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Chordia---「rogocekib」日米96症例達成、オーファンドラッグ指定を取得し開発を継続
配信日時:2025/10/16 14:47
配信元:FISCO
*14:47JST Chordia---「rogocekib」日米96症例達成、オーファンドラッグ指定を取得し開発を継続
Chordia Therapeutics<190A>は14日、2025年8月期決算を発表した。事業収益は該当なし(前期は該当なし)、営業損失が17.89億円(同18.01億円の損失)、経常損失が17.69億円(同18.24億円の損失)、当期純損失が17.85億円(同18.27億円の損失)となった。
同社は、CLK阻害薬CTX-712、国際一般名称はrogocekib(以下、rogocekib)を中心とした5つのパイプラインの研究開発を進めている。rogocekibは、2023年に米国において開始した再発または難治性の急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群の患者を対象にした第1/2相臨床試験の第1相パートを進めており、2025年5月末時点での32症例から当第4四半期において4症例が追加され、2025年8月末時点では合計36症例が登録されている。現在は用量漸増コホートの週1回の投与スケジュールの検討は終了し、週2回投与スケジュールの最高用量である100mgの評価を慎重に進めている。2026年の早い時期に拡大コホートを開始する予定。
MALT1阻害薬CTX-177(以下、CTX-177)については、2020年に小野薬品工業<4528>とライセンス契約を締結し、小野薬品によって米国及び日本において第1相臨床試験が実施されていたが、2025年4月28日に、戦略上の理由で臨床試験を中止する旨の通知を小野薬品より受領した。現在は、進行中の試験の取り扱い、これまでに得られたデータの移管、知的財産の取り扱い等の細部に関する協議を進めている状況となっている。ライセンス契約の終了に伴い、同社がCTX-177の全世界での全権利を有することとなり、開発の再開に向けて、新たなパートナーとのライセンス契約の締結を選択肢の一つとして考え、パートナー探しを鋭意進める予定となっている。
現在非臨床段階にあるCDK12阻害薬CTX-439(以下、CTX-439)、GCN2阻害薬(以下、GCN2)、及び5番目のパイプライン(標的名非公開)については、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)等からの助成金を活用した自社研究を進めているが、研究開発リソースをrogocekibに注力している状況であり、CTX-439とGCN2に関しては早期のパートナリングも含めた幅広い可能性の検討も前向きに行っている。
また、パイプラインの価値を大きくするために、がん以外の疾患領域での可能性も共同研究等を通じて探っている。2025年7月にはデ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>と、2025年8月には千寿製薬と、それぞれ異なる同社化合物に対して、眼科疾患治療薬としての可能性を探る共同研究を開始している。
特許については、rogocekibの物質特許では、1カ国で追加登録されて、現在51カ国で登録済み、CTX-177の物質特許では、7カ国で追加登録されて、現在16カ国で登録済み、CTX-439の物質特許では、46カ国で追加登録されて、現在50カ国で登録済み、GCN2の物質特許では、43カ国で追加登録されて、現在49カ国で登録済みとなっている。また、rogocekibに関しては、固形がんにおけるバイオマーカー特許(WO2023/190967)が公開されたことに加え、承認されている抗がん剤との併用に関する特許(WO2025/150571)が新たに公開されている。さらに、CTX-177については、1カ国で製法に関する特許が登録された。
2026年8月期通期の業績予想については、事業収益は計上なし、営業損失が20.08億円、経常損失が19.58億円、当期純損失が19.60億円を見込んでいる。
<AK>
同社は、CLK阻害薬CTX-712、国際一般名称はrogocekib(以下、rogocekib)を中心とした5つのパイプラインの研究開発を進めている。rogocekibは、2023年に米国において開始した再発または難治性の急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群の患者を対象にした第1/2相臨床試験の第1相パートを進めており、2025年5月末時点での32症例から当第4四半期において4症例が追加され、2025年8月末時点では合計36症例が登録されている。現在は用量漸増コホートの週1回の投与スケジュールの検討は終了し、週2回投与スケジュールの最高用量である100mgの評価を慎重に進めている。2026年の早い時期に拡大コホートを開始する予定。
MALT1阻害薬CTX-177(以下、CTX-177)については、2020年に小野薬品工業<4528>とライセンス契約を締結し、小野薬品によって米国及び日本において第1相臨床試験が実施されていたが、2025年4月28日に、戦略上の理由で臨床試験を中止する旨の通知を小野薬品より受領した。現在は、進行中の試験の取り扱い、これまでに得られたデータの移管、知的財産の取り扱い等の細部に関する協議を進めている状況となっている。ライセンス契約の終了に伴い、同社がCTX-177の全世界での全権利を有することとなり、開発の再開に向けて、新たなパートナーとのライセンス契約の締結を選択肢の一つとして考え、パートナー探しを鋭意進める予定となっている。
現在非臨床段階にあるCDK12阻害薬CTX-439(以下、CTX-439)、GCN2阻害薬(以下、GCN2)、及び5番目のパイプライン(標的名非公開)については、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)等からの助成金を活用した自社研究を進めているが、研究開発リソースをrogocekibに注力している状況であり、CTX-439とGCN2に関しては早期のパートナリングも含めた幅広い可能性の検討も前向きに行っている。
また、パイプラインの価値を大きくするために、がん以外の疾患領域での可能性も共同研究等を通じて探っている。2025年7月にはデ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>と、2025年8月には千寿製薬と、それぞれ異なる同社化合物に対して、眼科疾患治療薬としての可能性を探る共同研究を開始している。
特許については、rogocekibの物質特許では、1カ国で追加登録されて、現在51カ国で登録済み、CTX-177の物質特許では、7カ国で追加登録されて、現在16カ国で登録済み、CTX-439の物質特許では、46カ国で追加登録されて、現在50カ国で登録済み、GCN2の物質特許では、43カ国で追加登録されて、現在49カ国で登録済みとなっている。また、rogocekibに関しては、固形がんにおけるバイオマーカー特許(WO2023/190967)が公開されたことに加え、承認されている抗がん剤との併用に関する特許(WO2025/150571)が新たに公開されている。さらに、CTX-177については、1カ国で製法に関する特許が登録された。
2026年8月期通期の業績予想については、事業収益は計上なし、営業損失が20.08億円、経常損失が19.58億円、当期純損失が19.60億円を見込んでいる。
<AK>
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