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みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=FRB高官発言などに注目  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官発言などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=143円20~144円30銭。  前日発表された米9月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことが警戒され、ドル円相場は朝方に一時142円90銭台まで下落したが、その後は買い直され夕方には143円90銭近辺まで上昇した。市場では、米国動向が注目されるなか、今晩はクーグラーFRB理事が講演を予定しており、その内容などが注目されそうだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 17:03 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:143円30銭前後で推移、米長期金利低下などを警戒  25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円26銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=160円38銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、午前9時時点では142円90銭台で推移していたが、その後、午前10時50分過ぎには143円47銭前後まで上昇。午後にかけては143円30銭前後での一進一退が続いた。前日発表された米9月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことなどが警戒され、米長期金利が低下。日米金利差縮小を意識するドル売り・円買いが強まった。ただ、下値ではドルを買う動きも強まっており、143円台前半でもみ合う動きが続いている。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1195ドル前後と同0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 15:37 みんかぶニュース 為替・FX 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・日銀金融政策決定会合議事要旨 10:30 日・40年物利付国債の入札 15:00 独・GFK消費者信頼感調査 21:30 米・四半期実質GDP(国内総生産,確定値) 21:30 米・耐久財受注 21:30 米・新規失業保険申請件数 21:30 米・失業保険継続受給者数 22:20 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長がニューヨーク連銀主催のイベントで挨拶 22:25 米・ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁が同連銀主催のイベントで講演 23:00 米・住宅販売保留指数 23:30 米・バーFRB(連邦準備理事会)副議長がニューヨーク連銀主催のイベントで講演 ※日・「東京ゲームショウ2024」開催(29日まで) ※米・7年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ハニーズHD<2792>,FフォースG<7068> ※東証グロース上場:グロースエクスパートナーズ<244A>,INGS<245A>,キッズスター<248A> ※東証グロース及び名証ネクスト上場:アスア<246A> 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 15:31 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は反落、高値警戒感が重荷 長期金利0.810%  25日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。前日の米国市場での長期債相場の上昇(金利は低下)を背景に買いが先行したものの、高値警戒感がくすぶるなかで持ち高調整目的の売りが優勢となった。  この日、日銀が実施した5本の定例国債買い入れオペでは、長期ゾーンとなる「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が1.73倍となった。前回オペからは上昇した。ただし引き続き2倍を下回る水準で、総じて投資家の債券保有ニーズを示唆する強めの結果となったと受け止められた。もっとも、先物に対して一段と買い向かう姿勢は限られた。香港株や上海株が前日に続き頑強な動きとなり、中国の景気刺激策を受けたリスク選好ムードが強まったことは、安全資産と位置付けられる国債には売りを促す要因となった。  自民党総裁選の結果を巡る不透明感も意識された。午後1時過ぎには読売新聞電子版が、野村証券が自己資金による国債の先物取引で相場操縦を行った疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が25日午後にも、金融商品取引法違反で同社に課徴金を科すように金融庁に勧告する方針を固めたことがわかったと報じた。報道に対する債券先物の反応は限定的なものとなった。  先物12月限は前営業日比10銭安の145円01銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低下の0.810%で推移。一時、0.795%まで低下する場面があった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 15:15 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比10銭安の145円1銭  債券市場で、先物12月限の後場終値は前営業日比10銭安の145円1銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 15:07 みんかぶニュース 為替・FX 債券:国債買いオペ、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率1.73倍  日銀は25日、国債買いオペを実施。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が2.63倍、「同3年超5年以下」が2.43倍、「同5年超10年以下」が1.73倍、「同10年超25年以下」が1.37倍、物価連動債が3.25倍となった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 12:15 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、米債券高波及 長期金利一時0.795%に低下  25日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利が低下)した流れが円債相場に波及した。  米国では9月の消費者信頼感指数が前月比で低下し、市場予想を下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を強める結果となり、米長期金利は3.73%に低下した。日本国内では日銀による早期の追加利上げを巡る思惑が後退し、債券に対しては売り込みにくさが意識された。半面、高値警戒感もくすぶり、相場の上値を圧迫した。  日銀は25日、定例の国債買い入れオペを通知した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」と物価連動債の5本。オファー額はいずれも計画通りとなった。  先物12月限は前営業日比1銭高の145円12銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時0.795%まで低下。足もとでは前営業日比0.010ポイント低い0.805%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 11:22 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比1銭高の145円12銭  債券市場で、先物12月限の前場終値は前営業日比1銭高の145円12銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 11:08 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:ゴトー日に伴うドル需要が意識され一時143円30銭まで持ち直す  25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円30銭弱のドル安・円高となっている。  24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円23銭前後と前日に比べて40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された9月の米消費者信頼感指数が前月から悪化したことなどを背景に一時143円11銭まで軟化した。  この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は軟調にスタートし、朝方には142円90銭近辺まで下押す場面があった。ただ、日銀による早期の追加利上げ観測が後退していることから積極的には円を買いにくく、143円割れではドルの押し目買いが流入。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時20分すぎには143円30銭まで持ち直した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1193ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円25銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 10:17 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:米経済指標の悪化を受け一時143円10銭台に軟化  24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円23銭前後と前日に比べて40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円12銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に中国人民銀行(中央銀行)が幅広い金融緩和措置と不動産市場支援策を発表したことを受け、中国景気に対する懸念が和らぐなかリスクオンのユーロ買い・ドル売りが優勢となり、つれて対円でもドル売りが先行した。加えて、同日にコンファレンス・ボード(CB)が発表した9月の米消費者信頼感指数が98.7と前月の105.6から悪化したことも影響し、ドル円相場は一時143円11銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1180ドル前後と前日に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 07:53 みんかぶニュース 為替・FX 25日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・企業向けサービス価格指数 10:30 豪・消費者物価指数 15:45 仏・消費者信頼感指数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 23:00 米・新築住宅販売件数 ※米・5年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ファマライズ<2796>,大光<3160>,ニイタカ<4465>,NaITO<7624>,セキチュー<9976> ※東証グロース上場:ROXX<241A> ※福証Qボード上場:リプライオリティ<242A> 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 07:49 みんかぶニュース 為替・FX ◎24日のNY為替 ドル・円:143円23銭(23日終値:143円61銭) ユーロ・円:160円12銭(同:159円57銭) ユーロ・ドル:1.1180ドル(同:1.1111ドル) 出所:MINKABU PRESS 2024/09/25 07:49 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、144円44~47銭のドル高・円安  日銀が24日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=144円44~47銭と20日に比べ82銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=160円72~76銭と同41銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1126~28ドルと同0.0036ドルのユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 17:52 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  09月24日 144円44~47銭       (△0.82)  09月20日 143円62~64銭       (△1.12)  09月19日 142円50~52銭       (△0.63)  09月18日 141円87~89銭       (△1.28)  09月17日 140円59~61銭       (▼0.30)  09月13日 140円89~92銭       (▼1.85)  09月12日 142円74~76銭       (△1.37)  09月11日 141円37~39銭       (▼2.23)  09月10日 143円60~62銭       (△0.45)  09月09日 143円15~17銭       (△0.64)  09月06日 142円51~54銭       (▼1.09)  09月05日 143円60~62銭       (▼1.39)  09月04日 144円99~01銭       (▼0.94)  09月03日 145円93~96銭       (▼0.54)  09月02日 146円47~48銭       (△1.54)  08月30日 144円93~94銭       (△0.22)  08月29日 144円71~73銭       (△0.16)  08月28日 144円55~58銭       (▼0.43)  08月27日 144円98~00銭       (△1.09)  08月26日 143円89~92銭       (▼1.92)  08月23日 145円81~83銭       (△0.55)  08月22日 145円26~28銭       (▼0.88)  08月21日 146円14~16銭       (▼0.41)  08月20日 146円55~57銭       (△0.47)  08月19日 146円08~10銭       (▼2.95)  08月16日 149円03~05銭       (△1.82)  08月15日 147円21~23銭       (▼0.19)  08月14日 147円40~42銭       (▼0.43)  08月13日 147円83~85銭       (△0.63)  08月09日 147円20~22銭       (△1.36)  08月08日 145円84~87銭       (▼0.84)  08月07日 146円68~71銭       (△1.39)  08月06日 145円29~31銭       (△1.82)  08月05日 143円47~52銭       (▼5.73)  08月02日 149円20~23銭       (▼0.65)  08月01日 149円85~87銭       (▼1.05)  07月31日 150円90~92銭       (▼3.99)  07月30日 154円89~91銭       (△1.28)  07月29日 153円61~63銭       (▼0.30)  07月26日 153円91~93銭       (△1.73)  07月25日 152円18~21銭       (▼2.40)  07月24日 154円58~60銭       (▼1.45)  07月23日 156円03~05銭       (▼0.78)  07月22日 156円81~83銭       (▼0.50)  07月19日 157円31~33銭       (△1.07)  07月18日 156円24~26銭       (▼0.83)  07月17日 157円07~09銭       (▼1.42)  07月16日 158円49~51銭       (▼0.72)  07月12日 159円21~23銭       (▼2.41)  07月11日 161円62~64銭       (△0.13)  07月10日 161円49~51銭       (△0.58)  07月09日 160円91~92銭       (△0.01)  07月08日 160円90~91銭       (△0.14)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 17:50 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=144円台後半へドル高・円安は進むか  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、144円台後半へ円安が進むかが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=144円10~145円00銭。  植田和男日銀総裁は、この日の講演で政策判断に向けては「時間的な余裕がある」と発言。市場では、日銀の利上げ観測が後退したとの見方が強まり午後4時過ぎに一時144円60銭台まで円安が進行した。この先、一段のドル買い・円売りが膨らむかが注目される。今晩は、米9月消費者信頼感指数が発表される。また、ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)理事などが講演を行う。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 17:34 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.805%に低下  24日の債券市場で、先物中心限月12月限は3営業日ぶりに反発。20日の日銀金融政策決定会合後の記者会見で、植田和男総裁が追加利上げを急がない姿勢を示したことが買い手掛かりとなった。  20日夕に行われた会見で、植田総裁は経済・物価見通しが実現すれば利上げを継続する考えを改めて表明する一方、円安に伴う輸入物価の上振れリスクは相応に減少しているとし、利上げ時期の判断について「時間的余裕がある」と発言。これがハト派的と受け止められ、早期の追加利上げ観測が後退した。23日の米長期債相場が小幅続落(金利は上昇)した影響は特にみられず、債券先物には断続的に買いが流入。きょう行われた大阪経済4団体共催の懇談会で植田総裁が「政策判断をする際に、内外の金融資本市場の動向やその背後にある海外経済の状況などについて、丁寧に確認していく必要があるし、そうした時間的な余裕はある」との見解を示すと先物は一段高となり、この日の高値で取引を終えた。なお、この日に財務省が実施した流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)は、応札倍率が3.81倍(前回は3.26倍)となり、市場では無難とみる向きが多かった。  先物12月限の終値は前営業日である20日に比べて64銭高の145円11銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で20日に比べて0.025%低下の0.805%と8月15日以来の水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 15:43 みんかぶニュース 為替・FX 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・企業向けサービス価格指数 10:30 豪・消費者物価指数 15:45 仏・消費者信頼感指数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 23:00 米・新築住宅販売件数 ※米・5年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ファマライズ<2796>,大光<3160>,ニイタカ<4465>,NaITO<7624>,セキチュー<9976> ※東証グロース上場:ROXX<241A> ※福証Qボード上場:リプライオリティ<242A> 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 15:30 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:144円台に上伸、中国人民銀の追加緩和でリスク選好姿勢強まる  24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円09銭前後と前週末20日の午後5時時点に比べて48銭程度のドル高・円安となっている。  日銀の植田和男総裁は前週末20日、金融政策決定会合後の記者会見で、今後の政策を判断するうえで「時間的余裕」があると発言。追加利上げに対し積極的な姿勢を示さなかった。3連休明けの東京時間においても、早期の追加利上げの可能性が低下したとの受け止めから、引き続き円売り圧力が掛かる展開となった。国内企業による実需のドル買い・円売り需要もドル円相場を下支えしたとみられている。植田総裁は24日、大阪経済4団体共催懇談会での挨拶で、政策運営に関して「様々な不確実性を踏まえたうえで、適時・適切に行う必要がある」などの認識を示した。挨拶文公表後に、ドル円相場は上伸し144円台に乗せた。この日は中国人民銀行が預金準備率を0.5%引き下げる方針を発表。追加の金融緩和に踏み切ったことを受け、香港と上海の株式相場は急伸した。投資家のリスク選好姿勢が強まったことは、ドル円相場を支援する要因となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1116ドル前後と20日の午後5時時点に比べて0.0046ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=160円18銭前後と13銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 15:13 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比64銭高の145円11銭  債券市場で、先物12月限の後場終値は前営業日比64銭高の145円11銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 15:08 みんかぶニュース 為替・FX 債券:流動性供給入札、応札倍率3.81倍  24日に実施された流動性供給(第414回)入札(対象:残存期間1年超5年以下)は、最大落札利回り格差がマイナス0.041%、平均落札利回り格差がマイナス0.043%となった。また、応札倍率は3.81倍となり、前回(7月22日)の3.26倍を上回った。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 13:27 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は急反発、日銀による早期の追加利上げ観測が後退  24日の債券市場で、先物中心限月12月限は急反発。前週末20日に行われた日銀総裁の記者会見を受け、早期の追加利上げ観測が後退したことから買いが優勢だった。  20日の日銀金融政策決定会合では政策の現状維持が決まったが、夕方に行われた記者会見で植田和男総裁は円安に伴う輸入物価の上振れリスクは相応に減少しているとし、政策判断にあたっては「時間的余裕がある」と発言。市場ではハト派的と受け止める向きが多く、債券先物は午前10時30分すぎに一時145円03銭まで上伸した。ただ、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施されるほか、植田総裁が大阪経済4団体共催の懇談会に出席し、午後4時からの記者会見が予定されていることから買い一巡後は一服商状となった。  午前11時の先物12月限の終値は、前週末20日に比べて52銭高の144円99銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、20日に比べて0.010%低下の0.820%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 11:36 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比52銭高の144円99銭  債券市場で、先物12月限の前場終値は前営業日比52銭高の144円99銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 11:06 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:143円50銭前後でもみ合う、当面の落ち着きどころ探る展開に  24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円55銭前後と前週末20日午後5時時点に比べ7銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=159円42銭前後と同90銭弱のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、143円50銭台を中心にもみ合う展開。東京市場は23日が振替休日だったが、先週18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ、20日の日銀の現状維持の決定を受け、日米金利差縮小に向けた動きはある程度は市場に織り込まれたとの見方から、ドル円相場は当面の落ち着きどころを探る展開となっている。今週は27日の米個人消費支出(PCE)物価指数が注目されるほか、同日の自民党総裁選の結果などが関心を集めている。今日は植田和男日銀総裁が大阪で経済団体の懇談会に出席し夕方に記者会見を予定している。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1106ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 10:37 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:FRB高官のハト派発言で一時143円20銭台に軟化  23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円61銭前後と前週末に比べて25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円57銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高だった。  この日に米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が今後の利下げについて「データが大きく変わらない限り、今後は恐らく、より小さなステップになると予想している」と述べたほか、米アトランタ連銀のボスティック総裁が「当局としては大幅利下げペースを確約するべきではない」と指摘したことを受けて米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りで、ドル円相場は一時144円30銭台に上伸した。ただ、同日に米S&Pグローバルが発表した9月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で、製造業が47.0と1年3カ月ぶりの低水準となったことからドル買いは続かず。米シカゴ連銀のグールズビー総裁がイベントで「米連邦準備理事会(FRB)は経済のソフトランディング(軟着陸)に向け、向こう1年間でさらに多くの利下げを実施するとの見通し」との見解を示したことも影響し、143円20銭台まで下押す場面があった。一方、同日に発表されたドイツとフランス、ユーロ圏のPMI速報値で総合指数が軒並み市場予想を下回ったことなどからユーロは売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1111ドル前後と前週末に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 07:55 みんかぶニュース 為替・FX 24日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 13:30 豪・豪中央銀行が政策金利を発表 17:00 独・IFO企業景況感指数 22:00 米・住宅価格指数 22:00 米・S&Pケースシラー住宅価格指数 23:00 米・消費者信頼感指数(コンファレンスボード) 23:00 米・リッチモンド連銀製造業指数 ※日・閣議 ※米・2年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:あさひ<3333>,スギHD<7649> 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 07:51 みんかぶニュース 為替・FX ◎23日のNY為替 ドル・円:143円61銭(20日終値:143円85銭) ユーロ・円:159円57銭(同:160円59銭) ユーロ・ドル:1.1111ドル(同:1.1162ドル) 出所:MINKABU PRESS 2024/09/24 07:51 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、143円62~64銭のドル高・円安  日銀が20日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=143円62~64銭と前日に比べ1円12銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=160円31~35銭と同1円49銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1162~63ドルと同0.0017ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/20 17:56 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  09月20日 143円62~64銭       (△1.12)  09月19日 142円50~52銭       (△0.63)  09月18日 141円87~89銭       (△1.28)  09月17日 140円59~61銭       (▼0.30)  09月13日 140円89~92銭       (▼1.85)  09月12日 142円74~76銭       (△1.37)  09月11日 141円37~39銭       (▼2.23)  09月10日 143円60~62銭       (△0.45)  09月09日 143円15~17銭       (△0.64)  09月06日 142円51~54銭       (▼1.09)  09月05日 143円60~62銭       (▼1.39)  09月04日 144円99~01銭       (▼0.94)  09月03日 145円93~96銭       (▼0.54)  09月02日 146円47~48銭       (△1.54)  08月30日 144円93~94銭       (△0.22)  08月29日 144円71~73銭       (△0.16)  08月28日 144円55~58銭       (▼0.43)  08月27日 144円98~00銭       (△1.09)  08月26日 143円89~92銭       (▼1.92)  08月23日 145円81~83銭       (△0.55)  08月22日 145円26~28銭       (▼0.88)  08月21日 146円14~16銭       (▼0.41)  08月20日 146円55~57銭       (△0.47)  08月19日 146円08~10銭       (▼2.95)  08月16日 149円03~05銭       (△1.82)  08月15日 147円21~23銭       (▼0.19)  08月14日 147円40~42銭       (▼0.43)  08月13日 147円83~85銭       (△0.63)  08月09日 147円20~22銭       (△1.36)  08月08日 145円84~87銭       (▼0.84)  08月07日 146円68~71銭       (△1.39)  08月06日 145円29~31銭       (△1.82)  08月05日 143円47~52銭       (▼5.73)  08月02日 149円20~23銭       (▼0.65)  08月01日 149円85~87銭       (▼1.05)  07月31日 150円90~92銭       (▼3.99)  07月30日 154円89~91銭       (△1.28)  07月29日 153円61~63銭       (▼0.30)  07月26日 153円91~93銭       (△1.73)  07月25日 152円18~21銭       (▼2.40)  07月24日 154円58~60銭       (▼1.45)  07月23日 156円03~05銭       (▼0.78)  07月22日 156円81~83銭       (▼0.50)  07月19日 157円31~33銭       (△1.07)  07月18日 156円24~26銭       (▼0.83)  07月17日 157円07~09銭       (▼1.42)  07月16日 158円49~51銭       (▼0.72)  07月12日 159円21~23銭       (▼2.41)  07月11日 161円62~64銭       (△0.13)  07月10日 161円49~51銭       (△0.58)  07月09日 160円91~92銭       (△0.01)  07月08日 160円90~91銭       (△0.14)  07月05日 160円76~78銭       (▼0.51)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2024/09/20 17:54 みんかぶニュース 為替・FX 来週の為替相場見通し=比較的落ち着いた動きか  来週のドル円相場は、日米金融会合のイベントを通過したことで比較的落ち着いた動きとなりそうだ。予想レンジは1ドル=141円50銭~145円00銭。  米連邦準備理事会(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、通常の2倍にあたる0.5%の利下げを決めた。利下げサイクル入りでドルの上値は重くなりそうだが、パウエルFRB議長は記者会見で「適切であれば、利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりできる」などと述べており、今後の利下げは緩やかになると予想されることからドルの下値を探るような展開にはならないだろう。一方、日銀は20日の金融政策決定会合で現行政策の維持を決めた。日米金融政策の方向性の違いが意識されるとドル安・円高に振れる可能性もあるが、植田和男総裁は20日夕の記者会見で「円安に伴う輸入物価の上振れリスクは相応に減少、時間的余裕がある」と発言するなど、追加利上げについて慎重な姿勢を示しており、追加利上げは年明け以降との見方が広がれば円買いが抑制されそうだ。このほか、27日に実施される自民党総裁選は誰が勝つのか予想しにくい状況で、結果次第では相場が大きく振れるリスクがあることには注意しておきたい。  なお、来週に海外で発表される主な経済指標は、23日に9月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値と9月の米PMI速報値、24日に9月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)と9月の米リッチモンド連銀製造業指数、25日に8月の米新築住宅販売件数、26日に4~6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値と8月の米耐久財受注、27日に8月の米個人消費支出(PCE)と9月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では27日に9月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される予定となっている。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/20 17:27 みんかぶニュース 為替・FX 来週の主なマーケットイベント ◎経済統計・イベントなど ◇9月23日 16:15 仏・製造業購買担当者景気指数(速報値) 16:15 仏・サービス部門購買担当者景気指数(速報値) 16:30 独・製造業購買担当者景気指数(速報値) 16:30 独・サービス部門購買担当者景気指数(速報値) 17:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(速報値) 17:00 ユーロ・サービス部門購買担当者景気指数(速報値) 17:30 英・製造業購買担当者景気指数(速報値) 17:30 英・サービス部門購買担当者景気指数(速報値) 22:45 米・製造業購買担当者景気指数(速報値) 22:45 米・サービス部門購買担当者景気指数(速報値) 22:45 米・総合購買担当者景気指数(速報値) ※秋分の日の振替休日で日本市場は休場 ※日・立憲民主党代表選投開票 ◇9月24日 13:30 豪・豪中央銀行が政策金利を発表 17:00 独・IFO企業景況感指数 22:00 米・住宅価格指数 22:00 米・S&Pケースシラー住宅価格指数 23:00 米・消費者信頼感指数(コンファレンスボード) 23:00 米・リッチモンド連銀製造業指数 ※日・閣議 ※米・2年物国債入札 ◇9月25日 08:50 日・企業向けサービス価格指数 10:30 豪・消費者物価指数 15:45 仏・消費者信頼感指数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 23:00 米・新築住宅販売件数 ※米・5年物国債入札 ◇9月26日 08:50 日・日銀金融政策決定会合議事要旨 10:30 日・40年物利付国債の入札 15:00 独・GFK消費者信頼感調査 21:30 米・四半期実質GDP(国内総生産,確定値) 21:30 米・耐久財受注 21:30 米・新規失業保険申請件数 21:30 米・失業保険継続受給者数 22:20 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長がニューヨーク連銀主催のイベントで挨拶 22:25 米・ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁が同連銀主催のイベントで講演 23:00 米・住宅販売保留指数 23:30 米・バーFRB(連邦準備理事会)副議長がニューヨーク連銀主催のイベントで講演 ※日・「東京ゲームショウ2024」開催(29日まで) ※米・7年物国債入札 ◇9月27日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数 08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 10:30 中・工業企業利益 14:00 日・景気動向指数(改定値) 15:45 仏・消費支出 15:45 仏・消費者物価指数 15:45 仏・卸売物価指数 16:55 独・失業率 16:55 独・失業者数 18:00 ユーロ・消費者信頼感(確定値) 18:00 ユーロ・経済信頼感 21:30 米・卸売在庫 21:30 米・個人所得 21:30 米・個人消費支出 23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数(確報値) ※日・閣議 ※日・自民党総裁選投開票 決算発表・新規上場など ○9月24日 決算発表:あさひ<3333>,スギHD<7649> ○9月25日 決算発表:ファマライズ<2796>,大光<3160>,ニイタカ<4465>,NaITO<7624>,セキチュー<9976> ※東証グロース上場:ROXX<241A> ※福証Qボード上場:リプライオリティ<242A> ○9月26日 決算発表:ハニーズHD<2792>,FフォースG<7068> ※東証グロース上場:グロースエクスパートナーズ<244A>,INGS<245A>,キッズスター<248A> ※東証グロース及び名証ネクスト上場:アスア<246A> ○9月27日 決算発表:ハローズ<2742>,パレモ・HD<2778>,DCM<3050>,銚子丸<3075>,オプトエレ<6664>,三益半導<8155>,キユソ流通<9369> ※東証グロース上場:Aiロボティクス<247A> 出所:MINKABU PRESS 2024/09/20 15:31

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