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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
配信日時:2025/08/28 09:59
配信元:FISCO
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 139205.81 +1.04%
27日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1434.42ポイント高(+1.04%)の139205.81で引けた。日中の取引レンジは137,455.72-139,280.98となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の低下が好感され、買いは広がった。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。ほかに、通貨レアル高の進行や原油価格の上昇がブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2911.48 +0.89%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.61ポイント高(+0.89%)の2911.48となった。日中の取引レンジは2,885.87-2,916.92となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米金利安も外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。ウクライナ問題の不透明感が引き続き懸念されたほか、弱い経済指標も指数の足かせとなった。7月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の1.9%(改定値)と予想の1.5%を下回り、0.7%まで鈍化した。
【インド】SENSEX指数 1672.78 +0.31%
27日のSENSEX指数でホーチミンのVN指数、ハノイのVH指数はいずれもプラスを維持し、続伸で取引を終えた。
ベトナム市場は利益確定売りと押し目買いが交錯し、方向感を欠く展開が続く。引き続き銀行株主導の取引で、値動きは荒い。VN指数は前日の急反発で弾みがつき、序盤は一時1700に接近。ただ、売り圧力も強まり、終盤にかけて上げ幅を縮小した。
【中国】上海総合指数 3800.35 -1.76%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比68.03ポイント安(-1.76%)の3800.35ポイントと続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米関税政策の不透明感が逆風となった。米政府は27日、ロシア制裁の一環として、同国産の原油を輸入しているインドに対し25%の追加関税(最大合計50%)を発動。ロシア産原油は中国も輸入しているため、関税交渉が厳しいものになると不安視されている。また、トランプ米大統領は25日、韓国大統領との会談中に、中国がレアアース(希土類)磁石の米国向け輸出を再び止めれば「200%関税」を課すことになると記者団に述べた。中国経済対策の期待感が根強い中、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、後場に入り下げ幅を徐々に広げている。
<AK>
27日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1434.42ポイント高(+1.04%)の139205.81で引けた。日中の取引レンジは137,455.72-139,280.98となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の低下が好感され、買いは広がった。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。ほかに、通貨レアル高の進行や原油価格の上昇がブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2911.48 +0.89%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.61ポイント高(+0.89%)の2911.48となった。日中の取引レンジは2,885.87-2,916.92となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米金利安も外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。ウクライナ問題の不透明感が引き続き懸念されたほか、弱い経済指標も指数の足かせとなった。7月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の1.9%(改定値)と予想の1.5%を下回り、0.7%まで鈍化した。
【インド】SENSEX指数 1672.78 +0.31%
27日のSENSEX指数でホーチミンのVN指数、ハノイのVH指数はいずれもプラスを維持し、続伸で取引を終えた。
ベトナム市場は利益確定売りと押し目買いが交錯し、方向感を欠く展開が続く。引き続き銀行株主導の取引で、値動きは荒い。VN指数は前日の急反発で弾みがつき、序盤は一時1700に接近。ただ、売り圧力も強まり、終盤にかけて上げ幅を縮小した。
【中国】上海総合指数 3800.35 -1.76%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比68.03ポイント安(-1.76%)の3800.35ポイントと続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米関税政策の不透明感が逆風となった。米政府は27日、ロシア制裁の一環として、同国産の原油を輸入しているインドに対し25%の追加関税(最大合計50%)を発動。ロシア産原油は中国も輸入しているため、関税交渉が厳しいものになると不安視されている。また、トランプ米大統領は25日、韓国大統領との会談中に、中国がレアアース(希土類)磁石の米国向け輸出を再び止めれば「200%関税」を課すことになると記者団に述べた。中国経済対策の期待感が根強い中、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、後場に入り下げ幅を徐々に広げている。
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