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寄り付き概況 日経平均は86円安でスタート、スクリーンHDや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33399.15;-86.34TOPIX;2292.73;-1.24[寄り付き概況] 16日の日経平均は86.34円安の33399.15円と続落して取引を開始した。前日15日のダウ平均は428.73ドル高の34408.06ドル、ナスダックは156.34ポイント高の13782.82で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が6月連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の追加利上げの可能性を示唆したことを警戒した売りが続き、寄り付き後は下落。その後、長期金利の低下が安心感を誘い、買いが再燃して上昇に転じた。新規失業保険申請件数の予想以上の増加を受けて利上げサイクル終了が近いとの期待も強まり相場を一段と後押しし、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=140円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、岸田首相が、今国会での衆院解散は考えていないと明言したことから、このところ高まっていた「選挙=株高」という思惑が後退した。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が大幅反発したことが東京市場の株価を支えとなった。また、今週は米物価統計の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントが目白押しだったが、これらを無難に通過したことが東京市場でも安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、海運業、その他製品、陸運業、建設業、パルプ・紙などが値下がり率上位、銀行業、鉱業、石油石炭製品、空運業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>、コマツ<6301>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>などが下落。他方、キヤノン<7751>、INPEX<1605>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、丸紅<8002>、エーザイ<4523>、三井物<8031>、トヨタ<7203>、JAL<9201>、ゆうちょ銀行<7182>などが上昇している。 <CS> 2023/06/16 10:08 寄り付き概況 日経平均は8円安でスタート、ホンダやエーザイなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33493.69;-8.73TOPIX;2294.28;-0.25[寄り付き概況] 15日の日経平均は8.73円安の33493.69円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日14日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は232.79ドル安の33979.33ドル、ナスダックは53.16ポイント高の13626.48で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、序盤はもみ合いが続いた。連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り政策金利を据え置いたが、声明や見通しでタカ派色を想定以上に強めたため、年内の追加利上げを警戒した売りが膨らんだ。その後、パウエル議長が会見で7月はライブ会合になるとの言及にとどめ追加利上げを明確化しなかったため下げ止まり、終盤にかけては下げ幅を縮めた。ナスダック総合指数はプラス圏に回復し、全体はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。日経平均は昨日までの4日続伸で1800円を超す上げとなっており、高値警戒感が強く、利益確定売りが出やすかった。また、昨日のFOMCの結果発表に続き、今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数やS&P500、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など、他の主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、ダウ平均は一時、400ドルを超す下げとなったが、その後、下げ渋る動きとなったことも東京市場で一定の安心感となり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅安で始まった。なお、取引開始前に発表された4月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.5%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3.0%増だった。同じく取引開始前に発表された5月の貿易収支は1兆3725億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆3523億円の赤字だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月4-10日に国内株を11週連続で買い越した。買越額は1兆3249億円だった。 セクター別では、非鉄金属、保険業、鉱業、銀行業、鉄鋼などが値下がり率上位、不動産業、精密機器、その他製品、倉庫運輸関連、輸送用機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ホンダ<7267>、エーザイ<4523>、楽天グループ<4755>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、住友商<8053>、三菱商<8058>、伊藤忠<8001>、三菱重<7011>、第一三共<4568>、日本郵政<6178>、パナHD<6752>、INPEX<1605>などが下落。他方、クボタ<6326>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、オリンパス<7733>、トヨタ<7203>、三菱地所<8802>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、リクルートHD<6098>などが上昇している。 <CS> 2023/06/15 09:38 寄り付き概況 日経平均は312円高でスタート、トヨタや神戸鋼などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33331.47;+312.82TOPIX;2282.80;+18.01[寄り付き概況] 14日の日経平均は312.82円高の33331.47円と4日続伸して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は145.79ドル高の34212.12ドル、ナスダックは111.40ポイント高の13573.32で取引を終了した。5月消費者物価指数(CPI)の改善で6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ休止期待が一段と強まり、買いが先行。中国が景気刺激策を検討しているとの報道も投資家心理を上向かせ、主要株価指数は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=140円10銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均が昨日までの3日続伸で1300円を超す上げとなり、節目の33000円を上回ったことから、高値警戒感がさらに強まり、利益確定売りが出やすかった。また、今週は内外で重要イベントが目白押しとなる中、今晩、米国で5月の米卸売物価指数(PPI)が発表され、また、日本時間明日未明には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、Globee<5575>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、機械、卸売業などが値上がり率上位、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、トヨタ<7203>、神戸鋼<5406>、JFE<5411>、日本製鉄<5401>、コマツ<6301>、ファーストリテ<9983>、三井物<8031>、三菱商<8058>、ルネサス<6723>、デンソー<6902>、日立<6501>、アドバンテスト<6857>、三菱重<7011>、ホンダ<7267>、信越化<4063>などが上昇。他方、セイノーHD<9076>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、HOYA<7741>などが下落している。 <CS> 2023/06/14 09:36 寄り付き概況 日経平均は234円高でスタート、アドバンテストやトヨタなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32668.95;+234.95TOPIX;2249.87;+11.10[寄り付き概況] 13日の日経平均は234.95円高の32668.95円と3日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は189.55ドル高の34,066.33ドル、ナスダックは202.78ポイント高の13,461.92で取引を終了した。明日発表予定の5月消費者物価指数(CPI)の改善期待から買いが先行。金利の上昇を警戒し一時失速も、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを停止するとの思惑も強く、期待感から再び買いが強まった。ハイテク株の上昇も相場全体を押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.53%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.31%上昇と、ダウ平均(0.56%上昇)に比べ上昇率が高かったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の日経平均は一時急速に伸び悩む場面があったが、その後は下値の堅い展開だったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、東京市場は引き続き高値警戒感があり、利益確定売りが出やすかった。また、今週は内外で重要イベントが目白押しとなる中、今晩、米国で5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された法人企業景気予測調査によると、4-6月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はプラス2.7だった。前回調査の1-3月期はマイナス3.0、先行き7-9月期の見通しはプラス8.6となった。今日は、ABEJA<5574>が東証グロースに上場した。 セクター別では、輸送用機器、ゴム製品、保険業、金属製品、精密機器などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、海運業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、メルカリ<4385>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、三井物<8031>、大塚HD<4578>、丸紅<8002>、三菱商<8058>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、信越化<4063>などが上昇。他方、エーザイ<4523>、花王<4452>、東電力HD<9501>、郵船<9101>、川崎船<9107>、三菱重<7011>、NTT<9432>、OLC<4661>、ANYCOLOR<5032>などが下落している。 <CS> 2023/06/13 09:27 寄り付き概況 日経平均は146円高でスタート、ソシオネクストやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32412.12;+146.95TOPIX;2233.92;+9.60[寄り付き概況] 12日の日経平均は前週末比146.95円高の32412.12円と続伸でスタート。9日の米国市場でダウ平均は43.17ドル高の33876.78ドル、ナスダックは20.62ポイント高の13259.14で取引を終了。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え動きづらい展開となったが、寄り付き後はハイテク株の買いに支えられ、午前中は堅調に推移。ダウ平均は前日まで3日続伸、利益確定の売りも出やすく一時マイナスに転じる場面があったがプラス圏を回復。ナスダック指数は上げ幅を縮めるも好材料が出た銘柄を中心に買いが続いた。シカゴ日経225先物は大阪比125円高の32325円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行して取引を開始。ただし、今週は米国でFOMCのほか、CPIなど重要な経済指標の発表を控えていることもあり、徐々にこう着感が強まるとの指摘も市場からは聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、ソニーG<6758>、ニデック<6594>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、メルカリ<4385>などが買われている反面、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが売られている。業種別では、医薬品、繊維製品、ゴム製品などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/06/12 09:28 寄り付き概況 日経平均は286円高でスタート、ファーストリテや三井物などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31927.38;+286.11TOPIX;2205.81;+14.31[寄り付き概況] 9日の日経平均は286.11円高の31927.38円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は168.59ドル高の33833.61ドル、ナスダックは133.63ポイント高の13238.52で取引を終了した。朝方発表された経済指標が労働市場の軟化を示したことで、連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化への懸念が和らぎ、寄り付き後は上昇。新規失業保険申請件数が急増し、2021年10月以来の高水準となった。長期金利が低下しハイテク株に買い戻しの動きが見られたほか、中小型株に買いが入り相場を支えた。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)や物価関連指標の発表を控え動きづらい展開が続いているが、主要株価指数は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの2日間で800円を超す下げとなったが、引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待され、押し目買いが入りやすかった。一方、外為市場で1ドル=138円90銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、東京市場は高値警戒感が継続しており、引き続き利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で32018.38円だった。日本時間10時30分に、5月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、卸売業、医薬品、情報・通信業、サービス業、保険業などが値上がり率上位、海運業、石油石炭製品、鉱業、空運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、三井物<8031>、伊藤忠<8001>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、東京海上<8766>、三菱商<8058>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、任天堂<7974>、丸紅<8002>、エーザイ<4523>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、東エレク<8035>、味の素<2802>などが下落している。 <CS> 2023/06/09 09:34 寄り付き概況 日経平均は35円安でスタート、HOYAやキーエンスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31877.79;-35.95TOPIX;2207.14;+0.84[寄り付き概況] 8日の日経平均は35.95円安の31877.79円と続落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は91.74ドル高の33665.02ドル、ナスダックは171.52ポイント安の13104.90で取引を終了した。目新しい材料がないなか、寄り付きは買いが優勢。前日に続き製薬会社のメルクなど、ディフェンシブ銘柄が売られた一方、出遅れ感のあった景気敏感株の買いが目立った。建機のキャタピラーや工業製品・事務用品の3M、原油相場の上昇を受け再生可能燃料会社のシェブロンが買われた。一方のナスダック指数はマイクロソフトやアップルなど大型ハイテク株の下落が重しとなり、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった、また、外為市場で1ドル=139円90銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が大幅に下落した後ということから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など他の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日は日経平均が大幅に下落したが、東京市場は依然、高値警戒感があり、引き続き利益確定売りが出やすく、寄付き段階ではやや売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1-3月期の国内総生産(GDP)改定値は実質前期比0.7%増、年率換算では2.7%増だった。速報値は0.4%増、年率では1.6%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は、年率では1.9%増だった。同じく取引開始前に発表された4月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1兆8951億円の黒字。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆7000億円の黒字だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月28日-6月3日に国内株を10週連続で買い越した。買越額は6109億円だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、情報・通信業、サービス業、医薬品などが値下がり率上位、電気・ガス業、石油石炭製品、銀行業、鉄鋼、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、キーエンス<6861>、楽天グループ<4755>、ダイキン<6367>、SMC<6273>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>、ニデック<6594>などが下落。他方、エーザイ<4523>が買われ、神戸鋼<5406>、日立建<6305>、パナHD<6752>、JR東海<9022>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、三菱商<8058>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、三井物<8031>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857> などが上昇している。 <CS> 2023/06/08 09:35 寄り付き概況 日経平均は112円高でスタート、川崎重や7&iHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32618.78;+112.00TOPIX;2245.48;+9.20[寄り付き概況] 7日の日経平均は112.00円高の32618.78円と5日続伸して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は小反発。ダウ平均は10.42ドル高の33573.28ドル、ナスダックは46.99ポイント高の13276.42で取引を終了した。相場を動かす材料が乏しいなか序盤は軟調に推移。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見姿勢が広がった。製薬会社のメルクや管理医療会社のユナイテッド・ヘルスなどのディフェンシブ銘柄を中心に売りが出た一方、景気敏感株やこれまで売られていた地銀株などに買いが入り、相場を支えた。ダウ平均は一時160ドル超下げたが取引終盤にかけてはプラス圏に浮上、ナスダック指数は概ねプラス圏での推移となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。昨日の米市場でダウ平均は一時160ドルを超す下げとなったが、取引終了にかけて上げに転じたことも東京市場で安心感となった。また、東京市場は引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待されていることに加え、9日に控える株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いが入るとの見方もあった。一方、東京市場は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの4日間で1600円を超す上げとなったことから、短期的な過熱感も強まり、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、ゴム製品、証券商品先物、輸送用機器、非鉄金属、保険業などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、川崎重<7012>、ブリヂストン<5108>、ファナック<6954>、信越化<4063>、7&iHD<3382>、三井住友<8316>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、三菱重<7011>、みずほ<8411>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、日本製鉄<5401>、商船三井<9104>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、村田製<6981>、味の素<2802>、伊藤忠<8001>、三菱商<8058>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、三井物<8031>、ニデック<6594>、INPEX<1605>などが下落している。 <CS> 2023/06/07 09:32 寄り付き概況 日経平均は229円安でスタート、パナHDや三菱UFJなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31988.37;-229.06TOPIX;2206.20;-13.59[寄り付き概況] 6日の日経平均は229.06円安の31988.37円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反落。ダウ平均は199.90ドル安の33562.86ドル、ナスダックは11.34ポイント安の13229.43で取引を終了した。債務上限問題が解決したことによる安心感や6月は利上げが見送られるとの見方が相場の支えとなった一方、先週末の大幅上昇を受けた利益確定の売りが広がり、寄り付き後は一進一退。他方、5月ISM非製造業景況指数が悪化したことや米当局が大手米銀の資本要件を平均20%引き上げることを検討していると報じられ、軟調に推移した大手銀が相場の重しとなった。  今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=139円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、東京市場は高値警戒感が継続していることに加え、昨日の日経平均が大幅高となったことから、短期的な過熱感が強まり、利益確定売りが出やすかった。一方、引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待された。また、昨日の日経平均が節目の32000円を上回った後に上値追いとなり、高値引けとなったことから、相場の先高観がさらに強まったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比4.4%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.3%減だった。 セクター別では、銀行業、繊維製品、ガラス土石製品、精密機器、金属製品などが値下がり率上位、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、パナHD<6752>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、日立<6501>、日本郵政<6178>、ホンダ<7267>などが下落。他方、ローム<6963>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>などが上昇している。 <CS> 2023/06/06 09:45 寄り付き概況 日経平均は339円高でスタート、コマツや三井物などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31864.12;+339.90TOPIX;2210.15;+27.45[寄り付き概況] 5日の日経平均は339.90円高の31864.12円と3日続伸して取引を開始した。先週末2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は701.19ドル高の33762.76ドル、ナスダックは139.78ポイント高の13240.77で取引を終了した。債務上限を停止させる「財政責任法案」が上院でも可決、債務不履行(デフォルト)が回避されたことで安心感が広がり、寄り付きは上昇。5月雇用統計は強弱入り混じる内容だったが、連邦準備制度理事会(FRB)が今月半ばに控える連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを見送るのではとの見方につながり、相場を一段と押し上げた。景気敏感株の上昇が目立ち、ダウ平均の上昇幅は700ドルを超えた。主要株価指数は、週を通じて上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=140円10銭台と、先週末2日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、先週末の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら下落したことが、東京市場で半導体関連株などの株価の重しとなった。また、先週末までの2日間で日経平均が600円を超す上昇となり、およそ33年ぶりの高値水準となったことから高値警戒感が一段と強くなり、利益確定売りが出やすかった。さらに、米債務上限問題を巡る不透明感が解消されたことで、消去法的な理由から日本株に向かっていた投資資金が米国株などに還流する可能性が指摘されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時45分に、5月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では全業種が値上がり。繊維製品、鉱業、鉄鋼、パルプ・紙、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コマツ<6301>、三井物<8031>、パナHD<6752>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、三菱商<8058>、デンソー<6902>、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、三菱重<7011>、SMC<6273>、クボタ<6326>、ソシオネクスト<6526>などが上昇。他方、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などが下落している。 <CS> 2023/06/05 09:40 寄り付き概況 日経平均は152円高でスタート、エーザイやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31300.72;+152.71TOPIX;2159.32;+10.03[寄り付き概況] 2日の日経平均は152.71円高の31300.72円と続伸して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は反発。ダウ平均は153.30ドル高の33061.57ドル、ナスダックは165.70ポイント高の13100.98で取引を終了した。債務上限を停止させる法案が下院で可決されて警戒感が和らぐも、冴えない小売り決算が相場を押し下げ、寄り付きは軟調。5月ADP雇用統計が市場予想を上回る伸びを見せたほか、週次失業保険申請件数が市場予想ほど増えなかったことを受けて、金融引き締めが長引くとの観測も相場の重しとなった。一方、民主党のシューマー院内総務が上院での採決を急ぐ姿勢を見せると債務上限問題への警戒感が一段と和らぎ、ハイテク株の買戻しが相場を下支え、上昇に転じた後はプラス圏で推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク比率が高いナスダック総合指数が1.28%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.55%上昇と、ダウ平均(0.47%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。一方、東京市場では高値警戒感が継続しており、利益確定売りが出やすかった。また、外為市場で1ドル=138円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。さらに、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、卸売業、保険業、パルプ・紙、輸送用機器、精密機器などが値上がり率上位、空運業、陸運業、石油石炭製品、電気・ガス業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エーザイ<4523>、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、伊藤忠<8001>、リクルートHD<6098>、三菱電<6503>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、パナHD<6752>、任天堂<7974>、ニデック<6594>、HOYA<7741>、SMC<6273>などが上昇。他方、新光電工<6967>、富士通<6702>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、三井住友<8316>、東芝<6502>などが下落している。 <CS> 2023/06/02 09:38 寄り付き概況 日経平均は1円安でスタート、東京海上やアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30886.01;-1.87TOPIX;2130.77;+0.14[寄り付き概況] 1日の日経平均は1.87円安の30886.01円と続落して取引を開始した。前日5月31日の米国株式市場は下落。ダウ平均は134.51ドル安の32908.27ドル、ナスダックは82.14ポイント安の12935.29で取引を終了した。債務上限問題を巡りバイデン大統領とマッカーシー下院議長の合意を盛り込んだ「財政責任法案」の下院採決を控え、警戒感から寄り付きは下落。また、4月JOLTS求人件数が予想外に増加し追加利上げへの警戒感が高まったこと、中国の経済指標が市場予想を下回ったことも相場の重しとなった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官らの発言を受けて6月会合での利上げが見送られる可能性が再浮上すると、午後には下げ幅が縮めた。月を通じてダウ平均は下落、ナスダックは上昇した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、一時300ドルを超す下げとなった後に下げ渋ったことが東京市場で一定の安心感となった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目買いも見られ、株価支援要因となった。一方、昨日の米市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東京市場には依然、高値警戒感があり、利益確定売りが出やすく、寄付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された1-3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比11.0%増だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月21-27日に国内株を9週連続で買い越した。買越額は3792億円だった。 セクター別では、保険業、金属製品、鉱業、証券商品先物、銀行業などが値下がり率上位、卸売業、食料品、医薬品、情報・通信業、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、コマツ<6301>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、SMC<6273>、OLC<4661>、AGC<5201>などが下落。他方、三菱商<8058>、三井物<8031>、花王<4452>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、丸紅<8002>、武田薬<4502>、伊藤忠<8001>、ソニーG<6758>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。 <CS> 2023/06/01 09:34 寄り付き概況 日経平均は271円安でスタート、レーザーテックやINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31057.09;-271.07TOPIX;2143.23;-15.99[寄り付き概況] 31日の日経平均は271.07円安の31057.09円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は50.56ドル安の33042.78ドル、ナスダックは41.74ポイント高の13017.43で取引を終了した。週末にバイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務上限の引き上げで合意したことを受け、寄り付きは上昇。しかし、合意案に民主・共和両党それぞれから一部議員の反対が予想されていることから、議会採決の行方に対する警戒感が相場の重しとなった。ダウ平均は終盤にかけて下げ幅を縮小し、小幅安で終了。ナスダック指数は長期金利の低下やエヌビディア(NVDA)の上昇が相場を支えるも伸び悩んだ。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東京市場は引き続き高値警戒感が強いことに加え、外為市場で1ドル=139円80銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、引き続き外国人投資家などによる日本株の見直し買いが期待された。また、昨日の日経平均が前場は下落したが31100円近辺で買いが入る展開となり、後場に上げに転じたことから、相場の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.4%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.5%上昇だった。日本時間10時30分に、5月の中国製造業と非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、石油石炭製品、卸売業、鉄鋼、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、INPEX<1605>、コマツ<6301>、住友鉱<5713>、アドバンテスト<6857>、丸紅<8002>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、三菱商<8058>、中外薬<4519>、オリンパス<7733>、日本製鉄<5401>、ホンダ<7267>、住友商<8053>、ソシオネクスト<6526>などが下落。他方、日野自<7205>が買いを集め、アサヒ<2502>、HOYA<7741>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。 <CS> 2023/05/31 09:40 寄り付き概況 日経平均は37円安でスタート、ソフトバンクGやサカタのタネなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31196.24;-37.30TOPIX;2156.37;-4.28[寄り付き概況] 30日の日経平均は37.30円安の31196.24円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日29日の米株式市場は戦没者追悼記念日の祝日のため休場。欧州の株式市場は、英市場は休場、独DAXが0.19%安、仏CAC40が0.20%安だった。 今日の東京株式市場はやや売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、日経平均は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの3日間で500円を超す上昇となったことから、短期的な過熱感も意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、海外投資家などによる日本株の見直し買いが続くとの見方が継続し、株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均は朝方の買い一巡後は伸び悩んだものの、後場は下値の堅い展開となったことから、ここからの下値は限定的との見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.2ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.7%だった。また、4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.32倍だった。 セクター別では、金属製品、保険業、水産・農林業、建設業、パルプ・紙などが値下がり率上位、海運業、精密機器、鉄鋼、医薬品、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、サカタのタネ<1377>、クボタ<6326>、三菱重<7011>、花王<4452>、クリエイトSD<3148>、三井物<8031>、住友商<8053>、伊藤忠<8001>、東京海上<8766>、ソフトバンク<9434>、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>などが下落。他方、川崎船<9107>、郵船<9101>、第一三共<4568>、神戸鋼<5406>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などが上昇している。 <CS> 2023/05/30 09:46 寄り付き概況 日経平均は471円高でスタート、レーザーテックやトヨタ自などが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31388.01;+471.70TOPIX;2171.27;+25.43[寄り付き概況] 29日の日経平均は前週末比471.70円高の31388.01円と大幅に3営業日続伸でスタート。26日の米国市場でダウ平均は328.69ドル高の33093.34ドル、ナスダックは277.59ポイント高の12975.69で取引を終了。債務上限交渉についてマッカーシー下院議長が進展があったと明らかにし、妥結期待から買いが先行。経済指標では、4月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想を上回ったものの、5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が改善した一方で1年期待インフレ率が予想外に低下したことが好感された。 また、人工知能(AI)技術革命を期待したハイテク株買いが続き、相場を押し上げた。主要株価指数は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比540円高の31500円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はギャップアップから取引を開始。債務上限交渉について、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が基本合意に達したことはポジティブ。ただし、今週も米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えるなか、徐々にこう着感が強まるとの声も聴かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、三菱商事<8058>、ファーストリテ<9983>、三菱重工<7011>、丸紅<8002>、HOYA<7741>、ホンダ<7267>など主力処は全般買われている。業種別では、卸売、電気機器、精密機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/05/29 09:27 寄り付き概況 日経平均は108円高でスタート、東エレクやスクリーンHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30909.61;+108.48TOPIX;2151.74;+5.59[寄り付き概況] 26日の日経平均は108.48円高の30909.61円と続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は35.27ドル安の32764.65ドル、ナスダックは213.93ポイント高の12698.09で取引を終了した。債務上限交渉が難航し、一部格付け会社が国の格付け引き下げの可能性も示唆したため寄り付き後、下落。交渉に引き続き進展なく、債務不履行懸念の売りも続き、ダウ平均は一段安となった。さらに、1-3月期国内総生産(GDP)改定値や雇用関連指標が予想を上振れ追加利上げが織り込まれたこともさらなる売り圧力となった。一方で、ナスダックは昨日引け後に発表された半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)の強い決算を受けて終日堅調に推移し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.71%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.81%上昇と大幅に上げており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=140円00銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が5日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は25日移動平均線からの乖離率が依然、4%を超すなど、短期的な過熱感が継続しており、週末ということもあり利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.3%上昇だった。 セクター別では、空運業、その他製品、海運業、精密機器、輸送用機器などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、小売業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、三菱商<8058>、丸紅<8002>、ルネサス<6723>、JAL<9201>、HOYA<7741>、川崎船<9107>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、OLC<4661>、JR東<9020>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、7&iHD<3382>、ジョイフル本田<3191>、サカタのタネ<1377>、コスモス薬品<3349>、第一三共<4568>、日本製鉄<5401>、オリンパス<7733>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2023/05/26 09:33 寄り付き概況 日経平均は83円安でスタート、第一三共やリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30599.27;-83.41TOPIX;2142.23;-10.17[寄り付き概況] 25日の日経平均は83.41円安の30599.27円と3日続落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続落。ダウ平均は255.59ドル安の32799.92ドル、ナスダックは76.08ポイント安の12484.16で取引を終了した。債務上限交渉が行き詰まり、債務不履行を警戒した売りが先行。マッカーシー下院議長が様々な点で依然隔たりがあると悲観的な見解を示すと売りに拍車がかかった。連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを見込んだ金利上昇も重しとなった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、中国で新型コロナ感染が再拡大していると伝えられ、昨日、上海総合指数や香港ハンセン指数が大きく下げたこともあり、インバウンド消費拡大などへの期待感が後退し、東京市場の株価を抑える要因となった。一方、外為市場で1ドル=139円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日、日経平均は下落したが、午後に下げ渋る展開となったことから、下値では買いが入りやすいとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は14-20日に国内株を8週連続で買い越した。買越額は8675億円だった。 セクター別では、保険業、電気・ガス業、陸運業、非鉄金属、パルプ・紙などが値下がり率上位、鉱業、空運、化学、金属製品、電気機器が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>、日本郵政<6178>、日立<6501>、三菱電<6503>、郵船<9101>、ソニーG<6758>、三井住友<8316>、富士通<6702>、オリンパス<7733>、東電力HD<9501>などが下落。他方、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、エーザイ<4523>、レーザーテック<6920>、楽天グループ<4755>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、キヤノン<7751>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>などが上昇している。 <CS> 2023/05/25 09:37 寄り付き概況 日経平均は229円安でスタート、東エレクやエムスリーなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30728.69;-229.08TOPIX;2152.26;-9.23[寄り付き概況] 24日の日経平均は229.08円安の30728.69円と続落して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は下落。ダウ平均は231.07ドル安の33055.51ドル、ナスダックは160.53ポイント安の12560.25で取引を終了した。債務上限交渉への先行き不透明感から寄り付き後、下落。マッカーシー下院議長の「合意ないが、いままでにない進展」との楽観的見解を好感し一時下落幅を縮小した。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続を見込んだ金利上昇も上値を抑制。債務上限交渉関係者の「依然かなりの隔たりがある」との見解が報じられると不透明感が広がり、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.26%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.17%下落と、ダウ平均(0.69%下落)に比べて下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、昨日は日経平均が上昇一服となったが、依然、高値警戒感が強く、利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の東京市場で日経平均は9日ぶりに反落したものの、後場に下げに転じた後は下値の堅い展開となったことから、相場は底堅いとの見方が指摘されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、電気機器、サービス業、精密機器、その他金融業、化学などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業、輸送用機器、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、NTT<9432>、ニデック<6594>、村田製<6981>などが下落。他方、トヨタ<7203>、ソシオネクスト<6526>、丸紅<8002>、INPEX<1605>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、日本製鉄<5401>、三菱商<8058>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、楽天グループ<4755>などが上昇している。 <CS> 2023/05/24 09:30 寄り付き概況 日経平均は158円高でスタート、リクルートHDや三井物などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31245.72;+158.90TOPIX;2183.68;+7.78[寄り付き概況] 23日の日経平均は158.90円高の31245.72円と9日続伸して取引を開始した。前日22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は140.05ドル安の33286.58ドル、ナスダックは62.88ポイント高の12720.78で取引を終了した。バイデン大統領と下院議長の債務上限交渉再開を控えた期待感で上昇スタート。その後、下院議長が交渉に悲観的な見方を示したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げ継続の必要性を主張したことで金利高警戒感も強まり、ダウ平均は下落に転じた。ただ、交渉を控えた様子見気配が強まり、その後はもみ合い。ハイテクは終日堅調に推移し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数、S&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などは上昇しており、東京市場で株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=138円50銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が続落したことは東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの8日続伸で1900円を超す上げとなり、高値警戒感がさらに強まり、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、海運業、その他金融業、輸送用機器、医薬品、サービス業などが値上がり率上位、石油石炭製品、電気・ガス業、陸運業、空運業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、三井物<8031>、ルネサス<6723>、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、オリックス<8591>、ソシオネクスト<6526>、資生堂<4911>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>、三菱商<8058>などが上昇。他方、ソニーG<6758>、日立<6501>、東エレク<8035>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、楽天グループ<4755>などが下落している。 <CS> 2023/05/23 09:40 寄り付き概況 日経平均は72円安でスタート、ルネサスやファーストリテなどが売られている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30735.71;-72.64TOPIX;2158.27;-3.42[寄り付き概況] 22日の日経平均は前週末比72.64円安の30735.71円と反落でスタート。19日の米国市場でダウ平均は109.28ドル安の33426.63ドル、ナスダックは30.94ポイント安の12657.90で取引を終了。 債務上限問題の解決期待を受けた買いが先行して始まった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに慎重な考えを示し、6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が後退。 しかし、債務上限の交渉が中断されたことが報じられると先行き警戒感が再燃し売りに転じた。さらに、イエレン財務長官がさらなる銀行合併が必要になるかもしれないと大手銀の幹部に伝えたとの一部報道を受け、地銀経営不安の再燃も重しになった。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の30855円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや売りが先行。先週の日経平均は連日のギャップアップからの上昇でバブル後の高値を更新したこともあり、急ピッチの上昇に対する利益確定の動きが入りやすく、朝方の下げは想定内といったところ。その後は下げ幅を縮小する動きに。 東証プライム市場の売買代金上位では、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>などが売られている一方、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、アドバンテ<6857>、武田薬<4502>、MS&AD<8725>などが買われている。業種別では、精密機器、繊維製品、電気機器などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/05/22 09:36 寄り付き概況 日経平均は273円高でスタート、パナHDやSUMCOなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30847.36;+273.43TOPIX;2167.16;+9.31[寄り付き概況] 19日の日経平均は273.43円高の30847.36円と7日続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は115.14ドル高の33535.91ドル、ナスダックは188.27ポイント高の12688.84で取引を終了した。週次失業保険申請件数の減少を受けて追加利上げ観測が強まり、金利高を警戒した売りが序盤は上値を抑制。一方、マッカーシー下院議長が来週にも下院で債務上限問題を討議する見通しを示すと債務上限交渉の妥結期待が高まり相場は上昇に転換。ハイテク株は終日堅調で相場をけん引、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でも、ナスダック総合指数が1.51%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.16%上昇と、ダウ平均(0.34%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=138円60銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、市場では高値警戒感が継続する中、日経平均は昨日までの6日続伸で1400円を超す上げとなり、短期的な過熱感が意識され、株価を抑える要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.4%上昇だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、機械、輸送用機器、化学などが値上がり率上位、海運業、銀行業、パルプ・紙、陸運業、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、パナHD<6752>、SUMCO<3436>、ローム<6963>、SMC<6273>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、ファナック<6954>、信越化<4063>、丸紅<8002>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、富士フイルム<4901>、ダイキン<6367>などが上昇。他方、すかいらーくHD<3197>、KDDI<9433>、NTT<9432>、郵船<9101>、コスモス薬品<3349>、三井住友<8316>、日立<6501>などが下落している。 <CS> 2023/05/19 09:37 寄り付き概況 日経平均は338円高でスタート、東エレクやあおぞら銀行などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30432.54;+338.95TOPIX;2153.28;+19.67[寄り付き概況] 18日の日経平均は338.95円高の30432.54円と6日続伸して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は408.63ドル高の33420.77ドル、ナスダックは157.51ポイント高の12500.57で取引を終了した。地銀セクターの回復を好感し上昇して始まった。4月住宅着工件数の増加を受けて景気後退懸念が緩和したことも相場を押し上げた。また、バイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務不履行回避を確信していると発言すると投資家心理が改善、買い戻しに拍車がかかり、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=137円60銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均が昨日、心理的な節目とされる30000円を回復したことから利益確定売りが出やすく、また、日経平均は昨日まで4日連続で1日の上げ幅が200円を超えたことなどから、短期的な過熱感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の貿易収支は4324億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は6000億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月7-13日に国内株を7週連続で買い越した。買越額は8083億円だった。 セクター別では、鉱業、海運業、精密機器、電気機器、石油石炭製品などが値上がり率上位、パルプ・紙、電気・ガス業、水産・農林業、食料品、建設業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、あおぞら銀行<8304>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、ローム<6963>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、キヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、HOYA<7741>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、サイバー<4751>、KDDI<9433>、クスリのアオキ<3549>などが下落している。 <CS> 2023/05/18 09:44 寄り付き概況 日経平均は69円高でスタート、レーザーテックや東エレクなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29912.44;+69.45TOPIX;2128.84;+1.66[寄り付き概況] 17日の日経平均は69.45円高の29912.44円と5日続伸して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は反落。ダウ平均は336.46ドル安の33012.14ドル、ナスダックは22.16ポイント安の12343.05で取引を終了した。4月小売売上高や連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受け、追加利上げ観測が高まり、金利高を警戒した売りにより下落して始まった。また、バイデン大統領と議会指導者との債務上限交渉の再開については速やかな合意は不可能との悲観的な見方も重しとなり、終盤にかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。海外投資家などが日本株を見直す動きが継続し、東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=136円40銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均が連日の年初来高値となっていることから利益確定売りが出やすくなっている。また、日経平均は昨日までの4日続伸で700円を超す上げとなっていることから、短期的な過熱感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1-3月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比0.4%増、年率換算では1.6%増だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.2%増、年率では0.7%増だった。 セクター別では、サービス業、保険業、繊維製品、その他製品、電気機器などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、水産・農林業、金属製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、OLC<4661>、レーザーテック<6920>、第一生命HD<8750>、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、任天堂<7974>、ルネサス<6723>、富士フイルム<4901>、ソニーG<6758>、ヤマハ発<7272>などが上昇。他方、楽天グループ<4755>、京セラ<6971>、クスリのアオキ<3549>、オリンパス<7733>、丸紅<8002>、日本製鉄<5401>、武田薬<4502>、ソシオネクスト<6526>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、村田製<6981>、郵船<9101>、商船三井<9104>などが下落している。 <AK> 2023/05/17 09:54 寄り付き概況 日経平均は211円高でスタート、T&DHDやリクルートHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29838.01;+211.67TOPIX;2124.92;+10.07[寄り付き概況] 16日の日経平均は211.67円高の29838.01円と4日続伸して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反発。ダウ平均は47.98ドル高の33348.60ドル、ナスダックは80.47ポイント高の12365.21で取引を終了した。バイデン大統領が債務上限交渉を巡り「妥結は可能」と言及し、警戒感の緩和から上昇して始まった。しかし、5月NY連銀製造業景気指数が前月から大幅に悪化したため景気減速を警戒した売りが強まったほか、アトランタ連銀のボスティック総裁やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が追加利上げの可能性にも言及したため、金利高を警戒した売りで一時下落に転じた。終盤にかけては、大統領と議会指導者との債務上限交渉を明日に控え、買戻しが強まりプラス圏を回復した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが、東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.68%上昇と、ダウ平均(0.14%上昇)やナスダック総合指数(0.66%上昇)と比べて上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。一方、日経平均が心理的な節目の30000円に近付いていることから、利益確定売りが出やすくなっている。また、主要企業の3月期決算発表が一巡したことから、当面、手掛かり材料難となるとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間11時に、4月の中国工業生産高、中国小売売上高などが発表される。 セクター別では、鉱業、パルプ・紙、鉄鋼、電気機器、医薬品などが値上がり率上位、ゴム製品、海運業、保険業、不動産業、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、T&DHD<8795>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、京セラ<6971>、INPEX<1605>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、エーザイ<4523>、ソシオネクスト<6526>、パナHD<6752>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、荏原製<6361>、スズキ<7269>、日本郵政<6178>、第一生命HD<8750>、楽天グループ<4755>、レゾナック・ホールディングス<4004>、テルモ<4543>、三井住友<8316>、ヤマハ発<7272>、東電力HD<9501>、東京海上<8766>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2023/05/16 09:38 寄り付き概況 日経平均は158円高でスタート、NTTや三菱UFJなどが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29547.04;+158.74TOPIX;2107.41;+11.02[寄り付き概況] 15日の日経平均は前週末比158.74円高の29547.04円と3営業日続伸でスタート。12日の米国市場でダウ平均は8.89ドル安の33300.62ドル、ナスダックは43.76ポイント安の12284.74で取引を終了。地銀セクタ―が下げ止まった安心感から買いが先行して始まった。その後、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回り、景気減速懸念が強まったことで下落に転じた。 また、同指数の長期期待インフレ率が予想外に上昇し2011年以降で最高に達したため、6月の利上げ停止期待が後退し、金利高に伴う売りが相場を押し下げた。加えて、連邦政府の債務上限問題を巡る懸念も重しになった。ただ、終盤にかけ、バイデン大統領とマッカーシー下院議長の電話会談や来週の会合が明らかになると警戒感が緩和し下げ幅を縮小した。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の29575円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや買いが先行。約1年半ぶりに29500円台を回復しセンチメントがやや上向く格好に。 東証プライム市場の売買代金上位では、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、日本製鉄<5401>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、楽天G<4755>、KDDI<9433>、神戸鋼<5406>などが買われている一方、東エレク<8035>、オリンパス<7733>、クボタ<6326>、日産自<7201>などが売られている。業種別では、鉄鋼、建設、その他金融などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/05/15 09:36 寄り付き概況 日経平均は72円高でスタート、神戸鋼やKDDIなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29199.30;+72.58TOPIX;2088.39;+5.30[寄り付き概況] 12日の日経平均は72.58円高の29199.30円と続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は221.82ドル安の33309.51ドル、ナスダックは22.07ポイント高の12328.51で取引を終了した。地銀のパックウェスト(PACW)の預金減少を受けて金融不安が再燃し、寄り付き後、一時大幅に下落。日中も同セクターの下落が相場全体を押し下げ軟調に推移した。シリコンバレー銀行の破綻による損失を埋めるため、連邦預金保険公社(FDIC)が大手銀に対し多額の追加負担を求める計画だとの報道も金融の懸念材料となった。一方、4月卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったため金利先高観の後退でハイテクの買いが相場を支援した。ナスダック総合指数はプラス圏を回復し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数が小幅ながら続伸したことが東京市場でハイテク株などの株価支援要因となった。また、主要企業の3月期決算発表が佳境となり、好業績銘柄への物色意欲が相場を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均やS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の重しとなった。また、日経平均が依然、年初来高値近辺にあることから、利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物オプション5月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で29235.08円だった。 セクター別では、精密機器、ゴム製品、パルプ・紙、鉄鋼、その他製品などが値上がり率上位、石油石炭製品、海運業、銀行業、その他金融業、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、神戸鋼<5406>、KDDI<9433>、日産自<7201>、HOYA<7741>、ホンダ<7267>、ルネサス<6723>、伊藤忠<8001>、キーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>、オリンパス<7733>、村田製<6981>、テルモ<4543>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、アステラス薬<4503>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、武田薬<4502>、シャープ<6753>、カシオ<6952>、ソフトバンクG<9984>、セコム<9735>、ファナック<6954>、味の素<2802>、ツルハHD<3391>、三菱UFJ<8306>、レーザーテック<6920>などが下落している。 <CS> 2023/05/12 09:48 寄り付き概況 日経平均は11円安でスタート、協和キリンや花王などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29110.79;-11.39TOPIX;2081.54;-4.37[寄り付き概況] 11日の日経平均は11.39円安の29110.79円と続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は30.48ドル安の33531.33ドル、ナスダックは126.89ポイント高の12306.44で取引を終了した。4月消費者物価指数(CPI)でインフレの鈍化基調が確認されたため、利上げ停止観測が高まり、上昇して始まった。ただ鈍化ペースは依然遅く、また、根強い景気後退懸念もくすぶり、ダウ平均は下落に転じた。一方、金利低下に伴うハイテクの買いが続き、ナスダック総合指数は終日堅調に推移。主要株価指数はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日は下落したが、依然、高値圏にあり、利益確定売りも出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は3日続落したが、ナスダック総合指数が反発し、東京市場でハイテク株などの株価下支え要因となった。また、ダウ平均は小幅に下落したものの、一時300ドルを超す下げとなった後、取引終了にかけて下げ渋ったことも、東京市場で一定の安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、引き続き好業績銘柄への物色意欲が相場を支える要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月22-29日に国内株を3880億円買い越し、4月30日-5月3日に3731億円買い越した。 セクター別では、非鉄金属、卸売業、ゴム製品、倉庫運輸関連、建設業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、電気機器、サービス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、協和キリン<4151>、花王<4452>、住友鉱<5713>、コニカミノルタ<4902>、日清食HD<2897>、三菱重<7011>、川崎船<9107>、三井物<8031>、ソフトバンク<9434>、三菱商<8058>、ホンダ<7267>、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、ブリヂストン<5108>、三菱自<7211>、任天堂<7974>などが下落。他方、パナHD<6752>、ヤマトHD<9064>、富士フイルム<4901>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、楽天グループ<4755>、INPEX<1605>、楽天銀行<5838>、日本製鉄<5401>、レーザーテック<6920>、バンナムHD<7832>、ENEOS<5020>、ディスコ<6146>、塩野義薬<4507>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、アシックス<7936>などが上昇している。 <CS> 2023/05/11 09:39 寄り付き概況 日経平均は53円安でスタート、大平金や三菱自などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29189.41;-53.41TOPIX;2096.62;-0.93[寄り付き概況] 10日の日経平均は53.41円安の29189.41円と反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は56.88ドル安の33561.81ドル、ナスダックは77.36ポイント安の12179.55で取引を終了した。地銀セクターの売りが再開し、寄り付き後、下落。消費者物価指数(CPI)の発表を明日に控える中、金利が上昇したことも重しとなり日中も軟調に推移した。終盤にかけ、NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で利上げ停止の可能性を示唆すると地銀株の回復に連れて株式相場は下げ幅を縮小。しかし、バイデン大統領と議会指導者との会合を控えて債務上限問題への懸念がくすぶる中、マイナス圏で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日、日経平均が終値ベースで年初来高値となったことから、利益確定売りが出やすかった。さらに、今晩、米国で4月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好業績銘柄への物色意欲が株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=135円20銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準となっていることが株式市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、医薬品、輸送用機器、機械、ゴム製品、精密機器などが値下がり率上位、鉄鋼、パルプ・紙、卸売業、小売業、ガラス土石製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大平金<5541>、三菱自<7211>、三越伊勢丹<3099>、ダイキン<6367>、太陽誘電<6976>、三菱電<6503>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、ユニチャーム<8113>、エーザイ<4523>、レーザーテック<6920>、ローム<6963>、トヨタ<7203>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>などが下落。他方、横河電<6841>、丸井G<8252>、三菱商<8058>、ディスコ<6146>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、丸紅<8002>、IHI<7013>、ファナック<6954>、三井住友<8316>などが上昇している。 <CS> 2023/05/10 09:48 寄り付き概況 日経平均は70円高でスタート、日本製鉄やJFEなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29020.63;+70.75TOPIX;2076.44;+5.23[寄り付き概況] 9日の日経平均は70.75円高の29020.63円と反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は55.69ドル安の33618.69ドル、ナスダックは21.50ポイント高の12256.92で取引を終了した。地銀セクターの回復で金融不安が緩和したため、寄り付き後、上昇。その後、連邦政府の債務不履行リスクを警戒した売りに押され下落に転じた。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)銀行融資担当者調査で融資基準が一段と厳格化されたことやビジネス融資需要の弱さが証明されると、売り圧力がさらに強まり下落幅を拡大。一方、今週予定されている消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標発表を控え下値も限定的となり、終盤にかけて下げ幅を縮小した。ナスダック総合指数はプラス圏を回復し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したものの、ナスダック総合指数、S&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などの指数は上昇しており、東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=135円10銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均は昨日は5日ぶりに反落したものの、依然、高値圏にあり、利益確定売りが出やすかった。また、発表が佳境となっている主要企業の3月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.9%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.4%増だった。 セクター別では、鉄鋼、海運業、保険業、鉱業、その他金融業などが値上がり率上位、精密機器、水産・農林業、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、NRI<4307>、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、オリックス<8591>、エーザイ<4523>、SUMCO<3436>、東京海上<8766>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、三井物産<8031>、三井住友<8316>、日立<6501>などが上昇。他方、リコー<7752>、HOYA<7741>、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、丸紅<8002>、三菱商事<8058>などが下落している。 <CS> 2023/05/09 09:32 寄り付き概況 日経平均は62円安でスタート、レーザーテックやソニーGなどが売られている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29095.46;-62.49TOPIX;2073.25;-2.28[寄り付き概況] 8日の日経平均は前営業日比62.49円安の29095.46円と反落でスタート。5日の米国市場でダウ平均は546.64ドル高の33674.38ドル、ナスダックは269.02ポイント高の12235.41で取引を終了。健全性が警戒され前日に大きく売られた地銀の株価が大幅反発したことで警戒感が緩和、さらに携帯端末アップル(AAPL)の好決算も好感され、寄り付き後、上昇。4月雇用統計が総じて予想を上回ると経済のソフトランディング期待から買戻しが強まり、相場全体を一段と押し上げた。 また、セントルイス連銀のブラード総裁が銀行のストレスを巡り「制御可能」との見解を示し、金融不安がさらに緩和したことも買い材料となり、終盤にかけて、上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の29100円。本日の日経平均は売りが先行、その後にやや下げ幅を広げている。相場に対する過度な警戒感は後退している反面、今週は決算発表がピークを迎えることもあって、手掛けにくさが意識されているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などが売られている一方、JT<2914>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、日立<6501>などが買われている。業種別では、鉱業、石油石炭、精密機器などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/05/08 09:32

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