みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均5日大引け=続落、83円安の3万3338円
5日の日経平均株価は前日比83.82円(-0.25%)安の3万3338.70円と続落し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は631、値下がりは1125、変わらずは78と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均マイナス寄与度は94.55円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、テルモ <4543>が9.9円、信越化 <4063>が8.64円、HOYA <7741>が8.39円、東エレク <8035>が7.62円と並んだ。
プラス寄与度トップは第一三共 <4568>で、日経平均を27.04円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が18.30円、SBG <9984>が17.69円、ダイキン <6367>が9.49円、スズキ <7269>が5.32円と続いた。
業種別では33業種中17業種が値上がり。1位は海運で、以下、医薬品、保険、鉄鋼が続いた。値下がり上位には精密機器、陸運、銀行が並んだ。
株探ニュース
2023/07/05 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、環境管理がS高
5日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数565、値下がり銘柄数700と、値下がりが優勢だった。
個別では環境管理センター<4657>がストップ高。フュートレック<2468>、キタック<4707>は一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル<1446>、KHC<1451>、藤田エンジニアリング<1770>、マサル<1795>、第一建設工業<1799>など117銘柄は年初来高値を更新。八千代工業<7298>、多摩川ホールディングス<6838>、ディーエムソリューションズ<6549>、ベクターホールディングス<2656>、SIGグループ<4386>は値上がり率上位に買われた。
一方、ニチリョク<7578>が一時ストップ安と急落した。片倉工業<3001>、ディーブイエックス<3079>、オーベクス<3583>、エムケイシステム<3910>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>など8銘柄は年初来安値を更新。大谷工業<5939>、エリッツホールディングス<5533>、ケイティケイ<3035>、ヘリオス テクノ ホールディング<6927>、放電精密加工研究所<6469>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/07/05 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」「売り予想数上昇」2位にジーデップ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午後2時現在で、ジーデップ・アドバンス<5885.T>が「買い予想数上昇」「売り予想数上昇」ともに2位となっている。
同社は6月30日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄。AI学習など高度な処理を可能とする最先端の高性能ハードウェアの販売が主な事業。AIのほかビジュアライゼーション、その他ビッグデータを取り扱う市場の研究者や開発者に対して、最先端テクノロジーを用いたサーバー機などのハードウェアを提供することで、今までとは違ったアプローチで研究や開発のスピードアップを支援している。
人気テーマであるAI関連であることから注目度が高く、上場初日は公開価格4510円の2.4倍にあたる1万680円で初値をつけたあとも買いを集め、ストップ高の1万3680円に上昇。7月3日、4日と連騰し、4日はストップ高に上昇するなど人気を集めた。この日も一時前日比1330円(7.7%)高の1万8600円に上昇し、値動きの強さが買い予想数の上昇につながったようだが、その後は利益確定売りに押されており、これが売り予想数の上昇につながったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 15:00
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位に象印
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午後1時現在で、象印マホービン<7965.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。
5日の東証プライム市場で象印が3日続伸。株価は21年4月以来、2年3カ月ぶりの水準に上昇している。同社は3日に23年11月期の連結純利益を従来予想の30億円から42億5000万円(前期比16.2%増)とする増額修正を発表。海外で炊飯器など調理家電が好調だったことなどが寄与する。また、今期の想定為替レートは1ドル=130円から140円に見直している。今後のインバウンド需要の伸びも期待されるなか、株価には一段高期待が膨らんでいる。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 14:35
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後2時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は569、値下がり銘柄数は1194、変わらずは72銘柄だった。業種別では33業種中12業種が上昇。値上がり上位に海運、医薬品、保険など。値下がりで目立つのは精密機器、陸運、銀行、小売など。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 14:03
みんかぶニュース 市況・概況
ユタカ技研が動意、ホンダの八千代工TOBで思惑波及◇
ユタカ技研<7229.T>が動意づいている。ホンダ<7267.T>が4日、部品子会社の八千代工業<7298.T>に対してTOBを実施し、完全子会社化すると発表した。完全子会社化後、八千代工株の約8割をインドの自動車部品会社に譲渡し、ホンダとの合弁会社とする見通し。これを受け、同じくホンダ傘下の部品メーカーであるユタカ技研にTOB思惑が波及したようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 14:03
みんかぶニュース 市況・概況
14時の日経平均は159円安の3万3262円、ファストリが99.63円押し下げ
5日14時現在の日経平均株価は前日比159.77円(-0.48%)安の3万3262.75円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は569、値下がりは1192、変わらずは73と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は99.63円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、東エレク <8035>が15.25円、テルモ <4543>が10.98円、信越化 <4063>が8.47円、HOYA <7741>が8.47円と続いている。
プラス寄与度トップは第一三共 <4568>で、日経平均を21.55円押し上げている。次いでSBG <9984>が19.52円、アドテスト <6857>が13.89円、スズキ <7269>が4.85円、ダイキン <6367>が4.07円と続く。
業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は海運で、以下、医薬品、保険、鉄鋼と続く。値下がり上位には精密機器、陸運、銀行が並んでいる。
※14時0分0秒時点
株探ニュース
2023/07/05 14:01
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は636、値下がり銘柄数は1125、変わらずは74銘柄だった。業種別では33業種中17業種が上昇。値上がり上位に海運、医薬品、保険、鉄鋼など。値下がりで目立つのは精密機器、陸運、小売など。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 13:03
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は92円安の3万3330円、ファストリが103.7円押し下げ
5日13時現在の日経平均株価は前日比92.32円(-0.28%)安の3万3330.20円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は648、値下がりは1110、変わらずは76と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は103.7円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、テルモ <4543>が8.68円、東エレク <8035>が7.62円、HOYA <7741>が7.37円、ファナック <6954>が5.25円と続いている。
プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を25.42円押し上げている。次いで第一三共 <4568>が21.35円、SBG <9984>が20.13円、ダイキン <6367>が8.81円、スズキ <7269>が6.37円と続く。
業種別では33業種中17業種が値上がり。1位は海運で、以下、医薬品、保険、鉄鋼と続く。値下がり上位には精密機器、陸運、小売が並んでいる。
※13時0分13秒時点
株探ニュース
2023/07/05 13:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位に日東精
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」5日正午現在で日東精工<5957.T>が「買い予想数上昇」1位となっている。
日東精は前日に一時88円高と値を飛ばし新高値、終値も68円高の652円と大幅高で着地した。世界初となる医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料の特許を取得したと発表したことが材料視されたものだが、きょうは朝方に694円まで上値を伸ばした後に値を消す展開となった。全体相場が軟調に推移しており、目先筋の利益確定売り圧力が表面化した。足もとでは前日終値を若干下回る水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 12:54
みんかぶニュース 市況・概況
ファンケルが3日続伸、国内有力証券は「オーバーウエート」に引き上げ◇
ファンケル<4921.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は4日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は2300円から3000円に見直した。24年3月期の会社計画は慎重な印象として、業績予想を増額修正している。具体的には今期の連結営業利益を119億円から130億円(会社計画120億円)に見直した。同社のインバウンド需要は訪日中国人数の増加に伴い増える可能性が高い、と指摘。同社は中国で電子商取引(EC)事業や海南島などに進出しておらず、日本との価格差が大きいとみている。また、健康志向に伴いサプリメントが新たな需要を創出している。すでにバリュエーションが上昇している資生堂<4911.T>やコーセー<4922.T>に比べインバウンド需要が期待できる化粧品株のなかで株価に割安感がある、としている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 12:51
みんかぶニュース 市況・概況
川崎汽など海運株の上昇際立つ、低PBRバリュー株人気再燃で踏み上げ相場の様相に◇
川崎汽船<9107.T>が一時7%を超える急騰で3963円まで駆け上がり、2008年6月以来約15年ぶりの高値圏をまい進。また、日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>も上値追い態勢を鮮明としている。川崎汽についてはモルガン・スタンレーMUFG証券の投資判断引き下げを受け6月28日に急落した経緯があるが、そこを拾われる形でその後は切り返し急となり、足もとで急落前の株価を大きく上回ってきた。海運株セクターは低PBRのバリュー株として引き続き波状的な買いが入っている。これまではコロナバブル収縮によるコンテナ船市況の低迷を材料に空売りも高水準に呼び込んでいた。川崎汽の直近信用倍率は0.6倍台と大幅に売り長、日証金では逆日歩がついた状態にあり、その買い戻しで目先踏み上げ相場の色が濃くなっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 12:37
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ渋る
後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比80円安前後と前場終値と比較して下げ渋っている。外国為替市場では1ドル=144円50銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 12:32
みんかぶニュース 市況・概況
「地方銀行」が11位、米金融株高や日銀修正思惑が支えに<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 人工知能
3 生成AI
4 全固体電池
5 自動車部材・部品
6 半導体製造装置
7 2023年のIPO
8 インバウンド
9 グローバルニッチ
10 円高メリット
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「地方銀行」が11位となっている。
米株式市場での金融株高が注目されている。FRBによるストレステスト(健全性審査)で良好な結果が示され、これを受けて各銀行が相次いで増配計画を発表したことで金融セクターに買いが集まった。休場前日の3日にはJPモルガン・チェース<JPM>が年初来高値を更新したほか、モルガン・スタンレー<MS>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、バンク・オブ・アメリカ<BAC>などが上昇した。
米金融株高を背景に東京市場の銀行株も強い動きをみせている。日銀の金融緩和策修正に対する思惑も根強く続いており、これらを支えに3メガバンクは上値追い基調を継続。更に、足もとでは地銀株にも投資資金の流入が目立ってきた。ここにきて「地方銀行」は再びテーマランキングの上位に顔を出し始めている。
千葉銀行<8331.T>やコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>といった地銀大手のほか、富山第一銀行<7184.T>、千葉興業銀行<8337.T>、京葉銀行<8544.T>、池田泉州ホールディングス<8714.T>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 12:20
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位にSワイヤー
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午前11時現在で、ソーシャルワイヤー<3929.T>が「売り予想数上昇」で4位となっている。
この日の東京株式市場で、Sワイヤーは反落。6月28日に推薦状型リファレンスチェックサービス「プルコン」、翌29日にAI自動翻訳ツールを活用したプレスリリースの英語・中国語翻訳機能をそれぞれ提供開始すると発表。これら個別材料を手掛かりに同社株は足もと急速に人気化した。ただ、ここまでの急ピッチな上昇で過熱感が強まっており、目先売り予想数が上昇したようだ。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 11:57
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(前引け)=続落、買い手控えも売り一巡後は下げ渋る
5日前引けの日経平均株価は前営業日比119円52銭安の3万3303円00銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億3638万株、売買代金概算は1兆7570億円。値上がり銘柄数は620、対して値下がり銘柄数は1139、変わらずは76銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は朝方から売り優勢に傾き、日経平均は3万3000円台前半で下値を探る地合いとなった。前日の米国株市場が独立記念日の祝日で休場だったことから買い手掛かり材料に乏しく、ETF分配金捻出のための売り圧力などが意識されるなか、手控えムードが強まった。日経平均は朝方に一時380円あまりの下げをみせる場面もあったが、その後は押し目買いが入り下げ渋っている。業種別では海運株の上昇が際立っている。一方、値下がり銘柄数は1100を超えプライム市場の6割強を占めた。
個別ではレーザーテック<6920.T>が安く、ソシオネクスト<6526.T>もやや売り優勢。ファーストリテイリング<9983.T>が値を下げたほか、三井物産<8031.T>なども売りに押された。インフォマート<2492.T>が大幅安、FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>の下げも目立つ。半面、アドバンテスト<6857.T>が買われ、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>も高い。川崎汽船<9107.T>をはじめ海運株の上昇が目立つ。第一三共<4568.T>も急反発。アスクル<2678.T>が値上がり率トップに買われ、大同メタル工業<7245.T>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 11:46
みんかぶニュース 市況・概況
武者陵司「衰弱する中国経済とインドの台頭、じわじわ進む対中包囲網」
(1)中国経済失速、投資資金の中国離れ
中国経済の不振が目立ってきた。それは株価低迷が如実に示している。今年前半の株価上昇率を比較すると日本30%、米国17%、韓国15%、ドイツ15%、インド8%に対して中国は2%と大きく劣後している。今年初めまで、コロナ後の景気回復を期待して流入した海外投資資金は急速に中国離れを始めている。
内需の強さを端的に示す輸入額は今年1~5月が6.7%減と、過去1年間マイナス基調が続いている。小売売上は前年の0.2%減から今年1月~5月は9.3%増と一見好調だが、それは昨年のロックダウンによる大幅減の反動によるもので、今後急速に息切れしていくだろう。固定資産投資も前年の5.1%増から今年1月~5月は4.0%増に減速、不動産投資が前年比7.2%減と大きく足を引っ張っている。
●デフレ化、流動性の罠のリスク
特に深刻なのは雇用と物価である。コロナ禍前は10~11%程度でほぼ安定していた若者の平均失業率は今年5月に20.8%へと急伸、6月の卒業シーズン後さらに上昇すると見られている。また、世界的にインフレが高進する中で、中国だけは物価上昇率が顕著に低下している。消費者物価指数(CPI)の上昇率は1月まで前年比2%前後で推移していたが、5月には0.2%と急低下した。利下げが実施されマネーサプライが年率12%と増勢を続けている中で、景況と物価情勢が悪化している。日本がかつて陥ったデフレに中国も陥りつつあるのかもしれない。デフレの下では金融政策が効かなくなる流動性の罠に陥る可能性が強まる。
1兆元の景気対策(負債を抱える地方政府と企業支援、住宅ローン補助)が打ち出されたが、効果はあまり期待できないとの観測がもっぱらである。中国は輸出に急ブレーキがかかりつつあるものの、輸入の顕著な落ち込みによって貿易黒字は8776億ドル、経常黒字も4019億ドル(2022年)と過去最高ペース、巨額の資金流入が続いている。しかし、それが何ら国内の経済循環に寄与していないのである。5%の政府目標GDP(国内総生産)成長率の達成は困難だろう。
(2)予定調和的失速、過剰投資に依存した経済成長の咎め
いよいよ中国は、①不動産バブル崩壊と投資減少、②高失業と消費低迷、③輸出・輸入の減少という3重苦による衰弱のプロセスに入り始めたのかもしれない。
これまでの中国経済成長の際立った特徴は、著しく投資に偏った成長を20年以上も続けてきたということである。GDPに対する固定資本形成の比率をみると、中国は42%と主要国、米国(21%)、日本(26%)、ドイツ(23%)、韓国(29%)の倍近い水準がキープされてきた。世界で唯一中国だけ、投資が消費を上回り続けてきたが、これは極めて異常で不健康なことである。
投資の増加は成長を高めるためには即効性があり、極めて便利である。投資を増やせば直ちに需要が作れるし、その時点でコストを払う必要がない。コストは形成された資産が稼働されるとともに、家賃(不動産)や利益(企業設備)、利用料(インフラ)となって回収される。
問題は、経済成長を自己目的にすると、稼働する見込みのないもの、稼働しても十分な収益を生めないものまで作ってしまうことである。それは膨大な不良資産を抱えることに繋がる。2022年、不動産価格の下落とともに急増してきた家計債務が減少に転じ、不動産投資が大幅に減少し始めた。世界人口シェアの17%に過ぎない中国が、世界の鉄鋼やセメントの5割強を生産し、その大半を国内で消費してきたわけで、建設された資産の規模は想像を絶するものである。いま、いよいよそのコストを払わされる場面に入ったと言える。
●双循環ならぬ双収縮の危機
加えて、いま急増している経常収支は、今後急速に悪化していくだろう。①中国はアジア諸国で最高の賃金国であり工場の海外流出が続く、②米中対立・デカップリングによるハイテク生産の脱中国が急進展、③2020~2021年にかけて急増したコロナ特需の一巡、④いまは抑制されている中国人のアウトバウンド観光客の増加、⑤所得収支(対外支払いと不良貸し付けの償却)の悪化――など悪材料が山積している。
●日本の失われた30年の軌跡を追う
習近平政権が唱えた国内・国際の双循環は、双収縮となりそうな気配である。中国は日本の失われた30年の軌跡をより深刻な形で辿り始めたのではないか。
「先進国の技術吸収と安価な為替・労働力で競争力が飛躍的に向上→大幅な貿易黒字の定着→通貨高を回避するための為替介入・膨大な国内マネーの増発→資金余剰・銀行融資急増→家計の不動産購入促進・不動産バブルが形成」と、これまでの推移はバブル崩壊前の日本経済そのものである。これからは、「バブル崩壊・資産の不良債権化と国内投資の減少→貿易摩擦・競争力低下→デフレ化→伝統的家庭の崩壊・晩婚・非婚化・少子化」というプロセスに入るだろう。
以上から、中国が中進国の罠に陥ることはほぼ確実であり、米国を経済規模で凌駕することは永遠に起きない、と結論づけられるだろう。
(3)成長センターは中国からインドへ
●まさに離陸寸前のインド製造業
中国の衰弱の一方で、インド経済の好調さが際立ち始めた。2022年以降、インドの経済成長率は6~7%と恒常的に中国を上回り始めた。また、脱中国依存のサプライチェーン構築が進展し始めた。アップルは2025年には全iPhoneの25%をインド生産に切り替えると伝えられている。マイクロン・テクノロジーもインド進出を決めた。テスラもインドでの生産を表明している。
製造業のPMI(購買担当者景気指数)を比較すると、中国が2021年第3四半期以降、景気後退を意味する50を下回り続けているのに対し、インドは景況が向上し続けており、好対照であることがわかる。
世銀調査による新興諸国のGDPに占める製造業比率をみると、中国が一貫して低下しているのに対して、ベトナム、バングラデシュが急伸している。この中にあってインドは製造業比率がむしろ低下してきた。これまでのインドの経済発展は、コンピュータサービス等のサービス業がけん引しており、財は中国からの輸入に大きく依存してきた。この輸入依存度の高さは、今後予想される輸入代替需要の大きさを物語る。
いまチャイナプラスワンの趨勢の中で、各国企業のインドへの投資意欲が著しく高まっている。まさにいまインドの産業化(industrialization)が始まろうとしているのである。
●親米路線に舵を切るモディ政権
インド・モディ首相の初の国賓待遇での6月訪米は画期的であった。これまで陣営対立において中立を堅持してきたインドが西側、民主主義国側に舵を大きく切りつつあるとみられる。これまでロシアに依存してきた武器調達はもはや継続することができず、国境係争で対立する中国から輸入するわけにもいかない。米国への接近以外の選択肢がなくなってきたともいえよう。戦闘機エンジンの共同開発という有利な条件と引き換えに、親米路線にシフトしていくのであろう。
2023年の中国の地盤沈下とインドの台頭は後から振り返ると、国際秩序と国際分業の分水嶺であったとみなされるかもしれない。
(2023年7月3日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン335号」を転載)
株探ニュース
2023/07/05 11:40
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・5日>(前引け)=霞ヶ関C、アスクル、エンシュウ
霞ヶ関キャピタル<3498.T>=ストップ高。1月高値(4745円)を上回り、約6カ月ぶりに年初来高値を更新した。4日の取引終了後に23年8月期業績予想の上方修正を発表。あわせて、期末一括配当予想を50円から60円(前期30円)に増額することも明らかにしており、これらを好感した買いが入っている。今期上方修正では売上高を265億円から360億円(前期比73.2%増)へ、営業利益を32億円から41億円(同91.5%増)へ引き上げた。アパートメントホテル事業、物流事業で案件収益の拡大や売却早期化などの影響があり、これが全体業績を大きく押し上げた。同時に発表した22年9月~23年5月期決算は、売上高が前年同期比65.7%増の184億6300万円、営業利益が前年同期の赤字から10億4300万円の黒字に転換して着地した。
アスクル<2678.T>=急伸、新値街道駆け上がる。オフィス用品の通販で先駆し、eコマース事業ではヤフーと連携し需要を開拓している。4日取引終了後に発表した23年5月期決算は営業利益が前の期比2%増の146億2000万円で過去最高利益更新となったが、24年5月期についても前期比13%増の165億円予想と2ケタ成長で最高益更新基調が続く見通しで、これを好感する買いを呼び込んでいる。好業績を背景に株主還元も強化し、前期の年間配当は従来計画に2円上乗せの34円とし、今期もそこから2円増配となる36円を計画している。脱コロナでオフィス用品関連需要が復元しているほか、個人向けEC「ロハコ」が前期に初めて黒字化するなど回復色を強めている。
エンシュウ<6218.T>=上げ足に弾み。約2週間ぶりに年初来高値を更新した。マシニングセンタなどの工作機械を製造し自動車業界向けを中心に需要を取り込んでいるほか、レーザー加工機分野でも実力を発揮する。世界的な電動車シフトを背景とした、電気自動車(EV)量産化をにらみ、EV向け部品加工や工作機械受注に注力している。24年3月期営業利益は前期比13.3倍の10億5000万円予想と急回復を見込んでおり、時価予想PERは10倍前後と割安感がある。更に一株純資産が約1800円と高水準で、PBRに換算して0.4倍台。800円台の株価は会社解散価値の半値以下に放置された水準で株高訂正余地が大きい。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 11:37
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=5日前引け
5日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 94641 7.9 20920
2. <1357> 日経Dインバ 14566 -3.1 225
3. <1579> 日経ブル2 8145 -5.2 22335
4. <1459> 楽天Wベア 7196 12.1 908
5. <1321> 野村日経平均 6664 -36.0 34810
6. <1458> 楽天Wブル 6392 -17.6 24585
7. <1360> 日経ベア2 5555 12.2 551.6
8. <1320> iF日経年1 4409 119.2 34710
9. <1306> 野村東証指数 3208 -0.4 2437.5
10. <1571> 日経インバ 2288 69.1 769
11. <1568> TPXブル 1841 30.1 34360
12. <1330> 日興日経平均 1167 40.6 34830
13. <1365> iF日経Wブ 1052 42.4 32260
14. <1615> 野村東証銀行 1044 27.3 241.4
15. <1671> WTI原油 835 86.4 2505
16. <1678> 野村インド株 813 -54.3 307.6
17. <1475> iSTPX 809 -45.6 2383
18. <2038> 原油先Wブル 791 97.8 1389
19. <1308> 日興東証指数 678 -36.2 2406.5
20. <1305> iFTP年1 625 10.2 2464.5
21. <1358> 日経2倍 578 -13.9 38820
22. <2516> マザーズ 531 -13.1 628.0
23. <1487> 日興米債ヘ有 529 1934.6 14310
24. <1655> iS米国株 495 71.9 464.7
25. <1489> 日経高配50 492 21.5 52850
26. <1346> MX225 458 -10.2 34600
27. <1366> iF日経Wベ 449 -11.4 587
28. <1367> iFTPWブ 392 6.5 26685
29. <1356> TPXベア2 384 35.7 607.4
30. <2621> iS米20H 354 -38.4 1452
31. <2869> iFナ百Wブ 323 91.1 30460
32. <1369> One225 291 361.9 33660
33. <1552> VIX短先物 274 6.2 710
34. <1540> 純金信託 261 -19.9 8494
35. <1329> iS日経 252 -77.7 34710
36. <1348> MXトピクス 229 -21.8 2410.5
37. <2644> GX半導日株 208 -60.0 3360
38. <1699> 野村原油 203 144.6 332.8
39. <2563> iS米国株H 173 16.1 274.2
40. <1545> 野村ナスH無 143 -54.0 22345
41. <2842> iFEナ百ベ 143 101.4 23935
42. <2559> MX全世界株 127 -32.1 16350
43. <2631> MXナスダク 125 38.9 15780
44. <1397> SMD225 124 31.9 33600
45. <2558> MX米株SP 113 -25.7 18485
46. <1580> 日経ベア 108 -52.0 2040.0
47. <1343> 野村REIT 103 -59.9 2009.0
48. <1557> SPDR5百 98 -57.9 64170
49. <1368> iFTPWベ 96 -6.8 883
50. <1546> 野村ダウH無 93 27.4 48870
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%)
株探ニュース
2023/07/05 11:35
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(前引け)=値下がり優勢、霞ヶ関C、免疫生物研がS高
5日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数130、値下がり銘柄数373と、値下がりが優勢だった。
個別では霞ヶ関キャピタル<3498>、免疫生物研究所<4570>がストップ高。GRCS<9250>は一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ<2978>、ジェイグループホールディングス<3063>、海帆<3133>、ゼネラル・オイスター<3224>、バルニバービ<3418>など15銘柄は年初来高値を更新。アルファクス・フード・システム<3814>、ELEMENTS<5246>、クオリプス<4894>、イトクロ<6049>、フィーチャ<4052>は値上がり率上位に買われた。
一方、ディー・ディー・エス<3782>、CINC<4378>、I-ne<4933>、リアルゲイト<5532>、クラダシ<5884>など9銘柄が年初来安値を更新。トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>、ブリッジコンサルティンググループ<9225>、スパイダープラス<4192>、サークレイス<5029>、Waqoo<4937>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/07/05 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=5日前引け、iS新興国株、SPDRが新高値
5日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比0.6%増の1733億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同3.4%増の1544億円だった。
個別ではグローバルX 自動運転&EV <2867> 、グローバルX ロジスティクス・REIT ETF <2864> 、NEXT 銀行 <1631> 、iFreeETF TOPIX高配当40 <1651> 、iシェアーズ・コアMSCI 新興国株 ETF <1658> など20銘柄が新高値。iFreeETF JPX日経400ダブル <1466> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、NEXT ブルームバーグ米国国債 為替ヘッジあり <2648> 、iシェアーズ 米国債 3-7年 ETF(為替ヘッジあり) <2856> 、NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN <2039> が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きではグローバルX グローバルリーダーズESG-日本株式 <2641> は3.92%安と大幅に下落。
日経平均株価が119円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金946億4100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金887億9700万円も上回った。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が145億6600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が81億4500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が71億9600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が66億6400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が63億9200万円の売買代金となった。
株探ニュース
2023/07/05 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、環境管理がS高
5日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数524、値下がり銘柄数691と、値下がりが優勢だった。
個別では環境管理センター<4657>がストップ高。フュートレック<2468>、キタック<4707>は一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル<1446>、KHC<1451>、マサル<1795>、第一建設工業<1799>、田辺工業<1828>など102銘柄は年初来高値を更新。八千代工業<7298>、多摩川ホールディングス<6838>、THEグローバル社<3271>、ディーエムソリューションズ<6549>、ヒビノ<2469>は値上がり率上位に買われた。
一方、片倉工業<3001>、ディーブイエックス<3079>、オーベクス<3583>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>、ワークマン<7564>など6銘柄が年初来安値を更新。ケイティケイ<3035>、大谷工業<5939>、エリッツホールディングス<5533>、ニチリョク<7578>、ユークス<4334>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/07/05 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
◎5日前場の主要ヘッドライン
・フュートレックが一時S高、中国展開の家庭向けロボットへの音声認識技術提供を材料視
・タイガポリが日足3陽連で新値街道、自動車周辺の超低PBR株で投資資金の攻勢続く
・大同メが急動意で一目均衡雲抜け、EV用アルミダイカストで実績高く超低PBRに着目
・エンシュウが逆行高で年初来高値、EV向け需要開拓し業績も急回復へ
・霞ヶ関Cは6カ月ぶり高値更新、今期上方修正と増配を好感
・アークスが反発し2年9カ月ぶり高値、第1四半期経常益6%増と順調な滑り出しを評価
・ファストリは続落、6月国内ユニクロ既存店売上高が7カ月ぶり前年下回る
・アスクルはカイ気配で水準切り上げ、今5月期営業2ケタ増益予想で最高益更新続く
・三菱UFJなどメガバンクは売り買い交錯、日銀政策変更への思惑が錯綜
※ヘッドラインは記事配信時点のものです
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 11:31
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均5日前引け=続落、119円安の3万3303円
5日前引けの日経平均株価は続落。前日比119.52円(-0.36%)安の3万3303.00円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は619、値下がりは1138、変わらずは77と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均マイナス寄与度は110.81円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、東エレク <8035>が9.66円、テルモ <4543>が7.73円、HOYA <7741>が7.54円、KDDI <9433>が5.29円と並んだ。
プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を32.19円押し上げ。次いで第一三共 <4568>が21.04円、SBG <9984>が7.32円、エーザイ <4523>が7.08円、スズキ <7269>が5.93円と続いた。
業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は海運で、以下、医薬品、保険、鉱業が続いた。値下がり上位には精密機器、陸運、小売が並んだ。
株探ニュース
2023/07/05 11:31
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前11時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は574、値下がり銘柄数は1179、変わらずは82銘柄だった。業種別では33業種中9業種が上昇。値上がり上位に海運、医薬品など。値下がりで目立つのは精密機器、陸運、小売、サービス、石油・石炭など。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 11:04
みんかぶニュース 市況・概況
11時の日経平均は142円安の3万3280円、ファストリが108.78円押し下げ
5日11時現在の日経平均株価は前日比142.18円(-0.43%)安の3万3280.34円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は571、値下がりは1178、変わらずは85と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は108.78円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、HOYA <7741>が7.03円、テルモ <4543>が6.91円、東エレク <8035>が6.61円、信越化 <4063>が5.42円と続いている。
プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を28.13円押し上げている。次いで第一三共 <4568>が23.08円、エーザイ <4523>が5.02円、スズキ <7269>が4.95円、川崎汽 <9107>が2.34円と続く。
業種別では33業種中9業種が値上がり。1位は海運で、以下、医薬品、保険、鉱業と続く。値下がり上位には精密機器、陸運、小売が並んでいる。
※11時0分6秒時点
株探ニュース
2023/07/05 11:01
みんかぶニュース 市況・概況
5日中国・上海総合指数=寄り付き3240.0486(-5.3006)
5日の中国・上海総合指数は前営業日比5.3006ポイント安の3240.0486で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 10:56
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にエーアイ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午前10時現在で、エーアイ<4388.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。
5日の東京市場で、エーアイは弱含みで推移。6月21日に直近高値1655円をつけたあとは上げ一服商状となっており、上値でのシコリが意識されていることが売り予想数上昇につながっているようだ。
同社が足もとで人気化したきっかけは、6月16日に「チャットGPTを活用した法人向けAIチャットサービス『AIPal Chat』を7月3日から開始する」と発表したこと。また、同月19日に「会話型AI構築プラットフォームを開発するmiibo(東京都渋谷区)とパートナーシップ契約を締結した」と発表したことも買いに拍車をかけた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 10:47
みんかぶニュース 市況・概況
5日香港・ハンセン指数=寄り付き19355.06(-60.62)
5日の香港・ハンセン指数は前営業日比60.62ポイント安の19355.06で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 10:43
みんかぶニュース 市況・概況
大同メが急動意で一目均衡雲抜け、EV用アルミダイカストで実績高く超低PBRに着目◇
大同メタル工業<7245.T>が急動意、マドを開けて買われ500円台を回復した。75日移動平均線を一気にクリアするとともに、日足一目均衡表の雲をきれいに上抜けトレンド転換を印象づけている。軸受けメタルのニッチトップ企業。アルミダイカストは電気自動車(EV)向けで需要開拓が進んでいる。またトヨタ自動車<7203.T>が、アルミ鋳造設備によって一体成型した車体部品を組み込む新たな生産技術「ギガキャスト」をEV(2026年投入)に搭載する方針を明らかにしたことで、同社の株価を刺激している面もあるようだ。大同メタルのPBRは0.4倍未満で水準訂正余地が際立っていることも水準訂正を狙った買いを引き寄せている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/05 10:24