注目トピックス 経済総合

国内外の注目経済指標:米FOMC会合で0.25ptの利下げ決定へ

配信日時:2025/09/13 14:02 配信元:FISCO
*14:02JST 国内外の注目経済指標:米FOMC会合で0.25ptの利下げ決定へ 9月15日-19日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

■16日(火)午後9時30分発表予定
○(米)8月小売売上高-予想:前月比+0.3%
参考となる7月実績は前月比+0.5%と2カ月連続で増加。関税政策による価格転嫁が本格化する前の前倒し的な購入が続いていたようだ。ただ、8月以降は価格上昇が消費者に転嫁される可能性があるため、売上高の伸びは7月実績を下回る見込み。

■17日(水)日本時間18日午前3時発表予定
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想:0.25ptの利下げ
直近の雇用統計は市場予想を下回る内容だったこと、今年3月までの1年間の国内雇用創出は従来推計を下回っていたことが判明しており、インフレ動向は無視できないものの、雇用情勢の悪化を考慮して0.25ptの利下げが決まる可能性が高い。

■18日(木)午後8時発表予定
○(英)英中央銀行政策金利発表-予想:政策金利の据え置き
英政府はインフレ抑制に注力する方針であること、英中央銀行もインフレ抑制を意識した金融政策を維持するとみられており、政策金利は当面据え置きとなる可能性が高い。

■19日(金)決定会合の終了予定時刻は未定
○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想:政策金利の据え置き
日本銀行は経済・物価情勢について最新シナリオに沿った動きを保っているとの判断を変えていないようだ。年内に利上げ環境が整う可能性は残されているが、米関税政策の影響を慎重に見極める必要があることから、今回の会合でも政策金利の据え置きが決まる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・15日(月):(米)9月NY連銀製造業景気指数
・16日(火):(欧)7月ユーロ圏鉱工業生産、(米)8月鉱工業生産
・17日(水):(日)8月貿易収支、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・18日(木):(NZ)4-6月期国内総生産、(豪)8月失業率、(米)8月景気先行指数
・19日(金):(日)8月全国消費者物価指数


<FA>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ