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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、利益確定売りがやや優勢
配信日時:2025/09/19 10:31
配信元:FISCO
*10:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、利益確定売りがやや優勢
【ブラジル】ボベスパ指数145499.48 -0.07%
18日のブラジル株式市場は4日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比94.14 ポイント安(-0.07%)の145499.48で引けた。日中の取引レンジは144,993.21-145,726.41となった。
横ばいで寄り付いた後は弱含みの展開が続いた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利下げの決定や追加の金融緩和観測が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2793.58 -0.73%
18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.46ポイント安(-0.73%)の2793.58となった。日中の取引レンジは2,776.12-2,816.84となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が圧迫材料。7-9月期の消費者信頼感指数は前月のマイナス8ポイントからマイナス9ポイントにさらに悪化した。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、米利下げの決定が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 83013.96 +0.39%
18日のインド株式市場は3日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比320.25ポイント高(+0.39%)の83013.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.35ポイント高(+0.37%)の25423.60で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。米利下げ決定が素直に好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したほか、追加利下げも示唆した。また、物品・サービス税(GST)税率の引き下げが9月22日から適用されるため、小売関連の一角が物色された。財務省はこのほど、GST税率の引き下げがインド経済に2兆ルピー(約3兆3600億円)以上の経済効果をもたらすと予測した。
【中国】上海総合指数は3831.66 -1.15%
18日の中国本土市場は3日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前日比44.69ポイント安(-1.15%)の3831.66ポイントと3日ぶりに反落した。
上海株式市場はハイテクの上昇で午前の取引で買い優勢に転じたものの、米中首脳の電話協議をあす19日に控えるため、買い持ちが徐々に解消された。ネガティブ材料としては、時価総額の大きい銀行株および不動産株に売り圧力が強まり,全体の重荷となった。特に銀行セクターでは国有銀行中心に利回り・規制の先行き不透明感が意識された。ポジティブ材料としては、ハイテク銘柄の一部に内需関連回復期待や部材価格の安定などが下支え要因となった。
<AK>
18日のブラジル株式市場は4日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比94.14 ポイント安(-0.07%)の145499.48で引けた。日中の取引レンジは144,993.21-145,726.41となった。
横ばいで寄り付いた後は弱含みの展開が続いた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利下げの決定や追加の金融緩和観測が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2793.58 -0.73%
18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.46ポイント安(-0.73%)の2793.58となった。日中の取引レンジは2,776.12-2,816.84となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が圧迫材料。7-9月期の消費者信頼感指数は前月のマイナス8ポイントからマイナス9ポイントにさらに悪化した。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、米利下げの決定が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 83013.96 +0.39%
18日のインド株式市場は3日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比320.25ポイント高(+0.39%)の83013.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.35ポイント高(+0.37%)の25423.60で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。米利下げ決定が素直に好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したほか、追加利下げも示唆した。また、物品・サービス税(GST)税率の引き下げが9月22日から適用されるため、小売関連の一角が物色された。財務省はこのほど、GST税率の引き下げがインド経済に2兆ルピー(約3兆3600億円)以上の経済効果をもたらすと予測した。
【中国】上海総合指数は3831.66 -1.15%
18日の中国本土市場は3日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前日比44.69ポイント安(-1.15%)の3831.66ポイントと3日ぶりに反落した。
上海株式市場はハイテクの上昇で午前の取引で買い優勢に転じたものの、米中首脳の電話協議をあす19日に控えるため、買い持ちが徐々に解消された。ネガティブ材料としては、時価総額の大きい銀行株および不動産株に売り圧力が強まり,全体の重荷となった。特に銀行セクターでは国有銀行中心に利回り・規制の先行き不透明感が意識された。ポジティブ材料としては、ハイテク銘柄の一部に内需関連回復期待や部材価格の安定などが下支え要因となった。
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