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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ
配信日時:2022/06/01 09:52
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 111350.51 +0.29%
31日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比318.40ポイント高(+0.29%)の111350.51で取引を終了した。110685.49から111902.64まで上昇した。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。失業率の低下が好感され、買い戻しが広がった。4月の失業率は前月の11.1%と予想の10.9%を下回り、10.5%まで低下。これは6年ぶりの低水準を記録した。また、中国上海市での経済活動の再開も対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。インフレ高進懸念が根強いことが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MICEX指数 2355.75 -1.86%
31日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比44.64ポイント安(-1.86%)の2355.75で取引を終了した。2400.75から2351.74まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加すると発表したことが売り圧力を強めた。EUはパイプライン経由を除き、75%のロシア製原油の輸入禁止に踏み切った。また、通貨ルーブル高の進行も輸出大手の売り手掛かりとなった。一方、中国上海市の経済活動の再開などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 55566.41 -0.64%
31日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比359.33ポイント安(-0.64%)の55566.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同76.85ポイント安(-0.46%)の16584.55で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)などが発表される予定となり、積極的な売買は手控えられた。なお、1-3月期のGDP成長率は4.1%となり、前期の5.4%を下回ったものの、予想の3.9%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3186.43 +1.19%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.37ポイント高(+1.19%)の3186.43ポイントと5日続伸した。4月19日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の経済活動再開や景気刺激策の期待感が引き続き手がかりとなった。中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染数は減少傾向にあり、一部では「ピークは過ぎた」との声も聞かれる。また、国務院(内閣に相当)が5月31日、先ごろの常務会議で決定した景気対策33項目の詳細を発表したことも好感されている。景況感の改善も追い風。朝方公表された今年5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6となり、前月実績(47.4)と市場予想(49.0)を上回っている。景況判断の分かれ目となる50は3カ月連続で割り込んだものの、調査対象21業種のうち、過半の12業種が50を超えた。前月比で3業種増えている。
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31日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比318.40ポイント高(+0.29%)の111350.51で取引を終了した。110685.49から111902.64まで上昇した。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。失業率の低下が好感され、買い戻しが広がった。4月の失業率は前月の11.1%と予想の10.9%を下回り、10.5%まで低下。これは6年ぶりの低水準を記録した。また、中国上海市での経済活動の再開も対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。インフレ高進懸念が根強いことが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MICEX指数 2355.75 -1.86%
31日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比44.64ポイント安(-1.86%)の2355.75で取引を終了した。2400.75から2351.74まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加すると発表したことが売り圧力を強めた。EUはパイプライン経由を除き、75%のロシア製原油の輸入禁止に踏み切った。また、通貨ルーブル高の進行も輸出大手の売り手掛かりとなった。一方、中国上海市の経済活動の再開などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 55566.41 -0.64%
31日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比359.33ポイント安(-0.64%)の55566.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同76.85ポイント安(-0.46%)の16584.55で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)などが発表される予定となり、積極的な売買は手控えられた。なお、1-3月期のGDP成長率は4.1%となり、前期の5.4%を下回ったものの、予想の3.9%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3186.43 +1.19%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.37ポイント高(+1.19%)の3186.43ポイントと5日続伸した。4月19日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の経済活動再開や景気刺激策の期待感が引き続き手がかりとなった。中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染数は減少傾向にあり、一部では「ピークは過ぎた」との声も聞かれる。また、国務院(内閣に相当)が5月31日、先ごろの常務会議で決定した景気対策33項目の詳細を発表したことも好感されている。景況感の改善も追い風。朝方公表された今年5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6となり、前月実績(47.4)と市場予想(49.0)を上回っている。景況判断の分かれ目となる50は3カ月連続で割り込んだものの、調査対象21業種のうち、過半の12業種が50を超えた。前月比で3業種増えている。
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