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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は大幅反発、米利下げ期待が再び高まる
配信日時:2025/08/25 10:06
配信元:FISCO
*10:06JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は大幅反発、米利下げ期待が再び高まる
【ブラジル】ボベスパ指数 137968.16 +2.57%
22日のブラジル株式市場は大幅反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3457.31ポイント高(+2.57%)の137968.16で引けた。日中の取引レンジは134,511.48-138,071.55となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが好感され、幅広い銘柄に買いは広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、中国当局が景気支援スタンスを強めていることが引き続きサポート材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2896.76 +0.46%
22日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.26ポイント高(+0.46%)の2896.76となった。日中の取引レンジは2876.26-2903.48となった。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが好感され、買いは広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ問題をめぐる米・ウクライナ首脳、プーチン大統領の「3者協議」の調整を控え、見極めるムードが強まった。
【インド】SENSEX指数 81306.85 -0.85%
22日のインド株式市場は7日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比693.86ポイント安(-0.85%)の81306.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同213.65ポイント安(-0.85%)の24870.10で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日まで6日続伸しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、年内の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。このほか、成長鈍化観測が指数の足かせに。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の7.4%から6.7%に鈍化すると予測されている。
【中国】上海総合指数 3825.76 +1.45%
22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比54.66ポイント高(+1.45%)の3825.76ポイントと3日続伸した。約10年ぶりの高値水準を連日で切り上げている。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感や、資金流入期待が相場を押し上げている。米中関係の改善期待も追い風。米ボーイングと中国は近く、最大500機の航空機購入契約を結ぶ見通しなどと外電で報じられた。実現すれば、2017年のトランプ米大統領(第1期)の訪中以来続いていたボーイングの対中販売不振に、ようやく終止符が打たれることとなる。また、外電が21日、消息筋情報として、「米GPU大手のエヌビディアはこのほど、中国市場向けAIチップ「H20」の生産停止を一部サプライヤーに指示したもよう」と伝えたこともプラス。中国政府は半導体の自給率引き上げ方針を示していることもあり、国内産業の躍進が期待された。
<AK>
22日のブラジル株式市場は大幅反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3457.31ポイント高(+2.57%)の137968.16で引けた。日中の取引レンジは134,511.48-138,071.55となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが好感され、幅広い銘柄に買いは広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、中国当局が景気支援スタンスを強めていることが引き続きサポート材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2896.76 +0.46%
22日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.26ポイント高(+0.46%)の2896.76となった。日中の取引レンジは2876.26-2903.48となった。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが好感され、買いは広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ問題をめぐる米・ウクライナ首脳、プーチン大統領の「3者協議」の調整を控え、見極めるムードが強まった。
【インド】SENSEX指数 81306.85 -0.85%
22日のインド株式市場は7日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比693.86ポイント安(-0.85%)の81306.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同213.65ポイント安(-0.85%)の24870.10で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日まで6日続伸しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、年内の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。このほか、成長鈍化観測が指数の足かせに。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の7.4%から6.7%に鈍化すると予測されている。
【中国】上海総合指数 3825.76 +1.45%
22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比54.66ポイント高(+1.45%)の3825.76ポイントと3日続伸した。約10年ぶりの高値水準を連日で切り上げている。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感や、資金流入期待が相場を押し上げている。米中関係の改善期待も追い風。米ボーイングと中国は近く、最大500機の航空機購入契約を結ぶ見通しなどと外電で報じられた。実現すれば、2017年のトランプ米大統領(第1期)の訪中以来続いていたボーイングの対中販売不振に、ようやく終止符が打たれることとなる。また、外電が21日、消息筋情報として、「米GPU大手のエヌビディアはこのほど、中国市場向けAIチップ「H20」の生産停止を一部サプライヤーに指示したもよう」と伝えたこともプラス。中国政府は半導体の自給率引き上げ方針を示していることもあり、国内産業の躍進が期待された。
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