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注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~前日の米ハイテク株安が波及 *12:44JST 後場に注目すべき3つのポイント~前日の米ハイテク株安が波及 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、前日の米ハイテク株安が波及・ドル・円は堅調、ドルに買戻し・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は、アドバンテス<6857>■日経平均は続落、前日の米ハイテク株安が波及日経平均は続落。643.05円安の48664.74円(出来高概算10億2881万株)で前場の取引を終えている。22日の米国株式市場は下落した。ダウ平均は334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダック(総合)は213.27ポイント安の22740.40で取引を終えた。背景には、米政府機関の閉鎖が終了する兆しが見えないなか、ネットフリックスの決算に基づく失望売りのほか、トランプ政権が中国向けに重要ソフトウエア製品の輸出制限を検討しているとの報道を受け、米中貿易摩擦の悪化懸念が強まったことでハイテク中心に売りが優勢となった。米株式市場の動向を横目に、23日の日経平均は441.21円安の48866.58円と続落して取引を開始した。寄付き直後から輸出関連を中心に売りが先行し、ドル・円相場は152円近辺で推移しており、円安を背景とする輸出株支援の動きも限定的にとどまった。また、国内では期末に向けたポジション調整と見られる売り注文が出やすかったほか、海外投資家の国内株買い越し継続も相場への下押し要因となったとの見方もある。個別では、KDDI<9433>、フジクラ<5803>、豊田通商<8015>、三井不<8801>、日東電<6988>、資生堂<4911>、ネクソン<3659>、イオン<8267>、住友重<6302>、大塚HD<4578>、住友鉱<5713>、住友不<8830>、東京海上<8766>、丸紅<8002>、アステラス薬<4503>といった銘柄が上昇。一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、レーザーテク<6920>、信越化<4063>、テルモ<4543>、村田製<6981>、ホンダ<7267>、安川電<6506>といった銘柄が下落。業種別では、水産・農林業、鉱業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、不動産業などが上昇しており、一方で電気機器、機械、情報・通信業、その他金融業、証券・商品先物取引業などが軟調となった。後場の日経平均株価は、さらなる下落基調を想定せざるを得ない。米中貿易摩擦の深刻化懸念、米政府機関の閉鎖リスク、半導体関連の世界景況感悪化といった外部環境が重荷となる可能性がある。一方で、為替は円安基調を継続しており、輸出関連株には下支え要因ともなり得る。国内では3月期決算企業の上期決算発表が本格化するため、特に予想を上回る業績を示す銘柄には買いが入りやすいとの見方もある。総じて、米中関連の通商リスクが明示的に緩和されない限り、後場も軟調な展開となる可能性が意識されよう。■ドル・円は堅調、ドルに買戻し23日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、151円82銭から152円50銭まで値を切り上げた。日経平均株価の大幅安を受けた円買いで、上昇が抑制される場面もあった。ただ、ドルに買戻しが強まり、節目の152円を上抜けると弾みがついた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円82銭から152円50銭、ユ-ロ・円は176円32銭から176円84銭、ユ-ロ・ドルは1.1595ドルから1.1614ドル。■後場のチェック銘柄・日本調理機<2961>、カラダノート<4014>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は、アドバンテス<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・特になし【要人発言】・米トランプ政権「米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討」<国内>・特になし<海外>・特になし <CS> 2025/10/23 12:44 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でやや下げ幅縮小  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が前日比625円安前後と前場終値からやや下げ幅を縮小。外国為替市場では、1ドル=152円40銭台での値動きとなっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 12:31 後場の投資戦略 前日の米ハイテク株安が波及 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48664.74;-643.05TOPIX;3250.88;-15.55[後場の投資戦略] 後場の日経平均株価は、さらなる下落基調を想定せざるを得ない。米中貿易摩擦の深刻化懸念、米政府機関の閉鎖リスク、半導体関連の世界景況感悪化といった外部環境が重荷となる可能性がある。一方で、為替は円安基調を継続しており、輸出関連株には下支え要因ともなり得る。国内では3月期決算企業の上期決算発表が本格化するため、特に予想を上回る業績を示す銘柄には買いが入りやすいとの見方もある。総じて、米中関連の通商リスクが明示的に緩和されない限り、後場も軟調な展開となる可能性が意識されよう。 <AK> 2025/10/23 12:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調、ドルに買戻し *12:22JST 東京為替:ドル・円は堅調、ドルに買戻し 23日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、151円82銭から152円50銭まで値を切り上げた。日経平均株価の大幅安を受けた円買いで、上昇が抑制される場面もあった。ただ、ドルに買戻しが強まり、節目の152円を上抜けると弾みがついた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円82銭から152円50銭、ユ-ロ・円は176円32銭から176円84銭、ユ-ロ・ドルは1.1595ドルから1.1614ドル。 <TY> 2025/10/23 12:22 みんかぶニュース 市況・概況 「ステーブルコイン」が14位にランク、日銀副総裁「銀行預金の役割を部分的に代替」と発言<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 サイバーセキュリティ 2 防衛 3 人工知能 4 レアアース 5 半導体 6 量子コンピューター 7 核融合発電 8 ペロブスカイト太陽電池 9 カジノ関連 10 半導体製造装置  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ステーブルコイン」が14位となっている。  日銀の氷見野良三副総裁は21日、米調査会社ユーラシア・グループが主催したイベントで「ステーブルコインが銀行預金の役割を部分的に代替し、国際決済システムの主要なプレーヤーとして浮上する可能性がある」と発言した。17日に日本経済新聞が「三菱UFJ銀行などの3メガバンクは、円や米ドルといった法定通貨の価値に連動するステーブルコインを共同で発行する」と報じたこともあり、関連銘柄への関心が再び高まっている。  ステーブルコインとは、円やドルなどの法定通貨や金などの現実資産と価値が連動するように設計された暗号資産の一種。日本では2023年6月1日に施行された改正資金決済法により、デジタルマネー類似型のステーブルコインが電子決済手段として定義され、利用が正式に認められた。フィンテック企業のJPYC(東京都千代田区)は8月18日付で資金移動業者に登録され、国内で最初の日本円と1対1で連動するステーブルコインを発行可能な資金移動業者となっている。  今月8日にはホットリンク<3680.T>が、グループ会社がステーブルコインを財務戦略に位置付けDeFi(ブロックチェーン上で取引が成立する分散型金融のこと)運用を開始すると発表。アステリア<3853.T>は6日、国内最大のWeb3監査実績を誇る「Hi AUDIT」を提供するTECHFUND(東京都渋谷区)と、円建てステーブルコイン「JPYC」に関するシステム監査領域において業務提携することを明らかにした。  このほか、持ち分法適用会社がコモディティ価格に連動する「ジパングコイン」を取り扱うインタートレード<3747.T>、グループ会社が「JPYC」の社会実装に向けた共同検討に関する基本合意書を締結している電算システムホールディングス<4072.T>、ステーブルコイン発行・償還システムを提供するシンプレクス・ホールディングス<4373.T>、クロスボーダーステーブルコイン送金プロジェクトにおける韓国金融機関とのフェーズ1完了及び同機関によるフェーズ2への新規参画を発表しているSpeee<4499.T>なども関連銘柄として挙げられる。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 12:22 ランチタイムコメント 日経平均は続落、前日の米ハイテク株安が波及 *12:20JST 日経平均は続落、前日の米ハイテク株安が波及  日経平均は続落。643.05円安の48664.74円(出来高概算10億2881万株)で前場の取引を終えている。 22日の米国株式市場は下落した。ダウ平均は334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダック(総合)は213.27ポイント安の22740.40で取引を終えた。背景には、米政府機関の閉鎖が終了する兆しが見えないなか、ネットフリックスの決算に基づく失望売りのほか、トランプ政権が中国向けに重要ソフトウエア製品の輸出制限を検討しているとの報道を受け、米中貿易摩擦の悪化懸念が強まったことでハイテク中心に売りが優勢となった。 米株式市場の動向を横目に、23日の日経平均は441.21円安の48866.58円と続落して取引を開始した。寄付き直後から輸出関連を中心に売りが先行し、ドル・円相場は152円近辺で推移しており、円安を背景とする輸出株支援の動きも限定的にとどまった。また、国内では期末に向けたポジション調整と見られる売り注文が出やすかったほか、海外投資家の国内株買い越し継続も相場への下押し要因となったとの見方もある。 個別では、KDDI<9433>、フジクラ<5803>、豊田通商<8015>、三井不<8801>、日東電<6988>、資生堂<4911>、ネクソン<3659>、イオン<8267>、住友重<6302>、大塚HD<4578>、住友鉱<5713>、住友不<8830>、東京海上<8766>、丸紅<8002>、アステラス薬<4503>といった銘柄が上昇。 一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、レーザーテク<6920>、信越化<4063>、テルモ<4543>、村田製<6981>、ホンダ<7267>、安川電<6506>といった銘柄が下落。 業種別では、水産・農林業、鉱業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、不動産業などが上昇しており、一方で電気機器、機械、情報・通信業、その他金融業、証券・商品先物取引業などが軟調となった。 後場の日経平均株価は、さらなる下落基調を想定せざるを得ない。米中貿易摩擦の深刻化懸念、米政府機関の閉鎖リスク、半導体関連の世界景況感悪化といった外部環境が重荷となる可能性がある。一方で、為替は円安基調を継続しており、輸出関連株には下支え要因ともなり得る。国内では3月期決算企業の上期決算発表が本格化するため、特に予想を上回る業績を示す銘柄には買いが入りやすいとの見方もある。総じて、米中関連の通商リスクが明示的に緩和されない限り、後場も軟調な展開となる可能性が意識されよう。 <AK> 2025/10/23 12:20 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=続落、米中対立懸念で一時900円超安  23日前引けの日経平均株価は前営業日比643円05銭安の4万8664円74銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は10億2881万株、売買代金概算は2兆4975億円。値上がり銘柄数は1056、対して値下がり銘柄数は484、変わらずは74銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場で日経平均は4万9000円を割り込み、一時900円を超える下げをみせた。トランプ米政権が新たな対中輸出規制を検討していることが伝わり、前日の米国株市場では米中対立への懸念からNYダウなど主要3指数が揃って下落。この流れを引き継ぎ、東京市場でも主力大型株を中心に売りが優勢となった。もっとも中小型株を中心に個別株物色は旺盛で、日経平均は朝安後に下げ渋る展開に。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の6割強を占め、値下がり数を大きく上回った。セクター別では米国の対ロシア制裁に絡む原油価格の上昇を背景に鉱業、石油・石炭などが値上がりした一方、半導体関連を含む電気機器の下げが目立った。  個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が安く、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>が値下がり。トヨタ自動車<7203.T>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三菱重工業<7011.T>が軟調。サンリオ<8136.T>も水準を切り下げた。東洋エンジニアリング<6330.T>が大幅安となった。半面、川崎重工業<7012.T>やIHI<7013.T>、フジクラ<5803.T>が底堅く推移。アドソル日進<3837.T>が値を飛ばし、三井E&S<7003.T>も大きく上昇した。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円は強含み、152円台半ばまで値を上げる *11:49JST 東京為替:米ドル・円は強含み、152円台半ばまで値を上げる 23日午前の東京市場でドル・円は強含み、152円40銭台で推移。151円82銭から152円49銭まで値を上げている。株安は一服しており、円買いは縮小しているようだ。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1614ドルから1.1595ドルまで下落。ユーロ・円は反転、176円31銭まで売られた後、176円84銭まで戻す展開。 <MK> 2025/10/23 11:49 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、米債券高を受けた買いは朝方で一巡  23日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸。前日の米債券高を手掛かりとした買いは朝方で一巡し、その後は下げに転じる場面があった。  米ブルームバーグ通信が「トランプ米政権は、重要ソフトウエアの幅広い分野を対象に、中国への輸出を制限する措置を検討している」と報じ、22日の米長期金利が低下した流れが東京市場に波及。日銀が今月29~30日に開く金融政策決定会合での利上げ観測が後退していることもあり、債券先物は午前9時00分すぎに一時136円31銭まで上伸した。ただ、高市早苗新政権による経済・財政政策の具体的な内容を見極めたいとして追随買いは広がらず。積極財政への思惑がくすぶるなか、午前10時20分すぎには136円11銭まで押された。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)が実施される。  午前11時の先物12月限月の終値は、前日比2銭高の136円18銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い1.640%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:46 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):平河ヒューテ、塩水糖、アドソルなど *11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):平河ヒューテ、塩水糖、アドソルなど 井関農<6310>:2326円(-120円)大幅反落。新たに農林水産大臣となった鈴木憲和氏は前日の就任記者会見において、コメ政策の方向性について「需要に応じた生産が基本だ」との認識を示している。前政権では増産の方針が打ち出されていたが、新政権では軌道修正が図られるとの見方につながっているようだ。同社などはコメ増産政策による農業の機械化進展期待がはやされ、8月以降大きく上昇していたため、先行きの警戒感が強まる形になっているもよう。フューチャー<4722>:2164円(-11円)続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は117億円で前年同期比1.0%増となり、直近7-9月期は46.1億円で同2.0%減と減益に転じる形になっている。据え置きの通期予想161億円、前期比9.4%増と比較して、やや進捗が鈍いとの見方になっているもよう。ビジネスイノベーション事業の収益が引き続き伸び悩んでいるようだ。なお、安寄り後は下げ渋る動きにもなっている。塩水糖<2112>:516円(+40円)大幅続伸。前日に26年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の21億円から25億円、前期比13.2%減に引き上げ。業務用製品において、インバウンドや観光需要が好調に推移したほか、記録的な猛暑が追い風となって、飲料ユーザー向けなどへの販売も好調に推移しているようだ。上半期決算発表前と早い段階での上方修正を受けて、今後も一段の上振れが意識される状況に。平河ヒューテ<5821>:2381円(+169円)大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、アクシウム・キャピタルの保有比率が5.52%となり、新たに大株主に浮上したことが明らかになっている。保有目的は純投資としている。アクシウムは7月に始動した中小型株投資のファンドであり、これまで、フォスター電機や東京コスモス電機などに投資実績。なお、CEHDも同様にアクシウムの大株主浮上が新たに明らかになっている。アドソル<3837>:1494円(+179円)大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の9.2億円から11億円、前年同期比25.1%増に、通期では19億円から21億円、前期比22.8%増にそれぞれ引き上げ。デジタルデータ活用の新ビジネスの創出に向けたコンサルティングやシステム開発対応が計画を上回っているほか、、契約条件見直しやコンサルなど上流工程シフト進展も利益率上昇につながる。年間配当金も従来計画の37円から41円に引き上げ。Arent<5254>:4290円(+45円)もみ合い。22日の取引終了後に、建築業界における大手企業との共創プロジェクトとして2件の大型案件を受注したことを発表した。どちらも設計・施工領域における業務の自動化や効率化を目的とした開発プロジェクト。受注内容は、A社との共同開発案件が契約規模約3.0~4.0億円の受注で2026年6月期に売上計上予定、B社との共同開発案件が契約規模約3.0~4.5億円の受注で2026年6月期及び2027年6月期に売上計上予定としている(守秘義務により詳細は非開示)。THECOO<4255>:1197円(+108円)急騰。株主優待制度の拡充を発表し、好材料視されている。同社サービス『Fanicon』及び同社がOEMで提供しているファンコミュニティサービスにて利用できるポイントを株主優待として贈呈しているが、ポイント数を変更するとともに、1年以上継続して同社株式を保有している株主に対しては、贈呈するポイント数を更に拡充する。従来の100Point(3200円相当)から、1年未満保有で250 Point(8000円相当)、1年以上保有で300Point(9600円相当)に増額する。ispace<9348>:483円(+8円)続伸。次世代小型ローバー開発に向けたトヨタ自動車による支援を発表した。将来の月ミッションで運用するために現在同社が開発を進める次世代小型探査車(次世代小型ローバー)の概念設計について、技術評価および品質向上の支援を受けるための契約を締結した。今後は、ミッション3以降に自社開発した月面探査車および次世代小型ローバーを月に輸送し、運用を通じて月面走行データ等を取得していく予定で、データサービスを通じて、トヨタ自動車のスペースモビリティ開発に活用されることを期待しているとしている。 <ST> 2025/10/23 11:41 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=23日前引け  23日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     81731   -17.2    40740 2. <1540> 純金信託     18847   -31.4    19435 3. <1357> 日経Dインバ   14129   -33.7    6411 4. <1321> 野村日経平均   9974   -19.1    50500 5. <1360> 日経ベア2    7779   -30.7    157.4 6. <1458> 楽天Wブル    6453   -28.1    48290 7. <1579> 日経ブル2    5735   -23.7    438.2 8. <2036> 金先物Wブル   3558   -59.9   153800 9. <1326> SPDR     3066   -50.1    57260 10. <314A> iSゴールド   2474   -59.0    294.9 11. <1568> TPXブル    2193   37.3    653.7 12. <1306> 野村東証指数   2172   -41.3   3409.0 13. <1542> 純銀信託     2170   -39.8    21700 14. <1328> 野村金連動    1975   -60.3    14835 15. <1365> iF日経Wブ   1955   23.8    62560 16. <2644> GX半導日株   1758   -31.3    2321 17. <1329> iS日経     1511    6.1    5062 18. <1459> 楽天Wベア    1250   -45.7     258 19. <1541> 純プラ信託    1047   -30.4    7580 20. <1615> 野村東証銀行    978   48.6    454.8 21. <1547> 上場SP5百    965   543.3    11155 22. <1320> iF日経年1    943   -14.4    50320 23. <2038> 原油先Wブル    901   530.1    1438 24. <1330> 上場日経平均    884   -60.1    50570 25. <1671> WTI原油     867   404.1    2968 26. <200A> 野村日半導     770   83.3    2112 27. <1489> 日経高配50    707    2.5    2572 28. <2558> MX米株SP    595    9.0    29450 29. <1580> 日経ベア      567   196.9   1154.5 30. <1343> 野村REIT    540   -58.8   2139.5 31. <1545> 野村ナスH無    538   17.5    38370 32. <1358> 上場日経2倍    526   -43.1    76940 33. <316A> iFFANG    513   -0.6    2295 34. <1699> 野村原油      472   310.4    383.4 35. <318A> VIXETF    429   -39.7    671.8 36. <1475> iSTPX     406    6.6    335.7 37. <1678> 野村インド株    393   18.7    361.3 38. <2870> iFナ百Wベ    383   -19.7    11050 39. <1346> MX225     379   -58.7    50570 40. <2869> iFナ百Wブ    368   201.6    58610 41. <425A> GX純金      358   -62.6    333.0 42. <1398> SMDリート    355   -57.9   2018.0 43. <1305> iFTP年1    319   127.9   3442.0 44. <1655> iS米国株     289   -2.4    737.3 45. <1308> 上場東証指数    279   33.5    3367 46. <1543> 純パラ信託     258   -3.4    62130 47. <1356> TPXベア2    240   35.6    190.9 48. <1673> WT銀       236   -32.6    6717 49. <1571> 日経インバ     234   -15.2     434 50. <2559> MX全世界株    230   18.6    24855 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2025/10/23 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値下がり優勢、カラダノートが一時S高  23日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数196、値下がり銘柄数351と、値下がりが優勢だった。  個別ではカラダノート<4014>が一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵<202A>、ジェイドグループ<3558>、JDSC<4418>、property technologies<5527>、S&J<5599>など7銘柄は年初来高値を更新。THECOO<4255>、Green Earth Institute<9212>、情報戦略テクノロジー<155A>、FRONTEO<2158>、インバウンドテック<7031>は値上がり率上位に買われた。  一方、PostPrime<198A>が年初来安値を更新。イオレ<2334>、フルッタフルッタ<2586>、夢展望<3185>、ククレブ・アドバイザーズ<276A>、Liberaware<218A>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/10/23 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・23日>(前引け)=エブレン、理経、F&M  エブレン<6599.T>=急速人気でストップ高。産業用コンピューターの拡張やハイスペック化に使われるバックプレーンの受託生産を行う独立系メーカーで、半導体製造装置用で高水準のニーズを獲得しているほか、ハイパーコンピューティングやエッジコンピューティング分野の開発案件でも実力を発揮している。防衛関連分野も新規案件の獲得など受注増勢にあり、防衛関連株の一角としてもにわかに頭角を現している。高い技術力を背景とした将来的な成長力にスポットがあたるなか、PBR0.8倍台とバリュー株としてのポジションに放置されていることから見直しムードが高まった格好だ。  理経<8226.T>=急動意。トランプ米大統領と高市早苗首相の日米首脳会談を来週に控え、東京市場では防衛関連にテーマ買いの動きが顕著となっている。IT機器などの輸入販売商社である同社は国内外の最先端技術を活用したソリューションの提案で優位性を発揮、官公庁向けで強みを持ち、防衛省にも納入実績が豊富だ。防衛機器向けマイクロ波発生装置を手掛け、対ドローン対策関連としての位置付けでも存在感を高めている。株価は4月7日の年初来安値267円から既に2倍以上となっているが、2000年以来約25年ぶりの高値圏にあり、実質的な青空圏で戻り売り圧力に乏しい点も強みとなっている。  エフアンドエム<4771.T>=切り返し急。記帳代行事業や中小企業向け会計及び管理部門支援サービスなどを展開するが、業績は好調を極めており、26年3月期営業利益は前期比15%増の31億3200万円と2ケタ成長を継続するとともに過去最高利益を連続で更新する見通しにある。22日取引終了後、独立系アクティビスト・ファンドで、著名投資家の井村俊哉氏の助言に基づいた株式投資を行う日本株Kaihouファンドを運用するfundnoteが同社株を5.8%保有していることが判明、これを材料視する買いを呼び込んでいる。保有目的として「スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を『重要提案行為を行う』に変更する場合がある」としており、これが同社株の先高期待につながっているもようだ。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=23日前引け、インドブル、iF高リートが新高値  23日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.2%減の1928億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同21.8%減の1344億円だった。  個別ではNEXT FUNDSFTSE世界国債 <2511> 、NEXT インドブル <2046> 、上場ファンドJリート <1345> 、iFreeETF 東証REIT指数 <1488> 、上場インデックスファンドJリート隔月分配型ミニ <2552> など31銘柄が新高値。東証REITインバースETF <2094> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではWisdomTree 白金上場投資信託 <1674> が4.78%高、NEXT 原油ブル <2038> が3.38%高と大幅な上昇。  一方、純金上場信託(現物国内保管型) <1540> は4.05%安、純銀上場信託(現物国内保管型) <1542> は4.05%安、純プラチナ上場信託(現物国内保管型) <1541> は3.77%安、MAXIS日経半導体株上場投信 <221A> は3.77%安、グローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> は3.57%安と大幅に下落した。  日経平均株価が643円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金817億3100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1158億4900万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が141億2900万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が99億7400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が77億7900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が64億5300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が57億3500万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/10/23 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、日本調理機、エブレンがS高  23日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数709、値下がり銘柄数594と、値上がりが優勢だった。  個別では日本調理機<2961>、エブレン<6599>がストップ高。名村造船所<7014>、アールシーコア<7837>は一時ストップ高と値を飛ばした。塩水港精糖<2112>、林兼産業<2286>、ゲンダイエージェンシー<2411>、北海道コカ・コーラボトリング<2573>、クリヤマホールディングス<3355>など43銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正<8105>、CEホールディングス<4320>、理経<8226>、内海造船<7018>、プラコー<6347>は値上がり率上位に買われた。  一方、太洋物産<9941>が年初来安値を更新。オーネックス<5987>、ヒーハイスト<6433>、アサカ理研<5724>、Speee<4499>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/10/23 11:32 みんかぶニュース 個別・材料 神戸物産が反落、9月度単独の経常利益3.8倍も円安基調が重荷  神戸物産<3038.T>が反落している。同社は22日の取引終了後、25年9月度の単独業績を開示。売上高は前年同月比6.9%増の457億2000万円、経常利益は同3.8倍の27億2500万円となった。大幅な経常増益となったものの、23日午前の外国為替市場でドル円相場は1ドル=152円40銭台と前日夕方時点に比べてドル高・円安方向に振れており、円高メリット銘柄とされる神戸物産の株価に対しては重荷となったようだ。前年9月は為替に絡んだ時価評価損を計上していた。今年9月に関しては為替変動が軽微となり時価評価額の影響は限られた。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均23日前引け=続落、643円安の4万8664円  23日前引けの日経平均株価は続落。前日比643.05円(-1.30%)安の4万8664.74円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1051、値下がりは484、変わらずは75と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均マイナス寄与度は144.45円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、アドテスト <6857>が137.38円、東エレク <8035>が121.21円、ファストリ <9983>が38.79円、TDK <6762>が34.6円と並んだ。  プラス寄与度トップはKDDI <9433>で、日経平均を7.47円押し上げ。次いでフジクラ <5803>が6.57円、豊田通商 <8015>が3.23円、三井不 <8801>が2.22円、日東電 <6988>が2.19円と続いた。  業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は水産・農林で、以下、パルプ・紙、不動産、鉱業が続いた。値下がり上位には電気機器、サービス、証券・商品が並んだ。 株探ニュース 2025/10/23 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 ◎23日前場の主要ヘッドライン ・カラダノートがS高、中期計画発表し28年7月期営業利益15億円以上の目標掲げる ・Arentが上値指向鮮明、建築関連の大型案件受注で今・来期売上高押し上げへ ・エブレン急騰、コンピューティング分野の高技術力が防衛関連分野で開花へ ・アドソル日進が続騰し4年8か月ぶり高値圏、26年3月期業績予想を上方修正 ・フロンテオは4日続伸、Meiji Seikaファルマとのプロジェクトを開始 ・塩水糖は大幅続伸し20年ぶり高値、26年3月期最終利益は一転過去最高の見通し ・SPDRなど金ETFは続落、利益確定売り続き金価格下落 ・理経が地合い悪に逆行しマド開け急騰、防衛関連の一角で物色人気加速へ ・名村造が一時S高、業界団体が能力倍増へ3500億円の設備投資と伝わり造船関連に資金流入 ・エフアンドエムが切り返し急、アクティビストの大株主浮上で株高思惑が高まる ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:31 みんかぶニュース 個別・材料 カラダノートがS高、中期計画発表し28年7月期営業利益15億円以上の目標掲げる  カラダノート<4014.T>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の498円に買われた。22日の取引終了後、中期経営計画を発表した。28年7月期の経営目標について、売上高目標を30億円以上(25年7月期12億7000万円)、営業利益目標は15億円以上(同3400万円の営業赤字)に設定した。東証プライム基準の適合も目指す。収益拡大路線を示したことを評価した買いが入ったようだ。宅配水事業やヘアケア衛生用品関連事業からの撤退など事業構造改革に踏み切った同社は今後、住友生命との資本・業務提携を契機に持続的かつ安定的な企業成長を図る。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、原油高や中国の経済政策などに期待 *11:23JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、原油高や中国の経済政策などに期待 【ブラジル】ボベスパ指数 144872.79 +0.55%22日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比787.64ポイント高(+0.55%)の144872.79で引けた。日中の取引レンジは144038.80-145047.70となった。買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。中国の経済政策への期待感が高まっていることが好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、米中間の関係悪化への警戒感や海外株安などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2653.00 +0.78%22日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.58ポイント高(+0.78%)の2653.00となった。日中の取引レンジは2,636.48-2,678.25となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きも見られた。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が嫌気されたほか、米国がロシアに対して経済制裁を追加するとの発表も嫌気された。【インド】休場22日のインド株式市場は休場となった。【中国】上海総合指数 3913.76 -0.07%22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.57ポイント安(-0.07%)の3913.76ポイントと小幅安となった。トランプ米大統領は次回の米中会談で良い通商取引が結べる見通しと述べながらも、予定している首脳会談が実現しない可能性に言及したことが嫌気されたようだ。ただ、中国政府の経済政策への期待は持続している。また、市場参加者の間では年末までに預金準備率と政策金利が引き下げられるとの観測も浮上しているようだ。 <AK> 2025/10/23 11:23 注目トピックス 日本株 井関農---大幅反落、新農林水産相の就任会見受けコメ増産への期待後退も *11:18JST 井関農---大幅反落、新農林水産相の就任会見受けコメ増産への期待後退も 井関農<6310>は大幅反落。新たに農林水産大臣となった鈴木憲和氏は前日の就任記者会見において、コメ政策の方向性について「需要に応じた生産が基本だ」との認識を示している。前政権では増産の方針が打ち出されていたが、新政権では軌道修正が図られるとの見方につながっているようだ。同社などはコメ増産政策による農業の機械化進展期待がはやされ、8月以降大きく上昇していたため、先行きの警戒感が強まる形になっているもよう。 <ST> 2025/10/23 11:18 注目トピックス 日本株 フューチャー---続落、7-9月期は小幅な営業減益に転じる *11:12JST フューチャー---続落、7-9月期は小幅な営業減益に転じる フューチャー<4722>は続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は117億円で前年同期比1.0%増となり、直近7-9月期は46.1億円で同2.0%減と減益に転じる形になっている。据え置きの通期予想161億円、前期比9.4%増と比較して、やや進捗が鈍いとの見方になっているもよう。ビジネスイノベーション事業の収益が引き続き伸び悩んでいるようだ。なお、安寄り後は下げ渋る動きにもなっている。 <ST> 2025/10/23 11:12 注目トピックス 日本株 塩水糖---大幅続伸、早い段階での通期業績上方修正をポジティブ視 *11:10JST 塩水糖---大幅続伸、早い段階での通期業績上方修正をポジティブ視 塩水糖<2112>は大幅続伸。前日に26年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の21億円から25億円、前期比13.2%減に引き上げ。業務用製品において、インバウンドや観光需要が好調に推移したほか、記録的な猛暑が追い風となって、飲料ユーザー向けなどへの販売も好調に推移しているようだ。上半期決算発表前と早い段階での上方修正を受けて、今後も一段の上振れが意識される状況に。 <ST> 2025/10/23 11:10 注目トピックス 日本株 アスカネット:既存アセットと先進テクノロジーの融合による新たな体験価値の創出へ *11:07JST アスカネット:既存アセットと先進テクノロジーの融合による新たな体験価値の創出へ アスカネット<2438>は、写真と映像のデジタル加工を起点に、葬儀向け画像加工を手がけるフューネラル事業、写真集製作のフォトブック事業、独自の空中結像技術による空中ディスプレイ事業の3本柱で展開する。フューネラル事業(2025年4月期売上構成比46.7%)はニッチストック型ビジネスモデルで、葬儀社や写真館との間にネットワークを構築し、葬儀に使用する遺影写真の合成・加工などを行い、配信するサービスとなる。約3,130ヵ所の葬儀社などB to Bを主体に年間約50万枚の写真画像を提供、業界トップシェアを誇る。加えて「tsunagoo」など葬儀DXサービスの展開により、伝統的な葬祭業界のデジタル化を先導している。フォトブック事業(同51.3%)は「一冊からの本格的写真集」をインターネットから受注し製作するサービス。従来の写真プリントを印刷・写真集に置き換える新しい写真文化を提唱。約5,900社の写真館などBtoB向けやコンシューマーに年間約140万冊(OEMブック含み、写真プリント除く)を提供している。また、新しい取組として、子会社である株式会社BETにてVTuber事務所を運営。プロ向け「ASUKABOOK」、一般向け「MYBOOK」ブランドを展開し、NTTドコモ「dフォト」など大手へのOEM供給も拡大。そのほか、空中ディスプレイ事業(同2.0%)では、光を空中に結像させる「ASKA3Dプレート」を開発し、非接触操作やサイネージ用途への応用を進めている。同社の競争優位は、業界トップシェアを支える品質管理体制、開発から製造・販売までを内製化する垂直統合型モデル、画像処理技術を核とした独自のソフト・ハード両面の開発力にある。フューネラル事業では、全国3拠点(広島・滋賀・千葉)のオペレーションセンターに約150名のオペレータを配置し、災害時のリスク分散と品質均一化を実現。地域密着型の小規模写真館が競合となるが、安定した納期と高いクオリティ、365日対応のサポート体制が差別化要因となっている。一方でエリアによっては価格競争が発生しており、同社は「速く・安く・高品質」を両立させながらも、顧客に付加価値を感じさせる新サービス(ARを活用した静止画動画化や葬儀演出)で関係深化を図っている。フォトブック事業は自社一貫生産による高品質アルバムが強みで、印刷技術・レタッチ技術の精度は世界的にも高く評価される。さらに、顧客の前後工程まで支援するBPO型モデルへ拡張を図り、顧客の「課題解決型パートナー」への転換を進めている。空中ディスプレイ事業では製造コストと量産体制の確立が課題だが、特許技術を持つ優位性を武器に、先行投資段階だが市場創造できれば大きな夢がある。そのほか、ポジショニングが異なるユニークな3事業を展開している点も強みとなる。2026年4月期第1四半期業績は、売上高1,646百万円(前年同期比同3.7%減)、営業損失17百万円の赤字(前年同期25百万円の赤字)と赤字幅が縮小した。フューネラル事業が葬儀件数減少の影響を受けた一方、「tsunagoo」が着実に拡大。ただ、遺影写真加工収入の減少が響くとともに、人件費やクラウドサービス利用料の増加もあり、セグメント利益は苦戦したようだ。フォトブック事業は原材料高にもかかわらず生産効率向上により利益率が回復し、空中ディスプレイ事業は、XRチーム合流による人件費の増加や能動系を中心とした研究開発費用が発生し、いまだ先行投資が続いている。今期通期計画は売上高7,580百万円(前期比4.4%増)、営業利益435百万円(同2.5倍)と大幅増益を見込む。フューネラルではDXサービスの拡販に加え、首都圏の小規模葬儀社への営業強化を進める。フォトブックはウェディング需要が厳しい中、大手顧客の囲い込みとBPO受託を推進。空中ディスプレイは量産体制の整備と戦略パートナーとの共同開発が焦点となる。第一四半期時点でフューネラルが想定を下回ったが、フォトブックの好調でカバー。2Q以降の挽回は可能で、下期に向け業績進捗に注目しておきたい。市場環境を見ると、国内フューネラル市場は約1.9兆円規模と安定基調にある。中での同社のターゲット領域は、遺影写真等葬儀演出系サービス(市場規模約490億円)、IT系サービス(同約320億円)となり、死亡者数の増加による自然成長が見込まれる一方で、単価下落傾向が続くため、同社はIT・演出系サービスへの拡張で成長を図っている。ニッチであるが、その分競争環境はそれほど激しくなく、深堀して高付加価値サービスを提供していく方針である。フォトブック市場はBtoB・BtoCともに競争が激しいが、品質を武器に中上位層を維持。OEMも底堅い需要を獲得している。空中ディスプレイ市場は、デジタルサイネージや立体ディスプレイ需要の拡大に伴い成長余地が大きく、特にエンタメ・教育・観光分野での導入が進むと見込まれる。中期的には既存事業の安定成長と新規事業のチャレンジをバランスよく実現させていく。フューネラル事業で安定成長の持続と新市場の開拓を模索し、フォトブック事業を成長ドライバーとしての位置付けで継続、空中ディスプレイ事業は新市場の創造にチャレンジする。あわせて、リアルとバーチャルを融合した新しい体験価値を創出する方針。戦略パートナーとの協業やM&Aも検討するほか、XR・VTuber事業を通じた新たな市場接点の創出として海外展開も想定している。また、成長実現に向けた新経営体制への移行もおこなっており、社長交代を通じた若返りと次世代経営の推進、空中ディスプレイ事業は村上社長が事業部長を兼務し、スピーディに戦略を実行する。将来的には、3事業の売上構成を中期的にバランス化し、空中ディスプレイ事業の黒字化を中核テーマとして掲げる。今期の配当金は年間7円(前期同額)を維持して安定還元を継続する方針。総じて、アスカネットは、写真・映像技術を軸に「想い出を未来に残す」企業から「感情をテクノロジーで拡張する」企業へと進化を遂げつつある。フューネラル事業の盤石な収益基盤とフォトブックの安定収益を維持しながら、空中ディスプレイやバーチャル領域で新市場を開拓できるかが次の成長の鍵を握る。技術的独自性と高い顧客信頼を背景に、今後数年で再び利益成長軌道へ乗せられるか注目しておきたい。 <FA> 2025/10/23 11:07 注目トピックス 日本株 クリレスHD Research Memo(6):2026年2月期の年間配当は1株当たり9.0円(実質)を予定 *11:06JST クリレスHD Research Memo(6):2026年2月期の年間配当は1株当たり9.0円(実質)を予定 ■クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の株主還元策2026年2月期の配当については、前期比1.0円増配となる1株当たり9.00円(中間4.5円決議済、期末2.25円)※を予定しており、実現すれば2022年2月期に復配してから4期連続の増配となる。※ 2025年9月1日に2:1の割合で株式分割を実施しており、その影響を考慮すると実質期末4.5円。また、株主優待制度についても重要な株主還元策と位置付けており、今後も同社グループ店舗にて利用可能な優待券の贈呈を継続して実施する。なお、2026年2月末時点の株主を対象とする株主優待より、株主優待制度の増額拡充を決定。(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) <HN> 2025/10/23 11:06 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比2銭高の136円18銭  債券市場で、先物12月限の前場終値は前営業日比2銭高の136円18銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:05 みんかぶニュース 市況・概況 CEHDが急騰し新高値、アクシウム・キャピタルによる6.90%保有が判明◇  CEホールディングス<4320.T>が急伸し1000円台に乗せ、上場来高値を更新した。22日、シンガポールに本拠を置く投資運用会社のアクシウム・キャピタルがCEHDの株式を6.90%保有していることが明らかになった。アクシウムの代表は東京コスモス電機<6772.T>社長でもある門田泰人氏。同日に提出された大量保有報告書で保有目的は「純投資」となっているものの、アクティビストとして投資をしたコスモスのトップとなった経緯もあって、CEHDの企業価値向上への思惑を誘う格好となり、買いが集まったようだ。報告義務発生日は15日となっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:05 注目トピックス 日本株 クリレスHD Research Memo(5):2026年2月期通期は新規出店と既存店の伸びで、増収増益基調が続く見通し *11:05JST クリレスHD Research Memo(5):2026年2月期通期は新規出店と既存店の伸びで、増収増益基調が続く見通し ■クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の業績見通し1. 2026年2月期の業績見通し2026年2月期の業績については期初予想を据え置き、売上収益を前期比5.5%増の165,000百万円、営業利益を同12.9%増の9,600百万円、税引前利益を同14.9%増の8,800百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益を同3.7%増の5,800百万円と、増収増益基調が継続する見通しだ。調整後EBITDAも同4.1%増の27,200百万円を見込んでいる。メリハリ消費や好調なインバウンド需要が続くなか、各カテゴリーの伸びが増収に寄与する。既存店売上収益(連結)は前期比102.8%(通期平均)、新規出店はコアブランドを中心に37店舗を予定している。損益面では、引き続き原材料費上昇に伴う原価の高止まりに加え、新規出店や新業態開発を含む業態変更や戦略的な改装・改修等に関わる費用増、今後の成長を支える人的資本(昇給ファンドの拡大、外国人財の活躍推進等)及びテクノロジーへの投資が想定されるものの、増収による収益の底上げやコストコントロールにより大幅な増益を実現し、営業利益率は5.8%(前期は5.4%)へ改善すると見込んでいる。2. 今後の注目点引き続き消費者マインドやインバウンドの動向、原材料費の高止まり等に伴う収益への影響には注意が必要であるものの、中間期決算の進捗や新規出店(M&Aを含む)による業績寄与を考慮すれば、業績予想は十分に達成可能であると弊社では見ている。注目点は、原価増に対応するための価格改定の効果である(特にSFPカテゴリー)。価格改定が客数及び客単価にどのように影響し、年末年始の繁忙期を迎える下期業績にいかに寄与するかについては、2027年2月期以降の収益力を占ううえでも重要な判断材料となろう。活動面では、中期経営計画の初年度として、新業態を含む新規出店や立地ポートフォリオ強化の進捗、ラーメン事業等におけるシナジー創出の動きに注目したい。特に、M&Aのプラットフォームとして期待されるクリエイト・ヌードルズがいかに軌道に乗り、今後のシナジー創出をけん引していくのか、戦略のカギを握る取り組みとしてフォローする必要がある。■中期経営計画の方向性本質的価値の進化やシナジー創出、海外M&Aに取り組む新たにスタートした中期経営計画(2026年2月期~2030年2月期)では、環境変化に伴う本質的な課題解決のための5年間と位置付け、1)本質的価値の進化(料理の中身やサービスのあり方、立地ポートフォリオの強化)、2)シナジーのあるM&A(投資総額500億円)、3)海外事業の拡大(海外売上比率30%)に取り組む考えだ。年30~40店前後の新規出店及びM&A等を通じて、最終年度となる2030年2月期の売上収益230,000百万円、営業利益16,000百万円を目指している。2026年2月期中間期は既述のとおり、業績面及び活動面の両方ともに順調に滑り出した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) <HN> 2025/10/23 11:05 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1064、値下がり銘柄数は478、変わらずは68銘柄だった。業種別では33業種中16業種が上昇。値上がり上位に鉱業、パルプ・紙、水産・農林、不動産など。値下がりで目立つのは電気機器、サービス、機械など。 出所:MINKABU PRESS 2025/10/23 11:04 注目トピックス 日本株 クリレスHD Research Memo(4):中期経営計画で目指す立地ポートフォリオの強化に向けて順調な滑り出し *11:04JST クリレスHD Research Memo(4):中期経営計画で目指す立地ポートフォリオの強化に向けて順調な滑り出し ■クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の主な活動実績1. 新規出店及びM&Aの実績2026年2月期中間期は27店舗を新規出店し、通期計画37店舗に対しても順調に進捗した。内訳は、コアブランド11店舗、新(他)ブランド4店舗、JA全農コラボ9店舗、新規業務受託2店舗、海外FC1店舗と、コアブランドを軸にバランス良く構成されており、新たにスタートした中期経営計画で目指す立地ポートフォリオの強化に向けて順調に滑り出したと言える。特に新たなスキームでの業態開発※1をはじめ、グループFCでの地方出店※2や初期投資が発生しないコントラクト事業による郊外・地方都市への展開※3などで注目すべき成果を上げることができた。また、M&Aについては、埼玉のつけ麺有名店「狼煙」を2025年5月にグループインし、5店舗(つけ麺4店舗、手揉み中華そば中村1店舗)を取得した。※1 創業160年老舗甘味処「紀の善」(神楽坂)ののれん承継や、グルメブランズカンパニー(ベーカリー会社)とクリエイト・ブランド・ラボ(新業態開発組織)による新業態「mugi bagel」(目黒)の出店等。※2 「TANTO TANTO」(広島)、「一幻」(梅田)、「AWkitchen」「磯丸水産食堂」「海南鶏飯食堂」(以上3店舗は、ららぽーと安城)。※3 2026年2月期中間期までにJA全農コラボやSA・PA内フードコードなど10店舗を受託した。同期第3四半期ではさらにゴルフ場レストランを含む12店舗の新規受託が予定されている(3Q累計で22店舗を予定)。2. シナジー創出の取り組み足元好調なラーメン事業(ヌードルブランド)の成長をにらみ、新たにグループインした狼煙を含む3社(他はYUNARI、一幻フードカンパニー)を合併し、(株)クリエイト・ヌードルズを設立することを公表した(2025年12月予定)。合併後の店舗数は41店舗(グループ内FC及び海外FC店舗を含む)となる。各ブランドの独自性は守りつつナレッジを集約し、新規出店による成長、シナジー追求、人財の流動化、製造拠点(セントラルキッチン)の集約効率化等を推進する計画だ。今後のM&Aのプラットフォームとしての役割が期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) <HN> 2025/10/23 11:04

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