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【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、ハイテク株が買われ5万2000円を突破 (10月31日)

配信日時:2025/10/31 16:46 配信元:MINKABU
日経平均株価 始値  51629.80 高値  52411.34 安値  51613.03 大引け 52411.34(前日比 +1085.73 、 +2.12% ) 売買高  28億8524万株 (東証プライム概算) 売買代金 8兆5645億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は1085円高と3日続伸、連日の最高値更新に  2.米国で発表されたアップルやアマゾンの好決算も追い風  3.日経平均は5万2400円台に上昇、AI・半導体関連が強い  4.アドテストやSBG、東エレク、イビデンなどが買われる  5.今期業績予想の上方修正を発表した日立が人気化し最高値 ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比109ドル安と続落した。四半期決算を発表したマイクロソフトなとハイテク株を中心に売りが優勢となった。  東京市場では、日経平均株価は大幅に3日続伸。AI・半導体関連株への人気は続き日経平均は5万2000円を突破し、連日の最高値に沸いた。  前日の米株式市場は、NYダウが軟調だったが、取引終了後に発表されたアップルやアマゾンの決算内容は良好だった。これを受け、米ナスダック100指数の先物が上昇したほか、為替の円安が進行したことも好感され、日経平均は値を上げてスタート。AI・半導体関連などハイテク株を中心に買いが集まり、上昇幅は1000円を超え5万2000円を突破した。週末・月末に加え3連休を控え、上値では利益確定や持ち高調整の売りも出やすく、日経平均は前引けにかけ一時、伸び悩んだ。しかし、後場に入ってから再び買い人気が強まった。結局、日経平均株価は5万2400円台まで値を上げ、3日連続で最高値を更新した。  個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>が高く、フジクラ<5803>やファーストリテイリング<9983>、三菱重工業<7011>が買われた。今期業績予想の上方修正を発表した日立製作所<6501>は買い人気となり最高値を更新した。イビデン<4062>やSCSK<9719>、村田製作所<6981>が急伸し、JT<2914>やコナミグループ<9766>が大幅高となった。  半面、レーザーテック<6920>やキオクシアホールディングス<285A>、キーエンス<6861>が安く、トヨタ自動車<7203>やNEC<6701>は軟調。武田薬品工業<4502>や住友商事<8053>が値を下げた。オリエンタルランド<4661>やDMG森精機<6141>、デンソー<6902>は急落した。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、コナミG <9766>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約807円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は京セラ <6971>、デンソー <6902>、第一三共 <4568>、OLC <4661>、キーエンス <6861>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約81円。  東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス、(2)食料品、(3)非鉄金属、(4)電気機器、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)金属製品、(3)医薬品、(4)パルプ・紙、(5)サービス業。 ■個別材料株 △守谷商会 <1798> [東証S]  26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正。 △タカミヤ <2445> [東証P]  今期は一転最終増益の見通し。 △ブレインP <3655> [東証P]  富士通 <6702> によるTOB価格にサヤ寄せ。 △リケンテクノ <4220> [東証P]  今期最終を12%上方修正、配当も6円増額。 △ペガサス <6262> [東証S]  上期経常は17%増益で着地。 △アンリツ <6754> [東証P]  7-9月期大幅増益・受注高回復を評価。 △ぷらっと <6836> [東証S]  9月中間期は営業黒字で着地の見通し。 △村田製 <6981> [東証P]  今期は一転営業増益の見通し。 △M&A総研 <9552> [東証P]  26年9月期増収増益へ。 △コナミG <9766> [東証P]  第2四半期営業益29%増で通期計画進捗率61% ▼ククレブ <276A> [東証G]  新株発行で希薄化懸念。 ▼DMG森精機 <6141> [東証P]  今期営業利益59%減へ。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ブレインP <3655>、(2)アンリツ <6754>、(3)タカミヤ <2445>、(4)コナミG <9766>、(5)ソシオネクス <6526>、(6)M&A総研 <9552>、(7)蝶理 <8014>、(8)テクセンド <429A>、(9)稀元素 <4082>、(10)村田製 <6981>。  値下がり率上位10傑は(1)DMG森精機 <6141>、(2)航空電子 <6807>、(3)明電舎 <6508>、(4)OLC <4661>、(5)JCRファ <4552>、(6)明和産 <8103>、(7)中外炉 <1964>、(8)リンクユーG <4446>、(9)M&Aキャピ <6080>、(10)合同鉄 <5410>。 【大引け】  日経平均は前日比1085.73円(2.12%)高の5万2411.34円。TOPIXは前日比31.04(0.94%)高の3331.83。出来高は概算で28億8524万株。東証プライムの値上がり銘柄数は971、値下がり銘柄数は580となった。東証グロース250指数は714.64ポイント(7.18ポイント高)。 [2025年10月31日] 株探ニュース

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