みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均3217円高、上昇幅は史上最大
6日の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比3217円04銭高の3万4675円46銭で取引を終えた。上昇幅は過去最大だった1990年10月2日の2676円55銭を上回り、史上最大となった。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日に発表した非製造業景況感指数が前月比で上昇し、好不況の境目である50を上回ったことで、米国景気の先行きに対する過度な悲観が和らいだ。外国為替市場で急ピッチなドル安・円高が一服したことも支えとなり、幅広い銘柄に買い戻しが入った。取引時間中に日経平均の上げ幅は3400円を超える場面があった。
終値ベースで上昇率は10.23%となり、歴代4番目の高さとなった。日経平均は5日、4451円28銭安と過去最大の下げ幅を記録し、年初来安値を更新していた。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 15:11
みんかぶニュース 市況・概況
明日の決算発表予定 レーザーテク、ソフトバンクGなど219社 (8月6日)
※決算発表の集中期間(7月25日~8月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <20時>に配信
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【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 超速報 <15時10分>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
8月7日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆本決算:
<4826> CIJ [東P]
など2社
◆第1四半期決算:
<1925> 大和ハウス [東P]
<3402> 東レ [東P]
<3774> IIJ [東P]
<4061> デンカ [東P]
<4403> 日油 [東P]
<5947> リンナイ [東P]
<6460> セガサミー [東P]
★<7261> マツダ [東P]
★<9432> NTT [東P]
など28社
◆第2四半期決算:
<5110> 住友ゴ [東P]
など6社
■引け後発表
◆本決算:
★<6920> レーザーテク [東P]
など5社
◆第1四半期決算:
<4182> 菱ガス化 [東P]
<4516> 日本新薬 [東P]
<4527> ロート [東P]
<4680> ラウンドワン [東P]
<4901> 富士フイルム [東P]
<4980> デクセリ [東P]
★<5406> 神戸鋼 [東P]
<5711> 三菱マ [東P]
<5713> 住友鉱 [東P]
<5726> 大阪チタ [東P]
<5831> しずおかFG [東P]
<5838> 楽天銀 [東P]
<6324> ハーモニック [東S]
<6417> SANKYO [東P]
★<6758> ソニーG [東P]
<6845> アズビル [東P]
<6976> 太陽誘電 [東P]
★<7267> ホンダ [東P]
<7701> 島津 [東P]
★<7733> オリンパス [東P]
<8354> ふくおかFG [東P]
<9706> 日本空港ビル [東P]
<9843> ニトリHD [東P]
★<9984> ソフトバンクG [東P]
など127社
◆第2四半期決算:
<2502> アサヒ [東P]
★<3436> SUMCO [東P]
★<4911> 資生堂 [東P]
<4912> ライオン [東P]
<4922> コーセー [東P]
<5871> SOLIZE [東S]
<6302> 住友重 [東P]
<6326> クボタ [東P]
<6465> ホシザキ [東P]
<6481> THK [東P]
など27社
◆第3四半期決算:
<2120> LIFULL [東P]
など3社
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆第1四半期決算:
<8282> ケーズHD [東P] (前回15:00)
など14社
◆第2四半期決算:
<4572> カルナバイオ [東G] (前回15:30)
など4社
◆第3四半期決算:
<3668> コロプラ [東P] (前回15:00)
など3社
合計219社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース
2024/08/06 15:11
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・6日>(大引け)=カカクコム、コメ兵HD、日電硝など
カカクコム<2371.T>=後場上げ幅拡大しストップ高。午前11時40分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高177億1300万円(前年同期比15.3%増)、営業利益69億7700万円(同34.9%増)、純利益48億2400万円(同32.1%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。食べログ事業で、「飲食店広告」と「飲食店予約」が引き続き伸長したほか、価格.com事業で「サービス」の好調に加えて、「ショッピング」「広告」の減少幅が更に縮小したことが牽引した。また。求人ボックス事業が引き続き高い売り上げ成長率を維持したことも寄与した。
コメ兵ホールディングス<2780.T>=急反発。6日午前11時、7月度の売上高が前年同月比40.7%増の84億8300万円となったと発表した。増収率は6月の25.9%から拡大。発表を好感した買いが入り、株価は一段高となった。買い取り専門店2店舗を出店。宝石・貴金属、時計、バッグなど、法人オークションの取引相場は前月比横ばいで推移したという。免税売上高比率は17.1%だった。
日本電気硝子<5214.T>=物色人気に大幅反発。この日、化学強化専用超薄板ガラス「Dinorex UTG」が、6月25日に発表された米モトローラ・モビリティ社の新型折りたたみスマートフォン「motorola razr 50」シリーズに採用されたと発表しており、好材料視されている。「motorola razr 50」は、モトローラが販売する折りたたみスマホで、前モデルよりもヒンジが小型化され、ディスプレーの折り目を最小限に抑えながら、片手でデバイスをスムースに開閉することが可能な点が特徴。日電硝の「Dinorex UTG」は、折りたたみスマホのようなフレキシブルデバイスのディスプレー画面を傷や衝撃から保護するために開発されており、高い表面平滑性と板厚の均一性、曲げ特性に優れ、信頼性の高いフォルダブルディスプレーの実現を可能にするとしている。
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>=4日ぶり大幅反発。5日取引終了後に4~6月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比5.8%増の1275億8300万円、純利益は同2.9倍の47億8500万円だった。全体相場が急落後のリバウンド局面に移行するなか、決算を好感した買いも入り大きく切り返している。自動車電池の販売数量が増加したほか、販売価格の是正の取り組みを進めたことが業績を押し上げた。また、持ち分法による投資損益や、海外子会社の繰延税金負債の取り崩しに伴う税金費用の減少なども寄与した。
キッコーマン<2801.T>=物色の矛先向かいストップ高。前日は急落を余儀なくされたが、きょうは一転して一気に切り返す動きをみせている。同社が5日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は営業利益が前年同期比60%増の214億7400万円と大幅な伸びを達成した。同社は売り上げの8割近くを海外で占めているが、北米や欧州を中心にしょうゆの販売が好調に推移しており、為替の円安効果も寄与して収益を押し上げている。25年3月期通期の営業利益予想は従来見通しを据え置いているが、進捗率から上振れる可能性もあり、見直し買いを呼び込んでいる。
東邦チタニウム<5727.T>=4日ぶり急反発。前日は同社株も22%を超える急落でフシ目の1000円大台を約2年半ぶりに下回った。きょうは全体相場が切り返すなか、リバウンドに転じ気配値のまま4ケタ台を回復している。同社が5日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は営業利益が前年同期比2.1倍の14億3000万円と急拡大、上期計画に対する進捗率が75%を超えた。これが買い人気を助長する形で投資資金を誘導している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 15:07
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=6日大引け、全銘柄の合計売買代金6452億円
6日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.5%減の6452億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同16.1%減の5246億円だった。
個別ではMAXIS米国国債20年超(為替ヘッジあり) <183A> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・ドイツ国債 <2245> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、上場インデックスファンドフランス国債(ヘッジあり) <2862> が新高値。iFreeETF MSCIジャパン <1653> 、NEXT NOTES東証REIT <2066> 、WisdomTree ニッケル上場投資信託 <1694> 、NEXT FUNDS JPX国債先物ダブルイン <2251> 、NEXT 日経・JPX白金指数連動 <1682> など17銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きではNEXT 不動産 <1633> が22.62%高、グローバルX 新成長インフラ-日本株式 <2847> が21.55%高、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が19.33%高、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> が18.76%高、NEXT 金融 <1632> が17.76%高と大幅な上昇。
一方、iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF <1477> は10.76%安、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> は7.46%安、NEXT FUNDS日本株女性活躍指数 <2518> は7.45%安、MAXIS米国国債7-10年(為替ヘッジなし) <2838> は6.61%安、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は5.42%安と大幅に下落した。
日経平均株価が3217円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2865億3500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2330億4300万円を大きく上回る活況となった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が473億6200万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が343億7200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が320億5200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が316億700万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が252億1900万円の売買代金となった。
株探ニュース
2024/08/06 15:05
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値上がり優勢、シンカ、コーディアがS高
6日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数528、値下がり銘柄数57と、値上がりが優勢だった。
個別ではシンカ<149A>、Chordia Therapeutics<190A>、PostPrime<198A>、日本情報クリエイト<4054>、rakumo<4060>など22銘柄がストップ高。D&Mカンパニー<189A>、サンワカンパニー<3187>、農業総合研究所<3541>、ソフトマックス<3671>、グローバルウェイ<3936>など23銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。クラダシ<5884>、キッズウェル・バイオ<4584>、モイ<5031>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、リンクバル<6046>は値上がり率上位に買われた。
一方、TWOSTONE&Sons<7352>がストップ安。Welby<4438>、ペルセウスプロテオミクス<4882>、テクノロジーズ<5248>は一時ストップ安と急落した。エムビーエス<1401>、Lib Work<1431>、イシン<143A>、ニッソウ<1444>、ハッチ・ワーク<148A>など94銘柄は年初来安値を更新。オキサイド<6521>、フーバーブレイン<3927>、サクシード<9256>、BTM<5247>、インティメート・マージャー<7072>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/08/06 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=6日大引け
6日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 286535 -2.2 20980
2. <1321> 野村日経平均 47362 -41.9 35290
3. <1357> 日経Dインバ 34372 -46.5 168
4. <1360> 日経ベア2 32052 -11.8 404.0
5. <1459> 楽天Wベア 31607 34.1 673
6. <1458> 楽天Wブル 25219 28.3 24760
7. <1579> 日経ブル2 18967 -11.9 226.0
8. <1306> 野村東証指数 17297 -17.2 2491.5
9. <1365> iF日経Wブ 9035 24.0 32280
10. <2621> iS米20H 8930 -9.0 1294
11. <1366> iF日経Wベ 7668 32.2 422
12. <1329> iS日経 7665 -35.3 35740
13. <1568> TPXブル 7235 34.0 360.9
14. <1489> 日経高配50 6564 -13.8 2051
15. <1320> iF日経年1 4951 -49.5 35270
16. <1330> 日興日経平均 4859 -60.4 35110
17. <1580> 日経ベア 4444 -13.8 1806.0
18. <1356> TPXベア2 4183 36.3 431.8
19. <1308> 日興東証指数 3795 -14.1 2461
20. <1571> 日経インバ 3694 -64.3 679
21. <1475> iSTPX 3644 -2.0 2524
22. <2644> GX半導日株 3560 -50.0 3465
23. <2558> MX米株SP 2909 -32.9 22065
24. <1615> 野村東証銀行 2791 -47.1 279.1
25. <1358> 日経2倍 2700 34.7 39180
26. <1540> 純金信託 2658 -50.4 10555
27. <1545> 野村ナスH無 2565 -65.8 26960
28. <1655> iS米国株 2451 -48.8 554.4
29. <1346> MX225 2438 -67.5 35400
30. <2244> GXUテック 2364 -57.4 1893
31. <1305> iFTP年1 2353 43.9 2520.0
32. <1678> 野村インド株 2018 -62.7 360.6
33. <1343> 野村REIT 1968 -45.6 1813.5
34. <2870> iFナ百Wベ 1855 -7.6 23900
35. <2038> 原油先Wブル 1799 8.2 1748
36. <1348> MXトピクス 1453 32.5 2519.0
37. <1368> iFTPWベ 1453 130.6 634
38. <2237> iFSPWブ 1436 28.8 73120
39. <1660> MX高利Jリ 1390 549.5 9577
40. <2845> 野村ナスH有 1344 -26.8 2374.5
41. <2559> MX全世界株 1298 -33.7 18475
42. <2869> iFナ百Wブ 1264 -38.6 37640
43. <1476> iSJリート 1073 133.3 1745
44. <2842> iFEナ百ベ 944 -40.1 20025
45. <1547> 日興SP5百 941 -63.0 8370
46. <1367> iFTPWブ 928 -49.4 28140
47. <2243> GX半導体 909 -82.9 1628
48. <1671> WTI原油 895 -85.1 2953
49. <2568> 日興NQヘ無 889 -51.0 4569
50. <2516> 東証グロース 888 -61.4 418.5
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2024/08/06 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均6日大引け=4日ぶり反発、3217円高の3万4675円
6日の日経平均株価は前日比3217.04円(10.23%)高の3万4675.46円と4日ぶり反発し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1574、値下がりは64、変わらずは6と、値上がり銘柄の割合が90%を超える全面高商状だった。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を358.95円押し上げ。次いでファストリ <9983>が279.51円、アドテスト <6857>が215.76円、SBG <9984>が151.42円、信越化 <4063>が115.24円と続いた。
マイナス寄与度は13.96円の押し下げで味の素 <2802>がトップ。以下、ヤマトHD <9064>が1.98円、アステラス <4503>が1.55円、SB <9434>が0.8円、川重 <7012>が0.6円と並んだ。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は海運で、以下、ゴム製品、その他金融、保険、精密機器、輸送用機器と続いた。
株探ニュース
2024/08/06 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、ウェルネット、ホットマンがS高
6日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数1419、値下がり銘柄数157と、値上がりが優勢だった。
個別ではウェルネット<2428>、ホットマン<3190>、セルシス<3663>、ケイブ<3760>、ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>など21銘柄がストップ高。サニーサイドアップグループ<2180>、KG情報<2408>、共同ピーアール<2436>、Hamee<3134>、買取王国<3181>など23銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。CDS<2169>、アツギ<3529>、ワークマン<7564>、ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>など7銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス<6659>、サニックス<4651>、三菱ロジスネクスト<7105>、綜研化学<4972>、不二精機<6400>は値上がり率上位に買われた。
一方、ジーダット<3841>がストップ安。ビューティカダンホールディングス<3041>は一時ストップ安と急落した。サンヨーホームズ<1420>、安江工務店<1439>、SDSホールディングス<1711>、麻生フオームクリート<1730>、三東工業社<1788>など203銘柄は年初来安値を更新。ネクストウェア<4814>、ムラキ<7477>、GameWith<6552>、東京ボード工業<7815>、ASAHI EITOホールディングス<5341>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/08/06 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位に霞ヶ関C
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の6日午後2時現在で、霞ヶ関キャピタル<3498.T>が「買い予想数上昇」で5位となっている。
同社は7月31日、同社が開発用地のソーシング及び企画立案を行い、アセットマネジメント業務を受託している宮城県仙台市の物流施設「LOGI FLAG DRY&COLD仙台泉1」が同日付で竣工したと発表した。また、8月2日には同じく同社がソーシング及び企画立案を行った広島県廿日市市のホテルの開発に関わる土地・建物について同日付で売却決済し、開発フェーズに移行したと発表した。
両件とも本来は好材料であるが、1日以降の全般相場の急落を受けて同社株も5日まで4割近く下落した。改めて発表された材料への関心が高まるとともに、リバウンドへの期待感が買い予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 14:58
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にタスキHD
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」6日午後1時現在でタスキホールディングス<166A.T>が「売り予想数上昇」5位となっている。
6日の市場でタスキHDが急伸。同社は投資用賃貸マンションなどを展開しており、4月に東証グロース市場に新規上場した。2日取引終了後に、第3四半期(23年10月~24年6月)決算を公表するとともに、24年9月期の連結営業利益を44億5000万円から50億円に見直す増額修正を発表した。しかし、5日は全体相場が急落するなか、同社株も売りに押された。この日は相場が反発に転じるなか、見直し買いが流入している。ただ、相場の不透明感は、なお残り戻り売りの姿勢も強いようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 14:16
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後2時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1548、値下がり銘柄数は85、変わらずは7銘柄だった。業種別では33業種中すべてが上昇。値上がり上位に海運、その他金融、ゴム製品など。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 14:05
みんかぶニュース 市況・概況
14時の日経平均は2384円高の3万3842円、東エレクが300.59円押し上げ
6日14時現在の日経平均株価は前日比2384.09円(7.58%)高の3万3842.51円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1547、値下がりは85、変わらずは6と、値上がり銘柄の割合が90%超に達する全面高商状となっている。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を300.59円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が190.65円、信越化 <4063>が100.69円、TDK <6762>が96.01円、SBG <9984>が91.99円と続く。
マイナス寄与度は16.02円の押し下げで味の素 <2802>がトップ。以下、アステラス <4503>が5.39円、ヤマトHD <9064>が2.47円、SB <9434>が0.93円、三井住友FG <8316>が0.85円と続いている。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は海運で、以下、その他金融、ゴム製品、精密機器、保険、輸送用機器と続いている。
※14時0分8秒時点
株探ニュース
2024/08/06 14:01
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1598、値下がり銘柄数は35、変わらずは7銘柄だった。業種別では33業種中すべてが上昇。値上がり上位に海運、保険、その他金融など。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 13:05
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は3135円高の3万4593円、東エレクが371.70円押し上げ
6日13時現在の日経平均株価は前日比3135.22円(9.97%)高の3万4593.64円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1598、値下がりは33、変わらずは7と、値上がり銘柄の割合が90%超に達する全面高商状となっている。
日経平均構成銘柄はほとんどの銘柄が値上がりし、値下がりは5銘柄にとどまっている。プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を1銘柄で371.70円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が228.05円、SBG <9984>が134.36円、TDK <6762>が126.02円、ファストリ <9983>が125.53円と続いている。
マイナス寄与トップは味の素 <2802>で、日経平均を14.42円押し下げ。次いでヤマトHD <9064>が1.57円、コニカミノル <4902>が0.09円、三井住友FG <8316>が0.06円、JFE <5411>が0.05円のマイナス寄与で続く。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は海運で、以下、保険、精密機器、その他金融、ゴム製品、輸送用機器と続いている。
※13時0分12秒時点
株探ニュース
2024/08/06 13:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にトヨタ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」6日正午現在でトヨタ自動車<7203.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。
トヨタは5日ぶり急反発。前日まで大きく下値を探る展開にあったが、きょうは満を持して切り返す展開。一時14%を超える上昇で2500円台半ばまで上値を伸ばした。ここ全体波乱相場にのまれる展開にあったが、目先下げ過ぎの反動でリバウンド局面に移行。外国為替市場で足もと急速に円安方向に押し戻されていることで、為替感応度の高い同社株に追い風材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 12:42
みんかぶニュース 市況・概況
マルハニチロが急反発、25年3月期最終利益を一転増益予想へ上方修正◇
マルハニチロ<1333.T>が急反発している。5日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、最終利益を190億円から220億円(前期比5.5%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。
SGホールディングス<9143.T>が実施したC&Fロジホールディングス<9099.T>へのTOBに応募したことで、投資有価証券売却益60億9900万円を特別利益として計上することが要因としている。なお、売上高1兆500億円(同1.9%増)、営業利益300億円(同13.1%増)は従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高2569億2800万円(前年同期比2.4%増)、営業利益76億5700万円(同0.4%減)、純利益65億4000万円(同1.7%減)だった。水産資源、加工食品の両セグメントの販売好調により増収となったものの、養殖魚の飼料代などの高騰による原価上昇や、北米のスケソウダラ相場が引き続き軟調だったこと、更には円安の進行などによるコスト上昇などが利益を圧迫した。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 12:34
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で強含み推移
後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比3100円高前後と前場終値と比較して強含みに推移している。外国為替市場では1ドル=145円40銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 12:32
みんかぶニュース 市況・概況
「好配当」が5位、株価急落に伴う投資価値向上を示すモノサシ<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 円高メリット
2 ディフェンシブ
3 半導体
4 金利上昇メリット
5 好配当
6 円安メリット
7 TOPIXコア30
8 JPX日経400
9 防衛
10 半導体製造装置
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「好配当」が5位にランクインしている。
東京市場は前日に日経平均株価が1987年のブラックマンデー当時に記録した下げ幅を大きく上回る4451円安という大暴落を記録した。7月11日に史上最高値4万2224円をつけてから、前日まで1カ月未満にもかかわらず下落幅は1万700円あまり、率にして25.5%という過去に経験のない崩落となった。しかし、前日に信用取引の追い証に絡む投げ売りを誘発し、プライム市場の売買代金も約8兆円という高水準に膨らみ、セリングクライマックスの様相を呈した。きょうは、投げが出たことにより株式需給面で相場の上値が軽くなり、空売り筋のショートカバーを交え日経平均は急反発に転じている。
ただ、リバウンド一巡後の値動きが問題で、このまま一本調子に暴落前の水準に日経平均が戻る展開は期待しにくい。最高値はもちろんのこと、4万円大台復帰にも時間がかかる可能性がある。では、投資家はここでどこに資金を振り向ければリスクに見合うのか。それは、好業績かつ株主還元にも積極的な企業で、配当が高水準である企業は分かりやすいターゲットとなる。
ここで配当利回りのコンセプトについて改めて考えたい。配当利回りは企業が配当を増やすことはもちろん、株価が下落することでも上昇する。逆説的になるが、株価下落は投資する側の視点に立てば当該企業の投資価値を高めることになるが、それを最も分かりやすく指し示すのが「配当利回りの上昇」である。暴落のリバウンドを狙う際には、大きく下値に突っ込んだ銘柄の逆張りが短期値幅取り狙いでは有効となるが、中長期視野で価値の高い銘柄を安く手に入れるという観点では、好配当株に照準を絞る方が王道ともいえる。
業種的には海運株や鉄鋼株などのバリュー株に条件を満たす銘柄が多い。例えば海運では日本郵船<9101.T>の配当利回りが5.6%前後、商船三井<9104.T>が6.0%前後、鉄鋼では日本製鉄<5401.T>が5.2%前後、JFEホールディングス<5411.T>が6.1%前後と高水準だ。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 12:21
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位に三菱UFJ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の6日午前11時現在で、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が「買い予想数上昇」で1位になるとともに、「売り予想数上昇」でも2位に入っている。
この日の東京株式市場で三菱UFJは反発している。米景気後退懸念や急速な円高進行を背景に足もと全体相場が大波乱となるなか、同社株も急落。前日5日は一時20%を超える下げをみせた。一方その反動で、きょうは一時17%近い上昇となっている。値の荒い展開が続くなか、買い予想数、売り予想数ともに増加したようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 11:53
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(前引け)=急反発、暴落の反動でリバウンド局面に
6日前引けの日経平均株価は前営業日比2957円90銭高の3万4416円32銭と急反発。前場のプライム市場の売買高概算は17億6850万株、売買代金概算は3兆8435億円。値上がり銘柄数は1581、対して値下がり銘柄数は48、変わらずは9銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は前日までの急落の反動で日経平均株価は大幅反発に転じた。一時3400円を超える上昇をみせ3万5000円台回復まであと一歩の水準まで上値を伸ばす場面があった。前引け時点でも3000円近い上昇をみせている。前日に日経平均はブラックマンデー時を上回る過去最大の下げ幅を記録したが、きょうは空売り買い戻しや押し目買いが活発化しリバウンド局面に移行した。前日までの3営業日合計で日経平均は7600円以上も下落していたこともあり、戻り足も大きくなった。全体の97%の銘柄が上昇、売買代金も3兆8000億円台と高水準に膨らんだ。
個別では売買代金2位の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体主力株も値を飛ばした。トヨタ自動車<7203.T>が買われ、ソフトバンクグループ<9984.T>も上げも目立つ。東京海上ホールディングス<8766.T>はストップ高カイ気配。このほかキッコーマン<2801.T>が急騰した。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が売られたほか、JFEホールディングス<5411.T>も軟調。味の素<2802.T>、東京精密<7729.T>が大幅安となった。ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>も安い。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 11:45
みんかぶニュース 市況・概況
武者陵司「『円安悪玉論』が株価を殺す」
―真夏の夜の悪夢をどう見るか―
●真夏の夜の悪夢
日経平均株価は7月11日に史上最高値4万2224円(終値ベース)を付けた後、釣瓶落としの下落となり、8月2日には3万5909円と半月余りの間に15%の暴落になった。背景として3つの要因が指摘されている。
第一は、世界的な株価調整である。米国株式(S&P500)は年初来で20%上昇した後、6%下落した。ナスダックも年初来26%上昇の後に10%の下落となったが、これは循環的調整の範囲内の動きと言える。共和党大統領候補トランプ氏の銃撃事件、共和党大会におけるトランプ氏の大統領候補決定、バイデン大統領の立候補辞退というタイミングで、米国株式のリード役が替わり、大手ハイテク株が売られる一方、減税や規制緩和などトランプ氏の政策の恩恵を受ける小型株やエネルギー株に資金が集まった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が求め続けてきた米国景気減速と利下げが視野に入り、米国経済のハードランディング説も取りざたされ始めた(その可能性はごくわずかだと考えるが……)。
第二に、円高への急進展で、円安・日本株高に賭けていたヘッジファンドが円キャリーポジションの巻き戻しを迫られ、円売りとペアで買い建てていた株式先物を売り込んだ。政府・日銀の介入と相次ぐ政治家の「円安阻止のために利上げをすべし」との発言が為替市場の潮目を変えた。
●日銀のパラダイム転換(リスクテイク促進から抑制へ)を最大限織り込む市場
第三に、日銀の意表を突く利上げにより、日本のマクロ経済政策に対する不透明感が一気に広がった。政策当局に対する信認が大きく崩れ、利上げ後の二日間で日経平均株価は8%の大幅下落になった。8月2日夜間の先物取引では日経平均は3万4800円と更に3%下落しており、日本株式の独歩安が鮮明である。2023年初以来続いていた日本株の世界主要国中最高のパフォーマンスは、途絶えた。7月11日の史上最高値まで年初来26%の日経平均の上昇幅は、夜間先物の終値では5%上昇へと急速に縮まった。
以上、3要因のうち日本株の突出した下落が、日銀の利上げに端を発していたのは明らかである。市場の戸惑いの中心は、植田日銀総裁の姿勢の急変である。従来の説明に基づくなら、7月の利上げは考えにくかった。植田総裁が説明してきた金融引き締めの条件、「賃金と物価の好循環」が始まっているとは到底言い切れない。5月の実質賃金は前年比-1.3%と26カ月連続で水面下にある。秋口にはプラスに転ずる可能性はあるものの、来年まで浮上は無理との見方もある。また、実質消費支出(前年比)を見ても、1月-6.3%、2月-0.5%、3月-1.2%、4月0.5%、5月-1.8%とマイナス基調から抜け出せていない。こうしたことから日銀は7月の展望レポートにおいて、2024年度の実質成長率見通しを0.8%から0.6%に引き下げた。植田総裁はデータ重視と言いながら、データが明らかになる前に利上げに踏み切っており、明らかに前のめりと言える。
更に円安に対しても、トーンが大きく変わった。4月の時点では、円安進行による物価への影響は無視できる範囲であるとの認識を示していた。しかし、今回7月末の会見ではドル円レートが155円とほぼ変わっていないのに、円安による物価上昇圧力が2%の目標から上振れさせるリスクがあるので、早めに対応(利上げ)したと主張を変えた。
「物価上昇の主因は海外に由来するコスト・プッシュ要因であり、それは家計の実質所得減と企業収益の負担増をもたらす。これを抑制しようとして金融引き締めを行うと、経済や雇用環境を悪化させる」という従来からの説明に市場は納得していた。それなのに、日銀は7月の決定会合では、為替が物価に与える悪影響が大きいので利上げが必要というスタンスに転換したのである。
●日銀のパラダイム転換(リスクテイク促進から抑制へ)を最大限織り込む市場
何故なのか? 二つの理由、①政治圧力、②日銀の利上げバイアス、が考えられる。
政府・与党から日銀に円安への対応を求める発言が相次いだ。岸田首相は7月19日に「金融政策の正常化が経済ステージの移行を後押しする」と述べ、さらに、河野デジタル相や自民党茂木幹事長からも利上げを求める発言が続いた。この圧力に屈した可能性がある。
第二は、「金融政策の正常化」という宿願にとらわれて、日銀が前のめりになっているのかもしれない。日銀幹部の中では実質金利が低すぎるという共通認識があると言われている。6月の消費者物価指数(CPI)は2.8%、国債利回りは0.9%なので実質金利は-1.9%と大幅マイナスであり、「借り得」の状態が続いている。この実質金利マイナスの状態を、日銀幹部は利上げ余地と考えている節がある。将来景気が悪化した時に利下げできるのりしろを確保したいという願望である。マイナスの実質金利はリスクテイクを促進し需要を拡大するためにこれまで堅持されてきたが、モラルハザードを引き起こすという副作用にトーンがシフトする可能性がある。
日銀のスタンスが安倍・黒田体制以来10年にわたって続いたリスクテイク促進から、リスクテイク抑制へとシフトしたと市場が疑い始めれば、地滑り的な投資心理の悪化を引き起こす。植田総裁は「非常に低い金利水準での調整なので、景気に大きなマイナス影響はない」と述べ、景気失速の懸念を一蹴した。しかし、時期尚早の利上げが、米国の景気後退および利下げサイクルと共振して円高を引き起こし、日本経済に打撃を与えた2000年と2007年の悪夢が繰り返されないという保証はない。
●失われた30年の根本原因、尚早の金融財政引き締めを繰り返すな
もう一つの懸念は、財政からの景気抑制要因である。円安インフレにより政府の税収が大きく膨れ上がっている。政府はプライマリーバランスが2025年度に黒字になるとの試算をまとめたが、それは2023年の?5.2%(経済協力開発機構・OECD:2023年11月)からの鋭角的回復になる。それは逆から見れば、財政が2024~2025年にかけて民間需要を年間2.6%押し下げるということを意味する。円安インフレは家計から実質所得の減少という形で所得を奪っているが、政府には巨額の所得移転をもたらしているのである。
この政府の税収増という巨額の所得をそのままにしておけば、民間消費は大打撃を受けることになる。現時点においては円安のデメリットを受け続け、繁栄の波に入れていない個人を救済する必要があるが、その処方は明らかである。インフレによって潤った財政が恒久減税という形で、インフレによって富を奪われた国民にお金を返還するべきであろう。
過去、2000年と2007年の2回、日本は時期尚早の財政・金融引き締めによって景気後退を深刻化させ、10年で終わるはずの失われた時代が、20年、30年と続いた。今度こそ過去の誤りを繰り返さないように、日本株価の急落はそのことを戒めていると考えられる。
●鋭角的リバウンドが期待できる
とはいえ、「10年にわたって続いた日銀のリスクテイク促進が、一気にリスクテイク抑制へとシフトした」とする見方は、日銀にとって至極不本意なはずである。また、米国経済の減速は利下げを促進することで株高要因と捉えられるはずである。日本政府はすでに株価下落を注視するとのメッセージを発しており、日銀からも市場を安堵させるトーンの発言が出てくるかもしれない。
「誇大表示のパラダイム大転換」を織り込もうとした市場の急落場面は、絶好の買い場となる可能性が高いと思われる。好調な企業業績、急激に魅力度を強めた株式バリュエーションは、日本株の持たざるリスク(FOMO)を感じている全投資主体には良い買い場を提供しているのではないだろうか。
《参考》時期尚早の金融・財政引き締めへの転換が日本経済の二番底をもたらした
リーマン・ショックは、全て米国など海外での金融危機であった。しかし、その震源地から最も遠かった日本が最も大きな経済的打撃を受け、株価も最も長く低迷した。尚早の政策引き締めが円高を招いて、株価と不動産価格を本源的価値以上に押し下げ、付加的なコストを企業に与え、回復に転じていた日本経済と株価をダブルボトムに陥れた。日本の土地と株式を合計した国富時価総額は、1989年末3142兆円でピークを付け、2002年末の1723兆円で一旦底入れし回復に転じたが、リーマン・ショック後さらに下落し、2011年末には1512兆円になった(なお、2023年末では2410兆円と顕著に回復している)。この二番底は正しい政策を取っていれば回避できたはずである。
(2024年8月4日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン360号」を転載)
株探ニュース
2024/08/06 11:40
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=6日前引け
6日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 151038 -0.4 21175
2. <1321> 野村日経平均 32064 -4.8 35450
3. <1357> 日経Dインバ 19230 -25.7 166
4. <1360> 日経ベア2 18357 -4.7 408.1
5. <1459> 楽天Wベア 15389 -7.9 670
6. <1458> 楽天Wブル 13931 10.6 24965
7. <1579> 日経ブル2 10593 2.9 227.2
8. <1306> 野村東証指数 9702 -7.8 2529.0
9. <1329> iS日経 5253 -24.3 35890
10. <2621> iS米20H 5118 -8.6 1292
11. <1365> iF日経Wブ 4309 6.6 32610
12. <1366> iF日経Wベ 4012 66.5 419
13. <1568> TPXブル 3816 79.5 368.6
14. <1489> 日経高配50 3455 -3.7 2078
15. <1308> 日興東証指数 3367 149.6 2499
16. <1320> iF日経年1 3167 -33.9 35300
17. <1356> TPXベア2 2665 55.9 427.0
18. <1330> 日興日経平均 2577 -61.8 35460
19. <1475> iSTPX 2508 54.0 2526
20. <1305> iFTP年1 2246 202.7 2553.0
21. <2644> GX半導日株 2136 -42.0 3495
22. <1580> 日経ベア 1999 -26.5 1799.5
23. <1615> 野村東証銀行 1866 20.8 280.7
24. <1571> 日経インバ 1831 -61.1 678
25. <1540> 純金信託 1808 -40.3 10560
26. <1545> 野村ナスH無 1781 -56.9 26785
27. <2244> GXUテック 1717 -33.5 1880
28. <1358> 日経2倍 1652 25.4 39630
29. <2558> MX米株SP 1598 -30.8 21885
30. <1655> iS米国株 1413 -36.6 550.7
31. <2870> iFナ百Wベ 1406 46.8 23610
32. <1343> 野村REIT 1390 -27.1 1831.5
33. <1660> MX高利Jリ 1370 1591.4 9628
34. <1678> 野村インド株 1313 -48.7 357.9
35. <1346> MX225 1276 -68.0 35500
36. <2237> iFSPWブ 1133 24.8 71960
37. <2845> 野村ナスH有 1071 -34.7 2374.5
38. <1348> MXトピクス 1021 201.2 2521.5
39. <2038> 原油先Wブル 965 1.4 1732
40. <2559> MX全世界株 936 -27.3 18360
41. <1368> iFTPWベ 870 110.7 616
42. <2869> iFナ百Wブ 797 -45.8 37300
43. <2842> iFEナ百ベ 696 -1.0 20235
44. <1671> WTI原油 672 -84.0 2943
45. <2516> 東証グロース 600 -53.1 414.5
46. <1547> 日興SP5百 588 -35.5 8301
47. <1476> iSJリート 577 167.1 1754
48. <2017> iFプ150 572 82.7 974
49. <1367> iFTPWブ 527 -28.9 28590
50. <2631> MXナスダク 511 -67.4 18960
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%)
株探ニュース
2024/08/06 11:35
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・6日>(前引け)=GSユアサ、キッコマン、邦チタ
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>=4日ぶり大幅反発。5日取引終了後に4~6月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比5.8%増の1275億8300万円、純利益は同2.9倍の47億8500万円だった。全体相場が急落後のリバウンド局面に移行するなか、決算を好感した買いも入り大きく切り返している。自動車電池の販売数量が増加したほか、販売価格の是正の取り組みを進めたことが業績を押し上げた。また、持ち分法による投資損益や、海外子会社の繰延税金負債の取り崩しに伴う税金費用の減少なども寄与した。
キッコーマン<2801.T>=物色の矛先向かいストップ高。前日は急落を余儀なくされたが、きょうは一転して一気に切り返す動きをみせている。同社が5日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は営業利益が前年同期比60%増の214億7400万円と大幅な伸びを達成した。同社は売り上げの8割近くを海外で占めているが、北米や欧州を中心にしょうゆの販売が好調に推移しており、為替の円安効果も寄与して収益を押し上げている。25年3月期通期の営業利益予想は従来見通しを据え置いているが、進捗率から上振れる可能性もあり、見直し買いを呼び込んでいる。
東邦チタニウム<5727.T>=4日ぶり急反発。前日は同社株も22%を超える急落でフシ目の1000円大台を約2年半ぶりに下回った。きょうは全体相場が切り返すなか、リバウンドに転じ気配値のまま4ケタ台を回復している。同社が5日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は営業利益が前年同期比2.1倍の14億3000万円と急拡大、上期計画に対する進捗率が75%を超えた。これが買い人気を助長する形で投資資金を誘導している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 11:34
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(前引け)=値上がり優勢、日本情報C、rakumoがS高
6日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数530、値下がり銘柄数48と、値上がりが優勢だった。
個別では日本情報クリエイト<4054>、rakumo<4060>、グローバルセキュリティエキスパート<4417>、トリプルアイズ<5026>、アイデミー<5577>など9銘柄がストップ高。サンワカンパニー<3187>、ソフトマックス<3671>、ラキール<4074>、プレイド<4165>、coly<4175>など27銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。クラダシ<5884>、リンクバル<6046>、モイ<5031>、yutori<5892>、キッズウェル・バイオ<4584>は値上がり率上位に買われた。
一方、Welby<4438>、ペルセウスプロテオミクス<4882>、TWOSTONE&Sons<7352>がストップ安。エムビーエス<1401>、イシン<143A>、ニッソウ<1444>、ハッチ・ワーク<148A>、PRISM BioLab<206A>など81銘柄は年初来安値を更新。オキサイド<6521>、インティメート・マージャー<7072>、テクノロジーズ<5248>、Waqoo<4937>、コンヴァノ<6574>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/08/06 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=6日前引け、日興仏債ヘ有、野村仏十債Hが新高値
6日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.6%減の3631億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同9.1%減の2870億円だった。
個別ではNEXT FUNDS ブルームバーグ・ドイツ国債 <2245> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、上場インデックスファンドフランス国債(ヘッジあり) <2862> が新高値。NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> 、One ETF ESG <1498> 、グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF <2565> 、NEXT NOTES東証REIT <2066> 、iFreeETF MSCIジャパン <1653> など17銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が19.17%高、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> が18.92%高、NEXT 不動産 <1633> が17.11%高、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> が16.30%高、NEXT 野村日本株高配当 <2048> が13.10%高と大幅な上昇。
一方、iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF <1477> は11.95%安、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は6.57%安、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> は6.49%安、MAXIS米国国債7-10年(為替ヘッジなし) <2838> は4.92%安、東証REITインバースETF <2094> は3.93%安と大幅に下落した。
日経平均株価が2957円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1510億3800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1276億200万円を大幅に上回る活況となった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が320億6400万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が192億3000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が183億5700万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が153億8900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が139億3100万円の売買代金となった。
株探ニュース
2024/08/06 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
◎6日前場の主要ヘッドライン
・キーエンスはS高カイ気配、高収益・好財務銘柄の割安感を意識した買い注文が集まる
・ソフトバンクGが急反騰、売り買い錯綜のなか上下ともに日経平均上回るパフォーマンス
・日製鋼がS高カイ気配、4~6月期経常利益37%増・防衛機器関連の受注増で買い戻し
・ABCマートが急反発、7月既存店売上高が29カ月連続前年上回る
・GSユアサは切り返す、販売増や価格是正で4~6月期増収増益
・シグマクシスがS高カイ気配、コンサル事業好調で第1四半期23%営業増益
・海運株の戻り足鮮明、全体リバウンド局面で割安感が改めて浮き彫りに
・MCJは急反発、海外パソコン関連事業が好調で4~6月期経常27%増益
・キッコマンに人気集中、しょうゆの海外販売好調で4~6月期営業利益6割増
・邦チタはカイ気配スタートで急反発、4~6月期営業利益が前年同期比で倍化
・東エレクなど半導体製造装置関連が切り返す、米半導体株が時間外で上昇
※ヘッドラインは記事配信時点のものです
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、Hamee、フィルCがS高
6日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数1410、値下がり銘柄数148と、値上がりが優勢だった。
個別ではHamee<3134>、フィル・カンパニー<3267>、ケイブ<3760>、サニックス<4651>、岡野バルブ製造<6492>など9銘柄がストップ高。サニーサイドアップグループ<2180>、KG情報<2408>、ウェルネット<2428>、共同ピーアール<2436>、買取王国<3181>など26銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。CDS<2169>、ワークマン<7564>など3銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス<6659>、テーオーホールディングス<9812>、オーバル<7727>、リンコーコーポレーション<9355>、綜研化学<4972>は値上がり率上位に買われた。
一方、サンヨーホームズ<1420>、安江工務店<1439>、SDSホールディングス<1711>、麻生フオームクリート<1730>、三東工業社<1788>など173銘柄が年初来安値を更新。ジーダット<3841>、ETSホールディングス<1789>、GameWith<6552>、ムラキ<7477>、三ッ星<5820>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/08/06 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均6日前引け=4日ぶり反発、2957円高の3万4416円
6日前引けの日経平均株価は4日ぶり反発。前日比2957.90円(9.40%)高の3万4416.32円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1580、値下がりは48、変わらずは8と、値上がり銘柄の割合が90%を超える全面高商状だった。
日経平均構成銘柄はほとんどの銘柄が値上がりし、値下がりは5銘柄にとどまった。プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を1銘柄で362.38円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が201.64円、TDK <6762>が131.22円、ファストリ <9983>が120.63円、SBG <9984>が116.71円と続いた。
マイナス寄与トップは味の素 <2802>で、日経平均を15.01円押し下げ。次いでヤマトHD <9064>が1.18円、三井住友FG <8316>が0.52円、コニカミノル <4902>が0.09円、JFE <5411>が0.09円のマイナス寄与で続いた。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は海運で、以下、その他金融、保険、輸送用機器、ゴム製品、精密機器と続いた。
株探ニュース
2024/08/06 11:31
みんかぶニュース 市況・概況
タキロンCIは反落、伊藤忠によるTOB価格にサヤ寄せ◇
タキロンシーアイ<4215.T>は反落。5日取引終了後、伊藤忠商事<8001.T>が100%出資する合同会社API(東京都港区)によるTOBに賛同の意見を表明すると発表した。非公開化によって、伊藤忠グループの経営資源を迅速、柔軟に相互活用できる体制を整えることを目指す。TOB価格870円にサヤ寄せする格好となっている。
TOB成立後に上場廃止となる予定のため、東京証券取引所は5日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。タキロンCIは前日5日、慣例となっていた午後2時に決算開示を行わなかったことから、思惑的な買いを集め急伸していた経緯がある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 11:13
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前11時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1582、値下がり銘柄数は50、変わらずは6銘柄だった。業種別では33業種中すべてが上昇。値上がり上位に海運、その他金融、保険など。
出所:MINKABU PRESS
2024/08/06 11:07