注目トピックス 日本株
アイリックコーポレーション---1Qは2ケタ増収、FA事業及びシステム事業の売上高・利益が伸長
配信日時:2025/11/17 15:22
配信元:FISCO
*15:22JST アイリックコーポレーション---1Qは2ケタ増収、FA事業及びシステム事業の売上高・利益が伸長
アイリックコーポレーション<7325>は14日、2026年6月期第1四半期(25年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.3%増の25.69億円、営業利益が同36.6%減の1.14億円、経常利益が同35.7%減の1.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.6%減の0.54億円となった。2026年6月期上期の連結業績予想に対する進捗率は、売上高が48.1%、営業利益67.6%に達している。
保険クリニック事業の売上高は前年同期比11.2%増の12.98億円、セグメント利益は同31.5%減の1.56億円となった。「保険クリニック」の店舗数は、前年度末に比べ直営店が12店舗増加の99店舗、FC店が1店舗増加の197店舗(合計296店舗)となった。直営店の増加は、主に2025年7月に実施した事業譲受によるものとなっており、第1四半期は当該事業譲受に関わるコスト負担増の影響が大きい。直営店部門においては、店頭での集客施策の効果もあり、Web及び店舗での来店予約数は増加し、新規来店件数が四半期ベースで過去最高を更新する9,064人(前年同期比22.4%増)と好調に推移した。成約件数は、一時払い終身保険や変額保険等の特定商品の販売が継続的に好調に推移したこともあり、同6.3%増の5,020件となった。FC部門は、新規FC加盟登録企業が1社増加し108社となり、また、Webからの送客によるFCとの共同募集手数料も前年同期水準で推移した。利益面では、事業譲受を含め店舗数増加に伴う人件費及び地代家賃の増加、新規来店件数の増加施策としてマーケティング活動を強化した。
FA事業の売上高は同20.5%増の5.65億円、セグメント利益は0.20億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。子会社のライフアシストにおいて、前期までに新規採用の強化を図った結果などから、好調に推移した。また、同社のFA部門も、当初の計画を上回り堅調に推移しており、売上高及び営業利益は前年同期を上回る結果となった。
ソリューション事業の売上高は同10.8%減の3.29億円、セグメント利益は同34.3%減の0.96億円となった。ASシリーズのユーザーのうち、代理店・金融機関向けは2025年6月に生成AIを活用し各保険会社の約款・取扱規定等を集約した「AS FiNDER(エーエス ファインダー)」をリリースするなどの影響で前期同四半期末に比べ3.9%増加の7,193IDと増加し、MRR(Monthly Recurring Revenue)も増加した。一方で、保険会社向けのMRRは、前第4四半期に大手取引先1社との契約が解除となった影響等により、前年同期に比べ減少となった。
システム事業の売上高は同29.2%増の4.68億円、セグメント利益は同176.5%増の0.29億円となった。子会社のインフォディオは、「スマートOCR」に加え、電子帳簿保存クラウドサービス「DenHo」やエンタープライズサーチ「brox」などのAIを活用したプロダクトサービスの拡充を図っている。それらプロダクトサービスのライセンス収入や保守・運用によるストック収入が着実に増加した。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.8%増の112.88億円、営業利益が同13.9%増の8.44億円、経常利益が同12.7%増の8.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の5.07億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
保険クリニック事業の売上高は前年同期比11.2%増の12.98億円、セグメント利益は同31.5%減の1.56億円となった。「保険クリニック」の店舗数は、前年度末に比べ直営店が12店舗増加の99店舗、FC店が1店舗増加の197店舗(合計296店舗)となった。直営店の増加は、主に2025年7月に実施した事業譲受によるものとなっており、第1四半期は当該事業譲受に関わるコスト負担増の影響が大きい。直営店部門においては、店頭での集客施策の効果もあり、Web及び店舗での来店予約数は増加し、新規来店件数が四半期ベースで過去最高を更新する9,064人(前年同期比22.4%増)と好調に推移した。成約件数は、一時払い終身保険や変額保険等の特定商品の販売が継続的に好調に推移したこともあり、同6.3%増の5,020件となった。FC部門は、新規FC加盟登録企業が1社増加し108社となり、また、Webからの送客によるFCとの共同募集手数料も前年同期水準で推移した。利益面では、事業譲受を含め店舗数増加に伴う人件費及び地代家賃の増加、新規来店件数の増加施策としてマーケティング活動を強化した。
FA事業の売上高は同20.5%増の5.65億円、セグメント利益は0.20億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。子会社のライフアシストにおいて、前期までに新規採用の強化を図った結果などから、好調に推移した。また、同社のFA部門も、当初の計画を上回り堅調に推移しており、売上高及び営業利益は前年同期を上回る結果となった。
ソリューション事業の売上高は同10.8%減の3.29億円、セグメント利益は同34.3%減の0.96億円となった。ASシリーズのユーザーのうち、代理店・金融機関向けは2025年6月に生成AIを活用し各保険会社の約款・取扱規定等を集約した「AS FiNDER(エーエス ファインダー)」をリリースするなどの影響で前期同四半期末に比べ3.9%増加の7,193IDと増加し、MRR(Monthly Recurring Revenue)も増加した。一方で、保険会社向けのMRRは、前第4四半期に大手取引先1社との契約が解除となった影響等により、前年同期に比べ減少となった。
システム事業の売上高は同29.2%増の4.68億円、セグメント利益は同176.5%増の0.29億円となった。子会社のインフォディオは、「スマートOCR」に加え、電子帳簿保存クラウドサービス「DenHo」やエンタープライズサーチ「brox」などのAIを活用したプロダクトサービスの拡充を図っている。それらプロダクトサービスのライセンス収入や保守・運用によるストック収入が着実に増加した。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.8%増の112.88億円、営業利益が同13.9%増の8.44億円、経常利益が同12.7%増の8.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の5.07億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
