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BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)
配信日時:2025/12/22 13:15
配信元:FISCO
*13:15JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)
BRUNO<3140>
次のページは事例のご紹介です。
先ほども申し上げたように、従来のホットプレートは大型で収納が大変で、色もダークカラーが多いという課題がありました。そこで、サイズを小さくして収納しやすくし、おしゃれなカラーを採用することで改善しました。しかし、これだけではお客様の課題解決にとどまります。
当社の「3つの誓い」の一つである「ワクワク笑顔」の付加価値を加えました。ホットプレートを囲んでインテリアとして楽しむことができ、家族や仲間と食事を楽しむことで笑顔が生まれます。そして、自分が楽しんだ体験をさらに誰かに送りたくなる―こうした体験価値を提供しています。
マルチスティックブレンダーも同様です。従来は用途ごとに複数の機材が必要で、手入れや扱いが大変でした。当社のブレンダーは「潰す、混ぜる、刻む、泡立てる」を一台で対応可能で、離乳食も作れ、女性でも扱いやすく軽量です。さらにデザイン性も高いため、おしゃれであることもポイントです。これにより、簡単・便利で夫婦での調理が可能になり、子育て世帯にも喜ばれます。そして、自分が良いと感じた体験を誰かに贈りたくなる―まさにワクワク笑顔の提供です。
フライヤーについても、従来は汚れやすく手入れが大変で、調理状況も確認しづらく、置き場所にも困るという課題がありました。BRUNOのフライヤーは手入れが簡単で調理状況が確認でき、コンパクトで収納もしやすい仕様です。加えて、調理過程が見えることで安心感があり、子どもと一緒に調理を楽しむこともできます。これにより、ワクワク笑顔を体験として提供でき、喜びを誰かに伝えたくなる商品となります。
このように、課題解決とワクワク笑顔の両立を仕組み化してプロセスとして回すことで、手前味噌ながら、ヒット商品を継続的に企画・開発できているのだと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。確かにヒット商品はありがたいのですが、それが継続しなければ一時的な売上増にとどまってしまいます。
しかし、BRUNOの場合は、コンセプトやお客様の課題解決、そして「ワクワク笑顔」といった、贈りたくなる動機付けをしっかり設計しているため、継続的な商品開発につながり、結果としてヒット商品の連鎖が生まれているわけですね。
商品開発の継続性は、今後の売上の安定と成長の観点からも非常に重要だと感じました。
ところで、美容家電や加湿器、トラベルグッズなど幅広く商品開発されていますが、特に今後、成長が期待できる分野はどのあたりでしょうか。
■BRUNO 塩田様
では次のページをご覧ください。
成長分野として、大きくは 美容家電、トラベルグッズ、そしてそれらをまとめて提供する カタログギフト の3つを重点領域として考えています。
まず、こちらのスライドにあるのが美容家電です。
私たちは2年前に「ジャパンギャルズ」というものづくりの会社を買収しました。
BRUNOはデザインや企画力に強みがある一方で、製造面ではまだ改善の余地がありました。しかしジャパンギャルズはOEMを中心に、幅広い生産背景を持つ企業です。
その会社をグループインしたことで、ものづくりの基盤が一気に強化されました。
現在は、その生産力の上に、BRUNOならではの デザイン性 と 機能性 を掛け合わせた美容家電を展開しています。
ここに映っているのは新しいドライヤーですが、皆さんに直接持っていただけないのが残念なくらい、本当に軽くて、おしゃれなんです。美容領域は競合も多いのですが、この「軽さ×デザイン」という点でしっかり差別化できると考えています。
また、家電の評価で有名な雑誌「LDK」でも、年間ベストバイに選ばれました。これは商品力を客観的に示すもので、非常に励みになっています。
ヘアドライヤーだけでなく、
・ヘアアイロン
・フェイシャルリフト
・EMS
・イオン洗顔ブラシ
など、美容家電のラインナップを拡充しており、ヘアアイロンも「LDK ベストバイアイテム」に選ばれました。
こうした背景から、美容家電は今後しっかりと成長が期待できる分野だと考えています。
次のページが、先ほど触れた カタログギフト です。
こちらは、ライフイベント時のギフトーいわゆる「何か贈りたい」と思ったときに、真っ先に選ばれる存在、「第一想起のギフト」 を目指しています。
価格帯は 8,580円から15,180円 まで、幅広いラインナップをご用意しています。
このカタログギフトは、2023年の発売当初は 5,500万円 の売上規模でしたが、足元では 10億円近く にまで拡大しており、非常に大きな成長を遂げています。
ギフト市場は比較的安定している領域であり、BRUNOの商品力・デザイン力との相性も良いことから、今後も重点的に伸ばしていきたいと考えている戦略商材です。
最後に MILESTO についてご説明します。
こちらは先ほどの資料の再掲になりますが、直近では 30%の売上成長 を達成しており、さらに グッドデザイン賞 も受賞しています。
MILESTOは、競合ブランドと比較して 手に取りやすい価格帯 を実現しつつ、機能性が高く、デザイン性にも優れている 点が大きな特徴です。「おしゃれで使いやすいのに、価格は控えめ」というバランスが、お客様から高く評価されています。
こうした背景から、MILESTOも今後の 重点領域・注力ブランド として、引き続き積極的に展開していきたいと考えております。
●DAIBOUCHOU
美容家電は、価格帯が高級というよりも、手の届きやすい設定になっている印象です。
さらに、雑誌などで取り上げられるような実力ある機能性もしっかり備えている、という理解でよろしいでしょうか。
■BRUNO 塩田様
はい、そのとおりです。
●DAIBOUCHOU
もう一点お伺いします。
カタログギフトについて、株主優待として外部向けに販売するような取り組みは考えていらっしゃいますか。
■BRUNO 塩田様
現在のところ、株主優待としてカタログギフトを実際に活用しているわけではありません。
ただし、今後はそのような取り組みも検討していきたいと考えております。
株主優待につきましては、改めて別のパートで詳しくお話しできればと思っております。
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)に続く
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次のページは事例のご紹介です。
先ほども申し上げたように、従来のホットプレートは大型で収納が大変で、色もダークカラーが多いという課題がありました。そこで、サイズを小さくして収納しやすくし、おしゃれなカラーを採用することで改善しました。しかし、これだけではお客様の課題解決にとどまります。
当社の「3つの誓い」の一つである「ワクワク笑顔」の付加価値を加えました。ホットプレートを囲んでインテリアとして楽しむことができ、家族や仲間と食事を楽しむことで笑顔が生まれます。そして、自分が楽しんだ体験をさらに誰かに送りたくなる―こうした体験価値を提供しています。
マルチスティックブレンダーも同様です。従来は用途ごとに複数の機材が必要で、手入れや扱いが大変でした。当社のブレンダーは「潰す、混ぜる、刻む、泡立てる」を一台で対応可能で、離乳食も作れ、女性でも扱いやすく軽量です。さらにデザイン性も高いため、おしゃれであることもポイントです。これにより、簡単・便利で夫婦での調理が可能になり、子育て世帯にも喜ばれます。そして、自分が良いと感じた体験を誰かに贈りたくなる―まさにワクワク笑顔の提供です。
フライヤーについても、従来は汚れやすく手入れが大変で、調理状況も確認しづらく、置き場所にも困るという課題がありました。BRUNOのフライヤーは手入れが簡単で調理状況が確認でき、コンパクトで収納もしやすい仕様です。加えて、調理過程が見えることで安心感があり、子どもと一緒に調理を楽しむこともできます。これにより、ワクワク笑顔を体験として提供でき、喜びを誰かに伝えたくなる商品となります。
このように、課題解決とワクワク笑顔の両立を仕組み化してプロセスとして回すことで、手前味噌ながら、ヒット商品を継続的に企画・開発できているのだと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。確かにヒット商品はありがたいのですが、それが継続しなければ一時的な売上増にとどまってしまいます。
しかし、BRUNOの場合は、コンセプトやお客様の課題解決、そして「ワクワク笑顔」といった、贈りたくなる動機付けをしっかり設計しているため、継続的な商品開発につながり、結果としてヒット商品の連鎖が生まれているわけですね。
商品開発の継続性は、今後の売上の安定と成長の観点からも非常に重要だと感じました。
ところで、美容家電や加湿器、トラベルグッズなど幅広く商品開発されていますが、特に今後、成長が期待できる分野はどのあたりでしょうか。
■BRUNO 塩田様
では次のページをご覧ください。
成長分野として、大きくは 美容家電、トラベルグッズ、そしてそれらをまとめて提供する カタログギフト の3つを重点領域として考えています。
まず、こちらのスライドにあるのが美容家電です。
私たちは2年前に「ジャパンギャルズ」というものづくりの会社を買収しました。
BRUNOはデザインや企画力に強みがある一方で、製造面ではまだ改善の余地がありました。しかしジャパンギャルズはOEMを中心に、幅広い生産背景を持つ企業です。
その会社をグループインしたことで、ものづくりの基盤が一気に強化されました。
現在は、その生産力の上に、BRUNOならではの デザイン性 と 機能性 を掛け合わせた美容家電を展開しています。
ここに映っているのは新しいドライヤーですが、皆さんに直接持っていただけないのが残念なくらい、本当に軽くて、おしゃれなんです。美容領域は競合も多いのですが、この「軽さ×デザイン」という点でしっかり差別化できると考えています。
また、家電の評価で有名な雑誌「LDK」でも、年間ベストバイに選ばれました。これは商品力を客観的に示すもので、非常に励みになっています。
ヘアドライヤーだけでなく、
・ヘアアイロン
・フェイシャルリフト
・EMS
・イオン洗顔ブラシ
など、美容家電のラインナップを拡充しており、ヘアアイロンも「LDK ベストバイアイテム」に選ばれました。
こうした背景から、美容家電は今後しっかりと成長が期待できる分野だと考えています。
次のページが、先ほど触れた カタログギフト です。
こちらは、ライフイベント時のギフトーいわゆる「何か贈りたい」と思ったときに、真っ先に選ばれる存在、「第一想起のギフト」 を目指しています。
価格帯は 8,580円から15,180円 まで、幅広いラインナップをご用意しています。
このカタログギフトは、2023年の発売当初は 5,500万円 の売上規模でしたが、足元では 10億円近く にまで拡大しており、非常に大きな成長を遂げています。
ギフト市場は比較的安定している領域であり、BRUNOの商品力・デザイン力との相性も良いことから、今後も重点的に伸ばしていきたいと考えている戦略商材です。
最後に MILESTO についてご説明します。
こちらは先ほどの資料の再掲になりますが、直近では 30%の売上成長 を達成しており、さらに グッドデザイン賞 も受賞しています。
MILESTOは、競合ブランドと比較して 手に取りやすい価格帯 を実現しつつ、機能性が高く、デザイン性にも優れている 点が大きな特徴です。「おしゃれで使いやすいのに、価格は控えめ」というバランスが、お客様から高く評価されています。
こうした背景から、MILESTOも今後の 重点領域・注力ブランド として、引き続き積極的に展開していきたいと考えております。
●DAIBOUCHOU
美容家電は、価格帯が高級というよりも、手の届きやすい設定になっている印象です。
さらに、雑誌などで取り上げられるような実力ある機能性もしっかり備えている、という理解でよろしいでしょうか。
■BRUNO 塩田様
はい、そのとおりです。
●DAIBOUCHOU
もう一点お伺いします。
カタログギフトについて、株主優待として外部向けに販売するような取り組みは考えていらっしゃいますか。
■BRUNO 塩田様
現在のところ、株主優待としてカタログギフトを実際に活用しているわけではありません。
ただし、今後はそのような取り組みも検討していきたいと考えております。
株主優待につきましては、改めて別のパートで詳しくお話しできればと思っております。
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)に続く
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