊迫していることが引き続き警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、欧州市場が軒並み大幅下落したことも圧迫材料。国内では、追加の利上げ懸念などが引き続き嫌気された。【ロシア】MOEX指数 3036.88 -10.50%21日のロシア株式市場は大幅に3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比356.43ポイント安(-10.50%)の3036.88で取引を終了した。3460.42から2910.49まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。MOEX指数はこの日、2020年3月以来の下げ幅を記録。ロシアがウクライナ親ロ派支配地域に軍隊を派遣したことを受け、欧米との対立が一段と激化している。これに伴うリスク回避の売りが広がった。また、欧州市場が軒並み大幅に下落したこともロシア株の売り圧力を強めた。【インド】SENSEX指数 57683.59 -0.26%21日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比149.38ポイント安(-0.26%)の57683.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.65ポイント安(-0.40%)の17206.65で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。成長率の大幅鈍化懸念が嫌気された。10-12月期のGDP成長率について、前期の8.4%から5.8%に鈍化すると予測されている。また、ウクライナ情勢をめぐる外部環境の不透明感が増していることもリスク回避の売りを強めた。ほかに、この日のアジア市場がおおむね軟調な展開を示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。【中国本土】上海総合指数 3490.61 -0.004%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.14ポイント安(-0.004%)の3490.61ポイントと5日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとで約4週ぶりの高値水準を回復していた。短期金利の上昇も逆風。人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)は21日、翌日物などが今年1月中旬に記録した高水準に接近している。朝方公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は、1年物と5年物がそれぞれ前回から据え置かれた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。経済対策に対する期待感が持続している。指数は引けにかけて急速に値を戻し、一時、プラス圏に浮上した。
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2022/02/22 10:00
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国経済対策の期待感が持続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 112879.85 -0.57%18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比648.62ポイント安(-0.57%)の112879.85で取引を終了した。114213.4から112701.1まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念の高まりがブラジル株の売り圧力を強めた。原油高に伴うインフレ率の加速は背景にある。また、ウクライナ情勢が緊迫していることも引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3393.31 -3.35%18日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比117.77ポイント安(-3.35%)の3393.31で取引を終了した。3565.52から3371.05まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクの高まりが引き続き警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、外国人投資家の売り越しなども圧迫材料。一方、ロシア経済が着実に回復していると予測されているが、相場を支えるには力不足だった。なお、2021年の国内総生産(GDP)成長率はプラス4.7%となり、前年のマイナス2.7%(改定値)と予想のプラス4.5%を上回った。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3490.76 +0.66%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.72ポイント高(+0.66%)の3490.76ポイントと4日続伸した。中国経済対策の期待感が持続する流れ。国内経済の成長鈍化が警戒される中、当局は景気テコ入れスタンスを強めるとの見方が広がっている。中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は先ごろ、緩和的な金融政策を柔軟に維持していく方針を示した。産業支援の動きも支援材料。中原地産研究院の最新調査によれば、年初来で各地方政府が発表した不動産関連政策は約80件に上り、うち住宅市場の安定を目的とする支援策が40件近くを占めた。新型コロナウイルス感染再拡大や、ウクライナ情勢の不透明感などで弱含む場面がみられたものの、下値は堅く、指数は終盤に入り上げ幅を広げている。
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2022/02/21 10:02
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概況からBRICsを知ろう インド株式市場は続落、銀行株の下落が指数の下げを主導
【ブラジル】ボベスパ指数 113528.48 -1.43%17日のブラジル株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1652.48ポイント安(-1.43%)の113528.48で取引を終了した。115214.3から113389.1まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。ウクライナ情勢をめぐる緊張が再び高まっていることが警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 3511.08 -3.71%17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比135.33ポイント安(-3.71%)の3511.08で取引を終了した。3595.12から3498.20まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢をめぐる緊張が再び高まっていることが警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、ロシア経済が順調に回復していると強調されたが、指数を支えるには力不足だった。なお、2021年度の成長率はプラス4.6%に回復すると予測されている。【インド】SENSEX指数 57892.01 -0.18%17日のインド株式市場は続落。前日比104.67ポイント安(-0.18%)の57892.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.60ポイント安(-0.10%)の17304.60で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。銀行株の下落が指数の下げを主導した。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日、4日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3468.04 +0.06%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.20ポイント高(+0.06%)の3468.04ポイントと小幅ながら3日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は「緩和的な金融政策を柔軟に維持していく方針」を示したほか、李克強・首相は「法人減税を強化する」との指示を出した。ただ、上値は限定的。新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感がくすぶっているほか、ウクライナ情勢を巡るネガティブニュースが重しとなった。
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2022/02/18 10:23
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、安全保障について協議を継続することを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 115180.90 +0.31%16日のブラジル株式市場は、小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比352.70ポイント高(+0.31%)高の115180.90で引けた。ボべスパ指数の92の構成銘柄では50が上昇、39が下落、変わらずは3で買いが優勢。【ロシア】MOEX指数 3646.41 +1.28%16日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比46.12ポイント高(+1.28%)の3646.41で引けた。日中の取引レンジは、3608.01−3683.95。ロシアと西側諸国の緊張状態は解消されていないが、安全保障について協議を継続することを好感した買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 57996.68 -0.25%16日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比145.37ポイント安(-0.25%)の57996.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同0.17%(30.25ポイント)安の17322.20で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、10が上昇、20が下落、変わらずは0で売りが優勢。利食い売りが観測された。パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)の下げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3465.83 +0.57%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.74ポイント高(+0.57%)の3465.83ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は16日、開催中の主要20カ国・地域(G20)首脳会合で、緩和的な金融政策を柔軟に維持していく方針を示した。国内景気の腰折れを回避するため、当局は金融面と財政面で支えるスタンスを継続している。中国のインフレ懸念がやや薄らいだこともプラス。朝方公表された1月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の上昇率がそれぞれ事前予想以上に前月から鈍化した。金融緩和の余地が広がると期待されている。また、ウクライナ情勢を巡る過度な警戒感が和らいだことも追い風だ。
<NH>
2022/02/17 11:19
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日続伸、ロシア軍の一部がウクライナから撤退し始める
【ブラジル】ボベスパ指数 114828.18 +0.82%15日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比928.99ポイント高(+0.82%)の114828.18で取引を終了した。113882.5から114828.2まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ロシア軍の一部がウクライナから撤退し始めているとの報道が好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。また、欧米市場の上昇も支援材料となった。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、原油安も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3600.29 +3.42%15日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比118.91ポイント高(+3.42%)の3600.29で取引を終了した。3514.98から3614.15まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を一段と拡大させた。ロシア軍の一部がウクライナから撤収開始しているとの発表が好感され、緊張するウクライナ情勢がやや緩和。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、原油価格の下落や利上げの実施などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58142.05 +3.08%15日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比1736.21ポイント高(+3.08%)の58142.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同509.65ポイント高(+3.03%)の17352.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、終盤に買いが一段と広がった。また、経済活動が回復傾向にあるとの報告も好感された。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3446.09 +0.50%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.21ポイント高(+0.50%)の3446.09ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は15日、金融政策ツールの「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、3000億人民元の資金を市場に供給した。今週満期を迎えるMLFは2000億人民元にとどまっているため、差引1000億人民元の供給超となる。また財政部は正式に、専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)の年間発行枠を前倒しするよう地方政府に指示した。ただ、上値は重い。新型コロナウイルス感染再拡大やウクライナを巡る地政学リスクなどを嫌気する売りで、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。
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2022/02/16 09:58
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、外部環境の不透明感も重し
【ブラジル】ボベスパ指数 113899.19 +0.29%14日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比326.84ポイント高(+0.29%)の113899.19で取引を終了した。113358.2から114167.00まで上昇した。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。資源セクターの上昇が指数をサポート。原油価格の上昇などが好感されたもようだ。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の不透明感が増していることが警戒された。また、追加の利上げ懸念も圧迫材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2022年末のセリック金利(政策金利)予想が前週の11.75%から12.25%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 3481.38 -1.84%14日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比65.24ポイント安(-1.84%)の3481.38で取引を終了した。3524.87から3404.35まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。ウクライナ情勢の不透明感が増していることが警戒され、リスク回避の売りが継続した。また、利上げの実施なども引き続き圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源の一角の物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 56405.84 -3.00%14日のインドSENSEX指数は続落。前日比1747.08ポイント安(-3.00%)の56405.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同531.95ポイント安(-3.06%)の16842.80で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売りが先行。また、ウクライナ情勢が緊迫していることも、リスク回避の売りを加速させた。米政府は、ロシアによるウクライナ侵攻について、北京五輪期間内でもあり得るとの認識を示した。【中国本土】上海総合指数 3428.88 -0.98%週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比34.07ポイント安(-0.98%)の3428.88ポイントと続落した。新型コロナウイルス感染拡大のネガティブ影響が引き続き警戒される流れ。中国本土で新規感染者数の伸びは全体として減速しているものの、地域的な散発が相次いでる。「ゼロコロナ」政策を掲げていることもあり、ロックダウンを強いられている都市も依然としてみられる状況だ。外部環境の不透明感も重し。ウクライナ情勢の緊迫化や、米金融引き締めの加速が不安材料となっている。
<NH>
2022/02/15 10:55
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、インフレ高進懸念
【ブラジル】ボベスパ指数 113572.4 +0.18%11日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比204.6ポイント高(+0.18%)の113572.4で取引を終了した。113128.0から114899.3まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、銀行セクターの上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢が緊迫していることなどが警戒された。【ロシア】MOEX指数 3546.62 -2.99%11日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比109.14ポイント安(-2.99%)の3546.62で取引を終了した。3596.74から3514.12まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。利上げの実施が圧迫材料。ロシア中央銀行は11日、市場予想通り政策金利を8.50%から9.50%に引き上げると決定した。また、ウクライナ情勢が緊張していることなどもロシア株の売り圧力を強めた。ブリンケン米国務長官は11日、ロシアによるウクライナ侵攻について、いつでも起き得ると発言。北京冬季五輪の期間中も例外ではないとの認識を示した。【インド】SENSEX指数 58152.92 -1.31%11日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比773.11ポイント安(-1.31%)の58152.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同231.10ポイント安(-1.31%)の17374.75で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、海外株の下落がインド株の売り圧力を強めた。また、インフレ高進懸念が解消されていないことも嫌気された。中長期のインフレ見通しについて、9.7%になると予測されており、引き続き高水準を維持している。【中国本土】上海総合指数 3462.95 -0.66%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.96ポイント安(-0.66%)の3462.95ポイントと5日ぶりに反落した。米金融引き締めの加速が懸念される流れ。インフレ高進を背景に、米金融当局は引き締めを急ぐとの見方が一段と高まっている。昨夜の米10年債利回りは節目の2%を突破。金利上昇圧力が中国でも強まると不安視された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感で、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中国では各種インフラプロジェクトが前倒しで着工されているほか、新規融資も急増している。中国人民銀行(中央銀行)が10日に発表した今年1月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が前月実績から大幅に増加し、過去最高を記録した。
<FA>
2022/02/14 09:43