新着ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
日経平均は180円高、寄り後はもみ合い
*09:11JST 日経平均は180円高、寄り後はもみ合い
日経平均は180円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均やナスダック総合指数、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で1ドル=150円00銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で1000円近く下落しており、自律反発狙いや押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが株価の重しとなった。また、日経平均は昨日まで7日連続で「陰線」となっており、株価の上値の重さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
<SK>
2024/10/18 09:11
みんかぶニュース 個別・材料
大阪製鉄は急反発、ストラテジックの保有割合が9.49%に上昇
大阪製鐵<5449.T>は急反発している。17日の取引終了後、ストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)が大阪製鉄の株式を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、ストラテジックの保有割合は8.48%から9.49%に上昇した。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は9日。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 09:10
みんかぶニュース 市況・概況
トヨタなど自動車株が買われる、1ドル=150円台の円安進行が追い風材料に◇
トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>など自動車株が総じて強調展開をみせている。堅調な米経済指標を背景に米長期金利が上昇傾向にあり、外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発、フシ目の1ドル=150円台ラインを突破する円安に振れており、これが輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い自動車株への買いを誘導している。トヨタの25年3月期通期想定為替レートは1ドル=145円で実勢よりも5円も円高で設定されている。トヨタは1円の円安で営業利益を約500億円押し上げる効果があると試算されており、足もとの円安は株価の刺激材料としてもインパクトがある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 09:10
みんかぶニュース 個別・材料
トヨタなど自動車株が買われる、1ドル=150円台の円安進行が追い風材料に◇
トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>など自動車株が総じて強調展開をみせている。堅調な米経済指標を背景に米長期金利が上昇傾向にあり、外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発、フシ目の1ドル=150円台ラインを突破する円安に振れており、これが輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い自動車株への買いを誘導している。トヨタの25年3月期通期想定為替レートは1ドル=145円で実勢よりも5円も円高で設定されている。トヨタは1円の円安で営業利益を約500億円押し上げる効果があると試算されており、足もとの円安は株価の刺激材料としてもインパクトがある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 09:10
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=反発、NYダウ最高値と円安を受け買い先行
18日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比181円高の3万9092円と反発して始まった。
前日の米株式市場は、NYダウは161ドル高と続伸し最高値を更新。米9月小売売上高が堅調だったことなどが好感された。また、為替は1ドル=150円台に乗せ円安が進行。NYダウ上昇と円安を受け、東京市場は買い先行でスタートした。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 09:05
みんかぶニュース 個別・材料
インターメスはカイ気配スタート、きょうプライム市場に新規上場
きょう東証プライム市場に新規上場したインターメスティック<262A.T>は、公開価格と同じ1630円カイ気配でスタートした。
同社は、眼鏡店「Zoff」を展開しており、店舗数は24年7月末時点で国内303店舗、海外19店舗に及ぶ。SPA(製造小売り)方式でメガネとメガネ小物の企画から販売までを一貫して行っており、製造は協力工場で生産している。13年に眼鏡業界で初めてディズニーとコラボを開始するなどコラボ商品に力を入れており、累計コラボ件数は100件を超えるのが特徴だ。公募株式数788万株、売出株式数284万2000株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し160万8200株。主幹事はSMBC日興証券。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 09:04
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均18日寄り付き=181円高、3万9092円
18日の日経平均株価は前日比181.28円高の3万9092.47円で寄り付いた。
株探ニュース
2024/10/18 09:02
注目トピックス 日本株
【IPO】インターメスティック<262A>----買い気配、本日東証プライム市場に新規上場
*09:01JST 【IPO】インターメスティック<262A>----買い気配、本日東証プライム市場に新規上場
本日、インターメスティック<262A>が東証プライム市場へ上場した。現在、公開価格である1630円に買いが約402万株、売りが約111万株、差し引きでは約291万株となっている。
<CN>
2024/10/18 09:01
注目トピックス 日本株
ディスコ、メイコー◆今日のフィスコ注目銘柄◆
*08:58JST ディスコ、メイコー◆今日のフィスコ注目銘柄◆
ディスコ<6146>未開示であった4-12月期業績予想を発表。売上高は2629億円、営業利益は1052億円。出荷額は2979億円と予想している。2025年3月第2四半期業績は、売上高が前年同期比41.8%増の1790億4300万円、営業利益は同68.7%増の759億5200万円だった。精密加工装置の出荷は付加価値の高い製品を中心に堅調に推移。メイコー<6787>下向きで推移する75日線が上値抵抗線として意識される一方で、上向きで推移する200日線が支持線として機能している。両線の乖離が縮小してきており、次第に煮詰まり感が意識されやすく、抵抗線突破を試す展開が期待される。一目均衡表では雲上限を挟んでの推移を継続。5960円辺りで推移する雲上限を支持線に変えてくるかが注目される。
<CS>
2024/10/18 08:58
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~ディスコの決算反応でセンチメント改善も~
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~ディスコの決算反応でセンチメント改善も~
18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ディスコの決算反応でセンチメント改善も■ディスコ、4-12月期業績予想を開示 連結営業利益1052億円■前場の注目材料:エア・ウォーター、北海道・石狩に新棟、LNG輸送車の生産5割増■ディスコの決算反応でセンチメント改善も18日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが161ドル高、ナスダックは6ポイント高だった。9月の米小売売上高が予想を上回ったことで、景気への楽観的な見方が改めて広がった。また、台湾積体電路製造(TSMC)の予想を上回る決算が半導体株への買い安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の39205円。円相場は1ドル150円20銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。TSMCの決算については前日の時点で織り込まれてはいるものの、米国市場でエヌビディアなど半導体株の一角が買われており、これを受けて改めて材料視されることになりそうだ。また、決算を発表したネットフリックスが時間外で上昇していることも支援材料になるだろう。一方で、国内では昨夕決算を発表したディスコ<6146>の動向が注目される。決算内容についてはポジティブであり、リバウンドを強めてくるかが注目される。同社は7月高値をピークに調整を継続していることもあり、反転をみせてくるようだと他の半導体株への物色が広がる可能性がある。もっとも、今後本格化する決算を見極めたいムードも強く、積極的な売買は手控えられやすいところでもある。為替市場では1ドル=150円台へ円安に振れて推移しており、輸出関連などへの物色も意識されやすいだろう。足もとでは良好な米決算が相次いでいることも安心感につながりやすく、日経平均株価は39000円処での底固めを意識しつつ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。ただし、インデックスに絡んだ値動きが中心になるため、中小型株は手掛けづらいところである。個別に材料のある銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになりそうである。■ディスコ、4-12月期業績予想を開示 連結営業利益1052億円ディスコ<6146>は未開示であった4-12月期業績予想を発表。半導体・電子部品業界において顧客の投資意欲が短期間で激しく変動することから需要予測が困難なため、業績予想の開示方法については、「1四半期先までの開示」としている。売上高は2629億円、営業利益は1052億円。出荷額は2979億円と予想している。2025年3月第2四半期業績は、売上高が前年同期比41.8%増の1790億4300万円、営業利益は同68.7%増の759億5200万円だった。精密加工装置の出荷は付加価値の高い製品を中心に堅調に推移。■前場の注目材料・NYダウは上昇(43239.05、+161.35)・ナスダック総合指数は上昇(18373.61、+6.53)・1ドル=150.20-30円・シカゴ日経先物は上昇(39205、大阪比+105)・SOX指数は上昇(5204.81、+48.95)・VIX指数は低下(19.11、-0.47)・米原油先物は上昇(70.67、+0.28)・米国のインフレ沈静化期待・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・エア・ウォーター<4088>北海道・石狩に新棟、LNG輸送車の生産5割増・富士フイルム<4901>DX情報基盤活用、カメラ300社の在庫最適化・KDDI<9433>月3278円で30ギガバイト利用、ドコモに対抗、新プラン・川崎重<7012>航空エンジンの運転試験、水素燃焼成功・SUBARU<7270>次世代ハイブリッド開発、給油なしで1000km走行・ホンダ<7267>プラゴと提携、EV急速充電器拡大、30年までに数千口設置・古野電気<6814>古野幸男社長「自動運航を推進」・TOPPAN<7911>水性印刷・加工でCO2減、食品向け新パウチ・OKI<6703>日清紡マイクロと、アナログ半導体を小型化、26年量産目指す・大成建設<1801>ワイヤレス給電実証、走行中ロボに床・壁から・AGC<5201>低伝送損失・高耐熱の多層プリント基板材料を発売☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 9月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.3%、8月:+2.8%)<海外>・11:00 中・7-9月期GDP(前年比予想:+4.5%、4-6月期:+4.7%)・11:00 中・9月鉱工業生産(前年比予想:+4.6%、8月:+4.5%)・11:00 中・9月小売売上高(前年比予想:+2.5%、8月:+2.1%)
<ST>
2024/10/18 08:56
個別銘柄テクニカルショット
ホンダ---リバウンド狙いのスタンスに
*08:51JST <7267> ホンダ - -
調整トレンドを継続しており、75日線が上値抵抗線として意識されている。一方で、25日線が支持線として意識されるなか、リバウンド狙いのスタンスに向かわせよう。一目均衡表では薄い雲であるが、雲上限が支持線として機能しているほか、遅行スパンは上方シグナルを発生させてきた。雲のねじれが接近してきており、トレンドが出やすくなるなか、早い段階で雲を上放れてくるかが注目される。
<FA>
2024/10/18 08:51
強弱材料
強弱材料 10/18
*08:49JST 10/18
[強弱材料]強気材料・NYダウは上昇(43239.05、+161.35)・ナスダック総合指数は上昇(18373.61、+6.53)・1ドル=150.20-30円・シカゴ日経先物は上昇(39205、大阪比+105)・SOX指数は上昇(5204.81、+48.95)・VIX指数は低下(19.11、-0.47)・米原油先物は上昇(70.67、+0.28)・米国のインフレ沈静化期待・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請弱気材料・日経平均は下落(38911.19、-269.11)・米長期金利は上昇・ウクライナ、イスラエルでの戦闘長期化・中国の景気後退懸念・米大統領選の先行き不透明感留意事項・消費者物価コア指数(9月)・対外対内証券投資(先週)・国債買いオペ・インターメスティックが新規上場・中国GDP(7-9月)・中国鉱工業生産(9月)・中国小売売上高(9月)・中国不動産投資(9月)・中国住宅販売件数(9月)・中国調査失業率(9月)・インド外貨準備高(先週)・ユーロ圏経常収支(8月)・英小売売上高指数(9月)・米住宅着工件数(9月)・米住宅建設許可件数(9月)・米ミネアポリス連銀総裁がパネル討論会で司会・欧州中央銀行(ECB)専門家予測調査・アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合(21日まで)
<ST>
2024/10/18 08:49
みんかぶニュース 市況・概況
18日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万9250円(+120円)
18日のシンガポール・日経平均先物12月物は前営業日清算値比120円高の3万9250円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:41
オープニングコメント
ディスコの決算反応でセンチメント改善も
*08:33JST ディスコの決算反応でセンチメント改善も
18日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが161ドル高、ナスダックは6ポイント高だった。9月の米小売売上高が予想を上回ったことで、景気への楽観的な見方が改めて広がった。また、台湾積体電路製造(TSMC)の予想を上回る決算が半導体株への買い安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の39205円。円相場は1ドル150円20銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。TSMCの決算については前日の時点で織り込まれてはいるものの、米国市場でエヌビディアなど半導体株の一角が買われており、これを受けて改めて材料視されることになりそうだ。また、決算を発表したネットフリックスが時間外で上昇していることも支援材料になるだろう。 一方で、国内では昨夕決算を発表したディスコ<6146>の動向が注目される。決算内容についてはポジティブであり、リバウンドを強めてくるかが注目される。同社は7月高値をピークに調整を継続していることもあり、反転をみせてくるようだと他の半導体株への物色が広がる可能性がある。もっとも、今後本格化する決算を見極めたいムードも強く、積極的な売買は手控えられやすいところでもある。 為替市場では1ドル=150円台へ円安に振れて推移しており、輸出関連などへの物色も意識されやすいだろう。足もとでは良好な米決算が相次いでいることも安心感につながりやすく、日経平均株価は39000円処での底固めを意識しつつ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。ただし、インデックスに絡んだ値動きが中心になるため、中小型株は手掛けづらいところである。個別に材料のある銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになりそうである。
<AK>
2024/10/18 08:33
個別銘柄テクニカルショット
メイコー---抵抗線突破を試す展開に期待
*08:32JST <6787> メイコー - -
下向きで推移する75日線が上値抵抗線として意識される一方で、上向きで推移する200日線が支持線として機能している。両線の乖離が縮小してきており、次第に煮詰まり感が意識されやすく、抵抗線突破を試す展開が期待される。一目均衡表では雲上限を挟んでの推移を継続。5960円辺りで推移する雲上限を支持線に変えてくるかが注目される。
<FA>
2024/10/18 08:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 10月18日 08時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(8894) レボリュー 東証スタンダード
(2334) イオレ 東証グロース
(5411) JFE 東証プライム
(8725) MS&AD 東証プライム
(7181) かんぽ生命 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(7453) 良品計画 東証プライム
(4901) 富士フイルム 東証プライム
(5381) Mipox 東証スタンダード
(3923) ラクス 東証プライム
(8309) 三井住友トラ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:30
日経225・本日の想定レンジ
反発、連続陰線後で上値重く
*08:25JST 反発、連続陰線後で上値重く
[本日の想定レンジ]17日の米NYダウは161.35ドル高の43239.05、ナスダック総合指数は6.53pt高の18373.61、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円高の39205円。本日の日経平均はシカゴ日経225先物にサヤ寄せして反発が予想される。昨日は終値269.11円安で続落した。終値は5日移動平均線を下回ったが、株価下方では25日線が上向きをキープしており、上昇トレンド中の上げ一服を示唆する形となった。25日線が上向きの200日線を下から上に抜いたこともあり、中長期ベースでは上昇トレンド継続が予想される。ただ、ローソク足は7本連続で陰線を引いたことから足元では売り圧力の強い状態が続くとみられ、本日は上値が重い相場となりそうだ。[予想レンジ]上限39400円-下限39000円
<SK>
2024/10/18 08:25
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆目先的にリスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低い見通し
*08:14JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆目先的にリスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は10月17日開催の理事会で0.25ptの追加利下げを決定したが、欧州経済の停滞が警戒されており、さらなる利下げの可能性は高いことから、目先的にリスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBによる追加利下げ観測・日欧金利差の縮小観測・ドイツ経済の停滞懸念【ユーロ買い要因】・ユーロ圏のインフレ率が急速に低下する可能性は低い・日本銀行は利上げを急がない方針・主要国の株高
<CS>
2024/10/18 08:14
みんかぶニュース 市況・概況
17日の米株式市場の概況、NYダウは連日で最高値更新 米小売売上高予想上回る
17日の米株式市場では、NYダウが前日比161.35ドル高の4万3239.05ドルと続伸。連日で最高値を更新した。9月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比0.4%増となり、市場予想を上回った。週間の新規失業保険申請件数は前週と比べて減少した。ともに米国経済のソフトランディング期待をサポートする結果となったほか、台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が業績予想を上方修正したことも、投資家のリスク許容度を上向かせた。もっとも、米長期金利が上昇したことは全体相場の上値を圧迫する要因となった。
トラベラーズ<TRV>が急騰。シェブロン<CVX>とアメリカン・エキスプレス<AXP>が堅調に推移した。一方、コカ・コーラ<KO>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ホーム・デポ<HD>が冴えない展開。エキファックス<EFX>が株価水準を切り下げ、エレバンス・ヘルス<ELV>が大幅安となった。
ナスダック総合株価指数は6.530ポイント高の1万8373.609と小幅続伸した。エヌビディア<NVDA>が買われ、ブロードコム<AVGO>とマイクロン・テクノロジー<MU>がしっかり。エクスペディア・グループ<EXPE>とジーヴォ<GEVO>が急伸した。一方、アルファベット<GOOG>が軟調推移。ソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>とCSX<CSX>が売られ、ルーシッド・グループ<LCID>とプロフィシェント・オート・ロジスティクス<PAL>が急落した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:13
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性
17日のドル・円は、東京市場では149円25銭から149円79銭まで反発。欧米市場では149円47銭から150円32銭まで上昇し、150円23銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に150円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。欧州中央銀行(ECB)は10月17日開催の理事会で主要政策金利を0.25pt引き下げて3.40%、中銀預金金利を0.25pt引き下げ3.25%とすることを決定した。金利引き下げは予想通り。市場参加者の間からは「ECBの焦点がインフレ抑制から経済成長支援にシフトしたことが確認された」との声が聞かれている。ECBは政策金利について「今後のデータに基づいて会合ごとに決定を下す」と表明している。ただ、ラガルドECB総裁は記者会見で「ディスインフレーションのプロセスが順調に進んでいると見なしている」と述べており、12月に追加利下げを実施する可能性は十分ありそうだ。
<CS>
2024/10/18 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
17日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=70.67ドル(+0.28)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=2707.5ドル(+16.2)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3157.3セント(-18.7)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=589.50セント(+4.50セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=406.75セント(+2.00セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=988.75セント(+8.75セント)
・CRB指数
281.71(-0.06)
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:10
注目トピックス 市況・概況
17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは161ドル高、小売売上高を好感
*08:10JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは161ドル高、小売売上高を好感
■NY株式:NYダウは161ドル高、小売売上高を好感米国株式市場は続伸。ダウ平均は161.35ドル高の43,239.05ドル、ナスダックは6.53ポイント高の18,373.61で取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったため景気見通し改善で、寄り付き後、上昇。半導体メーカー、台湾セミコンダクター(TSM)がアジア時間に発表した決算が好調で強い需要期待に同セクターの買いが相場を一段と支援した。金利先安観の後退で、終盤にかけてナスダックは失速したがダウは連日過去最高値を更新し、終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方で、運輸が下落した。半導体のエヌビディア(NVDA)はサプライヤーの台湾セミコンダクター(TSM)が人工知能(AI)チップ需要が持続的で強い見通しを示したため需要継続期待に、続伸。オンライン旅行サービス会社のエクスぺディア(EXPE)は配車サービスのウーバー・テクノロジーズ(UBER)が同社買収を検討しているとの英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙報道を受け、上昇。ウーバー・テクノロジーズ(UBER)は下落。保険会社のトラベラーズ(TRV)は第3四半期決算で保険の引き受けが堅調だったことや債券運用が奏功し増収増益を発表し、上昇した。医療保険会社のエレバンス・ヘルス(ELV)は第3四半期決算でコストの上昇を理由に見通しを引下げ、高齢者と障害者のための連邦政府による医療保険(メディケア)事業の将来に懐疑的見方を示し、大幅安。動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益や見通しが予想を上回り、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米9月小売売上高は予想を上回る、長期金利上昇でドル続伸17日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円46銭から150円32銭まで上昇し、150円23銭で引けた。米9月小売売上高やNAHB住宅市場指数が予想を上回ったほか、米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し消費や住宅市場、労働市場の底堅さが示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ観測後退で長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0874ドルから1.08011ドルまで下落し、1.0830ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り0.25%の利下げを決定、ディスインフレの軌道でインフレリスクや成長リスクが下方との見解を示し追加利下げを織り込みユーロ売りが加速。ユーロ・円は、161円85銭へ下落後、162円76銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3023ドルまで上昇後、1.2980ドルまで下落した。英国中銀の利下げを織り込むポンド売りが上値を抑制。ドル・スイスは0.8630フランへ下落後、0.8669フランまで上昇した。■NY原油:小幅高で70.67ドル、押し目買いで70ドル台後半まで戻すNY原油先物11月限は小幅高(NYMEX原油11月限終値:70.67 ↑0.28)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.28ドル(+0.40%)の70.67ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは69.44ドル-71.11ドル。アジア市場で71.11ドルまで買われたが、ドル高を意識して上げ渋り、米国市場の後半にかけて69.44ドルまで値下がり。ただ、69ドル台後半で押し目買いが入ったことで70.83ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に70ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 42.60ドル -0.20ドル(-0.46%)モルガン・スタンレー(MS) 119.44ドル -0.07ドル(-0.05%)ゴールドマン・サックス(GS)529.00ドル -0.86ドル(-0.16%)インテル(INTC) 22.44ドル +0.13ドル(+0.58%)アップル(AAPL) 232.15ドル +0.37ドル(+0.15%)アルファベット(GOOG) 164.51ドル -2.23ドル(-1.33%)メタ(META) 576.93ドル +0.14ドル(+0.02%)キャタピラー(CAT) 394.49ドル +0.87ドル(+0.22%)アルコア(AA) 40.35ドル -1.72ドル(-4.08%)ウォルマート(WMT) 80.89ドル -0.33ドル(-0.40%)
<ST>
2024/10/18 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
17日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 43239.05(+161.35)
高値 43289.76
安値 43119.81
・S&P500 5841.47(-1.00)
・ナスダック総合指数 18373.609(+6.530)
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
17日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
8385.13(+56.06)
・ドイツ・DAX
19583.39(+150.58)
・フランス・CAC40
7583.73(+91.73)
・ロシア・RTS
896.12(-5.46)
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:10
注目トピックス 日本株
ADR日本株ランキング~ディスコなど全般買い優勢、シカゴは大阪比105円高の39205円~
*08:08JST ADR日本株ランキング~ディスコなど全般買い優勢、シカゴは大阪比105円高の39205円~
ADR(米国預託証券)の日本株は、対東証比較(1ドル150.18円換算)で、日本郵政<6178>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>、SMC<6273>、日本電産<6594>、三井物産<8031>などが上昇し、全般買い優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比105円高の39,205円。米国株式市場は続伸。ダウ平均は161.35ドル高の43,239.05ドル、ナスダックは6.53ポイント高の18,373.61で取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったため景気見通し改善で、寄り付き後、上昇。半導体メーカー、台湾セミコンダクター(TSM)がアジア時間に発表した決算が好調で強い需要期待に同セクターの買いが相場を一段と支援した。金利先安観の後退で、終盤にかけてナスダックは失速したがダウは連日過去最高値を更新し、終了。17日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円46銭から150円32銭まで上昇し、150円23銭で引けた。米9月小売売上高やNAHB住宅市場指数が予想を上回ったほか、米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し消費や住宅市場、労働市場の底堅さが示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ観測後退で長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0874ドルから1.08011ドルまで下落し、1.0830ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り0.25%の利下げを決定、ディスインフレの軌道でインフレリスクや成長リスクが下方との見解を示し追加利下げを織り込みユーロ売りが加速。NY原油先物11月限は小幅高(NYMEX原油11月限終値:70.67 ↑0.28)。■ADR上昇率上位銘柄(17日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比 騰落率<9107> 川崎汽船 15.08ドル 2265円 (204円) +9.9%<2801> キッコーマン 24.1ドル 1810円 (147円) +8.84%<8830> 住友不動産 17ドル 5106円 (386円) +8.18%<6178> 日本郵政 10ドル 1502円 (79円) +5.55%<6146> ディスコ 24.2ドル 36344円 (764円) +2.15%■ADR下落率下位銘柄(17日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比 騰落率<7182> ゆうちょ銀行 8.5ドル 1277円 (-134円) -9.5%<8750> 第一生命HD 23.8ドル 3574円 (-341円) -8.71%<5020> ENEOS 10.21ドル 767円 (-26.9円) -3.39%<6752> パナソニック 8.32ドル 1249円 (-26円) -2.04%<8601> 大和証券G本社 6.9ドル 1036円 (-18円) -1.71%■その他ADR銘柄(17日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比<2914> 日本たばこ産業 14.23ドル 4274円 (-7円)<3382> セブン&アイ・HD 14.66ドル 2202円 (-13円)<4063> 信越化学工業 19.89ドル 5974円 (33円)<4502> 武田薬品工業 14.26ドル 4283円 (36円)<4519> 中外製薬 23.6ドル 7088円 (46円)<4543> テルモ 19.4ドル 2913円 (15円)<4568> 第一三共 32.86ドル 4935円 (28円)<4661> オリエンランド 23.42ドル 3517円 (-13円)<4901> 富士フイルム 12.07ドル 3625円 (1円)<5108> ブリヂストン 18.77ドル 5638円 (31円)<6098> リクルートHD 12.91ドル 9694円 (51円)<6146> ディスコ 24.2ドル 36344円 (764円)<6178> 日本郵政 10ドル 1502円 (79円)<6201> 豊田自動織機 74.35ドル 11166円 (71円)<6273> SMC 21.1ドル 63376円 (1046円)<6301> 小松製作所 26.89ドル 4038円 (23円)<6367> ダイキン工業 12.56ドル 18863円 (83円)<6501> 日立製作所 54.26ドル 4074円 (42円)<6503> 三菱電機 31.45ドル 2362円 (9円)<6594> 日本電産 4.86ドル 2919円 (44円)<6702> 富士通 20.49ドル 3077円 (7円)<6723> ルネサス 7.03ドル 2112円 (0.5円)<6758> ソニー 18.51ドル 2780円 (14.5円)<6857> アドバンテスト 54.4ドル 8170円 (168円)<6902> デンソー 13.78ドル 2069円 (4円)<6954> ファナック 13.1ドル 3935円 (19円)<6981> 村田製作所 9.37ドル 2814円 (7.5円)<7182> ゆうちょ銀行 8.5ドル 1277円 (-134円)<7203> トヨタ自動車 171.2ドル 2571円 (20.5円)<7267> 本田技研工業 30.98ドル 1551円 (16円)<7741> HOYA 133.14ドル 19995円 (110円)<7751> キヤノン 33.73ドル 5066円 (-8円)<7974> 任天堂 13.4ドル 8050円 (56円)<8001> 伊藤忠商事 101.59ドル 7628円 (24円)<8002> 丸紅 162.76ドル 2444円 (29円)<8031> 三井物産 431.36ドル 3239円 (45円)<8035> 東京エレク 79.72ドル 23945円 (415円)<8053> 住友商事 21.94ドル 3295円 (11円)<8058> 三菱商事 19.25ドル 2891円 (-4.5円)<8306> 三菱UFJFG 10.84ドル 1628円 (7.5円)<8316> 三井住友FG 13.05ドル 3266円 (24円)<8411> みずほFG 4.28ドル 3210円 (37円)<8591> オリックス 110.42ドル 3317円 (13円)<8725> MS&ADインシHD 23.52ドル 3532円 (7円)<8766> 東京海上HD 38.27ドル 5747円 (55円)<8801> 三井不動産 27.3ドル 1367円 (2.5円)<9432> NTT 24.73ドル 149円 (1円)<9433> KDDI 15.9ドル 4776円 (-10円)<9983> ファーストリテ 35.6ドル 53464円 (454円)<9984> ソフトバンクG 30.86ドル 9269円 (67円)
<ST>
2024/10/18 08:08
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:伸び悩みの展開か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:伸び悩みの展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、伸び悩みの展開を見込む。前日17日の米国市場のダウ平均は161.35ドル高の43,239.05ドル、ナスダックは6.53pt高の18,373.61ptで取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったため景気見通し改善で、寄り付き後、上昇。半導体メーカー、台湾セミコンダクター(TSM)がアジア時間に発表した決算が好調で強い需要期待に同セクターの買いが相場を一段と支援した。金利先安観の後退で、終盤にかけてナスダックは失速したがダウは連日過去最高値を更新した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、伸び悩みの展開を想定する。今月に入り緩やかながらも下落を続けており、米株や日経平均株価とはまったく連動していない。9月9日安値605ptや、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限の603pt接近で反発するか注目されるが、商いも細っており、リバウンド機運も熟していない印象だ。週末による持ち高調整も意識され、相場のこう着を予想する。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の611ptで終えている。上値のメドは600pt、下値のメドは620ptとする。
<SK>
2024/10/18 08:05
みんかぶニュース 市況・概況
18日の株式相場見通し=3日ぶり反発、欧米株高を受け切り返す展開
18日の東京株式市場は幅広い銘柄が買い戻される展開で、日経平均株価は3日ぶりに反発することが想定される。前日までの直近2営業日でほぼ1000円の下げをみせたが、きょうは欧米株高に追随しリバウンド狙いの買いが優勢となりそうだ。前日の欧州株市場は全体的には高安まちまちながら、ドイツやフランス、英国など主要国の株価は揃って上値を指向した。ECB理事会では2会合連続で0.25%の利下げを決定したが、これは事前に織り込まれていたとはいえ、良好な経済指標の発表とも相まって投資家心理を強気に傾けた。また、米国株市場でもNYダウが続伸し、連日の史上最高値更新となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も小幅ながらプラス圏で着地した。この日の朝方に発表された9月の米小売売上高は前月比0.4%上昇と事前コンセンサスを上回った。加えて、週間の米新規失業保険申請件数は前週から1万9000件の減少をみせ、横ばいを見込んでいた市場予想を下回っており、米国経済の底堅さが改めて意識されている。これらを受けて消費関連や景気敏感株への買いを誘導した。また、台湾の半導体受託生産大手のTSMC<TSM>が17日に発表した決算が、AI用半導体需要拡大を背景に予想以上に好調な結果だったこともエヌビディア<NVDA>など半導体関連株への資金流入につながっている。ただ、米長期金利の上昇などが重荷となりハイテクセクターの上値は重かった。きょうの東京市場は欧米株高を受け自律反発局面に移行することが予想される。外国為替市場で一段と円安が進み、1ドル=150円台に入っていることも追い風となるが、円安進行を背景とした日銀の追加利上げに対する思惑が足かせとなる可能性もある。3万9000円台では戻り売り圧力が意識されやすく、上げ幅は限定的となるケースも考えられる。
17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比161ドル35セント高の4万3239ドル05セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同6.530ポイント高の1万8373.609だった。
日程面では、きょうは9月の全国消費者物価指数(CPI)、対外・対内証券売買契約など。海外では9月の中国70都市の新築住宅価格動向、9月の中国小売売上高、9月の中国工業生産高、9月の中国不動産開発投資、9月の中国固定資産投資、アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務大臣会合、9月の英小売売上高、9月の米住宅着工件数など。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:00
みんかぶニュース コラム
18日の株式相場見通し=3日ぶり反発、欧米株高を受け切り返す展開
18日の東京株式市場は幅広い銘柄が買い戻される展開で、日経平均株価は3日ぶりに反発することが想定される。前日までの直近2営業日でほぼ1000円の下げをみせたが、きょうは欧米株高に追随しリバウンド狙いの買いが優勢となりそうだ。前日の欧州株市場は全体的には高安まちまちながら、ドイツやフランス、英国など主要国の株価は揃って上値を指向した。ECB理事会では2会合連続で0.25%の利下げを決定したが、これは事前に織り込まれていたとはいえ、良好な経済指標の発表とも相まって投資家心理を強気に傾けた。また、米国株市場でもNYダウが続伸し、連日の史上最高値更新となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も小幅ながらプラス圏で着地した。この日の朝方に発表された9月の米小売売上高は前月比0.4%上昇と事前コンセンサスを上回った。加えて、週間の米新規失業保険申請件数は前週から1万9000件の減少をみせ、横ばいを見込んでいた市場予想を下回っており、米国経済の底堅さが改めて意識されている。これらを受けて消費関連や景気敏感株への買いを誘導した。また、台湾の半導体受託生産大手のTSMC<TSM>が17日に発表した決算が、AI用半導体需要拡大を背景に予想以上に好調な結果だったこともエヌビディア<NVDA>など半導体関連株への資金流入につながっている。ただ、米長期金利の上昇などが重荷となりハイテクセクターの上値は重かった。きょうの東京市場は欧米株高を受け自律反発局面に移行することが予想される。外国為替市場で一段と円安が進み、1ドル=150円台に入っていることも追い風となるが、円安進行を背景とした日銀の追加利上げに対する思惑が足かせとなる可能性もある。3万9000円台では戻り売り圧力が意識されやすく、上げ幅は限定的となるケースも考えられる。
17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比161ドル35セント高の4万3239ドル05セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同6.530ポイント高の1万8373.609だった。
日程面では、きょうは9月の全国消費者物価指数(CPI)、対外・対内証券売買契約など。海外では9月の中国70都市の新築住宅価格動向、9月の中国小売売上高、9月の中国工業生産高、9月の中国不動産開発投資、9月の中国固定資産投資、アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務大臣会合、9月の英小売売上高、9月の米住宅着工件数など。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 08:00
みんかぶニュース 為替・FX
米外為市場サマリー:150円台に上伸、予想上回る米小売売上高で利下げペース鈍化観測
17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円21銭前後と前日に比べて57銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円70銭前後と同16銭程度のユーロ高・円安だった。
朝方発表された9月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増となり、市場予想(0.3%増)を上回った。また、米国の週間新規失業保険申請件数は前週から減少した。ともに米国経済の底堅さを示す結果と受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースは緩やかなものとなるとの観測が強まった。米長期金利は上昇し、日米金利差が拡大するとの見方からドル買い・円売りの流れが加速。ドル円相場は150円の大台に乗せた後、一時150円30銭台まで上伸し、8月上旬以来の高値圏に浮上した。欧州中央銀行(ECB)は同日の理事会で、市場のコンセンサス通り0.25%の追加利下げを決定した。ラガルド総裁は記者会見において「経済活動は予想よりもやや弱い」などの認識を示した。欧州景気の減速リスクが横たわるなかで、ECBが今後も追加利下げに動く可能性が意識され、ドルに対してユーロは売られた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0831ドル前後と前日に比べて0.0031ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 07:54
みんかぶニュース 市況・概況
18日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:30 日・全国消費者物価指数
08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況
10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札
11:00 中・GDP(国内総生産)
11:00 中・小売売上高
11:00 中・工業生産高
11:00 中・不動産開発投資
11:00 中・固定資産投資
15:00 英・小売売上高
17:00 ユーロ・経常収支
18:00 ユーロ・建設支出
21:30 米・住宅着工件数
21:30 米・建設許可件数
※APEC(アジア太平洋経済協力会議)財務大臣会合(21日まで)
○決算発表・新規上場など
決算発表:サーティワン<2268>,ブロンコB<3091>,アジュバン<4929>,アルインコ<5933>,光世<8617>
※東証プライム上場:インターメスティック<262A>
※海外企業決算発表:アメリカン・エキスプレス,プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)
出所:MINKABU PRESS
2024/10/18 07:50