Reuters Japan Online Report Business Newsニュース一覧
Reuters Japan Online Report Business News
中国スマートフォン国内出荷、6月は前年比+9.1% 増加に転じる
[上海 20日 ロイター] - 中国の政府系シンクタンク、中国情報通信研究院(CAICT)が20日発表した6月の国内スマートフォン出荷台数は前年比9.1%増の2750万台だった。
前年同月の出荷は2520万台、前月は2060万台。
前年比での増加は昨年12月以来。上海などのロックダウン(都市封鎖)で今年伸び悩んでいたスマートフォン市場が回復に向かっている可能性がある。
1─6月の出荷は前年比21.8%減。世界的な半導体不足で生産上の問題が生じていることや顧客の買い替えが遅れていることが背景。
2022-07-20T102618Z_1_LYNXMPEI6J0GV_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-CHINA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720102618LYNXMPEI6J0GV 中国スマートフォン国内出荷、6月は前年比+9.1% 増加に転じる OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T102618+0000 20220720T102618+0000
2022/07/20 19:26
Reuters Japan Online Report Business News
英ロイヤルメール、業績不振続けば事業分離や持ち株会社名変更
[20日 ロイター] - 英郵便事業会社ロイヤルメールは20日、業績が改善されない場合、持ち株会社のインターナショナル・ディストリビューション・サービスの名前を変更し、英国事業を分離する可能性があると発表した。
ロイヤルメールの英国事業は第1・四半期に9200万ポンド(1億1000万ドル)の赤字となり、収入は11.5%減少した。インフレで消費者がネット通販を控えたことやコスト高が響いた。小包の取扱量は15%減となった。
JPモルガンのアナリストはリポートで「英国での減益幅は驚くほど大きい」とし、今年度のグループEBIT(利払い・税引き前利益)見通しは半分になる可能性があると指摘した。
ロイヤルメールは事業に「重要な変化」をもたらすことができなければ、英国事業と海外小包事業GLSを2つの会社に分割することを検討するとした。
キース・ウィリアムズ会長は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)がもたらした取扱量の急増は終わったと述べ、1日当たり100万ポンドの損失を出していることを明らかにした。
2022-07-20T095818Z_1_LYNXMPEI6J0FZ_RTROPTP_1_ROYAL-MAIL-OUTLOOK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720095818LYNXMPEI6J0FZ 英ロイヤルメール、業績不振続けば事業分離や持ち株会社名変更 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T095818+0000 20220720T095818+0000
2022/07/20 18:58
Reuters Japan Online Report Business News
バークレイズ、台湾子会社を設立へ 仲介サービス提供
[シンガポール 20日 ロイター] - 英銀大手バークレイズは20日、台湾当局から子会社設立の認可を得たと発表した。
全額出資子会社の「バークレイズ・セキュリティーズ台湾」を設立、域内外の企業・機関投資家に仲介サービスや引き受けサービスを提供する。
専門知識と拠点を活用して、地域の主要資本市場へのアクセスやグローバルな資本市場へのアクセス、国境を越えた投資機会を顧客に提供するとしている。
アジア太平洋部門を統括するジャイディープ・カンナ氏は「台湾でのプラットフォーム構築は、アジア太平洋事業を拡大する当行の決意を示すものだ」と表明した。
関連免許の承認を得た上で今年第3・四半期中に業務を全面的に開始する予定。
2022-07-20T092832Z_1_LYNXMPEI6J0F1_RTROPTP_1_BARCLAYS-KENSINGTON.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720092832LYNXMPEI6J0F1 バークレイズ、台湾子会社を設立へ 仲介サービス提供 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T092832+0000 20220720T092832+0000
2022/07/20 18:28
Reuters Japan Online Report Business News
東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 138.12/14 1.0225/29 141.25/29
NY午後5時 138.18/22 1.0224/28 141.34/38
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小安い138円前半。あすの日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会を控える中、ポジション調整目的のドル売り/円買いが優勢となった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27680.26 +718.58 27295.95 27,295.95─27,692.85
TOPIX 1946.44 +43.65 1927.14 1,926.65─1,946.44
プライム指数 1001.48 +22.49 991.64 991.29─1,001.48
スタンダード指数 983.41 +8.07 982.04 981.89─984.00
グロース指数 883.22 +14.93 876.74 875.37─887.51
東証出来高(万株) 111429 東証売買代金(億円) 28749.40
東京株式市場で日経平均は、前営業日比718円58銭高の2万7680円26銭と5日続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による過度な金融引き締めへの警戒感や米国のインフレ懸念が後退し投資家心理が改善、金利に敏感なハイテク株などに買い戻しが入り相場を押し上げた。日経平均は1日を通して堅調で、今年4番目の上げ幅を記録し6月10日以来の高値で引けた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1727銘柄(93%)に対し、値下がりが88銘柄(4%)、変わらずが23銘柄(1%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014
ユーロ円金先(22年9月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.019%)から上昇した。「都銀、系統金融機関などビッドサイドの調達意欲が引き続きしっかりしていた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年9月限 149.19 (-0.11)
安値─高値 149.09─149.22
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.240% (+0.005)
安値─高値 0.245─0.240%
国債先物中心限月9月限は前営業日比11銭安の149円19銭と反落して取引を終えた。市場のリスク選好度が回復する中、1日を通して売り優勢の展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.240%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.17─0.07
3年物 0.21─0.11
4年物 0.24─0.14
5年物 0.27─0.17
7年物 0.36─0.26
10年物 0.50─0.40
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T091533+0000
2022/07/20 18:15
Reuters Japan Online Report Business News
日証協、資産所得倍増プランに提言 NISA恒久化や非課税枠拡大を
[東京 20日 ロイター] - 日本証券業協会は20日、岸田文雄政権が掲げる資産所得倍増プランを踏まえ、少額投資資非課税制度(NISA)の恒久化や非課税枠の拡大などを柱とする提言を発表した。投資家の裾野拡大を図ることが、中間層を中心とした資産所得拡大につながるとしている。
NISAの制度改革案では、制度の恒久化やつみたてNISAと一般NISAの併用を可能とすること、非課税保有期間の無期限化や大幅延長、年齢要件の撤廃、非課税枠の拡大などが挙げられている。非課税枠は現在の計160万円を計300万円に拡大することを提言している。
このほか、資産所得拡大のために、1)従業員持株会等への税制優遇措置、2)株式報酬制度の活用を促進するための制度改善、3)確定拠出年金制度の活用――などを提言した。
森田敏夫会長は会見で「貯蓄から投資を促す上では、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)、ⅮC(確定拠出年金)の拡充が特に重要だ」と述べた。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T090542+0000
2022/07/20 18:05
Reuters Japan Online Report Business News
ユーロ圏経常赤字、5月44.9億ユーロに拡大 エネルギー価格高で
[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が20日に発表した5月のユーロ圏経常収支(調整後)は赤字額が44億9000万ユーロと前月の39億1000万ユーロから拡大した。
エネルギー価格の高騰により輸入が高水準となっていることが背景にある。
前年同月は270億ユーロの黒字だった。
5月までの12カ月間の経常収支は黒字額が域内総生産(GDP)比1.1%で前年の3.0%から縮小した。
2022-07-20T084803Z_1_LYNXMPEI6J0D0_RTROPTP_1_ECB-POLICY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720084803LYNXMPEI6J0D0 ユーロ圏経常赤字、5月44.9億ユーロに拡大 エネルギー価格高で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T084803+0000 20220720T084803+0000
2022/07/20 17:48
Reuters Japan Online Report Business News
片岡日銀審議委員、決定会合に電話会議で出席 コロナ濃厚接触で
[東京 20日 ロイター] - 日銀は20日、片岡剛士審議委員が同日から開催している金融政策決定会合に電話会議で出席していると発表した。片岡委員が新型コロナウイルスの濃厚接触者となったため。
片岡委員は23日で任期満了となるため、今回が最後の決定会合出席となる。
(和田崇彦)
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T071153+0000
2022/07/20 16:11
Reuters Japan Online Report Business News
日経平均は5日続伸、700円超高 ハイテク株中心に買い戻し
[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比718円58銭高の2万7680円26銭と5日続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による過度な金融引き締めへの警戒感や米国のインフレ懸念が後退し投資家心理が改善、金利に敏感なハイテク株などに買い戻しが入り相場を押し上げた。日経平均は1日を通して堅調で、今年4番目の上げ幅を記録し6月10日以来の高値で引けた。
前日の米株高の流れを引き継ぎ、日経平均は朝方から堅調に推移した。米金融政策を巡りFRB高官から75ベーシスポイント(bp)の利上げを支持するコメントが出ており「(100bpの利上げなど)行き過ぎた金融引き締めへの警戒感が緩和されている」(国内証券)という。
これまで売られていた反動で半導体関連株を中心とした買い戻しが活発で、指数寄与度の大きい東京エレクトロンは4%超高、アドバンテスト、信越化学工業なども堅調に推移した。
日経平均は、上値が重かった2万7000円付近を明確に抜けたことで「上値追いの様相となっている」(国内運用会社)という。市場は米国の大幅利上げなどの材料をほぼ織り込み、「投資家心理もいったん陰の極を付けた」(同)と指摘されている。すでに市場では、米国の利上げよりもいつ利下げに動くの焦点になっているとの声も出ている。
一方で、ロシアとウクライナ問題に絡んだエネルギー供給の課題や新型コロナウイルスの感染再拡大がみられる中国の動向など、リスク要因もくすぶる。
ソニーフィナンシャルグループのシニアエコノミスト・渡辺浩志氏は「米国のインフレや金融政策に関する警戒感は和らいだものの、市場はわずかな好材料に過剰に反応している感じもある」として、日経平均は目先2週間程度は上下動を繰り返しながら2万7500円中心の推移が続くとみている。
TOPIXは2.29%高の1946.44ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比2.30%高の1001.48ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆8749億4000万円だった。東証33業種では、全業種で値上がりした。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバンクグループがそれぞれ2%高としっかり。北の達人コーポレーション、松屋なども堅調に推移した。半面、東京エネシス、リブセンスなどはさえない。
プライム市場の騰落数は、値上がり1727銘柄(93%)に対し、値下がりが88銘柄(4%)、変わらずが23銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27680.26 +718.58 27295.95 27,295.95─2
7,692.85
TOPIX 1946.44 +43.65 1927.14 1,926.65─1,
946.44
プライム指数 1001.48 +22.49 991.64 991.29─1,00
1.48
スタンダード指数 983.41 +8.07 982.04 981.89─984.
00
グロース指数 883.22 +14.93 876.74 875.37─887.
51
東証出来高(万株) 111429 東証売買代金(億円 28749.40
)
2022-07-20T065016Z_1_LYNXMPEI6J08D_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720065016LYNXMPEI6J08D 日経平均は5日続伸、700円超高 ハイテク株中心に買い戻し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T065016+0000 20220720T065016+0000
2022/07/20 15:50
Reuters Japan Online Report Business News
米イノビオ・ファーマ、従業員18%削減へ 資金繰りにめど
[19日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社イノビオ・ファーマシューティカルズは19日、正規従業員(2月時点で317人)の18%を削減すると発表した。これにより向こう1年半で営業経費を約30%節減でき、キャッシュの資金繰りも2024年7-9月期までめどがつくとした。
同社は新型コロナウイルスワクチン候補の他社との開発競争で後れを取り、今年5月に同ワクチンの後期臨床試験を打ち切った。今後は他社ワクチンの2回目接種を終えた人に交差接種することを目指すワクチン候補や、他のワクチンを開発するとしている。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T064820+0000
2022/07/20 15:48
Reuters Japan Online Report Business News
韓国の現代自労組、賃上げ合意案を承認 スト入り正式回避
[ソウル 19日 ロイター] - 韓国の大手自動車メーカー、現代自動車の労組幹部は19日、先週に会社側と合意した賃上げの暫定案を組合投票にかけた結果、61.9%の賛成票を得て承認されたと発表した。2018年以来のスト入りの可能性があったが、正式に労使交渉が妥結した。
現代自も承認されたことを確認した。
合意案には従業員1人当たり年約9%の昇給が盛り込まれた。組合の要求に応じ、会社側は国内に電気自動車(EV)専用工場を造る計画も発表した。
2022-07-20T064421Z_1_LYNXMPEI6J07Z_RTROPTP_1_HYUNDAI-MOTOR-UNION-STRIKE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720064421LYNXMPEI6J07Z 韓国の現代自労組、賃上げ合意案を承認 スト入り正式回避 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T064421+0000 20220720T064421+0000
2022/07/20 15:44
Reuters Japan Online Report Business News
日本電産、23年3月期通期予想を据え置き
[東京 20日 ロイター] - 日本電産は20日、23年3月期通期(国際会計基準)の連結営業利益見通しを2100億円(前年比23.3%増)と従来予想を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト22人の予想平均値は2148億円だった。
2022-07-20T062801Z_1_LYNXMPEI6J07I_RTROPTP_1_NIDEC-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720062801LYNXMPEI6J07I 日本電産、23年3月期通期予想を据え置き OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T062801+0000 20220720T062801+0000
2022/07/20 15:28
Reuters Japan Online Report Business News
午後3時のドルは小幅安138円付近、日銀やECB会合控え需給調整
[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(138.18/22円)から小幅に下落し138.07/09円で推移している。あすの日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会を控える中、ポジション調整目的のドル売り/円買いが優勢となった。
日経平均株価の堅調な推移を背景にリスク選好の流れから円売り圧力が強まり、ドルは一時138.38円まで上昇。ただ「前日も同水準で上昇が止まっており、上値追いに慎重だった」(国内金融機関)という。
仲値にかけては国内輸入企業のドル買いが入った一方で、国内輸出企業の売りや投機筋によるドルのピークアウトを見越したヘッジ売りも出ていたとみられ、その後は137円後半までじりじりと軟化した。
市場では、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で10ベーシスポイント(bp)の利上げが行われるとの観測が後退し、ドルは調整売りが続いている。
一方で「エネルギー価格の高止まりを背景に、国際収支の観点からドル/円の下落は限定的」とクレディ・アグリコル銀行の外国為替部長、斎藤裕司氏は指摘。その上で、138円を挟んで上下1円程度のボックス圏の推移となっているという。
ユーロ/ドルは1.0235/39ドル。利益確定売りをこなしがらも上方向の動きとなっている。あすのECB理事会での50bp利上げ観測や、ロシアと欧州を結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム1」経由のロシア産ガス供給が21日に再開される見通しとの報道でユーロにショートカバーが入った。
ただ、ロシアのプーチン大統領がノルドストリーム1では設備の保守点検が遅れているため供給量をさらに絞る可能性があると述べるなど、天然ガスの供給を巡っては不透明感も強い。
市場では「ユーロは買われ過ぎた印象。エネルギー供給不安はくすぶり続けており、スタグフレーション懸念から、戻り売りが出やすい」(外銀)との声が聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 138.07/09 1.0235/39 141.33/37
午前9時現在 138.18/20 1.0228/32 141.35/39
NY午後5時 138.18/22 1.0224/28 141.34/38
2022-07-20T062544Z_1_LYNXMPEI6J07D_RTROPTP_1_GLOBAL-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720062544LYNXMPEI6J07D 午後3時のドルは小幅安138円付近、日銀やECB会合控え需給調整 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T062544+0000 20220720T062544+0000
2022/07/20 15:25
Reuters Japan Online Report Business News
ボルボ・カー、年間販売は良くて横ばい見通し 供給網改善でも
[ストックホルム 20日 ロイター] - スウェーデンのボルボ・カー が20日発表した第2・四半期決算は増益となった。ただ、年間納入台数は前年から横ばいか下回るとの見通しを示した。
同期の営業利益は108億スウェーデンクローナ(10億6000万ドル)で、前年同期の48億クローナから増えた。スウェーデンの高級電気自動車(EV)メーカー、ポールスターの上場による会計上の押し上げ効果があった。
中核事業の営業利益は46億クローナに達した。同社は中国の浙江吉利控股集団の傘下企業。
世界的な半導体不足をはじめとする供給網の問題で過去数四半期は生産や販売が圧迫されていたが、同社は供給網の安定化に向け「大きく改善している」と説明。
正常化が継続する前提で、今後数カ月に生産が徐々に増えるとの見通しを示した。この結果、年間の出荷台数は昨年を上回るとみられるが、生産と顧客への納入には時差があるため、足元の改善が年内の販売台数の増加につながるとは見込んでいないとした。
2022-07-20T062357Z_1_LYNXMPEI6J07B_RTROPTP_1_VOLVO-CARS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720062357LYNXMPEI6J07B ボルボ・カー、年間販売は良くて横ばい見通し 供給網改善でも OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T062357+0000 20220720T062357+0000
2022/07/20 15:23
Reuters Japan Online Report Business News
東京海上HD、1対3の株式分割を実施=9月30日基準日
[東京 20日 ロイター] - 東京海上ホールディングスは20日、9月30日時点の株主に対し、10月1日付で1対3の株式分割を実施すると発表した。投資単位の水準を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図る。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T062030+0000
2022/07/20 15:20
Reuters Japan Online Report Business News
英CPI、6月は前年比+9.4%に加速 予想上回る
[ロンドン 20日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が20日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.4%上昇した。
5月は9.1%上昇だった。ロイターがまとめた市場予想は9.3%上昇。
2022-07-20T061748Z_1_LYNXMPEI6J074_RTROPTP_1_BRITAIN-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720061748LYNXMPEI6J074 英CPI、6月は前年比+9.4%に加速 予想上回る OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T061748+0000 20220720T061748+0000
2022/07/20 15:17
Reuters Japan Online Report Business News
「米消費者はインフレにまだ耐性」、米銀4─6月決算会見で指摘相次ぐ
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米主要銀行の4-6月期決算発表が終わったが、各社の最高経営責任者(CEO)からはカード支出や預金データに基づき、米消費者がガソリンや食料品高騰やコロナ禍以来の貯蓄取り崩しにもかかわらず、意外なほど金融的な「健全度」を持ちこたえていたとの指摘が相次いだ。
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン氏は先週、アナリストらに対し、「消費者の状態は良好だ。消費者は支出を続けているし、所得も増えている」と語った。同行の14日の発表によると、4-6月のデビッドカードとクレジットカードの支出合計は前年同期比15%増加だった。
バンク・オブ・アメリカも、同支出合計が10%増えたことを明らかにした。ブライアン・モイニハン氏は18日、同行顧客の4-6月の支出が全体で1兆1000億ドルと、同四半期として過去最高だったとした上で、消費者が「極めて強靱だ」と感想を述べた。
シティグループのフレーザー氏は、米国が景気後退の淵にあることを示唆するような数字がほとんどないと指摘。「(米経済が)これほど不安定な局面に入りつつあるのに消費者がここまで健全なのは異例な状況だ」と話した。6月分の米雇用統計こそ就業者が市場予想より増加したが、1-3月の国内総生産(GDP)はマイナス成長だった。
JPモルガンのジェレミー・バーナム最高財務責任者(CFO)は、4-6月の平均的な米消費者のガソリン支出が前年同期比で35%増え、他の継続的支出や非裁量的支出が合わせて約6%増えたことを指摘。「あらゆる所得層」が価格上昇に伴う非裁量的支出の増額に対応できていたと分析した。
一方でウェルズ・ファーゴによると、4-6月の衣料品や家の改修関連といった裁量的支出は2桁の減少だった。同行のチャールズ・シャーフCEOは全体的なクレジットカード支出が5月と6月に鈍化し始めたと指摘。それでも前年同期の同支出に比べれば、4-6月は28%増加だったという。
バンク・オブ・アメリカのモイニハン氏は、カード融資の信用スコアの数字などからは消費者の信用の質が「劣化している様子が皆無」で、むしろ大きく上がっていることさえ見て取れると語った。
ただ、米銀幹部らからは、連邦政府の国民向けコロナ対応給付金支給が終了していることで、一部の顧客層の間では平均的なバランスシートが着実にコロナ禍前の悪い状態に戻りつつあるとの声も出た。インフレによる支出増大に所得の伸びのペースが追いついていないとの指摘もあったほか、アナリストに問い詰められ、低所得層の融資延滞率が上がり始めていると口にした幹部もいた。
2022-07-20T061617Z_1_LYNXMPEI6J070_RTROPTP_1_USA-ECONOMY-RETAIL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720061617LYNXMPEI6J070 「米消費者はインフレにまだ耐性」、米銀4─6月決算会見で指摘相次ぐ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T061617+0000 20220720T061617+0000
2022/07/20 15:16
Reuters Japan Online Report Business News
独ウニパー救済策、22日に首相交えて協議か=国内紙
[ベルリン 20日 ロイター] - 経営難に陥っているドイツのガス・電力会社ウニパーを巡り、救済策の詳細が22日にショルツ首相を交えて協議される可能性がある。国内紙ハンデルスブラットが20日、救済交渉に詳しい関係筋の話として報じた。
2人の関係筋は19日、ロイターに対し、同社の資金繰りが一段と厳しくなる25日までに救済策で合意する必要があると述べた。同筋によると、ドイツ政府がウニパーの株式15─30%を取得する方向に傾いている。
同紙によると、増資の一環として額面での普通株式購入などが検討されている。
2022-07-20T061321Z_1_LYNXMPEI6J06S_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-UNIPER-FORTUM.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720061321LYNXMPEI6J06S 独ウニパー救済策、22日に首相交えて協議か=国内紙 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T061321+0000 20220720T061321+0000
2022/07/20 15:13
Reuters Japan Online Report Business News
オランダASML、第2四半期は増益 受注が過去最高
[アムステルダム 20日 ロイター] - オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが20日発表した第2・四半期決算は、受注が過去最高を記録して増益となった。
純利益は14億1000万ユーロ(14億4000万ドル)。前年同期は10億4000万ユーロだった。市場予想は14億4000万ユーロ。
インフレに伴うコスト増と一部売上高の認識の遅れが影響した。
純受注は84億6000万ユーロ。第1・四半期は69億7000万ユーロだった。
同社は世界的な半導体不足の中、フル稼働で操業していると表明。ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)は「消費者主導の一部の市場セグメントでは需要鈍化の兆しを指摘する顧客もいるが、当社のシステムへの需要は依然として旺盛だ」とし、「今年は過去最高水準のシステム出荷を依然として計画しているが、サプライチェーンの制約で出遅れている」と述べた。
2022-07-20T061106Z_1_LYNXMPEI6J06P_RTROPTP_1_ASML-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720061106LYNXMPEI6J06P オランダASML、第2四半期は増益 受注が過去最高 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T061106+0000 20220720T061106+0000
2022/07/20 15:11
Reuters Japan Online Report Business News
中国・青島市、27─29日にRCEPフォーラム開催=国営TV
[北京 20日 ロイター] - 中国東部の山東省青島市は27─29日、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の加盟国が参加するフォーラムを開催する。中国の国営テレビが20日報じた。
RCEPは今年1月1日に発効。日本や中国、豪州、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国など計15カ国が加盟している。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T060933+0000
2022/07/20 15:09
Reuters Japan Online Report Business News
6月コンビニ既存店売上高は前年比3.8%増、4カ月連続のプラス
[東京 20日 ロイター] - 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した6月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比3.8%増の8924億円と、4カ月連続のプラスとなった。
6月は、梅雨が短く平均気温が高かったことがプラスに働き、来店客数が同1.3%増加した。来店客数の増加は2カ月連続。平均客単価が同2.4%上昇したことも売上増加に寄与した。
商品別にみると、おにぎり、調理パン、冷し麺などの調理麺のほか、揚げ物、ソフトドリンクなどが好調だった。
2022-07-20T053055Z_1_LYNXMPEI6J05V_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-JAPAN-CONVINIENCE-STORE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720053055LYNXMPEI6J05V 6月コンビニ既存店売上高は前年比3.8%増、4カ月連続のプラス OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T053055+0000 20220720T053055+0000
2022/07/20 14:30
Reuters Japan Online Report Business News
米ジェフリーズ、投資銀行事業立て直しで証券事業の持ち分分離へ
[19日 ロイター] - 米金融ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは19日、証券事業のポートフォリオを減らし、国際的な投資銀行事業の立て直しに注力する計画を発表した。
石油・ガスのビテス・エナジーの持ち分を年内に分離し、これをニューヨーク証券取引所に上場させる。木材・木材製品アイダホ・ティンバーを2つの売却案件を通じ、総額2億3900万ドルで手放す。当局提出文書によると、今年5月末の証券事業ポートフォリオは他に不動産や複数の上場株も含め計16億ドル相当だった。
一方で、投資銀行事業子会社を今年度末までに親会社に吸収合併することを目指す。
ジェフリーズの1─3月の投資銀行事業と資本市場事業の収入は前年同期比で31%減少。JPモルガンやモルガン・スタンレーなどと同様、昨年の記録的な好調に比べて、地政学的リスクや景気後退懸念が投資銀行事業の足を引っ張っている。
2022-07-20T050744Z_1_LYNXMPEI6J04P_RTROPTP_1_JEFFERIES-DIVESTITURE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720050744LYNXMPEI6J04P 米ジェフリーズ、投資銀行事業立て直しで証券事業の持ち分分離へ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T050744+0000 20220720T050744+0000
2022/07/20 14:07
Reuters Japan Online Report Business News
午前の日経平均は大幅続伸、全面高商状 節目更新で強気に傾斜
[東京 20日 ロイター] - 20日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比637円84銭高の2万7599円52銭と大幅続伸した。過度なインフレ懸念が後退していることに加え、注目の米企業決算が想定よりも悪くないことなどが手掛かりにされ、全面高商状となった。日経平均は、チャート上の強力な節目として意識されていた6月28日と7月11日に付けた2万7062円のダブルトップを更新。テクニカル面は一気に強気へと傾斜している。
米国株式市場では大手銀行に続き予想を上回る企業決算が相次ぎ、高インフレや米連邦準備理事会(FRB)の引き締めが企業収益を圧迫すると懸念する投資家に一定の安心感が広がった。
これを受けて日本株は、グロース株を中心に幅広く物色されてスタート。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.61%上昇し半導体関連株が上昇、全面高商状となった。
市場では「ノルドストリームの再開をはじめ環境面では複合的に好材料が出て、株価を押し上げた」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声があり、地合いは急速に強い基調に変化した。
テクニカル面では、2万7600円台に位置する200日移動平均線をクリアできるかがポイントになる。市場では「この数カ月間、戻りの関門となっていた200日線を明確に上回れば、本格反騰が期待できるようになる」(別の国内証券)との声も聞かれる。
TOPIXは1.95%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3968億1300万円と膨らんでいない。東証33業種は、精密機器を筆頭に全業種が上昇。個別では、東京エレクトロン、任天堂、ファーストリテイリングなど値がさ株の値上がりが目立つ。
プライム市場の騰落数は、値上がり1701銘柄(92%)に対し、値下がりが102銘柄(5%)、変わらずが35銘柄(1%)だった。
2022-07-20T030530Z_1_LYNXMPEI6J02A_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720030530LYNXMPEI6J02A 午前の日経平均は大幅続伸、全面高商状 節目更新で強気に傾斜 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T030530+0000 20220720T030530+0000
2022/07/20 12:05
Reuters Japan Online Report Business News
英大手企業、投資意欲は維持 景気後退に備えも=デロイト調査
[ロンドン 20日 ロイター] - 英大手企業は景気後退(リセッション)に備えてコスト削減に注力しているが、投資計画は依然好調で、深刻な落ち込みの懸念は見られないことが、大手監査法人デロイトの調査で示された。
それによると、回答した最高財務責任者(CFO)の約3分の2がインフレ拡大により今後12カ月以内にリセッションが訪れると予測。
インフレ率については約90%が2年以内に2.5%を超えるとみていた。現状の9%は大きく下回るものの、この質問が初めて行われた2013年以来最も高水準となった。
投入コストの上昇は顧客に転化されているが、企業も利ざやを削っている。イングランド銀行(英中央銀行)は、高インフレ率が定着しつつある兆候を注視しているとし、必要なら通常の0.25%ポイントを上回る利上げに踏み切る用意を示唆している。調査に応じたCFOの大半が、中銀が12カ月以内に政策金利を2.5%に引き上げるとの見通しを示した。
回答者は最優先課題にコスト削減を挙げた。
デロイトのチーフエコノミスト、イアン・スチュアート氏は、企業はリセッションに備えて現金を積み増している一方、投資意欲は近年の調査を下回っているものの過去の急激な景気落ち込み前よりは高いと指摘。
「過去3カ月の展開と成長期待の変化の大きさを踏まえると、もっと大きな動きが予想されたかもしれない」と述べた。
調査は6月16─30日に77人のCFOに実施。このうち15人はFTSE100種に、32人はFTSE250種に含まれる企業に所属する。
2022-07-20T023554Z_1_LYNXMPEI6J01W_RTROPTP_1_BRITAIN-ECONOMY-UNEMPLOYMENT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720023554LYNXMPEI6J01W 英大手企業、投資意欲は維持 景気後退に備えも=デロイト調査 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T023554+0000 20220720T023554+0000
2022/07/20 11:35
Reuters Japan Online Report Business News
原油先物は小幅安、インフレ巡る懸念や在庫増観測で
[20日 ロイター] - 20日のアジア市場序盤の取引で、原油先物価格は小幅下落している。各国中銀のインフレ抑制に向けた取り組みや米原油在庫の増加観測が重しとなっている。
0045GMT(日本時間午前9時45分)時点の北海ブレント先物は0.39ドル(0.5%)安の1バレル=106.96ドル。米WTI先物は0.62ドル安の1バレル=103.60ドル。
市場関係者によると、米石油協会(API)の週間在庫統計(7月15日までの週)は原油在庫が約190万バレル増加した。
米エネルギー情報局(EIA)の週間データは20日に発表予定。
前日の原油価格は、欧米諸国の対ロシア制裁による供給懸念と各国中銀当局者の利上げ示唆による圧力が材料視されたが、清算値では大幅に上昇した。
2022-07-20T020101Z_1_LYNXMPEI6J01M_RTROPTP_1_GERMANY-OIL-REFINERY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720020101LYNXMPEI6J01M 原油先物は小幅安、インフレ巡る懸念や在庫増観測で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T020101+0000 20220720T020101+0000
2022/07/20 11:01
Reuters Japan Online Report Business News
中国人民銀、最優遇貸出金利を据え置き 予想通り
[上海 20日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の予想通り据え置いた。
1年物LPRは3.70%、5年物は4.45%で、それぞれ前月と変わらずとなった。
ロイターが今週実施した調査では、回答者22人全員が1年物の据え置きを予想。過半数が5年物の据え置きを見込んでいた。
中国のほとんどの新規・既存融資は1年物LPRに基づいており、5年物LPRは住宅ローン金利に影響する。
2022-07-20T014206Z_1_LYNXMPEI6J01C_RTROPTP_1_CHINA-YUAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720014206LYNXMPEI6J01C 中国人民銀、最優遇貸出金利を据え置き 予想通り OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T014206+0000 20220720T014206+0000
2022/07/20 10:42
Reuters Japan Online Report Business News
ブラジルのバーレ、22年鉄鉱石生産予想を下方修正
[サンパウロ 19日 ロイター] - ブラジル資源大手バーレは19日、2022年の鉄鉱石生産見通しを下方修正した。中部の鉄鉱石鉱山の売却や一部地域のサプライチェーン(供給網)制限による影響、市場価格の下落が理由という。
鉄鉱石生産量は3億1000万─3億2000万トンと予想。従来予想は3億2000万─3億3500万トンだった。
銅生産量予想は保守整備が長引いたことから27万─28万5000トンに引き下げた。従来予想は33万─35万5000トンだった。
シティのアナリストは、鉄鉱石の生産量はほぼ市場予想通りだが、ベースメタル(ニッケルと銅)部門については低調だと指摘した。
2022-07-20T012640Z_1_LYNXMPEI6J019_RTROPTP_1_VALE-SA-DAMS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720012640LYNXMPEI6J019 ブラジルのバーレ、22年鉄鉱石生産予想を下方修正 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T012640+0000 20220720T012640+0000
2022/07/20 10:26
Reuters Japan Online Report Business News
企業の資金需要DIはプラス3、手元資金確保や売上増で=日銀調査
[東京 20日 ロイター] - 日銀が20日発表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)の7月調査では、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)がプラス3となり、前回4月のゼロから上昇した。円安・資源高などで手元資金を積み増す動きのほかに、売上増や設備投資の拡大を背景とする「前向きな資金需要」も出ているようだ。
調査の回答期間は6月9日から7月8日で、50の銀行、信用金庫が対象。
企業の規模別では、大企業向けの資金需要判断DIがプラス4、中小企業向けはプラス1でともに前回と変わらなかった。大企業、中小企業いずれにも属さない「中堅企業」がプラス3と前回のゼロから上昇した。
大企業向けでは、製造業が前回のプラス7からプラス3に低下する一方、非製造業はマイナス2からプラス2に上昇した。
個人向けの資金需要はマイナス5で前回のゼロを下回った。このうち、住宅ローンは前回のマイナス1からマイナス6に低下、2020年7月調査以来の低水準となった。住宅投資の減少や資材価格高騰による需要減、住宅ローン減税の優遇幅縮小が重し。消費者ローンはマイナス1で前回と変わらず。
今後3カ月間の資金需要判断DIでは、企業向けが前回のプラス4からプラス8に上昇。個人向けはゼロからマイナス1に低下した。
(和田崇彦 編集:田中志保)
2022-07-20T005330Z_1_LYNXMPEI6J00R_RTROPTP_1_JAPAN-M-A.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720005330LYNXMPEI6J00R 企業の資金需要DIはプラス3、手元資金確保や売上増で=日銀調査 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T005330+0000 20220720T005330+0000
2022/07/20 09:53
Reuters Japan Online Report Business News
英ロイヤル・メール従業員、賃上げ求めスト決定 今夏最大規模か
[ロンドン 19日 ロイター] - 英郵便事業を運営するロイヤル・メールの従業員ら11万5000人余りが賃上げを巡りスト決行を決めたと、通信労組(CWU)が19日明らかにした。実施されれば英産業部門の労働争議としては今夏最大規模になる可能性があるという。
英国は数十年来最悪の生活費危機に直面しており、インフレ拡大と実質賃金伸び率の低迷から、港湾、鉄道、航空部門などで労組がストや労働争議の決行を余儀なくされている。
ロイヤル・メールはCWUの加入従業員に数年来で最大の5.5%の賃上げを提案。しかし、インフレ率は年内に11%に達すると予想されており、CWUは「直接的かつ条件なしの」賃上げを要求している。
ストは投票率77%で、賛成が97.6%に上った。
ロイヤル・メールの広報担当者は、会社はこの結果に失望していると表明。「約3カ月にわたって交渉してきたにもかかわらず、CWUは状況への適応に必要な変革について有意義な協議に応じなかった」とした上で、「ストが行われた場合、われわれは顧客の混乱を最小限にとどめる危機管理対策を用意している」と述べた。
2022-07-20T004857Z_1_LYNXMPEI6J00O_RTROPTP_1_ROYAL-MAIL-OUTLOOK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720004857LYNXMPEI6J00O 英ロイヤル・メール従業員、賃上げ求めスト決定 今夏最大規模か OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T004857+0000 20220720T004857+0000
2022/07/20 09:48
Reuters Japan Online Report Business News
米J&J、通期利益見通し下方修正 ドル高響く
[19日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソンが19日発表した第2・四半期決算は、がん治療薬や新型コロナウイルスワクチンの需要が寄与して市場予想を上回った。ただ、ドル高の影響を踏まえて通期の調整後利益見通しを引き下げた。
ドル高による海外売上高への影響については、マイクロソフトやIBMも警告している。
J&Jは通期の調整後1株利益見通しを10.00─10.10ドルとし、従来予想の10.15─10.35ドルから下方修正した。
第2・四半期の総売上高は240億2000万ドルで、市場予想の238億ドルを上回った。
調整後の1株利益は2.59ドル。こちらも予想の2.54ドルを上回った。
医薬品部門が好調で、中国のロックダウン(都市封鎖)による医療機器販売への打撃や、消費者向け部門におけるインフレや供給不足の影響を一部相殺した。
同社はインフレに対応して、鎮痛剤や洗口液など一部商品を値上げすると発表した。
新型コロナワクチンの売上高は5億4400万ドル。安全性を巡る懸念や生産面の問題で需要が低迷しているが、予想の1億3800万ドルを上回った。
2022-07-20T003131Z_1_LYNXMPEI6J00J_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720003131LYNXMPEI6J00J 米J&J、通期利益見通し下方修正 ドル高響く OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T003131+0000 20220720T003131+0000
2022/07/20 09:31
Reuters Japan Online Report Business News
日本製鉄、国内最高額でLNG購入=関係者
[ロンドン 19日 ロイター] - 日本製鉄がこのほど、液化天然ガス(LNG)を国内の過去最高額で購入したことが19日、関係者の話で分かった。日本ではロシアからのLNG供給を巡る懸念が強まっている。
関係者によると、日鉄は9月納入分のLNGカーゴを100万BTU(英国熱量単位)当たり41ドルで購入。大手商社から供給される見込みという。
関係者の1人は「(日鉄が購入した)カーゴのコストは1億3200万─1億3500万ドルだろう」と話した。
2022-07-20T002842Z_1_LYNXMPEI6J00H_RTROPTP_1_NIPPON-STEEL-STRATEGY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220720:nRTROPT20220720002842LYNXMPEI6J00H 日本製鉄、国内最高額でLNG購入=関係者 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220720T002842+0000 20220720T002842+0000
2022/07/20 09:28