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サーラ Research Memo(2):地域密着でエネルギーや都市インフラの建設・エンジニアリング、不動産事業等を展開
配信日時:2026/02/13 11:02
配信元:FISCO
*11:02JST サーラ Research Memo(2):地域密着でエネルギーや都市インフラの建設・エンジニアリング、不動産事業等を展開
■会社概要
1. 会社概要と沿革
サーラコーポレーション<2734>は、愛知県豊橋市を本拠地とし、エネルギーからエンジニアリング、住宅・不動産、輸入車、動物用医薬品などに関わる多様な事業を展開するユニークな企業グループである。2025年11月期の連結売上高は2,515億円に上り、顧客数約54万件、従業員数約5,000名、愛知県・静岡県を中心に、北海道から熊本県まで21都道府県に327ヶ所に拠点を展開する。地盤とする愛知県・静岡県は国内有数の製造業の集積地であり、農業産出額も全国上位を占めるなどポテンシャルの高い地域である。創業は古く、都市ガス供給を開始したのは117年前の1909年に遡る。1960年代からは地域社会と人々の暮らしを総合的に支える企業グループを目指して多角化を開始し、LPガス事業への進出を皮切りに、1962年には貨物輸送、自動車整備・販売事業に、1963年には設備・土木事業に、1969年には住宅事業にそれぞれ参入し、業容を拡大した。1990年代からは経済の成熟化を背景にグループ経営の推進を開始した。1993年に制定したグループ基本理念「美しく快適な人間空間づくりを通し、地域社会から信頼される企業グループとして、豊かな社会の実現をめざします。」は、非エネルギー関連事業が伸長する現在も同社の道標となっている。グループ名に使われている「SALA(サーラ)」とは、「Space Art Living Amenity」の頭文字を使った造語であり、“生活空間をより美しく快適に”という想いが込められている。
2002年に純粋持株会社である(株)サーラコーポレーション(LPガス事業、設備・土木事業、自動車販売事業を展開)を設立、その年に東京証券取引所(以下、東証)1部及び名古屋証券取引所(以下、名証)1部に上場した。2016年には、中部瓦斯(株)(現 サーラエナジー(株))及びサーラ住宅(株)を株式交換により完全子会社化し、グループの資本を統合し、現在の“ひとつのサーラとしての価値提供”を追求する体制を整備した。2020年には2030年ビジョンを発表し、「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」を掲げ、住まい分野の飛躍的成長を目指す姿を明確にした。
2022年4月、東証及び名証の市場区分再編に伴い東証プライム市場及び名証プレミア市場に移行した。また、2024年3月には同和化学(株)(動物用医薬品卸売業)、2024年12月には東証スタンダード市場に上場していた(株)安江工務店をそれぞれ子会社化するなどM&Aを積極的に行っている。
2. 事業内容
同社が提供する「暮らしとエネルギーのサービス」は6つの事業セグメントに分かれる。最大の事業セグメントは、1) エネルギー&ソリューションズ事業である。都市ガス、LPガスをはじめとするエネルギー関連サービスを地域の世帯や法人等約54万件に提供する。売上高構成比の48.1%、営業利益構成比の58.1%を占める中核事業である。2) エンジニアリング&メンテナンス事業は都市インフラ整備(道路、建築、港湾土木など)、設備工事・メンテナンスなどを行う。売上高構成比は14.0%、営業利益構成比は46.8%であり、収益貢献の大きい第2の柱である。3) ハウジング事業は注文住宅・分譲住宅、リフォーム、建築資材販売などを行い、売上高構成比は17.8%、営業利益構成比は12.4%である。4) カーライフサポート事業は輸入自動車(フォルクスワーゲン、アウディ)の販売・整備などを行い、売上高構成比は7.1%、2025年11月期は在庫処分などを行い損失を計上した。5) アニマルヘルスケア事業は動物用医薬品や療法食の卸売りなどを行い、売上高構成比は9.3%、2025年11月期は構造改革を行ったため損失を計上した。6) プロパティ事業は不動産賃貸・売買・仲介、まちづくり事業、ホテル、飲食店、スポーツクラブの運営などを行い、売上高構成比は2.9%、営業利益構成比は5.5%である。
エネルギー関連事業と非エネルギー関連事業で比較すると、売上高とセグメント利益の約5割(直近通期ベース)は非エネルギー関連事業から創出されており、2030年ビジョンで掲げる「暮らしのSALA」の確立に近づいている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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1. 会社概要と沿革
サーラコーポレーション<2734>は、愛知県豊橋市を本拠地とし、エネルギーからエンジニアリング、住宅・不動産、輸入車、動物用医薬品などに関わる多様な事業を展開するユニークな企業グループである。2025年11月期の連結売上高は2,515億円に上り、顧客数約54万件、従業員数約5,000名、愛知県・静岡県を中心に、北海道から熊本県まで21都道府県に327ヶ所に拠点を展開する。地盤とする愛知県・静岡県は国内有数の製造業の集積地であり、農業産出額も全国上位を占めるなどポテンシャルの高い地域である。創業は古く、都市ガス供給を開始したのは117年前の1909年に遡る。1960年代からは地域社会と人々の暮らしを総合的に支える企業グループを目指して多角化を開始し、LPガス事業への進出を皮切りに、1962年には貨物輸送、自動車整備・販売事業に、1963年には設備・土木事業に、1969年には住宅事業にそれぞれ参入し、業容を拡大した。1990年代からは経済の成熟化を背景にグループ経営の推進を開始した。1993年に制定したグループ基本理念「美しく快適な人間空間づくりを通し、地域社会から信頼される企業グループとして、豊かな社会の実現をめざします。」は、非エネルギー関連事業が伸長する現在も同社の道標となっている。グループ名に使われている「SALA(サーラ)」とは、「Space Art Living Amenity」の頭文字を使った造語であり、“生活空間をより美しく快適に”という想いが込められている。
2002年に純粋持株会社である(株)サーラコーポレーション(LPガス事業、設備・土木事業、自動車販売事業を展開)を設立、その年に東京証券取引所(以下、東証)1部及び名古屋証券取引所(以下、名証)1部に上場した。2016年には、中部瓦斯(株)(現 サーラエナジー(株))及びサーラ住宅(株)を株式交換により完全子会社化し、グループの資本を統合し、現在の“ひとつのサーラとしての価値提供”を追求する体制を整備した。2020年には2030年ビジョンを発表し、「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」を掲げ、住まい分野の飛躍的成長を目指す姿を明確にした。
2022年4月、東証及び名証の市場区分再編に伴い東証プライム市場及び名証プレミア市場に移行した。また、2024年3月には同和化学(株)(動物用医薬品卸売業)、2024年12月には東証スタンダード市場に上場していた(株)安江工務店をそれぞれ子会社化するなどM&Aを積極的に行っている。
2. 事業内容
同社が提供する「暮らしとエネルギーのサービス」は6つの事業セグメントに分かれる。最大の事業セグメントは、1) エネルギー&ソリューションズ事業である。都市ガス、LPガスをはじめとするエネルギー関連サービスを地域の世帯や法人等約54万件に提供する。売上高構成比の48.1%、営業利益構成比の58.1%を占める中核事業である。2) エンジニアリング&メンテナンス事業は都市インフラ整備(道路、建築、港湾土木など)、設備工事・メンテナンスなどを行う。売上高構成比は14.0%、営業利益構成比は46.8%であり、収益貢献の大きい第2の柱である。3) ハウジング事業は注文住宅・分譲住宅、リフォーム、建築資材販売などを行い、売上高構成比は17.8%、営業利益構成比は12.4%である。4) カーライフサポート事業は輸入自動車(フォルクスワーゲン、アウディ)の販売・整備などを行い、売上高構成比は7.1%、2025年11月期は在庫処分などを行い損失を計上した。5) アニマルヘルスケア事業は動物用医薬品や療法食の卸売りなどを行い、売上高構成比は9.3%、2025年11月期は構造改革を行ったため損失を計上した。6) プロパティ事業は不動産賃貸・売買・仲介、まちづくり事業、ホテル、飲食店、スポーツクラブの運営などを行い、売上高構成比は2.9%、営業利益構成比は5.5%である。
エネルギー関連事業と非エネルギー関連事業で比較すると、売上高とセグメント利益の約5割(直近通期ベース)は非エネルギー関連事業から創出されており、2030年ビジョンで掲げる「暮らしのSALA」の確立に近づいている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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