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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、原油高や米利下げ期待で
配信日時:2025/09/17 10:51
配信元:FISCO
*10:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、原油高や米利下げ期待で
【ブラジル】ボベスパ指数144061.73 +0.36%
16日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.16ポイント高(+0.36%)の144061.73で引けた。日中の取引レンジは143,546.58-144,584.10となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いは広がった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待から買いも継続した。一方、指数の上値は重い。景気の先行き不安などが指数の上値を抑えた。また、FOMCを見極めたいとのムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 2802.77 -0.25%
16日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.08ポイント安(-0.25%)の2802.77となった。日中の取引レンジは2,778.51-2,831.8となった。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒され、売りは継続した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ観測や中国の景気対策の期待感が引き続き支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 82380.69 +0.73%
16日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比594.95ポイント高(+0.73%)の82380.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.90ポイント高(+0.68%)の25239.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。米利下げが確実視されていることが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)は今週16-17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ再開を決定すると予測されている。また、デフレ懸念がやや後退していることも景気不安をやや緩和させた。8月の卸売物価指数(WPI)は前月のマイナス0.58%からプラス0.52%に回復し、予想のプラス0.30%を上回った。このほか、米印間の通商交渉がきょうから再開される予定となり、交渉の前進期待が高まっていることがサポート材料となった。
【中国】上海総合指数は3861.87 +0.04%
16日の中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数が前日比1.36ポイント高(+0.04%)の3861.87ポイントで引けた。
米国製半導体から中国製への切り替えが進むとの期待が広がり、テクノロジー株が買われ市場を下支えした。半導体関連の強含みが指数をサポート。中国の自主技術開発に関する期待感も投資家心理を下支えした。
一方、米中首脳協議を控えて通商摩擦の行方が不透明ななか、警戒感から指数は一時下落する場面が見られた。投資家の持ち高調整が相場を圧迫し、様子見姿勢も強まった。結局、指数は前日比でわずかに上昇し、下値の堅さを示す展開となった。米中関係の行方を見極めようとする投資家の慎重姿勢と、中国内需や景気対策に対する楽観的な見方が交錯し、全体として方向感に乏しい値動きにとどまった。
<AK>
16日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.16ポイント高(+0.36%)の144061.73で引けた。日中の取引レンジは143,546.58-144,584.10となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いは広がった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待から買いも継続した。一方、指数の上値は重い。景気の先行き不安などが指数の上値を抑えた。また、FOMCを見極めたいとのムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 2802.77 -0.25%
16日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.08ポイント安(-0.25%)の2802.77となった。日中の取引レンジは2,778.51-2,831.8となった。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒され、売りは継続した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ観測や中国の景気対策の期待感が引き続き支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 82380.69 +0.73%
16日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比594.95ポイント高(+0.73%)の82380.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.90ポイント高(+0.68%)の25239.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。米利下げが確実視されていることが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)は今週16-17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ再開を決定すると予測されている。また、デフレ懸念がやや後退していることも景気不安をやや緩和させた。8月の卸売物価指数(WPI)は前月のマイナス0.58%からプラス0.52%に回復し、予想のプラス0.30%を上回った。このほか、米印間の通商交渉がきょうから再開される予定となり、交渉の前進期待が高まっていることがサポート材料となった。
【中国】上海総合指数は3861.87 +0.04%
16日の中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数が前日比1.36ポイント高(+0.04%)の3861.87ポイントで引けた。
米国製半導体から中国製への切り替えが進むとの期待が広がり、テクノロジー株が買われ市場を下支えした。半導体関連の強含みが指数をサポート。中国の自主技術開発に関する期待感も投資家心理を下支えした。
一方、米中首脳協議を控えて通商摩擦の行方が不透明ななか、警戒感から指数は一時下落する場面が見られた。投資家の持ち高調整が相場を圧迫し、様子見姿勢も強まった。結局、指数は前日比でわずかに上昇し、下値の堅さを示す展開となった。米中関係の行方を見極めようとする投資家の慎重姿勢と、中国内需や景気対策に対する楽観的な見方が交錯し、全体として方向感に乏しい値動きにとどまった。
<AK>
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