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前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株の押し目待ち狙い~
配信日時:2025/12/04 08:44
配信元:FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株の押し目待ち狙い~
4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体・AI関連株の押し目待ち狙い
■内田洋行、1Q営業利益 95.6%増 30.08億円
■前場の注目材料:FEHD<5411>JFEスチール、印で一貫製鉄所、2700億円投資
半導体・AI関連株の押し目待ち狙い
4日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する利食いをこなしつつ、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが408ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。11月のADP雇用統計で民間雇用者数が予想外に減少したことを受け、年内の追加利下げへの期待が高まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の49870円。円相場は1ドル=155円10銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただ、米国ではマイクロソフトの下げが目立ったほか、大型テック株には利益確定の売りが優勢だったこともあり、前日に上昇が目立っていた指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには利食いが入りやすいだろう。もっとも、マイクロチップテクノロジーなど半導体株の一角が買われていることもあり、押し目買い意欲は強そうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時49290円まで売られる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの-1σが支持線として機能している。足もとでは-1σと25日線とのレンジ内での推移を続けており、下値の堅さが意識される局面においては、レンジ上限を射程に入れたスタンスに向かわせそうである。前日の日経平均株価は一時50138円まで買われたが、5万円の大台では戻り待ち狙いの売りが意識されるものの、25日線(50229円)を捉えてくる流れとなるようだと売り方の買い戻しの動きが強まりやすいと考えられ、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、昨日は足もとで強い動きが続いていたメガバンクへの利食いに対して、調整が続いていた半導体・AI関連株への資金流入が目立っていた。一過性の可能性はあるもののNT倍率(日経平均株価÷TOPIX)は11月4日の15.77倍から21日には14.72倍まで低下している。これまでの下げに対するリバランスの動きに向かうようだと、半導体・AI関連株への資金流入が再び強まる形で、日経平均株価優位の需給状況になりそうだ。
■内田洋行、1Q営業利益 95.6%増 30.08億円
内田洋行<8057>が発表した2026年7月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比52.4%増の801億1600万円、営業利益は同95.6%増の30億800万円だった。2026年3月末にピークを迎えるGIGAスクール構想による一人一台端末の更新が始まり、売上が順調に推移したことに加えて、自治体システムの標準化対応や、小中学校改築の大規模案件獲得もあり、前年同期比で売上高、利益ともに大きく増大している。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49864.68、+561.23)
・NYダウは上昇(47882.90、+408.44)
・ナスダック総合指数は上昇(23454.09、+40.42)
・SOX指数は上昇(7280.51、+131.04)
・シカゴ日経225先物は上昇(49870、+40)
・米原油先物相場は上昇(58.95、+0.31)
・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・JFEHD<5411>JFEスチール、印で一貫製鉄所、2700億円投資、現地と運営社
・NEC<6701>光計算技術を5年で実現、AI電力問題解決に道
・住友ゴム工業<5110>アジア3カ国で「ダンロップ」商標権取得
・石油資源開発<1662>道内ガス製販を北海道電力に譲渡
・長瀬産業<8012>印プネに拠点、次世代車対応
・スズキ<7269>「ロボ台車」開発推進、知見生かす、ヒョンデも
・島津製作所<7701>核融合発電向けターボ分子ポンプ試作機開発
・日機装<6376>欧でLNG移送ポンプ12台受注
・東陽テクニカ<8151>小型衛星向け振動耐久試験機器を発売
・NEC<6701>小型カメラ1台で歩行者識別、顔+虹彩認証で新技術
・太陽誘電<6976>容量4.5倍のMLCC、AIサーバー向け拡充
・日本航空電子<6807>カナダ社から油田掘削機器を取得
・帝人<3401>インドで再生・埋め込み医療機器拡大、現地社と提携
・ニチアス<5393>浜松に液化水素実験棟、来春完成、開発加速
・ファーマフーズ<2929>信州大学と、卵殻膜原料で電極材、蓄電機器向け
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、近鉄不動産と、海外で不動産事業拡充
・ロート製薬<4527>メラニン合成を抑制、ビタミンC高濃度化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・10月貿易収支(予想:+45億豪ドル、9月:+39.38億豪ドル)
<NH>
■半導体・AI関連株の押し目待ち狙い
■内田洋行、1Q営業利益 95.6%増 30.08億円
■前場の注目材料:FEHD<5411>JFEスチール、印で一貫製鉄所、2700億円投資
半導体・AI関連株の押し目待ち狙い
4日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する利食いをこなしつつ、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが408ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。11月のADP雇用統計で民間雇用者数が予想外に減少したことを受け、年内の追加利下げへの期待が高まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の49870円。円相場は1ドル=155円10銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただ、米国ではマイクロソフトの下げが目立ったほか、大型テック株には利益確定の売りが優勢だったこともあり、前日に上昇が目立っていた指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには利食いが入りやすいだろう。もっとも、マイクロチップテクノロジーなど半導体株の一角が買われていることもあり、押し目買い意欲は強そうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時49290円まで売られる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの-1σが支持線として機能している。足もとでは-1σと25日線とのレンジ内での推移を続けており、下値の堅さが意識される局面においては、レンジ上限を射程に入れたスタンスに向かわせそうである。前日の日経平均株価は一時50138円まで買われたが、5万円の大台では戻り待ち狙いの売りが意識されるものの、25日線(50229円)を捉えてくる流れとなるようだと売り方の買い戻しの動きが強まりやすいと考えられ、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、昨日は足もとで強い動きが続いていたメガバンクへの利食いに対して、調整が続いていた半導体・AI関連株への資金流入が目立っていた。一過性の可能性はあるもののNT倍率(日経平均株価÷TOPIX)は11月4日の15.77倍から21日には14.72倍まで低下している。これまでの下げに対するリバランスの動きに向かうようだと、半導体・AI関連株への資金流入が再び強まる形で、日経平均株価優位の需給状況になりそうだ。
■内田洋行、1Q営業利益 95.6%増 30.08億円
内田洋行<8057>が発表した2026年7月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比52.4%増の801億1600万円、営業利益は同95.6%増の30億800万円だった。2026年3月末にピークを迎えるGIGAスクール構想による一人一台端末の更新が始まり、売上が順調に推移したことに加えて、自治体システムの標準化対応や、小中学校改築の大規模案件獲得もあり、前年同期比で売上高、利益ともに大きく増大している。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49864.68、+561.23)
・NYダウは上昇(47882.90、+408.44)
・ナスダック総合指数は上昇(23454.09、+40.42)
・SOX指数は上昇(7280.51、+131.04)
・シカゴ日経225先物は上昇(49870、+40)
・米原油先物相場は上昇(58.95、+0.31)
・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・JFEHD<5411>JFEスチール、印で一貫製鉄所、2700億円投資、現地と運営社
・NEC<6701>光計算技術を5年で実現、AI電力問題解決に道
・住友ゴム工業<5110>アジア3カ国で「ダンロップ」商標権取得
・石油資源開発<1662>道内ガス製販を北海道電力に譲渡
・長瀬産業<8012>印プネに拠点、次世代車対応
・スズキ<7269>「ロボ台車」開発推進、知見生かす、ヒョンデも
・島津製作所<7701>核融合発電向けターボ分子ポンプ試作機開発
・日機装<6376>欧でLNG移送ポンプ12台受注
・東陽テクニカ<8151>小型衛星向け振動耐久試験機器を発売
・NEC<6701>小型カメラ1台で歩行者識別、顔+虹彩認証で新技術
・太陽誘電<6976>容量4.5倍のMLCC、AIサーバー向け拡充
・日本航空電子<6807>カナダ社から油田掘削機器を取得
・帝人<3401>インドで再生・埋め込み医療機器拡大、現地社と提携
・ニチアス<5393>浜松に液化水素実験棟、来春完成、開発加速
・ファーマフーズ<2929>信州大学と、卵殻膜原料で電極材、蓄電機器向け
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、近鉄不動産と、海外で不動産事業拡充
・ロート製薬<4527>メラニン合成を抑制、ビタミンC高濃度化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・10月貿易収支(予想:+45億豪ドル、9月:+39.38億豪ドル)
<NH>
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