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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後も押し目買い意欲は強まりにくい~
配信日時:2025/11/21 08:57
配信元:FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後も押し目買い意欲は強まりにくい~
21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■売り一巡後も押し目買い意欲は強まりにくい
■決算発表なし
■前場の注目材料:住友化学、台湾社買収、半導体材料強化
■売り一巡後も押し目買い意欲は強まりにくい
21日の日本株市場は、売り先行で始まった後も押し目買い意欲は強まりにくい相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが386ドル安、ナスダックは486ポイント安だった。エヌビディアの予想を上回る決算が好感されて買いが先行して始まった。しかし、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言で利下げ期待が後退したほか、エヌビディアが下落に転じたことで持ち高調整の流れが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1465円安の48455円、円相場は1ドル=157円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップダウンで始まることになろう。注目されたエヌビディアの米国市場での反応だが、一時5%あまり上昇する場面もあったが、その後下落に転じたことで、半導体・AI関連株を中心に持ち高調整の売りが広がった。日経225先物はナイトセッションで一時50230円と25日線を上回る場面もみられたが、その後の急落でボリンジャーバンドの-1σを割り込んでおり、前日の急伸部分をあっさり打ち消している。
昨日はアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などを中心に半導体・AI関連株への資金集中の動きが強まったが、この動きのリバランスによって下へのバイアスが強まりそうだ。今週の大幅な値動きによる乱高下で積極的な売買は手控えられやすく、3連休前であることで押し目を拾う動きを慎重にさせそうである。米国市場では暗号資産(仮想通貨)の下落も投資家心理に影響を与えたようである。
仮想通貨関連株などは直近でリバウンドをみせていたが、再び下へのトレンドが強まるようだと個人主体の中小型株などへの物色も手控えられそうだ。まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになろうが、日経平均株価は19日につけた48235.30円を割り込まなければ、バリュー株などには資金が向かいやすくなるだろう。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49823.94、+1286.24)
・米長期金利は低下
・為替相場は円安・ドル高(157.40-50)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・文化シヤッター<5930>遮熱で畜産支援、東京農業大学と検証
・福山通運<9075>東京海上HDなど11社の物流連合、企業横断で中継輸送
・住友化学<4005>台湾社買収、半導体材料強化
・日本ガイシ<5333>戦略転換、NAS電池撤退-脱内燃機関を加速
・いすゞ自<7202>ファミマ・伊藤忠などと7分で電池交換の効率配送、EVトラック実証出発式
・TPR<6463>ブラジル拠点を増強、エンジン部品1.5倍
・ソディック<6143>放電加工を一元管理、QRコード活用システム開発
・三菱電機<6503>三菱電機モビリティ、運転・同乗者を全員検知、豪社とシステム
・NEC<6701>KDDIと合弁、最先端のサイバー防御提供
・富士通<6702>食品流通向け基幹システム拡充、機能1500以上整備
・グリッド<5582>トクヤマと、AIで配船計画最適化システム、内航船向け天候考慮
・三協立山<5932>機能集約ポール、宅配ボックス追加
・大成建設<1801>中小地震も揺れ低減、半導体装置向け免震装置
・ロート製薬<4527>高齢者の肌リスク改善、スキンケア臨床実施
・ニプロ<8086>再生医療製品を申請、札幌医科大と開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+3.0%、9月:2.9%)
・08:50 10月貿易収支(予想:-2842億円、9月:-2374億円)
<海外>
・特になし
<ST>
■売り一巡後も押し目買い意欲は強まりにくい
■決算発表なし
■前場の注目材料:住友化学、台湾社買収、半導体材料強化
■売り一巡後も押し目買い意欲は強まりにくい
21日の日本株市場は、売り先行で始まった後も押し目買い意欲は強まりにくい相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが386ドル安、ナスダックは486ポイント安だった。エヌビディアの予想を上回る決算が好感されて買いが先行して始まった。しかし、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言で利下げ期待が後退したほか、エヌビディアが下落に転じたことで持ち高調整の流れが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1465円安の48455円、円相場は1ドル=157円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップダウンで始まることになろう。注目されたエヌビディアの米国市場での反応だが、一時5%あまり上昇する場面もあったが、その後下落に転じたことで、半導体・AI関連株を中心に持ち高調整の売りが広がった。日経225先物はナイトセッションで一時50230円と25日線を上回る場面もみられたが、その後の急落でボリンジャーバンドの-1σを割り込んでおり、前日の急伸部分をあっさり打ち消している。
昨日はアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などを中心に半導体・AI関連株への資金集中の動きが強まったが、この動きのリバランスによって下へのバイアスが強まりそうだ。今週の大幅な値動きによる乱高下で積極的な売買は手控えられやすく、3連休前であることで押し目を拾う動きを慎重にさせそうである。米国市場では暗号資産(仮想通貨)の下落も投資家心理に影響を与えたようである。
仮想通貨関連株などは直近でリバウンドをみせていたが、再び下へのトレンドが強まるようだと個人主体の中小型株などへの物色も手控えられそうだ。まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになろうが、日経平均株価は19日につけた48235.30円を割り込まなければ、バリュー株などには資金が向かいやすくなるだろう。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49823.94、+1286.24)
・米長期金利は低下
・為替相場は円安・ドル高(157.40-50)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・文化シヤッター<5930>遮熱で畜産支援、東京農業大学と検証
・福山通運<9075>東京海上HDなど11社の物流連合、企業横断で中継輸送
・住友化学<4005>台湾社買収、半導体材料強化
・日本ガイシ<5333>戦略転換、NAS電池撤退-脱内燃機関を加速
・いすゞ自<7202>ファミマ・伊藤忠などと7分で電池交換の効率配送、EVトラック実証出発式
・TPR<6463>ブラジル拠点を増強、エンジン部品1.5倍
・ソディック<6143>放電加工を一元管理、QRコード活用システム開発
・三菱電機<6503>三菱電機モビリティ、運転・同乗者を全員検知、豪社とシステム
・NEC<6701>KDDIと合弁、最先端のサイバー防御提供
・富士通<6702>食品流通向け基幹システム拡充、機能1500以上整備
・グリッド<5582>トクヤマと、AIで配船計画最適化システム、内航船向け天候考慮
・三協立山<5932>機能集約ポール、宅配ボックス追加
・大成建設<1801>中小地震も揺れ低減、半導体装置向け免震装置
・ロート製薬<4527>高齢者の肌リスク改善、スキンケア臨床実施
・ニプロ<8086>再生医療製品を申請、札幌医科大と開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+3.0%、9月:2.9%)
・08:50 10月貿易収支(予想:-2842億円、9月:-2374億円)
<海外>
・特になし
<ST>
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