注目トピックス 日本株
サイオス、東海カーボ◆今日のフィスコ注目銘柄◆
配信日時:2025/11/07 09:21
配信元:FISCO
*09:21JST サイオス、東海カーボ◆今日のフィスコ注目銘柄◆
サイオス<3744>
2025年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を2.2億円から3.2億円に上方修正した。第3四半期期間においては、第2四半期累計期間に引き続き、IT投資の堅調な需要を捉え増益となった。また、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことなどから、前回予想を上回った。保守的に第4四半期期間の業績予想は前回予想を据え置いている。
東海カーボ<5301>
10月27日につけた1120.5円をピークに調整が強まり、75日線を割り込み、直近の安値水準まで下げてきた。直近のボトム水準まで下げてきたほか、ボリンジャーバンドの-2σまでの調整で売られ過ぎも意識されてくる可能性があるため、リバウンド狙いのスタンスに向かわせそうである。
<CS>
2025年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を2.2億円から3.2億円に上方修正した。第3四半期期間においては、第2四半期累計期間に引き続き、IT投資の堅調な需要を捉え増益となった。また、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことなどから、前回予想を上回った。保守的に第4四半期期間の業績予想は前回予想を据え置いている。
東海カーボ<5301>
10月27日につけた1120.5円をピークに調整が強まり、75日線を割り込み、直近の安値水準まで下げてきた。直近のボトム水準まで下げてきたほか、ボリンジャーバンドの-2σまでの調整で売られ過ぎも意識されてくる可能性があるため、リバウンド狙いのスタンスに向かわせそうである。
<CS>
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C&R社 Research Memo(5):主力分野を中心に既存事業は順調に収益を拡大
*11:05JST C&R社 Research Memo(5):主力分野を中心に既存事業は順調に収益を拡大
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の業績動向2. カテゴリ別業績動向の続き(4) メディカル&ヘルスケアメディカル&ヘルスケアでは、子会社のメディカル・プリンシプル社(出資比率100.0%、10月決算)で「民間医局」ブランドによる医師紹介事業を中心に、医学生・研修医を対象とした合同説明会「レジナビFair」や「レジナビFairオンライン」、臨床研修情報サイト「レジナビ」、若手医師向け情報収集サイト「民間医局コネクト」等のサービスを提供している。また、その子会社として新規クリニック経営支援サービス等を展開する(株)コミュニティ・メディカル・イノベーション(同100.0%)がある。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比9.7%増の3,585百万円、営業利益は同22.5%増の1,248百万円となり、中間期として2期ぶりに過去最高業績を更新した。2024年2月期に実施した営業体制見直し等の構造改革の効果が顕在化し、医師紹介事業の成約件数が順調に増加したことで、売上高が同10.6%増の2,568百万円と、2期ぶりに増収に転じたことが主因だ。また、「レジナビFair」や「レジナビFairオンライン」等のプロデュース事業の売上高が同6.9%増の669百万円、その他売上高(医師向けの保険販売代理店事業等)が同8.2%増の345百万円といずれも増収基調が続いた。なお、新規クリニック経営支援サービスについては3施設で前年同期比と変化はなかった。(5) AI/DX・ITAI/DX・ITは、同社及び子会社でITエンジニア等のエージェンシー事業を主に展開する(株)リーディング・エッジ社(出資比率99.9%)、AIシステムの企画・開発・販売・運用・保守事業を行う(株)Idrasys(同80.1%)、生成AIに関する情報メディア運営や教育・コンサルティング、システム開発事業等を展開する(株)リヴァイ(同100.0%)の4社で構成される。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比6.4%増の1,535百万円、営業利益は同4.2%増の19百万円となり、AI事業の先行投資が継続するなかでも利益は増益に転じた。リーディング・エッジ社のエージェンシー事業やIdrasysにおけるITコンサルティング事業が順調に伸び、増収増益要因となった。また、同社で展開する中小企業向けDXツールベンダー支援サービス「DXの森」も提携パートナー(ツールベンダー)が順調に拡大し、導入企業数も着実に増加した。ただ、国内のAI/DX・IT市場は年率2ケタ成長が続いており、売上高の成長ペースについては課題を残す格好となった。(6) プロフェッショナル・エージェンシープロフェッショナル・エージェンシーは、同社及び子会社で会計分野のエージェンシー事業等を展開するジャスネットコミュニケーションズ(株)(出資比率100.0%)、法曹分野の国内エージェンシー事業等を展開する(株)C&Rリーガル・エージェンシー社(同90.0%)、米国でエージェンシー事業を展開するCREEK & RIVER Global,Incの4社で構成されるが、売上高の8割弱、営業利益の過半はジャスネットコミュニケーションズで占めている。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比0.9%減の1,312百万円、営業利益は同157.0%増の38百万円となった。主力の会計分野が経理人材など紹介案件の成約長期化が続いて減収減益となり、法曹分野についても成約件数は低調で減益となった。主力子会社は減益となったが、同社で展開するプロフェッショナル人材事業の黒字転換によって、全体では増益となった。(7) Quality of LifeQuality of Lifeは、同社及び子会社でファッション業界向けに事業を展開する(株)インター・ベル(出資比率90.9%)、飲食店運営事業等を展開する(株)Chef’s value(同100.0%)、建築マネジメントサービス等を行う(株)ALFA PMC(同100.0%)の4社で構成される。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比2.5%増の1,325百万円、営業利益は同24.9%減の41百万円となった。ファッション分野のインター・ベル、食分野のChef’s valueはそれぞれ増収増益となったものの、建築分野が資材高騰の影響等によるプロジェクト遅延が発生し減収減益となった。衣・食分野だけで見ると、売上高は同16.0%増(同122百万円増)、営業利益は同759.1%増(同32百万円増)となった。(8) インキュベーション&デベロップメントインキュベーション&デベロップメントは、子会社の(株)VR Japan(出資比率84.2%)、きづきアーキテクト(株)(同70.0%)、(株)コネクトアラウンド(同100.0%)、(株)One Leaf Clover(同100.0%)、(株)Nextrek(同88.2%)、C&R EVERLASTING STORY(同100.0%)、(株)Shiftall(同100.0%)、及び高橋書店グループで構成される。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比50.9%増の1,426百万円、営業損失は510百万円(前年同期は32百万円の利益)となった。このうち、第2四半期より加わった高橋書店グループの業績(売上高361百万円、営業損失457百万円)を除いた既存事業ベースでは、売上高で同12.7%増の1,065百万円、営業損失で53百万円となった。会社別では、国内でVRゴーグルの販売・運用・保守サービスを行うVR Japanが売上高、営業利益ともに前年同期比横ばい水準となり、経営コンサルティングを行うきづきアーキテクトが減収増益、農産物・食料品の生産・加工・販売及び業務代行等を行うコネクトアラウンドが増収減益、障がい者の活用支援を行うOne Leaf Cloverが増収増益、AIを活用したイラスト検索メディア「シンテリ※1」の運営を行うNextrekが増収増益、VR/IoTデバイスの企画・開発・販売を行うShiftallが増収減益、事業承継・再生、投資事業や経営人材の派遣・紹介を行うCXOエージェンシー事業を展開するC&R EVERLASTING STORYが増収減益となった。既存事業における減益の主たる要因はコネクトアラウンドによるもので、2025年6月に福島県大熊町にオープンした複合施設「FUN EAT MAKERS in Okuma※2」の立ち上げ費用の計上により約0.6億円の減益要因となった。なお、高橋書店グループの業績は期初計画(売上高500百万円、営業損失300百万円)を下回ったが、書籍の販売時期や返金負債の計上時期のずれ等によるもので、通期でみれば期初計画並みの水準を達成できるものと同社では考えている。※1 利用料は無料で広告収入を獲得するビジネスモデル。※2 同施設では「高付加価値農業生産エリア(ミニトマト)」と「食を楽しむエリア(レストラン)」「様々なプロフェッショナルがつながるワーケーション滞在エリア」の3つのエリアで構成される建物と、地域の人々がつながる半屋外エリア及び屋外エリアで構成されており、建設費用等は国の補助金で賄われている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:05
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(4):2026年2月期中間期の売上高、営業利益、経常利益はおおむね計画どおりに着地
*11:04JST C&R社 Research Memo(4):2026年2月期中間期の売上高、営業利益、経常利益はおおむね計画どおりに着地
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の業績動向1. 2026年2月期中間期の業績概要2026年2月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比8.7%増の28,092百万円、営業利益で同2.6%減の2,138百万円、経常利益で同6.8%減の2,112百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同50.7%増の2,214百万円となり、売上高と中間純利益は中間期として過去最高を更新した。第2四半期より損益に反映した高橋書店グループの影響(売上高361百万円、営業損失457百万円※)を除くと、売上高で同7.3%増、営業利益で同18.3%増と増収増益となっており、経常利益段階まではおおむね会社計画どおりに着地した。なお、高橋書店グループが季節性により損失を計上していることに伴い、税金費用が大幅に減少したため、中間純利益は計画を大きく上回った。※ のれん償却額等を含む。事業別売上高を同社が開示している売上構成比から試算すると、プロデュース事業が前年同期比13.1%増の14,664百万円、エージェンシー(紹介)事業が同7.0%増の3,371百万円、ライツマネジメント事業ほかが同39.5%増の1,657百万円と順調に増加した一方で、エージェンシー(派遣)事業は会計・法曹分野の低迷が長引いたこともあり同1.5%減の8,399百万円と微減となった。売上総利益は前年同期比7.1%増の10,487百万円となったが、売上総利益率は高橋書店グループの連結化の影響により同0.6ポイント低下した。事業別ではプロデュース事業が増収効果により同8.6%増の4,530百万円、エージェンシー(紹介)事業が同6.7%増の3,335百万円、ライツマネジメント事業ほかが同20.4%増の755百万円となり、エージェンシー(派遣)事業が同0.2%減の1,866百万円となった。販管費は前年同期比747百万円の増加となったが、大半は高橋書店グループの加算分となる。また、営業外収支が同97百万円悪化したが、M&A資金を借入金で調達したことによる金融収支の悪化(87百万円)が主因である。なお、2025年4月の新卒社員数は同36名減の325名となった。前年同期は新卒社員の増加や戦力化に時間を要したことが中間期の減益要因となっていたが、当中間期はこれら新卒社員の戦力化が順調に進んだことも既存事業における増益の一員になったとみられる。主力分野を中心に既存事業は順調に収益を拡大2. カテゴリ別業績動向2026年2月期より事業別の業績動向をより明確にするため、展開する事業領域ごとに細分化して業績の開示を開始した。具体的には、ゲーム&ライツマネジメント、ブロードキャスティング&動画、プロモーション&マーケティング、メディカル&ヘルスケア、AI/DX・IT、プロフェッショナル・エージェンシー、Quality of Life、インキュベーション&デベロップメントの8カテゴリに区分している。(1) ゲーム&ライツマネジメントゲーム&ライツマネジメントは、同社及び子会社でゲームソフトの受託開発等を手掛ける(株)クレイテックワークス(出資比率100.0%)、URS Games(同51.0%)、3DCG事業等を展開する(株)forGIFT(同77.5%)、中国で版権ビジネス(小説等の映像化権エージェントサービス等)を展開するCREEK & RIVER SHANGHAI(同100.0%)の5社で構成される。ゲームソフトの受託開発及び人材派遣事業が収益の大半を占めており、ライツマネジメント事業として版権ビジネスや「漫画LABO」、3DCG事業などが含まれる。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比14.9%増の8,509百万円、営業利益は同4.5%増の764百万円となった。このうち、2025年3月に新設したURS Gamesで約7.5億円の増収、約0.6億円の増益要因となり、既存事業ベースでは1ケタ台の増収減益と見られる。減益要因は以下の2点となる。1つ目は、クレイテックワークスにおいて大型案件の受注に向けた先行投資を実施したこと(2026年2月期で約1億円の投資を予定、売上貢献は2027年2月期上期を見込む)、2つ目は第2四半期に中堅規模のゲームソフト開発会社から人員を引き受けたことで人件費負担が増加したことによる。国内のゲームソフト市場は「Switch2」向けの開発需要が旺盛なものの、全体的には競争激化が続くなかで余剰人員を抱えて厳しくなっている企業が増えているようで、こうした人員の引受先となった。同業界ではM&Aの案件も増えているようで、今後市場シェアを拡大していく可能性がある。事業拡大戦略として、同社は2024年にカナダのモントリオールに支社を作り、海外企業向けの営業活動を開始している。既に数社から受注するなど順調に成果が出始めており、2026年2月期で約1億円の売上を見込んでいる。同社では早期に海外向けで10億円の売上を目指す考えだ。なお、forGIFTについては利益面で若干の黒字に転じたほか、中国子会社の業績も堅調に推移した。(2) ブロードキャスティング&動画ブロードキャスティング&動画は、同社及び子会社の(株)ウイング(出資比率100.0%)、シオン及び(株)シオンステージ(同100.0%)、韓国のCREEK & RIVER ENTERTAINMENT(同88.2%)の5社で構成され、主にテレビ局向けの人材派遣や番組制作などを行っている。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比2.8%増の7,288百万円、営業利益は同49.4%増の354百万円となった。このうち、韓国子会社の業績は売上高で同11.1%減の1,402百万円、営業損失で16百万円(前年同期は11百万円の損失)と低調が続いたものの、国内事業が売上高で約7%増、営業利益で約35%増と好調に推移した。テレビ局向け人材派遣が堅調に推移したほか、子会社のウイング、シオン、シオンステージの業績も好調で、特に番組制作を行うシオンの採算改善が増益に大きく寄与した。(3) プロモーション&マーケティングプロモーション&マーケティングは、企業や官公庁に対してITを活用したプロモーションやマーケティング施策などを企画・提案し、受注した案件に対してプロジェクトチームを編成して業務に従事している。2026年2月期中間期の売上高は前年同期比7.7%増の3,703百万円、営業利益は同12.4%増の289百万円となった。企業、官公庁向けともにプロモーション需要が旺盛で、順調に受注を伸ばしたことで増収増益となった。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2025/11/07 11:04
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(3):41.5万人のプロフェッショナル人材ネットワークを構築
*11:03JST C&R社 Research Memo(3):41.5万人のプロフェッショナル人材ネットワークを構築
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の事業概要3. 特徴と強み同社の事業の特徴はプロフェッショナル分野に特化した請負、派遣・紹介サービスやライツマネジメント事業を展開していることにあり、一般的な人材サービス会社とは異なると弊社では考えている。(1) 幅広いプロフェッショナル分野を対象に事業を展開同社が定義するプロフェッショナルとは、1) 世界中で活躍できる職種、2) 機械では代替できない職種、3) 知的財産が蓄積される職種、の3条件を満たすものである。これら3条件のもとに展開しているのが、映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、舞台芸術、医療、建築、ファッション、食、アスリート、ライフサイエンス、アグリカルチャー、IT、AI/DX、CXO、会計、法曹の合計18分野である。また、周辺サービスとしてXR※(VR/AR/MR)などの先進技術を活用したソリューションサービスを展開している。業績の安定性という観点から見ると、幅広いプロフェッショナル分野を事業領域として展開しているため、特定業界の影響を受け難く不況抵抗力の強い収益構造になっていることが特徴であり、同社の強みと言える。※ XRとはクロスリアリティとも言い、以下の様々な技術の総称。VR(Vertial Reality:仮想現実)とは、コンピュータ上に人工的な環境を作り出し、時間や空間を超えてそこにいるかのような感覚を体験できる技術。AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、現実空間に付加情報を表示させ、現実世界を拡張する技術。MR(Mixed Reality:複合現実)とは、現実世界にCGなどで作られた人工的な仮想世界の情報を取り込み、現実世界と仮想世界を融合させた世界を作る技術。(2) 制作スタジオの設置によりグループ内にノウハウを蓄積サービス提供によって人にノウハウが蓄積されるだけでなく、そのノウハウを組織全体で共有しながら深掘りし、ほかの分野へ展開することで、顧客企業へのより良い提案やサービス品質の向上につなげている。具体的には、顧客企業で業務を完了したプロフェッショナルが就業先でのニーズ等を共有し、ほかの顧客企業から戻ってきたプロフェッショナルと共同で次の企画提案を練ることで新規受注案件の獲得に生かしている。プロフェッショナルの思考の幅が広がり、1社だけの経験では得られないノウハウが社内に蓄積されることで付加価値の高い提案を可能とし、競合他社との差別化を図っている。この好循環の仕組みを構築したことで、テレビやゲーム業界で多数のクライアント企業を獲得し、最近ではWeb制作においても官民問わず大型案件を受注するケースが増えている。主力のクリエイティブ分野では、東京(テレビ、ゲーム、Web、XR、YouTube)、名古屋(アミューズメント)、大阪(ゲーム)に制作スタジオを保有し、約2千人のプロフェッショナル人材がノウハウを蓄積・共有する場としているほか、コロナ禍以降はリモートワーク体制を整備することで生産性向上にもつなげている。(3) 大きなネットワーク同社に登録しているプロフェッショナル人材のネットワークは、2025年2月末時点で41.5万人と5期前と比較して約1.4倍に拡大した。主力のクリエイティブ分野では、クリエイター数で10万人を超える国内最大級のネットワークを構築している。特に、ブロードキャスティング&動画では同社ネットワークに参加するクリエイターが関与する番組が日本の地上波番組の約45%を占め、2023年1月に(株)シオンをはじめとするシオングループを子会社化したことにより、独立系の番組制作会社としては業界3番手※の売上規模となっている。シオングループでは地上波以外にもAbemaTVやNetflixなどインターネット配信事業者向けバラエティ番組の制作でも実績を積み重ねつつある。ゲーム分野では、自社開発タイトルの制作・運用のほか、大手プラットフォーム企業やパブリッシャー等との共同開発案件も含めると、3,000プロジェクト以上の開発に携わっており、国内最大規模のネットワークを構築している。※ 番組制作売上高はシオングループの子会社化により年間30~40億円規模になると見られる。医療分野では、国内の勤務医(研修医含む)約26万人※のうち過半数を占める17.5万人が(株)メディカル・プリンシプル社が提供するサービス(医師向け転職情報サイト「民間医局」、医学生・研修医向けの臨床研修支援サービス「レジナビ」等)に登録しており、顧客となる医療施設数は1.8万施設である。同社は医学生・研修医のための「レジナビFair」を全国規模で開催しており(2020年よりオンラインフェアも開始)、医学生・研修医の会員登録につなげている。「民間医局」会員獲得のための広告宣伝費を抑制でき、高い収益性を獲得できる仕組みになっている。また、勤務医は平均3年で転職するため、紹介事業については会員数を基盤とするストック型に近いビジネス構造と言える。※ 出所:厚生労働省「令和4年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」そのほかの分野についても、人材ネットワークが年々拡大している。IT分野及びAI/DX分野ではITエンジニアやデータサイエンティスト等を中心に約1.3万人、法曹分野では弁護士や法務・知財部員等で約2.3万人、会計分野では公認会計士・税理士ほかで約7.4万人が同社ネットワークに登録している。また、CXO分野についても上場企業のCEOやCOO、CFO経験者を中心に登録者数が約2千人と順調に拡大している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:03
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(2):エージェンシー会社、M&A戦略により事業領域を拡大
*11:02JST C&R社 Research Memo(2):エージェンシー会社、M&A戦略により事業領域を拡大
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の事業概要1. 事業内容同社グループは、クリエイティブ分野(映像、ゲーム、Web、広告・出版等)において企画・制作を行うクリエイター※のプロデュース及びエージェンシー事業を主力事業としており、そのほかにも医療や会計、法曹などのプロフェッショナル分野においてエージェンシー事業を展開している。また、ここ数年はプロフェッショナル人材サービスだけでなく、ゲームや出版、作家分野等を中心にライツマネジメント(知的財産の企画開発・流通)にも注力しており、M&Aも活用しながら事業領域の拡大を進めている。※ 具体的な職種としては、映画監督・プロデューサー、テレビディレクター、脚本家、カメラマン、Webデザイナー、CGデザイナー、ゲームプログラマー、クリエイティブディレクター、コピーライター、イラストレーター等が挙げられ、独立したプロフェッショナルとして企画・制作活動を行う個人事業主となる。(1) プロデュース事業(開発・請負)エージェンシー事業とともに同社の屋台骨を支える事業である。同社グループのネットワーク内のプロフェッショナル人材でチームを編成し、仕事を請け負うことが多い。特にクリエイティブ分野では、案件ごとにチームを組むケースが多いため、豊富な人材ネットワークを構築していることが競合他社に対する強みである。主な対象分野は、映像、ゲーム、Web、広告・出版、建築等のクリエイティブ分野や会計分野で、今後の強化分野としてITやAI/DX分野への取り組みにも注力している。また、同事業の売上総利益率については30%前後と、ここ数年は比較的安定した水準で推移している。(2) エージェンシー事業(派遣・紹介)エージェンシー事業では、クライアント企業に対して同社のネットワークに登録するプロフェッショナル人材の派遣、紹介サービスを提供している。派遣の売上総利益率は20~25%と一般の人材派遣とほぼ同水準となっている。一方、紹介に関しては、想定年収の30~35%を紹介手数料として売上高及び売上総利益に計上している。主な対象分野としては、クリエイティブ分野のほかIT、医療、会計、法曹、ファッション分野等が挙げられる。2021年2月期より開始したCXOエージェンシー事業では、紹介に加えて法人や個人事業主を含む戦略コンサルタント、上場企業等の経営経験者と同社のネットワーク(人材及び顧客企業、出資先企業)を結び付け、新たなビジネスモデルや事業、サービスの創出をサポートしている。なお、医療及び法曹分野については派遣が法律上禁止されているため、紹介のみのサービスとなる。(3) ライツマネジメント事業ライツマネジメント事業は、クリエイティブ分野のほかIT、法曹、ファッション、アグリカルチャー分野で展開している。クリエイティブ分野における版権ビジネス(小説等の海外向け映像化権エージェントサービス等)のほか、新技術や特許等の知的財産を活用した付加価値の高い製品・サービスの提供が含まれる。具体的には、発掘した漫画家や作家の作品を企画開発・収益化する「漫画LABO※」のほか、子会社において各種ITサービスの開発・育成に取り組んでいる。これらの製品・サービスは、プロデュース事業やエージェンシー事業で構築してきたネットワーク(人材及び顧客)との親和性が高く、今後の成長期待が大きいと弊社では見ている。※ 「漫画LABO」とは、ネットワークした多くの漫画家や編集者によるコミック制作プラットフォーム。2017年に事業を開始した。「漫画LABO」で制作されたコミックスについては、電子書籍の販売額からプラットフォーマーに支払う手数料を差し引いた金額を売上高として計上し、作家等に制作料を支払い、残った部分が営業利益となる。300社以上の出版社、300名以上の作家と契約し、国内外に配信している。2. 事業別・カテゴリ別構成比2026年2月期中間期の事業別売上構成比は、プロデュース事業が52.2%と最も高く、次いでエージェンシー事業(派遣)が29.9%、エージェンシー事業(紹介)が12.0%、ライツマネジメント事業ほかが5.9%となっている。売上総利益の構成比は、プロデュース事業の43.2%に続いてエージェンシー事業(紹介)が31.8%と高く、エージェンシー事業(派遣)が17.8%、ライツマネジメント事業ほかが7.2%となっている。また、カテゴリ別の売上構成比はゲーム&ライツマネジメントが29.7%、ブロードキャスティング&動画が25.4%、プロモーション&マーケティングが12.9%と主力3分野で全体の約7割を占めており、次いでメディカル&ヘルスケアが12.5%、AI/DX・ITが5.4%、インキュベーション&デベロップメントが5.0%、プロフェッショナル・エージェンシーが4.6%、Quality of Lifeが4.6%となっている。営業利益の構成比は、メディカル&ヘルスケアが55.6%、ゲーム&ライツマネジメントが34.1%と2分野で大半を占めているが、メディカル&ヘルスケアについては季節要因で中間期に収益が偏重するためで、通期でならせば30%前後の水準となる。インキュベーション&デベロップメントについては、2026年2月期第2四半期より新たに加わった高橋書店グループの影響により、営業損失を計上している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2025/11/07 11:02
注目トピックス 日本株
C&R社 Research Memo(1):事業承継ニーズを取り込み、グループシナジーにより収益拡大を目指す
*11:01JST C&R社 Research Memo(1):事業承継ニーズを取り込み、グループシナジーにより収益拡大を目指す
■要約クリーク・アンド・リバー社<4763>は、プロフェッショナル(専門職)のエージェンシーとして、プロデュース事業(開発・請負)、エージェンシー事業(派遣・紹介)、ライツマネジメント事業(知的財産の企画開発・流通)の3つの事業を、クリエイティブ分野(映像、ゲーム、Web、広告・出版等)や医療、会計、法曹など様々な分野で展開している。プロフェッショナル人材のネットワークは、グループ全体で41万人超、顧客数は5万社を数える。1. 2026年2月期中間期の業績概要2026年2月期中間期(2025年3月~8月)の連結業績は、売上高で前年同期比8.7%増の28,092百万円、営業利益で同2.6%減の2,138百万円となり、おおむね会社計画(売上高28,000百万円、営業利益2,100百万円)どおりの進捗となった。第2四半期より損益に反映した高橋書店グループ※1の影響(売上高361百万円、営業損失457百万円)を除けば、売上高で同7.3%増、営業利益で同18.3%増と増収増益であった。ゲーム分野で(株)バンダイナムコエンターテインメントと2025年3月に設立した合弁会社※2が収益貢献したほか、医師紹介事業が好調に推移した。※1 (株)C&Rインキュベーション・ラボ(2025年6月1日付で(株)C&R EVERLASTING STORYに社名変更)が、高橋書店グループの持株会社である(株)T&Wオフィスの全株式を取得し、関連会社を含め5社をグループ化した。業績はカレンダー・手帳の売上が集中する下期偏重型となる。※2 モバイルゲームを中心としたゲーム開発・運営の合弁会社(株)URS Games(ユアーズ ゲームス、出資比率51%)を2025年3月に設立した。2. 2026年2月期の業績見通し2026年2月期の連結業績は、売上高で前期比19.3%増の60,000百万円、営業利益で同38.3%増の5,000百万円と期初計画を据え置き、過去最高を更新する見通しだ。高橋書店グループの業績は売上高で4,900百万円、営業利益で500百万円(9ヶ月分)を見込んでおり、既存事業ベースでは売上高で同9.6%増、営業利益で同24.5%増となる見通しである。医療分野やゲーム分野を中心にすべての分野で増収増益を見込んでいる。中間期は低調となった会計・法曹分野も下期は回復に向かう見通しで、会社計画を達成する可能性は高いと弊社では見ている。3. 成長戦略と株主還元方針同社は「プロフェッショナル分野のさらなる深耕」「プロフェッショナル人材をベースとしたプロデュース事業の展開」「異分野のプロフェッショナルを掛け合わせたプロデュース事業の展開」に加えて、「グループの営業資産を組み合わせた事業承継、M&Aの推進」を成長戦略としており、売上高1,000億円、営業利益100億円を長期目標に掲げている。株主還元方針は連結配当性向30%以上を目安としており、同方針に基づき2026年2月期の1株当たり配当金は前期比4.0円増配の45.0円(配当性向30.0%)を予定している。また、新たに株主優待制度の導入を発表した。毎年2月末時点で100株以上保有の株主を対象に、高橋書店の商品(カレンダーまたは手帳等)を贈呈する。■Key Points・2026年2月期中間期の売上高、営業利益、経常利益はおおむね計画どおりに着地・2026年2月期は2ケタ増収増益、過去最高業績更新へ・グループシナジーを生かした事業承継型M&Aを成長戦略の1つに据える(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/11/07 11:01
注目トピックス 日本株
フォーシーズHD---「DENBA Sleep」以外のDENBA製品も展開開始
*11:00JST フォーシーズHD---「DENBA Sleep」以外のDENBA製品も展開開始
フォーシーズHD<3726>は6日、DENBA JAPANとの資本業務提携に基づき、これまで取り扱っていた「DENBA Sleep」に加え、「DENBA Sleep」以外のDENBA製品についても新たに取り扱いを開始したと発表した。同社は、2025年2月1日より「社会を美と健康で支えること」を目的として、DENBA JAPANの承認を得た上で「DENBA Sleep」の総代理店として事業を開始していた。今回の展開は、同社が取り扱う製品の幅を広げるものであり、DENBA製品のさらなる市場展開が可能となる。
<AK>
2025/11/07 11:00
注目トピックス 日本株
セレンディップ・ホールディングス---セレンディップ・ロボクロス、協働ロボットのマルチベンダー化を実現
*10:58JST セレンディップ・ホールディングス---セレンディップ・ロボクロス、協働ロボットのマルチベンダー化を実現
セレンディップ・ホールディングス<7318>は5日、子会社であるセレンディップ・ロボクロスが、パナソニックホールディングス<6752>の子会社であるパナソニック コネクトが設立した「パナソニック コネクト ロボット制御プラットフォーム セールスパートナープログラム」に参画したことを発表した。これにより、複数の協働ロボットメーカーを取り扱うマルチベンダー体制を本格的に始動する。セレンディップ・ロボクロスは、国内外の主要メーカー製品の中から、可搬重量・リーチ・精度・速度・安全性といった観点で中立的に比較し、最適な1台を選定・提案する体制を整える。また、ロボットハンドやビジョンシステムなどの周辺機器の設計・製作、システム全体構築、操作トレーニング、保守・メンテナンスまでを一貫して対応するワンストップソリューションを強化する。これにより、ニーズに合致した費用対効果の高い自動化ソリューションの提供が可能となる。さらに、知見や技術を顧客に還元し、高品質なサービスを適正な価格で提供することを目指す。パナソニック コネクトの技術トレーニングや最新製品情報を活用し、常に最新技術を吸収することで、インテグレーション能力の維持・向上を図る。今後は、これまで自動化が困難とされてきた業界や新分野にもソリューションを展開し、AIやIoTを活用したスマートファクトリー化の推進、日本の社会課題解決と顧客の持続的成長を支援するパートナーとしての役割を強化していく。
<AK>
2025/11/07 10:58
注目トピックス 日本株
ティア---大阪府門真市に『ティアの永代供養墓 門真長福寺』をオープン
*10:56JST ティア---大阪府門真市に『ティアの永代供養墓 門真長福寺』をオープン
ティア<2485>は6日、『ティアの永代供養墓 門真長福寺』2025年11月1日にオープンしたと発表した。同社は、葬儀に参列したすべての人が故人に「ありがとう」という最期の想いを伝えられる葬儀を提供することを使命としている。葬儀後には遺品整理や相続の支援も行っており、「お墓のこともお願いしたい」という要望が増えていた。核家族化や少子化の進行により、お墓を継承し守ることが難しくなっている現状に対応するため、継承者の有無にかかわらず永代にわたり供養と管理を受けられる永代供養墓を開設した。近年、ライフスタイルや家族の形の変化により、従来のお墓に代わる新たな供養の形として永代供養が選ばれ始めている。門真長福寺は、JR東西線「四条畷駅」から徒歩28分、京阪本線「萱島駅」から徒歩約28分、大東鶴見ICから車で約15分の場所に位置し、車での参拝にも便利な立地である。永代供養墓は宗教法人長福寺が事業主体であり、所在地は大阪府門真市岸和田2丁目10番33(宗教法人門真長福寺墓地内)である。区画数は400霊納骨可能で、施工面積は4.6平方メートル、寺院正面にはコインパーキングがある。特徴は、(1)永代管理の合祀墓(芳名プレート付)、(2)宗旨・宗派不問、(3)一貫したサポート、(4)管理費不要、(5)生前契約可能、(6)お墓の移動・墓じまいにも対応している点である。
<AK>
2025/11/07 10:56
注目トピックス 日本株
Solvvy---AironWorksと業務提携、AI駆動型次世代メールセキュリティを共同展開
*10:52JST Solvvy---AironWorksと業務提携、AI駆動型次世代メールセキュリティを共同展開
Solvvy<7320>は4日、AironWorks(本社:東京都港区)と業務提携し、AI駆動型次世代メールセキュリティサービスの共同展開を開始したと発表した。同社は、Agentic AIによる次世代型サイバーセキュリティプラットフォームを提供するAironWorksと提携し、法人向けにAI駆動型次世代メールセキュリティ技術を活用したフィッシング攻撃対策ソリューション「PhishDetectAI」の共同展開を開始した。メールは最も身近で、かつ最も危険な攻撃経路であり、正規のやりとりを模倣したフィッシングメールは、人の目では見抜けないほど巧妙化している。その脅威をAIが即検知し、人の判断を支えることで、人とAIが協働する次世代のメールセキュリティサービスをクライアント企業に提供する。AironWorksの共同創業者兼CTOであるGonen Krak氏は、高校在学中にテルアビブ大学で学士号を取得し、イスラエル国防軍インテリジェンス部隊Unit 8200でサイバーセキュリティ分野の実務に従事した経歴を持つ。Unit 8200はイスラエル国防軍におけるサイバー攻撃・防御の精鋭部隊であり、アメリカ国家安全保障局(NSA)と並ぶ世界最高水準のハッキング技術を持つとされている。「PhishDetectAI」は、従業員が危険と感じたメールをAIが学習し、危険度を自動判定するAI駆動型次世代メールセキュリティサービスである。特長は、(1)Agentic AIによるリスクスコアリング、(2)マルチ環境対応、(3)PoC設計から運用までを一貫支援する点である。AironWorksのAIが脅威情報をリアルタイムで分析し、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどの主要なメール環境に対応し、企業ごとの環境やセキュリティ体制に応じて、同社とAironWorksがPoC設計・導入支援・運用定着・レポート生成まで伴走する。
<AK>
2025/11/07 10:52
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