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みんかぶニュース 市況・概況
10日の米株式市場の概況、NYダウ497ドル高 FRBが利下げと短国購入を決定
10日の米株式市場では、NYダウが前日比497.46ドル高の4万8057.75ドルと3日ぶり反発。4万8000ドル台を回復し、過去最高値に接近した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日まで開いた金融政策決定会合で、市場の大方の予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決めた。FOMC参加者の金利見通しでは、従来と同様に来年の利下げ予想回数は1回との方向性が示唆された。更に、量的緩和(QE)としてではなく、準備金供給維持の観点でFRBは短期国債の買い入れ方針を決めた。パウエル議長は今後もデータに基づいて政策を調整する姿勢を示したが、市場では流動性に支えられた投資環境が続くとの見方が広がり、主力株に買いが入った。
ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー<JPM>、キャタピラー<CAT>が買われ、ナイキ<NKE>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が株価水準を切り上げたほか、ダウ<DOW>が急伸。ウォービー・パーカー<WRBY>やGEベルノバ<GEV>、アメリカン・インターナショナル・グループ<AIG>が値を飛ばした。一方、ウォルマート<WMT>が冴えない展開。ウーバー・テクノロジーズ<UBER>やロブロックス<RBLX>が値を下げ、イオンQ<IONQ>やゲームストップ<GME>、アーチャー・アビエーション<ACHR>が下値を探った。
ナスダック総合株価指数は77.66ポイント高の2万3654.15と続伸した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアルファベット<GOOG>が堅調。マイクロンテクノロジー<MU>とマーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が値を上げ、ショッピファイ<SHOP>やASTスペースモバイル<ASTS>が頑強。エンベリック・バイオサイエンシズ<ENVB>やアイロボット<IRBT>、エコスター<SATS>が大幅高となった。半面、マイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、メタ・プラットフォームズ<META>が軟調推移。ネットフリックス<NFLX>が売られ、エアロバイロンメント<AVAV>が急落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:23
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:来年前半の米利下げ予想でドルは伸び悩む可能性
*08:20JST 今日の為替市場ポイント:来年前半の米利下げ予想でドルは伸び悩む可能性
10日の米ドル・円は、東京市場では156円94銭まで買われた後、156円56銭まで下落。欧米市場では156円89銭から155円80銭まで下落し、155円94銭で取引終了。本日11日の米ドル・円は主に156円を挟んだ水準で推移か。2026年も1回以上の米利下げが想定されており、米ドル・円は伸び悩む可能性がある。米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月9、10日開催の会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。2026年については、利下げ1回との見通しを維持した。賛成9、反対3で利下げを決定。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、会合後の記者会見で、「雇用への悪影響を抑えるための措置は十分講じた」、「金利水準は物価圧力を抑制し続けるだけの十分な高さを維持している」との見解を伝えた。市場参加者の間では、来年1-3月期に1回の利下げが行われる可能性が高いとの見方が浮上しているが、インフレ見通しは不透明であるため、FRB議長が交代しても追加利下げを行うことは簡単なことではないとの見方が出ている。
<CS>
2025/12/11 08:20
みんかぶニュース 市況・概況
10日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
9655.53(+13.52)
・ドイツ・DAX
24130.14(-32.51)
・フランス・CAC40
8022.69(-29.82)
・ロシア・RTS
1100.22(-8.27)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
10日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 48057.75(+497.46)
高値 48197.30
安値 47462.94
・S&P500 6886.68(+46.17)
・ナスダック総合指数 23654.15(+77.66)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:10
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か
本日の東証グロース市場250指数先物は、続伸の動きとなりそうだ。前日10日のダウ平均は497.46ドル高の48,057.75ドル、ナスダックは77.67pt高の23,654.16ptで取引を終了した。FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが市場予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決定後、ダウは上げ幅拡大、またナスダックはプラスに転じた。FOMCメンバーによる政策金利の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。パウエル議長は会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、ダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大する展開となった。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、続伸の動きとなりそうだ。米株との相関性が低いことから、米国のイベント通過で大きく動く可能性は低く、上値は限定的となりそうだ。一方、5日移動平均線でのサポート力が強いうえ、メジャーSQを前に中心限月の移行も進展していると思われることから、下押しリスクは低く、買い優位が見込まれる。5日・25日両移動平均線を意識した値動きとイメージしたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の673ptで終えている。上値のメドは685pt、下値のメドは665ptとする。
<SK>
2025/12/11 08:05
注目トピックス 市況・概況
10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる
*08:02JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる
■NY株式:NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる米国株式市場は上昇。ダウ平均は497.46ドル高48,057.75ドル、ナスダックは77.67ポイント高23,647.74で取引を終了した。FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが市場予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決定後、ダウは上げ幅拡大、またナスダックはプラスに転じた。FOMCメンバーによる政策金利の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。パウエル議長は会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、ダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大する展開となった。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇、食・生活必需品小売が下落した。医薬品開発・製造のイーライリリー(LLY)はアラバマ州に60億ドルかけ、肥満治療薬関連の製造施設を建設すると発表し、上昇。また医薬品メーカーファイザー(PFE)は上昇。中国のヤオファーマと肥満治療薬の製造に関するライセンス契約を締結したと発表した。発電システムを提供するGEベルノバ(GEV)は2028年までの見通しとともに株主還元策拡充を発表し、大幅高だった。法人向けソフト開発のオラクル(ORCL)は2026年度第2四半期の業績を発表し、売上高が市場予想に届かず株価は時間外で下落している。HorikoCapitalManagementLLC■NY為替:米ドル・円は156円11銭で下げ止まる利を0.25pt引き下げて3.50%-3.75%にすることが決定され、156円11銭まで下落したが、2026年以降の金利見通しを巡って156円68銭まで反発したが、その後は伸び悩んでおり、156円30銭台に下げている。ユーロ・円は強含み、182円06銭から182円55銭まで反発。ただ、その後に182円27銭まで反発。ユーロ・ドルは一時1.1681ドルまで強含み。■NY原油:やや強含みで58.46ドル、時間外取引で一段高NY原油先物1月限はやや強含み(NYMEX原油1月限終値:58.46 ↑0.21)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.21ドル(+0.36%)の58.46ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.66-59.03ドル。米国市場の中盤にかけて57.66ドルまで売られたが、後半にかけて反転。供給超過に対する警戒感は低下し、通常取引終了後の時間外取引で59.03ドルまで上昇。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 54.08ドル +0.54ドル(+1.00%)モルガン・スタンレー(MS) 179.71ドル +0.88ドル(+0.49%)ゴールドマン・サックス(GS)889.24ドル +12.66ドル(+1.44%)インテル(INTC) 40.78ドル +0.28ドル(+0.69%)アップル(AAPL) 278.78ドル +1.60ドル(+0.57%)アルファベット(GOOG) 321.00ドル +3.25ドル(+1.02%)メタ(META) 650.13ドル -6.83ドル(-1.03%)キャタピラー(CAT) 615.35ドル +20.99ドル(+3.53%)アルコア(AA) 44.64ドル +1.17ドル(+2.69%)ウォルマート(WMT) 113.18ドル -1.88ドル(-1.63%)
<NH>
2025/12/11 08:02
みんかぶニュース 市況・概況
11日の株式相場見通し=反発、FOMC通過後の米株高に追随
11日の東京株式市場は主力株を中心に広範囲に買い優勢の地合いとなり日経平均株価は反発する公算が大きい。取引時間中はメジャーSQ算出をあすに控えていることで、先物を絡め値動きが荒くなることも考えられる。前日の欧州株市場では高安まちまちも独DAXや仏CAC40など主要国の株価は軟調が目立った。米国のFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を前に様子見姿勢が強かったが、下値を売り込むような動きもみられなかった。なお、ストックス・ヨーロッパ600はわずかながら上昇している。米国株市場では取引終盤になってNYダウが急上昇し上げ幅は一時600ドルを上回った。FOMCでは事前予想通り0.25%の追加利下げを決定した。これで3会合連続の利下げとなるほか、バランスシートの水準を維持するために短期債購入を開始することを明示、これが投資家のセンチメントを強気に傾けた。パウエル議長は記者会見で、今後の金融政策については経済指標を見極めたうえで判断するという姿勢を示したが、インフレに関しては比較的ハト派的な見解で株式市場にはフレンドリーな印象を与えている。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はマイナス圏での推移が続いていたが、FOMCの結果発表後に上昇に転じた。ただ、相対的に上げ幅は限られている。また、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は一時最高値を上回る場面があった。東京市場ではFOMC後の米株高を受け、強調展開が予想されるが上値はそれほど伸びない可能性もある。外国為替市場ではFOMC後に一時1ドル=156円を割り込む水準まで急速にドル安・円高方向に振れており、輸出セクターには向かい風となるケースも考えられる。
10日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比497ドル46セント高の4万8057ドル75セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同77.66ポイント高の2万3654.15だった。
日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、10~12月期法人企業景気予測調査、11月のオフィス空室率、20年物国債の入札など。海外ではフィリピン中銀、スイス中銀、トルコ中銀が政策金利を開示、週間の米新規失業保険申請件数、9月の米貿易収支、9月の米卸売在庫・売上高、米30年債の入札など。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:00
みんかぶニュース 為替・FX
米外為市場サマリー:FOMC後に一時155円80銭まで軟化
10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円02銭前後と前日と比べて85銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=182円44銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安だった。
米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3会合連続となる0.25%の利下げを決めた。あわせて公表されたFOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で来年の0.25%の利下げ予想回数が1回と前回9月と変わらなかったことからドル買いで反応する場面もあったが、FRBが財務省短期証券(Tビル)の購入を開始すると発表したことを受けて米長期金利が低下するとドル売りが流入。パウエルFRB議長が記者会見で「金融政策はあらかじめ決められた道筋にあるわけではなく、会合ごとに判断を下していく」と改めて言及すると同時に、「新たな金利・経済見通しに基づくと、次の動きが利上げになる可能性は低い」と発言したことも影響し、ドル円相場は一時155円80銭まで軟化した。なお、トランプ米大統領は0.25%の利下げに対して不満を述べたほか、次期FRB議長候補の国家経済会議(NEC)のハセット委員長は「FRBには利下げの余地が十分にある」と発言している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1695ドル前後と前日に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 07:55
みんかぶニュース 市況・概況
米国市場データ NYダウは497ドル高と3日ぶりに反発 (12月10日)
― ダウは497ドル高と3日ぶりに反発、FOMCで政策金利を0.25%引き下げたことを好感 ―
NYダウ 48057.75 ( +497.46 )
S&P500 6886.68 ( +46.17 )
NASDAQ 23654.16 ( +77.67 )
米10年債利回り 4.144 ( -0.042 )
NY(WTI)原油 58.46 ( +0.21 )
NY金 4224.7 ( -11.5 )
VIX指数 15.77 ( -1.16 )
シカゴ日経225先物 (円建て) 50860 ( +260 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 50865 ( +265 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/12/11 07:51
みんかぶニュース 市況・概況
11日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
04:00 米・FOMC(連邦公開市場委員会)結果発表
04:00 米・月次財政収支
04:30 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が会見
08:50 日・法人企業景気予測調査
08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況
09:01 英・RICS(王立公認不動産鑑定士協会)住宅価格指数
09:30 豪・失業率
09:30 豪・新規雇用者数
10:30 日・20年物利付国債の入札
22:30 米・貿易収支
22:30 米・新規失業保険申請件数
22:30 米・失業保険継続受給者数
※米・30年物国債入札
○決算発表・新規上場など
決算発表:タイミー<215A>,アイケイケイ<2198>,ハートシード<219A>,モロゾフ<2217>,柿安本店<2294>,新都HD<2776>,ファーマF<2929>,ジェリビンズ<3070>,DG<350A>,ネオジャパン<3921>,イムラ<3955>,ビジョナル<4194>,ラクスル<4384>,セルソース<4880>,オハラ<5218>,リッジアイ<5572>,JEH<5889>,鎌倉新書<6184>,巴工業<6309>,サムコ<6387>,アイモバイル<6535>,WSCOPE<6619>,三井ハイテク<6966>,マクビープラ<7095>,アシロ<7378>,3DM<7777>,トーホー<8142>,明豊エンタ<8927>,シルバライフ<9262>,アインHD<9627>ほか
※海外企業決算発表:ブロードコムほか
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 07:50
みんかぶニュース 為替・FX
◎10日のNY為替
ドル・円:156円02銭(9日終値:156円88銭)
ユーロ・円:182円44銭(同:182円40銭)
ユーロ・ドル:1.1695ドル(同:1.1627ドル)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 07:50
注目トピックス 市況・概況
NY原油:やや強含みで58.46ドル、時間外取引で一段高
*07:47JST NY原油:やや強含みで58.46ドル、時間外取引で一段高
NY原油先物1月限はやや強含み(NYMEX原油1月限終値:58.46 ↑0.21)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.21ドル(+0.36%)の58.46ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.66-59.03ドル。米国市場の中盤にかけて57.66ドルまで売られたが、後半にかけて反転。供給超過に対する警戒感は低下し、通常取引終了後の時間外取引で59.03ドルまで上昇。
<CS>
2025/12/11 07:47
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 260円高 (12月10日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 50860 ( +260 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 50865 ( +265 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/12/11 07:45
注目トピックス 市況・概況
NY金:弱含みで4224.70ドル、時間外取引では買いが強まる
*07:39JST NY金:弱含みで4224.70ドル、時間外取引では買いが強まる
NY金先物2月限は弱含み(COMEX金2月限終値:4224.70 ↓11.50)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比-11.50ドル(-0.27%)の4224.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは4207.80-4249.00ドル。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を待つ状況となり、アジア市場から主に4230ドルを挟んだ水準で推移。通常取引終了後の時間外取引で4249ドルまで買われた。
<CS>
2025/12/11 07:39
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part2 ヒーハイスト、サンバイオ、カルナバイオなど
*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 ヒーハイスト、サンバイオ、カルナバイオなど
銘柄名<コード10日終値⇒前日比サンリオ<8136> 5000 -303SBI証券では目標株価を引き下げ。三井E&S<7003> 5750 -45525日線割れで短期資金の見切り売り優勢か。塩野義製薬<4507> 2678 -130.59日はSBI証券の新規買い推奨で上昇。野村マイクロ・サイエンス<6254> 2757 -129半導体関連株安に追随売り。味の素<2802> 3406 -124安値もみ合い下放れに追随売り。キオクシアHD<285A> 9470 -404米FOMC控えて半導体関連には手仕舞い売り。KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4755 -120半導体関連株は10日総じて軟調推移。スクエニHD<9684> 2867 -1608日には3Dインベがプレゼンテーション資料を公表。セガサミーHD<6460> 2607.5 -58.510日はゲーム関連の一角が軟調に。レーザーテック<6920> 31520 -1390半導体関連の軟調地合いに押される。ヒーハイスト<6433> 1016 +150日本企業連携での国産ヒト型ロボット量産を引き続き材料視。Shinwa<2437> 291 +51何も材料なし、値動きの良さに追随。ブロードメディア<4347> 2005 +306AVIが保有比率上昇に向けたTOBの実施を発表。菊池製作所<3444> 761 +100フィジカルAI関連として関心が続く。黒田精工<7726> 1148 +150足元ではフィジカルAI関連の一角として関心。RSC<4664> 1531 +300引き続きフィジカルAI関連の一角として物色。アウンコンサルティング<2459> 286 +49海外向けAIOコンサルサービスの提供を開始で。カルナバイオ<4572> 304 +80次世代型BTK阻害剤のフェーズ1b臨床試験の途中結果と新たな非臨床研究の結果を発表。サンバイオ<4592> 1955 +222アクーゴ脳内移植用注の出荷制限が解除。ヘリオス<4593> 341 -80HLCM051(ARDS及び脳梗塞急性期)に関する開発・申請方針を発表。グリーンエナ<1436> 2366 +19626年4月期業績予想を上方修正。台湾企業との戦略的業務提携も発表。アールプランナー<2983> 2915 +23326年1月期業績と配当予想を上方修正。リボミック<4591> 77 +3慈恵大学・関西医科大学と光免疫療法に関する 3者共同研究契約。jig.jp<5244> 227 +6商用AR Glassの提供事業を開始。ナノMRNA<4571> 150 +2新規核酸医薬「TUG1 ASO」第1相試験の途中経過で安全性と有効性の兆しを確認。買い先行するが上値は重い。アスカネット<2438> 365 +18上期営業利益0.31億円。第1四半期の0.17億円の赤字から黒字に転じる。リプロセル<4978> 152 +0日本医療研究開発機構(AMED)公募事業の計画変更が承認され補助金額が増額。上値は限定的。
<CS>
2025/12/11 07:32
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part1ソラスト、JCU、モイなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1ソラスト、JCU、モイなど
銘柄名<コード>10日終値⇒前日比スバル興<9632> 3120 -10026年1月期純利益予想を下方修正。イズミ<8273> 2984 +621株を3株に分割。物語コーポ<3097> 4440 +10511月の既存店売上高6.7%増。10月の0.1%減から増加に転じる。ロードスター<3482> 2901 +114東京都千代田区の事務所・共同住宅(販売用不動産)を売却。モイ<5031> 300 +39株主優待制度を導入。スパイダープラス<4192> 321 +27「S+Report」が清水建設の設備試運転帳票に標準対応し本格導入。ソラスト<6197> 657 +100明確な材料は観測されないが再編思惑など優勢か。JCU<4975> 5050 +705銅価格の上昇なども手掛かりか。CIJ<4826> 571 +46フィジカルAI関連として買われる。ビューティガレージ<3180> 1494 +106業績下方修正も想定線であく抜け感が優勢。DOWA<5714> 6500 +384SMBC日興証券では投資判断を格上げ。月島HD<6332> 3050 +2129日には大和証券が新規に買い推奨。アイシン<7259> 2946.5 +103.5円安で自動車関連に物色向かう。三井金属<5706> 18415 +415DOWAと同様にSMBC日興証券が格上げ。東邦チタニウム<5727> 1304 +64非鉄株上昇の中でリバウンドの動き。TOTO<5332> 4310 +199ウォシュレットの累計販売台数7000万台突破と伝わり。三菱マテリアル<5711> 3342 +126SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。グッドコムアセット<3475> 1161 +42記念優待実施などを見直しの動きか。日東紡績<3110> 11760 +340半導体関連の中でも足元軟調な動きが目立っており。UACJ<5741> 1880 +66非鉄株上昇の流れにも乗る。アステリア<3853> 1043 +34スペースXのIPO計画報道を材料視。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615> 381 -5株価急伸の反動で利食い売り優勢が続く。ポールHD<3657> 311 -22業績下方修正で一転大幅営業減益見通しに。ライフドリンク カンパニー<2585> 1719 -61株価下げ止まらず損切り誘う。フォーカスシステムズ<4662> 1976 -108特許を手掛かり材料に直近で急伸だが。任天堂<7974> 11580 -32010月安値も割り込んで下値不安強まる。ラクスル<4384> 1250 -5011日には決算発表を控えているが。
<CS>
2025/12/11 07:15
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる
*06:42JST NY株式:NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる
米国株式市場は上昇。ダウ平均は497.46ドル高48,057.75ドル、ナスダックは77.67ポイント高23,647.74で取引を終了した。 FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが市場予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決定後、ダウは上げ幅拡大、またナスダックはプラスに転じた。FOMCメンバーによる政策金利の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。パウエル議長は会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、ダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大する展開となった。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇、食・生活必需品小売が下落した。医薬品開発・製造のイーライリリー(LLY)はアラバマ州に60億ドルかけ、肥満治療薬関連の製造施設を建設すると発表し、上昇。また医薬品メーカーファイザー(PFE)は上昇。中国のヤオファーマと肥満治療薬の製造に関するライセンス契約を締結したと発表した。発電システムを提供するGEベルノバ(GEV)は2028年までの見通しとともに株主還元策拡充を発表し、大幅高だった。法人向けソフト開発のオラクル(ORCL)は2026年度第2四半期の業績を発表し、売上高が市場予想に届かず株価は時間外で下落している。 HorikoCapitalManagementLLC
<FA>
2025/12/11 06:42
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:豪失業率、スイス中央銀行が政策金利発表、米貿易収支など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:豪失業率、スイス中央銀行が政策金利発表、米貿易収支など
<国内>08:50 対外・対内証券投資(先週)08:50 景況判断BSI大企業製造業(10-12月) 3.808:50 景況判断BSI大企業全産業(10-12月) 4.711:00 東京オフィス空室率(11月) 2.59%<海外>09:30 豪・失業率(11月) 4.4% 4.3%17:30 スイス・中央銀行が政策金利発表 0% 0%20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表 39.50%21:00 ブ・小売売上高(10月) -0.3%22:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 19.1万件22:30 米・貿易収支(9月) -666億ドル -596億ドル24:00 米・卸売在庫(9月)欧・ユーロ圏財務相会合ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が英紙FTのイベントで講演石油輸出国機構(OPEC)月報注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2025/12/11 06:30
注目トピックス 市況・概況
12月10日のNY為替・原油概況
*06:08JST 12月10日のNY為替・原油概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円72銭から155円80銭まで下落し、155円95銭で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)は9、10日に開いた会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。2026年については、利下げ1回との見通しを維持したが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて利上げに転じる時期は近づいていないとの見方が強まり、ドル売り・円買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1628ドルまで売られた後、1.1700ドルまで反発。ユーロ・円は反転し、182円05銭まで売られた後、182円55銭まで買われた。ポンド・ドルは、1.3305ドルまで売られた後、1.3389ドルまで反発。ドル・スイスは0.8045フランから0.7992フランまで下落。10日のNY原油先物1月限はやや強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.21ドル(+0.36%)の58.46ドルで通常取引を終了した。
<MK>
2025/12/11 06:08
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米ドル・円は156円11銭で下げ止まる
*05:03JST NY為替:米ドル・円は156円11銭で下げ止まる
10日のNY市場でドル・円は弱含み、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利を0.25pt引き下げて3.50%-3.75%にすることが決定され、156円11銭まで下落したが、2026年以降の金利見通しを巡って156円68銭まで反発したが、その後は伸び悩んでおり、156円30銭台に下げている。ユーロ・円は強含み、182円06銭から182円55銭まで反発。ただ、その後に182円27銭まで反発。ユーロ・ドルは一時1.1681ドルまで強含み。
<MK>
2025/12/11 05:03
注目トピックス 市況・概況
NY為替:ドル・円は156円台前半で推移、FOMC会合の結果判明を待つ
*03:18JST NY為替:ドル・円は156円台前半で推移、FOMC会合の結果判明を待つ
10日のNY市場でドル・円は弱含み、156円72銭から156円25銭で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を待つ状況となっているが、米ドル・円は伸び悩んでいる。ユーロ・円は弱含み、182円42銭から182円05銭まで下落。ただ、その後に182円27銭まで反発。ユーロ・ドルは1.1628ドルから1.1660ドルまで戻す展開。
<MK>
2025/12/11 03:18
暗号資産速報
【フィスコ・暗号資産速報】
*00:53JST 【フィスコ・暗号資産速報】
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは10日、伸び悩み。一時9.32万ドルまで買われたが、直近で9.16万ドルまで値下がり。10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ptの利下げが決定される見込みだが、2026年以降の金利見通しは不透明であり、上値の重さは消えていないようだ。
<MK>
2025/12/11 00:53
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米ドル・円は弱含み、156円35銭まで値下がり
*00:45JST NY為替:米ドル・円は弱含み、156円35銭まで値下がり
10日のNY市場でドル・円は弱含み、156円72銭から156円35銭で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を待つ状況となっているが、米ドル・円は伸び悩んでいる。ユーロ・円は弱含み、182円42銭から182円05銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1628ドルから1.1651ドルまで戻す展開。
<MK>
2025/12/11 00:45
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:米ドル・円は156円台後半で推移、米FOC会合の結果判明を待つ状況
*22:06JST 欧州為替:米ドル・円は156円台後半で推移、米FOC会合の結果判明を待つ状況
10日のロンドン外為市場でドル・円は伸び悩み。米利下げ継続の思惑は後退し、ドル・円は156円58銭から156円89銭まで値を上げた。ただ、米金利が上げ渋ると、上値の重さが目立った。ユーロ・ドルは今後の米金融政策方針をにらみドル買いに振れやすく、1.1658ドルから1.1628ドルまで下落。ユーロ・円は欧州株安を嫌気し、182円62銭から182円28銭まで下値を切り下げた。ポンド・ドルは1.3327ドルから1.3302ドルまで下げ、ドル・スイスフランは0.8057フランから0.8039フランまで下落。
<MK>
2025/12/10 22:06
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、米金利にらみ
*20:06JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、米金利にらみ
欧州市場でドル・円は伸び悩み。夕方以降に一時156円88銭魔で上値を伸ばしたが、足元は156円70銭台でのもみ合いが続く。米10年債利回りの上昇一服でドル買いは入りづらく、ユーロ・ドルは下げ渋り。ユーロ・円は欧州株安で弱含む展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円57銭から156円88銭、ユ-ロ・円は182円29銭から182円61銭、ユ-ロ・ドルは1.1628ドルから1.1657ドル。
<TY>
2025/12/10 20:06
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (10日 発表分)
12月10日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
モイ <5031> [東証G] 決算月【1月】 12/10発表(場中)
毎年1月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、QUOカード1000円分(500株以上保有株主には5000円分)を贈呈する。
■再開 ――――――――――――――
ゼネラル・オイスター <3224> [東証G] 決算月【3月】 12/10発表
株主優待制度を再開。毎年3月末と9月末時点で1000株以上を保有する個人株主に対し、自社店舗での決済利用のOPC(Oyster Piece Club)アプリへのポイント1万円相当を年2回贈呈する。
■拡充 ――――――――――――――
Sun Asterisk <4053> [東証P] 決算月【12月】 12/10発表
長期保有特典を新設し、1年以上継続保有する株主の優待内容を拡充。新制度では12月時点で600株以上を保有する株主に、保有株数と保有期間に応じて5000~12万ポイントを付与する。26年12月末から適用。
株探ニュース
2025/12/10 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (10日大引け後 発表分)
※12月18日、東証グロース市場に上場予定のミラティブ <472A> [東証G]、19日、東証スタンダード市場に上場予定のギミック <475A> [東証S]、パワーエックス <485A> [東証G]は10日、公開価格を発表した。
●ミラティブ <472A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月18日
事業内容:ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」の
開発・運営及び周辺事業
公開価格:860円
仮条件:850円~860円
想定発行価格:850円
上場時発行済み株式数:1692万7750株
公募:117万6400株
売り出し:614万9100株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限109万8800株
ブックビルディング期間:12月3日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月17日
主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券
●ギミック <475A>
上場市場:東証スタンダード市場
上場予定日:12月19日
事業内容:患者に最適な医師の選択を実現させるための
情報を網羅的に集積した「ドクターズ・ファイル」を
中心とした医療特化型プラットフォーム事業
公開価格:1150円
仮条件:1120円~1150円
想定発行価格:1150円
上場時発行済み株式数:491万株
公募:100万株
売り出し:116万8200株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限32万5200株
ブックビルディング期間:12月4日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月18日
主幹事:野村證券
●パワーエックス <485A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月19日
事業内容:大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションの
サービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、
再生可能エネルギー等の電力供給
公開価格:1220円
仮条件:1200円~1220円
想定発行価格:1200円
上場時発行済み株式数:3629万8700株
公募:416万6700株
売り出し:422万1600株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限125万8200株
ブックビルディング期間:12月3日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月18日
主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券
[2025年12月10日]
株探ニュース
2025/12/10 19:40
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い地合いで
*19:15JST 欧州為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い地合いで
欧州市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、一時156円88銭魔で上値を伸ばした。米10年債利回りの高止まりでドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは1.1632ドルまで失速。ユーロ・円は欧州株式市場の軟調地合いを受け、上値の重さが目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円57銭から156円88銭、ユ-ロ・円は182円36銭から182円61銭、ユ-ロ・ドルは1.1632ドルから1.1657ドル。
<TY>
2025/12/10 19:15
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、FOMC控え荒い値動きに (12月10日)
日経平均株価
始値 50878.66
高値 51107.77
安値 50329.27
大引け 50602.80(前日比 -52.30 、 -0.10% )
売買高 22億4943万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆6697億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、朝高後値を消すも終盤下げ渋る
2.FOMC結果発表待ちで様子見、方向感の見えにくい地合いに
3.米利下げ確実視も来年以降のFRB金融政策に不透明感漂う
4.週末のメジャーSQにらみ先物主導で不安定な値動きに終始
5.主力株下げるも中小型株強く、値上がり銘柄が62%占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比179ドル安と続落した。FOMCの結果公表を控え、金融政策の先行きに対する警戒感からリスク回避の売りに押された。
東京市場では、時価総額上位の主力株に安い銘柄が目立ち、日経平均株価は反落。取引時間中は上下に荒い値動きとなったが、大引けは小幅安にとどまった。
10日の東京市場は、引き続き先物主導で方向感の見えにくい地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウが軟調だったものの、ナスダック総合株価指数が反発に転じたことで、朝方に日経平均は大きく上値を追った。しかしほどなくして頭打ちとなり、一転して急速に値を消す展開に。日本時間明日未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、思惑が錯綜した。FRBによる利下げはほぼ確実視されているものの、来年以降の米金融政策が想定よりもタカ派的となるのではないかという警戒感がくすぶっている。日経平均は不安定な値動きに終始したが、これは週末のメジャーSQをにらんだ海外筋による先物への売り買いが影響した面も大きい。半導体関連の大型株は軒並み下落したが、中小型の材料株には強い動きをみせるものも目立っており、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の62%を占めた。
個別では、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が冴えず、売買代金2位に入ったキオクシアホールディングス<285A>の下げも目立つ。ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>が売られ、アドバンテスト<6857>もマイナス圏で引けた。サンリオ<8136>の下値模索も続いている。任天堂<7974>が売りに押され、ソニーグループ<6758>も下落した。三井E&S<7003>が値下がり率トップに売られ、東京計器<7721>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>なども大幅安。このほか低位のポールトゥウィンホールディングス<3657>が大きく売られた。
半面、川崎重工業<7012>が堅調。三井金属<5706>が物色人気を集め、キーエンス<6861>の上昇も目を引いた。ファーストリテイリング<9983>も頑強な値動き。ソラスト<6197>、JCU<4975>が急騰しいずれもストップ高に買われた。CIJ<4826>が大幅高、T-BASE<3415>が値を飛ばし、DOWAホールディングス<5714>も大きく水準を切り上げた。北海道電力<9509>も商いを急増させ大きく切り返した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ホンダ <7267>、アステラス <4503>、トヨタ <7203>、デンソー <6902>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約67円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ソニーG <6758>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約143円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)証券・商品、(2)電気・ガス、(3)ゴム製品、(4)輸送用機器、(5)石油・石炭。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)電気機器、(3)機械、(4)銀行業、(5)精密機器。
■個別材料株
△アウン <2459> [東証S]
AIOコンサルの海外展開本格始動を材料視。
△アールプラン <2983> [東証G]
26年1月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△Bガレージ <3180> [東証P]
26年4月期利益予想を下方修正もアク抜け感強まる。
△スパイダー <4192> [東証G]
清水建 <1803> が「S+Report」を本格導入へ。
△ブロメディア <4347> [東証S]
英AVIによるTOB価格にサヤ寄せ。
△アクリート <4395> [東証G]
合弁先の米企業が米ミサイル防衛局から大型契約獲得。
△カルナバイオ <4572> [東証G]
次世代型BTK阻害剤に腫瘍縮小効果、米血液学会で発表。
△サンバイオ <4592> [東証G]
厚労省による「アクーゴ」出荷制限の条件解除を好感。
△モイ <5031> [東証G]
26年1月末株主から株主優待制度を導入へ。
△TOTO <5332> [東証P]
ウォシュレットの累計出荷台数7000万台突破。
▼ポールHD <3657> [東証P]
案件獲得伸び悩み今期営業利益65%減へ。
▼ヘリオス <4593> [東証G]
体性幹細胞再生医薬品の開発・申請方針の発表を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ソラスト <6197>、(2)JCU <4975>、(3)Jディスプレ <6740>、(4)CIJ <4826>、(5)T-BASE <3415>、(6)Bガレージ <3180>、(7)月島HD <6332>、(8)DOWA <5714>、(9)CSP <9740>、(10)北海電 <9509>。
値下がり率上位10傑は(1)三井E&S <7003>、(2)ポールHD <3657>、(3)東京計器 <7721>、(4)サンリオ <8136>、(5)スクエニHD <9684>、(6)フォーカス <4662>、(7)塩野義 <4507>、(8)野村マイクロ <6254>、(9)リンクユーG <4446>、(10)Appier <4180>。
【大引け】
日経平均は前日比52.30円(0.10%)安の5万0602.80円。TOPIXは前日比4.10(0.12%)高の3389.02。出来高は概算で22億4943万株。東証プライムの値上がり銘柄数は992、値下がり銘柄数は562となった。東証グロース250指数は667.68ポイント(1.55ポイント高)。
[2025年12月10日]
株探ニュース
2025/12/10 18:31
注目トピックス 外国株
10日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反発、重要経済会議を控えて上値重い
*18:27JST 10日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反発、重要経済会議を控えて上値重い
10日の香港市場は3日ぶりに反発。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比106.55ポイント(0.42%)高の25540.78ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が18.28ポイント(0.20%)高の8954.69ポイントで引けた。午前は中国景気の不透明感を背景に弱含む場面があったが、重要経済会議を中旬に控え政策期待が意識され、次第に下げ渋った。景気動向を巡る不安は残るものの、午後に入ると当局の追加支援観測が強まり、指数を押し上げた。また、国際通貨基金(IMF)が中国の2025年成長率見通しを5.0%に引き上げたことが投資家心理を支えた。ハンセン指数の構成銘柄では、買いが目立ったのは医薬・消費関連で、CSPCファーマ(1093/HK)は3.19%高、李寧(2331/HK)は3.13%高となった。ネット関連では美団(3690/HK)が2.72%高、阿里巴巴(9988/HK)も1.52%高と堅調。中国宏橋(1378/HK)は2.11%高と資源株に買いが入り、旅行関連ではシートリップ(9961/HK)が1.48%高となった。また、不動産も高い。万科企業(2202/HK)が13.2%高、融創中国HD(1918/HK)が8.9%高、中国金茂HD(817/HK)が8.5%高、雅居楽集団HD(3383/HK)が6.5%上昇した。半面、海運・物流関連が軟調だった。オリエント・オーバーシーズ・インターナショナル(0316/HK)は5.92%安、ZTOエクスプレス(2057/HK)は1.35%安となった。太陽光関連では信義光能(0968/HK)が3.21%安と売られ、資源市況の不透明感が重荷となった。金融では招商銀行(3968/HK)が3.08%安と下げが目立った。中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.23%安の3900.50ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/12/10 18:27