みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
シリコンスタが大幅反落、ゲーム企業の採用意欲減退響き24年11月期業績予想を下方修正
シリコンスタジオ<3907.T>が大幅反落している。10日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想について、売上高を45億9900万円から44億2400万円(前期比2.9%減)へ、営業利益を2億5400万円から1億4800万円(同38.0%減)へ、最終利益を2億1700万円から8500万円(同57.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
第3四半期以降の受託開発におけるゲーム環境開発請負の減少や、子会社の事業構造改革を通じた一時的な売り上げの減少に加えて、とりわけゲーム企業の急激な採用意欲減退による人材紹介事業の大幅な落ち込みに見舞われていることが要因という。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年12月~24年8月)決算は、売上高32億900万円(前年同期比6.4%減)、営業損益収支均衡(前年同期2億3800万円の黒字)、最終損益8100万円の赤字(同1億5800万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 13:22
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関電化は3日続伸、エフィッシモによる保有割合が14.22%に上昇
関東電化工業<4047.T>は3日続伸している。旧村上ファンド系とされるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが関電化の株式を買い増していたことが10日の取引終了後に明らかになり、これを手掛かり視した買いが入ったもようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、エフィッシモは市場内で段階的に株式を取得し、保有割合は13.06%から14.22%に上昇した。報告義務発生日は4日。なお保有目的の項目において、エフィッシモは保有する818万1400株に関して「投資一任契約に基づく顧客資産運用のため」と記載している。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 13:21
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SHIFTが一時1300円超の急騰、25年8月期営業28%増益で過去最高更新へ
SHIFT<3697.T>が急騰、一時1360円高で1万6000円台を回復する場面があった。同社株のザラ場1万6000円台乗せは今年6月13日以来で約4カ月ぶりとなる。ソフトが正常に動作するかを確認するソフトウェアテストサービスを主力に手掛けるが、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。10日取引終了後に25年8月期の業績予想を発表、営業利益は前期比28%増の135億円を見込んでおり、過去最高利益を更新する見通し。これを評価する形で投資資金が流入した。株価は買い一巡後に目先筋の利益確定売りで上値が重くなっているが、1000円高近辺で売り買いを交錯させている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 13:20
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ヴィッツは後場急伸、高利益率案件増え前期業績は計画上振れし今期経常最高益を計画
ヴィッツ<4440.T>は後場に急伸している。11日正午に発表した24年8月期の連結決算は計画に対して売上高と各利益が上振れして着地した。25年8月期の業績予想においては、営業利益と経常利益で過去最高益を計画している。更に、前期の配当をこれまでの見通しに対し1円上乗せして決定したうえで、今期の年間配当予想は前期比1円増配の15円に設定しており、これらをポジティブ視した買いが株価を押し上げたようだ。
24年8月期の売上高は前の期比39.0%増の34億7700万円、経常利益は同54.5%増の3億4700万円、最終利益は同2.1倍の2億7500万円だった。組み込みソフトウェアやセキュリティー・セーフティーの技術分野で自動車や産業機器向けの売り上げが好調に推移。受注価額の見直しや高利益率案件の増加も寄与したほか、関係会社株式売却益の発生や税負担の減少があって、最終利益は計画の1億7000万円に対し、1億500万円上振れした。25年8月期の売上高予想は前期比17.9%増の41億円、経常利益予想は同0.7%増の3億5000万円、最終利益予想は同14.9%減の2億3400万円とした。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 13:08
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スローガンが急反落、8月中間期は2ケタ営業減益で着地
スローガン<9253.T>が急反落している。10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高7億7300万円(前年同期比6.6%減)、営業利益1億6400万円(同13.7%減)、純利益1億1000万円(同11.0%減)と減収減益となったことが嫌気されている。
キャリアサービス分野で、主力の新卒学生向け厳選就活プラットフォーム「Goodfind」を含む学生向けサービスは堅調に推移したものの、社会人向けサービスで決定者数が減少したことが響いた。また、若手イノベーション人材向けビジネスメディア「FastGrow」でイベント開催収入が減少したことや、SaaS型HRサービス「TeamUp」でシステム利用収入が減少したことなども業績悪化につながった。
なお、25年2月期通期業績予想は、売上高14億5000万円(前期比2.2%増)、営業利益1億8000万円(同16.0%増)、純利益1億1600万円(同27.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 13:06
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コーディアが後場上げ幅を拡大、日本血液学会学術集会でCTX-712の第1相臨床試験の解析結果発表
Chordia Therapeutics<190A.T>が後場上げ幅を拡大している。午前11時30分ごろ、10月11日から13日まで開催される第86回日本血液学会学術集会で、CLK阻害薬CTX-712の国内第1相臨床試験の血液がん患者14人を対象とした解析結果を発表したとしており、好材料視されている。会社側によると、4月の米国癌学会(AACR)年次総会で発表した内容と大きく異ならないものの、AACR発表後から7月5日時点でのデータをもとに改めて解析を実施したという。その結果、POC(概念実証)が確認されたほか、治療に関連した主な有害事象は消化器毒性であり、制吐剤の併用によって管理可能であったことや、14例のうち6例で奏効し、うち4例が完全寛解となったことなどを発表したとしており、高い有効性を示したという。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 12:51
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ダイコー通産が大幅続伸、各種案件の受注増で第1四半期は73%営業増益
ダイコー通産<7673.T>が大幅続伸している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)単独決算が、売上高46億7800万円(前年同期比21.4%増)、営業利益2億3300万円(同72.8%増)、純利益1億6400万円(同89.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。
CATV局向けのセンター設備や大型のデータセンター設備、医療福祉施設向けの屋内通信設備、消防通信設備など各種案件の受注の増加で売上高が伸長。また、仕入れ価格上昇分の販売価格への転嫁などの取り組みを進めたことも寄与した。
なお、25年5月期通期業績予想は、売上高190億円(前期比10.3%増)、営業利益9億8300万円(同11.0%増)、純利益6億6000万円(同9.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 12:35
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いちごが4日ぶり急反発、上限3.88%の自社株買い実施を好感
いちご<2337.T>が4日ぶりに急反発した。同社は10日の取引終了後、取得総数1700万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.88%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。株主還元姿勢を好感した買いが入ったようだ。取得期間は10月11日から2025年4月30日までとする。あわせて開示した25年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比37.0%増の362億9500万円、営業利益が同25.0%増の68億5500万円、最終利益が同36.9%減の53億6500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 11:28
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ピアズが大幅反発、25万株を上限とする自社株買いを実施へ
ピアズ<7066.T>が大幅高で4日ぶりに反発している。10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を25万株(発行済み株数の2.61%)、または2億円としており、取得期間は10月15日から来年4月14日まで。現状の市場価格及び財務状況などを総合的に勘案し、経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を目的として実施するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 11:11
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アレンザHDが4日ぶり反発、25年2月期業績予想を下方修正もアク抜け感強まる
アレンザホールディングス<3546.T>が4日ぶりに反発している。10日の取引終了後、25年2月期の連結業績予想について、売上高を1579億円から1574億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を47億円から40億円(同2.6%減)へ、純利益を30億円から24億円(同1.1%増)へ下方修正したが、株価は直近で下落していただけに、アク抜け感から買われているようだ。
上期において、春先の低温の影響により主力の園芸・植物・農業資材などが低迷したことに加えて、既存店改装や新規出店による一時金やキャッシュレス決済手数料、EC部門の売り上げ増加に付随する配送コストやECサイトへ支払う販売手数料などが増加したことが利益を圧迫する。
同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高787億5900万円(前年同期比4.0%増)、営業利益18億2500万円(同27.6%減)、純利益12億1900万円(同31.8%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 11:09
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松屋は堅調、3~8月期純利益63%増
松屋<8237.T>は堅調。10日取引終了後に3~8月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比23.6%増の241億1800万円、純利益は同63.3%増の17億6800万円と急拡大した。富裕層を中心とした堅調な消費動向に加え、免税売上高が引き続き好調に推移したことが追い風となった。これが好感されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 11:09
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システムサポが4日ぶり反発、障害者の自立支援を目的に「胡蝶蘭農園事業」開始
システムサポート<4396.T>が4日ぶりに反発している。午前10時ごろ、障害者の雇用創出・自立支援を目的とした「胡蝶蘭農園事業」を開始し、自社EC特設サイト「システムサポート胡蝶蘭オンラインショップ」で胡蝶蘭の販売を開始したと発表しており、好材料視されている。胡蝶蘭の栽培は千葉県富津市の農園で、NPO法人のサポートを受けながら行っており、障害者自身の自立支援や購入者の社会貢献につなげたいとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:57
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グリッドの上値追い鮮烈、電力需給計画最適化ビジネスの商機拡大に思惑◇
グリッド<5582.T>の上値追い鮮烈、きょうで5連騰となり一時200円を超える上昇で3100円台に突入するなど上昇ピッチも加速している。同社は電力の需給計画や海運の配船計画などの分野でAI技術を活用した計画最適化システムを展開している。AIエンジンの開発及びAIエンジン搭載のシステム実装段階から、保守・運用サポートに至るまでワンストップでサービスを提供する。太陽光発電の開発・建設を手掛けるウエストホールディングス<1407.T>とは系統用蓄電池事業で業務提携している点も注目材料。生成AI市場の拡大を背景とするデータセンター増設需要を背景に電力消費も急増傾向にあることで、それに合わせた調整ニーズを商機として視野に置いている。また、足もとで原油市況が高騰していることから、電力コストも上昇が見込まれ、計画最適化システムに対する需要拡大思惑も株価を刺激している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:56
みんかぶニュース 個別・材料
ウイングアクは10カ月ぶり上場来高値更新、上期増収増益
ウイングアーク1st<4432.T>は反発。昨年12月以来、約10カ月ぶりに上場来高値を更新した。10日取引終了後に3~8月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比10.2%増の148億7500万円、営業利益が同5.2%増の49億6400万円だった。大企業や官公庁を中心としたシステム投資が追い風となった。これを好感した買いが入っている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:50
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マイネットが大幅安、24年12月期営業利益予想を上方修正も物足りなさ
マイネット<3928.T>が大幅安となっている。10日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、営業利益を3億2000万円から3億6000万円(前期比2.1倍)へ上方修正したが、上期営業利益が3億900万円であったことから、物足りないとの見方が強いようだ。
売上高は96億円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、上期から継続して既存のゲームを買い取り、運営するセカンダリー事業が既存・新規タイトル両面で好調に推移したことに加え、新規事業領域のBtoBソリューション(異業種)が堅調に推移していることから、利益を上方修正したとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:44
みんかぶニュース 個別・材料
原油先Wブルなど大幅上昇、中東情勢横にらみに原油市況高騰への思惑で物色人気◇
NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN<2038.T>が商いを膨らませ切り返し急、一時前日比4%高の1904円まで上値を伸ばした。トレンド転換ラインとして意識される75日移動平均線とのマイナスカイ離を急速に縮小している。また、やや売買代金は少ないもののWTI原油価格連動型上場投信<1671.T>も上値指向で、こちらは2.3%高の3180円まで買われ、今週8日に続き75日線を再び上回ってきた。両銘柄はドバイ原油やWTI原油に連動する仕組みで組成されたETN・ETFで、最近の中東リスクを背景とした原油市況上昇に連動して水準を切り上げている。前日のWTI原油先物価格は2ドル61セント高の1バレル=75ドル85セントに上昇、70ドル台での推移が続いており、依然として先高観が強いなか、同関連ETN・ETFにマーケットの視線が集まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:40
みんかぶニュース 個別・材料
モノタロウが3日ぶり急反発、9月度売上高12.9%増と増収基調を継続
MonotaRO<3064.T>が3日ぶりに急反発した。同社が10日の取引終了後に発表した月次業績によると、9月度の売上高は前年同月比12.9%増の227億7600万円となった。増収基調を継続しほか、増収率は8月の9.7%を上回っており、好感されたようだ。新規の顧客獲得数は8万9900アカウントとなった。前年の9月に比べて、営業日数は1日少ない19日だった。なお、四半期末月の売り上げには海外からのロイヤルティー収入を含んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:40
みんかぶニュース 個別・材料
ARM急伸、ストレスチェック義務化拡大との報道で◇
アドバンテッジリスクマネジメント<8769.T>が急伸。読売新聞オンラインがこの日、「厚生労働省は、従業員50人未満の小規模事業所に対し、働く人の『ストレスチェック』を義務づける方針を決めた」と報じた。義務化の対象を全事業所に拡大して対策を強化するという。この報道を受けてARMのほか、メンタルヘルステクノロジーズ<9218.T>などストレスチェックサービスを手掛ける銘柄に思惑的な物色が向かっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:33
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久光薬は4日続伸、第2四半期増収増益と「HP-3150」の米国臨床開発開始を好感
久光製薬<4530.T>は4日続伸している。10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高754億5600万円(前年同期比12.7%増)、営業利益90億600万円(同7.3%増)、純利益90億9800万円(同8.1%増)と増収増益となったことが好感されている。
「サロンパス」や女性ホルモン製剤を中心に海外売上高が増加したほか、経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「ジクトルテープ」や原発性手掌多汗症治療剤「アポハイドローション」などの売り上げが増加した。また、8月に一部商品について希望小売価格の改定を実施した影響や円安も寄与した。
25年2月期通期業績予想は、売上高1520億円(前期比7.3%増)、営業利益145億円(同10.1%増)、純利益158億円(同13.1%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「HP-3150」の慢性腰痛に対する米国臨床開発を開始すると発表しており、これも好材料視されている。同剤は、ジクロフェナクナトリウムを有効成分とする全身性の経皮吸収型製剤で、国内では「ジクトルテープ」として、21年3月に「各種がんにおける鎮痛」、22年6月に「腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎における鎮痛・消炎」を効能または効果として製造販売承認を取得している。今回、新たに米国で「慢性腰痛症における鎮痛」の適応症で臨床開発を行うことになり、25年度中に初回臨床試験である臨床薬理試験を開始し、その結果やこれまで国内で得られた非臨床・臨床成績を基に、26年度中の米国第3相比較臨床試験の開始を目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:32
みんかぶニュース 個別・材料
ABEJAは大幅高、今期売上高2ケタ増で過去最高更新へ
ABEJA<5574.T>は大幅高。10日取引終了後、25年8月期単独業績予想について売上高を前期比17.8%増の32億6000万円、営業利益を同24.2%減の2億2000万円と発表。今後の事業成長に向けた投資により利益は冴えない一方、売上高の伸びが堅調で過去最高を更新する見通しを示しており、これを評価する見方が広がっている。
引き続き配当は無配を見込む。同時に発表した24年8月期決算は、売上高が前の期比0.3%減の27億6600万円、営業利益が同27.9%減の2億9000万円だった。あわせて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した事業に採択されたことを明らかにした。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:14
みんかぶニュース 個別・材料
フィルCが続急伸、6~8月期の大幅増収・営業黒字転換を好感
フィル・カンパニー<3267.T>が続急伸している。同社が10日の取引終了後に発表した24年11月期第3四半期累計(23年12月~24年8月)の売上高は前年同期比27.3%増の38億6500万円、最終損益は8700万円の黒字(前年同期は1億8400万円の赤字)となった。5月中間期の段階では最終赤字の状態だったが、第3四半期累計で黒字転換を果たしたとあって、好感されたようだ。6~8月期の売上高は前年同期比で2倍超となり、営業損益が黒字化した。前期の下期に受注した請負案件や、開発販売が収益に貢献したという。あわせて同社は、連結子会社のフィル事業承継・地域活性化プロジェクトにおける未回収債権の回収状況について公表。投融資先3社のうちの1社に関して貸付金の一部を回収したことに伴い、貸倒引当金戻入益2370万円と受取利息58万円を営業外収益として計上する。一方、別の1社においては経過利息を含めて貸倒引当金繰入額1708万円を営業外費用として計上した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:07
みんかぶニュース 個別・材料
コジマが反発、25年8月期は増収増益見込み2円増配へ
コジマ<7513.T>が反発している。10日の取引終了後に発表した25年8月期の単独業績予想で、売上高2753億円(前期比2.0%増)、営業利益64億円(同0.6%増)、純利益42億円(同4.9%増)を見込み、年間配当予想を前期比2円増の18円としたことが好感されている。
引き続き家電販売力の向上に取り組み成約率の向上を図るほか、店舗やECにおける高付加価値商品の販売強化により売上高・利益の増加を図る。また、25年には創業70周年を迎えることから、記念セールなどの各種販促施策を展開する。
同時に発表した24年8月期決算は、売上高2698億6800万円(前の期比0.7%増)、営業利益63億5900万円(同32.0%増)、純利益40億100万円(同39.5%増)だった。携帯電話やエアコンが好調に推移したことに加えて、巣篭もり需要の反動減の影響により上期に低調だったテレビが下期に入り好調となり、営業利益は従来予想の53億円を大きく上回って着地した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 10:03
みんかぶニュース 個別・材料
ヘリオスが反発、AND medicalとの共同研究契約でマイルストーン達成
ヘリオス<4593.T>が反発している。10日の取引終了後、AND medical group(東京都港区)との培養上清活用に向けた共同研究契約に基づき、研究の進捗に応じた1回目のマイルストーンを達成したと発表。これにより契約締結時の一時金6000万円に続き、マイルストーンの対価として6000万円を受領する予定としたことが好感されている。なお、同マイルストーンによる一時金は24年12月期第4四半期に入金予定という。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:59
みんかぶニュース 個別・材料
エアロエッジがS高カイ気配、グローバル大手航空機関連メーカーと長期契約締結
AeroEdge<7409.T>は朝方から買いが集中し、ストップ高の2273円水準でカイ気配となっている。10日の取引終了後、海外グローバル大手航空機関連メーカーと航空機関連部品の製造・販売に関する長期契約を締結したと発表したことが好感されている。
今回締結した契約は、関連する航空機部品の生産に必要な契約部品の一定割合を契約期間にわたって供給するもので、契約期間は26年から36年まで。同社は、仏エアバス製A320neo及びボーイング<BA>製737MAX用の航空機エンジン「LEAP」に搭載されるチタンアルミブレードの量産加工・販売を主な事業としているが、今回の契約により、LEAPエンジンではない、他の航空機関連部品の量産化を実現することになるという。供給開始は26年1~6月の予定で、これに伴い本社工場(栃木県足利市)内に17億円を投じて生産設備を増設する。なお、同件による25年6月期業績への影響は軽微としているが、同件と24年6月に竣工した新工場で立ち上げを進めているLEAPエンジン以外の別の航空機エンジン部品の新規量産による効果として、27年6月期に3~5億円程度の営業利益の拡大を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:54
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竹内製作所は続急騰、25年2月期営業利益予想の上方修正と自社株買い発表を好感
竹内製作所<6432.T>は続急騰している。10日の取引終了後、25年2月期の連結業績予想について、営業利益を385億円から445億円(前期比26.1%増)へ、純利益を275億円から300億円(同14.7%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、欧州だけではなく北米でも建設機械の需要が減速しており、販売台数が欧米ともに想定を下回ったことから、売上高は2240億円から2155億円(同1.4%増)へ下方修正した。ただ、海上運賃の減少や為替の円安影響などで、利益は計画を上回る見通しという。
なお、第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高1096億600万円(前年同期比4.2%増)、営業利益248億6700万円(同46.5%増)、純利益168億5400万円(同33.0%増)だった。
同時に、上限を200万株(発行済み株数の4.19%)、または70億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は10月11日から来年1月31日までで、株価水準や資本効率などを勘案し、株主への一層の利益還元を行うことが目的という。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:52
みんかぶニュース 個別・材料
チヨダが大幅高で4年3カ月ぶり高値圏へ、業績絶好調で3~8月期営業74%増益予想に増額
チヨダ<8185.T>が大幅高で3連騰、一時7%高の1161円まで駆け上がった。靴専門店を全国展開しており、靴を靴ベラなしで簡単に履ける「スパットシューズ」が消費者ニーズを捉え大ヒット、収益に大きく貢献している。10日取引終了後、25年2月期上期(24年3~8月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの10億円から16億1400万円(前年同期比74%増)予想に大幅増額しており、これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。同社の株価は2020年7月以来約4年3カ月ぶりの高値水準にあるが、時価換算で3%近い配当利回りにもかかわらず、PBRが0.7倍台と割安感が強く、ファンダメンタルズ面との比較で一段の上値余地が意識されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:48
みんかぶニュース 個別・材料
ゼットが高い、TOB応募で売却益29億5200万円計上へ◇
ゼット<8135.T>が高い。10日取引終了後、デサント<8114.T>のTOBに応募すると発表した。保有するデサント株のすべてを応募する。これに伴い、25年3月期に投資有価証券売却益29億5200万円を特別利益に計上するとしており、これを手掛かりに買われている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:46
みんかぶニュース 個別・材料
丸千代山岡家が切り返し急、9月既存店売上高30%増と成長力の高さを評価
丸千代山岡家<3399.T>が切り返し急。「ラーメン山岡家」を展開する同社は10日の取引終了後に9月度の売上高速報を開示した。既存店売上高は前年同月比30.3%増と増収基調を継続。成長率の高さを評価した買いを誘ったようだ。3連休が複数回あった9月は既存店の客数が25.8%増となり、客単価は3.6%増となった。全店ベースの売上高は35.7%増となった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:39
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セブン&アイが続落、グループ再編加速も海外コンビニ低迷で今期は一転最終減益予想
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続落している。10日の取引終了後に25年2月期の連結業績予想の修正を発表。今期の最終利益予想を1300億円減額して1630億円(前期比27.4%減)に引き下げた。増益予想から一転、最終減益となる見通し。海外コンビニ事業の低迷と、イトーヨーカドーネットスーパーの事業撤退に伴う関係会社事業関連損失の計上が響く。あわせてセブン&アイは食品スーパーマーケット事業などを統括する中間持ち株会社を設立すると発表した。イトーヨーカ堂などを傘下に収めた中間持ち株会社ヨーク・ホールディングスを設立し、戦略的パートナーの招へいを通じた持ち分法適用会社化の検討を開始する。セブン&アイを巡っては、カナダのアリマンタシォン・クシュタール社が7兆円規模での買収提案をしていたことが明らかとなっている。アリマンタシォン・クシュタールの買収提案に対抗姿勢を示すセブン&アイは、グループの事業再編と企業価値の向上に向けた取り組みを加速する姿勢を示したものの、一部は事前に報じられていたこともあり、ポジティブ・サプライズとの受け止めは広がらなかった。業績予想の下方修正が示されたほか、高額な買収案が不成立となるリスクも意識されており、買い持ち高を圧縮する目的の売りが株価の重荷となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:37
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オオバが高い、6~8月期営業利益9.6倍
オオバ<9765.T>が高い。10日取引終了後に6~8月期連結決算を発表。売上高が前年同期比45.2%増の39億5900万円、営業利益が同9.6倍の2億7400万円と急拡大しており、これを好感した買いが優勢となっている。
建設コンサルタント業務、事業ソリューション業務がともに伸び、全体を大きく押し上げた。通期の増収増益見通しに変更はない。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 09:34