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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続落、成長鈍化観測やレアル安の進行で
配信日時:2025/09/10 10:22
配信元:FISCO
*10:22JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続落、成長鈍化観測やレアル安の進行で
【ブラジル】ボベスパ指数141618.30 -0.12%
9日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.28ポイント安(-0.12%)の141618.30で引けた。日中の取引レンジは141,605.45-142,285.53となった。
買いが先行した後はしばらくプラス圏で推移したが、終盤はマイナス圏に転落した。成長率の鈍化観測が引き続き嫌気されたほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、7月の小売売上高などが週後半に発表されるため、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 2935.96 +0.49%
9日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.34ポイント高(+0.49%)の2935.96となった。日中の取引レンジは2,919.84-2,939.2となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の不透明感などが引き続き懸念されたほか、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)や政策金利などが週後半からかけて発表されるため、見極めるムードも強まった。
【インド】SENSEX指数 81101.32 +0.39%
9日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比314.02ポイント高(+0.39%)の81101.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.45ポイント高(+0.39%)の24868.60で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、大幅な米利下げ期待も外資の流出懸念を後退させた。国内では、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げ決定を受け、小売関連に買いが継続した。
【中国】上海総合指数は3807.29 -0.51%
9日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前日比19.55ポイント安(-0.51%)の3807.29ポイントで引けた。
中国景気の鈍化懸念が浮上したことが挙げられ、特にここ数日上昇基調が続いていたハイテク株を中心に利益確定の売りが優勢となり、相場の足を引っ張った。また、8月の生産者物価指数(PPI)などがあす10日に発表されるため、見極めるムードも強まった。
一方、財政・金融政策などの支援期待が底支え要因として作用し、一部セクターには戻りを探る動きも見られた。このため、下値も限定的となりつつ、全体としては慎重な動きが続いた。
<AK>
9日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.28ポイント安(-0.12%)の141618.30で引けた。日中の取引レンジは141,605.45-142,285.53となった。
買いが先行した後はしばらくプラス圏で推移したが、終盤はマイナス圏に転落した。成長率の鈍化観測が引き続き嫌気されたほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、7月の小売売上高などが週後半に発表されるため、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 2935.96 +0.49%
9日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.34ポイント高(+0.49%)の2935.96となった。日中の取引レンジは2,919.84-2,939.2となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の不透明感などが引き続き懸念されたほか、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)や政策金利などが週後半からかけて発表されるため、見極めるムードも強まった。
【インド】SENSEX指数 81101.32 +0.39%
9日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比314.02ポイント高(+0.39%)の81101.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.45ポイント高(+0.39%)の24868.60で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、大幅な米利下げ期待も外資の流出懸念を後退させた。国内では、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げ決定を受け、小売関連に買いが継続した。
【中国】上海総合指数は3807.29 -0.51%
9日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前日比19.55ポイント安(-0.51%)の3807.29ポイントで引けた。
中国景気の鈍化懸念が浮上したことが挙げられ、特にここ数日上昇基調が続いていたハイテク株を中心に利益確定の売りが優勢となり、相場の足を引っ張った。また、8月の生産者物価指数(PPI)などがあす10日に発表されるため、見極めるムードも強まった。
一方、財政・金融政策などの支援期待が底支え要因として作用し、一部セクターには戻りを探る動きも見られた。このため、下値も限定的となりつつ、全体としては慎重な動きが続いた。
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