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米外為市場サマリー:FRB議長発言を受け157円10銭台に下押す場面も

配信日時:2024/07/16 07:55 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円06銭前後と前週末に比べて20銭強のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円20銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安だった。  米大統領選でトランプ前大統領への支持が広がるとの見方が強まるなか、減税によるインフレ圧力や米財政の悪化などが意識されて米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが優勢だった。ただ、この日に発表された7月のニューヨーク連銀製造業景況指数が低調だったことでドルの上値は限定的。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がイベントで「インフレ抑制に向けた自信が4〜6月期にやや高まった」と述べたことが伝わると、ドル円相場は157円10銭台まで押される場面があった。とはいえ、パウエル議長が政策変更時期に言及しなかったことからドル売りは続かず、売り一巡後は158円台前半に持ち直した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0894ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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