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インフキュリオン Research Memo(4):決済全域を一気通貫でカバーするプラットフォームを提供(1)
配信日時:2026/02/20 11:04
配信元:FISCO
*11:04JST インフキュリオン Research Memo(4):決済全域を一気通貫でカバーするプラットフォームを提供(1)
■事業概要
1. 事業内容
インフキュリオン<438A>は、(1)ペイメントプラットフォーム事業、(2)マーチャントプラットフォーム事業、(3)コンサルティング事業、の3つの事業を展開している。いずれの事業も、金融機関や事業会社が自社サービスの中に「決済」や「金融機能」を、クラウド技術やAPIを活用し柔軟に組み込めるサービスであることを特徴としている。
(1)ペイメントプラットフォーム事業
ペイメントプラットフォーム事業は同社グループの中核事業であり、金融機関や事業会社のサービスに対して、決済や金融に関する機能を部品のように組み込める仕組みを提供している。従来、決済やカード発行といった金融機能を自社で構築するには複雑かつ大規模なシステム開発や各種ライセンス取得が必要であり、多くの時間とコストを要していた。同事業では、こうした機能をクラウド上の共通基盤として提供し、APIを通じて接続することによって決済・金融機能の実装を容易に実現できるため、導入企業は自社サービスの付加価値向上に専念することができる。
同事業の代表的なプロダクトとしては「Wallet Station」「Xard」「Winvoice」がある。「Wallet Station」は、金融機関やリテール企業が自社独自のデジタルウォレットやキャッシュレス決済手段を構築することができるプラットフォームである。金融機関にとっては、自行サービスのデジタル化にとどまらず、取引先企業やグループ会社向けにウォレット機能を提供することが可能となる。導入企業は、二次元コード決済や個人間送金などの基本的な決済機能に加え、会員管理、ポイントやクーポンの発行なども一体的に運用できるため、自社サービスを中心とした顧客経済圏の構築を進めやすい点が特徴である。
「Xard」は、自社オリジナルの国際ブランドカード発行を希望する法人向けのカード発行プラットフォームである。国際ブランドカードを発行するには、ブランドライセンスへの対応、残高管理、利用明細の管理、決済処理システムの構築など、多岐にわたる工程が必要となる。「Xard」はこれらの機能をAPIとして提供しており、フィンテック企業やSaaS事業者をはじめとした導入企業では、自社サービスにカード発行機能を組み込むことができる。これにより、カード発行事業の立上げに係る開発負担や運用コストを抑えつつ、スピーディーなサービス立ち上げが可能となる。
「Winvoice」は、法人間取引における請求書支払いをクレジットカードで行えるようにする請求書支払いプラットフォームである。企業間取引では銀行振込による支払いが一般的であるが、「Winvoice」を活用することで、カードで支払うことが可能となる。これにより、支払企業は支払い期限を実質的に延ばすことができ、資金繰りの柔軟性が高まる。また、請求書をプラットフォーム上で一元管理できるため、経理業務の効率化にも寄与する。会計システムや経費精算サービスと組み合わせて導入できる点も特徴である。
(2)マーチャントプラットフォーム事業
マーチャントプラットフォーム事業は、店舗や現場におけるキャッシュレス化と業務のデジタル化を支援する事業である。キャッシュレス決済の普及に伴い、店舗側には多様な決済手段への対応や、決済業務を含めたオペレーションの効率化が求められている。同事業では、決済端末、決済アプリ、決済ネットワークを一体で提供し、加盟店が安心してキャッシュレス決済を導入・運用できる環境を整備している。
主力プロダクトである「Anywhere」は、加盟店とカード会社などを接続するために必要な機能をワンストップで提供する決済プラットフォームである。タブレットやスマートフォンを活用する簡易型決済端末から専用の決済端末まで幅広いラインナップを揃えており、業種や規模に応じた導入が可能である。多様なキャッシュレス決済手段に対応している点に加え、POSレジや顧客管理などのアプリを搭載することで、決済端末を業務用デバイスとして活用できる点が特徴である。また、フロントエンドだけでなく、決済情報処理センターの運営やサポート体制まで含めて提供することで、加盟店に対して安定した決済環境を提供している。
(3)コンサルティング事業
コンサルティング事業では、決済・金融分野に精通した専門チームが金融機関や大手企業の新規事業開発やサービス高度化を支援している。単なる助言にとどまらず、構想段階から実行フェーズまでを一貫して支援する点が特徴である。また、コンサルティングを通じて顕在化した課題に対して、自社のペイメントプラットフォームやマーチャントプラットフォームの導入を提案することで、グループ内事業の相乗効果を生み出している。3事業の連携により、同社は決済を軸とした包括的な価値提供を実現している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)
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1. 事業内容
インフキュリオン<438A>は、(1)ペイメントプラットフォーム事業、(2)マーチャントプラットフォーム事業、(3)コンサルティング事業、の3つの事業を展開している。いずれの事業も、金融機関や事業会社が自社サービスの中に「決済」や「金融機能」を、クラウド技術やAPIを活用し柔軟に組み込めるサービスであることを特徴としている。
(1)ペイメントプラットフォーム事業
ペイメントプラットフォーム事業は同社グループの中核事業であり、金融機関や事業会社のサービスに対して、決済や金融に関する機能を部品のように組み込める仕組みを提供している。従来、決済やカード発行といった金融機能を自社で構築するには複雑かつ大規模なシステム開発や各種ライセンス取得が必要であり、多くの時間とコストを要していた。同事業では、こうした機能をクラウド上の共通基盤として提供し、APIを通じて接続することによって決済・金融機能の実装を容易に実現できるため、導入企業は自社サービスの付加価値向上に専念することができる。
同事業の代表的なプロダクトとしては「Wallet Station」「Xard」「Winvoice」がある。「Wallet Station」は、金融機関やリテール企業が自社独自のデジタルウォレットやキャッシュレス決済手段を構築することができるプラットフォームである。金融機関にとっては、自行サービスのデジタル化にとどまらず、取引先企業やグループ会社向けにウォレット機能を提供することが可能となる。導入企業は、二次元コード決済や個人間送金などの基本的な決済機能に加え、会員管理、ポイントやクーポンの発行なども一体的に運用できるため、自社サービスを中心とした顧客経済圏の構築を進めやすい点が特徴である。
「Xard」は、自社オリジナルの国際ブランドカード発行を希望する法人向けのカード発行プラットフォームである。国際ブランドカードを発行するには、ブランドライセンスへの対応、残高管理、利用明細の管理、決済処理システムの構築など、多岐にわたる工程が必要となる。「Xard」はこれらの機能をAPIとして提供しており、フィンテック企業やSaaS事業者をはじめとした導入企業では、自社サービスにカード発行機能を組み込むことができる。これにより、カード発行事業の立上げに係る開発負担や運用コストを抑えつつ、スピーディーなサービス立ち上げが可能となる。
「Winvoice」は、法人間取引における請求書支払いをクレジットカードで行えるようにする請求書支払いプラットフォームである。企業間取引では銀行振込による支払いが一般的であるが、「Winvoice」を活用することで、カードで支払うことが可能となる。これにより、支払企業は支払い期限を実質的に延ばすことができ、資金繰りの柔軟性が高まる。また、請求書をプラットフォーム上で一元管理できるため、経理業務の効率化にも寄与する。会計システムや経費精算サービスと組み合わせて導入できる点も特徴である。
(2)マーチャントプラットフォーム事業
マーチャントプラットフォーム事業は、店舗や現場におけるキャッシュレス化と業務のデジタル化を支援する事業である。キャッシュレス決済の普及に伴い、店舗側には多様な決済手段への対応や、決済業務を含めたオペレーションの効率化が求められている。同事業では、決済端末、決済アプリ、決済ネットワークを一体で提供し、加盟店が安心してキャッシュレス決済を導入・運用できる環境を整備している。
主力プロダクトである「Anywhere」は、加盟店とカード会社などを接続するために必要な機能をワンストップで提供する決済プラットフォームである。タブレットやスマートフォンを活用する簡易型決済端末から専用の決済端末まで幅広いラインナップを揃えており、業種や規模に応じた導入が可能である。多様なキャッシュレス決済手段に対応している点に加え、POSレジや顧客管理などのアプリを搭載することで、決済端末を業務用デバイスとして活用できる点が特徴である。また、フロントエンドだけでなく、決済情報処理センターの運営やサポート体制まで含めて提供することで、加盟店に対して安定した決済環境を提供している。
(3)コンサルティング事業
コンサルティング事業では、決済・金融分野に精通した専門チームが金融機関や大手企業の新規事業開発やサービス高度化を支援している。単なる助言にとどまらず、構想段階から実行フェーズまでを一貫して支援する点が特徴である。また、コンサルティングを通じて顕在化した課題に対して、自社のペイメントプラットフォームやマーチャントプラットフォームの導入を提案することで、グループ内事業の相乗効果を生み出している。3事業の連携により、同社は決済を軸とした包括的な価値提供を実現している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)
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