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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、成長予想の下方修正が足かせ
配信日時:2025/09/09 10:32
配信元:FISCO
*10:32JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、成長予想の下方修正が足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数141791.58 -0.59%
週明け8日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比848.56ポイント安(-0.59%)の141791.58で引けた。日中の取引レンジは141,329.17-143,089.43となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長予想の下方修正が圧迫材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象とした調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.19%から2.16%まで引き下げられた。一方、指数の下値は限定的。大幅な米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2921.62 +0.70%
週明け8日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.17ポイント高(+0.70%)の2921.62となった。日中の取引レンジは2,906.62-2,921.62となった。
前半は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は前日の終値近辺まで値を戻した。大幅な米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、ウクライナ情勢の不透明感などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 80787.30 +0.09%
週明け8日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比76.54ポイント高(+0.09%)の80787.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.15ポイント高(+0.13%)の24773.15で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、物品・サービス税(GST)税率の大幅引き下げなどが引き続き支援材料となった。
【中国】上海総合指数は3826.84 +0.38%
週明け8日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.33ポイント高(+0.38%)の3826.84ポイントと続伸した。
朝方は小安く始まったものの、政策期待を受けて白酒やインフラ関連などが買われ、指数を押し上げた。一方で高値警戒感から主力銘柄には利益確定売りも出て上値は重くなった。
午前中に発表された8月の中国貿易統計では、スマートフォンの輸出が減少したとして、加工組立向け受託生産の鈍化懸念が浮上。投資家心理には一定の圧迫要因となり、相場の一部に慎重姿勢が見られた。それでも、相場中盤以降は政策支援期待が相場を支えた。持続的な景気対策への期待が背景となり、指数はプラス圏で推移した。
<AK>
週明け8日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比848.56ポイント安(-0.59%)の141791.58で引けた。日中の取引レンジは141,329.17-143,089.43となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長予想の下方修正が圧迫材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象とした調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.19%から2.16%まで引き下げられた。一方、指数の下値は限定的。大幅な米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2921.62 +0.70%
週明け8日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.17ポイント高(+0.70%)の2921.62となった。日中の取引レンジは2,906.62-2,921.62となった。
前半は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は前日の終値近辺まで値を戻した。大幅な米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、ウクライナ情勢の不透明感などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 80787.30 +0.09%
週明け8日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比76.54ポイント高(+0.09%)の80787.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.15ポイント高(+0.13%)の24773.15で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、物品・サービス税(GST)税率の大幅引き下げなどが引き続き支援材料となった。
【中国】上海総合指数は3826.84 +0.38%
週明け8日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.33ポイント高(+0.38%)の3826.84ポイントと続伸した。
朝方は小安く始まったものの、政策期待を受けて白酒やインフラ関連などが買われ、指数を押し上げた。一方で高値警戒感から主力銘柄には利益確定売りも出て上値は重くなった。
午前中に発表された8月の中国貿易統計では、スマートフォンの輸出が減少したとして、加工組立向け受託生産の鈍化懸念が浮上。投資家心理には一定の圧迫要因となり、相場の一部に慎重姿勢が見られた。それでも、相場中盤以降は政策支援期待が相場を支えた。持続的な景気対策への期待が背景となり、指数はプラス圏で推移した。
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