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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、米ロ高官協議を前に神経質な値動き
配信日時:2025/12/19 10:42
配信元:FISCO
*10:42JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、米ロ高官協議を前に神経質な値動き
【ブラジル】ボベスパ指数 157923.34 +0.38%
18日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比596.08 ポイント高(+0.38%)の157923.34で引けた。日中の取引レンジは157,123.60-158,495.50となった。
小幅安で寄り付いた後は買い戻され、引けまでプラス圏で一進一退の展開を示した。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源銘柄の物色手掛かり。半面、通貨レアル安の進行が指数の上値を押さえた。
【ロシア】MOEX指数 2753.07 -0.24%
18日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.66ポイント安(0.24%)の2753.07となった。日中の取引レンジは2,752.06-2,772.87となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。ウクライナ和平案をめぐり、米ロ高官が今週末マイアミで協議する予定だ。米ロ高官の協議を前に神経質な値動きとなった。半面、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や米株高などが指数をサポートした。また、利下げ期待も好感された。政策金利は16.50%から16.00%まで引き下げられると予測されている。
【インド】SENSEX指数 84481.81 -0.09%
18日のインド株式市場は4日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比77.84ポイント安(-0.09%)の84481.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.00ポイント安(-0.01%)の25815.55で取引を終えた。
外部環境では、本日のアジア市場はまちまち。前日の米株安や米ハイテク株の下落などを受け、IT銘柄に売り圧力が強まった。また、通貨ルピーの先安観も指数の足かせとなった。
【中国】上海総合指数 3876.37 +0.16%
18日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比6.09ポイント高(+0.16%)の3876.37ポイントで引けた。
国内景気の懸念がくすぶるなかでも中国当局による追加の景気対策への期待感が根強く、値がさ株中心に買いが優勢となった。一方、主要国株式市場でハイテク株の地合いが悪化し、上値の重さとして意識される場面もあったことから相場の上昇幅は限定的だった。市場では米中の経済指標や政策を巡る不透明感とともに、景気刺激策の具体像に対する思惑が交錯して取引が進んだことが確認される。指数は終日プラス圏を維持したものの、出来高はやや低調だったとの見方もある。
<NH>
18日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比596.08 ポイント高(+0.38%)の157923.34で引けた。日中の取引レンジは157,123.60-158,495.50となった。
小幅安で寄り付いた後は買い戻され、引けまでプラス圏で一進一退の展開を示した。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源銘柄の物色手掛かり。半面、通貨レアル安の進行が指数の上値を押さえた。
【ロシア】MOEX指数 2753.07 -0.24%
18日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.66ポイント安(0.24%)の2753.07となった。日中の取引レンジは2,752.06-2,772.87となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。ウクライナ和平案をめぐり、米ロ高官が今週末マイアミで協議する予定だ。米ロ高官の協議を前に神経質な値動きとなった。半面、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や米株高などが指数をサポートした。また、利下げ期待も好感された。政策金利は16.50%から16.00%まで引き下げられると予測されている。
【インド】SENSEX指数 84481.81 -0.09%
18日のインド株式市場は4日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比77.84ポイント安(-0.09%)の84481.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.00ポイント安(-0.01%)の25815.55で取引を終えた。
外部環境では、本日のアジア市場はまちまち。前日の米株安や米ハイテク株の下落などを受け、IT銘柄に売り圧力が強まった。また、通貨ルピーの先安観も指数の足かせとなった。
【中国】上海総合指数 3876.37 +0.16%
18日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比6.09ポイント高(+0.16%)の3876.37ポイントで引けた。
国内景気の懸念がくすぶるなかでも中国当局による追加の景気対策への期待感が根強く、値がさ株中心に買いが優勢となった。一方、主要国株式市場でハイテク株の地合いが悪化し、上値の重さとして意識される場面もあったことから相場の上昇幅は限定的だった。市場では米中の経済指標や政策を巡る不透明感とともに、景気刺激策の具体像に対する思惑が交錯して取引が進んだことが確認される。指数は終日プラス圏を維持したものの、出来高はやや低調だったとの見方もある。
<NH>
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