注目トピックス 日本株
恵和---3Q増収・純利益大幅増、光学製品事業が牽引、機能製品事業は医療衛生向けが拡大
配信日時:2025/11/19 14:44
配信元:FISCO
*14:44JST 恵和---3Q増収・純利益大幅増、光学製品事業が牽引、機能製品事業は医療衛生向けが拡大
恵和<4251> は14日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%増の150.61億円、営業利益が同6.6%増の32.83億円、経常利益が同1.8%減の30.99億円、親会社に帰属する四半期純利益が同31.7%増の15.31億円となった。
光学製品事業の売上高は前年同期比4.2%増の123.32億円、セグメント利益は同5.7%減の53.62億円となった。「ノートPC・タブレット」向けは、ノートPC向けにおいて高性能な直下型ミニLED液晶ディスプレイ向け複合拡散板「オパスキ(R)」が引き続き堅調に推移するとともに、従来型の液晶ディスプレイ向けの光拡散フィルム「オパルス(R)」については、市場の回復による需要増に加えて既存取引先におけるシェアアップや前第4四半期から量産出荷を開始した案件により、売上が増加した。「スマートフォン」向けは、光拡散フィルム「オパルス(R)」の売上が引き続き減少したが、「モニター・他、高機能フィルム」は、モニター・車載向け「オパスキ(R)」や特殊な機能を有する新製品の売上が増加した。なお、車載向け「オパルス(R)」については、欧州や米国でEV購入補助金の廃止など政策変更に伴いEV市場の成長が鈍化している影響もあり、需要はやや伸び悩んだが、既存案件の安定供給を継続している。
機能製品事業の売上高は同4.7%減の27.29億円、セグメント利益は同35.1%増の1.93億円となった。「クリーンエネルギー資材」分野では、クリーンエネルギー車向けの同社特殊フィルム製品において、搭載される車両の生産回復に遅れが見られたことに加え、太陽電池資材の一部製品の取扱い終了等により、売上が減少した。また、「工程紙・建材」分野においては、顧客の一時的な生産トラブル等に起因する受注減少に加え、建築基準法改正対応によるリフォーム工事件数の減少や工期遅れ等の影響により、売上が減少した。このような状況のなか、発泡ウレタン工程紙「A!prog-UF」については、東南アジアや北米、豪州を中心に積極的な新規顧客への提案活動を展開している。一方、「農業資材・他」分野の医療衛生向けフィルムは、需要の増加に加えて同社のシェアが向上したことにより、売上が大幅に増加した。なお、医療衛生向けフィルムについては、生産能力の増強を目的とした全自動工程の製造設備が本格稼働を開始している。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.8%減の209.67億円、営業利益が同26.0%減の35.08億円、経常利益が同32.7%減の35.06億円、親会社に帰属する当期純利益が同5.3%減の26.42億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
光学製品事業の売上高は前年同期比4.2%増の123.32億円、セグメント利益は同5.7%減の53.62億円となった。「ノートPC・タブレット」向けは、ノートPC向けにおいて高性能な直下型ミニLED液晶ディスプレイ向け複合拡散板「オパスキ(R)」が引き続き堅調に推移するとともに、従来型の液晶ディスプレイ向けの光拡散フィルム「オパルス(R)」については、市場の回復による需要増に加えて既存取引先におけるシェアアップや前第4四半期から量産出荷を開始した案件により、売上が増加した。「スマートフォン」向けは、光拡散フィルム「オパルス(R)」の売上が引き続き減少したが、「モニター・他、高機能フィルム」は、モニター・車載向け「オパスキ(R)」や特殊な機能を有する新製品の売上が増加した。なお、車載向け「オパルス(R)」については、欧州や米国でEV購入補助金の廃止など政策変更に伴いEV市場の成長が鈍化している影響もあり、需要はやや伸び悩んだが、既存案件の安定供給を継続している。
機能製品事業の売上高は同4.7%減の27.29億円、セグメント利益は同35.1%増の1.93億円となった。「クリーンエネルギー資材」分野では、クリーンエネルギー車向けの同社特殊フィルム製品において、搭載される車両の生産回復に遅れが見られたことに加え、太陽電池資材の一部製品の取扱い終了等により、売上が減少した。また、「工程紙・建材」分野においては、顧客の一時的な生産トラブル等に起因する受注減少に加え、建築基準法改正対応によるリフォーム工事件数の減少や工期遅れ等の影響により、売上が減少した。このような状況のなか、発泡ウレタン工程紙「A!prog-UF」については、東南アジアや北米、豪州を中心に積極的な新規顧客への提案活動を展開している。一方、「農業資材・他」分野の医療衛生向けフィルムは、需要の増加に加えて同社のシェアが向上したことにより、売上が大幅に増加した。なお、医療衛生向けフィルムについては、生産能力の増強を目的とした全自動工程の製造設備が本格稼働を開始している。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.8%減の209.67億円、営業利益が同26.0%減の35.08億円、経常利益が同32.7%減の35.06億円、親会社に帰属する当期純利益が同5.3%減の26.42億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
