ランチタイムコメント
日経平均は大幅続落、投資家心理悪化で5万円を下回る
配信日時:2025/11/05 12:09
配信元:FISCO
*12:09JST 日経平均は大幅続落、投資家心理悪化で5万円を下回る
日経平均は大幅続落。2393.15円安の49104.05円(出来高概算16億912万株)で前場の取引を終えている。
前日4日の米国株式市場は下落。ダウ平均は251.44ドル安の47085.24ドル、ナスダックは486.08ポイント安の23348.64で取引を終了した。主要金融会社の最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)ブーム後の市場の調整を警告したため警戒感が広がった。さらに、著名空売り投資家が一部ハイテク企業の弱気ポジションを明らかにしたことも警戒感を強め、相場は大幅続落した。政府機関閉鎖が過去最長に並んだことも売り材料となり、終日売りが優勢となり終了。
米株市場を横目に、5日の日経平均は205.81円安の51291.39円と続落して取引を開始。前場は売り優勢の展開が続いて前引けまで下げ幅を大きく広げる展開となった。ナスダック総合指数の大幅安、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.01%下落と、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日4日ぶりに反落したが、25日移動平均線との乖離率は6.49%と依然として買われ過ぎとされる5%を上回っており、高値警戒感から売りが出やすかった。
個別では、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、日ハム<2282>、ニトリHD<9843>、第一三共<4568>、塩野義<4507>、ZOZO<3092>、日精工<6471>、バンナムHD<7832>、JAL<9201>、ヤマハ<7951>、野村総合研究所<4307>、セコム<9735>などの銘柄が上昇。
一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、TDK<6762>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、イビデン<4062>、ディスコ<6146>、レーザーテク<6920>、日東電<6988>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、情報・通信業、機械などが下落した一方で、その他製品、陸運業の2業種のみ上昇した。
後場の日経平均株価は、下げ幅を広げる展開が続くか。米国で著名な経営者と投資家が相次いで警戒感を示したことは国内の投資家心理にもネガティブに働いており、押し目買い意欲も後退している。前場時点の値下がり銘柄数は91.5%と幅広い銘柄が軟調に推移する中、引き続きAI関連株や半導体関連株の売りがふくらみそうだ。一方、主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲は続くか、注目しておきたい。
<AK>
前日4日の米国株式市場は下落。ダウ平均は251.44ドル安の47085.24ドル、ナスダックは486.08ポイント安の23348.64で取引を終了した。主要金融会社の最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)ブーム後の市場の調整を警告したため警戒感が広がった。さらに、著名空売り投資家が一部ハイテク企業の弱気ポジションを明らかにしたことも警戒感を強め、相場は大幅続落した。政府機関閉鎖が過去最長に並んだことも売り材料となり、終日売りが優勢となり終了。
米株市場を横目に、5日の日経平均は205.81円安の51291.39円と続落して取引を開始。前場は売り優勢の展開が続いて前引けまで下げ幅を大きく広げる展開となった。ナスダック総合指数の大幅安、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.01%下落と、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日4日ぶりに反落したが、25日移動平均線との乖離率は6.49%と依然として買われ過ぎとされる5%を上回っており、高値警戒感から売りが出やすかった。
個別では、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、日ハム<2282>、ニトリHD<9843>、第一三共<4568>、塩野義<4507>、ZOZO<3092>、日精工<6471>、バンナムHD<7832>、JAL<9201>、ヤマハ<7951>、野村総合研究所<4307>、セコム<9735>などの銘柄が上昇。
一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、TDK<6762>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、イビデン<4062>、ディスコ<6146>、レーザーテク<6920>、日東電<6988>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、情報・通信業、機械などが下落した一方で、その他製品、陸運業の2業種のみ上昇した。
後場の日経平均株価は、下げ幅を広げる展開が続くか。米国で著名な経営者と投資家が相次いで警戒感を示したことは国内の投資家心理にもネガティブに働いており、押し目買い意欲も後退している。前場時点の値下がり銘柄数は91.5%と幅広い銘柄が軟調に推移する中、引き続きAI関連株や半導体関連株の売りがふくらみそうだ。一方、主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲は続くか、注目しておきたい。
<AK>
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