注目トピックス 日本株
日東紡---ストップ高買い気配、固定資産譲渡で最終利益を大幅上方修正へ
配信日時:2025/11/07 10:23
配信元:FISCO
このニュースを見た人は以下のニュースも見ています
このニュースを見た人は
以下のニュースも見ています
注目トピックス 日本株
カナデビア---大幅反落、想定以上の大幅な下方修正をマイナス視
*11:26JST カナデビア---大幅反落、想定以上の大幅な下方修正をマイナス視
カナデビア<7004>は大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は77.8億円の赤字となり、前年同期比109億円の損益悪化となっている。また、通期営業利益予想は従来の270億円から180億円、前期比33.2%減にまで下方修正。コンセンサスは従来会社計画をやや上回る水準であった。国内外での環境事業の収益悪化が主因。不適切行為の影響による下振れはある程度想定されていたものの、修正幅は想定以上に大きいとの見方が優勢に。
<ST>
2025/11/07 11:26
注目トピックス 日本株
フルヤ金属---大幅続伸、第1四半期決算時から通期予想を大幅上方修正
*11:26JST フルヤ金属---大幅続伸、第1四半期決算時から通期予想を大幅上方修正
フルヤ金属<7826>は大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は34.1億円で前年同期比23.1%増となり、通期予想は従来の75億円から100億円、前期比4.8%増に引き上げている。データセンター需要を主因として電子部門、薄膜部門が順調に推移しているほか、サプライチェーン支援部門なども想定を上回る見通しのようだ。つれて、年間配当金計画も60円から75円に引き上げに引き上げている。
<ST>
2025/11/07 11:26
注目トピックス 日本株
日ケミコン---大幅反落、通期業績予想を大幅に下方修正
*11:14JST 日ケミコン---大幅反落、通期業績予想を大幅に下方修正
日ケミコン<6997>は大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は9.6億円で前年同期比48.3%減となり、従来予想の12億円を下振れる着地になっている。つれて、通期予想は従来の75億円から40億円、前期比6.9%増に下方修正。産業機器関連市場及び自動車関連市場において、想定よりも需要の回復が遅れているもよう。下半期の下方修正幅が大きく、先行き不透明感を残す形にもなっている。
<ST>
2025/11/07 11:14
注目トピックス 日本株
リクルートHD---大幅続伸、7-9月期決算は市場予想を上振れる着地に
*11:09JST リクルートHD---大幅続伸、7-9月期決算は市場予想を上振れる着地に
リクルートHD<6098>は大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1598億円で前年同期比12.6%増となり、市場予想を100億円強上振れたとみられる。通期予想は従来の5400億円から5660億円、前期比15.4%増に上方修正。米国における求人件数の減少傾向が続く中、想定以上の好決算を受けてポジティブな評価が優勢になっている。求人投稿当たり単価の上昇がドルベース売上高の拡大につながる格好のようだ。
<ST>
2025/11/07 11:09
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(8):グループシナジーを生かした事業承継型M&Aを成長戦略の1つに据える
*11:08JST C&R社 Research Memo(8):グループシナジーを生かした事業承継型M&Aを成長戦略の1つに据える
■成長戦略1. 成長戦略クリーク・アンド・リバー社<4763>は経営ミッションとして、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」に取り組んでおり、「プロフェッショナル分野のさらなる深耕」「プロフェッショナル人材をベースとしたプロデュース事業の展開」「異分野のプロフェッショナルを掛け合わせたプロデュース事業の展開」に加えて、「グループの営業資産を組み合わせた事業承継、M&Aの推進」を成長戦略としている。同社は創業来、30社以上を新設またはM&Aにより子会社化してきたが、このうち10数社は事業承継を目的として子会社化したものであり、事業承継やグループ化以降のシナジー創出に関するノウハウは既に蓄積している。具体的には、グループで構築した41万人を超えるプロフェッショナル人材ネットワークと5万社を超える顧客基盤、並びに潤沢な資金を有しており、これら営業資産を有効活用することでシナジーの早期創出を実現している。今後もこうしたノウハウを生かしてM&Aを積極的に実施していくものと思われる。領域拡大により売上高1,000億円、営業利益100億円を長期目標に掲げる2. 長期目標同社は、長期的な業績目標として売上高1,000億円、営業利益100億円を掲げている。プロフェッショナル領域を現在の18分野から、将来的に50分野まで広げていくことに加えて、グループ資産を生かした新規サービスの育成に注力する。プロフェッショナル人材ネットワークは現在の41.5万人から150万人に、顧客数は5.2万社から15万社に拡大することを目標としている。■株主還元策配当性向30%水準を目安に配当を実施、株主優待制度を新たに導入同社は配当方針として、安定配当を基本に配当性向の目安を2024年2月期より従来の20%水準から30%水準に引き上げた。同方針に基づき、2026年2月期は前期比4.0円増配の45.0円(配当性向30.0%)と2期ぶりの増配を予定している。また、自己株式の取得については株価水準を考慮したうえで2024年2月期と2025年2月期にそれぞれ10億円弱の自己株式の取得を実施した。今後についてはM&Aを成長戦略の1つに据えるなかで、財務体質の健全性維持とキャッシュ・フローの状況も勘案しながら検討する方針だ。さらに、今回新たに株主優待制度を導入することも発表した。毎年2月末時点で100株以上保有の株主を対象に、高橋書店の商品(カレンダーまたは手帳等)を贈呈するというもので、2026年2月末を初回基準日とする。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:08
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(7):2026年2月期は2ケタ増収増益、過去最高業績更新へ
*11:07JST C&R社 Research Memo(7):2026年2月期は2ケタ増収増益、過去最高業績更新へ
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の業績見通し1. 2026年2月期の業績見通し2026年2月期の連結業績は、売上高で前期比19.3%増の60,000百万円、営業利益で同38.3%増の5,000百万円、経常利益で同35.3%増の5,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同42.1%増の3,200百万円と期初計画を据え置き、売上高・各利益ともに過去最高を更新する見通しだ。既存の主力事業が回復するほか、第2四半期より加わった高橋書店グループの業績(売上高4,900百万円、営業利益500百万円)が上乗せ要因となる。既存事業ベースでも売上高で同9.6%増の55,100百万円、営業利益で同24.5%増の4,500百万円と過去最高業績を見込んでいる。高橋書店グループは手帳やカレンダーなど季節商材を主力事業としているため、下期偏重型の収益構造となっており、中間期では損失を計上したものの下期に挽回することは可能と見られる。また、低調となった会計・法曹分野についても足元は回復傾向にあり、通期では増収増益に転じる見通しだ。なお、高橋書店グループの子会社化については、後継者難により事業承継先を探していたことや、手帳・カレンダーだけでなく累計発行部数530万超の「ざんねんないきもの事典」シリーズなどオリジナルコンテンツのメディアミックス展開を同社グループで展開することでシナジー創出が可能と判断したためだ。のれん償却額を差し引いても初年度から利益増に貢献する見込みであり、今後のシナジーが期待される。2026年2月期は8カテゴリすべて増収増益を見込む2. カテゴリ別見通し(1) ゲーム&ライツマネジメント2026年2月期の売上高は前期比14.0%増の16,915百万円、営業利益は同16.0%増の1,750百万円となる見通しである。下期もURS Gamesの業績が順調に推移するほか、「Switch2」向けタイトルの開発需要を取り込むことで2ケタ増収増益を見込む。2027年2月期もクレイテックワークスで受注見込みの大型案件の収益貢献が期待されるほか、海外のゲーム開発需要を取り込むことで増収増益基調が続くものと予想される。(2) ブロードキャスティング&動画2026年2月期の売上高は前期比4.0%増の14,800百万円、営業利益は同18.0%増の665百万円となる見通しである。国内におけるテレビ局の人材需要は引き続き堅調に推移するほか、番組制作においても得意とするバラエティ番組の需要が強いことから下期も増収増益基調が続くものと予想される。特にシオンにおいてはNetflix向けに制作したスポーツ系バラエティ番組が海外で人気を集めており、収益拡大につながる新たな市場として注目される。(3) プロモーション&マーケティング2026年2月期の売上高は前期比7.0%増の7,550百万円、営業利益は同13.0%増の670百万円となる見通しである。引き続き企業、官公庁向けプロモーション案件の増加が見込まれる。2025年10月には新たな取り組みとして、日本全国の生活者やプロフェッショナルと企業や自治体をつなぐAIファンコミュニティモール「りろかる」を、ファンコミュニティ構築・運営大手のクオン(株)と共同でプレオープンした。生活者は誰でも無料で参加可能で、好きな地域やプロフェッショナル、地元企業とつながり、交流を楽しめるほか、地元企業や自治体は有料でコミュニティを開設して、AIと対話するだけで生活者との交流やファン育成、さらにはデータ分析が可能となっている。自治体においてはふるさと納税を増やす場として活用できるなど、地域の活性化を目的としたサービスとなっている。既に4つのローカルコミュニティ※との連携を開始しており、今後は東南アジアのコミュニティとの連携も進め、越境ECやインバウンド需要の拡大にも貢献していく。※ 茨城県鹿嶋市「KASHIMA Colorful Base」、福島県「ふくしまの酒」コミュニティ、福島県観光交流課「ふくしま浜通り★こらっせ!広場」、ゆるキャラグランプリ実行委員会「ゆるナビコミュニティモール」と連携している。(4) メディカル&ヘルスケア2026年2月期の売上高は前期比6.0%増の5,650百万円、営業利益は同29.0%増の1,400百万円となる見通しである。下期は季節要因で医師紹介事業の成約件数が減少するが、前年同期比では構造改革の効果もあって堅調に推移する見込みで、通期計画の達成は可能と見られる。(5) AI/DX・IT2026年2月期の売上高は前期比12.0%増の3,300百万円、営業利益は同83.0%増の110百万円を見込んでいる。「DXの森」を通じた中小企業向けAI・DX導入支援サービスが拡大するほか、下期もリーディング・エッジ社やIdrasysの業績が堅調に推移する見通しである。ただ、中間期の進捗率は売上高で47%、営業利益で17%とやや遅れ気味となっており、下期に一段の売上成長を加速していく必要がある。(6) プロフェッショナル・エージェンシー2026年2月期の売上高は前期比9.0%増の2,910百万円、営業利益は同210.0%増の220百万円となる見通しである。中間期の進捗率は売上高で45.1%、営業利益で17.3%と低くなっているが、会計・法曹分野において低迷していた人材紹介サービスが回復傾向にあり、下期での挽回は可能と見られる。(7) Quality of Life2026年2月期の売上高は前期比4.0%増の2,650百万円、営業利益は同51.0%増の110百万円となる見通しである。建築分野の低迷が下期も続きそうなため、ファッション・食分野の拡大が計画達成のカギを握るものと見られる。(8) インキュベーション&デベロップメント2026年2月期の売上高は前期比342.0%増の7,175百万円、営業利益は同1072.0%増の422百万円を見込んでいる。高橋書店グループの業績が加わることが主因だ。既存事業ベースでは、売上高で同40.0%増の2,275百万円、営業損失78百万円(前期は36百万円の利益)と増収減益となる。利益面では、コネクトアラウンドで開業した複合施設「FUN EAT MAKERS in Okuma」に係る費用1億円が主な減益要因となる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:07
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(6):自己資本比率が低下するもネットキャッシュは潤沢
*11:06JST C&R社 Research Memo(6):自己資本比率が低下するもネットキャッシュは潤沢
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の業績動向3. 財務状況と経営指標2026年2月期中間期末の資産合計は前期末比20,777百万円増加の47,856百万円となった。高橋書店グループを連結対象に加えたことが主な増加要因となる。流動資産では現金及び預金が14,101百万円増加したほか、受取手形、売掛金及び契約資産が1,968百万円増加した。固定資産では有形固定資産が1,276百万円、無形固定資産が451百万円、投資その他の資産が2,244百万円それぞれ増加した。なお、高橋書店グループの全株式取得資金約95億円の大半は金融機関からの借入れで賄った。発生したのれんは634百万円で、5年均等償却を行う。負債合計は前期末比19,364百万円増加の30,430百万円となった。有利子負債が13,894百万円増加したほか、返金負債が1,753百万円、預り金が1,656百万円、支払手形及び営業未払金が996百万円それぞれ増加した。純資産合計は同1,413百万円増加の17,426百万円となった。配当金891百万円を支出した一方で、親会社株主に帰属する中間純利益2,214百万円を計上したことによる。経営指標では、経営の安全性を示す自己資本比率が前期末の58.6%から35.9%に低下し、有利子負債比率が26.2%から105.0%と大きく上昇するなど財務体質が悪化したように見えるが、M&A資金の大半を短期借入金で充当したことが主因となっている。ただ、短期借入金については2026年2月期中に返済される見込みであり、期末時点ではこれら指標も改善しているものと思われる。また、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)を見ると8,846百万円と前期末比で206百万円増加しており、実質的な財務内容については引き続き良好な状態を維持しているものと弊社では評価している。なお、同社は潤沢な手元キャッシュの使途について、今後も成長投資やM&A資金、株主還元などに充当する方針だ。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:06
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(5):主力分野を中心に既存事業は順調に収益を拡大
*11:05JST C&R社 Research Memo(5):主力分野を中心に既存事業は順調に収益を拡大
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の業績動向2. カテゴリ別業績動向の続き(4) メディカル&ヘルスケアメディカル&ヘルスケアでは、子会社のメディカル・プリンシプル社(出資比率100.0%、10月決算)で「民間医局」ブランドによる医師紹介事業を中心に、医学生・研修医を対象とした合同説明会「レジナビFair」や「レジナビFairオンライン」、臨床研修情報サイト「レジナビ」、若手医師向け情報収集サイト「民間医局コネクト」等のサービスを提供している。また、その子会社として新規クリニック経営支援サービス等を展開する(株)コミュニティ・メディカル・イノベーション(同100.0%)がある。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比9.7%増の3,585百万円、営業利益は同22.5%増の1,248百万円となり、中間期として2期ぶりに過去最高業績を更新した。2024年2月期に実施した営業体制見直し等の構造改革の効果が顕在化し、医師紹介事業の成約件数が順調に増加したことで、売上高が同10.6%増の2,568百万円と、2期ぶりに増収に転じたことが主因だ。また、「レジナビFair」や「レジナビFairオンライン」等のプロデュース事業の売上高が同6.9%増の669百万円、その他売上高(医師向けの保険販売代理店事業等)が同8.2%増の345百万円といずれも増収基調が続いた。なお、新規クリニック経営支援サービスについては3施設で前年同期比と変化はなかった。(5) AI/DX・ITAI/DX・ITは、同社及び子会社でITエンジニア等のエージェンシー事業を主に展開する(株)リーディング・エッジ社(出資比率99.9%)、AIシステムの企画・開発・販売・運用・保守事業を行う(株)Idrasys(同80.1%)、生成AIに関する情報メディア運営や教育・コンサルティング、システム開発事業等を展開する(株)リヴァイ(同100.0%)の4社で構成される。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比6.4%増の1,535百万円、営業利益は同4.2%増の19百万円となり、AI事業の先行投資が継続するなかでも利益は増益に転じた。リーディング・エッジ社のエージェンシー事業やIdrasysにおけるITコンサルティング事業が順調に伸び、増収増益要因となった。また、同社で展開する中小企業向けDXツールベンダー支援サービス「DXの森」も提携パートナー(ツールベンダー)が順調に拡大し、導入企業数も着実に増加した。ただ、国内のAI/DX・IT市場は年率2ケタ成長が続いており、売上高の成長ペースについては課題を残す格好となった。(6) プロフェッショナル・エージェンシープロフェッショナル・エージェンシーは、同社及び子会社で会計分野のエージェンシー事業等を展開するジャスネットコミュニケーションズ(株)(出資比率100.0%)、法曹分野の国内エージェンシー事業等を展開する(株)C&Rリーガル・エージェンシー社(同90.0%)、米国でエージェンシー事業を展開するCREEK & RIVER Global,Incの4社で構成されるが、売上高の8割弱、営業利益の過半はジャスネットコミュニケーションズで占めている。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比0.9%減の1,312百万円、営業利益は同157.0%増の38百万円となった。主力の会計分野が経理人材など紹介案件の成約長期化が続いて減収減益となり、法曹分野についても成約件数は低調で減益となった。主力子会社は減益となったが、同社で展開するプロフェッショナル人材事業の黒字転換によって、全体では増益となった。(7) Quality of LifeQuality of Lifeは、同社及び子会社でファッション業界向けに事業を展開する(株)インター・ベル(出資比率90.9%)、飲食店運営事業等を展開する(株)Chef’s value(同100.0%)、建築マネジメントサービス等を行う(株)ALFA PMC(同100.0%)の4社で構成される。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比2.5%増の1,325百万円、営業利益は同24.9%減の41百万円となった。ファッション分野のインター・ベル、食分野のChef’s valueはそれぞれ増収増益となったものの、建築分野が資材高騰の影響等によるプロジェクト遅延が発生し減収減益となった。衣・食分野だけで見ると、売上高は同16.0%増(同122百万円増)、営業利益は同759.1%増(同32百万円増)となった。(8) インキュベーション&デベロップメントインキュベーション&デベロップメントは、子会社の(株)VR Japan(出資比率84.2%)、きづきアーキテクト(株)(同70.0%)、(株)コネクトアラウンド(同100.0%)、(株)One Leaf Clover(同100.0%)、(株)Nextrek(同88.2%)、C&R EVERLASTING STORY(同100.0%)、(株)Shiftall(同100.0%)、及び高橋書店グループで構成される。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比50.9%増の1,426百万円、営業損失は510百万円(前年同期は32百万円の利益)となった。このうち、第2四半期より加わった高橋書店グループの業績(売上高361百万円、営業損失457百万円)を除いた既存事業ベースでは、売上高で同12.7%増の1,065百万円、営業損失で53百万円となった。会社別では、国内でVRゴーグルの販売・運用・保守サービスを行うVR Japanが売上高、営業利益ともに前年同期比横ばい水準となり、経営コンサルティングを行うきづきアーキテクトが減収増益、農産物・食料品の生産・加工・販売及び業務代行等を行うコネクトアラウンドが増収減益、障がい者の活用支援を行うOne Leaf Cloverが増収増益、AIを活用したイラスト検索メディア「シンテリ※1」の運営を行うNextrekが増収増益、VR/IoTデバイスの企画・開発・販売を行うShiftallが増収減益、事業承継・再生、投資事業や経営人材の派遣・紹介を行うCXOエージェンシー事業を展開するC&R EVERLASTING STORYが増収減益となった。既存事業における減益の主たる要因はコネクトアラウンドによるもので、2025年6月に福島県大熊町にオープンした複合施設「FUN EAT MAKERS in Okuma※2」の立ち上げ費用の計上により約0.6億円の減益要因となった。なお、高橋書店グループの業績は期初計画(売上高500百万円、営業損失300百万円)を下回ったが、書籍の販売時期や返金負債の計上時期のずれ等によるもので、通期でみれば期初計画並みの水準を達成できるものと同社では考えている。※1 利用料は無料で広告収入を獲得するビジネスモデル。※2 同施設では「高付加価値農業生産エリア(ミニトマト)」と「食を楽しむエリア(レストラン)」「様々なプロフェッショナルがつながるワーケーション滞在エリア」の3つのエリアで構成される建物と、地域の人々がつながる半屋外エリア及び屋外エリアで構成されており、建設費用等は国の補助金で賄われている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:05
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(4):2026年2月期中間期の売上高、営業利益、経常利益はおおむね計画どおりに着地
*11:04JST C&R社 Research Memo(4):2026年2月期中間期の売上高、営業利益、経常利益はおおむね計画どおりに着地
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の業績動向1. 2026年2月期中間期の業績概要2026年2月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比8.7%増の28,092百万円、営業利益で同2.6%減の2,138百万円、経常利益で同6.8%減の2,112百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同50.7%増の2,214百万円となり、売上高と中間純利益は中間期として過去最高を更新した。第2四半期より損益に反映した高橋書店グループの影響(売上高361百万円、営業損失457百万円※)を除くと、売上高で同7.3%増、営業利益で同18.3%増と増収増益となっており、経常利益段階まではおおむね会社計画どおりに着地した。なお、高橋書店グループが季節性により損失を計上していることに伴い、税金費用が大幅に減少したため、中間純利益は計画を大きく上回った。※ のれん償却額等を含む。事業別売上高を同社が開示している売上構成比から試算すると、プロデュース事業が前年同期比13.1%増の14,664百万円、エージェンシー(紹介)事業が同7.0%増の3,371百万円、ライツマネジメント事業ほかが同39.5%増の1,657百万円と順調に増加した一方で、エージェンシー(派遣)事業は会計・法曹分野の低迷が長引いたこともあり同1.5%減の8,399百万円と微減となった。売上総利益は前年同期比7.1%増の10,487百万円となったが、売上総利益率は高橋書店グループの連結化の影響により同0.6ポイント低下した。事業別ではプロデュース事業が増収効果により同8.6%増の4,530百万円、エージェンシー(紹介)事業が同6.7%増の3,335百万円、ライツマネジメント事業ほかが同20.4%増の755百万円となり、エージェンシー(派遣)事業が同0.2%減の1,866百万円となった。販管費は前年同期比747百万円の増加となったが、大半は高橋書店グループの加算分となる。また、営業外収支が同97百万円悪化したが、M&A資金を借入金で調達したことによる金融収支の悪化(87百万円)が主因である。なお、2025年4月の新卒社員数は同36名減の325名となった。前年同期は新卒社員の増加や戦力化に時間を要したことが中間期の減益要因となっていたが、当中間期はこれら新卒社員の戦力化が順調に進んだことも既存事業における増益の一員になったとみられる。主力分野を中心に既存事業は順調に収益を拡大2. カテゴリ別業績動向2026年2月期より事業別の業績動向をより明確にするため、展開する事業領域ごとに細分化して業績の開示を開始した。具体的には、ゲーム&ライツマネジメント、ブロードキャスティング&動画、プロモーション&マーケティング、メディカル&ヘルスケア、AI/DX・IT、プロフェッショナル・エージェンシー、Quality of Life、インキュベーション&デベロップメントの8カテゴリに区分している。(1) ゲーム&ライツマネジメントゲーム&ライツマネジメントは、同社及び子会社でゲームソフトの受託開発等を手掛ける(株)クレイテックワークス(出資比率100.0%)、URS Games(同51.0%)、3DCG事業等を展開する(株)forGIFT(同77.5%)、中国で版権ビジネス(小説等の映像化権エージェントサービス等)を展開するCREEK & RIVER SHANGHAI(同100.0%)の5社で構成される。ゲームソフトの受託開発及び人材派遣事業が収益の大半を占めており、ライツマネジメント事業として版権ビジネスや「漫画LABO」、3DCG事業などが含まれる。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比14.9%増の8,509百万円、営業利益は同4.5%増の764百万円となった。このうち、2025年3月に新設したURS Gamesで約7.5億円の増収、約0.6億円の増益要因となり、既存事業ベースでは1ケタ台の増収減益と見られる。減益要因は以下の2点となる。1つ目は、クレイテックワークスにおいて大型案件の受注に向けた先行投資を実施したこと(2026年2月期で約1億円の投資を予定、売上貢献は2027年2月期上期を見込む)、2つ目は第2四半期に中堅規模のゲームソフト開発会社から人員を引き受けたことで人件費負担が増加したことによる。国内のゲームソフト市場は「Switch2」向けの開発需要が旺盛なものの、全体的には競争激化が続くなかで余剰人員を抱えて厳しくなっている企業が増えているようで、こうした人員の引受先となった。同業界ではM&Aの案件も増えているようで、今後市場シェアを拡大していく可能性がある。事業拡大戦略として、同社は2024年にカナダのモントリオールに支社を作り、海外企業向けの営業活動を開始している。既に数社から受注するなど順調に成果が出始めており、2026年2月期で約1億円の売上を見込んでいる。同社では早期に海外向けで10億円の売上を目指す考えだ。なお、forGIFTについては利益面で若干の黒字に転じたほか、中国子会社の業績も堅調に推移した。(2) ブロードキャスティング&動画ブロードキャスティング&動画は、同社及び子会社の(株)ウイング(出資比率100.0%)、シオン及び(株)シオンステージ(同100.0%)、韓国のCREEK & RIVER ENTERTAINMENT(同88.2%)の5社で構成され、主にテレビ局向けの人材派遣や番組制作などを行っている。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比2.8%増の7,288百万円、営業利益は同49.4%増の354百万円となった。このうち、韓国子会社の業績は売上高で同11.1%減の1,402百万円、営業損失で16百万円(前年同期は11百万円の損失)と低調が続いたものの、国内事業が売上高で約7%増、営業利益で約35%増と好調に推移した。テレビ局向け人材派遣が堅調に推移したほか、子会社のウイング、シオン、シオンステージの業績も好調で、特に番組制作を行うシオンの採算改善が増益に大きく寄与した。(3) プロモーション&マーケティングプロモーション&マーケティングは、企業や官公庁に対してITを活用したプロモーションやマーケティング施策などを企画・提案し、受注した案件に対してプロジェクトチームを編成して業務に従事している。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比7.7%増の3,703百万円、営業利益は同12.4%増の289百万円となった。企業、官公庁向けともにプロモーション需要が旺盛で、順調に受注を伸ばしたことで増収増益となった。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:04
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
