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午後:債券サマリー 先物は大幅高、長期金利は1.040%に低下
配信日時:2024/07/12 15:12
配信元:MINKABU
12日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅に上昇した。米6月の消費者物価指数(CPI)が市場予想に反して前月比で0.1%の低下となったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げ観測が一段と高まった。CPIの公表を受けて米長期債価格が上昇(金利は低下)したことが、円債相場の支援材料となった。
この日の円債市場では定例の国債買い入れオペや利付国債の入札といった需給イベントがなかった。外国為替市場で円高が進行したことを受け、日銀にとって早期の利上げを迫られる必要性が後退したとの見方が広がった。ただ7月の決定会合で示される予定の国債買い入れの減額規模と債券需給を巡る不透明感も意識された。
日銀は12日、「生活意識に関するアンケート調査」(6月調査)を公表した。1年後の物価が上昇すると回答した割合は87.5%と、3月調査の83.3%から上昇した。公表を受けて債券を売り込む姿勢は限られた。日経平均株価の下げ幅が1000円を超え、投資家のリスク選好姿勢が後退したことは、安全資産と位置付けられる国債への買い戻しを誘う要因となった。
先物9月限は前営業日比39銭高の143円21銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.040ポイント低い1.040%に低下した。
出所:MINKABU PRESS
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