寄り付き概況

日経平均は332円安でスタート、ファーストリテや東エレクなどが下落

配信日時:2023/10/16 09:33 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31983.04;-332.95TOPIX;2288.32;-20.43


[寄り付き概況]

 10月16日の日経平均は前週末比332.95円安の31983.04円と大幅続落でスタート。13日の米国市場でダウ平均は39.15ドル高の33670.29ドル、ナスダックは166.99ポイント安の13407.23で取引を終了。

 銀行のシティ(C)やJPモルガン(JPM)などの好決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、航空機メーカー、ボーイング(BA)の下落や10月ミシガン大学消費者信頼感指数の悪化を嫌気した売りに押され、ダウは一時下落に転じたが、底堅く推移した。

 一方でハイテクは根強い金利先高観に手仕舞い売りが優勢となり軟調推移を継続し、まちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比365円安の31885円。本日の日経平均は売りが先行。引き続き先週の大幅なリバウンドに対する反動に加え、中東情勢の一段の緊迫化なども警戒されているようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<
9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテ<6857>、ルネサス<6723>などが下落。業種別では、機械、電気機器、輸送用機器などが下落率上位で推移している。
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