注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、米利下げ期待が引き続き支援材料
配信日時:2025/10/16 10:03
配信元:FISCO
*10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、米利下げ期待が引き続き支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 142603.66 +0.65%
15日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比920.67ポイント高(+0.65%)の142603.66で引けた。日中の取引レンジは141,153.90-142,905.10となった。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となり、買いは優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株をサポートした。一方、米中関係の悪化懸念がくすぶっていることが指数の上値を抑えた。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 2545.22 +0.15%
15日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.73ポイント高(+0.15%)の2545.22となった。日中の取引レンジは2,521.87-2,564.83となった。
高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。年内の米利下げ期待が好感され、買いは優勢となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、米中関係の悪化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 82605.43 +0.70%
15日のインド株式市場は3日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比575.45ポイント高(+0.70%)の82605.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同178.05ポイント高(+0.71%)の25323.55で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2025年度のインドの成長予想をこれまでの6.4%から6.6%に引き上げた。4-6月期の堅調な経済成長が米国の高関税政策がもたらす悪影響を埋め合わせしてくれると指摘した。また、内外の利下げ期待の高まりも好感された。インフレ率の鈍化を受け、インド準備銀行(中央銀行)が年内25-50bpの利下げに踏み切ると予測されている。
【中国】上海総合指数 3912.21 +1.22%
15日の中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比46.98ポイント高(+1.22%)の3912.21ポイントで引けた。
米中間の貿易・外交摩擦をめぐる慎重ムードが引き続き重荷となったため、寄り付きでは軟調な展開となった。特に輸出関連や景況感敏感セクターには調整圧力が出た。また、外資系の持ち高調整や利益確定売りも観測された。ただ、午後にかけて金融株を中心とする買い戻し圧力が強まり、相場の支えとなった。
<AK>
15日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比920.67ポイント高(+0.65%)の142603.66で引けた。日中の取引レンジは141,153.90-142,905.10となった。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となり、買いは優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株をサポートした。一方、米中関係の悪化懸念がくすぶっていることが指数の上値を抑えた。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 2545.22 +0.15%
15日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.73ポイント高(+0.15%)の2545.22となった。日中の取引レンジは2,521.87-2,564.83となった。
高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。年内の米利下げ期待が好感され、買いは優勢となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、米中関係の悪化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 82605.43 +0.70%
15日のインド株式市場は3日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比575.45ポイント高(+0.70%)の82605.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同178.05ポイント高(+0.71%)の25323.55で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2025年度のインドの成長予想をこれまでの6.4%から6.6%に引き上げた。4-6月期の堅調な経済成長が米国の高関税政策がもたらす悪影響を埋め合わせしてくれると指摘した。また、内外の利下げ期待の高まりも好感された。インフレ率の鈍化を受け、インド準備銀行(中央銀行)が年内25-50bpの利下げに踏み切ると予測されている。
【中国】上海総合指数 3912.21 +1.22%
15日の中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比46.98ポイント高(+1.22%)の3912.21ポイントで引けた。
米中間の貿易・外交摩擦をめぐる慎重ムードが引き続き重荷となったため、寄り付きでは軟調な展開となった。特に輸出関連や景況感敏感セクターには調整圧力が出た。また、外資系の持ち高調整や利益確定売りも観測された。ただ、午後にかけて金融株を中心とする買い戻し圧力が強まり、相場の支えとなった。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況