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株式会社オーケーエム:2026年3月期中間決算文字起こし(5)

配信日時:2025/11/25 13:05 配信元:FISCO
*13:05JST 株式会社オーケーエム:2026年3月期中間決算文字起こし(5) オーケーエム<6229>

それでは、第3章、2026年3月期の業績予想についてご説明いたします。

まず、業績予想の上方修正についてです。2026年3月期は、新基幹システム導入に向けた体制整備の年と位置づけ、当初は前年度実績比で増収減益の計画でスタートいたしました。しかし、船用向け販売が堅調に推移し、海外・日本向けの販売も順調に進捗しております。原材料価格の高止まりや為替影響、人材採用費の増加などの懸念材料はあるものの、販売価格の改定や経費抑制の効果が表れ、中間期では期初予想を上回る結果となりました。

現時点での下期の状況を踏まえ、2026年3月期通期業績見通しを上方修正いたします。売上高は111億円、営業利益9億7,000万円、経常利益9億8,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は6億4,000万円、1株当たり配当金は40円を予想しております。

通期の経常利益の見通しですが、仕入れ材料価格の上昇は継続しているものの、販売価格への転嫁が進み、売上総利益率は改善傾向にあります。また、営業外損益の増加や経費抑制、販管費の低減にも取り組んでまいります。

以上が業績予想に関するご説明となります。
売上高の進捗につきましては、中間期も計画どおり積み上がっており、下期におきましても前年同期と同水準で進むものと見ております。営業利益の進捗率は中間期で65%となっておりますが、下期は基幹システム投資や研究開発投資の本格実施により、上期と比較すると利益水準は低下すると予想しております。
当社といたしましては、基幹システムの早期立ち上げを図るとともに、生産性や効率の向上を進め、業績向上につなげていくことで、株主の皆様のご期待にお応えできるよう邁進してまいります。引き続き、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
それでは次に、第4章「成長戦略」について、社長の奥村よりご説明いたします。

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