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21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸

配信日時:2025/10/21 18:14 配信元:FISCO
*18:14JST 21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸 10月21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比52.44ポイント(1.36%)高の3916.33ポイントと続伸。米中対立が一段と深まる可能性は低下しつつあること、中国の経済政策への期待が支援材料となった。中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開催し、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について協議する。内需拡大などが主要テーマになるとの見方が多い。

業種別では、ハイテクがしっかり。電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)と携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が10.0%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が9.6%高。また、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、人工知能(AI)チップの中科寒武紀科技(カンブリコン・テクノロジーズ:688256/SH)が6.9%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.8%上昇。

医薬株もしっかり。薬明康徳(603259/SH)が3.2%高、山東魯抗医薬(600789/SH)が3.0%高。インフラ建設株、消費関連株、資源・素材株、金融株なども買われた。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.49ポイント(0.57%)高の261.40ポイント、深センB株指数が12.61ポイント(0.94%)高の1354.14ポイントで終了した。

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