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フォーシーズHD---25年9月期増収、通販事業・卸売事業・コンサルタント事業が売上高増で着地
配信日時:2025/11/18 11:20
配信元:FISCO
*11:20JST フォーシーズHD---25年9月期増収、通販事業・卸売事業・コンサルタント事業が売上高増で着地
フォーシーズHD<3726>は14日、2025年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.1%増の24.41億円、営業損失が1.65億円(前期は1.26億円の損失)、経常損失が2.06億円(同1.29億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が2.43億円(同2.73億円の損失)となった。
通販事業の売上高は前期比11.0%増の12.01億円、セグメント利益は同7.0%減の1.83億円となった。商品の認知度、ブランディング強化のため、先行投資として積極的な広告配信を行ったこともあり、売上高は前年同期を上回ったが、セグメント利益は前年同期を下回る結果となった。電話オペレーター販売においては、リピート顧客及び掘り起し顧客へのアプローチを継続し安定的な売上・利益の実績をつくることができている。さらに電話での販売スキルを武器に各商材や架電代行業務を行うなど積極的な展開を進めてきた。EC販売においては、モール販売の強化、SNSの活用や広告配信などにより全ブランドの認知度向上と新規顧客開拓を図り、売上拡大につなげた。
卸売事業の売上高は同17.7%増の6.12億円、セグメント利益は同13.8%減の1.82億円となった。実績のある「Cure」ブランドは、売上、販路を順調に拡大した。また、今期よりベトナムでの販路拡大として実績をつくることができ、順調に売上が伸長した。「FAVORINA」「FINEVISUAL」「AROMABLOOM」については、プロモーション活動を継続し、順調に進んでいる。卸売事業全体としては、販路拡大の施策を強化する中でマーケティングの強化を行いながら順調に売上を拡大している。
リテール事業の売上高は同23.8%減の4.83億円、セグメント損失は0.28億円(前期は0.34億円の損失)となった。アプリ会員については毎月3,000件程の新規会員様をコンスタントに獲得し、LINEアカウントの登録者数も9万人を超えクーポンの配信等で来店数の増加やリピート率及び単価の向上につながっている。リピート率や客単価については順調に伸びており、更なる収益拡大のため新規顧客獲得も併せて強化している。また、より一層の来店誘導のため、地域特性に合わせたMD(ブランド、店舗、顧客)コンセプトを見直し、仕入れ価格の交渉及びOEM製品開発による原価率の改善や新商品の投下を進めてきた結果、前年同期より店舗の退店で売上は減少したが営業損失の改善にはつながっている。
コンサルティング事業の売上高は同370.1%増の1.43億円、セグメント損失は0.29億円(同0.12億円の損失)となった。子会社のHACCPジャパンにおける衛生関連商材の販売及びコンサルティング事業は縮小を進めてきた。一方、2024年12月2日に設立した子会社のファンタスティックフォー第1号合同会社とともに太陽光発電事業における太陽光発電所を継続的に購入取得し販売する事業を推進してきた。また、同社グループは系統用蓄電所に関する事業を開始することを決議し、系統用蓄電所の売却を行ってきた。しかし、太陽光発電所及び蓄電所の売却契約をより好条件での交渉を継続し、一部の物件については好条件での売却が実施できつつも、事業譲受によるのれん償却費用として0.65億円、業務委託費用として0.79億円が先行して生じたことにより利益が予測から大きく落ち込む結果となった。
2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比45.1%増の35.41億円、営業利益は1.61億円、経常利益は1.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.82億円を見込んでいる。
また当年度の配当については、2025年度9月期の連結決算において、連結実績2.43億円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことから、年間配当を見送ることを発表した。
<AK>
通販事業の売上高は前期比11.0%増の12.01億円、セグメント利益は同7.0%減の1.83億円となった。商品の認知度、ブランディング強化のため、先行投資として積極的な広告配信を行ったこともあり、売上高は前年同期を上回ったが、セグメント利益は前年同期を下回る結果となった。電話オペレーター販売においては、リピート顧客及び掘り起し顧客へのアプローチを継続し安定的な売上・利益の実績をつくることができている。さらに電話での販売スキルを武器に各商材や架電代行業務を行うなど積極的な展開を進めてきた。EC販売においては、モール販売の強化、SNSの活用や広告配信などにより全ブランドの認知度向上と新規顧客開拓を図り、売上拡大につなげた。
卸売事業の売上高は同17.7%増の6.12億円、セグメント利益は同13.8%減の1.82億円となった。実績のある「Cure」ブランドは、売上、販路を順調に拡大した。また、今期よりベトナムでの販路拡大として実績をつくることができ、順調に売上が伸長した。「FAVORINA」「FINEVISUAL」「AROMABLOOM」については、プロモーション活動を継続し、順調に進んでいる。卸売事業全体としては、販路拡大の施策を強化する中でマーケティングの強化を行いながら順調に売上を拡大している。
リテール事業の売上高は同23.8%減の4.83億円、セグメント損失は0.28億円(前期は0.34億円の損失)となった。アプリ会員については毎月3,000件程の新規会員様をコンスタントに獲得し、LINEアカウントの登録者数も9万人を超えクーポンの配信等で来店数の増加やリピート率及び単価の向上につながっている。リピート率や客単価については順調に伸びており、更なる収益拡大のため新規顧客獲得も併せて強化している。また、より一層の来店誘導のため、地域特性に合わせたMD(ブランド、店舗、顧客)コンセプトを見直し、仕入れ価格の交渉及びOEM製品開発による原価率の改善や新商品の投下を進めてきた結果、前年同期より店舗の退店で売上は減少したが営業損失の改善にはつながっている。
コンサルティング事業の売上高は同370.1%増の1.43億円、セグメント損失は0.29億円(同0.12億円の損失)となった。子会社のHACCPジャパンにおける衛生関連商材の販売及びコンサルティング事業は縮小を進めてきた。一方、2024年12月2日に設立した子会社のファンタスティックフォー第1号合同会社とともに太陽光発電事業における太陽光発電所を継続的に購入取得し販売する事業を推進してきた。また、同社グループは系統用蓄電所に関する事業を開始することを決議し、系統用蓄電所の売却を行ってきた。しかし、太陽光発電所及び蓄電所の売却契約をより好条件での交渉を継続し、一部の物件については好条件での売却が実施できつつも、事業譲受によるのれん償却費用として0.65億円、業務委託費用として0.79億円が先行して生じたことにより利益が予測から大きく落ち込む結果となった。
2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比45.1%増の35.41億円、営業利益は1.61億円、経常利益は1.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.82億円を見込んでいる。
また当年度の配当については、2025年度9月期の連結決算において、連結実績2.43億円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことから、年間配当を見送ることを発表した。
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