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みんかぶニュース 個別・材料 タツタ電線が22年3月期売上高を下方修正、利益見通しは据え置き  タツタ電線<5809.T>が取引終了後、22年3月期連結売上高が652億円から617億円(前期比13.2%増)へ、当初の会社計画を下回りそうだと発表した。電線・ケーブル事業セグメントおよび電子材料事業セグメントで減収となる見込みであるため。構成改善およびコスト・ロス削減により、営業利益36億円(同1.9%増)、純利益26億5000万円(同0.2%増)の見通しは据え置いた。  あわせて発表した22年3月期第2四半期(4~9月)連結売上高は296億400万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は17億400万円(同15.3%減)、純利益は13億3400万円(同8.7%減)となった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 17:27 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め観測でドル買い継続 26日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。ユーロ圏経済の減速懸念でユーロ・ドルが弱含み、ドル・円を支える見通し。また、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め期待を背景に、金利高に振れればドル買いは継続しそうだ。前日発表されたドイツのIFO企業景況感指数が予想よりも低調だったほか、ドイツ連銀の月報で目先の減速の可能性が示され、ユーロ売りが強まった。ユーロ・ドルは1.16ドルを、ユーロ・円は132円をそれぞれ割り込んでいる。本日アジア市場では日経平均株価の大幅高でリスク選好的な円売りが優勢となり、主要通貨を押し上げる展開に。また、米金利の持ち直しでドル買いも観測され、ドル・円は114円付近に浮上した。この後の海外市場では今後の欧米中銀による政策決定が注目され、思惑が広がりやすい。欧州中銀(ECB)はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を来年3月に見直すものの、28日開催の理事会では引き締めには慎重とみられ、ユーロは買いづらい。一方、11月2-3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買入れの段階的縮小(テーパリング)開始の表明が織り込まれ、ドルは売りづらい。また、米株高が堅調なら、円売りがドルを押し上げそうだ。【今日の欧米市場の予定】・22:00 米・8月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+1.5%、7月:+1.4%)・22:00 米・8月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+20.00%、7月:+19.95%)・23:00 米・9月新築住宅販売件数(予想:75.6万戸、8月:74.0万戸)・23:00 米・10月消費者信頼感指数(予想:108.5、9月:109.3)・23:00 米・10月リッチモンド連銀製造業指数(予想:5、9月:-3)・02:00 米財務省・2年債入札 <FA> 2021/10/26 17:25 みんかぶニュース 個別・材料 ムサシが22年3月期業績及び配当予想を増額修正  ムサシ<7521.T>が26日の取引終了後、22年3月期の連結業績について、営業利益を10億1600万円から12億8400万円(前期9700万円の赤字)へ、純利益を5億7400万円から7億4200万円(同2800万円の赤字)へ上方修正した。  上期に印刷機器や貨幣処理機器、紙・紙加工品販売が落ち込み、売上高は370億5800万円から356億4600万円(前期比17.8%増)へ下方修正した。ただ、文書のデジタル化事業が順調なほか、自社開発商品である選挙システム機材販売の好調に伴い収益性が高まり利益を押し上げるとしている。  また、業績の上方修正に伴い従来中間・期末各12円の年24円としていた配当予想について、中間で特別配当6円を実施し年30円にすると発表した。前期の実績に対しては6円の増配となる予定だ。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 17:22 注目トピックス 経済総合 水中覇権と安全−米原子力潜水艦の事故−【実業之日本フォーラム】 2021年10月7日、米海軍協会(USNI)ニュースは、10月2日に米海軍シーフルフ級攻撃型原子力潜水艦コネチカット(SSN-22)が南シナ海において、水中を航行中に、何らかの物体に衝突したと伝えた。乗員11名が負傷したが原子炉及び周辺区画に損傷はなく、水上航走でグアムに向かうとしている。10月8日にグアムに到着したことが報道されており、今後事故調査及び修理が実施される予定である。中国解放軍報は10月12日、事故の場所、核燃料漏洩の有無及び航行安全や漁業に与える影響について速やかに情報公開すべきであると論評している。事故を起こした米海軍攻撃型原子力潜水艦コネチカットは、シーフルフ級2番艦である。同級潜水艦は、冷戦時代の高性能ソ連潜水艦に対応するため、静粛性、潜航深度、高性能センサーの装備等極めて能力の高い原子力潜水艦として計画され、従来のロサンジェルス級の後継として20隻以上の建造が予定されていた。しかしながら、冷戦の終結と、高性能が故の建造費高騰も相まって、3隻で建造が打ち切られた。1番艦が就役してから20年が経過するが、依然として高性能潜水艦の地位を保っている。USNI紙によれば、コネチカットは、5月に母港である米国西岸のワシントン州、ブレマートンを出港、西太平洋に展開中であり、少なくとも2回日本に入港したとしている。在日米海軍司令部は7月31日に横須賀の米軍基地に入港する同艦の写真を公開している。水中排水量9,000トンを超える潜水艦で、11人が怪我をしたという事は、比較的大きな衝撃があったと推測される。従って、衝突した相手は、船舶等ではなく、海山又は海底に設置された人工物の可能性が有る。米原子力潜水艦が海山に接触した例は過去にもある。2005年1月、グアムを出港しオーストラリアに向かったロサンジェルス級攻撃型原子力潜水艦サンフランシスコは海山に正面衝突し、1名死亡、23名負傷、船首部が大きく破損するという事故を起こしている。当時の報道によれば、サンフランシスコは深度525フィート(約140m)を30ノット(時速約55Km)で航行していたとされている。海山への衝突原因は、米海軍が広大な太平洋の海底地形を十分に把握せず、サンフランシスコも不十分な情報しかないにも関わらず、高速航行したことがあげられている。潜水艦は通常航行時、パッシブ・ソーナーしか使用しないため、海山や海底構造物といった自ら音を出さない目標の存在を感知することはできない。従って、浅海域や複雑な海底地形の海域を航行する場合は、低速力で、水深を測定しながら航行する。サンフランシスコは、航行海域にそのような海山があるとは全く予想していなかったのであろう。一方、今回コネチカットが損傷したのは南シナ海である。島嶼が点在し、海中の音響特性も複雑である。米軍は南シナ海の海洋調査を積極的に実施している。2009年3月及び5月には米海軍音響測定艦の行動を中国漁船が妨害しており、2016年12月には米海軍海洋観測艦の無人潜水機を中国海軍艦艇が捕獲する事件も生起している。米軍は太平洋に比較すると詳細な海底地図を保有していると見られるが、航行船舶も多く、漫然と航行できる海域ではない。被害状況や原因は今後明らかにされると思われるが、少なくとも潜水艦乗員の注意不足は否めない。コネチカットは南シナ海からグアムまで6日間水上航走していることから、潜没航行ができない何らかの原因、例えば船体に亀裂が入っている可能性もある。今回の事故は、図らずも南シナ海において激しく水中覇権が争われていることを白日の下にさらしたと言えるであろう。攻撃型原子力潜水艦は、その能力から次のような任務が割り当てられる。その一つは、情報収集である。長期間潜没航行が可能な原子力潜水艦は、隠密裏に相手国沿岸に接近し、各種情報を収集するのに最も適した兵力である。状況が悪化し、攻撃が命ぜられたならば、巡航ミサイル等による陸地攻撃や魚雷等により空母等の重要艦艇を沈めることも可能である。次の任務は弾道ミサイル搭載原子力潜水艦(SSBN)の追尾又は護衛である。SSBNは核抑止戦略において、第二撃能力(相手の先制攻撃で地上核兵器が無力化された場合、反撃の核攻撃が可能な体制を構築することにより、相手の先制攻撃を抑止する考え方)の役割を果たす。これを無力化すること、あるいは相手の無力化の試みを阻止することは重要な任務である。冷戦時代、外洋展開中のソ連SSBNには常時米原子力潜水艦が張り付いていたと言われている。最後に、空母等重要船舶の護衛である。強大な攻撃能力を持つ米海軍原子力空母であっても、潜水艦からの攻撃には脆弱である。対潜兵力として、対潜哨戒機、水上艦艇等が存在するが、海中という同じ環境で行動する潜水艦が相手を探知する能力が最も優れている。更に運動性能の優れた攻撃型原子力潜水艦は、空母等の周辺を自由に行動し、待ち伏せ攻撃が主流の通常型潜水艦を牽制できる。防衛省の公表によれば、10月2日~3日に米空母「ロナルド・レーガン」及び「カール・ビンソン」は、日本の護衛艦「いせ」及び英空母「クイーン・エリザベス」とフィリピン海において訓練を実施している。コネチカットが事故を起こした10月2日には、南シナ海に米空母は存在しない。従って、コネチカットの任務は、南シナ海における情報収集又は中国が海南島に配備している「晋」級SSBNの追尾と推定できる。南シナ海において潜水艦を運用する国は米中だけではない。シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムが潜水艦を保有しており、タイも中国から潜水艦を購入すると伝えられている。2018年9月には、海上自衛隊の潜水艦「くろしお」がベトナムのカムラン湾を訪問しており、日本もこれに加わる。正に南シナ海は、各国潜水艦が入り乱れる海域となっており、それに伴い、事故の危険性が高まる。幸いコネチカットは自力でグアムまで航行することが可能であったが、潜水艦事故は多数の死者を出す大事故につながる可能性が高い。今年4月には、インドネシア潜水艦がバリ島沖で沈没、53人の乗員総員の死亡が認定されている。沈没した潜水艦の救助は時間との勝負であるが、隠密性が命の潜水艦は、いつ、どこに沈没しているのかを特定することが難しい。インドネシア潜水艦の場合、沈没位置が判明したのは消息を絶ってから3日後であった。多くの国の権益の主張が重なり合う南シナ海では、潜水艦救難には、国際的な協力体制が必要である。秘匿性の高い潜水艦の行動に関し、各国が情報共有を図ることは困難と思われるが、少なくとも遭難したという情報を速やかに共有し、救難に関し協力するネットワークを作る必要がある。1963年の米海軍原子力潜水艦スレッシャー、2000年のロシア原子力潜水艦クルスクは双方ともに乗員の全てが死亡認定されている。南シナ海において、今後とも激しい水中覇権争いが行われると推定される。潜水艦が事故で沈没した場合、多くの人命が失われることに思いをいたし、安全対策にも十分な配慮が望まれる。サンタフェ総研上席研究員 末次 富美雄防衛大学校卒業後、海上自衛官として勤務。護衛艦乗り組み、護衛艦艦長、シンガポール防衛駐在官、護衛隊司令を歴任、海上自衛隊主要情報部隊勤務を経て、2011年、海上自衛隊情報業務群(現艦隊情報群)司令で退官。退官後情報システムのソフトウェア開発を業務とする会社において技術アドバイザーとして勤務。2021年から現職。写真:YONHAP NEWS/アフロ■実業之日本フォーラムの3大特色実業之日本フォーラム( https://jitsunichi-forum.jp/ )では、以下の編集方針でサイト運営を進めてまいります。1)「国益」を考える言論・研究プラットフォーム・時代を動かすのは「志」、メディア企業の原点に回帰する・国力・国富・国益という用語の基本的な定義づけを行う2)地政学・地経学をバックボーンにしたメディア・米中が織りなす新しい世界をストーリーとファクトで描く・地政学・地経学の視点から日本を俯瞰的に捉える3)「ほめる」メディア・実業之日本社の創業者・増田義一の精神を受け継ぎ、事を成した人や新たな才能を世に紹介し、バックアップする <FA> 2021/10/26 17:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、夕方にかけて114円台に 26日の東京外為市場でドル・円はじり高。早朝に113円68銭を付けた後、仲値にかけて国内勢のドル買いが強まった。その後は節目付近の売りがドルの一段の上昇を抑制する場面もあった。ただ、夕方にかけて米10年債利回りが持ち直し、ドルは114円04銭まで上昇した。・ユーロ・円は131円97銭から132円28銭まで上昇した。・ユーロ・ドルは1.1613ドルから1.1594ドルまで値を下げた。・17時時点:ドル・円114円00-10銭、ユーロ・円132円20-30銭・日経平均株価:始値28,927.61円、高値29,160.76円、安値28,893.95円、終値29,106.01円(前日比505.60円高)【経済指標】・特になし【要人発言】・米財務省「イエレン米財務長官は劉鶴中国副首相とマクロ経済、金融情勢について協議」「中国側には率直に懸念事項を提起した」・中国商務省「経済を中心とした議論で、2国間とグローバルの協力について話し合った」 <TY> 2021/10/26 17:07 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=日本郵政は3度目の正直となるか  きょう(26日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比505円高の2万9106円と急反発。ハイボラティリティな相場が続いている。全体を俯瞰すれば潮の流れは生じておらず、日経平均の乱高下には目を奪われるが、これはあくまで波の上下動であって結局、沖にも流されていないし岸にもたどり着いていない、そんな相場が続いていることになる。  総選挙というビッグイベントへのマーケットの関心が高いのは当然として、市場ではAIアルゴリズムによる“ヘッドライントレード”が話題になっていた。主要メディアやSNSから発せられる記事のタイトルや要約に反応してAIが高速トレードを行うというものだ。今回のネタとなっているのは政局、いうまでもなく衆院選の投開票を巡る思惑である。市場では「先日、主要メディアの一角が自民党の単独過半数割れの可能性に言及したことで、先物を絡めたアルゴの売り攻勢がかかり日経平均が急落した経緯があった。そしてきょうは、別のメディアが前日夜に、自民党は議席数を減らしても単独過半数を大きく上回りそうとの予測を出したことから、アルゴの一方通行の買いプログラムが作動し、500円を上回る日経平均の上昇につながった」(中堅証券マーケットアナリスト)と指摘する。要は経済や企業業績などファンダメンタルズでは語れない日経平均の動きであり、まさにランダムウォーク相場といってよく、投資家としては相場観を働かせたつもりでも、問答無用でポジションを一方向に傾けるAI売買に振り回されてしまうのがオチとなる。  ただ、こういう強風が吹き荒れる相場にあっても、テーマに乗っている銘柄は上昇気流が発生している時の株価の上げ足の強さでその他の銘柄と差がつきやすい。足もとでは、海運や鉄鋼といったグローバル景気敏感株に押しなべて資金が流れ込んでいるほか、半導体周辺の中小型成長株などがピンポイントで物色されている。何といっても米国株市場では、マンモス級のグロース株といってもよいテスラ<TSLA>が大復活し最高値圏で上げ足を一段と強め、ついに時価総額1兆ドルを超えた。トヨタ自動車<7203.T>の時価総額を抜いたことが話題になっていた時期がまだ記憶に新しいなか、過剰流動性相場の物凄さを語っている。この上昇パフォーマンスをみせられたら、売り方も身動きができない。  一方、東京市場では良くも悪くもここにきて日本郵政<6178.T>の存在感が群を抜いている。国内外で10億2747万株強という政府保有株式の売り出し実施で株式需給が緩むことへの懸念が売りを誘い、9月末を境に株価急落を余儀なくされてきたが、前日に売り出し価格が820円60銭に決定、これがビッグイベント通過の号砲となってきょうは買い戻しと押し目買いが殺到した。過去2回の売り出しで2兆8000億円を確保、しかしそこで買った投資家はいうまでもなく大幅に引かされている状況にある。そうしたなかにあっての第3次売り出しで風向きは悪いが、市場関係者によると「今回は800円台という水準であり、皮肉を言うわけではないが、さすがにこれならば証券会社も捌きやすいという見方はあった」(中堅証券ストラテジスト)という。  年間配当利回り5.7%という高さでPBR0.2倍台は海運や鉄鋼株もビックリという割安感であり、こちらは国内規格でマンモス級のバリュー株といってもよい。また、信用売り残が高水準で信用倍率0.8倍台。更に日証金では貸借倍率0.1倍で逆日歩がついた状態にある。需給相場(踏み上げ相場)の素地ありとも言いたいところだが、これについては「公募・売り出しでディスカウントを利かして購入した向きが、売り出しよりも高い株価で他の証券会社を使って空売りをかけ、実質的にはツナギ売りと同じ理屈で利益を確定できる」(国内証券アナリスト)ことから、俗に言う純カラではなく残念ながら踏み上げ相場に発展する余地はなさそうだ。ただし、「今回については株価3ケタ台での売り出しであることから投資家は報われる可能性が高く、3度目の正直となりそうだ」(同)という見方が示されていた。  あすのスケジュールでは、日銀の金融政策決定会合が28日までの日程で行われる。このほか2年物国債の入札がある。また、主要企業の決算発表ではエムスリー<2413.T>、信越化学工業<4063.T>、日立製作所<6501.T>、富士通<6702.T>、ファナック<6954.T>などが予定されている。海外では7~9月期の豪消費者物価指数(CPI)、1~9月の中国工業利益、9月の米耐久財受注など。米主要企業の決算発表ではボーイング<BA>、マクドナルド<MCD>、ザイリンクス<XLNX>などが注目される。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 17:00 みんかぶニュース 個別・材料 富士通ゼが22年3月期売上高を上方修正、利益見通しは据え置き  富士通ゼネラル<6755.T>が取引終了後、22年3月期連結売上高が3000億円から3100億円(前期比16.8%増)へ、当初の会社計画を上回りそうだと発表した。営業利益190億円(同1.4%増)、純利益130億円(同0.1%減)の見通しは据え置いた。  部品・海運輸送逼迫などの影響により、上半期分の海外向け空調機の出荷が一部下半期に持ち越しとなったが、設計、調達方法、生産体制の見直しや物流面の対策などにより生産・出荷の正常化を図るとともに、北米、欧州をはじめとして需要が概ね堅調な海外向け空調機の販売上積みが期待できることから、売上高は当初計画を上回る見込み。損益については、素材価格・海上運賃の高騰や部品価格の上昇が想定以上に進んでいるが、空調機の拡販、 全社的なコストダウンの徹底に加え、下半期から売価改善効果を見込んでいることから、当初計画通りとなる見通し。  あわせて発表した22年3月期第2四半期(4~9月)連結売上高は1344億1800万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は51億3400万円(同33.5%減)、純利益は31億6700万円(同48.9%減)となった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 17:00 JASDAQ市況 JASDAQ平均は反発、東証1部主体でJASDAQ市場は蚊帳の外 [JASDAQ市況]JASDAQ平均 4,001.49 +6.20/出来高 6662万株/売買代金 493億円J-Stock Index 4,030.60 -26.46 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は反発、J-Stock Indexは続落、JASDAQ-TOP20は続伸した。値上がり銘柄数は354(スタンダード331、グロース23)、値下り銘柄数は215(スタンダード206、グロース9)、変わらずは73(スタンダード68、グロース5)。 本日のJASDAQ市場は反発後上値の重い展開となった。週明け25日の米株式市場のダウ平均は続伸し、連日の史上最高値更新。企業の好決算が続いているうえ、行き詰まっていた歳出案の進展が相場を押し上げた。時価総額1兆ドル超えを達成したテスラなどがけん引し、ナスダック総合指数も反発。ハイテク株高となった米株市場を受け、JASDAQ平均は上昇してスタートし、終日プラス圏で推移したものの上値は重かった。米ハイテク株高や衆院選を巡る報道を背景に、本日は東証1部の主力株に物色が向かい日経平均が大幅反発、新興市場では直近軟調に推移していたマザーズ銘柄中心に押し目買いが向かい、JASDAQ市場は蚊帳の外状態だった。 個別では、メタバースファッション事業に進出すると発表し、前日に続いて好感されたシーズメン<3083>が21%高のストップ高で値上がり率トップに、22年3月期の業績及び配当予想を上方修正した三相電機<6518>が12%高となった。また、22年3月期の営業利益予想を上方修正したエスイー<3423>が7%高、時価総額上位銘柄では出前館<2484>が4%高、ハーモニック<6324>やウエストHD<1407>が堅調だった。値上がり率上位にはピクセルカンパニーズ<2743>、Mipox<5381>などが顔を出した。 一方、22年3月期営業利益予想を上方修正するも市場予想に届かず売られた東映アニメ<4816>が10%安で値下がり率トップに、第3四半期営業損益が赤字で着地した太洋工業<6663>が8%安となった。時価総額上位では、セリア<2782>が冴えなかった。値下り率上位には応用技術<4356>、白鳩<3192>、川崎地質<4673>などが顔を出した。 JASDAQ-TOP20では、ベクター<2656>、セプテーニHD<4293>、東洋合成工業<4970>などが上昇した。[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 3083|シーズメン      |   461|   80|    21.00| 2| 2743|ピクセル       |   88|   10|    12.82| 3| 6518|三相電機       |  1155|   125|    12.14| 4| 5381|Mipox      |  1350|   138|    11.39| 5| 1400|ルーデン       |   324|   31|    10.58| 6| 3423|エスイー       |   339|   25|     7.96| 7| 4582|シンバイオ      |  1069|   67|     6.69| 8| 4196|ネオマーケティング |  1971|   118|     6.37| 9| 7585|かんなん       |   777|   37|     5.00|10| 2484|出前館         |  1430|   64|     4.69|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 4816|東映アニメ      | 18330| -2110|   -10.32| 2| 6663|太洋工業       |   506|   -47|    -8.50| 3| 4356|応用技術       |  5350|  -480|    -8.23| 4| 3192|白鳩          |   390|   -29|    -6.92| 5| 4673|川崎地質       |  4745|  -245|    -4.91| 6| 3777|FHTHD      |   21|   -1|    -4.55| 7| 4556|カイノス       |  1170|   -50|    -4.10| 8| 2134|サンキャピタル   |   24|   -1|    -4.00| 9| 9941|太洋物         |   971|   -39|    -3.86|10| 4645|市進HD       |   404|   -16|    -3.81|[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 4582|シンバイオ      |  1069|   67|     6.69| 2| 6698|ViSCOTEC  |  1668|   83|     5.24| 3| 2484|出前館         |  1430|   64|     4.69| 4| 3264|アスコット      |   202|    9|     4.66| 5| 4764|NexusBank |   150|    6|     4.17| 6| 6149|小田原         |  2416|   93|     4.00| 7| 2162|nmsHD      |   314|   12|     3.97| 8| 4235|UFHD       |  2062|   69|     3.46| 9| 7777|3Dマトリクス   |   295|    9|     3.15|10| 6626|SEMITEC   | 11830|   330|     2.87|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 4816|東映アニメ      | 18330| -2110|   -10.32| 2| 2782|セリア         |  3680|  -100|    -2.65| 3| 3791|IGポート      |  1707|   -31|    -1.78| 4| 4667|アイサンテクノ   |  1542|   -17|    -1.09| 5| 2454|オールアバウト   |   852|   -7|    -0.81| 6| 2706|ブロッコリー     |  1339|   -9|    -0.67| 7| 8909|シノケンG      |  1157|   -7|    -0.60| 8| 3807|フィスコ       |   196|   -1|    -0.51| 9| 6145|NITTOKU   |  3940|   -20|    -0.51|10| 7713|シグマ光機      |  1825|   -9|    -0.49| <TY> 2021/10/26 16:52 みんかぶニュース 市況・概況 明日の【信用規制・解除】銘柄 (26日大引け後 発表分) ○サインポスト <3996> 東証と日証金が27日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。 ○CSランバー <7808> [JQ] 東証と日証金が27日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。 [2021年10月26日] 株探ニュース 2021/10/26 16:50 みんかぶニュース 市況・概況 26日中国・上海総合指数=終値3597.6377(-12.2249)  26日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比12.2249ポイント安の3597.6377と反落した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 16:45 みんかぶニュース 市況・概況 26日韓国・KOSPI=終値3049.08(+28.54)  26日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比28.54ポイント高の3049.08と続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 16:44 注目トピックス 日本株 【M&A速報:2021/10/26(2)】オリックス、弥生の株式譲渡を検討との報道にコメントを発表 ■オリックス<8591>、子会社である弥生の株式譲渡を検討との報道に「株式譲渡を含めて様々な検討を行っていることは事実」■エンビプロHD<5698>傘下のエコネコル、富士見工業の子会社でバイオマス燃料等製造・販売の富士見BMSを買収■ポート<7047>、リフォーム業者向け販促支援SaaS運営のマッチングジャパンと資本業務提携■GameWith<6552>、プロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」運営のDetonatioNを買収■セレス<3696>、成功報酬型アルバイト求人サイト「モッピーバイト」事業を採用サイト制作・運用のアドヴァンテージに譲渡■政策決定プラットフォーム開発・運用のPolimill、資金調達を実施■四国化成工業<4099>、持株会社体制に移行■INCLUSIVE<7078>、ロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズと資本提携■実業之日本社、ケーエムアイを吸収合併■EdTech企業のライフイズテック、シリーズDで25億円の資金調達を実施【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 <FA> 2021/10/26 16:38 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月26日 16時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6178) 日本郵政     東証1部       [ 割安 ] (4076) シイエヌエス   東証マザーズ     [ 分析中 ] (2991) ランドネット   東証JASDAQ(スタンダード) [ 分析中 ] (7608) エスケイジャパン 東証1部       [ 割高 ] (2987) タスキ      東証マザーズ     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3936) グローバルウェイ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (7021) ニッチツ     東証2部       [ 割高 ] (7815) 東京ボード工業  東証2部       [ 割安 ] (6522) アスタリスク   東証マザーズ     [ 分析中 ] (9245) リベロ      東証マザーズ     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 16:32 マザーズ市況 マザーズ指数は5日ぶり大幅反発、IPOのCINCは初値28%高  本日のマザーズ市場では、朝方から堅調な展開となった。日米の株式相場が上昇し、ハイテク株比率の高い米ナスダック総合指数も反発したことから、成長期待の高い新興株に押し目買いが入った。ただ、主力株の一角は利益確定売りも出て伸び悩んだ。なお、マザーズ指数は5日ぶり大幅反発、売買代金は概算で1642.43億円。騰落数は、値上がり289銘柄、値下がり87銘柄、変わらず13銘柄となった。 個別では、時価総額上位のフリー<4478>やビジョナル<4194>が堅調。しかし、メルカリ<4385>は伸び悩んで変わらず、JMDC<4483>も上場来高値を更新しつつ小幅高にとどまった。売買代金上位では日本電解<5759>などが上昇し、FRONTEO<2158>やアイドマHD<7373>は大幅高。FRONTEOはサービスに関するリリースが買い材料視されたようだ。また、海帆<3133>などが上昇率上位に顔を出した。一方、時価総額・売買代金上位ではJTOWER<4485>が下落。グローバルW<3936>は連日のストップ安となり、前日まで急伸していたインバウンド<7031>も一転して売りに押された。 なお、本日マザーズに新規上場したCINC<4378>は公開価格を28%上回る初値を付けた。 <HK> 2021/10/26 16:30 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、ファーストリテと東エレクが2銘柄で約166円分押し上げ 10月26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上が195銘柄、値下がり27銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は大幅反発。25日の米国市場でNYダウは続伸して64ドル高となり、S&P500指数とともに過去最高値を更新した。良好な企業決算が続き、歳出案を巡る協議進展への期待も相場を押し上げた。また、電気自動車(EV)のテスラが初めて時価総額1兆ドルに達し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反発した。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで327円高からスタートすると、朝方には29000円台を回復。その後も上げ幅を広げ、後場には29160.76円(前日比560.35円高)まで上昇する場面があった。大引けの日経平均は前日比505.60円高の29106.01円となった。東証1部の売買高は11億4196万株、売買代金は2兆5741億円だった。業種別では、海運業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは銀行業と空運業の2業種のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は18%となった。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約124円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、KDDI<9433>、信越化<4063>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはエムスリー<2413>となり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はキヤノン<7751>となり、エプソン<6724>、ニコン<7731>、コニカミノルタ<4902>、リコー<7752>、キーエンス<6861>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価  29106.01(+505.60)値上がり銘柄数 195(寄与度+530.86)値下がり銘柄数  27(寄与度-25.26)変わらず銘柄数  3○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格         前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    73530          3530 +124.41<8035> 東エレク        51310          1180 +41.59<9984> ソフトバンクG     6500           113 +23.90<6098> リクルートHD      7400           177 +18.71<6762> TDK            4140           160 +16.92<9433> KDDI           3680           76 +16.07<4063> 信越化         19480           395 +13.92<4568> 第一三共         2855         115.5 +12.21<6758> ソニーG         13410           345 +12.16<6367> ダイキン        25595           320 +11.28<6954> ファナック       24560           305 +10.75<4543> テルモ          5115           72 +10.15<6857> アドバンテ       9200           140  +9.87<9613> NTTデータ        2253           47  +8.28<6902> デンソー         8080           226  +7.97<2801> キッコーマン      9270           220  +7.75<4523> エーザイ         8124           213  +7.51<4503> アステラス薬     1967.5           37  +6.52<9766> コナミHD         6630           170  +5.99<7203> トヨタ          1980          33.5  +5.90○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格         前日比 寄与度<2413> エムスリー       7311          -109  -9.22<7751> キヤノン         2727          -111  -5.87<6724> エプソン         2047           -77  -5.43<7731> ニコン          1248           -40  -1.41<4902> コニカミノルタ     575           -17  -0.60<7752> リコー          1100           -15  -0.53<6861> キーエンス       66760          -100  -0.35<8766> 東京海上         6018           -17  -0.30<8355> 静岡銀           932           -8  -0.28<2802> 味の素          3290           -7  -0.25<7012> 川重           2361           -42  -0.15<9602> 東宝           5410           -40  -0.14<4005> 住友化           574           -4  -0.14<8306> 三菱UFJ         640.2        -3.1  -0.11<4502> 武田           3184           -3  -0.11<8331> 千葉銀           729           -3  -0.11<8304> あおぞら         2649           -25  -0.09<8316> 三井住友         3809           -16  -0.06<4183> 三井化学         3475           -5  -0.04<8309> 三住トラスト      3842           -6  -0.02 <FA> 2021/10/26 16:29 みんかぶニュース 個別・材料 弁護士ドットコムの上期営業利益は4.2倍で着地  弁護士ドットコム<6027.T>は取引終了後、22年3月期第2四半期(4~9月)売上高が31億7900万円(前年同期比30.6%増)、営業利益が4億5300万円(同4.2倍)、純利益が2億8400万円(同4.2倍)で着地したと発表した。22年3月期売上高70億円(会計基準の変更で前期との比較はなし)を見込む会社計画は据え置かれ、各利益は市場環境の急速な変化に対応した機動的な投資判断が必要との観点から、営業利益は黒字を継続しつつ、具体的な金額予想は開示しないとの方針で引き続き非開示とされた。  契約締結クラウドアプリケーションである「クラウドサイン」を中心に売り上げが伸びているとし、利益面では販売費及び一般管理費が人件費を中心に微増にとどまったとした。また、営業利益率は14.4%と前年同期の7.9%から大幅に改善し、営業利益は過去最高益を達成したとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 16:19 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は114円付近、節目付近で攻防 26日午後の東京市場でドル・円は一時114円04銭まで値を上げたが、節目付近の売りに押され、その後は114円付近での攻防に。米10年債利回りが小幅に戻し、ややドル買いに振れた。一方、米株高観測で、リスク選好的な円売りが主要通貨を押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円68銭から114円04銭、ユーロ・円は131円97銭から132円21銭、ユーロ・ドルは1.1595ドルから1.1613ドル。 <TY> 2021/10/26 16:16 みんかぶニュース 個別・材料 日立建機が22年3月期業績予想を上方修正、上期営業利益は3.5倍で着地  日立建機<6305.T>は取引終了後、22年3月期連結売上高が8800億円から9200億円(前期比13.1%増)へ、営業利益が620億円から740億円(同2.3倍)へ、純利益が323億円から460億円(同4.4倍)へ、当初の会社計画を上回りそうだと発表した。  業績予想の修正は、(1)中国以外の地域における市況回復に伴い、当初計画より部品・サービスを中心としたバリューチェーン事業の利益が増加する見込みであること、(2)上期実績までの為替の円安影響、(3)8月に発表した米州におけるディア社との合弁解消に伴い、暫定計上していた米州向け売上高の販売価格が決定し、売上高と各利益項目へ111億円を全て計上したこと、(4)ディア社との合弁会社であるディア日立社とディア日立ブラジル社の保有株式譲渡益として約80億円が発生する見込みであること、以上が増収増益の背景であるとし、一方で、(5)鋼材価格のさらなる値上げと(6)米州での独自販売に向けた一時的な在庫増加に関する影響も勘案したとしている。  あわせて発表した22年3月期第2四半期(4~9月)連結売上高は4736億9200万円(前年同期比31.3%増)、営業利益は381億200万円(同3.5倍)、純利益は318億8900万円(同151.1倍)となった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 16:11 注目トピックス 市況・概況 大阪金概況:上昇、インフレヘッジ手段としての金需要高まる 大阪取引所金標準先物 22年8月限・日中取引終値:6603円(前日日中取引終値↑44円)・推移レンジ:高値6610円-安値6591円26日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は上昇した。昨日の海外市場でWTI原油先物相場(期近物)が一時7年ぶりの高値を更新したこともあり、市場ではインフレ警戒感が高まっている。こうした動きや心理を受け、インフレヘッジ(回避)手段として金の投資需要が高まるとの見方が広がり、今日の金先物は買いが優勢の展開となった。また、外為市場で1ドル=113円90銭台と朝方に比べ20-30銭ほど円安・ドル高に振れ、円建てで取引される金先物の割安感が意識されたことも金先物価格の押し上げ要因となった。 <FA> 2021/10/26 16:05 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価上昇で警戒ムードが緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は26日、前日比-1.16(低下率5.24%)の20.98と低下した。なお、高値は21.60、安値は20.60。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も日経225先物は堅調に推移し、また、昨日、株価下落で市場心理が悪化した反動もあり、今日はボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <FA> 2021/10/26 16:00 相場概況 日経平均は大幅反発、500円超高で29000円台回復、米株最高値を好感 日経平均は大幅反発。25日の米国市場でNYダウは続伸して64ドル高となり、S&P500指数とともに過去最高値を更新した。良好な企業決算が続き、歳出案を巡る協議進展への期待も相場を押し上げた。また、電気自動車(EV)のテスラが初めて時価総額1兆ドルに達し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反発した。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで327円高からスタートすると、朝方には29000円台を回復。その後も上げ幅を広げ、後場には29160.76円(前日比560.35円高)まで上昇する場面があった。大引けの日経平均は前日比505.60円高の29106.01円となった。東証1部の売買高は11億4196万株、売買代金は2兆5741億円だった。業種別では、海運業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは銀行業と空運業の2業種のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は18%となった。個別では、日本郵政<6178>が売買代金トップで5%近い上昇。政府保有株の売出価格が決まり、買い戻しが入ったようだ。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、郵船<9101>、東エレク<8035>など全般堅調で、日経平均への寄与が大きいファーストリテ<9983>、エナジー社合同取材の内容が伝わったパナソニック<6752>、中期経営計画の見直しを発表したNTT<9432>の上げが目立った。また、PD<4587>が後場急伸し、東京機<6335>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、レーザーテック<6920>やキーエンス<6861>は小安い。キヤノン<7751>は4%近く下落したが、キヤノンMJ<8060>を中心に上場子会社の決算で収益鈍化が見られ、売り材料視されたようだ。また、ピーシーエー<9629>も決算を受けて急落し、キヤノンMJなどとともに東証1部下落率上位に顔を出した。 <HK> 2021/10/26 15:58 注目トピックス 市況・概況 マザーズ先物概況:反発、フリーが押し上げ、25日線を超える力強い値動き 26日のマザーズ先物は前日比26.0pt高の1117.0ptとなった。なお、高値は1121.0pt、安値は1091.0pt、取引高は2688枚。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ反発でスタートした。現物株の寄り付き後は、フリー<4478>や弁護士ドットコム<6027>など時価総額上位の銘柄が上昇して相場を押し上げ、マザーズ先物は徐々に上げ幅を拡大し堅調な推移となった。後場に入り、プレミアアンチエイジング<4934>やアイドマHD<7373>などが一段高となり相場をけん引し、マザーズ先物は本日の高値圏で取引を終了した。日足チャートでは、25日線や5日線を超える力強い値動きとなった。 <FA> 2021/10/26 15:58 みんかぶニュース 個別・材料 日車両が22年3月期業績予想を上方修正  日本車輌製造<7102.T>は26日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を920億円から930億円(前期比6.5%減)へ、営業利益を54億円から61億円(同32.6%減)へ、純利益を48億円から53億円(同33.2%減)へ上方修正した。  鉄道車両事業や建設機械事業、エンジニアリング事業が堅調に推移していることに加えて、製品構成の変化により利益率が向上していることが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高425億1200万円(前年同期比6.1%減)、営業利益28億2600万円(同11.2%減)、純利益24億4500万円(同2.9%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 15:54 注目トピックス 市況・概況 米国株高や国内政治の不透明感後退で買い戻しの動き強まる【クロージング】 26日の日経平均は大幅に反発。505.60円高の29106.01円(出来高概算11億4000万株)と4営業日ぶりに29000円台を回復して取引を終えた。米国株高や国内政治の先行き不透明感が後退したことから、買い戻しの動きが強まった。前日に弱い値動きを見せていた指数インパクトの大きい値がさ株などが終日強い動きを見せており、後場終盤には一時29160.76円まで上げ幅を広げ、戻りのめどとみられていた25日線水準を突破。引けにかけては高値もち合いとなったものの、25日線を上回っての推移となった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1700に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、銀行と空運を除く31業種が上昇し、海運が3%を超える上げとなったほか、鉄鋼、その他金融、情報通信などの上げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>が堅調で、これら5銘柄で日経平均を225円超押し上げた。半面、エムスリー<2413>、キヤノン<7751>、エプソン<6724>、ニコン<7731>、コニカミノルタ<4902>が軟調だった。週明けの米国市場は、良好な米企業決算や米民主党のマンチン上院議員がバイデン大統領の歳出策を巡り今週中にも合意に至る可能性に言及したことから、リスクオンの動きとなり、NYダウ、S&P500種指数がともに史上最高値を更新したほか、ナスダック指数も上伸した。こうした流れを引き継ぐなか、東京市場でも半導体や電子部品などの主力株中心に買いが優勢となった。また、31日投開票の衆院選について、一部で「自民党が単独過半数を取れる見込みだ」と報じたため、前日の下落要因となった政局不透明感が和らぎ、買い戻しの動きに繋がったようだ。日経平均は心理的な節目の29000円を回復し、今月21日の急落前の水準にも接近してきている。関係者からは「アノマリーである選挙時の株高期待が再度高まった」との指摘が聞かれた。東証1部の騰落レシオの25日移動平均は9月に一時150を超え、過熱感を警戒する向きが多かったが、足元では売られすぎを示す70近辺にまで水準を切り下げており、株価の調整局面は終え、再び上昇を期待する投資家も増えつつある。一方で、「海外の商品投資顧問業者(CTA)などの短期筋が売っていたのを買い戻しただけで、何も状況は変わってない」冷静に見ている投資家も多いほか、選挙情勢も週末に向けて刻々と変化するだけに、関連報道に注意しながら振幅の大きな動きが続きそうだ。 <FA> 2021/10/26 15:53 みんかぶニュース 個別・材料 スタンレーの上期営業利益は50%増、上限100万株の自己株取得枠設定も発表  スタンレー電気<6923.T>は取引終了後、22年3月期第2四半期(4~9月)連結売上高が1791億900万円(前年同期比15.0%増)、営業利益が129億7700万円(同49.9%増)、純利益が93億3400万円(同2.5倍)で着地したと発表した。22年3月期の業績予想は世界的な半導体不足を背景に算定が非常に困難であるとして22日に取り下げており、引き続き非開示としている。  業績は新型コロナウイルスの影響から回復しているが、第2四半期(7~9月)においては世界的な半導体不足による自動車生産台数の減少、樹脂材料や部品など調達費用高騰の影響を大きく受けた。  あわせて、100万株(発行済み株式総数に対する割合0.62%)または20億円を上限とする自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月27日~11月17日で、株主への利益還元と企業環境の変化に対応した機動的な資本政策などの遂行を可能とするためとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 15:46 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=505円高、終始強気優勢のなか先物主導で大幅高  26日の東京株式市場は、前日の米株高を引き継ぎ、朝方からリスクを取る動きが優勢となり、日経平均株価は大幅高となった。  大引けの日経平均株価は前営業日比505円60銭高の2万9106円01銭と急反発。東証1部の売買高概算は11億4196万株、売買代金概算は2兆5741億円。値上がり銘柄数は1685、対して値下がり銘柄数は398、変わらずは101銘柄だった。  きょうの東京市場は、前日の地合いとは打って変わり終始リスク選好ムードの強い展開となった。前日の米国株市場ではNYダウが連日の最高値となったほか、S&P500指数も最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も切り返すなど強気優勢の地合いだったことから、東京市場もこれに追随する動きとなった。一部報道で、今月末に行われる衆院選挙で自民党が単独過半数を確保できるという見方が伝わり、これが投資家心理を改善させた。今週から本格化する企業決算の内容を確認したいとの思惑で買いを手控える動きもあったが、先物主導の買い戻しで日経平均の上げ幅は大きくなった。日経平均寄与度の高い値がさ株が大幅な上昇をみせたことも全体指数押し上げに寄与。業種別では銀行、空運を除きほぼ全面高となっている。  個別では、売買代金トップの日本郵政<6178.T>が大きく上昇したほか、ソフトバンクグループ<9984.T>も堅調、ファーストリテイリング<9983.T>は3500円を超える大幅反発となった。ソニーグループ<6758.T>が物色人気、東京エレクトロン<8035.T>も水準を切り上げた。日本郵船<9101.T>など海運株も高い。東京機械製作所<6335.T>が大幅高となったほか、ペプチドリーム<4587.T>、ジェイリース<7187.T>なども値を飛ばした。サインポスト<3996.T>も値を上げた。  半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、ベイカレント・コンサルティング<6532.T>も売りが優勢。エムスリー<2413.T>が軟調、キヤノン<7751.T>、セイコーエプソン<6724.T>なども値を下げた。ピー・シー・エー<9629.T>は値下がり率トップに売られた。エスケイジャパン<7608.T>の下げも目立つ。コクヨ<7984.T>なども売りが優勢だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 15:46 みんかぶニュース 為替・FX 欧米(26日)の注目経済指標=米コンファレンスボード消費者信頼感指数など  きょう発表される欧米の注目経済指標には、米10月コンファレンスボード消費者信頼感指数などがある。  午後10時00分 米8月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)   予想(コンセンサス):前年同月比20.00%上昇  午後11時00分 米10月コンファレンスボード消費者信頼感指数   予想(コンセンサス):108.3  午後11時00分 米9月新築住宅販売件数   予想(コンセンサス):75.9万件 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 15:41 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:113円90銭台に上昇、日経平均上昇でドル買い・円売りも  26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円97銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=132円24銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、113円90銭台に上昇。日経平均株価が前日に比べ500円を超す上昇となるなか、リスク志向のドル買い・円売りが強まった。ただ、114円ラインに接近する場面では売りに押される展開となっている。今晩は米9月新築住宅販売件数や米10月消費者信頼感指数などが発表される。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1602ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/26 15:39 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/10/26 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 野村日経225レバレッジETF プラス5倍トラッカー (12,000円) +8.95% 2.90 29.16円2 日本電産 コール(14,500円) -9.38% 14.65 0.34円3 日本電信電話 コール(2,900円) +40.79% 6.94 3.35円4 日本電産 コール (14,500円) -2.83% 7.59 1.13円5 商船三井 コール (8,600円) +10.96% 7.67 0.86円■eワラント値上がりトップ10(2021/10/26 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 日本電信電話 コール(3,800円) +140.00% 0.00 +4.85%2 日本電信電話 コール(3,350円) +90.70% 13.71 +4.85%3 パナソニック コール(1,650円) +82.50% 12.79 +5.21%4 オリックス コール(2,650円) +81.82% 17.76 +4.02%5 オリックス コール(2,350円) +61.67% 13.03 +4.02%6 フェイスブック コール(420米ドル) +60.00% 0.00 +3.11%7 TDK コール (4,833円) +60.00% 0.00 +3.67%8 JFEホールディングス コール(2,050円) +55.81% 13.88 +3.86%9 パナソニック コール (1,450円) +55.06% 8.48 +5.21%10 日本電信電話 コール(4,000円) +54.29% 9.53 +4.85%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/10/26 15:37 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ 海運業が上昇率トップ。そのほか鉄鋼、その他 金融業、情報・通信業、非鉄金属なども上昇。一方、銀行業が下落率トップ。そのほか空運業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 海運業 / 860.37 / 3.022. 鉄鋼 / 487.14 / 2.883. その他金融業 / 761.53 / 2.514. 情報・通信業 / 4,989.28 / 2.115. 非鉄金属 / 1,017.61 / 1.686. 医薬品 / 3,118.69 / 1.577. 小売業 / 1,392.12 / 1.518. ゴム製品 / 3,528.5 / 1.519. 輸送用機器 / 3,411.36 / 1.4810. パルプ・紙 / 516.55 / 1.4111. サービス業 / 3,219.16 / 1.3012. 証券業 / 401.59 / 1.2813. 機械 / 2,321.15 / 1.2414. 鉱業 / 285.68 / 1.2415. 金属製品 / 1,335.94 / 1.1616. 電気機器 / 3,893.18 / 1.1317. 卸売業 / 1,890.53 / 1.0618. 食料品 / 1,750.09 / 0.9119. ガラス・土石製品 / 1,217.19 / 0.9120. 化学工業 / 2,328.97 / 0.8721. 水産・農林業 / 495.12 / 0.8622. 建設業 / 1,187.61 / 0.8523. 精密機器 / 11,399.94 / 0.7724. 保険業 / 1,128.39 / 0.7725. 不動産業 / 1,522.13 / 0.7426. 石油・石炭製品 / 1,088.91 / 0.6227. その他製品 / 3,442.82 / 0.6128. 繊維業 / 593.18 / 0.6029. 陸運業 / 1,904.94 / 0.4230. 電力・ガス業 / 335.39 / 0.2131. 倉庫・運輸関連業 / 1,860.4 / 0.1232. 空運業 / 209.16 / -0.0333. 銀行業 / 145.96 / -0.34 <FA> 2021/10/26 15:37

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