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外為サマリー:日米金利差縮小が意識され一時145円70銭台に軟化

配信日時:2025/07/10 10:13 配信元:MINKABU
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円81銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル安・円高となっている。  9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円33銭前後と前日に比べ25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に実施された米10年債入札が堅調な結果だったことなどを背景に、米長期金利が低下したことが重荷となり一時146円25銭まで軟化した。  日米金利差の縮小が意識されるなか、この日の東京市場もドル売り・円買いが優勢となっている。また、トランプ米政権による関税政策が米物価上昇を招くとの見方から、このところドル高・円安が進んでいたため持ち高調整の動きが出やすい面もあるようだ。日経平均株価が反落して始まるとドル円相場は一段安となり、午前9時50分すぎには145円76銭をつける場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1744ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円25銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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