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日本精蝋株式会社:2025年12月期決算説明文字起こし(5)
配信日時:2026/02/20 16:38
配信元:FISCO
*16:38JST 日本精蝋株式会社:2025年12月期決算説明文字起こし(5)
日本精蝋株式会社<5010>:2025年12月期決算説明文字起こし(4)の続き
当社は2023年以来、中期経営計画で掲げた「原料転換」などの諸施策を進めてまいりました。この結果、近年の物価高による原材料代等のコスト上昇にも関わらず、利益、キャッシュ・フローの水準は大きく改善しています。
「原料転換」を実施する以前は、原料価格より低い逆ザヤの値段でしか販売できない重油や利益の薄い汎用ワックスを大量生産しておりましたが、原料を転換し、生産プロセスを見直すことで、重油や汎用ワックスの生産量を減らし、高付加価値ワックスの生産比率を高くする、いわゆるプロダクトミックスの改善を行ったことにより、安定的な利益水準を確保できるようになりました。
また中期計画では「ワックス製品価格の見直し」にも取り組み、原材料価格や物流費などの上昇によるコストアップの一部を、お客様にご負担いただくことをお願いし、また不採算ビジネスの価格是正、販売先を見直すことで、利益レベルの押し上げも達成しました。
当社としては、これら中期経営計画に基づく構造改革の成果を今後とも安定的に手取るとともに、新たな施策による利益、キャッシュ・フローの更なる増加を目指してまいります。
次に今期の販売方針についてです。
今期は、国内のワックス製品の販売数量は、安価な海外品との競争などにより一部の用途で販売数量が減少するとみておりますが、高品質・高付加価値のワックス製品をより伸ばしていく方針であり、前期に実施した価格改定の影響も含めて販売単価は上昇し、販売金額は前期並みと予想しています。
輸出については、北米・中国マーケットを中心として、高付加価値製品の拡販に加え、原価を下げた製品の拡販も積極的に行ってまいりますので、平均販売単価については下がるものの、販売数量は前期より大幅に増え、販売金額も増加する見込みです。
重油については、ワックスの生産数量の増加に伴って、副産物である重油の生産数量も増加するために、販売数量も前期より増える見通しですが、引き続き原料の選択、生産工程の工夫などによって、生産数量のミニマム化に努めて参ります。
また今期も、中期経営計画で掲げたように当社の事業基盤を強化して、将来の成長に繋げていくための施策を積極的に実施していきます。
売上構成における新規の高付加価値ワックスの割合を上げて行くために、研究開発体制を拡充するとともに、外部機関との協業も行うことで、新規製品の開発スピードを加速させます。
植物由来のライスワックスについては、実用化に向けてサンプルワークを開始し、また加工性に優れ、環境にも優しい水系ワックスエマルジョンについても様々な用途で拡販を図ります。
次に、2023年10月に借り入れました劣後ローン30億円の内、元本15億円相当額を前期に期限前弁済しましたが、更なる財務体質の健全化に向けて、残額15億円についても、今期中での完済を目指します。
また、お話ししました基幹工場である徳山工場のリニューアル計画も今期にスタートいたします。
最後に配当について、ご説明いたします。
前期については、残念ながら会社法に定められている、財務諸表上で配当金の支払いに充てられる金額、いわゆる分配可能額を確保するまでには至りませんでしたので、誠に申し訳ございませんが、無配を継続せざるを得ないこととなりました。
今期については、お話しさせていただきました業績予想を上回る利益を達成し、配当を実施することを目指しますが、現時点では未定とさせていただいております。
当社は、事業環境の変化と将来の成長機会を踏まえ、本年のなかばを目途に新たな中期経営計画を策定する予定です。新中計では、中長期的な事業戦略に加え、株主の皆様への還元方針についても改めてお示しする予定です。引き続き、事業の持続的成長と資本効率の向上を両立し、株主の皆様に選ばれる企業を目指してまいりますので、今後ともご理解とご支援を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
以上で2025年12月期の決算のご説明を終了させて頂きます。ご清聴有難うございました。
<HM>
当社は2023年以来、中期経営計画で掲げた「原料転換」などの諸施策を進めてまいりました。この結果、近年の物価高による原材料代等のコスト上昇にも関わらず、利益、キャッシュ・フローの水準は大きく改善しています。
「原料転換」を実施する以前は、原料価格より低い逆ザヤの値段でしか販売できない重油や利益の薄い汎用ワックスを大量生産しておりましたが、原料を転換し、生産プロセスを見直すことで、重油や汎用ワックスの生産量を減らし、高付加価値ワックスの生産比率を高くする、いわゆるプロダクトミックスの改善を行ったことにより、安定的な利益水準を確保できるようになりました。
また中期計画では「ワックス製品価格の見直し」にも取り組み、原材料価格や物流費などの上昇によるコストアップの一部を、お客様にご負担いただくことをお願いし、また不採算ビジネスの価格是正、販売先を見直すことで、利益レベルの押し上げも達成しました。
当社としては、これら中期経営計画に基づく構造改革の成果を今後とも安定的に手取るとともに、新たな施策による利益、キャッシュ・フローの更なる増加を目指してまいります。
次に今期の販売方針についてです。
今期は、国内のワックス製品の販売数量は、安価な海外品との競争などにより一部の用途で販売数量が減少するとみておりますが、高品質・高付加価値のワックス製品をより伸ばしていく方針であり、前期に実施した価格改定の影響も含めて販売単価は上昇し、販売金額は前期並みと予想しています。
輸出については、北米・中国マーケットを中心として、高付加価値製品の拡販に加え、原価を下げた製品の拡販も積極的に行ってまいりますので、平均販売単価については下がるものの、販売数量は前期より大幅に増え、販売金額も増加する見込みです。
重油については、ワックスの生産数量の増加に伴って、副産物である重油の生産数量も増加するために、販売数量も前期より増える見通しですが、引き続き原料の選択、生産工程の工夫などによって、生産数量のミニマム化に努めて参ります。
また今期も、中期経営計画で掲げたように当社の事業基盤を強化して、将来の成長に繋げていくための施策を積極的に実施していきます。
売上構成における新規の高付加価値ワックスの割合を上げて行くために、研究開発体制を拡充するとともに、外部機関との協業も行うことで、新規製品の開発スピードを加速させます。
植物由来のライスワックスについては、実用化に向けてサンプルワークを開始し、また加工性に優れ、環境にも優しい水系ワックスエマルジョンについても様々な用途で拡販を図ります。
次に、2023年10月に借り入れました劣後ローン30億円の内、元本15億円相当額を前期に期限前弁済しましたが、更なる財務体質の健全化に向けて、残額15億円についても、今期中での完済を目指します。
また、お話ししました基幹工場である徳山工場のリニューアル計画も今期にスタートいたします。
最後に配当について、ご説明いたします。
前期については、残念ながら会社法に定められている、財務諸表上で配当金の支払いに充てられる金額、いわゆる分配可能額を確保するまでには至りませんでしたので、誠に申し訳ございませんが、無配を継続せざるを得ないこととなりました。
今期については、お話しさせていただきました業績予想を上回る利益を達成し、配当を実施することを目指しますが、現時点では未定とさせていただいております。
当社は、事業環境の変化と将来の成長機会を踏まえ、本年のなかばを目途に新たな中期経営計画を策定する予定です。新中計では、中長期的な事業戦略に加え、株主の皆様への還元方針についても改めてお示しする予定です。引き続き、事業の持続的成長と資本効率の向上を両立し、株主の皆様に選ばれる企業を目指してまいりますので、今後ともご理解とご支援を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
以上で2025年12月期の決算のご説明を終了させて頂きます。ご清聴有難うございました。
<HM>
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