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城南進研 Research Memo(5):2026年3月期業績は最終損益で6期ぶりに黒字化する見通し
配信日時:2026/01/20 12:35
配信元:FISCO
*12:35JST 城南進研 Research Memo(5):2026年3月期業績は最終損益で6期ぶりに黒字化する見通し
■今後の見通し
1. 2026年3月期業績見通し
城南進学研究社<4720>の2026年3月期の連結業績は、売上高で前期比4.9%増の5,901百万円、営業利益で149百万円(前期は230百万円の損失)、経常利益で141百万円(同228百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益で93百万円(同420百万円の損失)と期初計画を据え置いた。売上高は全部門で増収を計画していたが、「城南コベッツ」直営教室が低調に推移しているほか、リンゴ・エル・エル・シーのサービスを2026年1月末で終了することもあって、若干下振れする可能性が高い。ただ、利益面では収益構造改革による固定費削減効果により計画達成の可能性は高く、営業利益と経常利益は2期ぶり、親会社株主に帰属する当期純利益は6期ぶりに黒字転換する見通しだ。
(1) 幼少教育部門(単体)
幼少教育部門(単体)のうち、保育園事業や「りんご塾」については引き続き堅調に推移する見通し。また、「Kubotaのうけん/アタマGYM」については、脳科学をベースとした0歳児からの育脳プログラムを提供する国内では数少ない事業者として、プロモーションを一段と強化することで、生徒数の回復に取り組んでいく。
また、幼少教育部門の強化を図るべく小学校受験のための幼児教室「こぐま会」を運営する(株)幼児教育実践研究所(以下、こぐま会)と2025年11月に業務提携を発表した。今後、こぐま会からの教材提供とカリキュラムの共同開発を行い、新ブランド「こぐまのおけいこ」を立ち上げ、幼児教育サービスとして展開していく計画となっている。こぐま会では、事物によって知的好奇心を刺激する「事物教育」と、言語によって思考力を育てる「対話教育」を通して幼少期に小学校以降の学習の基礎を身につけさせるメソッド「KUNOメソッド」を開発し、毎年名門小学校で多数の合格者実績を上げている。今回、「KUNOメソッド」をベースにした新ブランド「こぐまのおけいこ※」を同社が運営する「城南コベッツ」内に併設する形で展開していくほか、未就学児指導に関心のある学習塾や教育事業者に対してソリューション提供も展開していく。2026年4月より一部の直営教室でサービスを開始する予定にしている。
※ 1クラス最大4名までの少人数制レッスン。
(2) 映像授業部門
映像授業部門は、高校1年生、2年生についても在籍生徒数が堅調に推移していることから、下期も伸び率は鈍化するものの増収を維持し、通期でも4期ぶりの増収、過去最高売上を更新する見通しだ。
(3) 個別指導部門
個別指導部門では塾生数の回復に向けて、高校生向けでは総合型・学校推薦型選抜入試対策向けアプリ「推薦ラボ」、小学生・中学生向けには「デキタス」、小学生向けには「りんご塾」などの提供を差別化戦略として推進していく。既に、直営・FC教室では「りんご塾」の開設により小学校低学年の取り込みに成功し、生徒数が回復する教室も出てきている。今後、高校生や中学生の塾生数を回復させることができれば、減収基調が続いた個別指導部門の売上高も増収に転じる見通しだ。
(4) デジタル教材・ソリューション部門(単体)
デジタル教材・ソリューション部門(単体)では、「デキタス」や「推薦ラボ」の拡販、並びに「りんご塾」のライセンス提供拡大に向けた取り組みを推進していく。学校向けについては年度替わりの4月から導入することが通例のため、下期は受注獲得に向けた営業活動に注力していく。
(5) グループ子会社
a) 幼少教育関連
城南ナーサリーで展開している認可保育園は、新規開設予定がなく既存園の定員充足率も高水準で推移していることから、2026年3月期も堅調な売上推移が見込まれる。城南KIDSは増収を目指していたが、中間期までの進捗状況から売上については若干未達となる可能性がある。
b) 英語教育関連・スポーツ関連・その他
リンゴ・エル・エル・シーについては、既述のとおり2026年1月末でサービスを終了する予定となっており、売上高としては10百万円強のマイナス影響になると試算される。アイベックについては引き続き営業活動を強化し、通期での増収を目指す。一方、久ケ原スポーツクラブについてはスイミングクラブの在籍者数減少が続くなかで、「マイスポーツ」や新たに開始した城南コベッツFC教室などその他サービスを伸ばすことで増収を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
1. 2026年3月期業績見通し
城南進学研究社<4720>の2026年3月期の連結業績は、売上高で前期比4.9%増の5,901百万円、営業利益で149百万円(前期は230百万円の損失)、経常利益で141百万円(同228百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益で93百万円(同420百万円の損失)と期初計画を据え置いた。売上高は全部門で増収を計画していたが、「城南コベッツ」直営教室が低調に推移しているほか、リンゴ・エル・エル・シーのサービスを2026年1月末で終了することもあって、若干下振れする可能性が高い。ただ、利益面では収益構造改革による固定費削減効果により計画達成の可能性は高く、営業利益と経常利益は2期ぶり、親会社株主に帰属する当期純利益は6期ぶりに黒字転換する見通しだ。
(1) 幼少教育部門(単体)
幼少教育部門(単体)のうち、保育園事業や「りんご塾」については引き続き堅調に推移する見通し。また、「Kubotaのうけん/アタマGYM」については、脳科学をベースとした0歳児からの育脳プログラムを提供する国内では数少ない事業者として、プロモーションを一段と強化することで、生徒数の回復に取り組んでいく。
また、幼少教育部門の強化を図るべく小学校受験のための幼児教室「こぐま会」を運営する(株)幼児教育実践研究所(以下、こぐま会)と2025年11月に業務提携を発表した。今後、こぐま会からの教材提供とカリキュラムの共同開発を行い、新ブランド「こぐまのおけいこ」を立ち上げ、幼児教育サービスとして展開していく計画となっている。こぐま会では、事物によって知的好奇心を刺激する「事物教育」と、言語によって思考力を育てる「対話教育」を通して幼少期に小学校以降の学習の基礎を身につけさせるメソッド「KUNOメソッド」を開発し、毎年名門小学校で多数の合格者実績を上げている。今回、「KUNOメソッド」をベースにした新ブランド「こぐまのおけいこ※」を同社が運営する「城南コベッツ」内に併設する形で展開していくほか、未就学児指導に関心のある学習塾や教育事業者に対してソリューション提供も展開していく。2026年4月より一部の直営教室でサービスを開始する予定にしている。
※ 1クラス最大4名までの少人数制レッスン。
(2) 映像授業部門
映像授業部門は、高校1年生、2年生についても在籍生徒数が堅調に推移していることから、下期も伸び率は鈍化するものの増収を維持し、通期でも4期ぶりの増収、過去最高売上を更新する見通しだ。
(3) 個別指導部門
個別指導部門では塾生数の回復に向けて、高校生向けでは総合型・学校推薦型選抜入試対策向けアプリ「推薦ラボ」、小学生・中学生向けには「デキタス」、小学生向けには「りんご塾」などの提供を差別化戦略として推進していく。既に、直営・FC教室では「りんご塾」の開設により小学校低学年の取り込みに成功し、生徒数が回復する教室も出てきている。今後、高校生や中学生の塾生数を回復させることができれば、減収基調が続いた個別指導部門の売上高も増収に転じる見通しだ。
(4) デジタル教材・ソリューション部門(単体)
デジタル教材・ソリューション部門(単体)では、「デキタス」や「推薦ラボ」の拡販、並びに「りんご塾」のライセンス提供拡大に向けた取り組みを推進していく。学校向けについては年度替わりの4月から導入することが通例のため、下期は受注獲得に向けた営業活動に注力していく。
(5) グループ子会社
a) 幼少教育関連
城南ナーサリーで展開している認可保育園は、新規開設予定がなく既存園の定員充足率も高水準で推移していることから、2026年3月期も堅調な売上推移が見込まれる。城南KIDSは増収を目指していたが、中間期までの進捗状況から売上については若干未達となる可能性がある。
b) 英語教育関連・スポーツ関連・その他
リンゴ・エル・エル・シーについては、既述のとおり2026年1月末でサービスを終了する予定となっており、売上高としては10百万円強のマイナス影響になると試算される。アイベックについては引き続き営業活動を強化し、通期での増収を目指す。一方、久ケ原スポーツクラブについてはスイミングクラブの在籍者数減少が続くなかで、「マイスポーツ」や新たに開始した城南コベッツFC教室などその他サービスを伸ばすことで増収を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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