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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め~
配信日時:2025/11/06 08:33
配信元:FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め~
6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め
■ダイキン工、2Q営業利益 0.0% 2466億円
■前場の注目材料:日産自、週明けから減産、蘭半導体不足、国内生産に影響
■買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め
6日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、人工知能(AI)関連株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが225ドル高、ナスダックは151ポイント高だった。予想を上回ったADP雇用統計やISM非製造業景況指数など、良好な経済指標の発表が相次いだことが材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比675円高の51205円、円相場は1ドル=154円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。前日の日経平均株価は49073.58円まで売られた後に下落幅を縮めており、5万円の大台を回復していた。支持線として意識される25日線に接近するなかで、長い下ヒゲを残す形となったことで、いったんは調整一巡からの自律反発が意識されやすいところであろう。ボリンジャーバンドの+1σ(50629円)を回復し、同バンドでの底堅さをみせてくるかが注目される。
一方で、米SOX指数は3%を超える上昇をみせているが、エヌビディアやマイクロソフトなど主力ハイテク株の一角の戻りの鈍さが目立っていた。そのため、東京市場においてもソフトバンクG<9984>やアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などの動向を見極めることになりそうだ。買い一巡後に不安定な値動きをみせてくるようだと、先物市場での売り仕掛けに向かわせやすく、これがインデックス売りに伴う全体の地合い悪化につながる。
日経平均株価が+1σ水準での底堅さがみられるようだと、短期筋の買い戻しに向かわせる可能性はありそうだ。また、昨日は半導体やAI関連株の弱さが目立っていたが、本格化する決算のなかで、好決算銘柄への資金流入は目立っていた。AI関連株に日経平均株価は振らされやすいだろうが、冷静に好決算銘柄への物色に向かわせそうだ。
なお、昨夕決算を発表したところでは、国際計測<7722>、かどや油<2612>、ファインシン<5994>、コニカミノルタ<4902>、テレ東HD<9413>、CMK<6958>、サンユウ<5697>、山一電機<6941>、イリソ電子<6908>、ALSOK<2331>、ナカバヤシ<7987>、サンセイ<6307>、ナガホリ<8139>、サイバー・バズ<7069>などが注目されよう。
■ダイキン工、2Q営業利益 0.0% 2466億円
ダイキン工<6367>が発表した2026年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比0.6%減の2兆4787億9800万円、営業利益は同横ばいの2466億200万円だった。空調・冷凍機事業においては、既設配管を再利用できることでスムーズな空調機器更新を可能にする「VRVQ」シリーズなどの販売を強化し、売上高は前年同期を上回った。市場拡大が続くデータセンター向け機器では、カスタムエアハンドリングユニットメーカーでの新工場稼働を活用した販売拡大及び新規買収効果も寄与し、売上高は前年同期を上回った。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(47311.00、+225.75)
・ナスダック総合指数は上昇(23499.80、+151.16)
・SOX指数は上昇(7190.27、+210.69)
・シカゴ日経225先物は上昇(51205、+675)
・VIX指数は低下(18.01、-0.99)
・為替相場は円安・ドル高(154.00-10)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日産自<7201>週明けから減産、蘭半導体不足、国内生産に影響
・日本製鉄<5401>米でDC用電磁鋼板量産、最先端技術を移転
・ホンダ<7267>次世代大型ハイブリッドで燃費30%向上
・アマダ<6113>EVモーター効率溶接、3Dブルーレーザー搭載加工機発売
・神奈川中央交通<9081>バス屋根に次世代太陽電池、豊田通商などと燃費改善実証
・川崎重工<7012>川崎車両、NY市から新型地下鉄378両受注
・桜井製作所<7255>セルロース複合材対応、積層造形の受託拡大
・横河電機<6841>シノペックエンジニアリングGとプラント建設、世界各地で協力
・古河電工<5801>衛星打ち上げ実証、東京大学と連携して26年10月開始
・NEC<6701>仏社と、がん再発リスク低減、ワクチンで免疫学的データ
・ダイキン<6367>AIDC向け液冷参入、米社を買収
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、蓄電連携でエネ制御、大阪・乾電池の旗艦工場
・日立<6501>日立レール、データ処理速度8倍、米エヌビディアの基盤採用で
・関西電力<9503>美浜に原発新設、調査着手、南北絞り込み
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 9月現金給与総額(予想:前年比+1.9%、8月:+1.3%)
<海外>
・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+35億豪ドル、8月:+18.25億豪ドル)
<ST>
■買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め
■ダイキン工、2Q営業利益 0.0% 2466億円
■前場の注目材料:日産自、週明けから減産、蘭半導体不足、国内生産に影響
■買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め
6日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、人工知能(AI)関連株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが225ドル高、ナスダックは151ポイント高だった。予想を上回ったADP雇用統計やISM非製造業景況指数など、良好な経済指標の発表が相次いだことが材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比675円高の51205円、円相場は1ドル=154円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。前日の日経平均株価は49073.58円まで売られた後に下落幅を縮めており、5万円の大台を回復していた。支持線として意識される25日線に接近するなかで、長い下ヒゲを残す形となったことで、いったんは調整一巡からの自律反発が意識されやすいところであろう。ボリンジャーバンドの+1σ(50629円)を回復し、同バンドでの底堅さをみせてくるかが注目される。
一方で、米SOX指数は3%を超える上昇をみせているが、エヌビディアやマイクロソフトなど主力ハイテク株の一角の戻りの鈍さが目立っていた。そのため、東京市場においてもソフトバンクG<9984>やアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などの動向を見極めることになりそうだ。買い一巡後に不安定な値動きをみせてくるようだと、先物市場での売り仕掛けに向かわせやすく、これがインデックス売りに伴う全体の地合い悪化につながる。
日経平均株価が+1σ水準での底堅さがみられるようだと、短期筋の買い戻しに向かわせる可能性はありそうだ。また、昨日は半導体やAI関連株の弱さが目立っていたが、本格化する決算のなかで、好決算銘柄への資金流入は目立っていた。AI関連株に日経平均株価は振らされやすいだろうが、冷静に好決算銘柄への物色に向かわせそうだ。
なお、昨夕決算を発表したところでは、国際計測<7722>、かどや油<2612>、ファインシン<5994>、コニカミノルタ<4902>、テレ東HD<9413>、CMK<6958>、サンユウ<5697>、山一電機<6941>、イリソ電子<6908>、ALSOK<2331>、ナカバヤシ<7987>、サンセイ<6307>、ナガホリ<8139>、サイバー・バズ<7069>などが注目されよう。
■ダイキン工、2Q営業利益 0.0% 2466億円
ダイキン工<6367>が発表した2026年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比0.6%減の2兆4787億9800万円、営業利益は同横ばいの2466億200万円だった。空調・冷凍機事業においては、既設配管を再利用できることでスムーズな空調機器更新を可能にする「VRVQ」シリーズなどの販売を強化し、売上高は前年同期を上回った。市場拡大が続くデータセンター向け機器では、カスタムエアハンドリングユニットメーカーでの新工場稼働を活用した販売拡大及び新規買収効果も寄与し、売上高は前年同期を上回った。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(47311.00、+225.75)
・ナスダック総合指数は上昇(23499.80、+151.16)
・SOX指数は上昇(7190.27、+210.69)
・シカゴ日経225先物は上昇(51205、+675)
・VIX指数は低下(18.01、-0.99)
・為替相場は円安・ドル高(154.00-10)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日産自<7201>週明けから減産、蘭半導体不足、国内生産に影響
・日本製鉄<5401>米でDC用電磁鋼板量産、最先端技術を移転
・ホンダ<7267>次世代大型ハイブリッドで燃費30%向上
・アマダ<6113>EVモーター効率溶接、3Dブルーレーザー搭載加工機発売
・神奈川中央交通<9081>バス屋根に次世代太陽電池、豊田通商などと燃費改善実証
・川崎重工<7012>川崎車両、NY市から新型地下鉄378両受注
・桜井製作所<7255>セルロース複合材対応、積層造形の受託拡大
・横河電機<6841>シノペックエンジニアリングGとプラント建設、世界各地で協力
・古河電工<5801>衛星打ち上げ実証、東京大学と連携して26年10月開始
・NEC<6701>仏社と、がん再発リスク低減、ワクチンで免疫学的データ
・ダイキン<6367>AIDC向け液冷参入、米社を買収
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、蓄電連携でエネ制御、大阪・乾電池の旗艦工場
・日立<6501>日立レール、データ処理速度8倍、米エヌビディアの基盤採用で
・関西電力<9503>美浜に原発新設、調査着手、南北絞り込み
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 9月現金給与総額(予想:前年比+1.9%、8月:+1.3%)
<海外>
・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+35億豪ドル、8月:+18.25億豪ドル)
<ST>
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