注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、米国が対ロ制裁を追加
配信日時:2022/06/03 11:12
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 112392.91 +0.93%
2日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1032.97ポイント高(+0.93%)の112392.91で取引を終了した。111218.20から112708.96まで上昇した。
前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅を拡大させた。米株高や米金利の落ち着きが好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国上海市での経済活動の再開なども引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。1-3月期の成長率が予想を下回ったことが嫌気されたもようだ。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は1.7%となり、前期の1.6%を上回ったものの、予想の2.1%を下回った。
【ロシア】MICEX指数 2340.17 -1.45%
2日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比34.43ポイント安(-1.45%)の2340.17で取引を終了した。2382.23から2337.53まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。。米国がロシアに対して経済政策を追加で発表したことが嫌気され、ロシア株への売りが広がった。米政府はこのほど、17のロシア企業・個人を制裁リスクに追加したと発表。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 55818.11 +0.79%
2日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比436.94ポイント高(+0.79%)の55818.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.25ポイント高(+0.64%)の16628.00で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。また、経済指標が安定していることも景気後退懸念を緩和させた。インフレ率の上昇にもかかわらず、5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.6となり、前月の54.7をやや下回る程度だ。ほかに、再生可能エネルギーの増加が電力不足の懸念をやや緩和させている。
【中国本土】上海総合指数 3195.46 +0.42%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.30ポイント高(+0.42%)の3195.46ポイントと反発した。4月18日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。このところ政府関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表している。景気腰折れが回避できると見方も改めて高まった。また、中国財政部の欧文漢・部長助理は2日の記者会見で、今年1-5月の専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行額が2兆300億人民元(約39兆円)に達したと報告している。専項債の利用範囲をさらに拡大し、新インフラや新エネルギープロジェクトなどを重点対象に含める考えも示した。ただ、上値は重い。あす3日は端午節の祝日で、本土・香港市場が休場となることもあり、積極的な売買も手控えられている。
<NH>
2日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1032.97ポイント高(+0.93%)の112392.91で取引を終了した。111218.20から112708.96まで上昇した。
前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅を拡大させた。米株高や米金利の落ち着きが好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国上海市での経済活動の再開なども引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。1-3月期の成長率が予想を下回ったことが嫌気されたもようだ。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は1.7%となり、前期の1.6%を上回ったものの、予想の2.1%を下回った。
【ロシア】MICEX指数 2340.17 -1.45%
2日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比34.43ポイント安(-1.45%)の2340.17で取引を終了した。2382.23から2337.53まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。。米国がロシアに対して経済政策を追加で発表したことが嫌気され、ロシア株への売りが広がった。米政府はこのほど、17のロシア企業・個人を制裁リスクに追加したと発表。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 55818.11 +0.79%
2日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比436.94ポイント高(+0.79%)の55818.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.25ポイント高(+0.64%)の16628.00で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。また、経済指標が安定していることも景気後退懸念を緩和させた。インフレ率の上昇にもかかわらず、5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.6となり、前月の54.7をやや下回る程度だ。ほかに、再生可能エネルギーの増加が電力不足の懸念をやや緩和させている。
【中国本土】上海総合指数 3195.46 +0.42%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.30ポイント高(+0.42%)の3195.46ポイントと反発した。4月18日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。このところ政府関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表している。景気腰折れが回避できると見方も改めて高まった。また、中国財政部の欧文漢・部長助理は2日の記者会見で、今年1-5月の専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行額が2兆300億人民元(約39兆円)に達したと報告している。専項債の利用範囲をさらに拡大し、新インフラや新エネルギープロジェクトなどを重点対象に含める考えも示した。ただ、上値は重い。あす3日は端午節の祝日で、本土・香港市場が休場となることもあり、積極的な売買も手控えられている。
<NH>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況