みんかぶニュース 為替・FXニュース一覧
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外為サマリー:一時155円30銭台の円安に、午後の高市・植田会談にも注目
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円29銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=179円90銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前8時時点では155円20銭近辺で推移していたが、午前9時時点では155円37銭近辺と2月上旬以来、9カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。前日発表された米11月ニューヨーク連銀製造業景況指数は予想を上回ったほか、米追加利下げ期待が後退し、ドル買い・円売りが膨らんだ。また、高市政権による財政拡張的な政策による財政赤字拡大を警戒する円売りも優勢となった。市場では今日の午後に予定されている高市首相と植田日銀総裁の会談も注目されている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1586ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/18 10:31
みんかぶニュース 為替・FX
米外為市場サマリー:一時155円30銭と2月上旬以来の水準まで上伸
17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円26銭前後と前週末と比べて70銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=179円98銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。
日本経済新聞が15日に「政府が近く策定する経済対策の規模について財務省は17兆円台にする方向で調整に入った」と報じたほか、片山さつき財務相が16日に「規模的には17兆円よりも大きくなる」と述べたことで、高市早苗政権の拡張的な財政政策を意識した円売りが入りやすかった。また、17日に発表された11月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことや、米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長が17日の講演で「追加利下げはゆっくりとしたペースで進めていかなければならない」との考えを示したことがドル買い材料となった面もあった。ただ、18日午後3時半から行われる高市首相と日銀の植田和男総裁との会談を見極めたいとのムードもあり、ドル円相場は一時155円30銭と2月上旬以来の水準まで上伸したあとは一服商状となった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1592ドル前後と前週末に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/18 07:55
みんかぶニュース 為替・FX
◎17日のNY為替
ドル・円:155円26銭(14日終値:154円55銭)
ユーロ・円:179円98銭(同:179円61銭)
ユーロ・ドル:1.1592ドル(同:1.1621ドル)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/18 07:50
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日銀為替市況 午後5時時点、154円67~69銭と横ばい
日銀が17日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=154円67~69銭と前営業日比横ばいだった。ユーロは対円で1ユーロ=179円63~67銭と同29銭のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1613~14ドルと同0.0019ドルのユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 18:02
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日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
11月17日 154円67~69銭 ( 0.00)
11月14日 154円67~69銭 (▼0.04)
11月13日 154円71~73銭 (△0.10)
11月12日 154円61~63銭 (△0.43)
11月11日 154円18~19銭 (△0.14)
11月10日 154円04~06銭 (△0.66)
11月07日 153円38~40銭 (▼0.48)
11月06日 153円86~88銭 (△0.32)
11月05日 153円54~56銭 (▼0.04)
11月04日 153円58~60銭 (▼0.72)
10月31日 154円30~32銭 (△0.87)
10月30日 153円43~45銭 (△1.38)
10月29日 152円05~07銭 (▼0.10)
10月28日 152円15~17銭 (▼0.87)
10月27日 153円02~04銭 (△0.20)
10月24日 152円82~84銭 (△0.33)
10月23日 152円49~51銭 (△0.67)
10月22日 151円82~84銭 (△0.67)
10月21日 151円15~17銭 (△0.41)
10月20日 150円74~76銭 (△1.05)
10月17日 149円69~72銭 (▼1.54)
10月16日 151円23~25銭 (▼0.01)
10月15日 151円24~26銭 (▼0.72)
10月14日 151円96~98銭 (▼0.88)
10月10日 152円84~86銭 (▼0.22)
10月09日 153円06~07銭 (△0.50)
10月08日 152円56~58銭 (△1.94)
10月07日 150円62~64銭 (△0.61)
10月06日 150円01~03銭 (△2.61)
10月03日 147円40~42銭 (△0.33)
10月02日 147円07~09銭 (▼0.04)
10月01日 147円11~12銭 (▼0.95)
09月30日 148円06~08銭 (▼0.50)
09月29日 148円56~58銭 (▼1.27)
09月26日 149円83~85銭 (△1.02)
09月25日 148円81~83銭 (△0.77)
09月24日 148円04~06銭 (▼0.07)
09月22日 148円11~13銭 (△0.19)
09月19日 147円92~95銭 (△0.81)
09月18日 147円11~13銭 (△0.45)
09月17日 146円66~68銭 (▼0.22)
09月16日 146円88~90銭 (▼0.57)
09月12日 147円45~47銭 (▼0.32)
09月11日 147円77~78銭 (△0.27)
09月10日 147円50~51銭 (△0.28)
09月09日 147円22~24銭 (▼0.30)
09月08日 147円52~53銭 (▼0.69)
09月05日 148円21~23銭 (▼0.16)
09月04日 148円37~38銭 (▼0.36)
09月03日 148円73~75銭 (△0.09)
09月02日 148円64~66銭 (△1.58)
09月01日 147円06~08銭 (△0.06)
08月29日 147円00~02銭 (▼0.16)
08月28日 147円16~18銭 (▼0.59)
08月27日 147円75~77銭 (△0.07)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 18:02
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=FRB高官発言などに注目
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官発言などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=154円00~155円10銭。
この日は、高市政権の積極財政による財政赤字拡大などが警戒されるなか、一時154円80銭まで円安が進む場面があったが、その後は154円70銭前後を中心とする一進一退が続いた。今晩は、米11月ニューヨーク連銀製造業景況感指数が発表される。また、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁やジェファーソンFRB副議長、ウォラーFRB理事などの講演やイベント出席が予定されており、その発言内容などが注目されそうだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 17:12
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外為サマリー:154円70銭前後で推移、財政悪化を警戒する円売りも
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円68銭前後と前週末午後5時時点に比べ横ばい圏。ユーロは1ユーロ=179円44銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前9時時点では154円60銭前後で推移していたが、午後0時10分過ぎには154円78銭前後へドル高・円安が進行。政府による経済対策の規模に関して、財務省は17兆円台にする方向で調整に入ったと報じられ、市場には財政赤字拡大を警戒する円売りが優勢となった。また、米国で追加利下げに慎重な見方が増えていることも、ドル買い・円売りの要因となった。ただ、155円ラインに接近するとドルの上値は抑えられ、154円70銭前後での一進一退の動きが強まった。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1600ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 15:42
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午後:債券サマリー 先物は反落、財政悪化懸念で長期金利は17年半ぶり高水準
17日午後の債券市場で先物中心限月12月限は反落した。経済対策に関する国内メディアの報道を受け、財政悪化リスクが意識され、債券の買い持ち高を縮小する目的の売りが出た。
片山さつき財務相が16日に高市早苗首相と経済対策について協議した後、規模に関して記者団に対し、17兆円よりも大きくなるとの見解を示した。市場の見立てよりも規模が大きくなる可能性が高まったとの受け止めから、超長期債主導で売り圧力が高まった。
財務省が実施した10年物価連動債入札は、応札倍率が3.46倍と前回(8月15日)の2.92倍を上回った。市場では無難な結果と受け止められたものの、これを受け債券に買い向かう姿勢は限られた。朝方は内閣府による7~9月期GDP(国内総生産)の発表があり、6四半期ぶりのマイナス成長となったが、円債相場の反応は限定的だった。
先物12月限は前営業日比14銭安の135円72銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.025ポイント高い1.730%で推移。2008年6月以来、およそ17年半ぶりの高水準をつけた。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 15:24
みんかぶニュース 為替・FX
債券:先物、後場終値は前営業日比14銭安の135円72銭
債券市場で、先物12月限の後場終値は前営業日比14銭安の135円72銭だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 15:06
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債券:10年物価連動債入札、応札倍率3.46倍
17日に実施された10年物価連動債(第30回、クーポン0.005%)の入札は、最低落札価格が99円00銭となった。応募額は8633億円で、落札額は2496億円。応札倍率は3.46倍となり、前回(8月15日)の2.92倍を上回った。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 13:01
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午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利一時1.720%と17年半ぶり高水準
17日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。片山さつき財務相が16日、高市早苗首相と経済対策について協議した後、記者団に対し規模は17兆円より大きくなるとの見方を示した。財政悪化リスクが意識され、債券売りを促した。
前週末14日のニューヨーク市場ではハイテク株安が一服したことを背景に、米国債の買い持ち高を圧縮する目的の売りが出て、長期債相場は上昇(金利は低下)。米長期金利は4.15%に水準を切り上げており、円債相場には重荷となった。日本の内閣府が17日に発表した国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質が年率換算で1.8%減、前期比で0.4%減となった。円債相場の反応は総じて限定的なものとなった。財務省は同日午前、10年物の物価連動国債の入札実施を通知している。
先物12月限は前営業日比10銭安の135円76銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント高い1.715%で推移。一時1.720%と、2008年6月以来、およそ17年半ぶりの高水準をつけた。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 11:26
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債券:先物、前場終値は前営業日10銭安の135円76銭
債券市場で、先物12月限の前場終値は前営業日比10銭安の135円76銭だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 11:06
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外為サマリー:一時154円40銭台に下落、経済対策「17兆円上回る規模」と伝わる
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円63銭前後と前週末の午後5時時点に比べ4銭程度のドル安・円高となっている。
前週末14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円55銭前後と前日に比べ1銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米ハイテク株安が一服したことを背景としたドル買い・円売りにより一時154円70銭台まで上伸した。カンザスシティー連銀のシュミッド総裁によるタカ派的な発言もドル円のサポート要因になったようだ。一方、米政府機関の閉鎖終結に伴い、経済指標の発表が再開されることとなり、その内容を見極めたいとの姿勢も強まった。
日本の内閣府が17日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価変動を除いた実質が年率換算で1.8%減、前期比で0.4%減となった。6四半期ぶりのマイナス成長となったが、減少率は市場予想よりも小さなものとなった。GDPに対するマーケットの初期反応は限定的。半面、政府の経済対策が17兆円よりも大きな規模になると伝わるなかで財政悪化リスクが意識され、同日の長期金利は上昇している。日米金利差が縮小に向かうとの見方は、ドル円の圧迫要因となったもようで、一時154円40銭台まで下落する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1606ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0026ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=179円48銭前後と同44銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 10:42
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米外為市場サマリー:一時154円70銭台に上伸、米ハイテク株安一服で
14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円55銭前後と前営業日に比べて1銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=179円61銭前後と同19銭程度のユーロ安・円高だった。
この日はNYダウが一時600ドル近く下落したが、その後は下げ渋り、ナスダック総合株価指数はプラス圏で終了した。リスク回避ムードが和らぐなかで、ドル買い・円売りの流れが出て一時1ドル=154円70銭台まで上伸した。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が後退しつつあるなか、カンザスシティー連銀のシュミッド総裁によるタカ派的発言も支援材料となったもよう。一方、米政府機関の閉鎖が終結し、9月米雇用統計が20日に発表される予定となるなど、今後は経済指標の発表が再開される。経済指標を受けマーケットの変動率が高まることへの警戒感が広がり、ポジションを一方向に傾けようとする姿勢は限られてドル円の上値を圧迫した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1621ドル前後と前日に比べて0.0012ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/17 07:55
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日銀為替市況 午後5時時点、154円67~69銭のドル安・円高
日銀が14日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=154円67~69銭と前営業日比04銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=179円92~96銭と同28銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1632~34ドルと同0.0021ドルのユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 17:50
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日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
11月14日 154円67~69銭 (▼0.04)
11月13日 154円71~73銭 (△0.10)
11月12日 154円61~63銭 (△0.43)
11月11日 154円18~19銭 (△0.14)
11月10日 154円04~06銭 (△0.66)
11月07日 153円38~40銭 (▼0.48)
11月06日 153円86~88銭 (△0.32)
11月05日 153円54~56銭 (▼0.04)
11月04日 153円58~60銭 (▼0.72)
10月31日 154円30~32銭 (△0.87)
10月30日 153円43~45銭 (△1.38)
10月29日 152円05~07銭 (▼0.10)
10月28日 152円15~17銭 (▼0.87)
10月27日 153円02~04銭 (△0.20)
10月24日 152円82~84銭 (△0.33)
10月23日 152円49~51銭 (△0.67)
10月22日 151円82~84銭 (△0.67)
10月21日 151円15~17銭 (△0.41)
10月20日 150円74~76銭 (△1.05)
10月17日 149円69~72銭 (▼1.54)
10月16日 151円23~25銭 (▼0.01)
10月15日 151円24~26銭 (▼0.72)
10月14日 151円96~98銭 (▼0.88)
10月10日 152円84~86銭 (▼0.22)
10月09日 153円06~07銭 (△0.50)
10月08日 152円56~58銭 (△1.94)
10月07日 150円62~64銭 (△0.61)
10月06日 150円01~03銭 (△2.61)
10月03日 147円40~42銭 (△0.33)
10月02日 147円07~09銭 (▼0.04)
10月01日 147円11~12銭 (▼0.95)
09月30日 148円06~08銭 (▼0.50)
09月29日 148円56~58銭 (▼1.27)
09月26日 149円83~85銭 (△1.02)
09月25日 148円81~83銭 (△0.77)
09月24日 148円04~06銭 (▼0.07)
09月22日 148円11~13銭 (△0.19)
09月19日 147円92~95銭 (△0.81)
09月18日 147円11~13銭 (△0.45)
09月17日 146円66~68銭 (▼0.22)
09月16日 146円88~90銭 (▼0.57)
09月12日 147円45~47銭 (▼0.32)
09月11日 147円77~78銭 (△0.27)
09月10日 147円50~51銭 (△0.28)
09月09日 147円22~24銭 (▼0.30)
09月08日 147円52~53銭 (▼0.69)
09月05日 148円21~23銭 (▼0.16)
09月04日 148円37~38銭 (▼0.36)
09月03日 148円73~75銭 (△0.09)
09月02日 148円64~66銭 (△1.58)
09月01日 147円06~08銭 (△0.06)
08月29日 147円00~02銭 (▼0.16)
08月28日 147円16~18銭 (▼0.59)
08月27日 147円75~77銭 (△0.07)
08月26日 147円68~70銭 (△0.35)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 17:50
みんかぶニュース 為替・FX
来週の為替相場見通し=イベント一巡で方向感はつかみにくい
来週のドル円相場は、米政府機関の閉鎖解除というイベントが一巡したことで米経済見通しなどに関心が向かうなか方向感はつかみにくいだろう。予想レンジは1ドル=153円00銭~155円50銭。
史上最長となった米政府機関の閉鎖がようやく終了し、ドルのネガティブ要素がひとつ減った。市場の関心は米経済の見通しと米利下げの有無に移ることになるが、通常業務が完全に戻るまでには時間を要する見通し。米労働統計局(BLS)は政府機関閉鎖の影響で遅れている経済指標の公表について「状況を十分に把握し、発表日程を最終決定するまでに時間がかかる可能性がある」としているほか、米ホワイトハウス国家経済会議(NEC)のハセット委員長は公表が遅れていた10月の雇用統計について「失業率なしで発表される」と述べており、米経済の実体が把握しにくいことがドルの重荷となりそうだ。
ただ、米クリーブランド連銀のハマック総裁が13日のイベントで「インフレを一段と抑制するために米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を据え置くべき」との考えを示すなど、FRB高官から利下げに慎重な発言が相次いでいることから積極的にはドルを売りにくい。19日に予定される10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、12月会合での米利下げ観測が更に後退すればドルが買われやすくなるだろう。
一方、国内では高市早苗首相が12日の経済財政諮問会議で「強い経済成長と安定的な物価上昇の両立の実現に向けて、適切な金融政策運営が行われることが非常に重要」と強調し、市場にくすぶる日銀の早期利上げ観測に対して牽制する姿勢をみせたことから円が売られやすくなっている。とはいえ、片山さつき財務相は12日に「円安のマイナス面が目立ってきていることは否定できない」と発言しており、155円台では通貨当局による円安牽制発言や為替介入が警戒され円売りは抑制される可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 17:38
みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利1.700%に上昇
14日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発した。前日の米国市場で債券相場が下落(金利は上昇)したことが全体相場の重荷となった。外部環境以外に材料に欠ける1日となり、持ち高調整主体の展開で方向感を欠いた。
13日のニューヨーク市場で米連邦準備制度理事会(FRB)による12月の利下げ観測が後退し米長期金利が上昇した。リスク回避的な流れとなるなかで東京市場では株式相場に下押し圧力が掛かった。一方、時間外で米長期金利の上昇は一服。国内では積極財政機運の高まりが意識されるなかで、超長期債を中心に売られたが、日銀の中期的な金融政策を巡る不透明感も意識されており、下値を探る姿勢は限られた。この日は日銀による定例の国債買い入れオペや財務省による利付国債の入札がなかった。
先物12月限は前営業日比2銭高の135円86銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント高い1.700%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 15:26
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:154円台半ばで推移、手掛かり材料難で方向感欠く
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円48銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル安・円高となっている。
米クリーブランド連銀のハマック総裁が13日のイベントで「インフレを一段と抑制するために米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を据え置くべき」との考えを示すなど、FRB高官から利下げに慎重な発言が相次いだことからドル買い・円売りが先行。この日は週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすかったこともあり、ドル円相場は午前9時10分ごろに154円74銭まで強含む場面があった。ただ、その後は前日の米株安を受けた日経平均株価の大幅安が重荷となるかたちで軟化。米政府機関の再開にメドがつき、市場参加者の関心が米経済の見通しに移るなか、今後公表される米経済指標を見極めたいとのムードが広がったことも円やユーロなど主要通貨に対するドル売りを促した。午後0時30分ごろに154円32銭をつけたあとは下げ渋る動きとなったが、手掛かり材料に欠けることから積極的にはドルを買いにくく、午後は概ね154円台半ばで方向感なく推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1647ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=179円93銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 15:16
みんかぶニュース 為替・FX
午前:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇が波及
14日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続落した。前日のニューヨーク市場で債券価格が下落(金利は上昇)した流れを引き継いだ。
ニューヨーク市場では30年債入札が低調な結果となり、超長期ゾーン主導で債券売りが優勢となった。更に米連邦準備制度理事会(FRB)当局者によるタカ派発言も相次ぎ、12月の利下げ観測が後退。米長期金利は4.12%に上昇した。これを受け、円債市場では先物が軟調に推移した。
先物12月限は前営業日比5銭安の135円79銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント高い1.695%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 11:18
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:一時154円70銭台に上伸するも上値重い
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円61銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高となっている。
13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円56銭前後と前日に比べ20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米景気の減速懸念から一時154円13銭まで軟化したものの、米連邦準備理事会(FRB)高官の利下げに慎重な発言が下支えとなり下げ渋った。
この日の東京市場は、前日の米長期金利が上昇したことを手掛かりにドル買い・円売りが先行した。きょうは実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時10分すぎには154円74銭をつける場面があった。ただ、前日の米株安を受けた日経平均株価の大幅安が重荷で、一段と上値を追う勢いには乏しい。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1633ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=179円85銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 10:16
みんかぶニュース 為替・FX
米外為市場サマリー:米景気の減速懸念で一時154円10銭台に軟化
13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円56銭前後と前日と比べて20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=179円80銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安だった。
トランプ米大統領が12日夜(日本時間13日昼)に連邦議会下院で可決したつなぎ予算に署名し、10月初めから続いていた政府機関の一部閉鎖が終了した。市場では米経済を一段と下押しする圧力が和らぐとの見方があるものの、これまで集計が中断していた経済指標の発表の遅れや精度の低下を巡る懸念もあり、この日は米景気の減速懸念からドル売りが先行した。米ホワイトハウス国家経済会議(NEC)のハセット委員長がFOXニュースのインタビューで「政府閉鎖の影響で第4四半期の国内総生産(GDP)が1.5%低下する」との見解を示したことが影響し、ドル円相場は一時154円13銭まで軟化した。ただ、米クリーブランド連銀のハマック総裁がイベントで「インフレを一段と抑制するために米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を据え置くべき」と述べ、米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁が「12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で政策当局者が利下げを実施すべきかを判断するには時期尚早」と語るなど、FRB高官の利下げに慎重な発言が相次いだことが下支えとなり、ドルは売り一巡後に下げ渋った。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1633ドル前後と前日に比べて0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 07:55
みんかぶニュース 為替・FX
◎13日のNY為替
ドル・円:154円56銭(12日終値:154円79銭)
ユーロ・円:179円80銭(同:179円45銭)
ユーロ・ドル:1.1633ドル(同:1.1593ドル)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/14 07:50
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況 午後5時時点、154円71~73銭のドル高・円安
日銀が13日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=154円71~73銭と前営業日比10銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=179円64~68銭と同55銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1611~12ドルと同0.0028ドルのユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 17:45
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
11月13日 154円71~73銭 (△0.10)
11月12日 154円61~63銭 (△0.43)
11月11日 154円18~19銭 (△0.14)
11月10日 154円04~06銭 (△0.66)
11月07日 153円38~40銭 (▼0.48)
11月06日 153円86~88銭 (△0.32)
11月05日 153円54~56銭 (▼0.04)
11月04日 153円58~60銭 (▼0.72)
10月31日 154円30~32銭 (△0.87)
10月30日 153円43~45銭 (△1.38)
10月29日 152円05~07銭 (▼0.10)
10月28日 152円15~17銭 (▼0.87)
10月27日 153円02~04銭 (△0.20)
10月24日 152円82~84銭 (△0.33)
10月23日 152円49~51銭 (△0.67)
10月22日 151円82~84銭 (△0.67)
10月21日 151円15~17銭 (△0.41)
10月20日 150円74~76銭 (△1.05)
10月17日 149円69~72銭 (▼1.54)
10月16日 151円23~25銭 (▼0.01)
10月15日 151円24~26銭 (▼0.72)
10月14日 151円96~98銭 (▼0.88)
10月10日 152円84~86銭 (▼0.22)
10月09日 153円06~07銭 (△0.50)
10月08日 152円56~58銭 (△1.94)
10月07日 150円62~64銭 (△0.61)
10月06日 150円01~03銭 (△2.61)
10月03日 147円40~42銭 (△0.33)
10月02日 147円07~09銭 (▼0.04)
10月01日 147円11~12銭 (▼0.95)
09月30日 148円06~08銭 (▼0.50)
09月29日 148円56~58銭 (▼1.27)
09月26日 149円83~85銭 (△1.02)
09月25日 148円81~83銭 (△0.77)
09月24日 148円04~06銭 (▼0.07)
09月22日 148円11~13銭 (△0.19)
09月19日 147円92~95銭 (△0.81)
09月18日 147円11~13銭 (△0.45)
09月17日 146円66~68銭 (▼0.22)
09月16日 146円88~90銭 (▼0.57)
09月12日 147円45~47銭 (▼0.32)
09月11日 147円77~78銭 (△0.27)
09月10日 147円50~51銭 (△0.28)
09月09日 147円22~24銭 (▼0.30)
09月08日 147円52~53銭 (▼0.69)
09月05日 148円21~23銭 (▼0.16)
09月04日 148円37~38銭 (▼0.36)
09月03日 148円73~75銭 (△0.09)
09月02日 148円64~66銭 (△1.58)
09月01日 147円06~08銭 (△0.06)
08月29日 147円00~02銭 (▼0.16)
08月28日 147円16~18銭 (▼0.59)
08月27日 147円75~77銭 (△0.07)
08月26日 147円68~70銭 (△0.35)
08月25日 147円33~35銭 (▼1.27)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 17:43
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=米政府機関の閉鎖終了で材料出尽くしとなるか
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米政府機関の閉鎖終了でいったん材料出尽くしとなるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=154円30銭~155円10銭。
トランプ大統領は12日夜(日本時間13日昼)、連邦議会下院で可決したつなぎ予算に署名し、43日間に及んだ政府機関の閉鎖がようやく終了することになった。米経済の先行き不透明感が薄れるとの安心感がドル買いにつながりやすい半面、ここ数日は再開を先取りした動きが目立っていただけに相場格言の「噂で買って、事実で売る」展開となる可能性もある。
また、ホワイトハウスのレビット報道官が12日、政府機関の閉鎖による影響で10月分の雇用統計と消費者物価指数(CPI)は公表されない可能性が高いと述べていることから投資家が様子見姿勢を強めやすい面もある。日経平均株価の先高観が強まればリスク選好的なドル買い・円売りが流入しそうだが、155円台では通貨当局による円安牽制発言や為替介入が警戒されるだろう。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 17:37
みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は小反落、5年債入札は無難に通過するも買い続かず
13日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反落。この日に実施された5年債入札を無難に通過すると買い安心感が広がったものの、株高を受けて次第に値を消す展開となった。
米民間雇用サービス会社が11日に発表した雇用関連指標で米労働市場の減速が示されたことを背景に、12日の米長期債相場が3営業日ぶりに反発(金利は低下)した流れが東京市場に波及した。ただ、前日のニューヨーク市場でドル円相場が一時155円台に乗せたことで、輸入物価の上昇を通じて国内のインフレ圧力となりかねないとの見方から債券買いは続かず。高市早苗政権の財政政策が拡張的になるとの思惑が根強いこともあり、債券先物は午前10時すぎに一時135円82銭まで下押した。午後には5年債入札を波乱なく通過したことを手掛かりに135円98銭まで上伸する場面もあったが、日経平均株価の上昇が重荷となるかたちで軟化。トランプ大統領が12日夜(日本時間13日昼)に連邦議会下院で可決したつなぎ予算に署名し、米政府閉鎖の終了が決まったことで投資家のリスク選好姿勢が強まったことが債券相場に影響した。なお、5年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が3銭と前回(10月9日)の6銭から縮小した半面、投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.33倍と前回の3.69倍を下回った。
先物12月限の終値は、前日比2銭安の135円84銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べて0.005%高い1.690%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 16:05
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:155円ライン巡り一進一退、円安けん制警戒し強弱感も
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円94銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=179円46銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。
午前9時時点では154円70銭台で推移していたが、午前10時過ぎには155円01銭前後に上昇。その後、午前11時過ぎに154円60銭台まで軟化した後に再び、ドル買い・円売りが強まり午後2時50分過ぎには155円00銭近辺まで値を上げた。米下院は12日、政府機関の一部閉鎖を終わらせる「つなぎ予算」案を可決し、トランプ大統領が法案に署名した。米政府閉鎖が終了し、米国の経済活動が正常化するとの期待から、前日のNYダウは最高値を更新し、この日の東京株式市場で日経平均株価は上昇。リスク選好のドル買い・円売りが膨らんだ。高市政権下での積極財政も意識され、155円ラインまで円安が進行している。ただ、節目の155円前後の水準では日本政府による円安けん制も警戒され強弱感が対立する展開となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1582ドル前後と同横ばい圏で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 15:39
みんかぶニュース 為替・FX
債券:先物、後場終値は前営業日比2銭安の135円84銭
債券市場で、先物12月限の後場終値は前営業日比2銭安の135円84銭だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 15:36
みんかぶニュース 為替・FX
債券:5年債入札、テールは3銭で応札倍率3.33倍
13日に実施された5年債入札(第181回、クーポン1.3%)は、最低落札価格が100円22銭(利回り1.251%)、平均落札価格が100円25銭(同1.245%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は3銭で、前回(10月9日)の6銭から縮小。応札倍率は3.33倍となり、前回の3.69倍を下回った。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 13:09