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Reuters Japan Online Report Business News BofA、第2四半期予想上回る ローン収入増 投資銀業務など好調 [18日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が18日発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は市場予想を上回った。顧客のローン支払いによる収入が増加したほか、投資銀行業務とトレーディング業務が予想より好調だった。 投資銀行業務の手数料収入は7%増の12億ドル。利払いとリース収入の増加のほか、レバレッジド・ファイナンスのポジションで時価評価損を計上しなかったことも押し上げ要因となった。 ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は声明で「米経済は引き続き健全だ。労働市場は強靭で、経済は緩やかなペースではあるものの、成長している」とした。 第2・四半期の1株当たり利益は0.88ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の0.84ドルを上回った。 普通株主帰属の純利益は71億ドル(希薄化後1株当たり0.88ドル)。前年同期は59億3000万ドル(同0.73ドル)だった。 BofAのほかJPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)などの米大手金融機関は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを背景に顧客向けの金利を引き上げ、収益を拡大させている。 BofAの第2・四半期の純金利収入(NII)は142億ドルと、14%増加した。 セールス・トレーディング部門の収入は3%増の43億ドルと、予想を上回った。 債券・為替・コモディティ(FICC)部門の収入は7%増の27億ドル。 消費者銀行部門の収入は15%増の105億ドル。 貸倒引当金繰入額は11億ドルと、6億0200万ドル増加した。 平均預金残高は1兆9000億ドルと、前四半期末から1%減少した。 2023-07-18T145935Z_1_LYNXMPEJ6H0MA_RTROPTP_1_BANK-OF-AMERICA-OVERDRAFT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718145935LYNXMPEJ6H0MA BofA、第2四半期予想上回る ローン収入増 投資銀業務など好調 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T145935+0000 20230718T145935+0000 2023/07/18 23:59 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月18日 23時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7803) ブシロード    東証グロース     [ 分析中 ] (4918) アイビー化粧品  東証スタンダード   [ 割高 ] (5574) ABEJA    東証グロース     [ 分析中 ] (4015) アララ      東証グロース     [ 割高 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5885) ジーデップ    東証スタンダード   [ 分析中 ] (9159) W TOKYO  東証グロース     [ 分析中 ] (7409) AeroEdge 東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] (9225) ブリッジG    東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 23:32 Reuters Japan Online Report Business News 持続的・安定的な物価2%達成には「まだ距離」=植田日銀総裁 [18日 ロイター] - 植田和男日銀総裁は18日、持続的・安定的な物価2%目標達成には「まだ距離がある」との認識を示した。インドで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議終了後、記者団の質問に答えた。 植田総裁は「基本的に、持続的・安定的な2%のインフレ達成というところにまだ距離がある、との認識がまだまだある」と言及した。「その認識のもとでは、金融仲介機能や市場機能に配慮しつつ、イールドカーブ・コントロール(YCC)のもとで、粘り強く、金融緩和を続けていくということをしてきた」とも語った。 そのうえで総裁は「そういう姿勢、もちろん最初の前提のところは、毎回の決定会合でチェックする」と指摘。「見通しが変わる、こういうのも改めてきちんとチェックするわけだが、前提が変わらない限り、全体のストーリーが不変であることは申し上げられる」と述べた。 鈴木俊一財務相は、世界経済は下方リスクが大きいとの認識をG20で共有したと明かした。植田総裁も、世界経済が分断するようなら「何らかのマイナスの影響は避けられない」と同調した。 鈴木財務相は、これまでの為替に関する国際合意について今回のG20会合で再確認したことも明らかにした。 2023-07-18T142612Z_1_LYNXMPEJ6H0KY_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-BOJ.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718142612LYNXMPEJ6H0KY 持続的・安定的な物価2%達成には「まだ距離」=植田日銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T142612+0000 20230718T142612+0000 2023/07/18 23:26 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米7月NAHB住宅市場指数は7カ月連続で上昇、ドル買い優勢 *23:20JST 【市場反応】米7月NAHB住宅市場指数は7カ月連続で上昇、ドル買い優勢 全米住宅産業協会(NAHB)が発表した7月NAHB住宅市場指数は56と、7カ月連続で上昇した。昨年6月以降ほぼ1年ぶりの高水準で、住宅建設業者の楽観的見解を示す50を3カ月連続で上回った。同時刻に発表された米5月企業在庫は前月比+0.2%と、予想に一致。伸びは年初来で最大となった。住宅市場の改善を受けて米国経済成長見通しも一段と強まりドル買いに拍車がかかった。ドル・円は138円99銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1270ドルから1.1217ドルまで下落した。【経済指標】・米・5月企業在庫:前月比+0.2%(予想:+0.2%、4月:+0.1%←+0.2%)・米・7月NAHB住宅市場指数:56(予想:56、6月:55) <KY> 2023/07/18 23:20 Reuters Japan Online Report Business News ECB、利上げ行き過ぎのリスク注視の必要=オランダ中銀総裁 [アムステルダム 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中央銀行総裁は18日、利上げが行き過ぎないよう、今後数カ月かけインフレ減速の兆候を注視すると語った。 クノット総裁はブルームバーグTVとのインタビューで「7月の利上げは必要だが、7月以降の利上げはせいぜい可能性で、確実というわけでない」とし、「データを注意深く見極める必要がある。これまでは主にインフレ持続リスクに終始してきたが、リスクの均衡は徐々にシフトしており、おそらくやり過ぎのリスクに一層の注意を払う必要がある」とした。 2023-07-18T141410Z_1_LYNXMPEJ6H0KP_RTROPTP_1_ECB-POLICY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718141410LYNXMPEJ6H0KP ECB、利上げ行き過ぎのリスク注視の必要=オランダ中銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T141410+0000 20230718T141410+0000 2023/07/18 23:14 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月18日 22時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7803) ブシロード    東証グロース     [ 分析中 ] (4918) アイビー化粧品  東証スタンダード   [ 割高 ] (5574) ABEJA    東証グロース     [ 分析中 ] (4015) アララ      東証グロース     [ 割高 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5885) ジーデップ    東証スタンダード   [ 分析中 ] (9159) W TOKYO  東証グロース     [ 分析中 ] (7409) AeroEdge 東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] (9225) ブリッジG    東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 22:32 Reuters Japan Online Report Business News 米財務長官、雇用減速が主要なディスインフレ圧力=報道 [18日 ロイター] - イエレン米財務長官は、ディスインフレ圧力をもたらす一連の要因の中で、労働市場の減速がインフレ鈍化に主導的な役割を果たしていると語った。ブルームバーグ・ニュースが18日報じた。 イエレン氏は17日のブルームバーグのインタビューで、米国はインフレ抑制で前進しており、米国経済が景気後退入りするとは予想していないと語った。 2023-07-18T132955Z_1_LYNXMPEJ6H0J2_RTROPTP_1_INDIA-G20-YELLEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718132955LYNXMPEJ6H0J2 米財務長官、雇用減速が主要なディスインフレ圧力=報道 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T132955+0000 20230718T132955+0000 2023/07/18 22:29 Reuters Japan Online Report Business News 米小売売上高6月前月比+0.2%、コア+0.6% 購買力回復の兆し [ワシントン 18日 ロイター] - 米商務省が18日発表した6月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.2%増加した。市場予想を下回ったものの、インフレ鈍化を背景に消費者の購買力は徐々に回復しているようだ。 ロイターがまとめたエコノミストの予想は0.5%だった。 5月分は0.3%増から0.5%増に上方改定された。 自動車、ガソリン、建築資材、外食を除くコア小売売上高は0.6%増。5月分は0.2%増から0.3%増に上方改定された。 2023-07-18T132945Z_1_LYNXMPEJ6H0IY_RTROPTP_1_RETAIL-HOLIDAYSHOPPING-BLACK-FRIDAY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718132945LYNXMPEJ6H0IY 米小売売上高6月前月比+0.2%、コア+0.6% 購買力回復の兆し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T132945+0000 20230718T132945+0000 2023/07/18 22:29 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米6月鉱工業生産/設備稼働率、予想下回りドル買い後退 *22:29JST 【市場反応】米6月鉱工業生産/設備稼働率、予想下回りドル買い後退 米6月鉱工業生産は前月比‐0.5%と、予想を下回り2カ月連続のマイナスとなった。また、6月設備稼働率は78.9%と、5月79.6%から予想以上に低下し、21年10月来で最低となった。予想を下回った結果を受けてドル買いは後退。ドル・円は138円20銭で伸び悩み。ユーロ・ドルは1.1235-40ドルで下げ止まった。【経済指標】・米・6月設備稼働率:78.9%(予想:79.5%、5月:79.6%)・米・6月鉱工業生産:前月比‐0.5%(予想:0.0%、5月:-0.5%←-0.2%) <KY> 2023/07/18 22:29 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米6月小売売上高予想下振れもコアは強くドル買い再開 *21:53JST 【市場反応】米6月小売売上高予想下振れもコアは強くドル買い再開 米6月小売売上高は前月比+0.2%となった。伸びは前月から鈍化しマイナスとなった3月来で最小の伸び。予想も下回った。ただ、5月分は+0.5%と、+0.3%から上方修正された。変動の激しい自動車を除いた米6月小売売上高は前月比+0.2%と、やはり伸びは予想を+0.3%を下振れ。5月分も+0.3%へ+0.1%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材、給油、食品を除いたコントロールグループは前月比+0.6%と、5月+0.3%から伸びが予想以上に拡大し、需要が依然強い証拠となった。同時刻に発表された米7月NY連銀サービス業活動は横ばいと、6月‐5.2%から改善。米国債相場やドルも荒い展開。米2年債利回りは4.66%まで低下後、4.73%まで上昇。ドルは予想を下回る結果で一時売られたのち、コアが予想を上回ったため再び買われた。ドル・円も137円70銭まで下落後、138円62銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1269ドルまで上昇後、1.1223ドルまで反落した。【経済指標】・米・6月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.5%、5月:+0.5%←+0.3%)・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.3%←+0.1%)・米7月NY連銀サービス業活動:0(6月‐5.2%) <KY> 2023/07/18 21:53 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月18日 21時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7803) ブシロード    東証グロース     [ 分析中 ] (4918) アイビー化粧品  東証スタンダード   [ 割高 ] (5574) ABEJA    東証グロース     [ 分析中 ] (4015) アララ      東証グロース     [ 割高 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5885) ジーデップ    東証スタンダード   [ 分析中 ] (9159) W TOKYO  東証グロース     [ 分析中 ] (7409) AeroEdge 東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] (9225) ブリッジG    東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 21:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月18日 20時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7803) ブシロード    東証グロース     [ 分析中 ] (4918) アイビー化粧品  東証スタンダード   [ 割高 ] (5574) ABEJA    東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] (5577) アイデミー    東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5885) ジーデップ    東証スタンダード   [ 分析中 ] (9159) W TOKYO  東証グロース     [ 分析中 ] (7409) AeroEdge 東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] (9225) ブリッジG    東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 20:32 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は変わらず、米小売売上高にらみ *20:07JST 欧州為替:ドル・円は変わらず、米小売売上高にらみ 欧州市場でドル・円は138円20銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。この後発表される米小売売上高を見極めようと、積極的な売り買いは手控えられている。米長期金利は動意が薄く、ドル買いは入りづらい。一方、欧米株価指数は高安まちまちで、方向感が乏しい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は138円09銭から138円35銭、ユーロ・円は155円27銭から155円56銭、ユーロ・ドルは1.1228ドルから1.1255ドル。 <TY> 2023/07/18 20:07 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【株主優待】情報 (18日 発表分) 7月18日に、株主優待制度について新設や拡充、変更、廃止を発表した銘柄を取り上げた。 ■拡充 ―――――――――――――― 丸千代山岡家 <3399> [東証S] 決算月【1月】   7/18発表 8月末割当の1→2の株式分割実施後も現行の保有株数区分と優待内容を維持する。さらに、2000株以上の区分を新設し、ラーメン無料券8枚、お米8㎏、乾麺セット4個のいずれかを贈呈する。 フォーシーズHD <3726> [東証S] 決算月【9月】   7/18発表(場中) 保有株数「200株以上300株未満」、「700株以上1000株未満」の区分を新設し、それぞれ自社グループ商品7980円相当、同3万6620円相当を贈呈する。 株探ニュース 2023/07/18 19:50 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月18日 19時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7803) ブシロード    東証グロース     [ 分析中 ] (4918) アイビー化粧品  東証スタンダード   [ 割高 ] (5577) アイデミー    東証グロース     [ 分析中 ] (5574) ABEJA    東証グロース     [ 分析中 ] (3073) DDグループ   東証プライム     [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9159) W TOKYO  東証グロース     [ 分析中 ] (5885) ジーデップ    東証スタンダード   [ 分析中 ] (7409) AeroEdge 東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] (9225) ブリッジG    東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 19:32 Reuters Japan Online Report Business News 中国SMIC、高永崗会長が辞任 後任に劉訓峰氏 [上海 18日 ロイター] - 中国の半導体大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)は17日、高永崗会長が辞任したことを明らかにした。同社では近年、幹部の交代が相次いでいる。 高氏は同社の最高財務責任者(CFO)を務めた後、昨年3月に会長に指名された。「仕事の調整」により取締役も辞任する。 後任の会長には劉訓峰・副会長が昇格する。劉氏は上海化学工業区発展の副会長と中国人民政治協商会議(政協)第14期全国委員会の委員を兼務する。過去に中国石油化工(シノペック)や化学グループの上海華誼集団の子会社に勤務した経験がある。 SMICは米国の制裁で打撃を受けている。2021年には当時の会長だった周子学氏が健康上の理由で退任。台湾積体電路製造(TSMC)の幹部だった蔣尚義氏など取締役4人も辞任した。 昨年は、非常勤取締役を務めていた英半導体設計大手アームの元幹部ウィリアム・チューダー・ブラウン氏も辞任している。 2023-07-18T102857Z_1_LYNXMPEJ6H0BY_RTROPTP_1_CHINA-SEMICONDUCTORS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718102857LYNXMPEJ6H0BY 中国SMIC、高永崗会長が辞任 後任に劉訓峰氏 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T102857+0000 20230718T102857+0000 2023/07/18 19:28 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、米金利にらみ *19:23JST 欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、米金利にらみ 欧州市場でドル・円は138円10銭台と、138円09銭まで下落後の戻りは鈍い。米10年債利回りや米2年債利回りの低下は一服したが、低水準のためドル買いは入りづらいようだ。一方、欧米株価指数はやや持ち直しており、リスク回避的な円買いは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は138円09銭から138円35銭、ユーロ・円は155円27銭から155円56銭、ユーロ・ドルは1.1228ドルから1.1255ドル。 <TY> 2023/07/18 19:23 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【自社株買い】銘柄 (18日大引け後 発表分) ○レイ <4317> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.7%にあたる10万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月24日から11月30日まで。 ○ミクロン <6159> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の2.00%にあたる12万株(金額で1億9692万円)を上限に、7月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。 ○クボタ <6326> [東証P] 発行済み株式数の0.8%にあたる993万株の自社株を消却する。消却予定日は7月31日。 ○栗林船 <9171> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.78%にあたる10万株(金額で6810万円)を上限に、7月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。 [2023年7月18日] 株探ニュース 2023/07/18 19:20 Reuters Japan Online Report Business News 吉利、マレーシア自動車生産拠点に100億ドル投資へ 首相が公表 [クアラルンプール 18日 ロイター] - 中国自動車大手の吉利(ジーリー)は、マレーシアの主要な自動車生産拠点を開発するために100億ドルを投資する。マレーシア国営ベルナマ通信がアンワル首相の話として18日に伝えた。 首相によると、この計画はマレーシアの自動車メーカー、プロトンの49.9%を保有する吉利から書簡で伝えられた。 首相は農業イベントの場で記者団に対し、プロトンが本社を置く予定のマレーシア西部のタンジュンマリム町への投資は数千人の雇用機会を創出すると述べたという。 吉利は18日の発表文で、マレーシアのパートナーと協力してこの地域の持続可能な開発に全力を尽くしており、投資額は追って公表するとした。 吉利は4月、拠点開発のためDRB-ハイコムと提携し、プロトンからの投資を含め、約44億6000万ドルの投資が見込まれると発表した。 2023-07-18T100536Z_1_LYNXMPEJ6H0B4_RTROPTP_1_MALAYSIA-GEELY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718100536LYNXMPEJ6H0B4 吉利、マレーシア自動車生産拠点に100億ドル投資へ 首相が公表 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T100536+0000 20230718T100536+0000 2023/07/18 19:05 Reuters Japan Online Report Business News 日産・ルノー連合に「ほころび」 多くの相互不信感=ゴーン元会長 [東京 18日 ロイター] - 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告は18日、日産と仏自動車大手ルノーの連合(アライアンス)について、「ミニ・アライアンス」をやろうとしているだけで、両社間には多くの不信感があると語った。今後も「小さな限られた範囲」での協力しかできず、これまでの関係は「少しずつほころんでいくのではないか」との見方を示した。 日本外国特派員協会が主催したオンライン会見にレバノンから参加した。 日産のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)が6月に突然退任したことについては「ソープ・オペラ(テレビドラマ)」のような追放劇だった、と表現。透明性を備えたコーポレート・ガバナンス(企業統治)改革がなされたと会社はいいつつ、まったく不透明で明確な理由のない追放であり「率直に言って笑い話だ」とした。自分のように「彼が刑務所行きにならなかったことは幸運だった」とも述べた。 ゴーン被告は5月、逃亡先であるレバノンの裁判所に日産などを相手取って10億ドル以上の損害賠償を求める裁判を起こしている。ゴーン被告は、名誉棄損、誹謗中傷、証拠捏造などがあったとして日産など3社と個人12人を訴えており、「修復不可能なダメージ」に伴う賠償を求めていると主張。「これは報復ではなく、自分の権利を取り戻すための行動だ」と述べた。司法関係者によると、9月18日に裁判所の審理が行われる。 2023-07-18T100113Z_1_LYNXMPEJ6H0AT_RTROPTP_1_NISSAN-GHOSN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718100113LYNXMPEJ6H0AT 日産・ルノー連合に「ほころび」 多くの相互不信感=ゴーン元会長 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T100113+0000 20230718T100113+0000 2023/07/18 19:01 Reuters Japan Online Report Business News 東京マーケット・サマリー(18日) ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 138.22/24 1.1252/56 155.54/58 NY午後5時 138.72/74 1.1234/38 155.86/90 午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の138円前半。時間外取引で米長期金利が低下基調となる中、ドルも上値の重さが意識されている。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 32493.89 +102.63 32457.18 32,338.30─32,714.59 TOPIX 2252.28 +13.18 2239.24 2,239.24─2,260.82 プライム指数 1159.04 +6.78 1153.48 1,153.21─1,163.37 スタンダード指数 1107.78 +7.19 1103.76 1,103.49─1,107.84 グロース指数 999.82 +0.04 1002.80 996.96─1,007.52 東証出来高(万株) 120430 東証売買代金(億円) 31122.19 東京株式市場で日経平均は、前営業日比102円63銭高の3万2493円89銭と、反発して取引を終えた。前日の米株高を好感して朝方は一時300円超高となったが、中国景気への懸念が意識されて徐々に上げ幅を縮小、マイナスに転じる場面もあった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1300銘柄(70%)、値下がりは478銘柄(26%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。 <短期金融市場>  無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.048 ユーロ円金先(23年9月限) ─── 3カ月物TB ─── 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.048%になった。前営業日(マイナス0.021%)から低下した。「新積み期の実質初日で、市場参加者は水準を探りながらの動きとなった。資金調達意欲も落ち着いている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 <円債市場>  国債先物・23年9月限 147.36 (+0.03) 安値─高値 147.35─147.46 10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.480% (+0.005) 安値─高値 0.480─0.470% 国債先物中心限月9月限は前営業日比3銭高の147円36銭と小反発して取引を終えた。米債高の流れを引き継ぎ買いが先行した後は、日銀の政策修正に対する警戒感から伸び悩んだ。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.480%。 <スワップ市場・気配>  2年物 0.18─0.08 3年物 0.26─0.16 4年物 0.33─0.23 5年物 0.41─0.31 7年物 0.59─0.49 10年物 0.80─0.70 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T095907+0000 2023/07/18 18:59 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【株式分割】銘柄 (18日大引け後 発表分) ●山岡家 <3399> [東証S] 8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。 [2023年7月18日] 株探ニュース 2023/07/18 18:50 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【増資・売り出し】銘柄 (18日大引け後 発表分) ○コムシード <3739> [名証N] 武雄嬉野国際カントリークラブを割当先とする30万6500株の第三者割当増資を実施する。発行価格は323円。 [2023年7月18日] 株探ニュース 2023/07/18 18:40 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月18日 18時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (2656) ベクターHD   東証スタンダード   [ 割高 ] (2323) fonfun   東証スタンダード   [ 割高 ] (5986) モリテック スチール 東証スタンダード   [ 割高 ] (4918) アイビー化粧品  東証スタンダード   [ 割高 ] (3073) DDグループ   東証プライム     [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5885) ジーデップ    東証スタンダード   [ 分析中 ] (9159) W TOKYO  東証グロース     [ 分析中 ] (7409) AeroEdge 東証グロース     [ 分析中 ] (9225) ブリッジG    東証グロース     [ 分析中 ] (5578) ARアドバン   東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 18:32 みんかぶニュース 市況・概況 【↑】日経平均 大引け| 反発、不安定な地合いも引けにかけ買い戻される (7月18日) 日経平均株価 始値  32457.18 高値  32714.59(09:24) 安値  32338.30(13:08) 大引け 32493.89(前日比 +102.63 、 +0.32% ) 売買高  12億0430万株 (東証プライム概算) 売買代金  3兆1122億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は反発、朝高後値を消すも終盤買い直される  2.朝方は米ハイテク株高に追随しリスク選好の地合いに  3.上値では戻り売りを浴び、一時は下げに転じる場面も  4.中国経済減速への警戒感からアジア株安が重荷となる  5.個別物色意欲は旺盛、値上がり銘柄は全体の7割占める ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前週末比76ドル高と6日続伸した。FRBの利上げ局面が近く終わるとの期待感から買いが優勢となった。  3連休明けの東京市場では、主力株中心に買われ、日経平均株価は反発した。ただ、取引時間中は不安定な値動きでマイナス圏に沈む場面もあった。  18日の東京市場は、前日が海の日の祝日に伴う休場だったことで3連休明けとなったが、主力株を中心に総じて買いが優勢だった。前日の米国株市場ではNYダウが6日続伸し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数もダウを上回る上昇率をみせたことから、投資家心理が改善した。ただ、日経平均の上値では戻り売り圧力も強く、朝方に300円以上上昇する場面もあったが、その後は伸び悩む展開を強いられた。中国経済の減速を背景に中国や香港、台湾といったアジア株市場が軟調だったこともあって、買い手控えムードが拭えない状況に。一時日経平均は下げに転じる場面もあったが、下値では押し目買いが厚く、後場終盤に買い戻される動きをみせた。個別株の物色意欲は活発で、値上がり銘柄数はプライム市場の7割を占めている。  個別では、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>がしっかり、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢だった。ソニーグループ<6758>も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが買われ、三菱商事<8058>もしっかり。SHIFT<3697>が商いを集め値を上げたほか、キーエンス<6861>も物色された。DDグループ<3073>がストップ高となり、サーバーワークス<4434>、古野電気<6814>も一時値幅制限いっぱいに買われた。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>も大幅高。  半面、ソシオネクスト<6526>が安く、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>も軟調だった。楽天グループ<4755>、オリエンタルランド<4661>なども下落した。テラスカイ<3915>が急落、ベイカレント・コンサルティング<6532>、and factory<7035>なども大幅安に売られた。IDOM<7599>、北の達人コーポレーション<2930>なども商い増勢のなか株価は大幅下落。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ソニーG <6758>、アドテスト <6857>、エーザイ <4523>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約56円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、OLC <4661>、トレンド <4704>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約71円。うち46円はファストリ1銘柄によるもの。  東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)電気機器、(3)輸送用機器、(4)繊維製品、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)石油石炭製品、(3)鉱業、(4)不動産業、(5)陸運業。 ■個別材料株 △ヨシムラHD <2884> [東証P]  M&A効果で第1四半期は大幅な増収増益。 △ベースフード <2936> [東証G]  3~5月期大幅上振れを好感 △JINSHD <3046> [東証P]  第3四半期営業利益は33%増で高進捗率。 △DDグループ <3073> [東証P]  脱コロナ追い風に今期営業利益は前期比4.8倍化へ。 △アララ <4015> [東証G]  9~5月期営業損益黒字化で対通期進捗率9割に。 △BeeX <4270> [東証G]  第1四半期営業利益は64%増。 △エニーカラー <5032> [東証P]  7月末を基準日として1株を2株に株式分割へ。 △古野電 <6814> [東証P]  24年2月期業績及び配当予想を上方修正。 △グッドパッチ <7351> [東証G]  3~5月期の大幅増益と高進捗率を評価。 △FPパートナ <7388> [東証G]  今期業績・配当予想の上方修正と配当性向引き上げを好感。 ▼IDOM <7599> [東証P]  3~5月期大幅減収減益を嫌気。 ▼GRCS <9250> [東証G]  継続案件の失注で今期下方修正。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)DDグループ <3073>、(2)サーバワクス <4434>、(3)古野電 <6814>、(4)ヨシムラHD <2884>、(5)Hamee <3134>、(6)タムロン <7740>、(7)JINSHD <3046>、(8)ダイト <4577>、(9)エフテック <7212>、(10)リンクユー <4446>。  値下がり率上位10傑は(1)テラスカイ <3915>、(2)ベイカレント <6532>、(3)アンファク <7035>、(4)JNS <3627>、(5)IDOM <7599>、(6)北の達人 <2930>、(7)サインポスト <3996>、(8)日本コンセプ <9386>、(9)ディップ <2379>、(10)住江織 <3501>。 【大引け】  日経平均は前日比102.63円(0.32%)高の3万2493.89円。TOPIXは前日比13.18(0.59%)高の2252.28。出来高は概算で12億0430万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1300、値下がり銘柄数は478となった。東証マザーズ指数は784.77ポイント(0.05ポイント高)。 [2023年7月18日] 株探ニュース 2023/07/18 18:27 Reuters Japan Online Report Business News G20財務相会議、共同声明なしで終了へ ウクライナ巡り分断 [ガンディナガル(インド) 18日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は18日、ウクライナ戦争を巡る主要国間の意見相違により、共同声明が発表されることなく2日間の協議を終了することになりそうだ。議長国インドの当局者が明らかにした。 インドは多国間銀行の改革、暗号資産(仮想通貨)に関するグローバル指針、脆弱国の債務処理加速についてコンセンサス形成を望んでいるが、ロシアとウクライナの紛争が影を落としている。 当局者によると、米国、英国、ドイツ、フランスを含むほとんどの西側諸国はロシアとウクライナでの戦争を断固として非難するよう求めていたが、ロシアとその友好国である中国はそのような動きに反対していた。全てのメンバーに受け入れられる最終的な声明をまとめることができていないという。 2023-07-18T092231Z_1_LYNXMPEJ6H09C_RTROPTP_1_G20-INDIA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718092231LYNXMPEJ6H09C G20財務相会議、共同声明なしで終了へ ウクライナ巡り分断 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T092231+0000 20230718T092231+0000 2023/07/18 18:22 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米6月小売売上高に関心  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米6月小売売上高が注目されそうだ。予想レンジは1ドル=137円70~138円80銭。  小売売上高は、米国の個人消費の状況を探るうえで注目度は高い、市場では前月比で5月の0.3%増に対し、6月は0.5%増が予想されている。また、米6月鉱工業生産なども発表される予定だ。 出所:MINKABU PRESS 2023/07/18 18:20 Reuters Japan Online Report Business News 日銀、23年度物価見通し2%台に引き上げへ YCC修正は不透明 [東京 18日 ロイター] - 日銀は27―28日の金融政策決定会合でまとめる「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、2023年度の物価見通しを2%台に引き上げる公算が大きい。日銀内では持続的な賃金上昇への期待感が高まっているが、国内消費の持続性や先行きの海外経済の不確実性への警戒感も強い。市場で憶測が出ているイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正が行われるかは不透明だ。 <24年度以降の2%乗せ、賃金上昇の「確度」が必要> 日銀が掲げる2%の物価目標に対し、生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)の前年比伸び率は3%台での推移が継続している。輸入物価高を背景とする価格転嫁が日銀が想定した以上に続いており、23年度のコアCPIの前年度比伸び率は4月展望リポートで示した前年度比プラス1.8%から2%台に上方修正される公算が大きい。 ただ、24年度や25年度の物価見通しも引き上げるかは不透明だ。4月の決定会合時点で今年の春闘の強い結果は見えており、25年度にかけて賃金上昇と物価上昇が緩やかに続く構図はすでに織り込まれている、との見方が日銀では出ている。 4月の展望リポートでは、生鮮食品・エネルギーを除く消費者物価指数(コアコアCPI)の前年度比伸び率は24年度がプラス1.7%、25年度がプラス1.8%と緩やかに拡大していく姿が示された。予測数値が若干変動することはあっても、賃金の持続的な上昇への「確信度」が4月会合時点より高まらない限り、見通しの数値が明確に引き上げられる可能性は低い。 23年度の物価見通しの上方修正幅が大きくなれば、反動で24年度の見通しには下方修正の可能性が出てくる。25年度は政府の物価高対策の影響やその反動がなく、より基調的な物価上昇率を示すものとなるが、2%乗せとなるか不透明だ。 植田総裁は6月28日の欧州中央銀行(ECB)主催のセミナーで、十分な賃金上昇を伴ったインフレ率2%の持続的達成には「まだ幾分の距離がある」と述べた。 決定会合開催まで、21日には6月全国消費者物価指数、会合当日の28日には7月東京都区部消費者物価指数が発表される。日銀は物価高の背景に変化がないか慎重に見極める方針だ。 <足元の金利上昇、市場機能改善の見方変わらず> 日銀内では、マイナス金利の撤廃はイールドカーブの起点の引き上げになることから、現在の経済・物価情勢を踏まえればなお実現までの距離が大きいとの見方が出ている。一方、YCCの修正は効果・副作用の比較により、効果が上回ると判断すれば実施可能とされている。 日銀の動向に詳しい複数の関係筋によると、YCCの修正に関しては日銀内で議論されているが、その時期を含め結論は出ていないという。 日銀の政策修正観測もあって、足元では10年金利が再び0.5%に迫っているが、イールドカーブの形状は引き続きスムーズだとの声が日銀では出ている。6月には大型の起債もあり、ひと頃に比べれば市場機能は改善しているとの声が目立つ。 日本経済新聞などの報道によると、植田和男総裁は16日、インドで開かれた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、自身の市場機能についての認識に関して、4月や6月の金融政策決定会合後の記者会見で話した内容と「大きくは変わっていない」と述べた。 日銀では人手不足感の広がりで持続的な賃金上昇への期待感が高まる一方で、2%物価目標の持続的・安定的な達成になお距離がある中で、YCC修正は時期尚早との声がある。物価高が続く中での国内の消費の持続性や、海外経済の先行き不透明感への警戒感も強い。来年の日本の春闘への影響を見極める上で、秋以降の米国経済の動向を見極める必要があるとの声も出ている。 (和田崇彦 取材協力:木原麗花 編集:石田仁志) 2023-07-18T091646Z_1_LYNXMPEJ6H097_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-BOJ.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230718:nRTROPT20230718091646LYNXMPEJ6H097 日銀、23年度物価見通し2%台に引き上げへ YCC修正は不透明 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230718T091646+0000 20230718T091646+0000 2023/07/18 18:16 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は下げ一服、138円台は維持 *18:15JST 欧州為替:ドル・円は下げ一服、138円台は維持 欧州市場でドル・円は下げが一服し、138円09銭から138円33銭付近に戻した。米長期金利の低下はいったん収束し、ドル売りを弱めた。一方、欧州株市場で主要指数はやや持ち直し、円買いは後退。ただ、ドル・円は戻りが鈍く、クロス円もそれに追随した値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は138円09銭から138円33銭、ユーロ・円は155円27銭から155円56銭、ユーロ・ドルは1.1228ドルから1.1255ドル。 <TY> 2023/07/18 18:15 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:反発、ほぼ十字線で売り買い拮抗 *18:15JST 日経平均テクニカル:反発、ほぼ十字線で売り買い拮抗 3連休明け18日の日経平均は反発した。高値と安値はともに先週末のレンジ内に収まり、ローソク足は十字足に近い小陽線を描いて足元の株価水準での売り買い拮抗状態を窺わせた。下ヒゲは上向きの5日移動平均線を上回って短期的な地合い改善を示唆したが、上ヒゲは25日線に届かず、上値の重さを確認する形にもなった。 <CS> 2023/07/18 18:15

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