みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
Vテクが続伸、アドバンスドパッケージ用DI露光装置「LAMBDI」初号機を出荷
ブイ・テクノロジー<7717.T>が続伸している。9日の取引終了後、子会社LE-TECHNOLOGY(LET)が、インターポーザー(中間基板)及びパッケージ基板の露光に対応するDI(ダイレクトイメージング)露光装置「LAMBDI(ラムディ)」初号機を出荷したと発表しており、好材料視されている。「LAMBDI」は、2マイクロメートル(1マイクロメートルは100万分の1メートル)未満の更に微小な電気回路の露光に対応する先進の露光技術に、これまでLETが培ってきた技術やノウハウを随所に取り入れ、次世代パッケージの量産への寄与を視野に開発された最先端のDIという。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 11:24
みんかぶニュース 個別・材料
学情が続急伸、25年10月期は2ケタ営業増益で2円増配を見込む
学情<2301.T>が続急伸し年初来高値を更新している。9日の取引終了後に発表した25年10月期単独業績予想で、売上高123億円(前期比14.6%増)、営業利益30億円(同12.9%増)、純利益23億円(同3.1%増)を見込み、年間配当予想を前期比2円増の67円としたことが好感されている。
引き続きキャリア採用市場における売り上げ拡大に注力する方針で、軸となる「Re就活」で登録会員数(求職者数)、掲載求人数(企業数)を増やし、更に求職者と企業のマッチングを強化するほか、「Re就活テック」を5~10年の経験を持つITエンジニアを採用できるサービスにリニューアルする。また、今年10月にローンチしたダイレクトリクルーティングサービス「Re就活30」で求職者と企業のマッチングを強化する。
なお、同時に発表した24年10月期決算は、売上高107億3000万円(前の期比22.2%増)、営業利益26億5600万円(同15.0%増)、純利益22億2900万円(同27.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 11:21
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ミライアルは安い、減価償却費の増加で今期減益見通し
ミライアル<4238.T>は安い。9日取引終了後、これまで未公表としていた25年1月期連結業績予想について売上高を前期比4.4%増の138億4000万円、営業利益を同10.0%減の13億7000万円と発表した。減益見通しが嫌気されている。
半導体市場の回復が主力のプラスチック成型事業に追い風となる。ただ、半導体関連製品の需要回復状況の影響に応じた工場稼働率と設備投資の進捗による減価償却費の増加があり、これが利益を押し下げる見込み。配当予想は前期比据え置きの40円とした。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 11:04
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三井住友FGが軟調推移、日銀利上げ先送り観測広がり銀行株には買い持ち高圧縮の売り◇
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が朝高後に下げに沈んだほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>など銀行株が総じて冴えない展開となっている。日銀は9日、氷見野良三副総裁が来年1月14日に神奈川県金融経済懇談会で講演をする予定だと発表した。1月の金融政策決定会合は23~24日に開かれる予定となっているが、年明けの会合前での講演は異例と金融市場では受け止められている。氷見野副総裁が1月会合前に追加利上げの地ならしをするとの思惑が強まるのと同時に、今年12月18~19日の金融政策決定会合では、追加利上げは見送られるとの観測が広がっている。利上げ先送り観測に伴う金利の先高観の後退を受け、金利上昇メリットセクターである銀行株の買い持ち高を圧縮する目的の売りが出たようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:58
みんかぶニュース 個別・材料
寿スピリッツが反発、200万株を上限とする自社株買い発表を好感
寿スピリッツ<2222.T>が反発している。9日の取引終了後、既存株主を売り出し人とする258万4800株の売り出しと38万7700株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表。同時に、上限を200万株(発行済み株数の1.28%)、または30億円とする自社株買いを実施すると発表しており、売り出しとオーバーアロットメントによる売り出しを合わせた株数の半数以上を上限とする自社株買いを好感した買いが入っている。
自社株の取得期間は25年1月16日から3月31日までで、株式の売り出し実施に伴う株式需給への影響を緩和するのが狙いという。なお、売出価格は12月17日~20日のいずれかの日に決定する。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:46
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ファナックやオムロンが大幅高、中国政治局会議で適度な金融緩和・積極財政の姿勢が示される◇
ファナック<6954.T>やオムロン<6645.T>、安川電機<6506.T>が大幅高となっている。中国の国営新華社通信によると、中国共産党中央政治局が9日に会議を開き、2025年の経済運営についての検討を行った。このなかで、より積極的な財政政策と、適度に緩和した金融政策を実施する姿勢が示された。中国における設備投資需要が持ち直し、ファクトリーオートメーション(FA)やロボット関連での受注が押し上げられると期待した投資家の買いが、機械関連株を押し上げたようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:34
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アスカネットは反落、5~10月期利益の低進捗に懸念
アスカネット<2438.T>は反落。9日取引終了後に5~10月期連結決算を発表し、売上高は34億200万円(前年同期単独32億5100万円)、営業利益は1500万円(同9000万円)だった。商品売り上げの適正な粗利の確保や画像処理オペレーションの生産性向上に努めた一方、原材料価格や人件費の上昇などの影響があった。営業利益ベースで通期計画(5億2000万円)に対する進捗が低く、これを懸念する見方が広がっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:31
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理経が3日ぶり反発、子会社が航空機エンジン部品の大口受注獲得
理経<8226.T>が3日ぶりに反発している。9日の取引終了後、子会社エアロパートナーズが取引先から航空機エンジン部品の大口受注を獲得したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。受注金額は11億3000万円。25年11月に納入する予定で、26年3月期に売り上げ計上するという。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:30
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MRKHLDは急落、株主優待制度を廃止
MRKホールディングス<9980.T>は急落している。9日の取引終了後、24年3月末を最後に株主優待制度を廃止すると発表したことが嫌気されている。株主への公平な利益還元や企業価値向上のための成長投資など、株主優待に係る費用の見直しに関する検討を重ねた結果という。なお、継続保有による繰り越しポイントを所有する株主については、最大で26年7~9月に実施するポイント交換期間での利用まで可能とした。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:27
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ニイタカが大幅高、25年5月期最終利益及び配当予想を上方修正
ニイタカ<4465.T>が大幅高している。9日の取引終了後、25年5月期の連結業績予想について、純利益を10億円から15億6000万円(前期比2.2倍)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各26円の年52円から中間・期末各40円の年80円に引き上げたことが好感されている。
9日付で中国子会社の新高(江蘇)日用品を、現地で日本化学品の製造を行う嘉徳生物科技(江蘇)に譲渡することを決定したのに伴い、子会社株式売却益及び事業撤退損失引当金戻入益6億8000万円を特別利益として計上する見込みであるという。なお、売上高235億円(同3.3%増)、営業利益15億円(同1.6%増)は従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:27
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ZETA急伸、エスコの商品検索サイトが「ZETA SEARCH」導入
ZETA<6031.T>が急伸している。同社はきょうの取引開始前、エスコ(大阪市西区)が運営する商品検索サイト「SAKKEY」に、自社のEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が導入されたことを明らかにしており、これが株価を刺激しているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:21
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INGSが堅調推移、「らぁ麺 はやし田」好調で11月直営既存店は増収基調を継続
INGS<245A.T>が堅調推移。同社は9日の取引終了後、11月度の直営店売上高速報を開示した。既存店売上高はラーメン事業が前年同月比7.8%増、レストラン事業が同9.7%増と、ともに増収基調を継続しており、買い安心感が広がったようだ。全店ベースではラーメン事業は同28.5%増、レストラン事業は同21.8%増となった。同社は「らぁ麺 はやし田」やワンコインピザの「CONA」を展開。インバウンド客の増加がラーメン事業の追い風となり、大阪・道頓堀店などが伸長するなど好調だった。「CONA」も客数が強い伸びを示したとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:20
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シーイーシーが大幅反落、DC事業再編に伴う損失計上で25年1月期最終利益を下方修正
シーイーシー<9692.T>が大幅反落している。9日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想について、純利益を43億円から37億円(前期比18.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
25年2月から開始する長期ビジョン及び中期経営計画に基づくクラウドサービスを中心とした事業への転換とデータセンターの再編により、有形固定資産の減損損失8億5000万円を特別損失として計上することなどが要因という。なお、売上高565億円(同6.4%増)、営業利益62億8000万円(同1.3%減)は従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高412億2300万円(前年同期比5.0%増)、営業利益47億9400万円(同3.0%減)、純利益32億7700万円(同3.9%減)だった。顧客企業におけるICT投資の増加を受けて売上高は伸長したが、成長投資を含む販管費の増加が利益を圧迫した。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:19
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Bガレージが急落、10月中間期業績の計画下振れ着地を嫌気
ビューティガレージ<3180.T>が急落している。9日の取引終了後に発表した25年4月期第2四半期累計(5~10月)の連結決算は、売上高が前年同期比12.8%増の161億8300万円、最終利益が同16.2%減の4億4200万円となった。大幅な増収となった売上高は計画に対しては下振れして着地した。営業・経常・最終利益も計画を下回っており、嫌気されたようだ。店舗設計事業は8~10月期は回復傾向となったが、物販事業で人材派遣費用が増加。ディストリビューションセンターの開設準備費用も発生し、利益を押し下げる要因となった。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:04
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ソマールが3日続伸、投資有価証券売却益の発生で最高益予想の上積みを期待
ソマール<8152.T>が3日続伸している。9日の取引終了後、投資有価証券売却益の発生に関する開示を行った。上場株式2銘柄を資産の効率化を目的に売却。売却益は4億7400万円で、25年3月期において特別利益として計上する予定としている。今期の最終利益は連続最高益の計画を示している同社だが、最高益予想を上積みする形での上方修正を見込んだ買いが入ったようだ。同社は他の要因を含め今期の業績予想については精査中であり、修正が必要な場合には速やかに開示するとした。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:04
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麻生フオームはS高カイ気配、日特建設がTOB◇
麻生フオームクリート<1730.T>はストップ高カイ気配。9日取引終了後、日特建設<1929.T>から完全子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格を1株680円としており、これにサヤ寄せする格好となっている。
日特建設と麻生フオームはともに麻生(福岡県飯塚市)を親会社としており、今回のTOBによって両社は連携を更に強化し、シナジーを最大限発揮していくことを目指す。買い付け予定数は129万3729株(下限15万5800株、上限設定なし)、買い付け期間は12月10日から来年1月28日まで。TOB成立後に麻生フオーム株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は9日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 10:00
みんかぶニュース 個別・材料
アイズが反発、「メディアレーダー」の料金体系を一部改定
アイズ<5242.T>が反発している。9日の取引終了後、マーケティング担当者・広告代理店と広告・マーケティングサービス提供元を結ぶ広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」の料金体系を25年2月1日から一部改定すると発表しており、業績への貢献が期待されている。改定前の個別リード単価は1件3000円~1万5000円だが、改定後は1件4000円~1万5000円となる。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:56
みんかぶニュース 個別・材料
ヨシムラHDが頑強、最終利益大幅増額修正は一過性も株価底値圏で見直し機運◇
ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が朝高後に値を消すも、押し目は拾われ頑強な展開をみせている。同社は食品の製造販売を行うが、複数の中小食品企業をM&A戦略により傘下に収め、相互補完する形で成長を図るビジネスモデルが特徴で、海外売上高比率が全体の2割強を占めている。足もとの業績は国内外の外食需要を捉え絶好調に推移している。9日取引終了後、25年2月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来計画の11億1300万円から15億400万円(前期比46%増)に増額修正した。最終利益は修正前時点で過去最高益更新見通しにあったが、今回大幅に上乗せされた。原子力発電所の処理水放出に伴う、外国政府の日本産水産物の輸入停止措置などの損害賠償金として、ホタテ加工の子会社が東京電力ホールディングス<9501.T>から約8億5000万円を受領したことで、特別利益を計上した。本業のもうけを示す営業利益は従来予想から変更なしとはいえ、前期比15%増の27億4400万円予想と2ケタ成長で連続過去最高利益更新が見込まれている。株価は底値圏に位置しているだけに、最終利益の増額修正を契機に見直しムードを誘発する可能性もある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:53
みんかぶニュース 個別・材料
サムコ大幅反落、8~10月期減収減益で失望売り
サムコ<6387.T>は大幅反落。9日取引終了後に8~10月期単独決算を発表し、売上高は前年同期比7.5%減の12億7600万円、営業利益は同49.9%減の1億1600万円だった。化合物半導体分野やシリコン半導体分野が大きく減収となった。通期で増収増益を見込んでいるだけに失望売りが出たようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:50
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新都HDは一時S高、AIデータセンター事業でカナダ企業と提携
新都ホールディングス<2776.T>は一時ストップ高。9日取引終了後、日本を拠点とするAIデータセンター事業に関し、カナダのHASHCAT社と業務提携契約を締結すると発表した。同社は米サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>とAI算力設備の調達・構築に関する覚書を締結しており、この取り組みを実現するため、大規模GPU算力ソリューションなどを提供するカナダ企業と提携するという。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:50
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データセク大幅続落、AIデータセンター構築に向けた協議終了◇
データセクション<3905.T>は大幅続落。9日取引終了後、KDDI<9433.T>、シャープ<6753.T>、米サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>との間で進めてきたAIデータセンター構築に向けた基本合意に基づく協議を終了したと発表した。これが売り材料視されている。
シャープ堺工場跡地でのAIデータセンターの構築に向けて、データセンターの運営会社となるデータセク、シャープ、KDDIの3社による合弁会社の設立、データセクを経由したスーパーマイクロからのAIサーバーの調達などについて、当初想定されていたこれらの枠組みを見直す必要性が生じたという。国内外でのAIデータセンター事業の拡大を図るため、各パートナー候補との連携ストラクチャーを堺AIデータセンターの構築を含めて再精査するとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:42
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シャープは反発、KDDIとAIデータセンター構築で合意◇
シャープ<6753.T>が反発している。同社は9日、KDDI<9433.T>と自社の堺工場跡地にAIデータセンターを構築して早期に稼働させることで合意したと発表。これが材料視されているようだ。
KDDIは、シャープ堺工場跡地の土地や建物、電源設備などを譲り受けることで、24年度中にAIデータセンターへの転換工事に着工し、25年度中に本格稼働を目指すという。シャープは売却を通じたアセットライト化により、ブランド事業を中心とした事業構造を確立していくとともに、KDDIによる速やかなデータセンターの構築に協力するとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:39
みんかぶニュース 個別・材料
ステムリムが3日続伸、再生誘導医薬レダセムチドに関する欧州特許が登録◇
ステムリム<4599.T>が3日続伸している。9日の取引終了後、塩野義製薬<4507.T>へ導出済みの再生誘導医薬開発品レダセムチドを利用した心筋症及びそれに伴う慢性心不全に対する新規治療に係る用途特許について、欧州で特許登録されることになったと発表しており、好材料視されている。
同特許は大阪大学と出願したもので、再生誘導医薬レダセムチドの適応範囲の拡大を目的としたもの。今回の特許成立により、欧州地域において心筋症ならびにそれによって引き起こされる慢性心不全に対するレダセムチドを用いた治療薬開発の可能性を担保することが可能になる。なお、同件による25年7月期業績への影響はないとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:35
みんかぶニュース 個別・材料
YCPは急伸、野村絢氏の5%保有が判明
YCPホールディングス<9257.T>は急伸。9日の取引終了後、村上世彰氏の長女である野村絢氏の保有割合が5%に達したことが明らかとなり、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が関東財務局に提出した大量保有報告書によると、野村絢氏が111万4600株、シティインデックスイレブンスが100株を保有し、持ち株比率は合計で5.01%となった。野村氏は市場内で段階的に取得を行った。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:35
みんかぶニュース 個別・材料
ヘリオスが3日続伸、eNK細胞に関する研究開発がAMED公募課題に採択
ヘリオス<4593.T>が3日続伸している。9日の取引終了後、eNK細胞に関する研究開発が日本医療研究開発機構(AMED)が公募した令和6年度「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)(開発補助事業)」の支援研究課題として採択されたと発表しており、好材料視されている。
今回採択された研究開発課題は、「HLCN061(遺伝子導入iPS細胞由来NK細胞=eNK細胞)の悪性胸膜中皮腫を対象とした治療方法創出のための研究開発」で、非常に予後が悪い希少疾患で、治療選択肢が限られている悪性胸膜中皮腫を対象に、既存の治療とは全く異なる作用メカニズムを有する画期的な治療薬の開発を目指すもの。補助上限額は年間5990万円。なお、24年12月期業績への影響は現時点ではないとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:33
みんかぶニュース 個別・材料
シンカが急反発、ヴォイチェフ・ヤクブ・ポドバス氏が6.00%保有で思惑働く
シンカ<149A.T>が急反発している。9日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書でアラブ首長国連邦ドバイの投資家ヴォイチェフ・ヤクブ・ポドバス氏の株式保有割合が6.00%となり、新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。なお保有目的は純投資で、報告義務発生日は12月2日としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:31
みんかぶニュース 個別・材料
幸楽苑がウリ気配スタート、公募増資による希薄化を嫌気
幸楽苑<7554.T>がウリ気配スタート。同社は9日の取引終了後、公募増資の決議を発表。1株利益の希薄化を嫌気した売りが膨らんだようだ。新たに303万3700株を発行するほか、需要状況に応じて上限45万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う予定。発行済み株式総数は最大で約20%増加する。同社は手取り概算で最大約42億円を調達し、既存店舗の改装のほか、工場の生産設備やITシステムの更新、借入金の返済などに充てる方針。発行価格は17日から20日までのいずれかの日に決める。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:24
みんかぶニュース 個別・材料
ワクー大幅高、高濃度の成長因子を抽出できる超音波破砕技術の開発に成功
Waqoo<4937.T>が大幅高となっている。同社はきょう、子会社のセルプロジャパンがPDF-FD(血液加工物)の血液加工工程における高濃度の成長因子を抽出することのできる新技術「超音波破砕技術」の開発に成功し、特許を取得したと発表。これが材料視されているようだ。
超音波破砕技術とは、振動エネルギーによって細胞や組織などに含まれる成長因子や生理活性物質を効率的に獲得し、濃度を高める技術。この技術を用いることにより、血管内皮増殖因子(VEGF)などの組織修復をサポートする成長因子の増加が認められ、PDF-FDの品質向上が実現するという。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:23
みんかぶニュース 個別・材料
アドテスト、ディスコなど強さ発揮、中国当局がエヌビディア調査も影響は限定的◇
アドバンテスト<6857.T>はやや弱含みでもみ合うも、ディスコ<6146.T>が買い優勢となるなど半導体製造装置メーカーは総じて底堅さを発揮している。前日の米国株市場では画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が2.5%安に売られ、5日・25日移動平均線を下放れる格好となった。9日に中国国家市場監督管理総局が、エヌビディアを独占禁止法の疑いで調査を始めたと発表、バイデン米政権下での半導体規制などで米中貿易摩擦が先鋭化するなか、中国政府のエヌビディアに対する風当たりが強まっていることが警戒されている。この日は半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も軟調で一時5000の大台を下回る場面もあった。ただ、東京市場では米半導体株安が続くなか値ごろ感も出ており、一部の銘柄には空売りの買い戻しが株価に浮揚力を与えている。外国為替市場で足もと1ドル=151円台半ばまでドル高・円安が進んでいることも追い風材料として意識されている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:13
みんかぶニュース 個別・材料
デルタフライがカイ気配、DFP─10917とVENの臨床試験状況の開示を材料視
Delta-Fly Pharma<4598.T>がカイ気配。同社は9日の取引終了後、「DFP─10917」とベネトクラクス(VEN)の併用による急性骨髄性白血病患者を対象とした臨床第1/2相試験について、登録された最初の3症例の忍容性が、データ評価委員会で承認されたと発表した。3症例では末梢血中の骨髄細胞数が治療開始後4週間以内にゼロとなり、その後の検査で完全寛解が確認されたという。発表を材料視した買いが入ったようだ。DFP─10917とVENともに同じ用法用量で3症例を追加し、忍容性の確認ができ次第、第2相試験へ移行する予定。3次療法以降の急性骨髄性白血病患者が対象のDFP-10917単剤の第3相比較試験では、現在中間解析のためのデータクリーニング処理が進行中としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/10 09:08